JP2007505509A - 石英ガラス面の仕上げ方法及びその方法により製造された部品 - Google Patents

石英ガラス面の仕上げ方法及びその方法により製造された部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2007505509A
JP2007505509A JP2006533478A JP2006533478A JP2007505509A JP 2007505509 A JP2007505509 A JP 2007505509A JP 2006533478 A JP2006533478 A JP 2006533478A JP 2006533478 A JP2006533478 A JP 2006533478A JP 2007505509 A JP2007505509 A JP 2007505509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quartz glass
plasma
glass surface
component
microinches
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006533478A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4709158B2 (ja
Inventor
マーク, ダブリュー. キエールバウチ,
ジョン, イー. ダフェティー,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lam Research Corp
Original Assignee
Lam Research Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lam Research Corp filed Critical Lam Research Corp
Publication of JP2007505509A publication Critical patent/JP2007505509A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4709158B2 publication Critical patent/JP4709158B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C23/00Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
    • C03C23/0075Cleaning of glass
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C15/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by etching
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C19/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by mechanical means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C23/00Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C2204/00Glasses, glazes or enamels with special properties
    • C03C2204/08Glass having a rough surface
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S438/00Semiconductor device manufacturing: process
    • Y10S438/905Cleaning of reaction chamber
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S438/00Semiconductor device manufacturing: process
    • Y10S438/906Cleaning of wafer as interim step

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)

Abstract

プラズマ処理装置に有用な部品を表面仕上げする方法が提供される。本部品は、少なくとも1つのプラズマに曝される石英ガラス面を含む。本方法は、所望の表面形態を実現するために、前記プラズマに曝される面を機械研磨すること、化学エッチングすること及び洗浄することを含む。それらの方法により、前記部品の石英ガラス密封面も仕上げることができる。同一の部品のプラズマに曝される面及び密封面は、互いに異なる表面形態に仕上げられうる。

Description

背景
プラズマ処理装置は、半導体材料、誘電体材料及び金属材料から製造された基板のプラズマエッチング、物理気相成長、化学気相成長(CVD)、イオン注入及びレジスト剥離を含むプロセスを実行するために使用される。
プラズマ処理装置は、プラズマ環境に曝される部品を含む。歩留まりを向上させたいという要求に鑑みて、そのようなプラズマ環境におけるパーティクル汚染が低減されたプラズマに曝される部品が必要とされる。
概要
石英ガラス面を仕上げる方法が提供される。本方法は、プラズマ処理装置で使用されるときに石英パーティクル及び金属パーティクルの発生、並びに分子金属汚染を減少させる石英ガラス面仕上げを形成することができる。そのようにして仕上げられた石英ガラス面を有する部品も提供される。
少なくとも1つの石英ガラス面を含む部品を表面仕上げする方法の好ましい一実施形態は、前記部品の少なくとも1つの石英ガラス面を機械研磨することと、前記機械研磨された石英ガラス面を化学エッチングすることと、前記エッチングされた石英ガラス面から金属汚染物質を除去するために前記石英ガラス面を洗浄することとを含む。
本方法の好ましい実施形態により仕上げられた部品は、少なくとも1つのプラズマに曝される石英ガラス面を含む。前記部品は、真空密封面などの少なくとも1つのプラズマに曝されない石英ガラス面を含むことも可能である。前記部品のプラズマに曝される面は、プラズマに曝されない面とは異なる表面形態に仕上げられうる。基板の汚染を減少させるために、前記仕上げられた部品はプラズマ処理装置内で使用されうる。
部品を表面仕上げする方法は、石英ガラス面上の金属汚染物質を低レベルにすることが好ましい。前記部品は、プラズマ処理装置内で使用されたときに、基板の金属パーティクル及び分子金属汚染を減少させることができることが好ましい。
本方法の好ましい実施形態は、前記プラズマ処理装置内で以前にプラズマに曝された部品又はプラズマに曝されていない部品を仕上げるために使用されうる。
上述したように仕上げられた1つ以上の部品を含んだ、プラズマ処理装置のプラズマチャンバ内で半導体基板をエッチングする方法の好ましい実施形態も提供される。
詳細な説明
プラズマ処理装置内で半導体材料、誘電体材料及び金属などの様々な材料を処理する上で、パーティクル性能は重要である。プラズマ反応器で処理される基板に付着するパーティクル汚染物質は、製品歩留まりを低下させるおそれがある。プラズマ反応器内のパーティクル汚染源の1つは、部品のプラズマに曝される面である。
プラズマに曝される面を含む部品は、部品の1つ以上の面を焼結すること及び/又は機械加工することを含む処理により製造されうる。これらの工程は、結果として、表面に損傷を与え、表面に破損及び断絶部分を残す。これらの破損は、プラズマ処理中にパーティクル発生源となる可能性がある。スラリー研磨により、パーティクルのサイズを低減することができるが、パーティクルは除去されない。図1は、スラリー研磨後の石英ガラス誘電体窓の表面の走査電子顕微鏡(SEM)写真である。他の技術により加工された石英ガラス面も、図1に示される損傷と同様の損傷を有する。
また、半導体基板の石英に伴うパーティクル汚染の発生を減少させるために、石英ガラスから製造された部品をプラズマ反応器内に導入し、プラズマ反応器内の半導体基板に対する製造条件が得られる前に調整することができることも明らかとなった。調整中には、プラズマ反応器内に調整用ウェハを導入してもよい。プラズマは、エッチングによって、部品のプラズマに曝される面から材料を除去する。プラズマに曝される面は、石英パーティクル及び金属パーティクルを減少させる形態を有することが好ましい。最終的には、調整処理により、許容できる表面石英パーティクルレベルを達成するのに十分な石英材料が除去される。図2は、スラリー研磨された後、プラズマ反応器内でプラズマに曝すこと(50時間)により調整された石英ガラス誘電体窓の表面のSEM顕微鏡写真である。
しかしながら、調整処理は多くの製造時間を必要とし、部品のプラズマに曝される面上に、プラズマ処理への使用に適した表面を形成するためには、10日以上もの時間が必要になる場合もある。従って、部品により適切なパーティクル性能を達成するためには、そのような調整処理は、著しく長い動作停止時間を必要とする。更に、調整処理は、調整用ウェハ、オペレータの監視及び介入のコストを含めた関連経費を必要とする。
さらに、プラズマ処理チャンバ内で外気流路が形成されることを防止するために、プラズマ反応器内に真空シールを設ける必要がある石英ガラス部品の面、すなわち、密封面(例えば、Oリング密封面)は、適切な真空密封性能を与える仕上げがなされている必要がある。そのような密封面は、プラズマに曝される面ではない。しかしながら、望ましい真空シール面仕上げは、望ましいプラズマに曝される面とは著しく異なる場合がある。プラズマに曝される面と真空シール面の両方を有する部品は、同一の部品の異なる場所で、著しく異なる表面仕上げを有することが好ましいことが明らかとなった。
図3は、石英ガラスを表面仕上げする方法の第1の好ましい実施形態のフローチャートを示す。本方法は、プラズマ処理装置に有用な部品の1つ以上の石英ガラス面を仕上げるために実施されうる。仕上げ後の1つ以上の面は、部品がプラズマ反応器内に導入されたときにプラズマに曝される少なくとも1つの面を含むことが好ましい。部品としては、プラズマ反応器のためのガス噴射器、誘電体窓、電極、覗き窓、エッジリング、フォーカスリング、封じ込めリングなどが挙げられる。
石英ガラスを仕上げる方法の好ましい実施形態は、石英ガラスから製造された部品の石英ガラス面、並びに石英ガラス以外の材料を含む部品の石英ガラス面(例えば、被覆膜)を仕上げるために使用することができる。
本方法は、部品に所望の表面仕上げを形成するために、機械研磨工程、化学エッチング工程及び洗浄工程を含むことが好ましい。この方法により処理することができる部品は、平板状、円板状、リング状(例えば、誘電体窓、覗き窓、エッジリングなど)、及び円筒形などの様々な形状、並びに異なる形状の組み合わせを有する表面を含むことができる。部品のサイズは、異なっていてもよい。
石英ガラス部品は、炎融天然石英(flame-fusednatural quartz)から製造されることが好ましい。炎融天然石英は、通常、所望の形状及びサイズに処理されうるブール(boule)の形態で利用可能である。あるいは、石英ガラスは、例えば、アーク溶融天然石英又は合成石英であってもよい。
仕上げ処理を実行する前には、石英ガラス材料は、いずれかの金属を約10ppm未満のバルク純度レベルで含むことが好ましい。石英ガラスにおけるこの金属純度レベルによって、表面金属レベルよりも遥かに低いバルクからの金属レベルを提供することができる。石英ガラス材料中の金属の不純物レベルを減少させることにより、金属に関連するパーティクルの発生及び/又は基板上欠陥の発生が減少される。
本方法の好ましい実施形態により仕上げ可能である石英ガラス部品は、機械加工後及び/又は焼結後の状態にありうる。例えば、ブールから、平板状の石英ガラス部品を切り出し、所望の形状に機械加工することができる。機械加工後及び/又は焼結後の部品は、ダイヤモンド研削などの任意の適切な処理を使用して、所望の形状及び表面状態に加工されうる。
石英ガラス部品は、所望の表面仕上げまで機械研磨されることが好ましい。機械研磨は、部品の1つ以上の面を所望の表面仕上げまでスラリー研磨することを含むことが好ましい。スラリーは、例えば、酸化アルミニウム、炭化ケイ素、ダイヤモンド、酸化セリウム、酸化ジルコニウムなどを含む適切な研磨材料を含むことができる。研磨材料は、部品のスラリー研磨面において所望の表面仕上げレベルを生させる粒径を有することが好ましい。
石英ガラス部品の機械研磨は、部品表面の異なる場所で、同一の表面仕上げを実現することができることが好ましいが、異なる表面仕上げを実現してもよい。例えば、部品の1つ以上のプラズマに曝される面は、1つ以上のプラズマに曝されない面(例えば、密封面)とは異なる表面仕上げまで機械研磨されうる。
化学エッチングによりプラズマに曝される面と同様の表面形態が実現されるように、機械研磨は、化学エッチングの前に所望の石英ガラス表面形態を実現することが好ましい。例えば、エッチング後の表面は、同一の有効表面積を有し、損傷や破損が本質的にはないことが好ましい。例えば、算術平均粗度Rにより、機械研磨後の表面形態を定量化することができる。好ましい一実施形態においては、機械研磨面のRは、約5〜30マイクロインチ(約0.125〜0.75μm)であることが好ましく、約12〜20マイクロインチ(約0.3〜0.5μm)であるのが更に好ましい。所定の1つの部品に関して、異なる面を異なる仕上げまで機械研磨することができる。例えば、プラズマに曝される面を、プラズマ処理中のパーティクル除去があまり問題とならないプラズマに曝されない面よりも低いR値(すなわち、より平坦な仕上げ)に機械研磨することができる。
機械加工工程及び機械研磨工程の結果、表面に破損が生じることがあり、そのような破損は、部品の機械加工及び/又は機械研磨後の面上に、石英ガラス及び/又は金属のパーティクルを発生源となる。付着したパーティクルは、基板のプラズマ処理中のパーティクル汚染源になることがある。従って、プラズマ反応器内に存在する部品によって基板を処理する前に、付着パーティクルの数を適切な低い値まで減少させることが望ましい。上述したように、プラズマ調整技術により、付着パーティクルをプラズマ反応器部品から除去することができる。しかしながら、これらの技術は、十分なものとはいえない。
従って、エッチング工程により、付着した石英ガラスパーティクル及び金属汚染物質パーティクルを処理された部品表面から除去することが好ましく、プラズマに曝される面の表面形態と同様の表面形態が実現されることが好ましい。エッチング工程は、石英ガラスをエッチングするのに有効なフッ素を含有するエッチング液を使用することが好ましい。例えば、フッ素を含有するエッチング液は、フッ化水素酸(HF)、フッ化アンモニウム(NHHF)、重フッ化アンモニウム(NHFHF)又はそれらの混合物を含むエッチング溶液であってもよい。また、エッチング液は、硝酸(HNO)又は他の酸などの添加物を含有してもよい。エッチング液の濃度、温度及びpH、エッチング時間、並びにエッチング液及びエッチング処理の他のパラメータは、部品からの表面材料の除去の所望の速度及び深さを達成するように選択することができる。
エッチング後の表面の表面形態は、例えば、表面のR値により特徴付けることができる。エッチング工程は、部品の1つ以上の選択された面において、約1〜100マイクロインチ(約0.025〜2.5μm)のR値を実現することが好ましい。後述するように、所定の部品表面に対して望まれるR値は、部品の種類、並びに仕上げられる表面の種類(例えば、プラズマに曝されない面に対するプラズマに曝される面)によって異なる。
エッチングによって部品の表面形態を変化させることにより、部品の実際の表面積が変化する。部品の標準表面積は、部品の物理的寸法により決定される。部品の実際の表面積は、表面の粗度を更に考慮に入れる。表面の粗度が増すことにより、部品の実際の表面積は増加する。化学エッチング工程は、プラズマに曝される(又はプラズマ調整される)部品が有することができる実際表面積/標準表面積比に近似する部品の実際表面積/標準表面積比を達成することが好ましい。化学エッチング工程は、約1.1〜4の部品の実際表面積/標準表面積比を達成することが好ましく、約1.2〜1.5の実際表面積/標準表面積比を達成することが更に好ましい。
エッチング工程の結果得られる部品の表面形態は、表面形態の形状長さによっても特徴付けられることが可能である。形状長さは、表面粗度の空間周波数を表す尺度である。部品のエッチング後の表面の形状長さ(feature length)は、約1〜50μmであることが好ましい。所定の表面に対する所望の形状長さ値は、仕上げられる部品の種類、並びに表面の種類(例えば、プラズマに曝されない面に対するプラズマに曝される面)によって異なる。
洗浄工程は、エッチング後の石英ガラス部品の表面から金属汚染物質を除去する。洗浄工程は、洗浄により部品から除去されることが好ましい金属が存在する場合には、その金属に対する適切な高い溶解度を有する液体に石英ガラス部品を接触させることを含む。そのような金属は、Al、B、Ca、Cr、Cu、Fe、Li、Mg、Ni、K、Na、Ti及び/又はZnを含むが、それらに限定されない。それらの金属を除去するために、石英ガラスの洗浄に使用することができる適切な溶剤は、硝酸(HNO)、フッ化水素酸(HF)、リン酸(HPO)、シュウ酸(COOH)、蟻酸(HCOOH)、過酸化水素(H)、塩酸(HCl)、酢酸(CHCOOH)、クエン酸(C)及びそれらの混合物を含むが、それらに限定されない。
更に、石英ガラス部品の所望の清浄度レベルを達成するために、慎重な部品の取り扱い、超高純度の溶剤(例えば、約10ppb未満の金属不純物を含有する溶剤)の使用、並びに乾燥及びパッケージングにクラス100のクリーンルームを使用するなどの環境制御が好ましい。
洗浄工程は、Al、B、Ca、Cr、Cu、Fe、Li、Mg、Ni、K、Na、Ti及びZnのうちの1つ以上に対する石英ガラス部品の表面金属汚染レベルを、望ましい低いレベルまで減少させる。このレベルは、約1,000×1010原子/cm未満であることが好ましく、約100×1010原子/cm未満であることが更に好ましく、約10×1010原子/cm未満であることが最も好ましい。
図4は、好ましい一実施形態に係る機械研磨工程、エッチング工程及び洗浄工程により処理された石英ガラス誘電体窓の表面のSEM顕微鏡写真である。
図5は、好ましい一実施形態に従って処理された石英ガラス窓のパーティクル汚染のレベル(プラズマエッチング処理中に、シリコンウェハに付着した0.16μmより大きなパーティクルの数)(「□」)を、スラリー研磨された石英ガラス窓のパーティクル汚染のレベル(「◆」)との比較により実証した試験結果を示す。曲線において、RF時間が0のときは、プラズマ反応器に窓を導入するときに対応する。曲線は、試験期間全体にわたり、好ましい実施形態により仕上げられた石英ガラス窓により付着したパーティクルの数が、スラリー研磨された石英ガラス窓により付着したパーティクルの数よりはるかに少なかったことを示す。最初の約2RF時間の間では、スラリー研磨された石英ガラス窓により付着したパーティクルの大部分は、石英パーティクルであった。スラリー研磨された石英ガラス窓により付着したパーティクルの数は、プラズマに曝すことにより減少したが、それらのパーティクルの数は、試験期間中に、好ましい実施形態により仕上げられた石英ガラス窓により付着したより少ないパーティクル数には届かなかった。
従って、図5に示される試験結果は、スラリー研磨された石英ガラス窓と比較して、プラズマ環境で使用されるときに付着するパーティクルの数がはるかに少ないことを特徴とする仕上げ面を有するプラズマ処理装置用の部品を仕上げ処理により製造することができることを示している。更に、試験結果は、本方法の好ましい実施形態に従って処理された部品の場合、定常状態パーティクルレベル(例えば、0.16μmより大きいパーティクルが約10個付着する)を達成するために、ごく短いRF時間の処理(例えば、約1/2時間)が望ましいことを示す。従って、本方法の好ましい実施形態により仕上げられた部品を使用することにより、プラズマ調整と関連する装置の運転停止時間及び費用を著しく減少することができる。
図6は、プラズマに曝されることなくスラリー研磨された石英ガラス部品(「A」)、プラズマに曝されてスラリー研磨された石英ガラス部品(「B」)、及び好ましい実施形態に従って処理された石英ガラス部品(「C」)の上に存在するAl、B、Ca、Cr、Cu、Fe、Li、Mg、Ni、K、Na、Ti及びZnの原子/cm単位の数に関する試験結果をそれぞれ示す。スラリー研磨された石英ガラス部品及びプラズマに曝されてスラリー研磨された石英ガラス部品と比較すると、好ましい実施形態に係る仕上げ処理は、各金属の表面金属汚染レベルを著しく減少させた。金属汚染が望ましくないのは、ウェハ表面に堆積するパーティクル、又はウェハの内部に拡散して不純物添加プロファイル並びにウェハ特性に悪影響を及ぼす望ましくない不純物を導入する分子汚染として、汚染された石英ガラスを含むプラズマ反応器チャンバ内で処理される集積回路に欠陥を生じさせる可能性があるからである。結果的に、石英ガラスを処理する方法の好ましい実施形態によれば、この問題を抑えることができる。
好ましい一実施形態によれば、新たな部品、すなわち、仕上げ処理により処理されたが、プラズマ処理中にプラズマ反応器チャンバ内で使用されていない部品に対して、仕上げ処理により達成可能なレベルにと同等の表面金属レベルを実現するために、以前にプラズマ反応器チャンバ内でプラズマに曝された部品(すなわち、「使用済み部品」)を再調整するように、仕上げ処理を実行することができる。そのような実施形態においては、部品は、洗浄工程のみを受けることが好ましい。
図7は、石英ガラスを表面仕上げする方法の第2の好ましい実施形態の工程を示す。この方法は、プラズマ反応器用の石英ガラス部品の1つ以上のプラズマに曝される石英ガラス面及び1つ以上の石英ガラス真空密封面を仕上げるために使用されうる。プラズマに曝される面及び真空密封面を有しうる部品は、例えば、プラズマ反応器のガス噴射器、覗き窓及び誘電体窓を含む。
図7に示されるように、第2の好ましい実施形態は、上述した第1の好ましい実施形態の場合と同様に、石英ガラス部品の1つ以上の面を機械研磨することを含む。
第2の実施形態においては、1つ以上の石英ガラス密封面は、所望の仕上げまで仕上げられる。図8は、機械研磨(例えば、スラリー研磨)により石英ガラス部品上に形成することができる表面の仕上げの一例を示す。機械研磨工程は、複数の溝から成る同心円パターンを有する密封面を形成する。同心の溝は、密封面において所望の真空保全を維持するために、外気の流れを減少し、好ましくは阻止する。
第2の好ましい実施形態によれば、エッチング工程中に、機械研磨された石英ガラス部品の1つ以上の密封面もエッチングされることを防止するために、密封面がエッチング工程の前にマスクされる。従って、エッチング工程は、密封面以外の部品の面をエッチングするために実行される。石英ガラス部品の密封面は、汚染物質のないテープ及び/又はワックスなどの適切なマスキング材料を使用してマスクされうる。
第2の好ましい実施形態においては、エッチング工程の後、密封面からマスクが除去され、第1の好ましい実施形態において上述したように、部品が洗浄される。洗浄工程は、密封面及び非密封面(すなわち、プラズマに曝される面)を含めて、エッチングされた石英ガラス部品の面から金属汚染物質を除去する。
図9及び図10は、平行な平面22、側面24及び貫通路26を含む誘電体窓20の一例を示す。図10は、通路26の拡大図であり、真空密封面28及びプラズマに曝される平面22を示す。真空密封面28は、例えば、Oリング密封面であってもよい。誘電体窓20は、2つ以上の密封面を有してもよい。誘電体窓20などの石英ガラスから製造された誘電体窓は、以下に示す好ましい手順により仕上げられうる。
誘電体窓20の平坦なプラズマに曝される平面(例えば、平面22)は、機械加工され、機械研磨される。機械研磨されたプラズマに曝される面は、約5〜20マイクロインチ(0.125〜0.5μm)のR値を有することが好ましく、約12〜20マイクロインチ(0.3〜0.5μm)のR値を有することが更に好ましい。密封面28は、マスクされる。
所望の表面形態を実現するために、プラズマに曝される面は、フッ素を含有するエッチング液を使用して、ウェットエッチングされる。例えば、プラズマに曝される面に対して、約20〜100マイクロインチ(約0.5〜2.5μm)、更に好ましくは30〜50マイクロインチ(約0.75〜1.25μm)のR値を実現するために、HFエッチング溶液を使用することができる。エッチング後のプラズマに曝される面は、約1.1〜4の実際表面積/標準表面積比を有することが好ましく、約1.2〜1.5の表面積比を有することが更に好ましい。プラズマに曝される面の表面形態の特徴形状長さは、約2〜30μmであるのが好ましく、約5〜20μmであるのが更に好ましい。例えば、プラズマに曝される面の平均形状長さは、約10μmであってもよい。
エッチングされない密封面28は、約10〜20マイクロインチ(0.25〜0.5μm)の好ましいR値に研磨される。密封面の表面の領域は、プラズマに曝される面ではないので考慮していない。密封面の特徴形状長さは、約5〜25μmであることが好ましい。
密封面28からマスクが除去され、プラズマに曝される面及び他の面から金属汚染物質を除去するために、誘電体窓20が洗浄される。洗浄工程は、Al、B、Ca、Cr、Cu、Fe、Li、Mg、Ni、K、Na、Ti及びZnのうちの1つ以上に関して、誘電体窓の洗浄面の金属レベルを、好ましくは約1,000×1010原子/cm未満まで、更に好ましくは約100×1010原子/cm未満まで、最も好ましくは約10×1010原子/cm未満まで減少させる。
別の例として、図11は、真空密封面42、44と、プラズマに曝される面46とを含むガス噴射器40を示す。ガス噴射器40は、内側孔(不図示)などの内側のプラズマに曝される面を更に含む。真空密封面42、44は、例えば、Oリング密封面であってもよい。ガス噴射器は、別の密封面(不図示)を含んでもよい。ガス噴射器40のように、石英ガラスから製造されたガス噴射器は、以下に示す好ましい手順により仕上げることができる。
プラズマに曝される面46は、機械加工され、約7〜20マイクロインチ(0.025〜0.5μm)のR値、更に好ましくは約7〜12マイクロインチ(0.075〜0.3μm)のR値を実現するように、機械研磨される。ガス噴射器40のプラズマに曝される面46は、プラズマの化学作用にあまり影響を及ぼさない程度に十分に小さい。従って、エッチング工程において、低いHF濃度及び短いエッチング時間という望ましい条件の下で、損傷した表面材料を除去することができるように、機械加工後にプラズマに曝される面46は、できる限り滑らかであることが好ましい。
所望の表面仕上げを実現するために、HFエッチング溶液などのフッ素を含有するエッチング液を使用して、プラズマに曝される面46をエッチングすることができる。例えば、プラズマに曝される面は、約1〜100マイクロインチ(約0.025〜2.5μm)、更に好ましくは40〜60マイクロインチ(約1〜1.5μm)のR値を有してもよい。ガス噴射器の外面は、エッチング後に可能な限り滑らかである。プラズマに曝される面の所望の滑らかさを実現するために、HFの濃度及びエッチング時間を変更することができる。
密封面42、44は、約12〜20マイクロインチ(0.3〜0.5μm)のR値まで研磨されることが好ましい。密封面42、44の特徴形状長さは、約5〜25μmであることが好ましい。
密封面42、44からマスクが除去され、外面から金属汚染物質を除去するために、ガス噴射器40が洗浄される。洗浄工程は、Al、B、Ca、Cr、Cu、Fe、Li、Mg、Ni、K、Na、Ti及びZnのうちの1つ以上に関して、ガス噴射器40の表面金属汚染レベルを好ましくは約1,000×1010原子/cm未満、更に好ましくは約100×1010原子/cm未満、最も好ましくは約10×1010原子/cm未満まで減少させる。
従って、石英ガラスを仕上げる方法の好ましい実施形態は、様々なサイズ及び形状を有するプラズマ処理装置用部品を仕上げるため、及び部品の異なる面において異なる表面仕上げを実現するために使用することができる。本方法の好ましい実施形態は、プラズマ反応器に対して改善されたパーティクル性能を有するプラズマに曝される面、並びに高い真空保全を有する密封面を同一の部品において提供することができる。
本発明の特定の実施形態を参照して、本発明を詳細に説明したが、添付の特許請求の範囲の目的から逸脱することなく、様々な変更及び修正を実施することができること、並びに均等物を採用することができることは、当業者には明らかであろう。
図1は、スラリー研磨された石英ガラス面のSEM顕微鏡写真(1,000倍)である。 図2は、スラリー研磨されてプラズマ調整された石英ガラス面のSEM顕微鏡写真(1,000倍)である。 図3は、石英ガラス仕上げ処理の第1の好ましい実施形態を示すフローチャートである。 図4は、石英ガラス仕上げ処理の好ましい一実施形態に従って処理された石英ガラス面のSEM顕微鏡写真(1,000倍)である。 図5は、好ましい一実施形態に従って処理された石英ガラス窓(「□」)に対してプラズマエッチング処理中にシリコンウェハに付着したパーティクルの数と、スラリー研磨された石英ガラス窓(「◆」)に対してプラズマエッチング処理中にシリコンウェハに付着したパーティクルの数との関係を示す特性図である。 図6は、プラズマに曝されることなくスラリー研磨された石英ガラス部品(「A」)、プラズマに曝されてスラリー研磨された石英ガラス部品(「B」)及び好ましい一実施形態に従って処理された石英ガラス部品(「C」)の上における異なる金属の数(原子/cm単位)を示す特性図である。 図7は、石英ガラス仕上げ処理の第2の好ましい実施形態を示すフローチャートである。 図8は、石英ガラス部品のスラリー研削された密封面を示す図である。 図9は、石英ガラス仕上げ方法により処理可能なプラズマに曝される面及び密封面を含む誘電体窓を示す図である。 図10は、図9に示される誘電体窓の拡大部分図である。 図11は、石英ガラス仕上げ方法により処理可能なプラズマに曝される面及び密封面を含むガス噴射器を示す図である。

Claims (28)

  1. プラズマ処理装置用の部品を表面仕上げする方法であって、
    プラズマ処理装置用の部品の少なくとも1つの石英ガラス面を機械研磨する工程と、
    前記機械研磨された石英ガラス面をフッ素を含有するエッチング液によって化学エッチングする工程と、
    前記エッチングされた石英ガラス面から金属汚染物質を除去するために、前記石英ガラス面を洗浄液によって洗浄する工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記石英ガラス面は、炎融天然石英、アーク溶融天然石英及び合成石英より成る群から選択された材料で作られることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記石英ガラス面は、機械加工された面及び焼結された面の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記石英ガラス面は、プラズマに曝される面であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記機械研磨する工程の前に、前記石英ガラス面は、約10ppm未満の金属不純物レベルを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記機械研磨された石英ガラス面は、約5〜30マイクロインチ、又は約12〜20マイクロインチの算術平均粗度Rを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記エッチング液は、フッ化水素酸、フッ化アンモニウム、重フッ化アンモニウム及びそれらの混合物より成る群から選択された少なくとも1つのフッ素含有溶液を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記エッチングされた石英ガラス面は、約1〜100マイクロインチの算術平均粗度R、及び約1.1〜4、又は約1.2〜1.5の実際表面積/標準表面積比を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記洗浄液は、(i)硝酸、フッ化水素酸、リン酸、シュウ酸、蟻酸、塩酸、酢酸、クエン酸及びそれらの混合物より成る群から選択された少なくとも1つの酸と、(ii)過酸化水素との少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記金属汚染物質は、Al、B、Ca、Cr、Cu、Fe、Li、Mg、Ni、K、Na、Ti及びZnより成る群から選択され、前記洗浄された石英ガラス面は、約1,000×1010原子/cm未満の金属汚染物質、又は約100×1010原子/cm未満の金属汚染物質、又は約10×1010原子/cm未満の金属汚染物質のうちの少なくとも1つのレベルを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記機械研磨する工程は、(i)少なくとも1つのプラズマに曝される石英ガラス面を第1の表面形態に機械研磨する工程と、(ii)前記部品の少なくとも1つの真空密封石英ガラス面を前記第1の表面形態とは異なる第2の表面形態に機械研磨する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記真空密封石英ガラス面は、前記機械研磨する工程の後に、複数の溝から成る同心円パターンを有することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記化学エッチングする工程の前に、前記真空密封石英ガラス面をマスクする工程と、
    前記エッチングする工程の後に、前記真空密封石英ガラス面から前記マスクを除去する工程と、
    前記真空密封石英ガラス面を前記洗浄液によって洗浄する工程と、
    を更に含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記部品は、誘電体窓であり、
    前記プラズマに曝される石英ガラス面は、(i)約5〜20マイクロインチ、又は約12〜20マイクロインチの算術平均粗度R、(ii)約1.1〜4、又は約1.2〜1.5の実際表面積/標準表面積比、及び(iii)約2〜30μm、又は約5〜20μmの特徴形状長さのうちの少なくとも1つを生成するように化学エッチングされ、
    前記真空密封石英ガラス面は、化学エッチングされずに、機械研磨する工程の後に、(i)約10〜20マイクロインチの算術平均粗度R及び(ii)約5〜25μmの特徴形状長さのうちの少なくとも1つを有することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 前記部品は、ガス噴射器であり、
    前記プラズマに曝される石英ガラス面は、約1〜100マイクロインチ、又は約40〜60マイクロインチの算術平均粗度Rを生成するように化学エッチングされ、
    前記真空密封石英ガラス面は、化学エッチングされずに、前記機械研磨する工程の後に、約12〜20マイクロインチの算術平均粗度Rを有することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. プラズマ処理装置内で半導体基板をエッチングする方法であって、
    請求項1に記載の方法により表面仕上げされた少なくとも1つの部品をプラズマ処理装置のプラズマチャンバ内に導入する工程と、
    前記プラズマチャンバ内で、少なくとも1つの半導体基板をプラズマエッチングする工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  17. 前記半導体基板をプラズマエッチングする工程の前に、約30分未満の時間の間、前記部品をプラズマ調整する工程を更に含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. プラズマ処理装置用の部品を表面仕上げする方法であって、
    プラズマ処理装置用の部品の少なくとも1つのプラズマに曝される石英ガラス面を機械研磨する工程と、
    前記部品の少なくとも1つの真空密封石英ガラス面を機械研磨する工程と、
    前記真空密封石英ガラス面をマスクする工程と、
    前記機械研磨されたプラズマに曝される石英ガラス面をフッ素を含有するエッチング液によって化学エッチングする工程と、
    前記エッチングされたプラズマに曝される石英ガラス面及び前記真空密封石英ガラス面から金属汚染物質を除去するために、前記プラズマに曝される石英ガラス面及び前記真空密封石英ガラス面を洗浄液によって洗浄する工程と、
    を含み、
    前記洗浄する工程の後に、前記プラズマに曝される石英ガラス面は、前記真空密封石英ガラス面の表面形態とは異なる表面形態を有することを特徴とする方法。
  19. プラズマ処理装置内で半導体基板をエッチングする方法であって、
    請求項18に記載の方法により表面仕上げされた少なくとも1つの部品をプラズマ処理装置のプラズマチャンバ内に導入する工程と、
    前記プラズマチャンバ内で、少なくとも1つの半導体基板をプラズマエッチングする工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  20. 前記半導体基板をプラズマエッチングする工程の前に、約30分未満の時間の間、前記部品をプラズマ調整する工程を更に含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. プラズマ処理装置用の部品であって、
    第1の算術表面粗度Rを有する少なくとも1つのプラズマに曝される石英ガラス面と、
    前記第1の算術表面粗度Rとは異なる第2の算術表面粗度Rを有する少なくとも1つの真空密封石英ガラス面と、
    を備えることを特徴とする部品。
  22. 前記プラズマに曝される石英ガラス面及び前記真空密封石英ガラス面は、炎融天然石英、アーク溶融天然石英及び合成石英より成る群から選択された材料で作られることを特徴とする請求項21に記載の部品。
  23. 前記プラズマに曝される石英ガラス面は、(i)約1〜100マイクロインチの算術平均粗度R及び(ii)約1.1〜4、又は約1.2〜1.5の実際表面積/標準表面積比を有することを特徴とする請求項21に記載の部品。
  24. 前記プラズマに曝される石英ガラス面は、Al、B、Ca、Cr、Cu、Fe、Li、Mg、Ni、K、Na、Ti及びZnより成る群から選択された少なくとも1つの金属の、約1,000×1010原子/cm未満、約100×1010原子/cm未満、又は約10×1010原子/cm未満のレベルを有することを特徴とする請求項21に記載の部品。
  25. 前記部品は、誘電体窓であり、
    前記プラズマに曝される石英ガラス面は、(i)約5〜20マイクロインチ、又は約12〜20マイクロインチの算術平均粗度R、(ii)約1.1〜4、又は約1.2〜1.5の実際表面積/標準表面積比、及び(iii)約2〜30μm、又は約5〜20μmの特徴形状長さのうちの少なくとも1つを有し、
    前記真空密封石英ガラス面は、(i)約10〜20マイクロインチの算術平均粗度R及び(ii)約5〜25μmの特徴形状長さのうちの少なくとも一方を有することを特徴とする請求項21に記載の部品。
  26. 前記部品は、ガス噴射器であり、
    前記プラズマに曝される石英ガラス面は、約1〜100マイクロインチ、又は約40〜60マイクロインチの算術平均粗度Rを有し、
    前記真空密封石英ガラス面は、約12〜20マイクロインチの算術平均粗度Rを有することを特徴とする請求項21に記載の部品。
  27. プラズマ処理装置内で半導体基板をエッチングする方法であって、
    請求項21に記載の部品をプラズマ処理装置のプラズマチャンバ内に導入する工程と、
    前記プラズマチャンバ内で、少なくとも1つの半導体基板をプラズマエッチングする工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  28. 前記半導体基板をプラズマエッチングする工程の前に、約30分未満の時間の間、前記部品をプラズマ調整する工程を更に含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
JP2006533478A 2003-05-30 2004-05-28 石英ガラス面の仕上げ方法及びその方法により製造された部品 Expired - Lifetime JP4709158B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/448,422 US7250114B2 (en) 2003-05-30 2003-05-30 Methods of finishing quartz glass surfaces and components made by the methods
US10/448,422 2003-05-30
PCT/US2004/016857 WO2004108617A2 (en) 2003-05-30 2004-05-28 Methods of finishing quartz glass surfaces and components made by the methods

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007505509A true JP2007505509A (ja) 2007-03-08
JP4709158B2 JP4709158B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=33451480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006533478A Expired - Lifetime JP4709158B2 (ja) 2003-05-30 2004-05-28 石英ガラス面の仕上げ方法及びその方法により製造された部品

Country Status (7)

Country Link
US (3) US7250114B2 (ja)
EP (1) EP1641719B1 (ja)
JP (1) JP4709158B2 (ja)
KR (1) KR101118004B1 (ja)
CN (2) CN101343146A (ja)
TW (1) TWI360529B (ja)
WO (1) WO2004108617A2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006528841A (ja) * 2003-07-24 2006-12-21 ケムトレース プレシジョン クリーニング, インコーポレイテッド 珪酸塩材料に対するクリーニング方法及び装置
WO2011046191A1 (ja) * 2009-10-14 2011-04-21 旭硝子株式会社 半導体製造用治具及びその製造方法
JP2012009658A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Panasonic Corp ドライエッチング装置及びそれに使用される誘電体のカバー部
JP2016528146A (ja) * 2013-07-25 2016-09-15 コーニング インコーポレイテッド ガラス表面を処理する方法
WO2017170886A1 (ja) 2016-03-30 2017-10-05 凸版印刷株式会社 偽造防止用光学素子及び情報媒体
JP2018518444A (ja) * 2015-06-10 2018-07-12 コーニング インコーポレイテッド ガラスから金属付着物を除去する方法
JP2021509770A (ja) * 2018-01-08 2021-04-01 ラム リサーチ コーポレーションLam Research Corporation プラズマ処理副生成物を管理するための構成要素および処理
KR20220145959A (ko) * 2021-04-20 2022-11-01 (주)금강쿼츠 석영유리 표면 처리 방법 및 이로부터 제조된 석영유리

Families Citing this family (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4286025B2 (ja) * 2003-03-03 2009-06-24 川崎マイクロエレクトロニクス株式会社 石英治具の再生方法、再生使用方法および半導体装置の製造方法
US7091132B2 (en) * 2003-07-24 2006-08-15 Applied Materials, Inc. Ultrasonic assisted etch using corrosive liquids
EP1679740A4 (en) * 2003-10-27 2009-09-02 Sumitomo Electric Industries GALLIUM NITRIDE SEMICONDUCTOR SUBSTRATE AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME
US20050274396A1 (en) * 2004-06-09 2005-12-15 Hong Shih Methods for wet cleaning quartz surfaces of components for plasma processing chambers
DE102005005196B4 (de) 2005-02-03 2009-04-23 Heraeus Quarzglas Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Herstellung eines Bauteils aus Quarzglas für den Einsatz in der Halbleiterfertigung und nach dem Verfahren erhaltenes Bauteil
DE102005009073B4 (de) * 2005-02-28 2009-09-10 Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale Verfahren zur Nachbehandlung einer Halbleiterstruktur
CN101199043B (zh) * 2005-06-24 2010-05-19 三菱瓦斯化学株式会社 腐蚀剂组合物及使用该组合物的半导体装置的制备方法
TWI327761B (en) * 2005-10-07 2010-07-21 Rohm & Haas Elect Mat Method for making semiconductor wafer and wafer holding article
US7541094B1 (en) * 2006-03-03 2009-06-02 Quantum Global Technologies, Llc Firepolished quartz parts for use in semiconductor processing
JP4997815B2 (ja) * 2006-04-12 2012-08-08 旭硝子株式会社 高平坦かつ高平滑なガラス基板の作製方法
US7638004B1 (en) * 2006-05-31 2009-12-29 Lam Research Corporation Method for cleaning microwave applicator tube
US20090261065A1 (en) * 2008-04-18 2009-10-22 Lam Research Corporation Components for use in a plasma chamber having reduced particle generation and method of making
JP2009289960A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Tokyo Electron Ltd 石英部材の洗浄方法及び洗浄システム
KR20100007461A (ko) * 2008-07-14 2010-01-22 삼성전자주식회사 석영 부품용 세정액 및 이를 이용한 석영 부품 세정방법
JP5297321B2 (ja) * 2008-10-07 2013-09-25 Hoya株式会社 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法
FR2938202B1 (fr) * 2008-11-07 2010-12-31 Soitec Silicon On Insulator Traitement de surface pour adhesion moleculaire
SG176144A1 (en) * 2009-06-25 2011-12-29 Lam Res Ag Method for treating a semiconductor wafer
CN101958225B (zh) * 2009-07-14 2012-07-25 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 石英改板清洗方法
DE102009060931A1 (de) * 2009-12-23 2011-06-30 Gebr. Schmid GmbH & Co., 72250 Verfahren und Vorrichtung zur Behandlung von Siliziumsubstraten
KR101109822B1 (ko) * 2010-01-26 2012-02-13 주식회사 엘지실트론 웨이퍼의 열처리시 전위 결함을 저감할 수 있는 웨이퍼 지지 핀 및 그 제조 방법
CN102069083B (zh) * 2010-12-03 2012-07-04 河南师范大学 一种微孔曝气盘/管的清洗方法
JP2012238849A (ja) * 2011-04-21 2012-12-06 Rohm & Haas Electronic Materials Llc 改良された多結晶テクスチャ化組成物および方法
US20130102156A1 (en) * 2011-10-21 2013-04-25 Lam Research Corporation Components of plasma processing chambers having textured plasma resistant coatings
US9947512B2 (en) * 2011-10-25 2018-04-17 Lam Research Corporation Window and mounting arrangement for twist-and-lock gas injector assembly of inductively coupled plasma chamber
KR20130050057A (ko) * 2011-11-07 2013-05-15 삼성전기주식회사 코일 부품의 제조 방법
CN104321289B (zh) 2011-11-10 2017-04-19 康宁股份有限公司 玻璃的酸强化
CN103128624B (zh) * 2011-11-22 2015-10-28 深圳市常兴技术股份有限公司 玻璃面板的加工工艺
CN102515555B (zh) * 2011-11-30 2014-04-02 周燕平 一种石英坩埚表面处理方法
US9097994B2 (en) * 2012-01-27 2015-08-04 Sematech, Inc. Abrasive-free planarization for EUV mask substrates
CN103247551A (zh) * 2012-02-01 2013-08-14 上海科秉电子科技有限公司 一种用于半导体制程中钟罩零件的粗糙度再生方法
JP5907081B2 (ja) * 2012-02-02 2016-04-20 信越化学工業株式会社 合成石英ガラス基板の製造方法
US9458418B2 (en) 2012-05-31 2016-10-04 George A. Gorra All natural dishwashing composition comprising lemon powder, vinegar powder, and salt
US9453186B2 (en) 2012-05-31 2016-09-27 George A. Gorra All natural dishwashing composition comprising lemon powder and vinegar powder
CN103287181B (zh) * 2012-11-14 2017-12-22 郭居凯 玻璃书刻的方法
CN104884401A (zh) * 2012-12-27 2015-09-02 旭硝子株式会社 碱铝硅酸盐玻璃的制造方法
US9314854B2 (en) 2013-01-30 2016-04-19 Lam Research Corporation Ductile mode drilling methods for brittle components of plasma processing apparatuses
US8893702B2 (en) * 2013-02-20 2014-11-25 Lam Research Corporation Ductile mode machining methods for hard and brittle components of plasma processing apparatuses
US8883033B2 (en) * 2013-03-05 2014-11-11 United Microelectronics Corp. Method for removing nitride material
KR102104018B1 (ko) * 2013-03-12 2020-04-23 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 방위각 및 방사상 분배 제어되는 다중-구역 가스 주입 조립체
CN105210173A (zh) * 2013-05-23 2015-12-30 应用材料公司 用于半导体处理腔室的经涂布的衬里组件
CN103304145A (zh) * 2013-05-28 2013-09-18 苏州安洁科技股份有限公司 一种处理玻璃板表面微结构的加工方法
US9129814B2 (en) * 2013-11-25 2015-09-08 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method for integrated circuit patterning
US9488857B2 (en) 2014-01-10 2016-11-08 Corning Incorporated Method of strengthening an edge of a glass substrate
MY180533A (en) * 2014-03-17 2020-12-01 Shinetsu Chemical Co Methods for working synthetic quartz glass substrate having a mirror-like surface and method for sensing synthetic quartz glass substrate
JP6460315B2 (ja) * 2014-03-18 2019-01-30 セイコーエプソン株式会社 インクジェット抜蝕方法およびインクジェット捺染システム
KR102269921B1 (ko) * 2014-03-31 2021-06-28 삼성디스플레이 주식회사 유리 강화용 조성물 및 이를 이용한 터치 스크린 글래스의 제조 방법
KR101685553B1 (ko) * 2014-04-14 2016-12-12 주식회사 원익큐엔씨 반도체 제조 장비용 쿼츠 소재의 표면 처리 방법, 및 그에 의해 제조된 쿼츠 소재
US10619097B2 (en) * 2014-06-30 2020-04-14 Specmat, Inc. Low-[HF] room temperature wet chemical growth (RTWCG) chemical formulation
KR101606793B1 (ko) * 2014-08-04 2016-03-28 주식회사 원익큐엔씨 화학기상증착용 쿼츠 지그의 표면 처리 방법, 쿼츠 지그의 표면 처리용 조성물 및 그에 의해 제작된 쿼츠 지그
US20160056059A1 (en) * 2014-08-22 2016-02-25 Applied Materials, Inc. Component for semiconductor process chamber having surface treatment to reduce particle emission
KR101539907B1 (ko) * 2015-01-22 2015-08-06 성균관대학교산학협력단 패턴화된 태양전지용 유리기판 제조방법 및 이를 이용한 박막태양전지
TWI577647B (zh) * 2015-06-10 2017-04-11 圓益QnC股份有限公司 石英原材料的表面處理方法、表面處理用組合物及由此製成的石英原材料
US10157742B2 (en) 2015-12-31 2018-12-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method for mandrel and spacer patterning
US10636673B2 (en) 2017-09-28 2020-04-28 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method for forming semiconductor device structure
JP7090651B2 (ja) * 2018-01-26 2022-06-24 日清エンジニアリング株式会社 銀微粒子の製造方法および銀微粒子
US10714319B2 (en) 2018-02-21 2020-07-14 Applied Materials, Inc. Apparatus and methods for removing contaminant particles in a plasma process
CN112236839A (zh) * 2018-06-14 2021-01-15 应用材料公司 具保护性涂层的处理腔室的处理配件
CN109399948B (zh) * 2018-11-20 2020-06-19 重庆思昱兴电子材料有限公司 一种笔电滑鼠玻璃制造方法
KR102190744B1 (ko) 2019-03-13 2020-12-15 주식회사 원익큐엔씨 에지링의 내주면을 열가공하는 방법
KR102178536B1 (ko) 2019-03-13 2020-11-13 주식회사 원익큐엔씨 에지링의 내주면을 열가공하는 장치
CN110983337A (zh) * 2019-12-31 2020-04-10 江门市华锐铝基板股份公司 一种蚀刻药水和铝基板的表面粗化处理方法
KR102520603B1 (ko) * 2020-04-07 2023-04-13 세메스 주식회사 쿼츠 부품 재생 방법 및 쿼츠 부품 재생 장치
CN111943526A (zh) * 2020-07-06 2020-11-17 南方科技大学 抛光方法及应用、抛光装置、石英玻璃
CN113149450A (zh) * 2021-05-11 2021-07-23 沈阳偶得科技有限公司 一种lpcvd工艺用石英制品制造丘陵状表面的方法
DE102022134350A1 (de) 2022-12-21 2024-06-27 Fraunhofer-Institut für Lasertechnik ILT Werkstück aus Quarzglas für den Einsatz in einem plasmaunterstützten Fertigungsprozess sowie Verfahren zur Herstellung des Werkstücks
KR102676461B1 (ko) * 2023-05-30 2024-06-28 솔믹스 주식회사 반도체 소자 제조 장치용 부품, 이를 포함하는 반도체 소자 제조 장치 및 이를 이용하여 반도체 소자를 제조하는 방법

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11283972A (ja) * 1998-03-31 1999-10-15 Kyocera Corp 真空容器
JP2001026465A (ja) * 1999-07-13 2001-01-30 Yamagata Shinetsu Sekiei:Kk 半導体熱処理用反応装置の石英ガラス製蓋体およびその製造方法
JP2001102365A (ja) * 1999-07-29 2001-04-13 Kyocera Corp 真空容器及びその製造方法
JP2001151537A (ja) * 1999-09-13 2001-06-05 Yamagata Shinetsu Sekiei:Kk 表面が砂目加工された石英物品及び該物品の洗浄方法
JP2002047034A (ja) * 2000-07-31 2002-02-12 Shinetsu Quartz Prod Co Ltd プラズマを利用したプロセス装置用の石英ガラス治具
JP2002093789A (ja) * 2001-05-28 2002-03-29 Hitachi Ltd プラズマ処理装置
JP2002267808A (ja) * 2001-01-05 2002-09-18 Nikon Corp 光学部品の厚さ調整方法、光学部品、及び光学部品の位置調整方法

Family Cites Families (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4274907A (en) * 1980-05-08 1981-06-23 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Method of chemically polishing a doubly rotated quartz plate
DE3040385C2 (de) * 1980-10-25 1985-02-21 Heraeus Quarzschmelze Gmbh, 6450 Hanau Vorrichtung zur kontinuierlichen Oberflächenreinigung von Quarzkristallstücken
US4456336A (en) * 1981-10-06 1984-06-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company High brightness internal reflector for liquid crystal displays and its method of fabrication
EP0263512B1 (en) * 1986-10-09 1994-06-01 Asahi Glass Company Ltd. Glass substrate for a magnetic disc and process for its production
USH532H (en) * 1986-10-20 1988-10-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Method of chemically polishing fused quartz
US5057481A (en) * 1987-02-20 1991-10-15 Union Carbide Chemicals And Plastics Technology Corporation Catalyst composition for oxidation of ethylene to ethylene oxide
FR2625190A1 (fr) 1987-12-23 1989-06-30 Trt Telecom Radio Electr Procede de metallisation d'un substrat en silice, quartz, verre, ou en saphir et substrat obtenu par ce procede
US5213622A (en) * 1991-10-11 1993-05-25 Air Products And Chemicals, Inc. Cleaning agents for fabricating integrated circuits and a process for using the same
US6033483A (en) * 1994-06-30 2000-03-07 Applied Materials, Inc. Electrically insulating sealing structure and its method of use in a high vacuum physical vapor deposition apparatus
US5654057A (en) * 1994-12-28 1997-08-05 Hoya Corporation Sheet glass flattening method, method of manufacturing glass substrate for an information recording disk using flattened glass, method of manufacturing a magnetic recording disk using glass substrate, and magnetic recording medium
US6013155A (en) * 1996-06-28 2000-01-11 Lam Research Corporation Gas injection system for plasma processing
TW419442B (en) 1996-12-18 2001-01-21 Koninkl Philips Electronics Nv Method of post-etching a mechanically treated substrate
DE19700493A1 (de) * 1997-01-09 1998-07-16 Bayer Ag Verfahren zur Reinigung von Oberflächen
DE19713014C2 (de) * 1997-03-27 1999-01-21 Heraeus Quarzglas Bauteil aus Quarzglas für die Verwendung bei der Halbleiterherstellung
DE19719133C2 (de) * 1997-05-07 1999-09-02 Heraeus Quarzglas Glocke aus Quarzglas und Verfahren für ihre Herstellung
US6030513A (en) * 1997-12-05 2000-02-29 Applied Materials, Inc. Full face mask for capacitance-voltage measurements
JPH11238728A (ja) * 1997-12-16 1999-08-31 Fujitsu Ltd 半導体デバイスの製造の際に使用される熱処理治具及びその製造法
JP3003684B1 (ja) * 1998-09-07 2000-01-31 日本電気株式会社 基板洗浄方法および基板洗浄液
US6268608B1 (en) * 1998-10-09 2001-07-31 Fei Company Method and apparatus for selective in-situ etching of inter dielectric layers
US6231716B1 (en) * 1998-11-09 2001-05-15 Applied Materials, Inc. Processing chamber with rapid wafer exchange
KR100308190B1 (ko) * 1999-01-20 2001-09-26 윤종용 강유전 결정 물질 형성을 위한 공정 중 발생하는 파이로클로르를 제거하는 방법
US6544893B2 (en) * 1999-03-30 2003-04-08 Hoya Corporation Method of manufacturing a glass substrate for an information recording medium, and method of manufacturing an information recording medium
JP3744726B2 (ja) * 1999-06-08 2006-02-15 信越化学工業株式会社 シリコン電極板
WO2001071730A1 (en) * 2000-03-17 2001-09-27 Wafer Solutions, Inc Systems and methods to reduce grinding marks and metallic contamination
DE10018857C1 (de) * 2000-04-14 2001-11-29 Heraeus Quarzglas Vorrichtung zur Herstellung eines Quarzglaskörpers
JP2001319928A (ja) * 2000-05-08 2001-11-16 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
US6719948B2 (en) * 2000-05-22 2004-04-13 Massachusetts Institute Of Technology Techniques for infiltration of a powder metal skeleton by a similar alloy with melting point depressed
JP2002224982A (ja) * 2000-12-01 2002-08-13 Yaskawa Electric Corp 薄型基板搬送用ロボットおよび薄型基板検出方法
JP2002288821A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Showa Denko Kk テクスチャリング加工用組成物
WO2002076902A1 (en) * 2001-03-27 2002-10-03 Showa Denko K.K. Composition for texturing process
JP3903730B2 (ja) * 2001-04-04 2007-04-11 松下電器産業株式会社 エッチング方法
US6394107B1 (en) * 2001-04-24 2002-05-28 3M Innovative Properties Company Use of fluorinated ketones as wet cleaning agents for vapor reactors and vapor reactor components
JP2003136027A (ja) * 2001-11-01 2003-05-13 Ngk Insulators Ltd 半導体製造装置中で使用するためのセラミック部材を洗浄する方法、洗浄剤および洗浄剤の組み合わせ
JP3876167B2 (ja) * 2002-02-13 2007-01-31 川崎マイクロエレクトロニクス株式会社 洗浄方法および半導体装置の製造方法
US6902628B2 (en) * 2002-11-25 2005-06-07 Applied Materials, Inc. Method of cleaning a coated process chamber component
US6864193B2 (en) * 2003-03-05 2005-03-08 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Aqueous cleaning composition containing copper-specific corrosion inhibitor
US20040185172A1 (en) * 2003-03-20 2004-09-23 I-Ming Liu Method of forming film for organic electrified light emitting elements
US7045020B2 (en) * 2003-05-22 2006-05-16 Applied Materials, Inc. Cleaning a component of a process chamber
JP2006128188A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Nikon Corp 基板搬送装置、基板搬送方法および露光装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11283972A (ja) * 1998-03-31 1999-10-15 Kyocera Corp 真空容器
JP2001026465A (ja) * 1999-07-13 2001-01-30 Yamagata Shinetsu Sekiei:Kk 半導体熱処理用反応装置の石英ガラス製蓋体およびその製造方法
JP2001102365A (ja) * 1999-07-29 2001-04-13 Kyocera Corp 真空容器及びその製造方法
JP2001151537A (ja) * 1999-09-13 2001-06-05 Yamagata Shinetsu Sekiei:Kk 表面が砂目加工された石英物品及び該物品の洗浄方法
JP2002047034A (ja) * 2000-07-31 2002-02-12 Shinetsu Quartz Prod Co Ltd プラズマを利用したプロセス装置用の石英ガラス治具
JP2002267808A (ja) * 2001-01-05 2002-09-18 Nikon Corp 光学部品の厚さ調整方法、光学部品、及び光学部品の位置調整方法
JP2002093789A (ja) * 2001-05-28 2002-03-29 Hitachi Ltd プラズマ処理装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4774367B2 (ja) * 2003-07-24 2011-09-14 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 石英半導体製造基板の表面を処理する方法
JP2006528841A (ja) * 2003-07-24 2006-12-21 ケムトレース プレシジョン クリーニング, インコーポレイテッド 珪酸塩材料に対するクリーニング方法及び装置
US9194042B2 (en) 2009-10-14 2015-11-24 Asahi Glass Company, Limited Jig for semiconductor production and method for producing same
WO2011046191A1 (ja) * 2009-10-14 2011-04-21 旭硝子株式会社 半導体製造用治具及びその製造方法
JPWO2011046191A1 (ja) * 2009-10-14 2013-03-07 旭硝子株式会社 半導体製造用治具及びその製造方法
JP5652402B2 (ja) * 2009-10-14 2015-01-14 旭硝子株式会社 半導体製造用治具及びその製造方法
JP2012009658A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Panasonic Corp ドライエッチング装置及びそれに使用される誘電体のカバー部
JP2016528146A (ja) * 2013-07-25 2016-09-15 コーニング インコーポレイテッド ガラス表面を処理する方法
JP2018518444A (ja) * 2015-06-10 2018-07-12 コーニング インコーポレイテッド ガラスから金属付着物を除去する方法
WO2017170886A1 (ja) 2016-03-30 2017-10-05 凸版印刷株式会社 偽造防止用光学素子及び情報媒体
EP4227108A1 (en) 2016-03-30 2023-08-16 Toppan Printing Co., Ltd. Counterfeit-preventive optical element and information medium
JP2021509770A (ja) * 2018-01-08 2021-04-01 ラム リサーチ コーポレーションLam Research Corporation プラズマ処理副生成物を管理するための構成要素および処理
JP7333780B2 (ja) 2018-01-08 2023-08-25 ラム リサーチ コーポレーション プラズマ処理副生成物を管理するための構成要素および処理
KR20220145959A (ko) * 2021-04-20 2022-11-01 (주)금강쿼츠 석영유리 표면 처리 방법 및 이로부터 제조된 석영유리
KR102581501B1 (ko) 2021-04-20 2023-09-26 주식회사 금강쿼츠 석영유리 표면 처리 방법 및 이로부터 제조된 석영유리

Also Published As

Publication number Publication date
KR101118004B1 (ko) 2012-02-24
US20040238487A1 (en) 2004-12-02
TW200524833A (en) 2005-08-01
CN102659320A (zh) 2012-09-12
TWI360529B (en) 2012-03-21
US8318035B2 (en) 2012-11-27
US20070051699A1 (en) 2007-03-08
US7250114B2 (en) 2007-07-31
US20080014754A1 (en) 2008-01-17
CN1809513A (zh) 2006-07-26
WO2004108617A2 (en) 2004-12-16
US7402258B2 (en) 2008-07-22
JP4709158B2 (ja) 2011-06-22
EP1641719B1 (en) 2017-03-15
WO2004108617A3 (en) 2005-02-03
CN101343146A (zh) 2009-01-14
CN100404450C (zh) 2008-07-23
EP1641719A2 (en) 2006-04-05
KR20060012021A (ko) 2006-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4709158B2 (ja) 石英ガラス面の仕上げ方法及びその方法により製造された部品
EP0671756B1 (en) Plasma processing apparatus employing a textured focus ring
US6869898B2 (en) Quartz glass jig for processing apparatus using plasma
US8563332B2 (en) Wafer reclamation method and wafer reclamation apparatus
WO2002009161A2 (en) Process for cleaning ceramic articles
KR100265289B1 (ko) 플라즈마식각장치의 캐소우드 제조방법 및 이에 따라 제조되는 캐소우드
EP1187170B1 (en) Plasma resistant quartz glass jig
JP4785834B2 (ja) 半導体被覆基板の製造方法
CN110364424B (zh) 半导体处理设备零部件的清洗方法
US6849548B2 (en) Method of reducing particulate contamination during polishing of a wafer
US20040200804A1 (en) Method of processing quartz member for plasma processing device, quartz member for plasma processing device, and plasma processing device having quartz member for plasma processing device mounted thereon
TW201913803A (zh) 用於塗敷石英表面的石英表面處理方法
KR100211648B1 (ko) 반도체 웨이퍼 재생방법
JP2004119475A (ja) プラズマ処理装置内部品の製造方法及びプラズマ処理装置内部品
CN102659320B (zh) 等离子体加工设备的部件和在等离子体加工设备中刻蚀半导体基材的方法
JP2002104843A (ja) 半導体工業用シリカガラス治具およびその製造方法
JPH02180021A (ja) 半導体ウエハの製造方法
KR20100074493A (ko) 더미 웨이퍼 및 이의 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4709158

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term