JP2007333306A - 昇降式乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】工場内の狭いスペースでも容易に設置でき、しかも既存の製造ラインを大きく改造することなく設置できる昇降式乾燥装置を提供する。
【解決手段】昇降式乾燥装置1は、正面の壁部材21に物品を通過させられる1つの開口22が形成された乾燥炉2と、乾燥炉2の内部に昇降自在に支持された棚体3と、棚体3を昇降させる昇降手段4と、乾燥炉2の内部に熱風を供給する熱風供給手段と、乾燥炉2の外部で物品を搬送できる搬送手段6と、乾燥炉2の外部から棚体3に物品を搬入し、又は棚体3から乾燥炉2の外部へ物品を搬出する移載手段7とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、接着剤、薬剤、又は溶剤等が付された物品を乾燥させる昇降式乾燥装置に関する。
物品の乾燥に係る技術が特許文献1,2に開示されている。特許文献1の乾燥炉は、その両側に開口が各々形成され、物品をコンベヤに乗せて乾燥炉の一方の開口へ搬入し他方の開口から搬出する過程で、同物品を乾燥させるものである。特許文献2の乾燥装置は、熱風循環炉の内部に、物品を受止める複数のバスケットを回転軸を中心に放射状に配置し、これらのバスケットと共に物品が回転軸の周りを旋回する過程で、同物品を乾燥させるものである。
特開平5−115826号公報 特開平9−42834号公報
上記の乾燥炉の内部は、水平姿勢で搬入される物品を一旦起立させた後、再び水平姿勢に戻すことのできる広さに設定されている。このため、一方の開口から他方の開口までの距離は、少なくとも物品の長さの3〜4倍に相当し、これ以下の寸法になるように同乾燥炉を小型化するのは困難である。既存の製造ラインに同乾燥炉を適用する場合、この製造ラインの途中に乾燥炉を設置するための広いスペースを確保しなければならず、既存の製造ラインの大幅な変更は避けられない。また、上記の乾燥装置の熱風循環炉は、複数のバスケットが旋回できる広さに設定されているため、同乾燥装置を小型化するのは困難である。
そこで、本発明は、工場内の狭いスペースでも容易に設置でき、しかも既存の製造ラインを大きく改造することなく設置できる昇降式乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明に係る昇降式乾燥装置は、物品を内部に出し入れできる開口が形成された乾燥炉と、前記乾燥炉の内部に昇降自在に支持され互いに上下方向に重なる複数段の格納部を有する棚体と、前記棚体を昇降させる昇降手段と、前記乾燥炉の内部に熱風を供給する熱風供給手段と、前記乾燥炉の外部で前記物品を搬送しこの搬送行程で前記物品を前記乾燥炉の開口に対向するよう位置決めできる搬送手段と、前記搬送手段に位置決めされた前記物品を前記棚体に搬入し、又は前記棚体に搬入された前記物品を前記棚体から前記搬送手段まで搬出する移載手段とを備えることを特徴とする。
更に、本発明に係る昇降式乾燥装置は、前記熱風供給手段が、前記乾燥炉の内部の一方に寄せて配置され前記乾燥炉の内部に通気孔を開放した一の起立パイプと、前記乾燥炉の内部の他方に寄せて配置され前記乾燥炉の内部に通気孔を開放した他の起立パイプと、前記乾燥炉の内部の空気を、前記一の起立パイプの通気孔を通して吸引し加熱することにより熱風を発生し、この熱風を前記他の起立パイプの通気孔を通して前記乾燥炉の内部へ導入する送風加熱手段と、を備えることを特徴とする。
更に、前記搬送手段が、前記物品を搬送する搬送方向に互いに隔たる一対の搬送ヘッドを有する可動部材と、前記可動部材を前記搬送方向に走行させ、又は停止させる搬送駆動手段と、前記搬送ヘッドに前記物品を吸着する吸引力を供給し、又は前記吸引力を遮断することにより前記物品を前記搬送ヘッドから解放させる吸着手段と、を備えることを特徴とする。
更に、前記移載手段が、前記乾燥炉の外部から前記開口に対向するよう設置され前記物品を受止める支持体と、前記支持体を前記乾燥炉の開口に進入する姿勢、又は前記開口から後退する姿勢になるよう動作させる進退駆動手段とを備え、前記支持体が前記開口に進入したとき、前記物品が前記棚体に搬入され、前記支持体が前記開口から後退したとき、前記物品が前記棚体から搬出される。
更に、本発明に係る昇降式乾燥装置は、前記搬送方向に隔たる2つの荷受部を備え、前記支持体に対して、前記2つの荷受部が、前記一対の搬送ヘッドが互いに隔たる距離と同じ間隔を開けて各々配置されたことを特徴とする。
本発明に係る昇降式乾燥装置は、搬送手段が乾燥炉の外部で物品を搬送する行程で、物品を乾燥炉の開口に対向するよう位置決めし、この物品を移載手段によって棚体の複数段の格納部の中の1つの格納部に搬入できる。このように移載手段が物品を搬入する毎に、昇降手段が、棚体をその格納部の1段当りの高さ寸法に相当する高さ分、上昇又は下降させることにより、棚体の個々の格納部に物品を順に搬入させ、最後に棚体の総ての格納部に物品を1つずつ納めることができる。また、移載手段が棚体に物品の搬入を繰り返す間、熱風供給手段が乾燥炉の内部に供給する熱風により、棚体に搬入された総ての物品が乾燥される。
続いて、棚体に搬入された総ての物品のうち最初に棚体に搬入された物品を、移載手段が、棚体から乾燥炉の外部に搬出する。この後、物品は搬送手段によって他所へ搬送される。一方、上記の移載手段が物品を搬出する毎に、昇降手段が、棚体をその格納部の1段当りの高さ寸法に相当する高さ分、上昇又は下降させることにより、棚体の個々の格納部に納められた物品を順に搬出できる。これにより、個々の物品をそれぞれが棚体に搬入された順番に従って棚体から搬出できるので、複数の物品が乾燥炉の内部で乾燥される時間を一様に揃えることができる。
従って、本発明に係る昇降式乾燥装置によれば、複数の物品を総て均一に乾燥させることができる。また、棚体に納められる総ての物品を、互いに上下方向に積層できるので、当該装置を設置するのに特に広い場所を確保しなくて良い。しかも、搬送手段は物品を一方向に搬送するものであり、また移載手段は物品を搬送手段と棚体の間で往復させることにより、上記の通り物品の搬入と搬出を実現できる。このため、例えば既存の製造ラインの途中に当該装置を設置する場合、この製造ラインが物品を搬送する向きを変更する必要は殆ど無い。従って、当該装置の設置に要するコスト、時間、及び施工の手間を低減することができる。
また、本発明に係る昇降式乾燥装置の熱風供給手段によれば、乾燥炉の内部の空気が、一の起立パイプの通気孔を通して加熱送風手段に吸引され加熱される。これにより発生する熱風は、他の起立パイプの通気孔を通して乾燥炉の内部へ導入される。しかも、熱風供給手段は、乾燥炉の内部で一の起立パイプから他の起立パイプへ向う流れを形成できるので、熱風が乾燥炉の天面付近に集まろうとするのを抑制し、棚体の総ての格納部に納められた物品を均一な温度で乾燥させることができる。
また、本発明に係る昇降式乾燥装置の搬送手段は、可動部材の搬送ヘッドに吸着手段が吸引力を供給し、この吸引力により物品を搬送ヘッドに吸着させ、搬送駆動手段が可動部材を走行させれば、可動部材の走行に従わせて物品を搬送できる。この搬送行程で、搬送ヘッドに吸着させた物品が、乾燥炉の外部から開口に対向するよう設置された支持体の上方に重なったところで、搬送駆動手段は可動部材を停止させる。この状態で、吸着手段が吸引力を遮断すると、搬送ヘッドから物品が解放され支持体に受止められる。これにより、物品を乾燥炉の外部から開口に対向するよう位置決めすることができる。
更に、可動部材が搬送方向に互いに隔たる一対の搬送ヘッドを有し、搬送方向の前方と後方に配置される2つの荷受部が、支持体に対して、一対の搬送ヘッドが互いに隔たる距離と同じ間隔を開けるようにしても良い。この場合、一対の搬送ヘッドを次のように使用して、2個の物品を一度に搬送することができる。
即ち、支持体、及び搬送方向の後方にある荷受部に、それぞれ物品を受止めさせた状態で、これら2個の物品をそれぞれ一対の搬送ヘッドに吸着させ、上記の通り搬送駆動手段が可動部材を走行させると、一対の搬送ヘッドのうちの一方の搬送ヘッドに吸着された物品は、支持体の上から、支持体に対して搬送方向の前方にある荷受部の上方に重なる位置まで移動する。同時に、一対の搬送ヘッドのうちの他方の搬送ヘッドに吸着された物品は、支持体に対して搬送方向の後方にある荷受部の上から、支持体の上方に重なる位置まで移動する。この時点で、搬送駆動手段が可動部材を停止させ吸引力を遮断すると、一方の搬送ヘッドから解放される物品は、支持体に対して搬送方向の前方にある荷受部に受止められ、同時に、他方の搬送ヘッドから解放される物品は、支持体に受止められる。
従って、本発明に係る昇降式乾燥装置によれば、2個の物品を搬送するために一対の搬送ヘッドが走行する距離を最小限に短く設定でき、しかも搬送駆動手段の動作回数を減らすことができる。このため、当該装置を設置するのに特に広い場所を確保しなくて済むという利点が得られることに加え、搬送駆動手段の制御を簡素化することもできる。
以下に述べる駆動源、案内手段、又は送り手段には、周知の技術を適用できるので、それぞれの図示又は説明は省略する。例えば、駆動源としてサーボモータ等の回転機、或いは、回転機の動作に従い作動ロッドを伸縮させる電動シリンダ、エアシリンダ、又は油圧シリンダを適用する。案内手段として、案内レールに滑子を滑動自在に係合させて成る滑り対遇を適用する。送り手段として、送りねじにボールナットを螺合させて成る回り対遇を適用する。
図1,2に示す昇降式乾燥装置1は、正面を向いた壁部材21に物品を通過させられる1つの開口22が形成された乾燥炉2と、乾燥炉2の内部に昇降自在に支持された棚体3と、棚体3を昇降させる昇降手段4と、乾燥炉2の内部に熱風を供給する熱風供給手段5と、乾燥炉2の外部で物品を搬送できる搬送手段6と、乾燥炉2の外部から棚体3に物品を搬入し、又は棚体3から乾燥炉2の外部へ物品を搬出する移載手段7とを備える。
乾燥炉2の内部は、上方を塞ぐ上部材23の天面と、下方を塞ぐ下部材24の底面と、四方の側面を塞ぐ壁部材21,25とで画定された直方形の空間である。乾燥炉2の内部のx軸方向の両側には、それぞれz軸に沿って起立する支柱26が2本ずつ設けられている。図中のx,y軸は水平方向を指し、z軸は鉛直方向を指している。x,y,z軸は、説明の便宜により総ての図面で一貫した方向を指していが、これらの軸方向が、昇降式乾燥装置1を設置する姿勢、又はその動作する方向を限定することはない。
棚体3は、互いに上下方向に重なる複数段の格納部31を有するフレーム32と、物品を上面で受止められる複数のトレー33と、格納部31毎にそれぞれフレーム32の両側で内向きに対を成す複数の爪34とを備える。個々のトレー33は、その下面の両側を一対の爪34に掛止めされた状態で、フレーム32の格納部31に1つずつ水平姿勢で納められる。フレーム32は、その両側をそれぞれ支柱26に係合した案内手段35にてz軸方向に昇降自在に案内される。
また、フレーム32の上端の両側には、ワイヤロープ等から成る2本の牽体41のそれぞれ一端が接続されている。個々の牽体41は、乾燥炉2の上部材23を貫いて乾燥炉2の外部へ延出し、y軸方向に並ぶ2つの滑車42に巻掛されている。これらの滑車42は、牽体41の他端を乾燥炉2の背後に垂れ下がるよう案内している。2本の牽体41の他端は、それぞれ1体のカウンタウェイト43に接続している。昇降手段4は、2本の牽体41と、4つの滑車42と、カウンタウェイト43と、カウンタウェイト43をz軸方向に昇降自在に案内する案内手段44と、カウンタウェイト43をz軸方向に昇降させる送り手段45とから構成されている。
送り手段45として、例えば、カウンタウェイト43にボールナットを取付け、このボールナットをz軸方向に延びる送りねじに螺合させたものを適用できる。送り手段45の送りねじを回転機によって回転させ、ボールナットと共にカウンタウェイト43を上昇させると、乾燥炉2の内部で棚体3が下降する。反対に、送りねじの回転に従わせてボールナットを下降させると、乾燥炉2の内部で棚体3が上昇する。また、上記のボールナットがその昇降できる上限、下限、又はこれらの途中の高さにあるとき、上記の回転機が停止すると、棚体3は直ちに停止しその位置で保持される。
熱風供給手段5は、図2に示すように、乾燥炉2の両側面の一方に寄せて2本設けられた一の起立パイプ51と、乾燥炉2の両側面の他方に寄せて2本設けられた他の起立パイプ52と、送風加熱手段53とを備える。一の起立パイプ51は、乾燥炉2の内部に開放した複数の通気孔54を有する。同様に、他の起立パイプ52も複数の通気孔54を有する。図示の通気孔54は総て正面を向いているが、一の起立パイプ51、及び他の起立パイプ52を、乾燥炉2に対して回転できるように取付けておけば、通気孔54の向きは所望に変更できる。また、空気より比重の重いガス等を乾燥炉2の内部から抜くために、その底面付近に排気管55を配置しても良いが、空気より比重の軽いガス等を乾燥炉2の内部から抜く場合は、その天面付近に排気管55を配置する。
送風加熱手段53は、一の起立パイプ51の上端に吸引ポートを接続したブロワ56と、ブロワ56の排気ポートと他の起立パイプ52の上端との間に設けられた電熱器から成るヒータ57とを備える。乾燥炉2の内部の空気は、一の起立パイプ51の通気孔54を通してブロワ56に吸引され、ブロワ56から排気された直後にヒータ57を通過しながら加熱される。これにより発生する熱風は、他の起立パイプ52の通気孔54を通して乾燥炉2の内部へ流入する。更に、熱風は、他の起立パイプ52から一の起立パイプ51へ向って流れるので、乾燥炉2の内部を熱風が偏りなく流れる。
また、一の起立パイプ51からブロワ56までの吸引経路の途中に、ブロワ56の吸引ポート側に生じる負圧を利用して乾燥炉2の外部の空気を導入できる外気導入路を設け、この外気導入路に、乾燥炉2の外部の空気が流入するのを許容、又は規制するダンパ等を設けても良い。また、乾燥炉2の上部材23に熱電対を取付け、この熱電対によって検出される乾燥炉2の内部の温度に基づいて、ヒータ57による空気の加熱温度を制御しても良い。
図3は、図1の搬送手段6、及び移載手段7を詳しく表している。図4は、図3の搬送手段6、及び移載手段7を矢印Y方向から見た形態を表している。図5は、移載手段7の平面図であり、その上方に重なる搬送手段6は省略されている。
搬送手段6は、図3,4に示すように、互いにx軸方向に隔たる一対の搬送ヘッド60,61を有する可動部材62と、可動部材62をx軸方向に走行させ又は停止させる搬送駆動手段63と、後述の吸着手段とを備える。搬送駆動手段63は、架台11の上面にステー12を介してベース板13を取付け、ベース板13の上面に、滑子64をx軸方向に移動、又は停止させる駆動源65を取付け、更に滑子64の上部に可動部材62を取付けたものである。図3の符号66は、可動部材62をx軸方向に滑動自在に案内する案内手段を指している。
可動部材62のx軸方向の両側には、それぞれ駆動源67が設けられている。個々の駆動源67は、そのシリンダ本体を可動部材62の上面に固定され、可動部材62の下方に突出した作動ロッド68をz軸方向に伸縮させる。個々の搬送ヘッド61は、作動ロッド68の下端に取付けられた下向き溝形のハンガー681と、ハンガー681の内側に架けられた棒体682と、棒体682に固定された複数のホルダ683と、複数のホルダ683にそれぞれ吊下げられた吸着パッド69とを備える。
上記の吸着手段は、例えば真空ポンプ、又は工場等に配管したバキュームラインを吸着パッド69に可撓ホース等を介して接続し、これらの負圧を利用して吸着パッド69に物品を吸引するための吸引力を発生するものである。また、可撓ホースの途中にソレノイド式開閉弁を設けておけば、同開閉弁を適時に閉じることにより、上記の吸引力を遮断できる。個々のホルダ683は、図に表れていないボルトにて棒体682に締付けられており、このボルトを緩めると、棒体682に沿って吸着パッド69を伴ない移動できる。更に、個々の吸着パッド69の軸部は、図に表れていないナットにてホルダ683に締付けられており、このナットを緩めると、ホルダ683に対してy軸方向に移動できる。符号684は、搬送ヘッド61をz軸方向に昇降自在に案内する複数の案内手段のうちの1つを指している。
図4に示した駆動源67が作動ロッド68を下方へ伸長させると、搬送ヘッド61は図示の位置から下降し、その真下に置かれた何らかの物品に吸着パッド69を接触させる。続いて、上記の吸着手段が搬送ヘッド61に吸引力を供給し、駆動源67が作動ロッド68を短縮させると、搬送ヘッド61は図示の高さまで上昇するので、上記の物品を引上げることができる。この動作を以下で単に「保持」と記す。
搬送ヘッド61に物品が保持された状態で、駆動源63が滑子64をx軸方向に移動させると、同方向に物品を搬送することができる。また、駆動源67が作動ロッド68を下方へ伸長させることにより搬送ヘッド61を下降させ、吸着パッド69に供給される吸引力を遮断すると、搬送ヘッド61から物品を解放することができる。この動作を以下で単に「解放」と記す。
移載手段7は、図4,5に示すように、乾燥炉2の外部から開口22に対向する位置に設けられた支持体71と、支持体71を乾燥炉2の開口22に出没自在に進退させる進退駆動手段73とを備える。支持体71は、一対のフォーク部72を形成した板材である。進退駆動手段73は、支持体71を矢印y方向に滑動自在に案内する一対の案内手段74を、架台11の上面に取付け、これらの案内手段74の間に、滑子75をy軸方向に移動、又は停止させる駆動源76を取付け、更に滑子75の上部に支持体71を接続したものである。
進退駆動手段73が滑子75をy軸方向に移動させれば、これに従い支持体71と共にトレー33が同方向に移動する。支持体71が乾燥炉2から離れる方向に移動することを以下で「後退」と記す。図1は、支持体71がその後退できる限界に達した状態を表している。また、支持体71が乾燥炉2に向って移動することを以下で「前進」と記す。図1の符号27は、支持体71が前進したとに開口22を開放するシャッタを指している。図5は、支持体71がその前進できる限界に達した状態を表している。
支持体71の上面には、一対のフォーク部72のそれぞれの先端に向けて作動ロッド77を伸縮させる一対の駆動源78が設けられている。ここで、先端とは、図1に示す乾燥炉2の開口22に向けられる部位である。個々のフォーク部72の先端は、上向きに折り曲げられているので、一対のフォーク部72でトレー33を支持したとき、一対の駆動源78が作動ロッド77を伸長させると、フォーク部72の先端へ押出されるトレー33はフォーク部72の先端に突き当る。これにより、トレー33を支持体71に対して位置決めできる。
物品の例として、その上面の縁部に接着剤が塗布された方形の硝子パネルを挙げ、このような物品を昇降式乾燥装置1によって乾燥させる工程を説明する。以下に述べる昇降式乾燥装置1の動作は、既述の各駆動源の動作により実現されるものとし、またセンサ類からの電気信号、又は既述の各駆動源を制御するコンピューターがアクセスできる記憶媒体に書き込まれたプログラムに従うものとする。以下の文頭に付した英字は工程を区分する指標である。
A:移載手段7が支持体71を図6に示す位置まで後退させる。上記のコンピューターは、複数段の格納部のうちの一つの格納部を認識し、この一つの格納部の高さが開口22と略同じ高さになるように昇降手段4を動作させる。即ち、本工程は後で繰り返し行われるが、最初は、上記のコンピューターが複数段の格納部31のうち1段目(最下段)を出入目標として認識する。そして、図1に示すように、出入目標の格納部31の高さが開口22と略同じ高さに達するまで、昇降手段4が棚体3を上昇させる。
B:移載手段7が支持体71を前進させることにより、支持体71が、開口22から乾燥炉2の内部へ進入し、図7に仮想線で表した位置まで達する。この時点で、図8(a)に示すように、出入目標の格納部31に納められたトレー33は、支持体71のフォーク部72よりも少し上方に位置する。
C:昇降手段4が棚体3を下降させる。これにより、図8(b)に示すように、支持体71のフォーク部72が、出入目標の格納部31の爪34よりも相対的に高くなるので、トレー33は爪34から浮上り、支持体71によって支持される。本工程で棚体3が下降した高さは、格納部31の1段当りの高さ寸法hの1/3〜1/2に相当する。
D:移載手段7が支持体71を後退させることにより、支持体71が開口22から乾燥炉2の外部へ退出し、図7に実線で表した位置に達する。同時に、支持体71に支持されたトレー33も棚体3から搬出され、乾燥炉2の外部から開口22に対向する位置まで移動する。
図9は、搬送手段6の可動部材62が待機する位置を実線で示している。物品Pは、何らかの前加工を施された後、荷受部14に準備される。乾燥炉2の外部から開口22に対向するトレー33と、荷受部14の中心との距離dは、一対の搬送ヘッド60,61が互いに隔たる距離と同じ間隔であるので、トレー33の上方に一方の搬送ヘッド60が重なるとき、他方の搬送ヘッド61は荷受部14の上方に重なる。
E:搬送手段6が物品Pを他方の搬送ヘッド61で保持し、可動部材62を図中に仮想線で示した位置まで走行させ、他方の搬送ヘッド61に保持された物品Pがトレー33の上方に重なったところで、搬送手段6は可動部材62を停止させる。続いて、搬送手段6が、他方の搬送ヘッド61から物品Pを解放することにより、物品Pをトレー33に受止めさせる。本工程が終えると、搬送手段6は可動部材62を再び上記のように待機させる。また、荷受部14には新たな物品Pが準備される。
F:上記Dの工程で、出入目標の格納部31は、トレー33を搬出されたことにより空となっている。この状態で、移載手段7が支持体71を図7に仮想線で表した位置まで前進させる。この時点で、図8(b)に示すように、出入目標の格納部31の爪34は、支持体71のフォーク部72に支持されたトレー33よりも少し下方に位置する。
G:昇降手段4が棚体3を上昇させる。これにより、図8(a)に示すように、支持体71のフォーク部72が、出入目標の格納部31の爪34よりも相対的に低くなり、トレー33から離れるので、トレー33はその下面の両側を一対の爪34に掛止めされる。このように出入目標の格納部31に納められた物品Pは、図10に表れている。
H:上記Aの工程でコンピューターが最初に認識した出入目標の格納部31よりも1段上にある格納部31を同コンピューターが改めて出入目標の格納部として認識し、昇降式乾燥装置1が上記A〜Gの工程を繰り返す。つまり、2段目の格納部31の高さが開口22と略同じ高さになるまで昇降手段4が棚体3を下降させた後、上記B〜Gまでの工程が実行される。続いて、3段目の格納部31の高さが開口22と略同じ高さになるまで昇降手段4が棚体3を下降させた後、上記B〜Gまでの工程が実行される。同じ要領で、4段目から10段目(最上段)までの格納部31に、トレー33が物品Pと共に順次納められる。
上記Hの工程が終了した時点で、言い換えると、10段目の格納部31までトレー33が搬入されたところで、棚体3は、10段目の格納部31の高さが開口22と略同じ高さになる位置まで下降している。更に、昇降式乾燥装置1が上記Aの工程を繰り返すことにより、棚体3の1段目の格納部31の高さが、開口22と略同じ高さに復帰する。この後、昇降式乾燥装置1が上記B〜Hの工程を再び繰り返す。
以上に述べたA〜Hの工程が昇降式乾燥装置1の動作の1サイクルである。昇降式乾燥装置1は2サイクル目以降において、上記B〜Dの工程と同じ動作を再び実行することにより、図10に示した棚体3に物品Pと共に納められたトレー33を、図11に示すように棚体3から搬出できる。上記の説明は最初(1サイクル目)にトレー33が空であるとしたが、昇降式乾燥装置1が上記B〜Dの工程と繰り返す場合(2サイクル目以降)、総てのトレー33が既に物品Pを受止めている。
また、昇降式乾燥装置1による個々の物品Pの乾燥時間(T)は、上記1サイクル当りのサイクルタイムをsとし棚体3の段数をnとすると、T=snとして表せる。本実施例では棚体3を10段としているが、必要に応じて棚体3の段数を増減しても良く、これにより乾燥時間(T)を延長又は短縮することができる。
また、上記Eの工程について1個の物品Pを搬送する例を述べたが、一対の搬送ヘッド60,61を使用すれば、図11に示す2個の物品Pを一度に搬送することができる。即ち、搬送手段6が、棚体3からトレー33と共に搬出された物品Pを一方の搬送ヘッド60で保持すると同時に、荷受部14に準備される新たな物品Pを、他方の搬送ヘッド61で保持する。搬送手段6が、可動部材62を図中に仮想線で示した位置まで走行させる。これにより、一方の搬送ヘッド60に保持された物品Pは他所へ搬送され、トレー33が空になる。同時に、この空のトレー33の上方に、他方の搬送ヘッド60に保持された物品Pが重なる。
上記の他所には、物品Pに何らかの後加工を施す直前に物品Pを一時的に留置する荷受部15を設けても良い。また、図11に示すように、荷受部14からトレー33までの距離d、及びトレー33から荷受部15までの距離dを、一対の搬送ヘッド60,61が隔たる距離と同じ間隔にしておけば、一方の搬送ヘッド60に保持された物品Pが、荷受部15の上方に重なると同時に、他方の搬送ヘッド61に保持された新たな物品Pが、空になったトレー33の上方に重なる。続いて、移送手段が一方の搬送ヘッド60から物品Pを解放することにより、物品Pを荷受部15に受止めさせると同時に、他方の搬送ヘッド61から物品Pを解放することにより、この物品Pを空のトレー33に受止めさせることができる。
従って、昇降式乾燥装置1によれば、2個の物品Pを搬送するために搬送ヘッド61が走行する距離を最小限に短く設定することができ、しかも搬送駆動手段63の動作回数を減らすことができる。このため、昇降式乾燥装置1を設置するのに特に広い場所を確保しなくて済むという利点が得られることに加え、搬送駆動手段63の制御を簡素化することもできる。
更に、昇降式乾燥装置1によれば、熱風供給手段5が乾燥炉2の内部に供給する熱風により、棚体3に搬入された総ての物品Pが乾燥されることになる。また、昇降式乾燥装置1の1サイクルの動作で、物品Pを1個ずつ乾燥炉2に搬入し、この順番に従い乾燥炉2から物品Pを1個ずつ搬出することができる。従って、総ての物品Pを均一に乾燥させることができる。また、棚体3に納められる総ての物品Pを、乾燥炉2の内部で互いに上下方向に積層できるので、昇降式乾燥装置1を設置するのに特に広い場所を確保しなくて済むという利点がある。
更に、昇降式乾燥装置1にトレー33を適用した理由は次の2点である。第1に、例えば吸着パッドを用いて物品Pの上面を吸着したままの状態で、物品Pの搬入及び搬出を行うには、吸着パッドが物品Pと共に開口22を通過できるように、開口22の寸法は少なくとも物品Pの厚みに吸着パッドの高さを加えた寸法よりも大きく設定しなければならない。これに対して、本実施例のように、物品Pをトレー33で受止め、このトレー33を支持体71で支持する場合、開口22の寸法は、トレー33の厚みに支持体71の厚みを加えた寸法よりも広ければ足りる。従って、開口22の大きさを最小限にできるので、乾燥炉2の内部の熱風が開口22から外部へ逃げるのを抑え、棚体3に搬入された総ての物品Pを効率良く乾燥させることができる。
第2に、棚体3の格納部31同士の間隔、即ち複数の格納部31の中の一つの格納部31の爪34と、その一段上にある格納部31の爪34、又は一段下にある格納部31の爪34との間隔についても、上記のように吸着パッドの高さを考慮しなくて済むため、格納部31同士の間隔は、トレー33の厚みに支持体71の厚みを加えた寸法よりも広ければ足りる。従って、棚体3の高さ寸法を最小限に抑え、更には昇降式乾燥装置1の全高を抑えることができる。
しかも、昇降式乾燥装置1によれば、搬送手段6は物品Pを一方向に搬送するものであり、また移載手段7は搬送手段6と乾燥炉2の開口22との間で物品Pを往復させることにより、物品Pの搬入と搬出とを実現できる。このため、例えば既存の製造ラインの途中に昇降式乾燥装置1を設置する場合、この製造ラインが物品Pを搬送する向きを変更する必要が殆ど無い。従って、昇降式乾燥装置1の設置に要するコスト、時間、及び施工の手間を低減することができる。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様で実施できる。例えば、トレー33を省略し、物品Pを爪34で直に掛止めしても良く、或いは物品Pを支持体71で直に支持しても良い。
本発明は、機械部品、医療用器具、肥糧、薬品、食品、又はフィルム等を連続的に大量に乾燥させるのに有益な技術である。また、上記の物品は平面状のものに限らず、箱型、棒形、容器に投入された粉粒であっても良い。
本発明に係る昇降式乾燥装置の要部を破断した側面図。 本発明に係る昇降式乾燥装置の要部を破断した正面図。 本発明に係る昇降式乾燥装置に適用した搬送手段、及び移送手段のそれぞれの側面図。 本発明に係る昇降式乾燥装置に適用した搬送手段、及び移送手段のそれぞれの正面図。 本発明に係る昇降式乾燥装置に適用した移送手段の平面図。 本発明に係る昇降式乾燥装置に適用した移送手段の後退動作を説明する概略図。 本発明に係る昇降式乾燥装置に適用した移載手段による搬出動作を説明する概略図。 本発明に係る昇降式乾燥装置に適用した昇降手段、及び移載手段の移載動作を(a),(b)に区分けして説明する概略図。 本発明に係る昇降式乾燥装置に適用した搬送手段の搬送動作の一例を説明する概略図。 本発明に係る昇降式乾燥装置に適用した移載手段の搬入動作を説明する概略図。 本発明に係る昇降式乾燥装置に適用した搬送手段の搬送動作の他例を説明する概略図。
符号の説明
1:昇降式乾燥装置
2:乾燥炉
3:棚体
4:昇降手段
5:熱風供給手段
6:搬送手段
7:移載手段
22:開口
31:格納部
51,52:起立パイプ
53:送風加熱手段
54:通気孔
60,61:搬送ヘッド
62:可動部材
63:搬送駆動手段
69:吸着パッド
71:支持体

Claims (5)

  1. 物品を内部に出し入れできる開口が形成された乾燥炉と、
    前記乾燥炉の内部に昇降自在に支持され、互いに上下方向に重なる複数段の格納部を有する棚体と、
    前記棚体を昇降させる昇降手段と、
    前記乾燥炉の内部に熱風を供給する熱風供給手段と、
    前記乾燥炉の外部で前記物品を搬送し、この搬送行程で前記物品を前記乾燥炉の開口に対向するよう位置決めできる搬送手段と、
    前記搬送手段に位置決めされた前記物品を前記棚体に搬入し、又は前記棚体に搬入された前記物品を、前記棚体から前記搬送手段まで搬出する移載手段と、
    を備えることを特徴とする昇降式乾燥装置。
  2. 前記熱風供給手段が、前記乾燥炉の内部の一方に寄せて配置され、前記乾燥炉の内部に通気孔を開放した一の起立パイプと、
    前記乾燥炉の内部の他方に寄せて配置され、前記乾燥炉の内部に通気孔を開放した他の起立パイプと、
    前記乾燥炉の内部の空気を、前記一の起立パイプの通気孔を通して吸引し加熱することにより熱風を発生し、この熱風を前記他の起立パイプの通気孔を通して前記乾燥炉の内部へ導入する送風加熱手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の昇降式乾燥装置。
  3. 前記搬送手段が、前記物品を搬送する搬送方向に互いに隔たる一対の搬送ヘッドを有する可動部材と、
    前記可動部材を前記搬送方向に走行させ、又は停止させる搬送駆動手段と、
    前記搬送ヘッドに前記物品を吸着する吸引力を供給し、又は前記吸引力を遮断することにより前記物品を前記搬送ヘッドから解放させる吸着手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の昇降式乾燥装置。
  4. 前記移載手段が、前記乾燥炉の外部から前記開口に対向するよう設置され、前記物品を受止める支持体と、
    前記支持体を前記乾燥炉の開口に進入する姿勢、又は前記開口から後退する姿勢になるよう動作させる進退駆動手段とを備え、
    前記支持体が前記開口に進入したとき、前記物品が前記棚体に搬入され、前記支持体が前記開口から後退したとき、前記物品が前記棚体から搬出されることを特徴とする請求項3に記載の昇降式乾燥装置。
  5. 前記搬送方向に隔たる2つの荷受部を備え、前記支持体に対して、前記2つの荷受部が、前記一対の搬送ヘッドが互いに隔たる距離と同じ間隔を開けて各々配置されたことを特徴とする請求項4に記載の昇降式乾燥装置。
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