JPH06281337A - 乾燥炉 - Google Patents

乾燥炉

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Publication number
JPH06281337A
JPH06281337A JP34974492A JP34974492A JPH06281337A JP H06281337 A JPH06281337 A JP H06281337A JP 34974492 A JP34974492 A JP 34974492A JP 34974492 A JP34974492 A JP 34974492A JP H06281337 A JPH06281337 A JP H06281337A
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JP
Japan
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lamp
furnace
drying furnace
drying
infrared
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JP34974492A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Tate
恒夫 楯
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炉内の温度上昇に関係無く、ランプの冷却を
行う。 【構成】 ランプ22と、ランプ22を内部に収納する
とともに箱状からなり、ランプ22の照射側面を炉内に
露出させて炉本体11に隣接させて設置され、炉内に露
出される面はランプの照射する光を透過する素材からな
るランプ収納部21と、ランプ収納部21に導入される
冷却用気体とからなることを特徴とする乾燥炉。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、乾燥炉に係る。更
に詳細には赤外線ランプを使用して被乾燥物を乾燥させ
る乾燥炉に係る。
【0002】
【従来の技術】 従来赤外線ランプを使用する乾燥炉で
は、炉壁に、近赤外線、中赤外線あるいは遠赤外線を照
射する赤外線ランプを設置し、被乾燥物に照射すること
で被乾燥物を乾燥させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
の赤外線ランプを使用する乾燥炉では、赤外線ランプは
乾燥炉内に設置されるため、赤外線ランプの発熱により
容易に温度は上昇する。例えば、波長のピークが1.2
μm〜1.5μmにあるいわゆる近赤外線ランプを使用
した場合、封止部のモリブデン等が加熱により酸化膨張
し石英管にクラックを生じ封止が破壊されるのを防止す
るため近赤外線ランプの封止付近を250〜300°C
以下に保つ必要がある。
【0004】そのため、赤外線ランプ付近に冷却用の外
気を取り入れ赤外線ランプに吹き付け赤外線ランプの温
度上昇を押さえることが試みられた。しかし、使用を継
続し、炉内が高温になるほど冷却効果が低下する課題を
有した。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この発明は、
【0006】ランプと、ランプを内部に収納するととも
に箱状からなり、ランプの照射側面を炉内に露出させて
炉本体に隣接させて設置され、炉内に露出される面はラ
ンプの照射する光を透過する素材からなるランプ収納部
と、ランプ収納部に導入される冷却用気体とからなるこ
とを特徴とする乾燥炉、
【0007】を提供する。
【0008】
【作用】 ランプにより、隔壁を通して炉内に光は照射
され、炉内の被乾燥物を加熱し乾燥させる。ランプは、
炉内にはないため、加熱された炉により加熱されること
はない。
【0009】ランプは、ランプ収納部に導入される冷却
用気体により冷却される。
【0010】
【実施例】 この発明の実施例の平面一部拡大断面図を
あらわす図1にしたがって以下説明する。
【0011】11は乾燥炉本体である。乾燥炉本体11
は、山型炉あるいはトンネル炉からなり、被乾燥物搬入
口および被乾燥物搬出口を除き密閉して形成される。乾
燥炉本体11内部には、外部から被乾燥物搬入口を経て
被乾燥物搬出口外へと連絡するコンベア等からなる搬送
手段が設置される。
【0012】21は、ランプ収納部である。ランプ収納
部21は、金属製の箱状からなり、ランプ22を内部に
収納する。ランプ収納部21は更に、ランプの照射側面
の隔壁22を乾燥炉11の炉壁12から炉内に露出させ
て乾燥炉本体11に隣接させて設置される。隔壁23は
赤外線の照射する赤外線を透過する素材、この実施例で
は石英ガラスからなる。ランプ収納部21の隔壁23以
外の内面は反射効率のよい金属面からなる。
【0013】ランプ22は赤外線ランプからなり、この
実施例では波長のピークが、1.2μm〜1.5μm付
近にあるいわゆる近赤外線ランプを使用するが、波長の
ピークが2.5付近にあるいわゆる中赤外線ランプ、波
長のピークが3.5付近にあるいわゆる遠赤外線ランプ
を使用してもよい。
【0014】24は、気体導入口、25は気体排出口で
ありそれぞれランプ収納部に取り付けれる。気体導入口
24からは乾燥炉11内とは相対的に低温の外気、ある
いは冷却機により冷却された外気からなる冷却用気体を
送風機等により、ランプ収納部に導入される。気体排出
口25からは、ランプ収納部21から使用した冷却用気
体を排出する。26は断熱材であり、炉壁12とランプ
収納部21との間に設置され、炉内の温度のランプ収納
部21への伝播を防止する。
【0015】次に、実施例の作用について説明する。赤
外線ランプにより、隔壁23を通して炉内に赤外線は照
射され、炉内の被乾燥物を加熱し乾燥させる。赤外線ラ
ンプ22は炉内にはないため、加熱された炉により加熱
されることはない。
【0016】赤外線ランプ22は、送風機により気体導
入口24、気体排出口25以外密閉されたランプ収納部
21に気体導入口24から導入される冷却用気体により
効率良く冷却され、使用された冷却用気体は、気体排出
口25から排出される。
【0017】
【発明の効果】 したがって、この発明では、炉内の温
度上昇に関係無く、ランプの冷却を行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の平面一部拡大断面図
【符号の説明】
11 炉本体 21 ランプ収納部 22 ランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプと、ランプを内部に収納するとと
    もに箱状からなり、ランプの照射側面を炉内に露出させ
    て炉本体に隣接させて設置され、炉内に露出される面は
    ランプの照射する光を透過する素材からなるランプ収納
    部と、ランプ収納部に導入される冷却用気体とからなる
    ことを特徴とする乾燥炉。
JP34974492A 1992-12-02 1992-12-02 乾燥炉 Pending JPH06281337A (ja)

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JP34974492A JPH06281337A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 乾燥炉

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JP34974492A JPH06281337A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 乾燥炉

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JPH06281337A true JPH06281337A (ja) 1994-10-07

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ID=18405812

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JP34974492A Pending JPH06281337A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 乾燥炉

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JP (1) JPH06281337A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019015493A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 パオ チェン コン イエ クー フェン ユー シェン コン スー 加熱乾燥装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019015493A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 パオ チェン コン イエ クー フェン ユー シェン コン スー 加熱乾燥装置
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