JPS633751A - 煮干製造工程における小魚類入りセイロ分配装置 - Google Patents

煮干製造工程における小魚類入りセイロ分配装置

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JPS633751A
JPS633751A JP61149143A JP14914386A JPS633751A JP S633751 A JPS633751 A JP S633751A JP 61149143 A JP61149143 A JP 61149143A JP 14914386 A JP14914386 A JP 14914386A JP S633751 A JPS633751 A JP S633751A
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Tameichi Ide
井手 為市
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、煮干製造工程において多数の小魚類入りセイ
ロを上下方向に積み重ねた状態の積重ねセイロ群の各セ
イロを上下方向に適宜間隔をもたせた状態でセイロ収容
部材内に分配・収容するためのセイロ分配装置に関する
ものである。
(発明の背景) 例えば、イリコなどの小魚類の乾物を製造する際には、
従来では、矩形枠の底に金網を張設してなるセイロ内に
先手魚類を収容し、その先手魚類入りセイロを上下方向
に複数個(例えばlO個程度)積み重ねた状態で熱湯中
に浸漬して(あるいは高温蒸気室内で)加熱処理し、そ
して第13図に示すように加熱処理済の小魚類入りセイ
ロA、A・・を、上下方向に多数のセイロ載せ棚52.
52・・を備えたセイロ収容部材5の各セイロ載せ゛ 
 棚52.52・・上にそれぞれ1個づつ差し込んで該
セイロ収容部材5内に分配・収容しくこの状態では上下
セイロ間に通風用の隙間が形成されている)、続いて各
小魚類入りセイロA、A・・を収容したセイロ収容部材
5を乾燥室内に収容して乾燥処理するようにして行われ
ていた。尚、このような乾物製造用の先手魚類は主とし
て春から夏にかけて捕獲され、その乾物製造処理も比較
的暑い季節に行われる。
ところで、従来では、このような加熱処理済の小魚類入
りセイロAを乾燥処理用のセイロ収容部材5内の各セイ
ロ載せ棚52.52・・上に分配・収容する際に、加熱
処理直後のまだ高温状懇にある小魚入りセイロA、A・
・を手作業で1枚づつセイロ収容部材5の各セイロ載せ
棚52.52・・上に差し込んで行っていたため、その
セイロ分配・収容作業が面倒であるとともに、その作業
を比較的暑い時期のしかも高温蒸気と魚の生臭い臭気の
充満する可酷な作業環境下において長時間行わなければ
ならないという問題があった。
(発明の目的) 本発明は、上記の如き背景に鑑み、煮干製造工程におい
て多数の小魚類入りセイロを上下方向に積み重ねてなる
積重ねセイロ群の各セイロをセイロ収容部材の各セイロ
載せ棚に自動的に分配・収容せしめ得るようにしたセイ
ロ分配装置を提案することを目的とするものである。
(目的を達成するための手段) 本発明の小魚類入りセイロ分配装置は、分配されるべき
複数個の小魚類入りセイロを上下方向に積み重ねてなる
積重ねセイロ群を所定のセイロ群停止位置まで搬送する
セイロ群搬送装置と、前記セイロ群停止位置まで搬送さ
れた積重ねセイロ群を順次1個のセイロの高さ範囲づつ
押上げるセイロ群押上げ装置と、セイロ群停止位置上方
の所定高さ位置にあってセイロを水平方向に移動可能な
る如く支持するガイド装置と、前記セイロ群押上げ装置
によって所定高さ位置まで上昇せしめられた積重ねセイ
ロ群の最上部に位置する1個のセイロを前記ガイド装置
上に載せ換えるセイロ載せ換え装置と、上下方向に適宜
間隔をもって多数のセイロ載せ棚を有するセイロ収容部
材と、前記ガイド装置の出口側に設けられていて前記セ
イロ収容部材を該セイロ収容部材の各セイロ載せ棚間の
間隔づつしかも該各セイロ載せ棚が順次前記ガイド装置
と同高さ位置に揃えられるようにして上昇又は降下せし
め得る収容部材昇降装置と、前記ガイド装置に支持され
ているセイロを前記セイロ収容部材の所定のセイロ載せ
棚上に押込むセイロ押込み装置とを備えたことを特徴と
している。
(作 用) 本発明の小魚類入りセイロ分配装置は、上記の如くセイ
ロ群搬送装置と、セイロ群押上げ装置と、ガイド装置と
、セイロ載せ換え装置と、セイロ収容部材と、収容部材
昇降装置と、セイロ押込み装置とを備えていることによ
り、積重ねセイロ群をセイロ群搬送装置上に載せるだけ
で該積重ねセイロ群の各セイロが順次自動的にセイロ収
容部材の各セイロ載せ棚上に分配・収容されるようにな
る。
(実施例) 第1図ないし第12図を参照して本発明の詳細な説明す
ると、この実施例の小魚類入りセイロ分配装置では、イ
リコなどの小魚類の乾物を製造する際の製造工程中に使
用されるセイロを分配するものである。このセイロは第
12図に示すように矩形の枠体の底部に金網を張設して
形成されていて、上下方向に複数個積み重ね得るように
なっている。尚、イリコなどの乾物を製造する際には、
原材料となる先手魚類をセイロ内に収容し、該先手魚類
入りセイロを上下方向に複数個積み重ねた状態で熱湯中
に浸漬して加熱処理し、続いてその加熱処理済の小魚類
入りセイロを上下方向に相互間に空気流通用の隙間をも
たせた状態で多数の棚つきセイロ収容部材内に分配・収
容させ、そのセイロ収容部材ごと乾燥室内で乾燥処理す
ることによって製造される。ところで、このセイロ分配
装置は、加熱処理済の積重ねセイロ群の各セイロA。
A・・を相互に所定間隔をもたせた状態で乾燥処理用の
セイロ収容部材内に分配・収容するまでの工程を自動的
に行うものである。
図示のセイロ分配装置は、分配されるべき複数個の小魚
類入りセイロA、A・・を上下方向に積み重ねてなる積
重ねセイロ群Bを所定のセイロ群停止位置Zまで搬送す
るセイロ群搬送装置lと、前記セイロ群停止位置Zまで
搬送された積重ねセイロ群Bを順次1個のセイロAの高
さ範囲aづつ押上げるセイロ群押上げ装置2と、セイロ
群停止位置上方の所定高さ位置YにあってセイロAを水
平方向に移動可能なる如(支持するガイド装置3と、前
記セイロ群押上げ装置2によって所定高さ位置Yまで上
昇せしめられた積重ねセイロ群Bの最上部に位置する1
個のセイロAを前足ガイド装置3上に載せ換えるセイロ
載せ換え装置4と、上下方向に適宜間隔をもって多数の
セイロ載せ棚52.52・・を有するセイロ収容部材5
と、前記ガイド装置3の出口側に設けられていて前記セ
イロ収容部材5を該セイロ収容部材5の各セイロ載せ棚
52.52・・間の間隔りづつしかも該各セイロ載せ棚
52.52・・が順次前記ガイド装置3と同高さ位置に
揃えられるようにして上昇又は降下せしめ得る収容部材
昇降装置6と、前記ガイド装置3に支持されているセイ
ロAを前記セイロ収容部材5の所定のセイロ載せ棚52
上に押込むセイロ押込み装置7とを備えて構成されてい
る。
セイロ群搬送装置lは、前後方向(矢印P−Q方向)に
向けて延びるコンベア11と該コンベア11を循環走行
させるモータ12を有している。
コンベア11の始端側11aはセイロ加熱処理部分(例
えば熱湯釜)の近傍に位置させ、該コンベア11の終端
側zbはセイロ群押上げ装置2、ガイド装置3及びセイ
ロ載せ換え装置4などの設置位置まで延出させている。
そして加熱処理済の積重ねセイロ群B(小魚類入りセイ
ロAを10個程度積み重ねたもの)をコンベア始端側1
1a上部に載せた状態でモータ12を作動させるとコン
ベア11が走行して該積重ねセイロ群Bをそのままコン
ベア終端側11bまで搬送し得るようになっている。コ
ンベア終端側11bには積重ねセイロ群Bを所定の停止
位置Zで停止させるためのモータ通電制御用のリミット
スイッチ13が設けられていて、積重ねセイロ群Bがコ
ンベア終端側11bの所定のセイロ群停止位置Zまで搬
送されたときに該積重ねセイロ群Bがリミットスイッチ
13を操作して直ちにモータ12を停止させて該積重ね
セイロ群を所定のセイロ群停止位置Zで静止させるよう
になっている。
セイロ群押上げ装置2は、上記所定のセイロ群停止位置
Zに停止されている積重ねセイロ群Bをその下面側から
支持するための4つ1組の支持装置20.20・・と該
支持装置20.20・・を上下方向に昇降せしめる昇降
装置(23A、23 B)とを備えている。尚、この実
施例ではセイロ群押上げ装置2は同構造のものが2基使
用されており、順次上記セイロ群停止位置Zまで搬送さ
れてくる各積重ねセイロ群Bを2基のセイロ群押上げ装
置2.2で交互に押上げ処理するようにしている。
各支持装置20.20・・は、支持板21と該支持板2
1を内外方向に出し入れ操作するシリンダ22を備えて
いる。又該各支持装置20.20・・は、4つを1組と
して1つの支持装置群(2OA又は20B)を構成し、
その1組の支持装置の各支持板21.21・・によって
積重ねセイロ群Bを水平姿勢に維持させた状態でその下
面4隅を同時に支持し得るようにしている。尚、シリン
ダ22が伸長した状態では支持板21が内方に突出して
積重ねセイロ群Bを下方から支持可能となり、シリンダ
22が縮小した状態では支持板21が積重ねセイロ群B
の外縁よりさらに外側に後退するようになっている。昇
降装置(23A、23 B)は、ラック棒と小歯車との
嵌合方式を採用しており、合計4本のラック棒25.2
5・・をそれぞれガイド24で上下方向に昇降自在に支
持するとともに該各うック捧25,25・・に嵌合する
4つ1組(合計8つある)の小歯車26.26・・をそ
れぞれ各組(合計2組)ごとに設けられたモータ(27
,27)で正・逆回転させることによって各ラック棒2
5,25・・を上昇又は降下せしめ得るようになってい
る。尚、合計8つの支持装置20゜20・・はそれぞれ
ラック棒25,25・・(合計8本)の上端に取付けら
れている。この昇降装置(23A、23 B)は、支持
装置20の支持板21を、セイロ群停止位置Zにおける
コンベア11上に支持されている積重ねセイロ群Bの下
面の高さ位置(第5図及び第11図における符号Eの位
置)よりやや低い位置(第5図及び第1O図における符
号りの位置)から、該コンベアll上に支持されている
積重ねセイロ群Bの下面の高さ位置Eから該積重ねセイ
ロ群Bの全高さ範囲b(図示例ではセイロAを10個積
み重ねた高さ範囲)よりやや大きい高さ範囲だけ上方に
位置する高さく第11図の符号Hの高さ)の範囲(符号
りの範囲)内で昇降せしめ得るようになっている。又、
この昇降装置(23A、23 B)は、その上昇行程時
には1組の支持装置20.20・・を同時にセイロ1個
の高さ範囲a(例えば5cm程度)づつ間欠的に上動せ
しめるように作動する。即ちこの実施例では、昇降装置
(23A、23 B)の上昇工程時において積重ねセイ
ロ群Bの上面が後述するようにセイロ載せ換え装置4の
挟持片41で最上部に位置するセイロAを挟持し得る高
さく第5図及び第6図における符号Yの高さ)に達する
までは該昇降装置(23A。
23B)は連続して押上げ作用を行い、該積重ねセイロ
群Bの上面が所定高さ位置Yに達するまで押上げられる
とそれを適宜の検知装置(例えばリミットスイッチ又は
光電管)で検知してその信号によってモータ27を直ち
に停止させるように操作し、その後は最上部に位置する
セイロAが順次後述するようにセイロ載せ換え装置4、
収容部材昇降装置6及びセイロ押込み装置7等によって
持ち運ばれる度に積重ねセイロ群B全体を該セイロA1
個分の高さa(最上部のセイロの上面が所定高さ位置Y
に達するまで)づつ押上げるように作動する。尚、昇降
装置(23A、23 B)の下降工程時には支持装置2
0をノンストップで最低高さ位置(符号りの位置)まで
降下させる。
そしてこのセイロ群押上げ装置2は、積重ねセイロ群B
が所定のセイロ群停止位置Zまで搬送されてそこで停止
したときにそれを検知する適宜の検知装置(例えばリミ
ットスイッチ又は光電管)からの信号で1組を構成する
いずれか一方の支持装置群(20A又は20B)の各シ
リンダ22.22・・が伸長せしめられて各支持板21
.21・・がそれぞれ内方に突出しく第5図において鎖
線図示)、続いてそのシリンダ伸長側の支持装置群(例
えば20A)が当該支持装置群操作用の昇降装置(例え
ば23A)によって上昇操作せしめられ、それによって
積重ねセイロ群Bを当該支持装置群の各支持板21.2
1・・で支持した状態で順次セイロ1個の高さ範囲aづ
つ押上げるように作用する。
前記セイロ群搬送装置1は、第10図に示すように上昇
側の支持装置群(例えば20A)が最高高さ位置Hまで
上昇せしめられたとき(セイロ群停止位置Zは空となっ
ている)にそれを適宜の検知装置(例えばリミットスイ
ッチ)で検知してその信号によってモータ12が作動さ
れて、該セイロ群停止位置Zに次の積重ねセイロ群Bを
供給するようになっている。尚、第11図に示すように
最高高さ位置Hに位置する支持装置群(例えば2OAに
支持されている積重ねセイロ群の下面(符号Hの高さと
セイロ群停止位置Zに供給された積重ねセイロ群の上面
(符号Fの高さ)との間隔は、例えば1個のセイロAの
高さa程度の比較的小さい間隔となるように設計されて
いる。
そして第11図に示すように上昇側の支持装置群2OA
に支持されている積重ねセイロn(セイロAが2個程度
しか残っていない)の下方に次の積重ねセイロ群B(セ
イロAが10個積み重ねられている)が供給されるとそ
れを検知する適宜の検知装置からの信号によって上昇側
の支持装置群2OAの各シリンダ22.22・・が縮小
仕しめられて、第12図に示すように上昇側の積重ねセ
イロ群(2個のセイロ)がセイロ群停止位置Zにある積
重ねセイロ群Bの上部に積み重ねられるようになる。そ
の後、下方で待機していたもう一方の支持装置群20B
が当該昇降装置23Bによって上記同様にセイロ1個の
高さ範囲aづつ押上げられるとともに、上昇位置にある
支持装置群20Aは最低高さ位置りまで降下されてそこ
で待機するようになり、このセイロ群押上げ装置2は、
このように各支持装置群2OA、20Bが順次交互に押
上げ操作されるようになっている。
ガイド装置3は、セイロAの左右各側部を支持する左右
−対のレール31.31と該各レール31.31を相互
に左右方向(矢印R−8方向)に近接・離間せしめる如
く操作するシリンダ32,32とを有している。各レー
ル31.31はそれぞれセイロ群停止位置Zの直上方の
左右各側に設置されている。シリンダ32は各1本のレ
ール31につき2つづつ設けられている。又、各シリン
ダ32.32・・は同時に伸縮操作せしめられるが、該
シリンダ32.32・・の伸長時には各レール31.3
1がそれぞれ外側に移動せしめられて両レール31.3
1間をセイロAが上下方向に通過し得るようになり、シ
リンダ32.32・・の縮小時には各レール31.31
がそれぞれ内側に移動せしめられて該各レール31.3
1でセイロAの両側部下面を支持し得るようになってい
る。尚、この各レール31.31は後述するセイロ載せ
換え装置4の挟持片41が積重ねセイロ群における最上
部のセイロを挟持する高さ位置(符号Yの位置)とほぼ
同高さ位置でのみ内外方向(矢印R−9方向)に操作さ
れる。
セイロ載せ換え装置4は、セイロAの左右両側から挟着
し得る左右2つづつの挟持片41.41・・と、該各挟
持片41,41・・をそれぞれ左右方向(矢印R−9方
向)に近接・離間せしめる如く操作する合計4つの左右
伸縮シリンダ42.42・・と、該各挟持片41.41
・・及び各左右伸縮シリンダ42.42・・をそれぞれ
上下動せしめる上下伸縮シリンダ43.43・・(左右
2つづつの合計4つ)を有している。各挟持片41,4
1・・はそれぞれ左右伸縮シリンダ42.42・・のロ
ッド先端に取付けられていて、該各左右伸縮シリンダ4
2.42・・を伸長させると各挟持片41,41・・が
それぞれ外側に移動せしめられて左右の各挟持片41.
41間の間隔がセイロAの左右方向(矢印R−S方向)
の幅より大きくなって左右の各挟持片41.41間の間
隔内をセイロAが上下動可能となり、又各左右伸縮シリ
ンダ42.42・・を縮小させると各挟持片41.41
・・がそれぞれ内側に移動せしめられて左右の各挟持片
41.41でセイロAの両側面を挟着して該セイロAを
支持しi専るようになっている。又、上下伸縮シリンダ
43.43・・の伸長時には第6図に示すように各挟持
片41,41・・を所定高さ位置Yまで押上げられた積
重ねセイロ群Bの最上部に位置するセイロAの側面に対
応する高さまで下動させ、又該上下伸縮シリンダ43.
43・・の縮小時には第7図に示すように各挟持片41
゜41・・を上記下動位置から約セイロ1個の高さ範囲
だけ上動させるようになっている。このセイロ載せ換え
装置4は、後述するように前記セイロ群押上げ装置2及
びガイド装置の動作と関連しながら操作せしめられるが
、基本的な動作として、まず左右の各挟持片41,41
・・で所定高さ位置Yまで押上げられている積重ねセイ
ロ群Bの最上部に位置する1つのセイロAをその両側か
ら挟持し、次に第7図に示すように該最上部のセイロA
を挟持した状態で該各挟持片41,41・・を上動させ
(その直後に左右のレール31.31が相互に近接する
方向に移動せしめられる)、続いて該各挟持片41,4
1・・がそれぞれ外側に移動せしめられて挟持していた
セイロAを離すように動作し、積重ねセイロ群Bの最上
部に位置していたセイロAをレール31.31上に載せ
換えるように操作される。
セイロ収容部材5は、縦長の枠体51内に上下方向に所
定間隔りをもって多数のセイロ載せ棚52.52・・を
設けるとともに、枠体51の底部にキャスター53.5
3・・を取付けて手押し走行可能に構成されている。各
セイロ載せ棚52゜52・・はそれぞれ左右−対のレー
ル状の棚片52a、52aで構成されている。
収容部材昇降装置6はフォークリフト式のものが採用さ
れている。この収容部材昇降装置6は、セイロ収容部材
5を載せる載せ台61と、該載せ台61を上下方向に案
内するガイド支[62,62と、載せ台61をガイド支
柱62.62に沿って昇降せしめるシリンダ63とを有
している。シリンダ63は油圧モータ(図示省略)によ
って伸縮仕しめられる。この収容部材昇降装置6は、ガ
イド装置3のレール31.31の出口側に近接させて設
置されていて、載せ台61上に載せられるセイロ収容部
材5の各セイロ載せ棚52.52・・の棚片52a、5
2aを順次レール31.31と同高さ位置で直線状に連
続せしめ得るようになっている。シリンダ63は次に説
明するセイロ押込み装置7が1回作動する度にその信号
をうけてセイロ収容部材5の各セイロ載せ棚52.52
間の間隔りづつ伸長せしめられるようになっている。尚
、シリンダ63は、セイロ押込み装置7が作動した直後
に例えばリミットスイッチなどからの信号によってその
伸長動作が開始され、又セイロ載せ棚52.52間の間
隔りだけ伸長動作したときに例えば次のセイロ載せ棚の
棚片52aを検知する近接スイッチ(あるいは光電管)
68などの検知装置からの信号によって直ちに動作が停
止されるようになっている。従ってセイロ収容部材5が
収容部材昇降装置6にセットされた状態(セイロ収容部
材が載せ台61上に載せられた状態)では、該セイロ収
容部材5のいずれか一つのセイロ載せ棚S2(の各棚片
52a、52a)がガイド装置3のレール31.31と
同高さ位置で直線状に連続するようになる。尚、この実
施例では、収容部材昇降装置6のシリンダ63は縮小状
態からセイロ載せ棚52.52間の間隔りづつ伸長仕し
めてセイロ収容部材5を順次上昇させるようにしている
が、他の実施例では逆に該シリンダ63を伸長状態から
間隔りづつ縮小せしめてセイロ収容部材5を順次下降さ
せるようにしてもよい。
セイロ押込み装置7は、ガイド装置3の左右のレール3
1.31上においてレール長さ方向に向けて設置された
左右2つのチェノ71.71と、該チェノ71.71を
前方(矢印P方向)に向けて循環走行させるモータ72
と各チェノ71,71にそれぞれ取付けられた抑圧片7
3.73とを有している。モータ72は、ガイド装置3
の各レール31.31上にセイロAが載せられた直後に
発せられる適宜の信号によって作動が開始される。
そしてこのセイロ押込み装置7は、モータ72が作動さ
れるとチェノ71.71に取付けられている押圧片73
.73がレール31.31上に支持されているセイロA
をレールに沿って前方(矢印P方向)に抑圧移動させ、
該レール31.31の出口側に連設配置されているセイ
ロ収容部材5の所定のセイロ載せ棚52上に押込むよう
に作用する。
又、各押圧片73,73がチェノ71.71の端部を巡
って上側に回ったときに、該押圧片73でモータ72停
止用のスイッチ(例えばリミットスイッチ)を操作する
ようにしており、該スイッチが操作されるとセイロ押込
み装置7の動作が停止する。
次にこのセイロ分配装置全体の作動方法を説明する。セ
イロ収容部材5は予め収容部材昇降装置6の所定位置に
セット(最上段のセイロ載せ棚52がレール31.31
と同高さに位置する)される。
この状態でセイロ群搬送装置lのコンベア始端側11a
の上部にセイロ(加熱処理済の小魚類入りセイロ)Aを
IO個程度上下方向に積み重ねてなる積重ねセイロ群B
を載せると、セイロ群停止位置Zにセイロがない場合に
はセイロ群搬送装置lのモータ12が作動されて該積重
ねセイロ群Bがセイロ群停止位置Zまで搬送されてそこ
で停止する。
そして2基のうちの先行側のセイロ群押上げ装置2の各
シリンダ22.22・・が伸長せしめられ(支持板21
か第5図において鎖線図示する如く内方に突出する)、
次に昇降装置23A(又は23B)が操作されて当該1
組の支持装置群20A(又は20B)が上動せしめられ
る。そして第6図に示すように押上げられた積重ねセイ
ロ群Bの上面が所定高さ位置Yまで達すると昇降装置2
3Aの作動が停止され、次にセイロ載せ換え装置4の各
左右伸縮シリンダ42.42・・が縮小して各挟持片4
1.41・・で積重ねセイロ群Bの最上部のセイロAを
挟持し続いて上下伸縮シリンダ43゜43・・が縮小し
て該挟持片41,41・・が1個のセイロAを挟持した
まま上動せしめられる(第7図)。そして次にガイド装
置3のシリンダ32゜32・・が縮小して左右のレール
31.31をそれぞれ内方に移動させ、その後にセイロ
載せ換え装置4の左右伸縮シリンダ42.42・・が伸
長して挟持片41,41・・で挟持されていたセイロA
がレール31.31上に落下・支持される(第8図)。
すると続いてセイロ押込み装置7が作動して押圧片73
.73によりガイド装置3上のセイロAをレールに沿っ
て前方(矢印P方向)に移動させてセイロ収容部材5の
最上段に位置するセイロ載せ棚52上に押込む。1回の
セイロ分配・収容操作が完了すると収容部材昇降装置6
のシリンダ63によってセイロ収容部材5がセイロ載せ
棚52.52間の間隔りだけ上動せしめられてそこで待
機する。他方、第9図に示すようにガイド装置3上のセ
イロAがセイロ収容部材側に押込まれるとセイロ群押上
げ装置2の昇降装置23Aが操作されて残りの積重ねセ
イロ群Bがセイロ1個の高さ範囲aだけ持ち上げられ、
以下、上記同様の操作が繰り返されて積重ねセイロ群B
の最上段に位置するセイロAが順次セイロ収容部材5の
各セイロ載せ棚52.52・・上に分配・収容されるよ
うになる。そして積重ねセイロ群Bを支持していた支持
装置群20Aが第1θ図に示す高さく符号Hの高さ)ま
で押上げられると、セイロ群搬送装置1が作動せしめら
れてセイロ群停止位置Zに次の積重ねセイロ群Bが供給
されるようになる(第11図)。すると上昇側の支持装
置群20Bの各シリンダ22.22・・が縮小して該上
昇側支持装置群20B上に支持されていた残りのセイロ
A。
Aがセイロ群停止位置Z上にある積重ねセイロ群Bの上
部に重ねられ(第12図)、続いて待機していたもう一
方のセイロ群押上げ装置2側の支持装置群20B及び昇
降装置23Bが操作されて順次同様にセイロ群の押上げ
、セイロ載せ換え、セイロ押込みなどの操作が行なわれ
る。尚、セイロ収容部材5内の各セイロ載せ棚52.5
2・・にそれぞれセイロAが収容されたときには、例え
ば載せ台61の高さを検知する検知装置からの信号で全
装置を一時的に停止させ、セイロ収容部材5を降下させ
て載せ台61上に別の(空の)セイロ収容部材5をセッ
トしなおした後、運転を再開させる。
このようにこのセイロ分配装置を使用すれば、積重ねセ
イロ群Bをコンベア始端側11aの上部に載せる作業と
、空のセイロ収容部材5を収容部材昇降装置6にセット
しなおす作業以外の作業を全て自動で行うことができる
(発明の効果) 本発明の小魚類入りセイロ分配装置は、小魚類入りセイ
ロAを複数個上下方向に積み重ねてなる積重ねセイロ群
Bをセイロ群搬送装置l上に載せるだけで、該積重ねセ
イロ群Bの各セイロA、A・・を自動的にセイロ収容部
材5のセイロ載せ棚52.52・・上に分配・収容させ
ることができるという効果があり、又このセイロ分配装
置をイリコなどの製造時における加熱処理済の小魚類火
リセイロをセイロ収容部材の各セイロ載せ棚52゜52
・・上に分配・収容する作業に使用すると、比較的可酷
な作業条件下(熱気と悪臭力、く充満する)での手作業
による作業をなくすかあるいは極端に少なくすることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかる小魚類入りセイロ分配
装置の正面図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図の右
側面図及び左側面図、第4図は第1図の小魚類入りセイ
ロ分配装置の一部斜視図、第5図ないし第12図はそれ
ぞれ第2図の状態変化図、第13図は従来の小魚類入り
セイロ分配方法説明図である。 1・・・・・セイロ群搬送装置 2・・・・・セイロ群押上げ装置 3・・・・・ガイド装置 4・・・・・セイロ載せ換え装置 5・・・・・セイロ収容部材 6・・・・・収容部材昇降装置 7・・・・・セイロ押込み装置 52・・・・セイロ載せ棚 A・・・・・小魚類入りセイロ B・・・・・積重ねセイロ群 第2図 第4図 第11囚     第12囚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、分配されるべき複数個の小魚類入りセイロ(A、A
    ・・)を上下方向に積み重ねてなる積重ねセイロ群(B
    )を所定のセイロ群停止位置(Z)まで搬送するセイロ
    群搬送装置(1)と、前記セイロ群停止位置(Z)まで
    搬送された積重ねセイロ群(B)を順次1個のセイロ(
    A)の高さ範囲(a)づつ押上げるセイロ群押上げ装置
    (2)と、セイロ群停止位置上方の所定高さ位置(Y)
    にあってセイロ(A)を水平方向に移動可能なる如く支
    持するガイド装置(3)と、前記セイロ群押上げ装置(
    2)によって所定高さ位置(Y)まで上昇せしめられた
    積重ねセイロ群(B)の最上部に位置する1個のセイロ
    (A)を前記ガイド装置(3)上に載せ換えるセイロ載
    せ換え装置(4)と、上下方向に適宜間隔をもって多数
    のセイロ載せ棚(52、52・・)を有するセイロ収容
    部材(5)と、前記ガイド装置(3)の出口側に設けら
    れていて前記セイロ収容部材(5)を該セイロ収容部材
    (5)の各セイロ載せ棚(52、52・・)間の間隔(
    D)づつしかも該各セイロ載せ棚(52、52・・)が
    順次前記ガイド装置(3)と同高さ位置に揃えられるよ
    うにして上昇又は降下せしめ得る収容部材昇降装置(6
    )と、前記ガイド装置(3)に支持されているセイロ(
    A)を前記セイロ収容部材(5)の所定のセイロ載せ棚
    (52)上に押込むセイロ押込み装置(7)とを備えた
    ことを特徴とする煮干製造工程における小魚類入りセイ
    ロ分配装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239331A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Rengo Co Ltd 下敷パネルの供給装置
JP2007333306A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Gunze Ltd 昇降式乾燥装置

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JP4541003B2 (ja) * 2004-02-25 2010-09-08 レンゴー株式会社 下敷パネルの供給装置
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