JP2007333173A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンを停止するまでもなく油圧回路の油圧が異常低下したことを検知すると、クラッチディスクを損傷させないで車両を停止させることができる制御装置を備えた作業車両を提供すること。
【解決手段】走行動力伝動系に摩擦伝動式の前後進クラッチDの作動用シリンダ85の前進側又は後進側に供給する作動油の圧力を検出する圧力センサ110,111が走行中に作動油の圧力が所定時間(T1)以上にわたって設定値(P1)以下に低下した場合には異常状態と判定し、前後進クラッチDの作動用シリンダ85への作動油の供給を断って走行を停止させる作業車両である。
【選択図】図2

Description

本発明は、作業車両に関し、特に走行伝動系の油圧クラッチに異常が生じた場合の安全装置を備えた作業車両に関するものである。
トラクタなどの作業車両の変速装置において、油圧回路に設けられた油圧クラッチ作動用のソレノイドバルブへの通電量を変化させて油圧クラッチへ供給する油圧を変えてクラッチの入・切を行っている。
しかし油圧回路の油路が詰まるなどの異常により油圧クラッチが正常に作動しないことがあると、変速装置の作動コントロールができなくなるおそれがある。そのための対策として油圧回路の油圧が低下したことを検知すると、警告を発して、同時に車両を減速すべくソレノイドバルブへの通電量を増加させた後、エンジンを停止させる制御機構を備えた下記特許文献記載の発明などがある。
特開2004−293750号公報
上記特許文献1記載の発明では、油圧回路の油圧が低下したことを検知すると、車両を減速させ、その後でエンジンを停止させることで車両の走行安全性を図っている。
しかし、上記特許文献1に記載の発明では、車両を減速した後に停止させる構成であり、車両の減速開始から車両停止までの間に油圧クラッチのディスクの過剰なすべりによる加熱などがあるのでクラッチディスクが損傷し易い。
本発明の課題は、エンジンを停止するまでもなく油圧回路の油圧が異常低下したことを検知すると、クラッチディスクを損傷させないで車両を停止させることができる制御装置を備えた作業車両を提供することである。
本発明の上記課題は次の解決手段で解決される。
請求項1記載の発明は、走行動力伝動系に摩擦伝動式の前後進クラッチ(D)を設け、前記前後進クラッチ(D)の作動用シリンダ(85)の前進側又は後進側に供給する作動油の圧力を検出する圧力検出手段(110,111)をそれぞれ設け、走行中に前記圧力検出手段(110,111)によって検出する作動油の圧力が所定時間(T1)以上にわたって設定値(P1)以下に低下した場合には異常状態と判定し、前記前後進クラッチ(D)の作動用シリンダ(85)への作動油の供給を断って走行を停止させる制御装置(100)を設けた作業車両である。
請求項2記載の発明は、前記前後進クラッチ(D)の切替を手動で行う前後進切替レバー(115)を設け、該前後進切替レバー(115)を中立位置に戻すことによって、前記異常状態の判定に基づく走行停止状態が解除される構成を有する走行動力伝動系を設けた請求項1記載の作業車両である。
請求項1記載の発明によれば、エンジンを停止するまでもなく油圧回路の油圧が異常低下したことを検知すると、車両を停止させることができるので、油圧クラッチのディスクを損傷させることがない。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて前後進切替レバー(115)を中立位置に戻すことによって、前記油圧回路の油圧が異常状態であるとの判定に基づく走行停止状態が解除されるので、オペレータによる手動での緊急対応が可能となるだけでなく、異常状態での動作の中でも異常が回避されたら走行可能な状態にしておき、これにより異常発生と知りながら運転できるか可能性を探ることができるので、危険を回避しつつ、作業を続行できる利点がある。
本発明の実施例を図面と共に説明する。
図1には本実施例のトラクタの側面図を示す。
乗用四輪駆動の走行形態を有するトラクタ車体Tは、ステアリングハンドル73で前輪61を操向しながら走行運転する。車体Tの後部にはロータリ耕耘装置84等の作業機を昇降可能に装着して対地作業を行うことができる。この車体Tは、前端部にフロントアクスルハウジングに支架させるエンジンブラケットを介してエンジン62を搭載し、このエンジン62の後側にクラッチハウジングや、ミッションケース65等を一体的に連結し、このミッションケース65の最後部にリヤアクスルハウジング75を設けて、左右両側部に後輪63を軸装する。
図2には本実施例のトラクタの動力伝動系統図を示す。なお本実施例でトラクタの前進方向に向かって左右をそれぞれ左、右といい、前後をそれぞれ前、後ということにする。
エンジン62は後側に突出のエンジン軸1を有し、このエンジン軸1をクラッチハウジング部の入力軸2に連結する。ミッションケース65内の伝動機構を介して後端部の出力軸3及びPTO軸14を連動すると共に、ミッションケース65の下部に設けた前輪出力軸5を連動する構成としている。この出力軸3はミッションケース65内の後部の略中央部において前後方向に沿うように軸受されて後端にドライブピニオンギヤ53を有し、リヤデフ45のデフリングギヤ46に噛合し、リヤアクスルハウジングに沿って軸装されたリヤデフ軸10と後輪軸11を遊星減速機構を介して連動する。また、前輪出力軸5はミッションケース65の下部からエンジン62の下部を経て、フロントアクスルハウジングの中央部に設けられるフロントデフ47の入力軸26に連結され、このフロントアクスルハウジングに沿って軸装されるフロントデフ軸12及び遊星減速機構等を介して前輪軸13へ連動する構成としている。なお、入力軸2から油圧ポンプ80(図3)への動力取り出し用のギヤ駆動軸15,17が入力軸2に並列配置されている。
本実施例のトランスミッションは、エンジン軸1によって駆動される入力軸2から入力ギヤ31に連動されるPTO変速カウンタギヤ44を有するPTOカウンタ軸9上にPTOクラッチパック66を設けている。また入力軸2には前後進切替用の前後進切替ギア42、42が遊転状態に設けられ、一方の後進側の前後進切替ギア42には入力軸2と並列配置されたバックカウンタ軸8に設けられたバックカウンタギア43が噛合し、他方の前進側の前後進切替ギア42には主変速軸19上に固定した入力ギヤ48と該主変速軸19上に遊転自在に設けた有効径の異なる4つの主変速ギヤ33を設ける。これら4つの主変速ギヤ33は、四段変速に構成され、クラッチパック76によって切替シフトされ、4つの主変速ギヤ33から構成される変速装置を主変速装置Aということにする。
前記主変速軸19上には、前記主変速装置Aの4つの主変速ギヤ33のうち、最も有効径の小さい主変速ギヤ33(第1速用)と3番目に有効径の小さい主変速ギヤ33(第3速用)との間にクラッチパック76を固定して設け、2番目に有効径の小さい主変速ギヤ33(第2速用)と最も有効径の大きい主変速ギヤ33(第4速用)との間にクラッチパック76を固定して設ける。前記2つのクラッチパック76には、各主変速ギヤ33を主変速軸19と一体回転するように連結する摩擦クラッチが各々設けられている。
また、前後進切替ギヤ42の前進側のギヤと噛合可能な入力ギヤ48は、前後進切替ギヤ42の後進側のギヤともバックカウンタ軸8上のバックカウンタギヤ43と噛合っており、該前後進切替ギヤ42のうちの前進側のギヤ42と後進側のギヤ42とを、前後独立した摩擦クラッチから成る2つの前後進切替クラッチパック60の切替によって択一的に入力軸2と一体化して、前進走行と後進走行とに切替えられる構成である。後述する油圧シリンダ85(図3)を含めこれらギヤ42とクラッチパック60などからなる構成を前後進クラッチDということにする。
また、前後進クラッチDの切替を手動で行う前後進切替レバー115をステアリングハンドルのポスト部分に設けている。
主変速軸19と同軸芯位置に設けられた副変速軸20にはクラッチパック76によって切替シフトされる有効径の異なる2つの高低速切替ギヤ34が設けられており、主変速後の駆動力を更に減速して高速と低速とに切り替えることができる。この高速と低速とに切り替え可能なギア構成をハイ・ロー変速装置Bということにする。
さらに副変速軸20と同軸上には有効径の異なる3つの副変速ギヤ35を有する出力軸3が配置されている。出力軸3は副変速ギヤ35により三段変速する構成としている。この三段変速可能なギヤ35の構成を副変速装置Cということにする。
また、副変速ギヤ35に噛合するクリープカウンタギヤ49を備えたクリープカウンタ軸21が出力軸3に並列位置に設けられている。また主変速ギヤ33や高低速切替ギヤ34等と噛合する主変速カウンタギヤ39と高低速切替ギヤ40を有する走行カウンタ軸6が主変速軸19や副変速軸20と並列位置に配置されており、主変速軸19から伝動される回転が主変速ギヤ33で変速されて、その回転が主変速カウンタギヤ39と高低速切替ギア40を順次経由して副変速軸20に設けられた高低速切替ギヤ34に伝達される。高低速切替ギヤ34に伝達された動力はクラッチパック76を介して副変速軸20上に設けた副変速ギヤ35による変速機構を介して出力軸3に伝達される。
本実施例の走行動力伝達系では、PTO正逆切替ギヤ37機構を備えたPTO連動軸4を回転する伝動形態である正逆転PTOを設けている。
また、前記副変速ギヤ35と噛み合う副変速カウンタギヤ38の副変速カウンタ軸27を回転自在に支持すると共に、出力軸3から前輪取出ギヤ36を介して連動される前輪連動ギヤ51を有する前輪連動軸28を設け、この前輪連動軸28の前方延長軸芯上にはPTO減速ギヤ50を有するPTO減速軸23を設けている。さらに、前輪連動軸28の並行位置にPTO連動軸4を設け、該PTO連動軸4と同軸芯上前端部にPTO連動軸4を正転と逆転に切替えるPTO正逆切替ギヤ37のPTO正逆切替軸22と、PTO変速ギヤ32のPTO変速軸18を配置している。
また、PTO正逆切替ギヤ37と噛合するPTO逆回転カウンタギヤ52を有するPTO逆回転カウンタ軸24が前記PTO正逆切替軸22の側部に設けられ、PTOクラッチパック66の入りによって、入力軸2からPTO変速ギヤ32、PTO変速カウンタギヤ44及びPTO正逆切替ギヤ37等を介してPTO正逆切替軸22へ動力が伝動するように構成している。前記正逆切替ギヤ37は前記PTO変速ギヤ32と同形態のクラッチリングを用いる形態としている。このPTO正逆切替軸22の側方にはPTO逆回転カウンタギヤ52を有する逆回転カウンタ軸24を設け、PTO逆回転カウンタギヤ52は、PTO減速ギヤ50からの連動を受けてPTO正逆切替ギヤ37を逆回転することができる。なお、前記PTOカウンタ軸9の後方に減速軸23が配置される。
更に、ミッションケース65内の下段部に配置された前輪出力軸5は、ミッションケース65の後部底部に軸装されて、前輪連動軸25やカップリング等を介して前記フロントデフ47の入力軸26へ連結する。この前輪出力軸5の横側には前輪駆動軸7が配置されている。前輪駆動軸7の後端には前輪ギヤ55が設けられている。また、前記出力軸3の後端部の前輪取出ギヤ36に前輪連動軸28上の第1の前輪連動ギヤ51が噛合し、該第1の前輪連動ギヤ51を介して前輪連動軸28に伝達される出力軸3の駆動力は、前輪連動軸28と一体回転する第2の前輪連動ギア54に伝達されて、該前輪連動ギア54から前輪駆動軸7に伝達される。
また前輪駆動クラッチパック67を前輪駆動軸7上に設け、この駆動軸7の前端部から前輪出力軸5へギヤ連動する。また、有効径の異なる2つの前輪駆動切替ギヤ41が前輪駆動クラッチパック67の左右に配置されており、該2つの前輪駆動切替ギヤ41は、カウンタ軸59に設けた有効径の異なる2つの切替駆動カウンタギヤ56に各々噛み合わされ、前輪駆動クラッチパック67を択一的に接続することにより、2つの減速比のうちのいずれか一方の減速比で前輪駆動軸7を駆動することができる。
前輪駆動クラッチパック67を中立位置にシフトするときは前輪61を駆動させない後輪駆動の二駆形態とし、この前輪駆動クラッチパック67を油圧操作によって切り換えて低速位置にシフトするときは前輪61を後輪63に対して約1倍の等速駆動させる四駆形態とし、また、この前輪駆動クラッチパック67を油圧操作によって切り換えて高速位置にシフトするときは前輪61を後輪63に対して約2倍に増速駆動させる四駆形態とすることによって走行することができる。
上記構成からなる噛合式変速装置により、エンジン62の回転動力は主クラッチを構成する前後進クラッチDを経由して4段の変速段からなる主変速装置Aと2段の変速段からなるハイ・ロー変速装置B及び3段の変速段からなる副変速装置Cで合計24段のうちのいずれかの変速段に変速され、得られた回転動力はリヤデフ45を経て後輪63が駆動される。また、前記副変速装置Cで変速された回転動力は前輪駆動クラッチパック(二駆四駆切替クラッチ)67にも伝達され、該クラッチパック67により前輪61が「等速」もしくは「増速」に切り換えられた後、フロントデフ47を経て前輪61が駆動される。
また、PTO変速ギヤ32、走行系の主変速ギヤ33、高低速切替ギヤ34及び副変速ギヤ35等を、ドライブピニオンギヤ53を有する出力軸3の軸芯上に沿って配置する構成とする。走行系の伝動は、入力軸2から出力軸3の軸芯上に配置される主変速ギヤ33、高低速切替ギヤ34及び複変速ギヤ35等を介してドライブピニオンギヤ53へ多段変速連動される。また、PTO系の変速は、この出力軸3の軸芯上の前端部に設けられるPTO変速ギヤ32を介して連動される。
次に図3に本実施例のトラクタの油圧回路図を示す。
図3の油圧回路図では左右の後輪63を独立して制動する左右のブレーキシリンダ83、前輪61へ伝達する動力を「等速」もしくは「増速」に切り換える四駆切換クラッチシリンダ99、ステアリングハンドル73の回転操作により作動するパワーステアリング装置103、PTOクラッチシリンダ104、PTOクラッチ圧力コントロール用バルブ105,106などが設けられている。なお、一点鎖線部分の回路101はメイン油圧回路(作業機昇降・作業機水平や外部油圧取出しなど)となり、サブ回路(走行・ブレーキ・デフロック・PTO側回路)とあまり関係がないため、回路図の図示を省略している。
油圧ポンプ80から吐出した作動油は、減圧弁81aを介して主変速装置Aの第4速用と第2速用の各ギア33をクラッチパック76を介してそれぞれ作動させる油圧クラッチシリンダ87と油圧クラッチシリンダ88を切り替える4−2速切替用の変速制御弁89に供給され、さらに主変速装置Aの第1速用と第3速用の各ギア33をそれぞれ作動させる油圧クラッチシリンダ91と油圧クラッチシリンダ92を切り替える1−3速切替用の変速制御弁93に供給される。
減圧弁81aを経由する作動油は、前後進クラッチシリンダ85のオン・オフ制御弁129を介して前後進クラッチシリンダ85の前進側と後進側のクラッチDを切り替える切替弁86に供給される。該前後進クラッチシリンダ85の前進側と後進側のクラッチDのいずれに作動油が供給されているかは前進側クラッチ圧力センサ110と後進側クラッチ圧力センサ111で検出できる。
同様に、上記及び下記油圧クラッチシリンダに供給される作動油はそれぞれの油圧クラッチシリンダへの入口側の油路に設けた圧力センサで検知できる構成になっている。
また、油圧ポンプ80から吐出した作動油は、減圧弁81bを介してブレーキバルブ82aを経由して左右のブレーキシリンダ83に分岐供給される。前記ブレーキバルブ82aは後輪63を選択する切替制御弁であり、該ブレーキバルブ82aはブレーキ力を調整する圧力制御弁82bと一体構成となっている。
さらに、減圧弁81bを経由する作動油は、前記第1速〜第4速用の各ギア33で変速された速度を「高速」と「低速」の二つのギヤ40のいずれかにクラッチパック76を介して作動させるハイ・ロー油圧クラッチシリンダ95を切り替えるための制御弁96a,96bに供給される。
また、減圧弁81bを経由する作動油は、デフロック制御弁97を経てフロントデフ47用の前輪デフロックシリンダ98a及びリアデフ45用の後輪デフロックシリンダ98bに分岐される。
さらに、前輪駆動クラッチパック67のギア41の切替用の油圧シリンダ99には切替制御弁94を経て前記減圧弁81bを経由する作動油が供給される。
同様に、減圧弁81bを経由する作動油は、PTO用バルブ105,106を介してPTOクラッチシリンダ104に供給され、PTOクラッチの圧力を調整する。
また図3に示す油圧ポンプ80からの油圧は、パワステアリングハンドル73の操作で作動されるオービットロール107に作動油を供給する構成である。
また、図4には本実施例の図2に示す常時噛合式変速装置の制御装置100とその入出力装置を説明する制御ブロック図を示す。
前後進ギア42,42の切替を前後進クラッチシリンダ85で行うが、前後進クラッチシリンダ85に供給する前進クラッチ圧力、後進クラッチ圧力をそれぞれ圧力センサ110,111で検出する。
本実施例では、前進あるいは後進出力実施中に出力実施中(走行中)の圧力センサ1`10,111の検出値が規定時間(T1;例えば1秒)以上、規定圧(P1;例えば3kgf/cm2)以下に低下した場合には、前後進クラッチDを切ることにより、トラクタの走行を強制的に停止させる構成にした。
前後進クラッチシリンダ85の油圧低下があると、エンジン動力が走行系に伝わらなくなるので、車両はまま走行停止する。しかし、原因要因が取り除かれると停止している車両が突然走り始めることになるので、本実施例では前記条件が成立すると強制的に前後進クラッチDを切ることで車両を停止させる。
前記特許文献1記載の発明では、車両を減速した後に停止させる構成であり、車両の減速開始から車両停止までの間に油圧クラッチのディスクの過剰なすべりによる加熱などがあるのでクラッチディスクが損傷し易い。しかし、本実施例の発明では、エンジンを停止するまでもなく油圧回路の油圧が異常低下したことを検知すると、車両を停止さることができるので、クラッチディスクを損傷させることがない。
前記車両の強制走行停止動作は、前後進切替レバー115のニュートラル(N)操作と同じ動作出力を行い実施する構成とする。この前進クラッチ圧力が異常低圧になる場合の車両の強制走行停止動作の制御アルゴリズムは、前後進切替レバー115のニュートラル(N)操作時の車両停止の制御アルゴリズムと同じであり、簡単なプログラム追加で実施できる。
また、前記前後進クラッチシリンダ85の油圧の異常低下があると、前後進クラッチDを切断する制御において、手動で前後進切替レバー115をニュートラル(N)に戻して車両停止をさせる操作系も残しておくと、オペレータによる手動での緊急対応も可能となる。
また前記異常発生と同時に異常を知らせるメッセージ表示、例えば「前進クラッチ圧力低圧異常」などの表示をメータ部の表示部で行うとともに、その後、同表示部に「前後進切替レバー115を中立位置に操作して下さい」などの表示を行い、該当する走行変速のニュートラル操作を促す表示を行う。
このように、異常が発生したことと強制停止動作状態であることをオペレータに知らせ、前記した異常回避のための操作方法を表示部に表示することで異常を回避した走行継続が簡単に行えるようにする。
また、一旦、前後進切替レバー115が中立位置に操作されると、異常停止状態をリセットし、通常の操作に応じた出力をエンジンが停止するまで行うような制御構成にしておく。このように、異常状態での動作の中でも異常が回避されたら走行可能な状態にしておき、これにより異常発生と知りながら運転できるか可能性を探ることができるので、危険を回避しつつ、作業を続行できる利点がある。
前記表示部への異常表示は、異常状態が解除されてもエンジンが停止するまで継続するようにしておく。これは異常状態が解除されても、その原因が完全に除去されていない場合があるため(例えばごみが異常の原因であって、異常が一応解除されたが、ごみを完全に取り除かれていない場合など)、異常であることをオペレータに認識させるためである。
また、上記したように異常状態が解除されてもエンジンが停止するまで異常表示を継続する場合に、異常表示を表示切替スイッチで通常表示に切り替えできる構成にしておき、規定時間毎に異常状態が解消されていても異常表示を継続(再現)する構成とする。こうして、異常発生があったということは、異常原因が解消されても、その原因が完全に除去されてない場合があるため、継続運転すると再発する可能性があり頻繁に異常表示することで修理・点検を促すことができる。
また、前後進切替レバー115を中立位置に戻した後に走行開始操作があった場合に走行開始操作しても異常状態であったら、他画面に優先して前記した規定時間毎に異常表示を継続(再現)するようにしている。
これは、異常が解消されても、その原因が完全に除去されていない場合があるため、車両を継続運転すると異常状態が再発する可能性があり、頻繁に異常表示することで修理・点検を促すためである。
前後進クラッチDで車両の前進あるいは後進出力実施中の前後進クラッチシリンダ85の圧力が規定時間(T1)以上、規定圧(P1)以下に低下した場合には、前後進クラッチDを切ることにより、車両を停止させる構成については説明したが、前記規定圧(P1)より高い低圧圧力(P2:P2>P1)の判定基準を設定し、この判定基準以下の場合は異常表示のみを行い走行制御は継続する構成とすることもできる。
これは、前後進クラッチDを切るクラッチシリンダ85の規定圧(P1)と、それより高い圧力(P2)との2つの判定油圧を設定することで、オペレータの操作による異常回避を促しながら走行を継続させる油圧の範囲に幅を保たせることができる。
すなわち、圧力(P2)を検出すると、オペレータの操作不良や調整不良で圧力(P2)以下になることも考えられるので、しばらくは走行可能な状態として作業を中断させないで走行を継続させ、それでも圧力が規定圧(P1)になると、初めて前後進クラッチ85を切って車両の走行を停止させる構成であるので、前後進クラッチ85に与えるダメージが早期発生する様な場合は強制的に停止させ、しばらく走行可能な場合とは区別することで異常発生時の作業の継続性に幅を持たせることができる。
このとき、前記規定圧(P1、P2)を油温によって変更することもできる。たとえば、わずかに異常油圧ではないかと疑いが生じるようなレベルの圧力(部品のバラツキで誤判定しない圧力)を設定するため、油温による粘性の変化で誤判定することがある。このような場合に油温を勘案しておけば、油圧の誤判定が無くなる。また、油温は運転していると上昇し、誤判定のおそれが少ない温度域(通常走行系の油圧に使用するオイルであれば10〜20℃になれば粘性の影響は受けない程度のオイルを最低でも使用している)に短時間でなる。
また、前記異常検出が継続する規定時間(T1)についても、前記規定時間(T1)より長い規定時間(T2:T2>T1)としても良い。これは、前後進クラッチ85の作動用のクラッチペダルを踏み続けて前後進クラッチDのディスクを摩耗させて使用不能にしてしまうことを防止するとともに調整不良などの発見をしやすくするためである。
異常発生があると、即座に前後進クラッチDのディスクが使用不能になるわけではないので、たとえば、規定時間(T1)を1秒間とするとき、規定時間(T2)を数秒〜数十秒の長い時間として、その間に異常の判定をすることで、誤検出やオペレータの癖による長めのクラッチ操作などが原因での異常表示を防止できる。
また、前進あるいは後進出力実施中に前後進クラッチシリンダ85の圧力が規定時間(T1)以上、規定圧(P1)以下に低下した場合には、前後進クラッチDを切ることにより車両を停止させても、前進(又は後進)出力を停止する操作をおこなっても、前進(又は後進)用のクラッチシリンダ85の圧力が規定時間(T1)以上、規定圧(P1)以下に低下しない場合には、後進(又は前進)操作を受け付けないようにして、後進(又は前進)操作があってもニュートラル状態を継続する。
このようなときには、前記異常時に車両停止操作をしてもクラッチシリンダ85の圧力が低下しない場合には、動力遮断できない状態になっている。そこで別の方法でエンジン動力を遮断しても、再度前後進操作を実施した場合に後進(又は前進)操作しても前進(又は後進)側にしか動かないことになるため、後進(前進)操作を受け付けなくして車両を動かさないようにすることで安全を図る。
また、このとき異常状態と禁止している操作とともにメータ等の表示部に、例えば「前進クラッチ圧力異常 後進操作不可」などのメッセージを表示することでオペレータの不安をできるだけ解消して、本来の異常状態を認識させることができる。
また上記異常発生と連動して異常状態をメッセージ表示し、異常検出ができない操作状態になっても前記異常表示を継続できる構成にし、この異常表示が可能な状態をエンジン停止まで継続するようにし、表示切替等で通常表示に切り換えられた場合は、規定時間毎に通常表示に優先して異常表示を行うようにする。
こうすることで、特異な異常状態が継続しているので、早期に点検等することをオペレータに促すことができる。
また、クラッチペダル(図示せず)の操作位置と連動して前後進クラッチシリンダ85の圧力をコントロールしている場合に、クラッチペダルによる指示圧力よりも前後進クラッチシリンダ85の検出圧力が規定値(P1)以上、規定時間(T1)以上高くなっている場合には、少ししか圧力を加えてないつもりが、高圧が出力されている異常状態であるので、その旨の異常表示をメッセージで表示することが望ましい。
これは微速速度の調整を前後進クラッチDで行う、いわゆる「クラッチ合わせ」ができない状態であり、早期に修理をする必要があり、修理を促すメッセージを表示する。
また、いわゆる「クラッチ合わせ」ができない状態は、−20℃などの環境下にある寒冷地などでよく生じるので、規定温度以下では故障ではなく、油温が低いことが原因かもしれないので暖気を促す表示を行うようにすることが望ましい。
これは、油温によりクラッチ圧をコントロールできない状態であり、非常に長い時間で判定すれば別であるが、油温が低い場合は通常状態でも十分な性能が出せないため、判定基準をあまり緩めることなく異常判定のある可能性の温度帯では暖気を促す表示にしておくことで、正確な情報を提供できる。
上記常時噛合式の変速装置の制御フローチャートを図5に示す。
なお、図4に示すように前記クラッチペダル操作と連動して制御装置100に信号を送る前後進クラッチDのクラッチペダルセンサ120と、該クラッチペダルの切り操作時には制御装置100を経由せずに前後進クラッチシリンダ85のオン・オフ制御弁129をクラッチ切り側に操作することもできるクラッチペダルスイッチ121とからなる2系統のクラッチペダル制御系が設けられている。ここで、制御装置100が前後進クラッチDを作動するクラッチペダルスイッチ121が異常であると判定した場合、クラッチペダルを踏み込んだときに作動油が前後進クラッチDへ供給されるのを遮断する(ニュートラルにする)ように前後進クラッチシリンダ85のオン・オフ制御弁129のソレノイドを作動させて一旦、強制的に車両を停止動作させる構成にする。
本発明のトラクタは農作業以外の各種作業用の車両にも適用できる。
本発明の実施例のトラクタの左側面図である。 図1のトラクタのトランスミッション内の動力伝動図である。 図2の動力伝動図の油圧回路図である。 図1のトラクタの動力伝動系の制御ブロック図である。 図1のトラクタの前後進クラッチシリンダの異常発生時の制御フロー図である。
符号の説明
1 エンジン軸 2 入力軸
3 出力軸 4 PTO連動軸
5 前輪出力軸 6 走行カウンタ軸
7 前輪駆動軸 8 バックカウンタ軸
9 PTOカウンタ軸 10 リヤデフ軸
11 後輪軸 12 フロントデフ軸
13 前輪軸 14 PTO軸
15,17 ギヤ駆動軸 18 PTO変速軸
19 主変速軸 20 副変速軸
21 クリープカウンタ軸 22 PTO正逆切替軸
23 PTO減速軸 24 PTO逆回転軸
25 前輪連動軸 26 入力軸
27 副変速カウンタ軸 28 前輪連動軸
31 入力ギヤ 32 PTO変速ギヤ
33 主変速ギヤ 34 高低速切替ギヤ
35 副変速ギヤ 36 前輪取出ギヤ
37 PTO正逆切替ギヤ 38 副変速カウンタギヤ
39 主変速カウンタギヤ 40 高低速切替ギヤ
41 前輪駆動切換ギヤ 42 前後進切替ギヤ
43 バックカウンタギヤ 44 PTO変速カウンタギヤ
45 リヤデフ 46 デフリングギヤ
47 フロントデフ 48 入力ギヤ
49 クリープカウンタギヤ 50 PTO減速ギヤ
51 前輪連動ギヤ 52 PTO逆回転ギヤ
53 ドライブピニオンギヤ 54 前輪連動ギヤ
55 前輪ギヤ 56 切替駆動カウンタギヤ
59 カウンタ軸 60 前後進切替クラッチパック
61 前輪 62 エンジン
63 後輪 65 ミッションケース
66 PTOクラッチパック 67 前輪駆動クラッチパック
73 ステアリングハンドル 75 リヤアクスルハウジング
76 クラッチパック 80 油圧ポンプ
81a,81b 減圧弁 82a ブレーキバルブ
82b 圧力制御弁 83 ブレーキシリンダ
84 作業機 85 前後進クラッチシリンダ
86 切替弁 89 変速制御弁
87,88,91,92 油圧クラッチシリンダ
93 変速制御弁 94 切替制御弁
95 ハイ・ロー油圧クラッチシリンダ
96a,96b 制御弁 97 デフロック制御弁
98a 前輪デフロックシリンダ 98b 後輪デフロックシリンダ
99 四駆切替クラッチシリンダ 100 制御装置
101 メイン油圧回路 103 パワーステアリング装置
104 PTOクラッチシリンダ
105,106 PTOクラッチ圧力コントロール用バルブ
107 オービットロール 110 前進側クラッチ圧力センサ
111 後進側クラッチ圧力センサ 115 前後進切替レバー
120 クラッチペダルセンサ 121 クラッチペダルスイッチ
129 オン・オフ制御弁 A 主変速装置
B ハイ・ロー変速装置 C 副変速装置
D 前後進クラッチ T トラクタ車体

Claims (2)

  1. 走行動力伝動系に摩擦伝動式の前後進クラッチ(D)を設け、
    前記前後進クラッチ(D)の作動用シリンダ(85)の前進側又は後進側に供給する作動油の圧力を検出する圧力検出手段(110,111)をそれぞれ設け、
    走行中に前記圧力検出手段(110,111)によって検出する作動油の圧力が所定時間(T1)以上にわたって設定値(P1)以下に低下した場合には異常状態と判定し、前記前後進クラッチ(D)の作動用シリンダ(85)への作動油の供給を断って走行を停止させる制御装置(100)を設けたことを特徴とする作業車両。
  2. 前記前後進クラッチ(D)の切替を手動で行う前後進切替レバー(115)を設け、該前後進切替レバー(115)を中立位置に戻すことによって、前記異常状態の判定に基づく走行停止状態が解除される構成を有する走行動力伝動系を設けたことを特徴とする請求項1記載の作業車両。
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