JP4695118B2 - 光学アッシーと光学モジュール - Google Patents
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Description
しかし、スリーブ60に第1コリメータ91と第2コリメータ93を接着剤92で接着する工程が残っている。特許文献1の6頁右欄最上行に記載されているように、スリーブ60の内径はレンズ21,22の外径よりも約10μm大きく設計される。このような構造では、レンズ21と22に塗布された接着剤92に偏りがある場合にも、硬化収縮や熱膨張による光学特性の低下が生じる。また、接着剤92の偏りは、光軸のずれの原因にもなっていた。
光学アッシー100の組み立て工程を、フロー図を図3に、各工程における光学アッシー100の模式図を図4に示して説明する。
実施例1の第1インナー割りスリーブ43は、中心軸に平行にスリット43sが形成された円筒形である。しかし、第1インナー割りスリーブ43の円筒の肉厚が厚いと弾性変形量が小さく、第1レンズ41を圧入し難いという問題がある。一方、第1インナー割りスリーブ43の肉厚は、光機能部品46を垂直に保持する必要性からなるべく厚い方が好ましいという事情もある。そこで、円筒の肉厚を十分確保しながら、適切な弾性変形量を得る工夫として、第1インナー割りスリーブ43の形状を図5に示すようにしてもよい。図5に示す第1インナー割りスリーブ43は、スリット43sと対向する円筒外側が面状に切り欠かれ薄肉部43aが形成されている。この薄肉部43aの厚さを調整すれば、第1インナー割りスリーブ43の肉厚が厚くても弾性変形量を適切にすることが出来る。第2インナー割りスリーブ44側も同様である。
実施例1で説明した光学アッシー100に光を入出力する光ファイバを接続し、更に、筺体内に光ファイバと光学アッシー100とを収容して一体化させた光学モジュール200について説明する。
Claims (7)
- あらかじめ定めた平行度の範囲にある第1端面と第2端面を有する光機能部品と、
円柱形の第1レンズと、
内径が前記第1レンズの外径以下である円筒状であって、当該円筒の中心軸と平行な方向にスリットが形成され、端面の垂直度があらかじめ定めた範囲にある第1垂直端面を有し、前記第1垂直端面の反対の端面側の当該円筒の内側面で前記第1レンズを保持する第1インナー割りスリーブと、
円柱形の第2レンズと、
内径が前記第2レンズの外径以下である円筒状であって、当該円筒の中心軸と平行な方向にスリットが形成され、端面の垂直度があらかじめ定めた範囲にある第2垂直端面を有し、前記第2垂直端面の反対の端面側の当該円筒の内側面で前記第2レンズを保持する第2インナー割りスリーブと、
円筒状であって、当該円筒の中心軸と平行な方向にスリットが形成されたアウター割りスリーブと
を備え、
前記アウター割りスリーブの内径は、前記第1インナー割りスリーブおよび前記第2インナー割りスリーブの外径以下であり、
前記光機能部品は、第1端面の法線方向と前記アウター割りスリーブの中心軸の方向とを一致させた状態で、前記アウター割りスリーブの内に配置できる大きさであり、
前記第1インナー割りスリーブおよび前記第2インナー割スリーブの内径は、中心軸の方向と前記光機能部品の第1端面の法線方向とを一致させた状態では、前記光機能部品を内部に配置できない大きさであり、
前記光機能部品の第1端面と前記第1インナー割りスリーブの第1垂直端面とが接触し、前記光機能部品の第2端面と前記第2インナー割りスリーブの第2垂直端面とが接触する状態で、前記第1インナー割りスリーブおよび前記第2インナー割りスリーブが前記アウター割りスリーブの内側面に保持されている
ことを特徴とする光学アッシー。 - あらかじめ定めた平行度の範囲にある第1端面と第2端面を有する光機能部品と、
円柱形の第1レンズと、
内径が前記第1レンズの外径以下である円筒状であって、当該円筒の中心軸と平行な方向にスリットが形成され、当該円筒の端面が当該円筒の中心軸に対してあらかじめ定めた角度の範囲で傾斜する第1傾斜端面を有し、前記第1傾斜端面の反対の端面側の当該円筒の内側面で前記第1レンズを保持する第1インナー割りスリーブと、
円柱形の第2レンズと、
内径が前記第2レンズの外径以下である円筒状であって、当該円筒の中心軸と平行な方向にスリットが形成され、当該円筒の端面の当該円筒の中心軸に対する角度が、前記第1傾斜端面と同一の角度で傾斜する第2傾斜端面を有し、前記第2傾斜端面の反対の端面側の当該円筒の内側面で前記第2レンズを保持する第2インナー割りスリーブと、
円筒状であって、当該円筒の中心軸と平行な方向にスリットが形成されたアウター割りスリーブと
を備え、
前記アウター割りスリーブの内径は、前記第1インナー割りスリーブおよび前記第2インナー割りスリーブの外径以下であり、
前記光機能部品は、第1端面の法線方向と前記アウター割りスリーブの中心軸の方向とを一致させた状態で、前記アウター割りスリーブの内に配置できる大きさであり、
前記第1インナー割りスリーブの内径は、第1傾斜端面の法線方向と前記光機能部品の第1端面の法線方向とを一致させた状態では、前記光機能部品を前記第1インナー割りスリーブの内部に配置できない大きさであり、
前記第2インナー割りスリーブの内径は、第2傾斜端面の法線方向と前記光機能部品の第2端面の法線方向とを一致させた状態では、前記光機能部品を前記第2インナー割りスリーブの内部に配置できない大きさであり、
前記光機能部品の第1端面と前記第1インナー割りスリーブの第1傾斜端面とが沿い、かつ、前記光機能部品の第2端面と前記第2インナー割りスリーブの第2傾斜端面とが沿う状態で、前記第1インナー割りスリーブおよび前記第2インナー割りスリーブが前記アウター割りスリーブの内側面に保持されている
ことを特徴とする光学アッシー。 - あらかじめ定めた平行度の範囲にある第1端面と第2端面を有する光機能部品と、
円柱形の第1レンズと、
内径が前記第1レンズの外径以下である円筒状であって、当該円筒の中心軸と平行な方向にスリットが形成され、当該円筒の端面が当該円筒の中心軸に対してあらかじめ定めた角度の範囲で傾斜する第1傾斜端面を有し、前記第1傾斜端面の反対の端面側の当該円筒の内側面で前記第1レンズを保持する第1インナー割りスリーブと、
円筒状であって、端面の当該円筒の中心軸に対する角度が前記第1傾斜端面と同一の角度で傾斜する第3傾斜端面と、前記第3傾斜端面と反対側の端面があらかじめ定めた垂直度の範囲にある第3垂直端面を有する傾斜アダプターと、
円柱形の第2レンズと、
内径が前記第2レンズの外径以下である円筒状であって、当該円筒の中心軸と平行な方向にスリットが形成され、端面の垂直度があらかじめ定めた範囲にある第2垂直端面を有し、前記第2垂直端面の反対の端面側の当該円筒の内側面で前記第2レンズを保持する第2インナー割りスリーブと、
円筒状であって、当該円筒の中心軸と平行な方向にスリットが形成されたアウター割りスリーブと
を備え、
前記アウター割りスリーブの内径は、前記第1インナー割りスリーブおよび前記第2インナー割りスリーブの外径以下であり、
前記光機能部品は、第1端面の法線方向と前記アウター割りスリーブの中心軸の方向とを一致させた状態で、前記アウター割りスリーブの内に配置できる大きさであり、
前記傾斜アダプターの外径は、前記アウター割りスリーブの内径よりも小さく、前記第2インナー割りスリーブの内径よりも大きく、
前記第1インナー割りスリーブの内径は、第1傾斜端面の法線方向と前記光機能部品の第1端面の法線方向とを一致させた状態では、前記光機能部品を内部に配置できない大きさであり、
前記傾斜アダプターの内径は、第2傾斜端面の法線方向と前記光機能部品の第2端面の法線方向とを一致させた状態では、前記光機能部品を内部に配置できない大きさであり、
前記光機能部品の第1端面と前記第1インナー割りスリーブの第1傾斜端面とが接触し、前記光機能部品の第2端面と前記傾斜アダプターの第3傾斜端面とが接触し、前記傾斜アダプターの第3垂直端面と前記第2インナー割りスリーブの第2垂直端面とが接触する状態で、前記第1インナー割りスリーブおよび前記第2インナー割りスリーブが前記アウター割りスリーブの内側面に保持されている
ことを特徴とする光学アッシー。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の光学アッシーであって、
前記第1インナー割りスリーブまたは前記第2インナー割りスリーブは、前記スリットと反対側の側面に薄肉部を有する
ことを特徴とする光学アッシー。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の光学アッシーであって、
円筒状のチップカラーも備え、
前記チップカラーの内径は、当該円筒の中心軸の方向と前記光機能部品の第1端面の法線方向とを一致させて、前記光機能部品を当該チップカラーの内に配置できる大きさであり、
前記チップカラーの外径は、当該円筒の中心軸の方向と前記光機能部品の第1端面の法線方向とを一致させて、当該チップカラーを当該アウター割りスリーブの内に配置できる大きさであり、
当該チップカラーの円筒の長さが前記光機能部品の第1端面と第2端面との距離よりも短い
ことを特徴とする光学アッシー。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の光学アッシーと、
前記第1レンズに融着された1本以上の第1光ファイバと、
前記第2レンズに融着された1本以上の第2光ファイバと、
前記第1光ファイバを保持し、前記第1インナー割りスリーブの端面に接する第1ファイバホルダと、
前記第2光ファイバを保持し、前記第2インナー割りスリーブの端面に接する第2ファイバホルダと、
前記光学アッシー、前記第1ファイバホルダ、前記第2ファイバホルダを保持する筐体と、
を備える光学モジュール。 - 請求項6記載の光学モジュールであって、
前記第1レンズと前記第1光ファイバとの融着部分、および前記第2レンズと前記第2光ファイバとの融着部分が、接着剤により補強されている
ことを特徴とする光学モジュール。
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JP2007175182A JP4695118B2 (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 光学アッシーと光学モジュール |
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JP2009014916A JP2009014916A (ja) | 2009-01-22 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62293210A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-19 | Toshiba Corp | 光フアイバコリメ−タ及びその製造方法 |
JP2001074967A (ja) * | 1999-09-07 | 2001-03-23 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 光分岐器 |
JP2003270485A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | フィルタモジュール |
JP2005208389A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Fujikura Ltd | 光ファイバ接続構造 |
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2007
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