JP2003322755A - 光ファイバコリメータ - Google Patents

光ファイバコリメータ

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JP2003322755A
JP2003322755A JP2002131910A JP2002131910A JP2003322755A JP 2003322755 A JP2003322755 A JP 2003322755A JP 2002131910 A JP2002131910 A JP 2002131910A JP 2002131910 A JP2002131910 A JP 2002131910A JP 2003322755 A JP2003322755 A JP 2003322755A
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lens
optical
ferrule
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JP2002131910A
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Takafumi Suzuki
隆文 鈴木
Naoki Kawada
直樹 川和田
Hiromitsu Nakayama
浩光 中山
Masanao Munekane
正直 宗兼
Toshiya Kubo
利哉 久保
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した結合効率を得ることができると共に
信頼性を向上してコストを低減した光ファイバコリメー
タを提供する。 【解決手段】 フェルール20及び光学レンズ31を保
持する保持部材が、光学レンズ31を保持する鏡筒32
とフェルール20を保持するホルダ40とからなり、鏡
筒32とホルダ40とが熱膨張係数の異なる部材で形成
され且つ光学レンズ31及びフェルール20よりも軸方
向の外側で当接するように接合されており、ホルダ40
とフェルール20との位置決め点とホルダ40と鏡筒3
2との当接点との軸方向の距離Lと、鏡筒32と光学
レンズ31との位置決め点と当接点との距離Lとを、
ホルダ40の熱膨張係数α、鏡筒32の熱膨張係数α
、光学レンズ31の熱膨張係数α及び光学レンズ3
1の焦点距離fによって、光学レンズ31の焦点位置に
光ファイバ1の先端面が配置されるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光スイッチ及び可
変光減衰器等の光機能部品を有する光結合器等の光通信
デバイスに搭載される光ファイバコリメータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバコリメータを用いた光
結合器等の光通信デバイスは、例えば、ミラー、波長フ
ィルタ及び磁気光学結晶といった光機能部品等をコリメ
ータブロック内に設け、コリメータブロックの光機能部
品の両側に光ファイバコリメータを端面同士が相対向す
るように配置し、平行ビームの光軸を一致させた状態で
固定するものである。
【0003】ここで、従来の光ファイバコリメータ10
0は、図3に示すように、光ファイバ1の先端を保持す
るフェルール120と、フェルール120から照射され
た光を平行ビームとする光学レンズ131とが円筒形状
を有するホルダ140内に保持されている。
【0004】このような光ファイバコリメータ100で
は、光ファイバ1から照射された光が光学レンズ131
によって平行ビームとなるように、光学レンズ131の
焦点に光ファイバ1の先端面が配置されるよう、フェル
ール120及び光学レンズ131はホルダ140内の同
一孔内に高精度に位置合わせされている。
【0005】このフェルール120と光学レンズ131
との相対位置によって、光結合効率を向上すると共に反
射戻り光を低減することができる。
【0006】このような光ファイバコリメータ100で
は、熱による膨張及び収縮によって、光ファイバコリメ
ータ100の光学レンズ131と、光ファイバ1の先端
面との位置ズレが生じてしまい、結合効率のよい平行ビ
ームを照射することができないという問題がある。
【0007】このような問題を解決するため、特開平5
−11137号公報に開示された光ファイバコリメータ
が提案されている。
【0008】この光ファイバコリメータによれば、光学
レンズと光ファイバとの間にスペーサを配置し、弾性部
材により光ファイバを光学レンズに向かって押圧するよ
うになっており、熱膨張及び収縮による光学レンズの焦
点位置と光ファイバの先端面との位置ズレが、スペーサ
によって低減されるようになっている。
【0009】またその他に、特開昭59−15206号
公報に温度変化による構成部材間の距離変動を減少させ
る例が示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光ファイバコリメータでは、熱膨張及び収縮に
よる変形を防止するため、保持部材であるホルダに熱膨
張係数の小さな部材を用いるには、特殊な部材を用いな
くてはならず高コストとなってしまうという問題があ
る。
【0011】また、スペーサ及び弾性部材を用いた光フ
ァイバコリメータでは、光学レンズと光ファイバの先端
面との距離を長くすると、スペーサが長くなるため、熱
膨張による変形が大きくなり、位置ずれを低減すること
ができないという問題がある。
【0012】さらに、スペーサ及び弾性部材が必要なた
め、部品点数が多くなると共に高コストとなってしまう
という問題がある。
【0013】本発明は、このような事情に鑑み、安定し
た結合効率を得ることができると共に信頼性を向上して
コストを低減した光ファイバコリメータを提供すること
を課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、光ファイバが固定されるフェルール
と、該フェルールから照射した光を平行ビームとする光
学レンズと、前記フェルールと前記光学レンズとを位置
合わせをした状態で保持する保持部材とを具備する光フ
ァイバコリメータにおいて、前記保持部材が、前記光学
レンズを保持する鏡筒と前記フェルールを保持するホル
ダとからなり、前記鏡筒と前記ホルダとが熱膨張係数の
異なる部材で形成され且つ前記光学レンズ及び前記フェ
ルールよりも軸方向の外側で当接するように接合されて
おり、前記ホルダと前記フェルールとの位置決め点と前
記ホルダと前記鏡筒との当接点との軸方向の距離L
と、前記鏡筒と前記光学レンズとの位置決め点と前記
当接点との距離Lとした場合に、前記ホルダの熱膨張
係数α、前記鏡筒の熱膨張係数α、前記光学レンズ
の熱膨張係数α及び光学レンズの焦点距離fによって
表される下記式(1)を満たすように設定されているこ
とを特徴とする光ファイバコリメータ。
【0015】 L×α=L×α+f×α (1) 本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記ホル
ダと前記フェルールとの位置決め点が、前記ホルダにお
ける、前記ホルダと前記鏡筒との当接点となる端部とは
反対側の端部であることを特徴とする光ファイバコリメ
ータにある。
【0016】本発明の第3の態様は、第1又は2の態様
において、前記鏡筒と前記光学レンズとの位置決め点
が、前記鏡筒における、前記ホルダと前記鏡筒との当接
点となる端部とは反対側の端部であることを特徴とする
光ファイバコリメータにある。
【0017】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様において、前記ホルダが前記フェルールの端部近
傍のみを保持することを特徴とする光ファイバコリメー
タにある。
【0018】本発明の第5の態様は、第1〜4の何れか
の態様において、前記フェルールが前記ホルダ内に圧入
又は接着により固定されていることを特徴とする光ファ
イバコリメータにある。
【0019】本発明の第6の態様は、第1〜5の何れか
の態様において、前記鏡筒の前記光学レンズを保持した
領域が前記ホルダ内に挿入され、前記ホルダと前記鏡筒
とが当該鏡筒の挿入されない領域で接合されていること
を特徴とする光ファイバコリメータにある。
【0020】本発明の第7の態様は、第1〜5の何れか
の態様において、前記ホルダの前記フェルールを保持し
た領域が前記鏡筒内に挿入され、前記鏡筒と前記ホルダ
とが当該ホルダの挿入されない領域で接合されているこ
とを特徴とする光ファイバコリメータにある。
【0021】かかる本発明では、熱膨張及び収縮によっ
て光学レンズの焦点距離が変化しても、常に焦点位置に
光ファイバの先端面を配置することができる。これによ
り、安定した結合効率を得ることができると共に部品点
数を増やす必要や熱膨張率の低い材料を用いる必要が無
く、製造コストを低減することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を実施形態に基づ
いて詳細に説明する。
【0023】(実施形態1)図1は、実施形態1に係る
光ファイバコリメータの断面図である。
【0024】図1に示すように、本実施形態の光ファイ
バコリメータ10は、光ファイバ1の先端部が挿入保持
されたフェルール20と、光学レンズ部品30とがホル
ダ40に保持されている。
【0025】フェルール20は、ジルコニア等のセラミ
ックス材料や、ガラス材料等からなり、軸方向に亘って
光ファイバ挿入孔21が設けられており、この光ファイ
バ挿入孔21内には光ファイバ1の先端部が接着剤等に
より接合されている。
【0026】また、光ファイバ挿入孔21の後端部側に
は、その内径が後端に向かって漸大するテーパ部22が
設けられている。このテーパ部22は、光ファイバ1の
先端を光ファイバ挿入孔21の後端側から挿入し易くす
ると共に挿入時に光ファイバ1の先端がフェルール20
の後端面に当接して傷や折れが発生するのを防止してい
る。
【0027】さらに、光ファイバ挿入孔21に保持され
た光ファイバ1と面一となるフェルールの先端面23
は、軸と直交する面に対して所定角度傾斜するように設
けられており、これにより、光ファイバ1から出射した
光が光ファイバ1の先端面に反射される量を減少させて
低反射率となるようにしている。
【0028】このようなフェルール20を保持するホル
ダ40は、軸方向に貫通した貫通孔41が設けられた筒
形状を有し、この貫通孔41の一端部側がフェルール2
0の挿入保持される小径のフェルール挿入孔42とな
り、他端部側がフェルール挿入孔42よりも大径で光学
レンズ部品30の一部が挿入される光学レンズ部品挿入
孔43となっている。
【0029】このフェルール挿入孔42に、フェルール
20の後端部側が圧入又は接着剤等を介して固定されて
いる。
【0030】なお、このようなホルダ40は、例えば、
ステンレス等の金属によって形成されている。
【0031】このようなフェルール20を保持したホル
ダ40の先端面には、フェルール20の先端面と所定の
クリアランスで配置されて、光ファイバ1の先端から出
射した光を平行ビームとする光学レンズ部品30が設け
られている。
【0032】この光学レンズ部品30は、光ファイバ1
の先端から出射した光を平行ビームとする非球面のレン
ズ、GRINレンズや複数のレンズからなるレンズ群な
どからなる光学レンズ31と、軸方向に亘って貫通して
設けられて光学レンズ31を保持する光学レンズ挿入孔
33の設けられた円筒形状を有する鏡筒32とを具備す
る。
【0033】鏡筒32は、ホルダ40の光学レンズ部品
挿入孔43の内径よりも若干小さな外径を有し、基端部
側には円周方向に亘って光学レンズ部品挿入孔43より
も大きな外径を有するフランジ部34が設けられてい
る。
【0034】なお、鏡筒32は、ホルダ40と熱膨張係
数の異なる部材で形成されており、例えば、ステンレス
等の金属によって形成されている。
【0035】このような光学レンズ部品30とホルダ4
0とは、ホルダ40の光学レンズ部品挿入孔43に鏡筒
32を所定のクリアランスが形成されるように挿入し、
ホルダ40の先端面に鏡筒32のフランジ部34を当接
させ、フランジ部34とホルダ40との外周面の境界を
例えば、YAGレーザ等の溶接により接合することで固
定されている。
【0036】このように構成される光ファイバコリメー
タ10は、フェルール20をホルダ40内に固定する軸
方向の位置と、光学レンズ部品30をホルダ40の先端
面に固定する軸と直交する方向との位置とが、例えば、
光結合器等に互いに光接続するように搭載された際など
に、相対向する光ファイバコリメータ10の光学レンズ
31間の距離などから、光結合効率が最大となるように
位置決めして固定されている。
【0037】本実施形態では、ホルダ40に位置決め固
定されたフェルール20は、その後端面がホルダ40の
一端面と面一となるように固定されている。
【0038】このような光ファイバコリメータ10は、
環境温度によって各部材が熱膨張及び収縮してしまう。
【0039】ここで、光学レンズ部品30に搭載された
光学レンズ31の焦点距離fは、光入射面の半径Rと比
例関係にあり、下記式(2)で表される。
【0040】f=k×R (2) このような光学レンズ31は、熱膨張により変形するた
め、光入射面の半径Rの変形量は、光学レンズ31の熱
膨張係数α、温度変化量ΔTとすると下記式(3)で
表される。
【0041】α×R×ΔT (3) 光ファイバコリメータ10の鏡筒32とホルダ40とが
反対方向に変形すると、光学レンズ31と光ファイバ1
の先端面との位置ズレΔLは、光学レンズ31の焦点距
離fの変形量も考慮すると下記式(4)で表される。
【0042】 ΔL=L×α×ΔT−L×α×ΔT−f×α×ΔT (4 ) このようなことから、光学レンズ31と光ファイバ1の
先端面との相対的な位置が熱膨張及び収縮による変形で
位置ズレが生じないようにするには、ホルダ40と鏡筒
32との当接する面を当接点とすると、ホルダ40とフ
ェルール20との位置決め点と当接点との軸方向の距離
、鏡筒32と光学レンズ31との位置決め点と当接
点との軸方向の距離Lとした場合に、光学レンズ31
の焦点距離f、ホルダ40の熱膨張係数α、鏡筒32
の熱膨張係数α、光学レンズ31の熱膨張係数α
すると、下記式(1)を満たすようにL及びLは設
定されている。
【0043】 L×α=L×α+f×α (1) なお、本実施形態では、ホルダ40とフェルール20と
の位置決め点及び鏡筒32と光学レンズ31との位置決
め点は、ホルダ40と鏡筒32との当接点から離れた
側、つまり、ホルダ40においては、ホルダ40と鏡筒
32との当接点となる端部とは反対側のフェルール20
を保持した端部であり、鏡筒32においては、ホルダ4
0と鏡筒32との当接点となる端部とは反対側の光学レ
ンズ31を保持した端部となっている。
【0044】本実施形態の光ファイバコリメータ10で
は、フェルール20がホルダ40にその一端面が面一と
なるように保持され、ホルダ40と鏡筒32との当接点
が、ホルダ40の他端面となるため、ホルダ40とフェ
ルール20との位置決め点と当接点との距離Lは、ホ
ルダ40の軸方向の長さとなっている。
【0045】ここで、例えば、ホルダ40を熱膨張係数
αが103×10−7(1/℃)のステンレスで形成
し、鏡筒32を熱膨張係数αが173×10−7(1
/℃)のステンレスで形成し、光学レンズ31の熱膨張
係数αを88×10−7(1/℃)とし、光学レンズ
の焦点距離fを4.02(mm)とすると、上記式
(1)を満たすホルダ40の全長Lが8(mm)、鏡
筒32の距離Lが2.72(mm)となる。
【0046】このような上記式(1)を満たす光ファイ
バコリメータ10とすることで、環境温度による熱膨張
及び熱収縮によって、光学レンズ31の焦点距離と光フ
ァイバ1の先端面との位置ズレを防止して安定した結合
効率を得ることができる。
【0047】また、ホルダ40及び鏡筒32に熱膨張係
数の小さな部材を用いる必要や部品点数を増やす必要が
無くコストを低減することができる。
【0048】(実施形態2)図2は、本発明の実施形態
2に係る光ファイバコリメータの断面図である。なお、
上述した実施形態1と同様の部材には同様の符号を付し
て重複する説明は省略する。
【0049】図2に示すように、光ファイバコリメータ
10Aは、フェルール20と、光学レンズ部品30Aと
がホルダ40Aに固定されている。
【0050】ホルダ40Aは、軸方向に亘ってフェルー
ル挿入孔42のみ設けられた筒形状を有し、基端部側の
外周には円周方向に亘って突出したフランジ部44が設
けられている。
【0051】また、光学レンズ部品30Aは、光学レン
ズ31と鏡筒32Aとからなり、鏡筒32Aは、ホルダ
40Aの先端側の外径よりも大きな内径を有し、且つ光
学レンズ31が保持された光学レンズ挿入孔33Aが設
けられている。
【0052】このようなホルダ40Aと光学レンズ部品
30Aとは、ホルダ40Aのフェルール20を保持した
先端部側を、鏡筒32Aの光学レンズ挿入孔33A内に
挿入し、フランジ部44を鏡筒32Aの一端面に当接
し、フランジ部44と鏡筒32Aとの当接する外周面
を、例えばYAGレーザ等の溶接により接合することで
固定されている。
【0053】このような光ファイバコリメータ10Aと
しても、上記式(1)を満たす寸法で形成することで上
述した実施形態1と同様の効果を得ることができる。
【0054】(他の実施形態)以上、本発明の実施形態
1及び2を説明したが、光ファイバコリメータの基本的
構成は上述したものに限定されるものではない。
【0055】例えば、上述した実施形態1及び2では、
ホルダ40、40Aとフェルール20との位置決め点及
び鏡筒32、32Aと光学レンズ31との位置決め点
は、ホルダ40、40Aと鏡筒32との当接点から離れ
た側のフェルール20及び光学レンズ31をそれぞれ保
持した端部としたが、フェルール20及び光学レンズ3
1を固定する固定方法及び接着剤等により、位置決め点
をフェルール及び光学レンズを保持した軸方向略中央と
してもよい。
【0056】また、例えば、上述した実施形態1及び2
では、ホルダ40、40Aは、光ファイバ1を保持した
フェルール20のみを保持するようにしたが、これに限
定されず、例えば、ホルダの後端部側で、光ファイバの
外周に被覆を施した光ファイバ心線を接着剤等を介して
保持するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バコリメータは、熱膨張及び収縮による焦点位置の変化
に伴い、フェルール及び光学レンズをそれぞれ保持した
ホルダ及び鏡筒が、光学レンズの焦点位置に光ファイバ
の先端面を位置合わせするように変形することができ
る。これにより、安定した結合効率を得ることができる
と共に部品点数の増加及び高額な部品を用いる必要が無
くコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る光ファイバコリメー
タの断面図である。
【図2】本発明の実施形態2に係る光ファイバコリメー
タの断面図である。
【図3】従来技術に係る光ファイバコリメータの断面図
である。
【符号の説明】
1 光ファイバ 10、10A 光ファイバコリメータ 20 フェルール 30、30A 光学レンズ部品 31 光学レンズ 32、32A 鏡筒 40、40A ホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 浩光 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 宗兼 正直 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 久保 利哉 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 2H037 BA32 CA10 DA04 DA05 DA06 DA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバが固定されるフェルールと、
    該フェルールから照射した光を平行ビームとする光学レ
    ンズと、前記フェルールと前記光学レンズとを位置合わ
    せをした状態で保持する保持部材とを具備する光ファイ
    バコリメータにおいて、 前記保持部材が、前記光学レンズを保持する鏡筒と前記
    フェルールを保持するホルダとからなり、前記鏡筒と前
    記ホルダとが熱膨張係数の異なる部材で形成され且つ前
    記光学レンズ及び前記フェルールよりも軸方向の外側で
    当接するように接合されており、前記ホルダと前記フェ
    ルールとの位置決め点と前記ホルダと前記鏡筒との当接
    点との軸方向の距離Lと、前記鏡筒と前記光学レンズ
    との位置決め点と前記当接点との距離L2とした場合
    に、前記ホルダの熱膨張係数α、前記鏡筒の熱膨張係
    数α、前記光学レンズの熱膨張係数α及び光学レン
    ズの焦点距離fによって表される下記式(1)を満たす
    ように設定されていることを特徴とする光ファイバコリ
    メータ。 L×α=L×α+f×α (1)
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバコリメータに
    おいて、前記ホルダと前記フェルールとの位置決め点
    が、前記ホルダにおける、前記ホルダと前記鏡筒との当
    接点となる端部とは反対側の端部であることを特徴とす
    る光ファイバコリメータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の光ファイバコリメ
    ータにおいて、前記鏡筒と前記光学レンズとの位置決め
    点が、前記鏡筒における、前記ホルダと前記鏡筒との当
    接点となる端部とは反対側の端部であることを特徴とす
    る光ファイバコリメータ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一項記載の光ファ
    イバコリメータにおいて、前記ホルダが前記フェルール
    の端部近傍のみを保持することを特徴とする光ファイバ
    コリメータ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項記載の光ファ
    イバコリメータにおいて、前記フェルールが前記ホルダ
    内に圧入又は接着により固定されていることを特徴とす
    る光ファイバコリメータ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか一項記載の光ファ
    イバコリメータにおいて、前記鏡筒の前記光学レンズを
    保持した領域が前記ホルダ内に挿入され、前記ホルダと
    前記鏡筒とが当該鏡筒の挿入されない領域で接合されて
    いることを特徴とする光ファイバコリメータ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5の何れか一項記載の光ファ
    イバコリメータにおいて、前記ホルダの前記フェルール
    を保持した領域が前記鏡筒内に挿入され、前記鏡筒と前
    記ホルダとが当該ホルダの挿入されない領域で接合され
    ていることを特徴とする光ファイバコリメータ。
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