JP5122213B2 - Hstを備える作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、HST即ち油圧式無段変速装置を備える作業車両に関する。より詳しくは、走行中に主クラッチを切った場合におけるHSTの油圧ポンプの可動斜板の制御に関する。
従来、油圧ポンプと油圧モータとで構成されるHSTにおいて、可変容量型の油圧ポンプや油圧モータの可動斜板を、油圧サーボ機構により回動制御して、該油圧ポンプや油圧モータの容量調節を行うように構成した技術が公知となっている。この油圧サーボ機構としては、油圧ポンプやHST本体に取り付けた電磁弁によって、油圧ポンプの回転数の増加に比例して自動的に可動斜板を回動させるオートモーティブ機構や、HST本体の外部に装着された主変速レバーによって、油圧ポンプの可動斜板を操作するマニュアルサーボ機構などが知られている。
マニュアルサーボ機構では、主変速レバーを回動することにより、油圧ポンプの吐出量と油圧モータの吸入量を変更し、出力回転数を変更して主変速を行い、さらに主変速レバーを中立位置から互いに逆方向に操作することによって、前後進を切り換える構成が知られている。また、前後進の切り換えを連続的に行う必要がある場合に操作性の向上を図るため、ステアリングハンドル近傍に配設された前後進切換レバーの回動によって制御する構成も知られている。
このような油圧サーボ機構を備えたHSTの可動斜板の制御については、例えば、特許文献1に記載されているようなHSTの可動斜板の制御が開示されている。これでは、主変速レバーの操作によりHSTの変速位置を高速位置に変速した状態で、前後進切換レバーを後進側へ操作された場合に、油圧ポンプの可動斜板を中立位置に回動させることで、高速で後進発進することを防止している。
特開2002−250438号公報
特許文献1のようなHSTを備える車両では、走行時に減速する等のために主クラッチが切断されて、エンジンからHSTへの駆動力が断たれると、油圧ポンプの可動斜板が中立位置に回動されるようになっている。ところが、高速走行時には、主クラッチが切断されて、油圧ポンプの可動斜板が回動され、その傾倒角度が中立位置近傍の小角度となると、走行輪からの回転駆動力が油圧モータに伝えられて、油圧モータがポンプとして作動し、油圧ポンプがモータとして作動して、油圧ポンプや、そのポンプ入力軸、更には主クラッチのクラッチディスクが過回転を起こすおそれがあった。
さらに、走行速度検出手段の故障等により走行速度が検出できない場合においては、高速走行であるかを判定できない。そのため、高速走行時に主クラッチを切断し、油圧ポンプ等の過回転を起こすおそれが高まる。このような事態を回避する手段として、走行速度検出手段の故障等で走行速度が検出できない場合は車体を強制的に停止させる手段が知られている。しかし圃場内で車体が強制停止すると、作業者の足場の確保ができない、耕耘など移動作業の継続ができないなどの作業者にとって利便性が悪い。
そこで、本発明においては、設定速度以上の走行速度での走行時に主クラッチが切断された場合に、前記油圧ポンプの可動斜板を制御して、前記過回転を防止し、速度検出手段の故障等によって車速検知が出来ない場合においては、前記油圧ポンプの可動斜板を制御して前記過回転を防止しながらも走行可能とすることを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、油圧ポンプと油圧モータとで構成するHSTを備える作業車両において、前記HSTとエンジンとの間に配設する主クラッチと、前記HSTと走行輪との間に配設する動力伝達手段と、前記HSTの油圧ポンプに有する可動斜板の傾倒角度を変更するアクチュエータと、該アクチュエータの作動を制御する制御手段とを備えるとともに、前記主クラッチの入切状態を検出する主クラッチ入切検出手段と、走行速度を検出する走行速度検出手段とを設けて、各検出手段を前記制御手段と接続し、前記主クラッチを切ったとき、走行速度が設定速度以上であれば、前記油圧ポンプの可動斜板の傾倒角度を、前記主クラッチを切ったときの角度に保持するように制御し、前記動力伝達手段に副変速装置を備え、前記走行速度検出手段により走行速度が検出されない場合、前記副変速装置の変速位置が高速位置に選択された状態であれば、前記油圧ポンプの可動斜板の傾倒角度を走行速度が前記設定速度未満となる傾倒角度に回動させるように制御するものである。
請求項2においては、請求項1記載のHSTを備える作業車両において、前記主クラッチを切ったとき、走行速度が設定速度未満であれば、前記油圧ポンプの可動斜板を中立位置に回動させるように制御するものである。
請求項3においては、請求項1又は請求項2記載のHSTを備える作業車両において、前記走行速度検出手段により走行速度が検出されない場合、前記副変速装置の変速位置が低速位置に選択された状態であれば、前記油圧ポンプの可動斜板を任意の傾倒角度に変更可能とするものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、減速等のために走行時に主クラッチを切った場合に、HSTの油圧ポンプや、そのポンプ入力軸、更には主クラッチのクラッチディスクなどの過回転が起きるのを防止することができる。したがって、これらの部材やその周辺部材が破損することもなく、安全性を担保することができ、HSTの耐久性を向上させることもできる。また、主クラッチを切状態から入状態に切り換えた場合でも、油圧ポンプの可動斜板が中立位置にないので、急ブレーキがかかることもない。
更に、請求項1においては、最高速度を設定速度未満に制限することが可能となり、走行速度検出手段の故障などのために走行速度を検出することができなくなった場合でも、HSTの油圧ポンプや、そのポンプ入力軸、更には主クラッチのクラッチディスクが過回転するのを確実に防止し、さらに圃場内で車体が強制停止した場合、作業者の足場の確保ができない、耕耘など移動作業の継続ができないなどの問題も解決することができる。
請求項2においては、前記走行速度が設定速度以下である場合、HSTの油圧ポンプや、そのポンプ入力軸、更には主クラッチのクラッチディスクの過回転を起こすことなく、該油圧ポンプの可動斜板を中立位置に戻すことが可能となる。そのため、主クラッチを切状態から入状態に切り換えた場合に、急発進するのを防止することができる。
請求項3においては、設定速度未満の走行速度でHSTにより変速を行いながら走行することができ、移動または作業中であっても、継続して走行を行うことが可能となる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係るHSTを備える作業車両の概略構成を示す側面図である。
図2は前記作業車両の動力伝達構成を示すスケルトン図である。
図3はHSTから主変速機構、副変速機構までの動力伝達構成を示す側面図一部断面図である。
図4は制御構成を示すブロック図である。
図5は制御方法を示すフローチャート図である。
図6は変速装置の変速段位置ごとの可動斜板の傾倒角度と走行速度との関係を示す図である。
まず、本発明の一実施例に係るHST(油圧式無段変速装置)を備える作業車両をトラクタとして、その概略構成について説明する。
作業車両においては、図1に示すように、機体フレーム2の前下部にフロントアクスルが揺動自在に配設され、該フロントアクスルに軸支された前車軸3の左右両端部に前走行輪4が取り付けられている。また、機体フレーム2の後部にトランスミッション5が固設され、該トランスミッション5の後部の左右両側面にリアクスルケースが配設されて、各リアクスルケースに軸支された後車軸6の端部に後走行輪7が取り付けられている。
機体フレーム2の前後中途部上にはエンジン8が載置されている。エンジン8の前方にはラジエータ9やバッテリ10が配置され、後方には燃料タンク12が配置されて、これらのエンジン8や、ラジエータ9や、バッテリ10や、燃料タンク12がボンネット11により覆われている。このボンネット11の後方にはダッシュボード13が配設されている。
ダッシュボード13の後上方にはハンドル14が配設され、該ダッシュボード13に内装されたハンドルコラムにハンドル軸で支持されている。ハンドル14の後方には座席15が設けられ、該座席15とダッシュボート13との間の下方にステップ16が配設されている。そして、座席15の周囲にハンドル14に加えて主変速レバーや、副変速レバーや、クラッチペダルなどの各部の操作手段が配設されて、運転操作部が構成されている。
前記エンジン8の後方には主クラッチ22が設けられ、該主クラッチ22の後方に前記トランスミッション5が配設されている。こうして、エンジン8の駆動力が、主クラッチ22が入状態である場合に、トランスミッション5を経て変速された後、後走行輪7に伝達されるとともに、前走行輪4に伝達可能とされている。
また、前記エンジン8の駆動力は、トランスミッション5後端から突出されたPTO軸48にも伝達可能とされている。このPTO軸48に伝達された駆動力は、当該PTO軸48からユニバーサルジョイントや伝動軸などを介して車両後端の作業機装着装置17に装着される作業機49に伝達されるようになっている。
次に、前記作業車両の動力伝達機構の構成について説明する。
図2、図3に示すように、前記エンジン8から出力軸21が機体後方に延出され、主クラッチ22を介して主変速装置となるHST50の油圧ポンプ51のポンプ入力軸23に接続されている。この主クラッチ22は適宜のリンク機構を介して、運転操作部に配設されたクラッチペダルと連動連結されており、その操作によって入切状態が切り換えられるように構成されている。
前記HST50は可変容量型の油圧ポンプ51と固定容量型の油圧モータ52とを備え、これらをHSTハウジング50aに内装して構成されている。このHST50で、油圧ポンプ51はポンプ入力軸23から入力される駆動力により作動され、可動斜板55がアクチュエータとしての油圧シリンダ56の伸縮作動により回動されることで傾倒され、その傾倒角度に基づいて圧油の吐出量および吐出方向を変更するように構成されている。
そして、前記油圧ポンプ51から吐出される圧油によって、油圧モータ52が当該圧油の吐出量および吐出方向に応じて作動される、つまり、出力回転が変更されるようになっている。ここで、油圧ポンプ51に備えられた可動斜板55の傾倒角度を変更する前記油圧シリンダ56は、運転操作部に配設された主変速レバーの操作や、後述の制御によって、制御手段110を介して作動制御されるようになっている。但し、アクチュエータは油圧シリンダに限定されるものではなく、電動モータやソレノイド等で構成することも可能である。
このHST50からは前記ポンプ入力軸23が油圧ポンプ51を貫通して機体後方に延出されるとともに、油圧モータ52のモータ出力軸54が機体後方に延出されている。ポンプ入力軸23の後方には、PTOクラッチ軸35が前後方向に延設されて、該ポンプ入力軸23と同心軸上に位置するように配置されている。
前記ポンプ入力軸23の後端上には伝達歯車33が固設され、PTOクラッチ軸35上にはPTO一速歯車31、PTO二速歯車32、PTO逆転歯車34が遊嵌されている。また、PTOクラッチ軸35と平行に配設された中間軸45上に伝達歯車43が固設されるとともに、伝達歯車41・42・44が固設もしくは形設されている。
前記ポンプ入力軸23上の伝達歯車33は中間軸45上の伝達歯車43と噛合されている。PTOクラッチ軸35上のPTO一速歯車31とPTO二速歯車32とはそれぞれ中間軸45上の伝達歯車41・42と噛合され、同じくPTOクラッチ軸35上のPTO逆転歯車34はカウンタ歯車36を介して伝達歯車44に噛合されている。
前記PTOクラッチ軸35には、PTO一速歯車31とPTO二速歯車32との間において、スライダ38が軸方向摺動自在にスプライン嵌合される一方、PTO逆転歯車34と伝動歯車33との間において、スライダ39が軸方向摺動自在にスプライン嵌合されている。スライダ38・39は適宜のリンク機構を介して、運転操作部に配設されたPTO変速レバーに連動連結されている。
前記PTO一速歯車31、PTO二速歯車32、PTO逆転歯車34、伝動歯車33にはそれぞれスライダ38・39にスプライン嵌合可能なスプライン部が形成されており、PTO変速レバーの操作により、スライダ38・39が軸方向に摺動されて、PTO一速歯車31、PTO二速歯車32、PTO逆転歯車34、伝動歯車33のうちのいずれか一つの歯車のスプライン部とスプライン嵌合可能とされている。
こうして、PTO変速装置30が構成され、ポンプ入力軸23の駆動力が当該ポンプ入力軸23からPTOクラッチ軸35に伝達可能もしくは不能とされ、またPTO一速歯車31、PTO二速歯車32、PTO逆転歯車34のいずれか一つの歯車に出力されて変速された後、PTOクラッチ軸35に伝達可能とされている。
そして、前記PTOクラッチ軸35の後端に伝達歯車46が固設され、該伝達歯車46にPTO軸48の前端に固設された伝達歯車47が噛合されている。このPTO軸48がトランスミッション5後方へ突出され、ユニバーサルジョイントや伝動軸を介して機体後端に装着される作業機49の入力軸に連結されて、該作業機49に駆動力を伝達することができるようになっている。
また、前記HST50から延出される油圧モータ52のモータ出力軸54の後方には、当該HST50から前後の走行輪4・7に駆動力を伝達するための動力伝達手段が副変速装置80を有して設置されている。すなわち、伝達軸70が前後方向に延設されて、モータ出力軸54と同心軸上に位置するように配置されるとともに、該モータ出力軸54に連動連結されている。
そして、前記伝達軸70と平行に副変速軸84が配置され、該伝達軸70上に伝達歯車71・72・73が形成もしくは固設され、該副変速軸84に副変速一速歯車81、副変速二速歯車82、副変速三速歯車83が遊嵌されている。
前記副変速軸84上の副変速一速歯車81と副変速三速歯車83とはそれぞれ伝達軸70上の伝達歯車71・73と噛合され、同じく副変速軸84上の副変速二速歯車82は伝達軸70上の伝達歯車72と噛合可能とされている。
前記副変速軸84には、副変速一速歯車81と副変速三速歯車83との間において、副変速シフタ82aが軸方向摺動自在にスプライン嵌合されている。この副変速シフタ82aは副変速二速歯車82と一体的に構成されており、適宜のリンク機構を介して、運転操作部に配設された副変速レバーに連動連結されている。
前記副変速一速歯車81と副変速三速歯車83とにはスプライン部が形成され、前記副変速シフタ82aには当該副変速一速歯車81または副変速三速歯車83のスプライン部とスプライン嵌合可能なスプライン部が形成されている。そして、副変速レバーの操作により、副変速シフタ82aが軸方向に摺動されて、そのスプライン部が副変速一速歯車81または副変速三速歯車83のいずれか一方のスプライン部とスプライン嵌合可能、あるいは副変速二速歯車82が伝達歯車72と噛合可能とされている。
こうして、副変速装置80が構成され、伝達軸70の駆動力が副変速軸84上の歯車81・82・83のいずれか一つの歯車に出力されて変速された後、副変速軸84に伝達可能とされている。つまり、本実施例では、副変速装置80はその変速位置を副変速一速歯車81または副変速二速歯車82を用いて低速位置とし、副変速三速歯車83を用いて高速位置とするように三段変速可能になっている。
さらに、前記副変速軸84には伝達歯車85・86・87が固設され、これらの伝達歯車85・86・87のうち、副変速軸84後端に配置された伝達歯車87に後走行輪7側のデフ装置91の伝達歯車92が噛合されている。
デフ装置91の出力軸93には伝達歯車94・95を介して後車軸6が連動連結され、副変速軸84の駆動力がデフ装置91に入力された後、該デフ装置91の出力軸93から出力されて、後車軸6上の後走行輪7が駆動されるようになっている。なお、この出力軸93にはブレーキ装置96が設けられており、適宜のリンク機構を介して、運転操作部に配設されたブレーキペダルと連動連結されている。
また、前記伝達歯車85・86・87のうち、伝達歯車85・86は前輪駆動出力軸103に遊嵌された伝達歯車101・102にそれぞれ噛合され、四輪駆動・前輪増速駆動切換機構100によって、副変速軸84の駆動力が伝達歯車101・102のうちのいずれか一方の歯車を介して前輪駆動出力軸103に入力可能とされている。
そして、前輪駆動出力軸103に伝達された駆動力が、前輪伝達軸104やユニバーサルジョイント等を介して前走行輪4側のデフ装置106に入力された後、該デフ装置106の出力軸から出力されて、前車軸3上の前走行輪4が駆動されるようになっている。
次に、本実施例に係る要部について説明する。
前記作業車両には、図4に示すように、エンジン8の出力軸21近傍に配置されて出力回転数を検出するエンジン回転数検出手段111と、クラッチペダルまたは主クラッチ22近傍に配置されて当該主クラッチ22の入切状態を検出する主クラッチ入切検出手段112と、HST50の油圧ポンプ51に備えた可動斜板55の傾倒角度を検出する傾倒角度検出手段113と、主変速レバーの操作位置、即ちHST50の変速位置を検出する主変速レバー検出手段114と、副変速レバーの操作位置、即ち副変速装置80の変速位置を検出する副変速レバー検出手段115と、走行速度を検出する走行速度検出手段116と、後述の制御に係る設定速度を設定する設定手段117とが設けられ、これらの各手段が制御手段110と接続されている。
前記傾倒角度検出手段113は、たとえば、HST50の油圧ポンプ51に備えた可動斜板55の回動軸となるトラニオン軸の回動角度をポテンショメータやロータリエンコーダ等により検出することで、可動斜板55の傾倒角度を検出するように構成されている。
前記走行速度検出手段116は、前記動力伝達手段の後走行輪7と副変速装置80との間付近に配置され、該後走行輪7の駆動軸となる副変速軸84の回転に応じてパルス信号を出力する回転検出手段116aと、該回転検出手段116aのパルス信号の周波数に応じて電圧を制御手段110に出力するF/V変換手段116bとで構成されている。なお、前記後走行輪7の駆動軸は、当該後走行輪7と副変速装置80との間に介設される後車軸6としても、デフ装置91の出力軸93としてもよい。
これにより、制御手段110では、たとえば、走行速度検出手段116のF/V変換手段116bから出力される電圧として、走行速度がゼロ(停止状態)であれば0.3Vが検知され、走行速度が最高速度であれば0.47Vが検知されるように、通常、走行速度に応じて0Vよりも大きく電源電圧よりも小さい所定の範囲(0.3〜0.47V)の電圧が検知される。ところが、当該制御手段110とF/V変換手段116bとを接続するハーネスが断線した場合には、該F/V変換手段116bから出力される電圧として電源(印加)電圧(5V)が検知され、該ハーネスが短絡した場合には、該F/V変換手段116bから出力される電圧として0vが検知されることになり、走行速度検出手段116の不具合の発生時に、ハーネスの断線か短絡かを確実に判断することが可能となる。
また、前記作業車両には、前記油圧ポンプ51の可動斜板55を回動させる油圧シリンダ56と接続される電磁制御弁118や、ランプを点灯もしくは点滅させる等して警報を発する警報手段119が設けられて、これらが制御手段110と接続されている。よって、走行速度検出手段116より走行速度の検出ができない場合、警報手段119にて作業者に車速検出手段が機能しない状態であることを伝えることができる。なお、警報手段119は座席15に着座するオペレータが視認しやすい位置に設置することが好ましい。また、警報手段119は警報音を鳴らすようなものでもよい。
前記電磁制御弁118は、制御手段110からの制御信号により切り換えられ、油圧シリンダ56を伸縮作動させるように構成されている。そしてこの油圧シリンダ56の伸縮作動により、油圧ポンプ51の可動斜板55が回動されて、その傾倒角度が変更されると同時に、傾倒角度検出手段113で検知され、設定された角度となるように制御が行われる。
このような構成の作業車両において、前進または後進走行時の減速方法としては、主変速レバーを減速側に操作して、HST50の油圧ポンプ51の可動斜板55を中立位置側に回動させる方法、ブレーキペダルを踏込操作して、ブレーキ装置96を作動させる方法、クラッチペダルを踏込操作して、主クラッチ22を切ることで、HST50の油圧ポンプ51の可動斜板55を走行時の傾倒角度から中立位置側に回動させるように制御する方法等がある。
主変速レバーを減速側に操作して、HST50の油圧ポンプ51の可動斜板55を中立位置側に回動させる、もしくは、ブレーキペダルを踏込操作して、ブレーキ装置96を作動させる操作では、主クラッチ22が入状態で、油圧ポンプ51の可動斜板55が強制的に中立位置側に回動されるため、後述のポンプ入力軸23および油圧ポンプ51の過回転は生じない。
前進または後進走行時の減速は、クラッチペダルを踏込操作して、主クラッチ22を切ることで、HST50の油圧ポンプ51の可動斜板55を走行時の傾倒角度から中立位置側に回動させるように制御して行われることもある。この操作では、主クラッチ22が切状態で、油圧ポンプ51のポンプ入力軸23がエンジン8の出力軸21と切り離されて回転自在となるため、後走行輪7からの回転駆動力が油圧モータ52のモータ出力軸54に伝達されて、油圧モータ52が油圧ポンプとして、油圧ポンプ51がモータとして作動され、ポンプ入力軸23が回転される。
このときのポンプ入力軸23の回転数は、後走行輪7の回転数と油圧ポンプ51の可動斜板55の傾倒角度にて決定され、該可動斜板55が中立位置側に回動するほど高くなるようになっている。そのため、低速走行の場合には問題は生じないが、高速走行の場合には、油圧モータ52から油圧ポンプ51への送油量が多くなることから、可動斜板55がその傾倒角度が中立位置近傍の小角度となる位置まで回動されると、ポンプ入力軸23の回転数が非常に高くなり、該ポンプ入力軸23および油圧ポンプ51が過回転を起こすことがあった。
そこで、走行速度検出手段116が正常に作動している状態において、前進または後進走行時の減速が主クラッチ22を切って行われる場合、ポンプ入力軸23および油圧ポンプ51の過回転を防止するために、以下の流れで制御が行われるように構成されている。
図5に示すように、前進または後進走行時において、走行速度検出手段により走行速度が検出される(ステップS1)場合、主クラッチの入切状態の判定が行われる(ステップS2)。減速するために、クラッチペダルの踏込操作が行われて、主クラッチ22が切断され、主クラッチ入切検出手段112で主クラッチ22の切状態が検出されると、続いて制御手段110で前記走行速度が設定手段117によりあらかじめ設定された設定速度以上か否かの判定が行われる(ステップS3)。
ここでの設定速度は、前述のように可動斜板55の傾倒角度が小さくなって、後走行輪7側から油圧モータ52が作動されたときに、ポンプ入力軸23の過回転が生じるおそれがある走行速度とされる。
走行速度が設定速度以上と判定された場合、制御手段110により電磁制御弁118に制御信号が送られて、油圧シリンダ56の作動制御が行われ、HST50の油圧ポンプ51の可動斜板55が中立側に回動されずに、主クラッチ22を切ったときの傾倒角度のまま保持される(ステップS4)。つまり、可動斜板55を中立位置に回動させない制御が行われて、後走行輪7により回転されるポンプ入力軸23の回転数の抑制が図られ、該ポンプ入力軸23および油圧ポンプ51および主クラッチ22のクラッチディスクの過回転が防止される。
そして、前記ステップS1〜S4が繰り返される過程で、走行速度が更に減速されて、ステップS3において、設定速度未満と判定された場合、後走行輪7により回転されるポンプ入力軸23の回転数が油圧ポンプ51等を破損するほど大きくはならないため、制御手段110により電磁制御弁118に制御信号が送られて、油圧シリンダ56の作動制御が行われ、油圧ポンプ51の可動斜板55が中立位置に回動される(ステップS5)。こうして、クラッチペダルの踏込操作が解除されて、主クラッチ22が入状態となった場合において、急発進の防止が図られる。
また、前進または後進走行時において、走行速度検出手段116により走行速度が検出されない場合には、警報手段119により警報が発せられるとともに、最高速度を制限して、前記過回転を防止する制御が行われる。この際、作業車両は強制停止されることなく、走行可能とされる。
すなわち、走行速度検出手段116が故障したり、該走行速度検出手段116と制御手段110との接続に不具合が生じたりして、現在の走行速度が検出されないと、制御手段110により警報手段119が作動され(ステップS6)、ランプが点灯もしくは点滅する等の警報が発せられる。
そして、副変速レバー検出手段115により副変速装置80の変速位置が検出され、制御手段110で当該副変速装置80の変速位置が低速位置であるか否かの判定が行われる(ステップS7)。
副変速装置80の変速位置が低速位置でなく、高速位置であれば、主変速レバーの操作によりHST50の変速位置、即ち油圧ポンプ51の可動斜板55の傾倒角度が変更されると、走行速度が設定速度以上まで増速可能であることから、制御手段110により電磁制御弁118に制御信号が送られて、油圧シリンダ56の作動制御が行われ、油圧ポンプ51の可動斜板55が回動されて、その傾倒角度が走行速度が設定速度未満となる所定角度以下に保持される(ステップS8)。
こうして、図6に示すように、高速位置が選択された状態では、主変速レバーの操作に関わらず、最高速度が設定速度よりも小さくなるように制限され、主クラッチ22を切って減速するときに、ポンプ入力軸23や油圧ポンプ51の過回転が確実に防止される。なお、この場合、油圧ポンプ51の可動斜板55を中立位置に回動させて、その状態を保持し、走行不能とすることも可能である。
このときにはまた、走行速度検出手段116に故障や異常などが発生し、走行速度が制限されていることを報知するために、制御手段110により警報手段119が作動され、ランプが点灯もしくは点滅する等の警報が発せられる。
副変速装置80の変速位置が低速位置であれば、主変速レバーの操作によりHST50の変速位置、即ち可動斜板55の傾倒角度がどのように変更されても、図6に示すように、走行速度が設定速度よりも小さくなることから、過回転防止のための制御手段110による可動斜板55の制御は行われない。つまり、低速位置が選択された状態では、最高速度が設定速度よりも小さくなり、後走行輪7により回転されるポンプ入力軸23の回転数が油圧ポンプ51等を破損するほど大きくはならないため、制御手段110による可動斜板55の制御は行われない。そのため、油圧ポンプ51の可動斜板55は、その傾倒角度が所定角度内であれば、主変速レバーの操作に応じて自在に回動可能とされる(ステップS9)。
ここで、副変速で高速位置を選択している場合であっても主変速の変速段によっては最高速度が設定速度以下である場合がある。その場合の可動斜板55の制御については、低速段を選択している場合と同様、過回転防止のための制御手段110による可動斜板55の制御は行わない構成とすることで、作業車両の操作性を良くすることが可能である。
なお、走行速度検出手段116で走行速度が検出されずに、油圧ポンプ51の可動斜板の制御が行われた場合には、たとえ再び走行速度が検出されるようになっても、急速に走行速度が速くなるおそれがあるため、たとえばキースイッチが一度オフにされるまで、当該可動斜板55の制御を継続して、走行速度が設定速度以上にならないように制限する構成とすることもできる。
以上のように、油圧ポンプ51と油圧モータ52とで構成するHST50を備える作業車両において、前記HST50とエンジン8との間に配設する主クラッチ22と、前記HST50と後走行輪7の間に配設する動力伝達手段と、前記HST50の油圧ポンプ51に有する可動斜板55の傾倒角度を変更する油圧シリンダ(アクチュエータ)56と、該油圧シリンダ56の作動を制御する制御手段110とを備えるとともに、前記主クラッチ22の入切状態を検出する主クラッチ入切検出手段112と、走行速度を検出する走行速度検出手段116とを設けて、各検出手段112・116を前記制御手段110と接続し、前記主クラッチ22を切ったとき、走行速度が設定速度以上であれば、前記油圧ポンプ51の可動斜板55の傾倒角度を、前記主クラッチ22を切ったときの角度に保持するように制御することにより、減速等のために高速走行時に主クラッチ22を切った場合に、HST50の油圧ポンプ51や、そのポンプ入力軸23、更には主クラッチ22のクラッチディスクなどの過回転が起きるのを防止することができる。したがって、これらの部材やその周辺部材が破損することもなく、安全性を担保することができ、HST50の耐久性を向上させることもできる。また、主クラッチ22を切状態から入状態に切り換えた場合でも、油圧ポンプ51の可動斜板55が中立位置にないので、急ブレーキがかかることもない。
また、前記作業車両において、前記主クラッチ22を切ったとき、走行速度が設定速度未満であれば、前記油圧ポンプ51の可動斜板55を中立位置に回動させるように制御することにより、前記走行速度が設定速度以下である場合、油圧ポンプ51や、そのポンプ入力軸23、更には主クラッチのクラッチディスクの過回転を起こすことなく、該油圧ポンプ51の可動斜板55を中立位置に戻すことが可能となる。そのため、主クラッチ22を切状態から入状態に切り換えた場合に、急発進するのを防止することができる。
また、前記作業車両において、前記走行速度検出手段116により走行速度が検出されない場合、前記油圧ポンプ51の可動斜板55の傾倒角度を走行速度が前記設定速度未満となる傾倒角度に回動させるように制御することにより、最高速度を設定速度未満に制限することが可能となり、走行速度検出手段116の故障などのために走行速度を検出することができなくなった場合でも、HST50の油圧ポンプ51や、そのポンプ入力軸、更には主クラッチ22のクラッチディスクが過回転するのを確実に防止し、さらに圃場内で車体が強制停止した場合、作業者の足場の確保ができない、耕耘など移動作業の継続ができないなどの問題も解決することができる。
また、前記作業車両において、前記動力伝達手段に副変速装置80を備え、前記走行速度検出手段116により走行速度が検出されない場合、前記副変速装置80の変速位置が低速位置に選択された状態であれば、前記油圧ポンプ51の可動斜板55を任意の傾倒角度に変更可能とすることにより、設定速度未満の走行速度でHST50により変速を行いながら走行することができ、移動または作業中であっても、継続して行うことが可能となる。
また、前記作業車両において、前記後走行輪7の駆動軸となる副変速軸84の回転に応じてパルス信号を出力する回転検出手段116aと、該回転検出手段116aのパルス信号の周波数に応じて電圧を出力するF/V変換手段116bとで構成することにより、走行速度検出手段116を回転検出手段116aのみで構成した場合に比べて、走行速度検出手段116の故障や異常を容易に検知することができる。
また、前記作業車両において、前記走行速度検出手段116により走行速度が検出されない場合に警報を発する警報手段119を備えることにより、走行速度検出手段116の故障や異常について注意を喚起して、オペレータに走行速度が制限されていることを認識させることができる。
本発明の一実施例に係るHSTを備える作業車両の概略構成を示す側面図。 前記作業車両の動力伝達構成を示すスケルトン図。 HSTから主変速機構、副変速機構までの動力伝達構成を示す側面図一部断面図。 制御構成を示すブロック図。 制御方法を示すフローチャート図。 変速装置の変速段位置ごとの可動斜板の傾倒角度と走行速度との関係を示す図。
8 エンジン
22 主クラッチ
23 ポンプ入力軸
50 HST(油圧式無段変速装置)
51 油圧ポンプ
52 油圧モータ
54 モータ出力軸
55 可動斜板
56 油圧シリンダ(アクチュエータ)
80 副変速装置
110 制御手段
112 主クラッチ入切検出手段
113 傾倒角度検出手段
116 走行速度検出手段
116a 回転検出手段
116b F/V変換手段
117 設定手段
118 電磁制御弁
119 警報手段

Claims (3)

  1. 油圧ポンプと油圧モータとで構成するHSTを備える作業車両において、前記HSTとエンジンとの間に配設する主クラッチと、前記HSTと走行輪との間に配設する動力伝達手段と、前記HSTの油圧ポンプに有する可動斜板の傾倒角度を変更するアクチュエータと、該アクチュエータの作動を制御する制御手段とを備えるとともに、前記主クラッチの入切状態を検出する主クラッチ入切検出手段と、走行速度を検出する走行速度検出手段とを設けて、各検出手段を前記制御手段と接続し、前記主クラッチを切ったとき、走行速度が設定速度以上であれば、前記油圧ポンプの可動斜板の傾倒角度を、前記主クラッチを切ったときの角度に保持するように制御し、前記動力伝達手段に副変速装置を備え、前記走行速度検出手段により走行速度が検出されない場合、前記副変速装置の変速位置が高速位置に選択された状態であれば、前記油圧ポンプの可動斜板の傾倒角度を走行速度が前記設定速度未満となる傾倒角度に回動させるように制御することを特徴とするHSTを備える作業車両。
  2. 請求項1記載のHSTを備える作業車両において、前記主クラッチを切ったとき、走行速度が設定速度未満であれば、前記油圧ポンプの可動斜板を中立位置に回動させるように制御することを特徴とするHSTを備える作業車両。
  3. 請求項1又は請求項2記載のHSTを備える作業車両において、前記走行速度検出手段により走行速度が検出されない場合、前記副変速装置の変速位置が低速位置に選択された状態であれば、前記油圧ポンプの可動斜板を任意の傾倒角度に変更可能とすることを特徴とするHSTを備える作業車両。
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