JP6646104B2 - 加熱乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱乾燥装置に関し、特に少ないスペースで作業を行い易い加熱乾燥装置に関する。
図1は下記の特許文献1に示された従来の靴の加熱乾燥装置の斜視図である。靴の加熱乾燥装置1はベース11と、加熱管(図示せず)と、搬送ユニット12を備える。ベース11は、水平方向に沿って延伸しており、且つ内部には加熱通路10が形成されている。加熱管は加熱通路10の上側と水平方向に沿った両側に設けられる。
加熱通路10は一端に物体搬入口101が形成され、他端に物体搬出口102が形成される。搬送ユニット12は、加熱通路10内の物体(例えば靴の材料)を物体搬入口101側から物体搬出口102側へ送る複数の搬送ローラー121を備える。
なお、各搬送ローラー121は、図示しない駆動ギアで回転するよう動かされ、搬送ローラー121上に置かれた物体は、物体搬入口101側から物体搬出口102側の方向へ搬送される。また、物体搬入口101には上流側物体滑走台122が設けられ、物体搬出口102側には下流側物体滑走台123が設けられる。
加熱乾燥を行なうときは、乾燥させようとする図示しない靴(の材料)を、上流側物体滑走台122の上に置き、複数の搬送ローラー121を利用して、まず最初にこの靴を物体搬入口101に入れる。そして、靴を、ゆっくりと加熱通路10の中を進行させて(図1において左側から右側へ移動させて)、この間に、加熱管と共に利用されるファン(図示せず)で加熱管から出た熱を噴出して熱風を発生させ、靴に対して加熱乾燥処理を施す。
その後、靴は、物体搬出口102を介して搬出されて、最終的に下流側物体滑走台123まで移動されることにより、加熱乾燥処理が終了する。
台湾特許第I468139号明細書
しかし、特許文献1に記載の従来の靴の加熱乾燥装置では、靴を十分に加熱乾燥させるには加熱通路10を水平方向に長く形成しなければならない。従って、水平面上に広いスペースをとる必要があるので、生産ラインの他の機器を配置する際に配置の制限が生ずる恐れがある。
また、上述の様に加熱管及びこの加熱管から生ずる熱を熱風として噴出するファンは、加熱通路10の上側と両サイド(下側は複数の搬送ローラー121があるので設置できない)にしか設置できないので、部分的に加熱乾燥を行いにくい箇所が発生してしまう。
本発明は、このような問題に鑑みて、加熱乾燥処理作業を行うのに必要なスペースを節約できる加熱乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明はこのような問題に鑑みて以下の構成を有する。
内部に材料を入れるための材料搬入開口が形成されたベースと、高さ方向において前記ベースの上側に設けられ、且つ下側に形成された中間開口を介して前記ベース側と連通する加熱空間が画成されたボックスとを備えたボックスユニットと、前記加熱空間における上側から前記材料を加熱するトップ側放射加熱管と、前記加熱空間における前記高さ方向と直交する左右方向の両側と、前記加熱空間における前記高さ方向と前記左右方向のいずれにも直交する前後方向の前後のそれぞれから前記材料を加熱する複数の外側放射加熱管と、を備える加熱ユニットと、前記材料搬入開口を介して前記材料が載せられる材料載置台と、前記材料載置台を前記高さ方向に移動させる駆動装置とを備え、前記駆動装置によって、前記材料を前記材料搬入開口を介して出し入れできる待機位置と、前記材料載置台を前記中間開口を介して前記加熱空間の高さまで移動させた作業位置と、の間で切り換えられる材料搬入ユニットと、を備える。
材料搬入開口を介して材料が載せられる材料載置台と、材料載置台を高さ方向に移動させる駆動装置とを備え、駆動装置によって、材料を材料搬入開口を介して出し入れできる待機位置と、材料載置台を開口を介して加熱空間の高さまで移動させた作業位置と、の間で切り換えられる材料搬入ユニットを備えるので、加熱乾燥処理作業を行うのに必要なスペースを節約できる。
従来の靴の加熱乾燥装置の斜視図である。 本発明の加熱乾燥装置の第1の実施形態の斜視図である。 本発明の加熱乾燥装置の正面図であり、第1の実施形態のボックスと、ボックスに配置された加熱ユニットを説明する図である。 図3の要部拡大図であり、本発明の第1の加熱エリアと第2の加熱エリアを説明する図である。 本発明の第1の実施形態の材料載置台がボックスに対して材料の待機位置にある場合を説明する斜視図である。 ランプ管装着架が第1の加熱エリアに位置する場合を説明する本発明の第1の実施形態の要部拡大図である。 他のランプ管装着架が第2の加熱エリアに位置する場合を説明する本発明の第1の実施形態の要部拡大図である。 本発明の第1の実施形態の材料載置台44がボックスユニット2のボックス21側である作業位置にある場合を説明する斜視図である。 本発明の第1の実施形態の外側放射加熱管と材料載置台のトップ面の法線との挟角を説明する図である。 本発明の第1の実施形態の排気ユニットの変形例を説明する斜視図である。 本発明の第2の実施形態の斜視図である。 本発明の第2の実施形態の加熱ユニットの斜視図である。 本発明の第2の実施形態の材料搬入ユニットの斜視図である。
以下、図2、図3を参照して本発明の加熱乾燥装置を説明する。ここで、図2は、本発明の加熱乾燥装置の第1の実施形態の斜視図であり、図3は本発明の加熱乾燥装置の正面図であり、第1の実施形態のボックス21とボックス21に配置された加熱ユニット3を説明する図である。
図2、図3に示す様に、加熱乾燥装置はボックスユニット2と、加熱ユニット3と、材料搬入ユニット4と、排気ユニット5を備える。
図3に示す様に、ボックスユニット2は、それぞれ箱型のボックス21と、ベース22を備える。ボックス21は高さ方向Zにおいてベース22の上側に載置されてベース22と接続される。また、ボックス21には、第1の内周面211と、一対の第2の内周面212と、一対の第3の内周面213が形成される。
第1の内周面211は、後述する排気ユニット5側(トップ側)に設けられ、且つ左右方向X及び左右方向Xと直交する前後方向Yに沿って延伸する。一対の第2の内周面212は、第1の内周面211を、左右方向Xの両側から挟むように互いに間隔をあけて設けられ、第1の内周面211と90°の角度となるよう配置される。すなわち、一対の第2の内周面212は左右方向Xにおいて相対する。
一対の第3の内周面213(図3)は、それぞれ、高さ方向Z及び左右方向Xのいずれにも直交する前後方向Y(図2)に間隔をあけるように形成され、左右方向Xにそれぞれ配置された第2の内周面212と90°の角度をなすように接し、第1の内周面211との角度も90°となるように接する。すなわち、一対の第3の内周面213は、前後方向Yにおいて相対する。なお、左右方向Xと前後方向Yによって水平方向を形成する。
このように、第1の内周面211と、一対の第2の内周面212と、一対の第3の内周面213を配置することによって、加熱空間200を画成する。ここで、この加熱空間200は、底面側(即ち、図3のベース22側)に中間開口214を有する。この中間開口214は第1の内周面211と高さ方向Zにおいて相対する。
図2、図4、図5を参照してボックスユニット2について引き続き説明する。ここで、図4は、図3の要部拡大図であり、本発明の第1の加熱エリア201と第2の加熱エリア202を説明する図である。また、図5は、本発明の第1の実施形態の材料載置台44がボックス21に対して材料の待機位置にある場合を説明する斜視図である。
図5に示す様に、ボックスユニット2のベース22は、加熱空間200の中間開口214に連通する材料送り空間220を画成する。また、ベース22には、材料送り空間220と外部を連通する材料搬入開口221(図2)が形成される。
また、図2、図5に示すように、ベース22の材料搬入開口221と材料送り空間220の間にはチャネル222が形成される。
更に、図5に示す様に、ボックスユニット2のベース22には、左右方向Xにおける側面(図5において右側)に形成され且つ材料送り空間220に連通する第1の吸気口223が形成される。また、ボックスユニット2のベース22における第1の吸気口223と相対する側面(図5において左側)には、材料送り空間220と連通する第2の吸気口224が形成される。なお、第1の吸気口223と第2の吸気口224はいずれか一つでも足りる。
図4、図5に示すボックスユニット2のボックス21は、仕切り板23と、第1の排気口215と、第2の排気口216と、第1の通路217と、第2の通路218を備える。
仕切り板23は、図4に示す様に、加熱空間200に設けられると共にこの加熱空間200を、第1の加熱エリア201(図4において右側)と第2の加熱エリア202(図4において左側)に仕切る。すなわち、水平方向において2つの加熱エリアに分けられる。第1の排気口215は、第1の加熱エリア201の上側に設けられると共に第1の内周面211を貫通して第1の加熱エリア201と連通する。第2の排気口216は、第2の加熱エリア202の上側に設けられると共に第1の内周面211を貫通して第2の加熱エリア202と連通する。
図5に示す様に、第1の通路217は、ボックス21の底面側(ベース22側)に設けられると共に、第1の加熱エリア201と材料送り空間220が空間的に繋がるように連通する。また、第1の通路217は左右方向Xの右側に位置し、且つ前後方向Yに延伸している。
第2の通路218は、左右方向Xにおいて第1の通路217と間隔をあけて底面側に設けられ、且つ第2の加熱エリア202と材料送り空間220が空間的に繋がるように連通する。また、第2の通路218は左右方向Xの左側に位置し、且つ前後方向Yに延伸している。
なお、第1の実施形態では2つの加熱エリアを設けたが1つの加熱エリアだけでも差し支えない。
図5に示す様に、加熱ユニット3は加熱空間200に設けられる。また、加熱ユニット3は、2個の加熱装置31と、2個のランプ管装着架32を備える。
2個の加熱装置31は、加熱空間200の第1の加熱エリア201と第2の加熱エリア202にそれぞれ設けられる。2個のランプ管装着架32は、それぞれ第1の加熱エリア201と第2の加熱エリア202に設けられ、且つそれぞれ加熱装置31を装着する。また、2個のランプ管装着架32は、それぞれボックス21の中間開口214の上方に位置する。
なお、ボックスユニット2の仕切り板23は、図4に示す様に、相対する2枚の板面231を有する。各板面231は、上板面部232と下板面部233と中間板面部234を備える。
ここで、上板面部232は、第1の内周面211に近い位置(つまり上側)に設けられ、且つ高さ方向Zに延伸する。また、下板面部233は、左右方向Xにおいて上板面部232とずれた位置(図4では左側にずれている)におけるボックス21の中間開口214に近い位置(つまり下側)に設けられ、且つ高さ方向Zに延伸する。中間板面部234は、上板面部232における中間開口214側の端部と下板面部233における第1の内周面211側の端部を接続する。
すなわち、図4に示す様に、詳しくは後述する第1の加熱エリア201に設けられた内側ランプホルダ313等の一部の部材は、上板面部232よりも左側(第2の加熱エリア202側)に位置し、且つ第2の加熱エリア202に設けられた内側ランプホルダ313等の一部の部材は、下板面部233よりも右側(第1の加熱エリア201側)に位置するので、図4に示す様に、第1の加熱エリア201に設けられる一部の部材と、第2の加熱エリア202に設けられる一部の部材は、高さ方向Zにおいて重なる。
このように、2つのランプ管装着架32を、高さ方向Zにおいて重なるように配置できるので、水平方向における無駄なスペースを取らず、スペースを有効に活用することができる。
図3、図4、図6を参照して加熱装置31について更に説明する。ここで、図6は、ランプ管装着架32が第1の加熱エリア201に位置する場合を説明する本発明の第1の実施形態の要部拡大図である。
加熱装置31は、ランプ管装着架32に設けられ、複数のトップ側ランプホルダ311(図6)と、複数の外側ランプホルダ312と、複数の内側ランプホルダ313と、複数のトップ側放射加熱管314と、複数の外側放射加熱管315と、複数の内側放射加熱管316を有する。
図6に示す様に、複数のトップ側ランプホルダ311は、第1の内周面211側で前後方向Yに沿って延伸し、中間開口214の上方に設けられる。複数の外側ランプホルダ312は第2の内周面212と、第3の内周面213の近くに設けられる。複数の内側ランプホルダ313は仕切り板23の板面231の近くに設けられる。
複数のトップ側放射加熱管314はトップ側ランプホルダ311に設けられ、上側から材料を加熱する。複数の外側放射加熱管315は外側ランプホルダ312に設けられる。複数の内側放射加熱管316は内側ランプホルダ313に設けられる。
図6に示す様に、第1の実施形態において、第1の加熱エリア201は、全部で2個のトップ側ランプホルダ311と、5個の外側ランプホルダ312と、1個の内側ランプホルダ313を備える。
また、外側ランプホルダ312の一つは第2の内周面212に近く(図6の手前側)に位置する。また、第3の内周面213(図6の前後方向の前側及び後ろ側)の近くには、それぞれ2個ずつ設けられる。
また、内側ランプホルダ313は仕切り板23の下板面部233の近くであって中間板部234より低い位置に設けられる。
図3、図4、図7を参照して第2の加熱エリア202を説明する。ここで、図7は他のランプ管装着架32が第2の加熱エリア202に位置する場合を説明する本発明の第1の実施形態の要部拡大図である。
第2の加熱エリア202は、2個のトップ側ランプホルダ311と(図7の上側)、6個の外側ランプホルダ312と、2個の内側ランプホルダ313を備える。
2個の外側ランプホルダ312は第2の内周面212(図7の手前側)の近くに設けられる。他の4個の外側ランプホルダ312は、第3の内周面213の近く(図7の左側と右側)にそれぞれ2個ずつ設けられる。
内側ランプホルダ313は、仕切り板23の上板面部232の近くであって中間板面部234より高い位置に設けられる。
なお、図6と同様に、複数のトップ側放射加熱管314はトップ側ランプホルダ311に設けられ、上側から材料を加熱する。複数の外側放射加熱管315は外側ランプホルダ312に設けられる。複数の内側放射加熱管316は内側ランプホルダ313に設けられる。
このように、第1の加熱エリア201と第2の加熱エリア202とで放射加熱管の数に差を設けることにより、第1の加熱エリア201と第2の加熱エリア202とは異なる加熱効果を奏する。
なお、図7に示す様に、ランプ管装着架32の位置は、4本の脚部319によって、持ち上げられているので、第2の加熱エリア202側に設けられたランプ管装着架32の位置は、第1の加熱エリア201に装着されるものよりも高い場所に設けられることとなる。
なお、加熱装置31はランプ管装着架32に対する位置を調整できるものである。以下、図6、図8を参照して加熱装置31の位置調整方法について説明する。ここで、図8は本発明の第1の実施形態の材料載置台44がボックスユニット2のボックス21側である作業位置にある場合を説明する斜視図である。
図6に示すトップ側ランプホルダ311は高さ方向Zにおいて各自のランプ管装着架32に対して接近し又は離れるように調整することができる。そして、図示しない複数のビスとナットのセットを用いて、トップ側ランプホルダ311を各自のランプ管装着架32に固定することにより、トップ側放射加熱管314の高さ方向Zにおける位置を調整することができる。
各外側ランプホルダ312と各内側ランプホルダ313は、各自のランプ管装着架32に対して回転することができる。そして、複数のビスとナットのセットを利用して、外側ランプホルダ312、内側ランプホルダ313を、各自のランプ管装着架32にそれぞれ固定することにより、外側放射加熱管315と内側放射加熱管316の角度を調整することができる。
図6に示す様に第1の実施形態において、各外側ランプホルダ312と各内側ランプホルダ313はガイド部材317を備える。ランプ管装着架32はそれぞれ外側ランプホルダ312と内側ランプホルダ313に対応する複数の角度表示部321(図9参照)を備える。各角度表示部321は、それぞれのガイド部材317に対応する。
各角度表示部321は、180度の範囲を18等分する19個の目盛を有することが好ましく、0°、10°、20°、...、180°の角度の目盛を表示する。
また、各外側ランプホルダ312と各内側ランプホルダ313のガイド部材317は、回転に伴って、対応する角度表示部321の角度を示すことができる。
なお、第1の実施形態におけるトップ側放射加熱管314、外側放射加熱管315、及び内側放射加熱管316は中赤外線(MIR)ランプ管である。MIRランプ管が発する中赤外線波長は容易に水分子に吸収されるため、短時間で靴の材料に用いられる接着剤を乾燥させることができ、第1の実施形態は主に熱放射を利用した加熱方式によって加熱作業が行なわれ、短時間で乾燥させるのに効率が良い。
図2、図5、図8を参照して材料搬入ユニット4を説明する。材料搬入ユニット4は、ボックスユニット2の高さ方向Zにおいて低い位置(即ちベース22側)に設けられる。また、材料搬入ユニット4は、駆動装置41と、位置決め板42と、補助支持装置43を備える。駆動装置41はベース22に設けられる。位置決め板42は、左右方向Xと前後方向Yからなる水平方向に延伸する平板状に形成され、ベース22に固定される。補助支持装置43は駆動装置41に設けられる。
駆動装置41は材料載置台44と、材料載置台44を駆動して高さ方向Zに沿って移動させるための駆動機構411と、材料載置台44の底面に設けられる安全差し板412とを備える。材料載置台44は、ボックスユニット2において材料待機位置(図5)と作業位置(図8)の間を駆動装置41の駆動機構411を利用して移動できる。
図5、図8に示す様に、駆動装置41の駆動機構411はベース22の底面に一端が固定されるシリンダー413と、伸縮可能にシリンダー413に設けられると共に、材料載置台44を高さ方向Zに移動させるためのピストンロッド414(図8)を備える。
位置決め板42は、高さ方向Zにおいて材料載置台44の下側に間隔をあけるように設けられ、且つボックスユニット2のベース22に固定され、駆動機構411に貫通される。
図5に示す様に、補助支持装置43は一端が材料載置台44に接続される。また、補助支持装置43は連結リング部材431と、複数のロッド本体432を備える。図5に示す様に、連結リング部材431は、環状を呈し、駆動機構411のシリンダー413(図8)を囲い、且つ高さ方向Zの位置が位置決め板42よりも低い位置となるように設けられる。
複数のロッド本体432は、連結リング部材431上にそれぞれが略等間隔に配置されるよう一端が連結リング部材431に接続され、且つ、材料載置台44を高さ方向Zに移動可能に、位置決め板42を貫通するように延伸して他端が材料載置台44の底面に接続される。補助支持装置43は、材料載置台44が移動するときに前後左右のバランスを保つように安定して支持することができる。
材料載置台44は材料の待機位置(図5)のとき、ボックス21の中間開口214から下側に離れ且つ位置決め板42に近づき、且つボックス21の中間開口214は図2のチャネル222に連通する。また、チャネル222は材料搬入開口221に連通する。
材料載置台44が作業位置(図8)のとき、材料載置台44は位置決め板42から上側に離れ、ボックス21の中間開口214に近づき中間開口214を封鎖する。よって、加熱空間200における熱はベース22側に漏れにくく、加熱乾燥効率が良い。このとき、安全差し板412はチャネル222を封鎖する。このため、作業の安全性が高まる。
なお、第1の実施形態の安全差し板412は材料載置台44の底面側に設けられるものである。当然、第1の実施形態のその他の変形例において、安全さし板412を連結リング部材431に設けることもでき、安全差し板412が材料載置台44の移動に伴って上下に移動できさえすれば、材料載置台44が作業位置にあるとき、チャネル222を封鎖するのと同様の効果を得られる。
図7と図9を参照して第1の実施形態の外側放射加熱管315と材料載置台44の位置関係について説明する。ここで、図9は本発明の第1の実施形態の外側放射加熱管315と材料載置台44のトップ面441の法線Nとの挟角θを説明する図である。
第1の実施形態における外側放射加熱管315と内側放射加熱管316の角度を調整するとき、作業者は各外側ランプホルダ312と各内側ランプホルダ313のガイド部材317と各角度表示部材321によって、それぞれの外側放射加熱管315と載置材料台44のトップ面441の法線Nとの間の挟角θと、それぞれの内側放射加熱管316と材料載置台44のトップ面441の法線Nとの間の挟角θと、を知ることができる。
図3、図8、図10を参照して排気ユニット5について説明する。排気ユニット5は、第1のファン51と、第2のファン52と、第1のフィルタ53と、第2のフィルタ54を備える。なお、図3において第1のフィルタ53はベース22の左右方向Xの右側に設けられる。第2のフィルタ54は第1のフィルタ53と相対している。図3に示す様に、第1のファン51はボックス21の上側の第1の加熱エリア201よりに設けられ、且つボックス21の第1の排気口215に連通する。
第2のファン52は、ボックス21の上側の第2の加熱エリア202よりに設けられ且つボックス21の第2の排気口216と連通する。
図3、図8に示す様に、第1のフィルタ53は、第1の吸気口223に設けられる。第2のフィルタ54は、第2の吸気口224に設けられる。
ただし、図10の下述する他の例では、第1のフィルタ53、第2のフィルタ54は、それぞれ第1のファン51、第2のファン2の近くに設けられる。
図3で一点鎖線で表示された第1の排気経路G1に示すとおり、図3の第1のファン51が回転することにより、図8の第1の吸気口223から吸い込まれた空気は、図3の第1の通路217と加熱空間200の第1の加熱エリア201と第1の排気口215を介して排出され、第1の加熱エリア201の内部の熱が排出される。
図3で一点鎖線で表示された第1の排気経路G2に示すとおり、図3の第2のファン52が回転することにより、図8の第1の吸気口224から吸い込まれた空気は、図3の第2の通路218と加熱空間200の第1の加熱エリア201と第2の排気口216を介して排出され、第2の加熱エリア202の内部の熱が排出される。
図3に示す様に、第1の実施形態における排気ユニット5は上側に向けて空気を排出するように設計されている。第1の排気経路G1、第2の排気経路G2は下から上へ向かうように繋がっている。
なお、第1の実施形態のその他の変形例において、図10に示す様に、排気ユニット5が、下側へ向けて風を排出するよう設計することもできる。すなわち、第1のファン51と第2のファン52の向きを左右方向Xにおいて反対向きとなるようにずらして配置すると共に、送風口511、521を、それぞれ第1の排気口215と第2の排気口216に連通させる。
加えて、第1のフィルタ53と第2のフィルタ54の位置を、それぞれ第1のファン51と第2のファン52の風入口512、522にそれぞれ設け、図3に示した第1の排気経路G1、第2の排気経路G2に相当する排気経路を上から下へ向かうように繋げても、加熱空間200の内部の熱エネルギーを同様に排出できる効果が得られる。
図5、図8を参照して第1の実施形態を異なる2つの靴材料に適用する場合の作業方法について説明する。第1の実施形態においては靴底91とアッパー92を例に挙げて説明するが、これには限られない。なお、第1の実施形態においてアッパー92とは靴における靴底91以外の部分を意味する。
作業者は材料載置台44が材料待機位置(図5)のとき、アッパー92と靴底91を、ボックスユニット2のベース22の材料搬入開口221(図2)から、材料載置台44のトップ面441の左右方向Xの両側にそれぞれ入れる。そして、駆動装置41の駆動機構411を駆動することにより、材料載置台44を高さ方向Zに沿って上側へ移動させて、最終的に図8に示す作業位置まで移動させる。
アッパー92の体積は靴底91より大きいので、アッパー92の乾燥には比較的多くの熱エネルギーが必要となる。ここで、第1の実施形態では、第2の加熱エリア202の方が放射加熱管の数が多く設けられており、加熱乾燥効果が高いものとする。
このようにして、且つ靴底91は第1の加熱エリア201に入れ、体積が大きいアッパー92は第2の加熱エリア202に入れることで、加熱装置31の靴底91とアッパー92に対する所定の同様の加熱時間で、靴底91とアッパー92の加熱乾燥が完了する。
そして、加熱乾燥が完了したら、駆動装置41により、材料載置台44を高さ方向Zに沿って下向きに移動させて元の材料待機位置(図5)まで戻す。
作業者は、ボックスユニット2の材料開口221から加熱し終わった靴底91とアッパー92を取り出すことができ、靴底91とアッパー92の乾燥作業を同一の工程で行なうことができる。このため、後続の作業との間に無駄な待ち時間が少なくなる。
以上の説明から明らかなように、本発明の第1の実施形態は、以下の優れた効果を奏する。
本実施形態の材料ユニット4の材料載置台44は高さ方向Zに沿って加熱空間200まで移動して加熱を行うので、従来技術と比較して、水平方向において占めるサイズを少なくできる。また、中間開口214を介して材料を搬入させ、材料を出すこともできるので、加熱空間200への入り口用と出口用としての開口をそれぞれ設ける必要がなく、本発明は、装置全体が占める体積を小さくできる。
本実施形態の加熱ユニット3は靴底91とアッパー92に対してトップ側、左右側、前後側の3つの方向から加熱を行なうことができるので、図1で説明した従来技術と比較して、前後方向の加熱が増えており、その分、加熱の効果に優れる。
更に、本実施形態のMIRランプ管が出力する波長は、接着剤における水分子に吸収され易いので、靴底91とアッパー92の乾燥効果を高めることができる。
仕切り板23によって本実施形態の加熱空間200は、独立した第1の加熱エリア201と第2の加熱エリア202に区分けすることができる。また、ランプ管装着架32を利用して、異なる数量の外側放射加熱管315と内側放射加熱管316を設置できる。
第1の加熱エリア201と第2の加熱エリア202は、それぞれ異なる条件で加熱することが理想とされる靴底91とアッパー92を同一の工程で加熱することができ、加熱に必要とされる時間を大幅に短縮できる。すなわち、一方の加熱空間の材料の加熱乾燥が完了しているにも拘わらず、他方の加熱空間がまだ加熱乾燥中であるというケースを少なくできる。
本実施形態は、外側放射加熱管315と材料載置台44のトップ面441の法線Nとの間の挟角θを調整することができる。また、内側放射加熱管316と材料載置台44のトップ面441の法線Nとの間の挟角θを調整することができる。更に、トップ側加熱管314の高さ方向Zの位置を調整することができる。
このため、異なる靴の材料に基いて適切な加熱条件を選ぶことができ、加熱時に靴全体をバランスよく加熱することができ、エネルギーを効率よく利用できる。
本実施形態は、ガイド部材317と各角度表示部321によって、作業者が、外側放射管315と材料載置台44のトップ面441の法線Nとの間の挟角θを知ることができる。また、内側放射管316と材料載置台44のトップ面441の法線Nとの間の挟角θも知ることができる。このため、挟角θを調整することにより各加熱乾燥作業間の温度差を減らすことができる。
本実施形態は加熱作業のとき、安全差し板412によってチャネル222を塞ぐので、作業者が誤って駆動機構411に手を挟まれる可能性が低く、安全性が高い。
本実施形態は補助支持装置43のロッド本体432によって、材料載置台44が材料差位置と作業位置の間の移動を更に安定的且つスムースに行なえる。
本実施形態の材料載置台44は上下に移動するので、図1の従来技術と比較すると、水平方向への体積を減らして空間を有効活用できる。また、異なる3方向から同一工程で加熱を行なうことができるので、加熱乾燥効果に優れる。
以下、図11〜図13を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。図11は本発明の第2の実施形態の斜視図であり、図12は本発明の第2の実施形態の加熱ユニット3の斜視図であり、図13は本発明の第2の実施形態の材料搬入ユニット4の斜視図である。
本発明の第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は以下の通りである。ボックスユニット2は下向きに開口したコの字型を呈する。材料送り空間220(図5)に相当する空間は、前後方向Yにおいていずれも外部と連通する。第1の通路217と第2の通路218(図11では角度の関係で符号を付していない)は、ボックスユニット2の中段に設けられる。第1の吸気口223は第1の通路217と材料送り空間220に相当する空間と連通する。第2の吸気口224(図5参照。なお、図11では角度の関係上表示なし)は、第2の通路218と材料送り空間220に相当する空間を連通する。図12に示す様に、仕切り板23の上側の端部は第1の内周面211に接続され、且つ仕切り板23は高さ方向Zに垂直に延伸する。
ランプ管装着架32は上から吊り下げられるように第1の内周面211に固定される。各トップ側ランプホルダ311と、各外側ランプホルダ312と、各内側ランプホルダ313はいずれも2個ずつ相対するように設けられ、各自のMIRランプ管のランプカバー318に囲われる。
第2の実施形態によれば、ランプカバー318が各自のMIRランプ管の熱を維持でき、熱を逃がしにくいので、安定した加熱乾燥の効果を得られる。
材料搬入ユニット4は前後方向Yに沿ってボックスユニット2の材料送り空間220に相当する空間に入れられる。材料搬入ユニット4は、第1の実施形態の位置決め板42(図8を参照)に相当する部材がない。
なお、第2の実施形態の材料搬入ユニット4は、駆動装置41と補助支持装置43に加え、図13に示すフレーム45を備える。図11、図13に示す様にフレーム45は駆動装置41に接続され、駆動装置41を支える。第2の実施形態では駆動装置41は安全差し板412(図5等)に相当する部材がない。また、駆動装置41は材料載置台44に接続されている。
駆動機構411は、図13に示す様にそれぞれ1本ずつ前後方向Yに互いに相対するように材料載置台44に設けられる。駆動機構411は、例えばシリンダである。
また、材料載置台44は、生産ラインにおいて隣接する製造装置との間で靴等の材料の受け渡しをするために前後方向Yに沿って一方へ移動する2本の材料レール442を備える。なお、2本の材料レール442は所謂ベルトコンベア方式で一方向に材料を移動できれば足り、ベルトコンベア以外のもので置き換えても良い。このように、シリンダで昇降運動ができるベルトコンベアを用いているので、材料載置台44は、ベルトコンベアごとそっくりそのまま高さ方向Zに上下運動することが可能であり、ベルトコンベア上に置かれた靴等の材料を加熱空間200へ入れることができる。
なお、材料レール442は、図11ではその構成を示すために前後方向Yに長く描かれているが、この実施形態において、材料載置台44に設けられる材料レール442は加熱空間200による一回の加熱分の靴等の材料を載置するのに十分なサイズであれば十分である。
また、2本の材料レール442は、それぞれ靴底91とアッパー92(図5)を搬送するために用いられる。なお、材料レール442は、隙間によって分離された2個のガイドブロック443を備え、アッパー92を挟んで供給するように用いられる。
補助支持装置43は、連結リング部材431(図5)に相当する部材が無く、材料載置台44とフレーム45に連結され、図13に示す様に4本のロッド本体432を有する。材料載置台44の前側の端部には、隣接する一の駆動機構411の左右両側に配置されるように2本のロッド本体432設けられる。
他の2本のロッド本体432は、隣接する他の駆動機構411の左右両側に配置されるように、材料載置台44の後側の端部の下方に位置する。よって、第1の実施形態と同様に、4本のロッド本体432によって、駆動機構411のみで昇降するよりも安定的に支持できる。
第2の実施形態は、所謂ベルトコンベア方式の材料載置台44によって自動化された靴の製造ラインに適用することができる。また、アッパー92と靴底91が、図示しない前段の製造装置から材料載置台44に移された後、材料レール442を用いてアッパー92と靴底91とが材料送り空間220に相当する空間に搬送された後、駆動機構411を駆動して材料載置台44を高さ方向Zの作業位置まで移動させる。
乾燥が終わったら材料載置台44の位置を駆動機構411で下げる。その他の動作は材料レール442を用いて後段の図示しない製造装置に搬送できる点を除き第1の実施形態と同様なので説明を省略する。
以上の説明は、本発明の実施例に過ぎず、これを以って特許請求の範囲を限定するものではない。また、本発明の特許請求の範囲及び明細書の内容に簡単な付加や変化を加えたに過ぎないものについても、特許請求の範囲に記載された発明の技術的範囲に属するものとする。
2 ボックスユニット
21 ボックス
22 ベース
200 加熱空間
201 第1の加熱エリア
202 第2の加熱エリア
211 第1の内周面
214 中間開口
215 第1の排気口
216 第2の排気口
217 第1の通路
218 第2の通路
220 材料送り空間
221 材料搬入開口
222 チャネル
223 第1の吸気口
224 第2の吸気口
23 仕切り板
231 板面
232 上板面部
233 下板面部
234 中間板面部
3 加熱ユニット
31 加熱装置
311 トップ側ランプホルダ
312 外側ランプホルダ
313 内側ランプホルダ
314 トップ側放射加熱管
315 外側放射加熱管
316 内側放射加熱管
317 ガイド部材
318 ランプカバー
32 ランプ管装着架
321 角度表示部材
4 材料搬入ユニット
41 駆動装置
411 駆動機構
412 安全差し板
413 シリンダー
414 ピストンロッド
42 位置決め板
431 連結リング部
43 補助支持装置
432 ロッド本体
44 材料載置装置
441 トップ面
442 材料レール
443 ガイドブロック
45 フレーム
5 排気ユニット
51 第1のファン
511 送風口
512 風入口
52 第2のファン
521 送風口
522 風入口
53 第1のフィルタ
54 第2のフィルタ
91 靴底
92 アッパー
G1 第1の排気経路
G2 第2の排気経路
X 左右方向
Y 前後方向
Z 高さ方向

Claims (6)

  1. 内部に材料を入れるための材料搬入開口が形成されたベースと、高さ方向において前記ベースの上側に設けられ、且つ下側に形成された中間開口を介して前記ベース側と連通する加熱空間が画成されたボックスとを備えたボックスユニットと、
    前記加熱空間における上側から前記材料を加熱するトップ側放射加熱管と、前記加熱空間における前記高さ方向と直交する左右方向の両側と、前記加熱空間における前記高さ方向と前記左右方向のいずれにも直交する前後方向の前後のそれぞれから前記材料を加熱する複数の外側放射加熱管と、を備える加熱ユニットと、
    前記材料搬入開口を介して前記材料が載せられる材料載置台と、前記材料載置台を前記高さ方向に移動させる駆動装置とを備え、前記駆動装置によって、前記材料を前記材料搬入開口を介して出し入れできる待機位置と、前記材料載置台を前記中間開口を介して前記加熱空間まで移動させた作業位置と、の間で切り換えられる材料搬入ユニットと、を備え
    前記ベースには吸気口が形成され、
    前記ボックスには、前記加熱空間を外部と連通させる排気口と、前記ベースの内部と前記加熱空間を連通させる通路が形成され、
    前記排気口には、前記加熱空間の熱を排出するファンが取り付けられ、
    前記ファンが回転することにより、前記吸気口から取り込まれた空気は、前記通路と前記加熱空間を介して前記排気口から排出され
    ことを特徴とする加熱乾燥装置。
  2. 前記ボックスユニットは、前記加熱空間を第1の加熱エリアと、第2の加熱エリアに分ける仕切り板を備え、
    前記加熱ユニットは、前記仕切り板側から前記第1の加熱エリアと前記第2の加熱エリアの前記材料を加熱する内側放射加熱管を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱乾燥装置。
  3. 前記トップ側放射加熱管と各前記外側放射加熱管は、いずれも中赤外線ランプ管である
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱乾燥装置。
  4. 前記材料搬入ユニットは、前記高さ方向の下側に前記材料載置台と間隔をあけて設けられた位置決め板を備え、前記材料載置台が前記待機位置のとき、前記材料載置台は前記位置決め板に近づき、前記材料載置台が前記作業位置のとき、前記材料載置台は前記位置決め板から離れ、
    前記材料搬入ユニットは、前記材料載置台に接続された補助支持装置を備え、
    前記補助支持装置は、
    前記駆動装置を囲み且つ前記高さ方向の位置が前記位置決め板より低い連結リング部材と、
    前記連結リング部材に一端が接続されると共に、前記位置決め板を貫通して前記材料載置台に他端が接続され、且つそれぞれが前記連結リング部材に略等間隔に配置された複数のロッド本体を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱乾燥装置。
  5. 各前記外側放射加熱管は、前記材料載置台のトップ面の法線との間の挟角を調整可能であり、
    前記トップ側放射加熱管は高さ方向における位置を調整することができる
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱乾燥装置。
  6. 前記加熱ユニットは、前記ボックスに設けられるランプ管装着架と、前記ランプ管装着架に設けられると共に各前記外側放射加熱管を装着する複数の外側ランプホルダとを備え、
    前記ランプ管装着架は、それぞれ前記外側ランプホルダに対応するよう設けられた複数の角度表示部材を備え、
    前記外側ランプホルダは、前記ランプ管装着架に対して回転し、且つ各前記角度表示部材に対応するガイド部材を備え、各前記外側ランプホルダは各前記角度表示部材と共に用いられることにより、各前記外側放射加熱管と、前記材料載置台の前記トップ面の法線との挟角を示すことができる
    ことを特徴とする請求項5に記載の加熱乾燥装置。
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