JPH02180021A - 半導体ウエハの製造方法 - Google Patents

半導体ウエハの製造方法

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Publication number
JPH02180021A
JPH02180021A JP14389A JP14389A JPH02180021A JP H02180021 A JPH02180021 A JP H02180021A JP 14389 A JP14389 A JP 14389A JP 14389 A JP14389 A JP 14389A JP H02180021 A JPH02180021 A JP H02180021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
lattice defects
rear surface
particles
cut strain
Prior art date
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Pending
Application number
JP14389A
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English (en)
Inventor
Toshio Yamada
敏雄 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は各種半導体装置に用いられる単結晶シフコンウ
ェハの製造方法に関するものである。
〔従来の技術] 単結晶シリコンウェハ(以下羊にウェハと記す)上に形
成された集積回路、大規模集積回路の素子においては、
近時、回路の集積度が飛躍的に高まり、そのため回路の
幅およびその間隙が狭くなり、パーティクル(飛塵)の
付着が素子の歩留低下におよぼす影響が大きな問題とな
っており、例えば、直径的150mm(6インチ)のウ
ェハにおいては、直径0.3μmのパーティクルがウェ
ハ表面全面に30個以上存在した場合はウェハとして製
品とはならず、パーティクルの付着の少いウェハの製造
方法の開発が望まれている。
従来のウェハ製造方法、例えば特開昭55−15023
7号公報に開示された方法においては、インゴットを切
断したウェハの表面は切断歪を除去するためにエッチン
グを行っているが、裏面は切断歪を除去するところまで
はエッチングを行っておらず、このため裏面は切断時に
はいったクラックが残留するためパーティクルが付着し
易く、裏面に付着して持込まれたパーティクルがウェハ
の取扱中に表面に付着する問題点がある。
〔発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、裏面にもパ
ーティクルの付着が少く、かつゲッタリング(重金属不
純物のウェハ表面からの除去)効果が得られるウェハを
製造しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するために、 シリコン単結晶インゴットを切断して得たウェハを: 電子回路が形成される表面のみをエッチングして表面の
切断歪層を除去し: 次に熱処理して裏面の切断歪層から内部に格子欠陥を発
生させ: さらに格子欠陥が残留する範囲で裏面をエッチングする
ことを特徴とする半導体ウェハの製造方法: を提供するものである。
〔作用] インゴットを切断して得たウェハは、表面および裏面と
も切断歪が存在し、クラックが伴うためパーティクルが
付着し易いだけでな(、重金属不純物が不均一に分布し
ているので、特性の劣化を起こさせるばかりでなく、特
性のばらつきを生しさせるので、通常、研摩、化学エッ
チング等の方法でウェハ表裏の歪はほぼ完全に除去して
いる。
しかし、研摩、エッチング等の加工工程でも重金属不純
物がしばしばウェハに混入し、素子の特性を劣化させる
。同様の不純物の混入は半導体プロセスにおいてもしば
しば発生する。ウェハ内の不純物を除くために、ゲラク
リングプロセスを施す必要がある。
本発明においては、表面のみをエッチングして切断歪層
を除去してパーティクルの付着を減少させるとともに後
工程の加熱により格子欠陥を生ずる切断歪を除去した後
に、ウェハを熱処理して裏面にのみ切断歪層から内部に
向けてゲッタリング効果を有する格子欠陥を生成させ、
さらに、生成した格子欠陥が残留する範囲で裏面をエッ
チングし、パーティクルの付着をさらに減少させると共
にゲッタリング効果を有する格子欠陥を裏面に存在させ
るものである。
ウェハ表面をエッチングする深さは切断歪が除去され得
るものであればよく、数値的に限定し得るものではない
が、一般に行われている切断方法においては30μm程
度エッチングすればよい。
エッチング剤としては弗酸、硝酸、酢酸の混合液等が用
いられ、混合比は弗酸:硝酸:酢酸=2:l:1.処理
温度は20〜60℃、処理時間は1〜2m1n程度でよ
い。
熱処理における処理温度は1000〜1100℃、処理
時間は1〜2hr程度で、ゲッタリング効果を発揮する
格子欠陥がウェハ内の深い領域まで発達し、後工程にお
ける加熱により十分なゲッタリング効果を発揮する。
裏面は上記により生成させた格子欠陥が残留する範囲で
エッチングし、エッチング深さは15〜20μm程度で
、エッチング方法は表面のエッチングと同様である。
以上詳細に説明したように、本発明方法により製造され
たウェハは、表面のみならず裏面もパーティクルの付着
が減少すると共に、ウェハの裏面から深い領域まで格子
欠陥が生成し、後工程の加熱によりゲッタリング効果を
発揮することができる。
[実施例] シリコン単結晶のインゴットより切断した直径150m
m厚さ700μmのウェハの表面を、弗酸:硝酸:酢酸
=2:1:1の割合で混合した液で30℃X1m1n処
理し、50μmエッチングして表面の切断歪層を除去し
、次に乾燥酸素雰囲気中にて1100℃X1hrの熱処
理を行い、さらに裏面を上記混合液を用′I7)で30
°C×30sec処理して20μmエッチングした。
得られたウェハの表面をポリッシングしたのち洗浄し、
レーザー光散乱を用いたパーティクル計数装置でウェハ
表面全面のパーティクル数を測定した結果、作製したウ
ェハ100枚の平均値は25個/ウェハとなった。
裏面のエッチングを行わない他は実施例と同様とした比
較例では、ウェハ表面全面のパーティクル数はi oo
o個/ウェハとなった。
〔発明の効果j 本発明により、パーティクルが付着しにくく清浄度の高
いウェハを提供することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリコン単結晶インゴットを切断して得たウェハを
    : 電子回路が形成される表面のみをエッチン グして表面の切断歪層を除去し: 次に熱処理して裏面の切断歪層から内部に 格子欠陥を発生させ: さらに格子欠陥が残留する範囲で裏面を エッチングすることを特徴とする半導体ウェハの製造方
    法。
JP14389A 1989-01-05 1989-01-05 半導体ウエハの製造方法 Pending JPH02180021A (ja)

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JPH02180021A true JPH02180021A (ja) 1990-07-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG99869A1 (en) * 2000-03-21 2003-11-27 Hewlett Packard Co Semiconductor substrate having increased facture strength and method of forming the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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