JP2007333798A - 光デバイス及びレンズアッセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、光学特性や耐候性等の性能面において高い信頼性が得られ、かつ、製造コストを低減できる光デバイスを提供する。
【解決手段】光デバイス1は、光ファイバ5が挿入固定された毛細管6と、毛細管6を保持する保持スリーブ7第1毛細管アッセンブリ2と、光ファイバ8、9が挿入固定された毛細管10と、毛細管10を保持する保持スリーブ11とを有する第2毛細管アッセンブリ3と、光ファイバ5の先端面5aと空隙を介して対向する第1レンズ12と、光ファイバ8、9の先端面8a、9aと空隙を介して対向する第2レンズ13と、第1レンズ12と第2レンズ13との間に介装されたバンドパスフィルタ14と、これら部品を収容する収容部材15とを有するレンズアッセンブリ4とで構成される。収容部材15の一端面15aに第1毛細管アッセンブリ2の保持スリーブ7が固定され、収容部材15の他端面15bに第2毛細管アッセンブリ3の保持部材11が固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信システムに用いられる光合分波器、光アイソレータ、光サーキュレータ、光スイッチ、光利得等価器等の光デバイス、及び、当該光デバイスに用いられるレンズアッセンブリに関する。
この種の光デバイスとしては、光ファイバの端部が固定された毛細管とレンズとを共通のスリーブに接着剤等で固定した毛細管・レンズアッセンブリを2つ作製し、これらアッセンブリをレンズ同士が光機能部品(光学フィルタ、光アイソレータコア等)を介して対向するように収容部材(円筒部材や箱部材)の内部に接着剤等で固定したものが知られている(例えば下記の特許文献1〜4)。レンズは、光ファイバから出射された光を平行光にし、また、平行光を集光して光ファイバに入射させる機能を有するものである。レンズとしては、屈折率分布型の円柱状レンズ(いわゆるGRINレンズ:一端は光軸と直交する垂直面、他端は傾斜面にする場合が多い)、同一の曲率中心を有する2つの部分球面状のレンズ面を両端に設けた均一屈折率のレンズ(いわゆるドラムレンズ)、部分球面状のレンズ面を一端に設けた均一屈折率の円柱状レンズ(いわゆるCレンズ:他端は傾斜面にする場合が多い)、非球面レンズ等が用いられる。
また、下記の特許文献5では、光ファイバとレンズとの間で光軸調整を可能にするため、光ファイバの端部が固定された毛細管(フェルール)をスリーブの凹状部に埋設した毛細管アッセンブリと、レンズを円筒状ブッシュ内に固定したレンズアッセンブリとを作製し、毛細管アッセンブリとレンズアッセンブリとの相対位置を調整して、光ファイバとレンズとの間の光軸調整を行った後、スリーブの端面と円筒状ブッシュの端面とを相互に固定している。光ファイバの先端面、及びこれを保持した毛細管の端面は球面状に研磨され、毛細管がスリーブによって加圧されることにより、光ファイバの先端面はレンズの入出射面とPC接触(Physical Contact)する。レンズとしては、GRINレンズが用いられている。また、光機能部品としてのフィルタは、レンズアッセンブリとは別の部材(ベース部材7b)に固定され、相対向するレンズアッセンブリ間に介装されている。
また、下記の特許文献6では、バンドパスフィルタ、光アイソレータといった各種光学部品を外径寸法が一致した別々の円筒状スリーブに固定して複数のエレメントを作製し、各エレメントの円筒状スリーブに形成した位置合わせ用のマーカーにより、各エレメントを相互に位置合わせして積層固定している(円筒状本体)。そして、このようにして作製した円筒状本体の一端に、毛細管アッセンブリ(フェルールアッセンブリ)をX、Y、Z軸方向に光軸調整して固定すると共に、円筒状本体の他端に、球レンズを有するエレメントをX、Y、Z軸方向に光軸調整して固定し、さらに毛細管アッセンブリ(フェルールアッセンブリ)をX、Y、Z軸方向に光軸調整して固定している。また、上記のエレメントとして、レンズホルダに圧入固定された非球面レンズとバンドパスフィルタとを円筒状スリーブに固定したものが開示されている(図2A)。
特開2002−182061号公報 特開2003−344697号公報 特開2005−10372号公報 特開2005−24928号公報 特開2004−271894号公報 特開2003−121681号公報
2つの毛細管・レンズアッセンブリをレンズ同士が光機能部品を介して対向するように収容部材の内部に固定した構成の光デバイスでは、各毛細管・レンズアッセンブリにおいて、入出射する光の光軸がスリーブの中心軸と一致しないことが多い。そのため、光機能部品を予め固定した収容部材の内部に各毛細管・レンズアッセンブリを挿入した状態で、最適な光学調芯状態となるように各毛細管・レンズアッセンブリの位置を調整する必要がある。そして、その位置調整を可能にするために、各毛細管・レンズアッセンブリのスリーブの外周と収容部材の内周との間に比較的大きな隙間(直径差)を確保しなければならない。その結果、各毛細管・レンズアッセンブリのスリーブの外周を収容部材の内周に接着剤で固定する際、上記隙間に比較的多量の接着剤が入ることになり、該接着剤の硬化収縮や経年劣化に起因して、完成品である光デバイスの光学特性や耐候性等の性能面において、高い信頼性が得られない場合があった。
特に、近年、光通信の分野では、マルチメディア情報社会の進展に伴い、高速度光通信や、波長多重通信(WDM)、高密度波長多重通信(DWDM)などの必要性が高まっており、これら通信システムに用いられる光デバイスに対して、より高エネルギーの光が入出力される条件下での信頼性向上が要求されるようになってきた。この種の光デバイスにおける比較的多量の接着剤の使用は、高エネルギーの入出力光に起因する光デバイスの温度上昇に伴い、接着剤の熱劣化の懸念を増大させることになる。また、接着剤が入出力光の光路中にある場合、条件によっては、接着剤が入出力光の高エネルギーに耐えられず、焼損等の破損を起こす可能性があることも予想される。
また、レンズとスリーブ、スリーブと収容部材とがそれぞれ相互に固定されているため、各部材の熱膨張量又は収縮量の差に起因する応力がレンズに集中した場合、屈折率が部分的に変化して光学特性に狂いが生じる。
また、特許文献5の光デバイスは、2つのレンズと、光機能部品(フィルタ)とが、それぞれ個別にアッセンブリされており、左右のベース部材(7a、7b)と左右の毛細管アッセンブリを含めると、合計6つのエレメントを積層して相互に固定した構造になっている。しかも、毛細管アッセンブリのスリーブの端面をレンズアッセンブリの円筒状ブッシュの端面に接合した状態で、光ファイバの先端面がレンズの入出射面とPC接触するようになっており、また、光ファイバの先端面とフィルタ(17)との間の軸方向距離がレンズ及び円筒状ブッシュとベース部材(7a、7b)の軸方向寸法によって決まる構造になっている。そのため、調芯作業が面倒であるばかりでなく、各エレメントの位置を調整する自由度が少なく、最適な光学調芯状態を得るために各エレメントの構成部品を高精度に加工する必要がある。その結果、製造コストが高くなる。
特許文献6の光デバイスでは、バンドパスフィルタ、光アイソレータといった各種光学部品を含む複数のエレメントの各円筒状スリーブを同じ外径寸法に形成し、各円筒状スリーブの外径寸法でのマーカーによる位置合わせで、各種光学部品の光学調芯状態が得られるようにしている。そのため、各円筒状スリーブの外周と内周との同軸度や軸方向寸法、各円筒状スリーブに対する各光学部品の固定位置を高精度に管理する必要があり、製造コストが高くなる。
本発明の課題は、光学特性や耐候性等の性能面において、高い信頼性が得られる光デバイスを提供することである。
本発明の他の課題は、製造コストを低減できる光デバイスを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は、光ファイバが挿入固定された毛細管と、該毛細管を保持する保持部材とを有する第1毛細管アッセンブリと、光ファイバが挿入固定された毛細管と、該毛細管を保持する保持部材とを有する第2毛細管アッセンブリと、第1毛細管アッセンブリの光ファイバの先端と空隙を介して対向する第1レンズと、第2毛細管アッセンブリの光ファイバの先端と空隙を介して対向する第2レンズと、第1レンズと第2レンズとの間に介装された光機能部品と、これら部品を収容する収容部材とを有するレンズアッセンブリとを備え、収容部材の一端面に第1毛細管アッセンブリの保持部材が固定され、収容部材の他端面に第2毛細管アッセンブリの保持部材が固定された光デバイスを提供する。
本発明の光デバイスは、第1レンズ、第2レンズ、及び光機能部品を収容したレンズアッセンブリの収容部材の両端面に、第1毛細管アッセンブリと第2毛細管アッセンブリをそれぞれ固定する構造であるので、レンズアッセンブリに対する第1毛細管アッセンブリ及び第2毛細管アッセンブリの位置を最適な光学調芯状態となるように調整する際、毛細管アッセンブリの調整位置への移動が収容部材の内周によって制限されることがない。従って、従来の光デバイスに比べて、収容部材の内周側に調芯のための大きな隙間を確保する必要がなく、レンズや光機能部品を固定するために必要な接着剤の量を少なくすることができる。これにより、接着剤の硬化収縮や経年劣化に起因する光デバイスの光学特性や耐候性等の低下を抑制して、信頼性の高い光デバイスを構築することができる。また、レンズアッセンブリに対する第1毛細管アッセンブリ及び第2毛細管アッセンブリの位置調整の自由度が比較的大きいので、各構成部品を必要以上に高精度に加工することなく、最適な光学調芯状態を得ることができ、しかも、その調芯作業も比較的容易に行うことができる。これにより、製造コストを低減することができる。
ここで、光機能部品は、光学フィルタ(バンドパスフィルタ、長波長透過/反射フィルタ、短波長透過/反射フィルタ、補正用利得等価フィルタ等)や光アイソレータコア等である。
第1レンズと第2レンズは、それぞれ、光ファイバから出射された光を平行光にし、また、平行光を集光して光ファイバに入射させる機能を有するものとすることができる。また、第1レンズと第2レンズは、上述したGRINレンズ、ドラムレンズ、Cレンズ、又は非球面レンズであっても良いが、その一方又は双方は、球レンズの一部を平面部に加工して製作されたレンズ(以下、このようにして製作されたレンズを「半球状レンズ」という。)であることが好ましい。この半球状レンズは、上記の平面部と、球レンズの球面の一部がそのまま残された球面部(部分球面)とを有している。球面部の球面頂点から曲率中心を通って平面部に至る線分の長さ(L)は、球面部の曲率半径(R:球レンズの半径)と同じか、それよりも大きいことが好ましい。このようにすれば、球面部と平面部との境界に鋭角部が形成されなくなるので、半球状レンズに欠け等の損傷が生じにくくなり、また、ピンセット等の把持治具を用いて容易に取り扱うことができる。尚、平面部は上記の線分と直交する面となる。
上記の半球状レンズは、GRINレンズ等に比べ、球面部の曲率半径(R:球レンズの半径)や上記線分の長さ(L)等のレンズ形状や素材(材料の種類や組成)を変えるだけで、その光学特性を容易に変更できるという利点がある。また、素材となる球レンズが高精度で作製できるので、この球レンズを加工して得られた半球状レンズは精度が高く、しかも比較的安価に作製することができる。
上記の半球状レンズは、平面部が毛細管アッセンブリの光ファイバの先端と対向するように配置されていることが好ましく、より好ましくは、平面部が光ファイバの光軸と直交するように配置される。上記の半球状レンズは、同じ屈折率と同じ焦点距離を有するドラムレンズに比べて、光ファイバの先端との間の空隙量を大きくすることができるので、光ファイバへの反射戻り光の影響を低減する上で有効である。また、平面部が光ファイバの光軸と直交するように半球状レンズを配置することにより、その平面部において該レンズを透過する光の屈折による光軸の傾きズレを防止又は抑制することができる。
上記の半球状レンズは、レンズアッセンブリの収容部材に直接固定するようにしても良いが、貫通孔を有するレンズホルダに固定するようにするのが好ましい。具体的には、半球状レンズの球面部をレンズホルダの貫通孔の一端側縁部に当接させた状態で、半球状レンズを接着剤等でレンズホルダに固定する。半球状レンズの球面部をレンズホルダの貫通孔の一端側縁部に当接させることにより、半球状レンズの球面部の曲率中心とレンズホルダの貫通孔の中心とを容易に一致させることができる。尚、レンズホルダの貫通孔の大きさ及び形状は、このような調芯作用が得られる範囲で適宜決定すれば良い。例えば、貫通孔の形状として、円形、正多角形(正三角形、正方形、正六角形等)を採用することができる。
また、レンズホルダの外周と貫通孔の中心との同軸度や、端面と外周との直角度を管理し、この管理されたレンズホルダを収容部材に接着剤等で固定することにより、このレンズホルダに固定された半球状レンズの曲率中心を収容部材の中心軸と一致又は略一致させることができる。これにより、その後の毛細管アッセンブリの調芯作業がより容易になる。また、この場合、半球状レンズは、レンズホルダの一端側に固定され、かつ、収容部材に対しては直接固定されないので、半球状レンズ、レンズホルダ、及び収容部材の相互間に熱膨張量又は収縮量の差が生じたとしても、光学特性に狂いを生じさせるような応力は半球状レンズに作用しない。
光機能部品は、上記のレンズホルダの他端側に固定するようにしても良い。例えば、レンズホルダの一端側に半球状レンズを固定し、他端側に光機能部品を固定した組付体を予め製作しておき、この組付体を収容部材に収容し、位置調整した後、レンズホルダを収容部材に固定するという組立方法を採用することにより、組立作業の簡素化を図ることができる。また、レンズホルダの貫通孔が光路になるので、光機能部品をレンズホルダに接着剤で固定する場合でも、この接着剤は光路中に入らない。さらに、半球状レンズと光機能部品との間の距離は、レンズホルダの光軸方向の厚さを管理することによって、簡易に精度良く設定することができる。
また、本発明は、上記課題を解決するため、球レンズの一部を平面部に加工して製作されたレンズと、貫通孔を有するレンズホルダと、これら部品を収容する収容部材とを備えたレンズアッセンブリであって、レンズはその球面部がレンズホルダの貫通孔の一端側縁部に当接した状態で該レンズホルダに固定されている構成を提供する。
上記構成において、レンズは、その平面部が収容部材の一端面と平行になるように配置されていることが好ましい。
また、レンズホルダの他端側に隣接して、光機能部品が収容部材に収容されている構成としても良い。この場合、光機能部品をレンズホルダの他端側に固定しても良い。さらに、レンズホルダを収容部材に固定するようにしても良い。
また、光機能部品に順次隣接して、貫通孔を有する第2レンズホルダと球レンズの一部を平面部に加工して製作された第2レンズとが収容部材に収容されており、第2レンズはその球面部が第2レンズホルダの貫通孔の他端側縁部に当接した状態で該第2レンズホルダに固定されている構成としても良い。この場合、第2レンズホルダを収容部材に固定するようにしても良い。また、第2レンズは、その平面部が収容部材の他端面と平行になるように配置されていることが好ましい。
本発明によれば、光学特性や耐候性等の性能面において、高い信頼性が得られる光デバイスを提供することができる。
また、本発明によれば、製造コストを低減して、より安価な光デバイスを提供することである。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る光デバイス1の概略構成を示している。この光デバイス1は、単芯のコリメータと2芯のコリメータとを組み合わせたもので、波長多重通信(WDM)等に用いることができる。
光デバイス1は、第1毛細管アッセンブリ2と、第2毛細管アッセンブリ3と、レンズアッセンブリ4とを主要な要素として構成される。
第1毛細管アッセンブリ2は、単芯の内孔に1本の光ファイバ5が接着剤で固定されたガラス製の毛細管6と、毛細管6の外周に同軸状に外挿され、接着剤等で固定されたガラス製の保持スリーブ7とを備えている。光ファイバ5の先端面5a及び毛細管6の先端面6aは、光ファイバ5の光軸に対して傾斜した同一傾斜面に研磨加工され、これにより光ファイバ5の先端での反射戻り光が抑制されるようになっている。また、光ファイバ5の先端面5aには、反射防止膜が形成されている。保持スリーブ7の一方の端面7aは、光ファイバ5の光軸と直交する面に形成され、その直角度は、例えば、光ファイバ5の光軸を法線とする幾何学的な理想平面に対して±0.5度以下、好ましくは±0.1度以下の精度で管理される。
第2毛細管アッセンブリ3は、2芯の内孔に2本の光ファイバ8、9がそれぞれ接着剤で固定されたガラス製の毛細管10と、毛細管10の外周に同軸状に外挿され、接着剤等で固定されたガラス製の保持スリーブ11とを備えている。光ファイバ8、9の先端面8a、9a及び毛細管10の先端面10aは、光ファイバ8、9の光軸に対して傾斜した同一傾斜面に研磨加工され、これにより光ファイバ8、9の先端での反射戻り光が抑制されるようになっている。また、光ファイバ8、9の先端面8a、9aには、反射防止膜が形成されている。保持スリーブ11の一方の端面11aは、光ファイバ8、9の光軸と直交する平面に形成され、その直角度は、例えば、光ファイバ8、9の光軸を法線とする幾何学的な理想平面に対して±0.5度以下、好ましくは±0.1度以下の精度で管理される。
レンズアッセンブリ4は、第1毛細管アッセンブリ2の光ファイバ5の先端面5aと空隙を介して対向する第1レンズ12と、第2毛細管アッセンブリ3の光ファイバ8、9の先端面8a、9aと空隙を介して対向する第2レンズ13と、第1レンズ12と第2レンズ13との間に介装された光機能部品、例えばフィルタ、特にバンドパスフィルタ14と、これら部品を収容するガラス製の収容スリーブ15とを主要な要素として構成される。
図2に拡大して示すように、この実施形態において、第1レンズ12は、球レンズの一部を平面部に加工して製作されたレンズであり(半球状レンズ)、球レンズの一部を研磨加工等により切除して形成された平面部12aと、球レンズの残余の部分である球面部12bとを有している。球面部12bの球面頂点から曲率中心(O1:球レンズの球面中心)を通って平面部12aに至る線分の長さ(L1)は、球面部12bの曲率半径(R1:球レンズの半径)よりも大きい。また、第2レンズ13も、球レンズの一部を平面部に加工して製作されたレンズであり(半球状レンズ)、球レンズの一部を研磨加工等により切除して形成された平面部13aと、球レンズの残余の部分である球面部13bとを有している。球面部13bの球面頂点から曲率中心(O2:球レンズの球面中心)を通って平面部13aに至る線分の長さ(L2)は、球面部13bの曲率半径(R2:球レンズの半径)よりも大きい。尚、この実施形態において、第1レンズ12と第2レンズ13は、上記線分の長さ(L1、L2)及び曲率半径(R1、R2)が同じであり(L1=L2、R1=R2)、上記線分の長さ(L1、L2)と曲率半径(R1、R2)とがL1(L2)=1.2×R1(R2)の関係を有している。
第1レンズ12と第2レンズ13は、例えば、均一屈折率の光学ガラスからなり、そのような光学ガラスとして、屈折率が1.7以上のMK−18(日本電気硝子株式会社製)、屈折率が1.9以上のRH−21(日本電気硝子株式会社製)等を挙げることができる。尚、例えば、MK−18により形成され、L1(L2)=1.2×R1(R2)の関係を有する第1レンズ12と第2レンズ13は、同じ屈折率と同じ焦点距離を有するドラムレンズに比べて、光ファイバの先端との間の空隙量を約3.7倍程度大きくすることができるので、光ファイバへの反射戻り光を約1/10以下に低減できる。また、第1レンズ12と第2レンズ13の平面部12a、13aと球面部12b、13bにおける光が透過する部分には、反射防止膜が形成されている。
第1レンズ12は、第1レンズホルダ16を介して収容スリーブ15に固定されている。第1レンズホルダ16は、ガラス、金属、又はセラミックス等により(この実施形態ではガラスにより)、円形リング状又は円筒状に形成され、その中心部に円形の貫通孔16aを有している。第1レンズ12は、その球面部12bを第1レンズホルダ16の貫通孔16aの一端側縁部に当接させた状態で、接着剤で第1レンズホルダ16の一端側に固定されている。第1レンズ12の球面部12bを第1レンズホルダ16の貫通孔16aの一端側縁部に当接させることにより、球面部12bの曲率中心(O1)と第1レンズホルダ16の貫通孔16aの中心とを容易に一致させることができる。第1レンズホルダ16は、その外周と貫通孔16aの中心との同軸度や、端面と外周との直角度が管理され、その外周を収容スリーブ15の内周に接着剤で固定される。このような管理された第1レンズホルダ16に第1レンズ12を固定することにより、第1レンズホルダ16を収容スリーブ15の内周に固定した状態で、第1レンズ12の球面部12bの曲率中心(O1)を収容スリーブ15の内周の中心軸と一致又は略一致させることができる。また、第1レンズ12は、第1レンズホルダ16の一端側に固定され、かつ、収容スリーブ15の内周には直接固定されないので、収容スリーブ15や第1レンズホルダ16との間の熱膨張量又は収縮量の差が生じたとしても、光学特性に狂いを生じさせるような応力は第1レンズ12に作用しない。
第2レンズ13は、第2レンズホルダ17を介して収容スリーブ15の内周に固定されている。第2レンズホルダ17は、ガラス、金属、又はセラミックス等により(この実施形態ではガラスにより)、円形リング状又は円筒状に形成され、その中心部に円形の貫通孔17aを有している。第2レンズ13は、その球面部13bを第2レンズホルダ17の貫通孔17aの他端側縁部に当接させた状態で、接着剤で第2レンズホルダ17の他端側に固定されている。第2レンズ13の球面部13bを第2レンズホルダ17の貫通孔17aの他端側縁部に当接させることにより、球面部13bの曲率中心(O2)と第2レンズホルダ17の貫通孔17aの中心とを容易に一致させることができる。第2レンズホルダ17は、その外周と貫通孔17aの中心との同軸度や、端面と外周との直角度が管理され、その外周を収容スリーブ15の内周に接着剤で固定される。このような管理された第2レンズホルダ17に第2レンズ13を固定することにより、第2レンズホルダ17を収容スリーブ15の内周に固定した状態で、第2レンズ13の球面部13bの曲率中心(O2)を収容スリーブ15の内周の中心軸と一致又は略一致させることができる。また、第2レンズ13は、第2レンズホルダ17の他端側に固定され、かつ、収容スリーブ15の内周には直接固定されないので、収容スリーブ15や第2レンズホルダ17との間の熱膨張量又は収縮量の差が生じたとしても、光学特性に狂いを生じさせるような応力は第2レンズ13に作用しない。
この実施形態において、光機能部品としてのバンドパスフィルタ14は、第2レンズホルダ17の一端側に接着剤で固定されている。バンドパスフィルタ14は、第2レンズホルダ17の貫通孔17aを介して第2レンズ13の球面部13bと対向すると共に、第1レンズホルダ16の貫通孔16aを介して第1レンズ12の球面部12bと対向する。尚、バンドパスフィルタ14の一端面は、第1レンズホルダ16の他端面に当接させても良いし、該他端面から離しても良い。あるいは、バンドパスフィルタ14を、第2レンズホルダ17と第1レンズホルダ16の双方に接着剤で固定するようにしても良い。
収容スリーブ15の一端面15aと他端面15bは、それぞれ、収容スリーブ15の内周の中心軸と直交する平面に形成され、その直角度は、例えば、内周の中心軸を法線とする幾何学的な理想平面に対して±0.5度以下、好ましくは±0.1度以下の精度で管理される。また、第1レンズ12の平面部12aは収容スリーブ15の一端面15aと平行であり、第2レンズ13の平面部13aは収容スリーブ15の他端面15bと平行である。
図1に示すように、第1毛細管アッセンブリ2とレンズアッセンブリ4は、保持スリーブ7の端面7aと収容スリーブ15の一端面15aとを突き合わせ状にして接着剤で固定され、第2毛細管アッセンブリ3とレンズアッセンブリ4は、保持スリーブ11の端面11aと収容スリーブ15の他端面15bとを突き合わせ状にして接着剤で固定される。第1レンズ12の平面部12aは第1毛細管アッセンブリ2の光ファイバ5の先端面5aと空隙を介して対向し、第2レンズ13の平面部13aは第2毛細管アッセンブリ3の光ファイバ8、9の先端面8a、9aと空隙を介して対向する。
この実施形態の光デバイス1は、例えば次のようにして組み立てることができる。
まず、第2レンズホルダ17に上述した態様で第2レンズ13とバンドパスフィルタ14を接着剤で固定して、これら3部品からなる組付体を作製する。その際、適宜、位置決め治具で押圧して、第2レンズ13の平面部13aと、第2レンズホルダ17の端面(中心軸に対する直角度が管理された端面)とが平行又は略平行になるように固定する。そして、この組付体を収容スリーブ15の内周に挿入し、その位置を調整した後、第2レンズホルダ17の外周を収容スリーブ15の内周に接着剤で固定する。尚、組付体の第2レンズホルダ17を収容スリーブ15の内周にスムーズに挿入できるように、第2レンズホルダ17の外周径と収容スリーブ15の内周径とを略一致させてある(第2レンズホルダ17の外周と収容スリーブ15の内周との間のクリアランスが可及的に小さくなるようにしている)。このようにすれば、第2レンズ13の平面部13aが収容スリーブ15の他端面15bと平行で、かつ、収容スリーブ15の内周の中心軸と直交した状態又はこれに近い状態となるように、上記の組付体を収容スリーブ15に固定することができる。また、上述のように、第2レンズホルダ17の外周と貫通孔17aの中心との同軸度や、端面と外周との直角度を管理することにより、第2レンズ13の球面部13bの曲率中心(O2)を収容スリーブ15の内周の中心軸と一致又は略一致させることができる。
つぎに、第1レンズホルダ16に上述した態様で第1レンズ12を接着剤で固定して、これら2部品からなる組付体を作製する。その際、適宜、位置決め治具で押圧して、第1レンズ13の平面部12aと、第1レンズホルダ16の端面(中心軸に対する直角度が管理された端面)とが平行又は略平行になるように固定する。そして、この組付体を収容スリーブ15の内周に挿入し、その位置を調整した後、第1レンズホルダ16の外周を収容スリーブ15の内周に接着剤で固定する。尚、組付体の第1レンズホルダ16を収容スリーブ15の内周にスムーズに挿入できるように、第1レンズホルダ16の外周径と収容スリーブ15の内周径とを略一致させてある(第1レンズホルダ16の外周と収容スリーブ15の内周との間のクリアランスが可及的に小さくなるようにしている)。このようにすれば、第1レンズ12の平面部12aが収容スリーブ15の一端面15aと平行で、かつ、収容スリーブ15の内周の中心軸と直交した状態又はこれに近い状態となるように、上記の組付体を収容スリーブ15に固定することができる。また、上述のように、第1レンズホルダ16の外周と貫通孔16aの中心との同軸度や、端面と外周との直角度を管理することにより、第1レンズ12の球面部12bの曲率中心(O1)を収容スリーブ15の内周の中心軸と一致又は略一致させることができる。
つぎに、上記の組付体を固定した収容スリーブ15の他端面15bに、第2毛細管アッセンブリ3の保持スリーブ11の端面11aを突き合わせ、両者の相対位置を、光ファイバ8、9の光軸方向(Z軸方向)と直交する方向(X軸、Y軸方向)に調整すると共に、その突き合わせた第2毛細管アッセンブリ3の保持スリーブ11内で毛細管10を光軸方向(Z軸方向に)に移動させて、毛細管10に固定された光ファイバ8、9の先端面8a、9aの位置を調整し、例えば一方の光ファイバ8から出射された光がバンドパスフィルタ14で反射して、他方の光ファイバ9に戻るように、最適な光学調芯状態で接着固定する。
さらに、上記の組付体を固定した収容スリーブ15の一端面15aに、第1毛細管アッセンブリ2の保持スリーブ7の端面7aを突き合わせ、両者の相対位置を、光ファイバ5の光軸方向(Z軸方向)と直交する方向(X軸、Y軸方向)に調整すると共に、その突き合わせた第1毛細管アッセンブリ2の保持スリーブ7内で毛細管6を光軸方向(Z軸方向に)に移動させて、毛細管6に固定された光ファイバ5の先端面5aの位置を調整し、例えば第2毛細管アッセンブリ3の一方の光ファイバ8から出射された光がバンドパスフィルタ14を通過して、光ファイバ5に入射するように、最適な光学調芯状態で接着固定する。
上述の光デバイス1の組立方法において、光デバイス1を構成する部材が全て透明材料(例えば樹脂、ガラス等)で形成されていると、接着剤としてUV硬化型接着剤の使用が可能になるため、組立作業の作業性が向上する。また、保持スリーブ7(11)と毛細管6(10)との接着、及び/又は、毛細管アッセンブリ2(3)とレンズアッセンブリ4との接着において、UV硬化型接着剤で仮止めした後、信頼性の高い熱硬化接着剤で固定するようにしても良い。
つぎに、この実施形態の光デバイス1の一使用例(光分波器としての使用例)について説明する。
例えば、第2毛細管アッセンブリ3の一方の光ファイバ8から相異なる波長λ1、λ2の光が出射される。バンドパスフィルタ14は、波長λ1の光を反射し、波長λ2の光を通過させる光学的特性を有している。第2毛細管アッセンブリ3の光ファイバ8から出射された波長λ1の光は、第2レンズ13によって平行光にコリメートされ、バンドパスフィルタ14で反射される。バンドパスフィルタ14で反射された波長λ1光は、第2レンズ13によって集光されて、第2毛細管アッセンブリ3の他方の光ファイバ9に戻される。一方、第2毛細管アッセンブリ3の光ファイバ8から出射された波長λ2の光は、第2レンズ13によって平行光にコリメートされ、バンドパスフィルタ14に入る。そして、バンドパスフィルタ14を通過し、第1レンズ12によって集光されて、第1毛細管アッセンブリ2の光ファイバ5に入射する。
図3は第2の実施形態に係る光デバイス21の概略構成を示し、図4はそのレンズアッセンブリ4を示している。尚、第1の実施形態に係る光デバイス1と、実質的に同一の部品及び部分には同一の参照数字を附して、重複する説明を省略する。
この実施形態の光デバイス21が、前述した第1の実施形態の光デバイス1と実質的に異なる点は、単芯のコリメータ同士を組み合わせている点、光機能部品としてアイソレータコア14’を用いている点である。
第1毛細管アッセンブリ2では、毛細管6の単芯の内孔に1本の光ファイバ5が接着剤で固定され、第2毛細管アッセンブリ3では、毛細管10’の単芯の内孔に1本の光ファイバ8が接着剤で固定されている。また、光機能部品としてのアイソレータコア14’は、第2レンズホルダ17の一端側に接着剤で固定されている。その他の事項は、第1の実施形態の光デバイス1に準じるので、重複する説明を省略する。
第1実施形態に係る光デバイスの概略構成を示す縦断面図である。 第1実施形態に係る光デバイスのレンズアッセンブリの概略構成を示す縦側面図である。 第2実施形態に係る光デバイスの概略構成を示す縦断面図である。 第2実施形態に係る光デバイスのレンズアッセンブリの概略構成を示す縦側面図である。
符号の説明
1 光デバイス
2 第1毛細管アッセンブリ
5 光ファイバ
5a 先端面
6 毛細管
6a 先端面
7 保持スリーブ
7a 端面
3 第2毛細管アッセンブリ
8 光ファイバ
8a 先端面
9 光ファイバ
9a 先端面
10 毛細管
10a 先端面
10’ 毛細管
10’a 先端面
11 保持スリーブ
11a 端面
4 レンズアッセンブリ
12 第1レンズ
12a 平面部
12b 球面部
O1 曲率中心
L1 線分の長さ
R1 曲率半径
13 第2レンズ
13a 平面部
13b 球面部
O2 曲率中心
L2 線分の長さ
R2 曲率半径
14 バンドパルフィルタ(光機能部品)
14’ アイソレータコア(光機能部品)
15 収容スリーブ
15a 一端面
15b 他端面
16 第1レンズホルダ
16a 貫通孔
17 第2レンズホルダ
17a 貫通孔

Claims (14)

  1. 光ファイバが挿入固定された毛細管と、該毛細管を保持する保持部材とを有する第1毛細管アッセンブリと、
    光ファイバが挿入固定された毛細管と、該毛細管を保持する保持部材とを有する第2毛細管アッセンブリと、
    前記第1毛細管アッセンブリの光ファイバの先端と空隙を介して対向する第1レンズと、前記第2毛細管アッセンブリの光ファイバの先端と空隙を介して対向する第2レンズと、前記第1レンズと第2レンズとの間に介装された光機能部品と、これら部品を収容する収容部材とを有するレンズアッセンブリとを備え、
    前記収容部材の一端面に前記第1毛細管アッセンブリの保持部材が固定され、前記収容部材の他端面に前記第2毛細管アッセンブリの保持部材が固定された光デバイス。
  2. 前記第1レンズ及び第2レンズのうち少なくとも一方のレンズは、球レンズの一部を平面部に加工して製作されたものである請求項1に記載の光デバイス。
  3. 前記少なくとも一方のレンズは、前記平面部が前記光ファイバの先端と対向するように配置されている請求項2に記載の光デバイス。
  4. 前記少なくとも一方のレンズに隣接して、貫通孔を有するレンズホルダが前記収容部材に収容されており、前記少なくとも一方のレンズは、その球面部が前記レンズホルダの貫通孔の一端側縁部に当接した状態で該レンズホルダに固定されている請求項2又は3に記載の光デバイス。
  5. 前記レンズホルダの他端側に前記光機能部品が固定されている請求項4に記載の光デバイス。
  6. 前記レンズホルダが前記収容部材に固定されている請求項4又は5に記載の光デバイス。
  7. 球レンズの一部を平面部に加工して製作されたレンズと、貫通孔を有するレンズホルダと、これら部品を収容する収容部材とを備えたレンズアッセンブリであって、
    前記レンズは、その球面部が前記レンズホルダの貫通孔の一端側縁部に当接した状態で該レンズホルダに固定されていることを特徴とするレンズアッセンブリ。
  8. 前記レンズは、前記平面部が前記収容部材の一端面と平行になるように配置されている請求項7に記載のレンズアッセンブリ。
  9. 前記レンズホルダの他端側に隣接して、光機能部品が前記収容部材に収容されている請求項7又は8に記載のレンズアッセンブリ。
  10. 前記光機能部品が前記レンズホルダの他端側に固定されている請求項9に記載のレンズアッセンブリ。
  11. 前記レンズホルダが前記収容部材に固定されている請求項7から10の何れかに記載のレンズアッセンブリ。
  12. 前記光機能部品に順次隣接して、貫通孔を有する第2レンズホルダと球レンズの一部を平面部に加工して製作された第2レンズとが前記収容部材に収容されており、前記第2レンズはその球面部が前記第2レンズホルダの貫通孔の他端側縁部に当接した状態で該第2レンズホルダに固定されている請求項9から11の何れかに記載のレンズアッセンブリ。
  13. 前記第2レンズは、前記平面部が前記収容部材の他端面と平行になるように配置されている請求項12に記載のレンズアッセンブリ。
  14. 前記第2レンズホルダが前記収容部材に固定されている請求項12又は13に記載のレンズアッセンブリ。
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