JP2007328690A - メール一覧表示プログラムおよびメール管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を向上し、セキュリティを確保することを課題とする。
【解決手段】ウェブメールシステム1は、メールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するためのメールIDをウェブサーバ10から受信し、メールの全件に対するウィンドウのスクロール位置に応じて、当該スクロール位置に対応するメールのメールIDをウェブサーバ10に送信して当該メールの一覧表示に用いる一覧用情報を要求し、要求したメールIDに対応するメールについて、一覧用情報をウェブサーバ10から受信し、受信した一覧用情報を所定の一覧用情報記憶部25bに格納し、一覧用情報記憶部25bに格納された一覧用情報に基づいて、ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成して当該ウィンドウに出力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ネットワークを介して接続されたサーバのメールボックスに格納されているメールの一覧を、表示部のウィンドウ内でスクロールさせて表示するメール一覧表示プログラムおよびメール管理プログラムに関する。
従来より、メーラソフトではなく、ブラウザソフト上で電子メールを閲覧するためのウェブメールソフト(以下、ウェブメールという)が存在する。このようなウェブメールでは、メールボックスに格納されている全件のメールについて、題名だけを先に受信して端末側に一覧表示し、一覧の中からユーザに指示されたメールの本文だけを再度メールボックスからダウンロードする方法がとられている。
かかるウェブメールでは、受信メールが大量にあって一画面では全件の題名を表示しきれない場合には、一画面分(例えば、10件)の一覧を表示する。そして、次の10件分の一覧を表示する指示を受け付けると、メールボックスから次の10件分の一覧を受信して表示する(例えば、特許文献1)。
また、リロードを発生させずに表示するデータを更新するための技術としてAjax(Asynchronous JavaScript(登録商標) + XML、非同期通信技術)が存在する。かかるAjaxを用いたウェブメールでは、未読既読に関わらずメールサーバ上に存在するすべてのメールについて、一覧表示の題名をメールボックスから受信し、その情報を基に一覧を作成して表示するとともに、メール本文の要求を受け付ける前から非同期でメール本文を取得して格納する。
特開2000−222301号公報
ところで、上記したウェブメールでは、受信メールが大量にあって一画面では題名を表示しきれない場合には、ユーザは、次の一覧を表示する旨を明に指示操作する(該指示操作により、ブラウザ画面のリロードが発生する)必要があり、連続的に全ての題名を閲覧することができず、操作性がよくないという課題がある。
また、上記したAjaxを用いたウェブメールでは、メールボックス選択後に、全件について一覧表示の題名をメールボックスから受信するので、メールボックスに格納されている一覧表示の題名が大量にある場合には、通信時間がかかり、メールボックスを選択してから一覧表示の題名の受信が完了するまで操作が行えない待ち時間が発生し、操作性がよくないという課題がある。
なお、操作性を考慮してメーラソフトを用いることも考えられるが、メーラソフトは、サーバを介さずに直接メールの送受信を行うので、セキュリティを確保できないという問題がある。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、セキュリティを確保しつつ、操作性を向上することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、ネットワークを介して接続されたサーバのメールボックスに格納されているメールの一覧を、表示部のウィンドウ内でスクロールさせて表示する方法をコンピュータに実行させるメール一覧表示プログラムであって、前記メールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するための識別情報を前記サーバから受信する識別情報受信手順と、前記識別情報を受信したメールの全件に対する前記ウィンドウのスクロール位置に応じて、当該スクロール位置に対応するメールの識別情報を前記サーバに送信して当該メールの一覧表示に用いる一覧用情報を要求する識別情報送信手順と、前記識別情報送信手順によって要求した識別情報に対応するメールについて、前記一覧用情報を前記サーバから受信する一覧用情報受信手順と、前記一覧用情報受信手順によって受信した一覧用情報を所定の一覧用情報記憶手段に格納する一覧用情報受信格納手順と、前記一覧用情報記憶手段に格納された一覧用情報に基づいて、前記ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成して当該ウィンドウに出力する一覧出力手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上記の発明において、前記識別情報送信手順は、前記ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が前記一覧用情報記憶手段に記憶されていない場合には、当該表示対象となるメールに加えて、当該表示対象の前方向および/または後方向に位置する所定件数分のメールについても、前記識別情報を前記サーバに送信することを特徴とする。
また、上記の発明において、前記識別情報送信手順は、前記一覧用情報記憶手段に格納された一覧用情報のなかで前記メールの全件からみて前記スクロールの進行方向に位置するメールの一覧用情報であって前記ウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値以下になった場合には、前記スクロールの進行方向に連なる所定件数分のメールについて、前記識別情報を前記サーバに送信することを特徴とする。
また、上記の発明において、ネットワークを介して利用者端末に接続され、利用者ごとに設けられたメールボックスに格納されているメールを管理する方法をコンピュータに実行させるメール管理プログラムであって、前記利用者ごとメールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するための識別情報を所定の識別情報記憶手段に格納する識別情報格納手順と、前記識別情報記憶手段に格納された識別情報に対応付けて、各メールを前記利用者端末で一覧表示する際に用いる一覧用情報を所定の一覧用情報記憶手段に格納する一覧用情報格納手順と、前記利用者端末からの要求に応じて、当該利用者端末に対応する利用者のメールボックスに格納されているメールの全件について、前記識別情報記憶手段に格納された識別情報を前記利用者端末に送信する識別情報送信手順と、前記利用者端末から前記一覧用情報の要求とともに所定のメールの識別情報を受信した場合には、当該受信した識別情報に対応する一覧用情報を前記一覧用情報記憶手段から読み出して、前記利用者端末に送信する一覧用情報送信手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、メールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するための識別情報を前記サーバから受信し、メールの全件に対するウィンドウのスクロール位置に応じて、そのスクロール位置に対応するメールの識別情報をサーバに送信してそのメールの一覧表示に用いる一覧用情報を要求し、要求した識別情報に対応するメールについて、一覧用情報をサーバから受信し、受信した一覧用情報を所定の一覧用情報記憶手段に格納し、格納された一覧用情報に基づいて、ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成してそのウィンドウに出力するので、メール全件のなかから現にウィンドウ内で一覧表示される必要があるメールについてのみ、一覧表示に用いる一覧用情報を受信して通信による待ち時間を少なくし、ウィンドウのスクロール位置に応じて、連続的に全ての題名を閲覧できるようにする結果、あたかも全件を受信しているように表示して操作性を向上することが可能である。また、すべてのメッセージをサーバ側で管理するため、セキュリティを確保することが可能である。
また、ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が一覧用情報記憶手段に記憶されていない場合には、その表示対象となるメールに加えて、その表示対象の前方向および/または後方向に位置する所定件数分のメールについても、識別情報をサーバに送信するので、一覧を最初に表示する場合や、スクロールバーの大きな移動に応じて新たに一覧を表示する場合に、現にウィンドウに表示されるメールのみならず、スクロールバーの前後に位置する所定件数分のメールについても余分に一覧用情報も取得しておき、その後の僅かなスクロール操作に応じて一覧用情報を新たに要求することなく、予め余分に取得しておいた一覧用情報に基づいて一覧を迅速に生成する結果、より操作性を向上することが可能である。
また、一覧用情報記憶手段に格納された一覧用情報のなかでメールの全件からみてスクロールの進行方向に位置するメールの一覧用情報であってウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値以下になった場合には、スクロールの進行方向に連なる所定件数分のメールについて、識別情報をサーバに送信するので、スクロールの進行方向に位置するメールの一覧用情報を事前に取得しておき、その後のスクロール操作に応じて一覧用情報を慌てて要求することなく、予め事前に取得しておいた一覧用情報に基づいて一覧を迅速に生成する結果、より操作性を向上することが可能である。
また、メール本文を閲覧したい旨の指示を入力部から受け付けたメールについて、そのメールの識別情報をサーバに送信してそのメールのメール本文用情報を要求し、要求されたメール本文用情報をサーバから受信し、受信したメール本文用情報を、ウィンドウとは別に設けられるメール本文用ウィンドウに出力するので、識別情報を用いてメール本文用情報を受信し、一覧を表示するウィンドウとは別に設けられるメール本文用ウィンドウにメール本文を出力することが可能である。
また、利用者ごとメールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するための識別情報を所定の識別情報記憶手段に格納し、識別情報記憶手段に格納された識別情報に対応付けて、各メールを利用者端末で一覧表示する際に用いる一覧用情報を所定の一覧用情報記憶手段に格納し、利用者端末からの要求に応じて、その利用者端末に対応する利用者のメールボックスに格納されているメールの全件について、識別情報記憶手段に格納された識別情報を利用者端末に送信し、利用者端末から一覧用情報の要求とともに所定のメールの識別情報を受信した場合には、その受信した識別情報に対応する一覧用情報を一覧用情報記憶手段から読み出して、利用者端末に送信するので、メール全件のなかから現にウィンドウ内で一覧表示される必要があるメールについてのみ、一覧表示に用いる一覧用情報を受信して通信による待ち時間を少なくし、ウィンドウのスクロール位置に応じて、連続的に全ての題名を閲覧できるようにする結果、あたかも全件を受信しているように表示して操作性を向上することが可能である。また、すべてのメッセージをサーバ側で管理するため、セキュリティを確保することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るメール一覧表示プログラムおよびメール管理プログラムの実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係るウェブメールシステムの概要および特徴、ウェブメールシステムの構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
[実施例1に係るウェブメールシステムの概要および特徴]
まず最初に、図1〜図3を用いて、実施例1に係るウェブメールシステム1の概要および特徴を説明する。図1〜図3は、実施例1に係るウェブメールシステムの概要および特徴を説明するための図である。
実施例1のウェブメールシステム1は、図1に示すように、メールを管理するとともにメールに関するサービスを提供するウェブサーバ10と、少なくともウェブサーバ10にアクセス可能な利用者端末20(例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、家庭用ゲーム機、インターネットTV、PDA、あるいは携帯電話やPHSの如き移動体通信端末など)とを、ネットワーク(例えば、インターネットやローカルエリアネットワークなど)を介して通信可能に接続して構成される。また、このウェブサーバ10には、利用者のメールボックスを備えたメールサーバ30がネットワークを介して通信可能に接続される。
このようなシステム構成からなる実施例1に係るウェブメールシステム1は、メールボックスに格納されているメールの一覧を、利用者端末20における表示部の一覧ウィンドウ内でスクロールさせて表示することを概要とし、以下に説明するように、操作性を向上し、セキュリティを確保する点に主たる特徴がある。
実施例1に係るウェブメールシステム1において、ウェブサーバ10は、利用者端末20からの要求に応じて(もしくは、利用者端末20からの要求にかかわらず定期的に)、メールサーバ30にアクセスして各メールボックス内に格納されたメールを受信し、図1に図示するメールIDデータベース14a、一覧用情報データベース14bおよびメール本文用情報データベース14cを作成する。
ここで、メールIDデータベース14aは、利用者ごと一意に付与されたユーザIDに対応付けて、各利用者のメールボックスに格納されているメールの全件について各メールを一意に識別するためのメールIDと、その件数(メールの総数)とを記憶するデータベースである。また、一覧用情報データベース14bは、メールIDに対応付けて、各メールを利用者端末20で一覧表示する際に用いる一覧用情報(例えば、件名や送信者名などの情報)を記憶するデータベースである。さらに、メール本文用情報データベース14cは、メールIDに対応付けて、各メールの本文を利用者端末10で表示する際に用いるメール本文用情報を記憶するデータベースである。
そして、利用者端末20は、ウェブサーバ10にアクセスした後、利用者によって利用者のメールボックスが選択されると(図1の(1)参照)、ユーザIDをウェブサーバ10に送信することで、メールボックスに格納されているメールの全件についてのメールIDおよび件数をウェブサーバ10に要求する(図1の(2)参照)。具体的に例を挙げれば、利用者端末20は、ユーザID「1」といった情報をウェブサーバ10に送信する。
一方、ウェブサーバ10は、利用者端末20からの要求に応じて、メールIDデータベース14aからユーザIDに対応する各メールIDおよび件数を読み出して、その各メールIDおよび件数を利用者端末20に送信し、利用者端末20は、ウェブサーバ10から受信した各メールIDおよび件数をメールID記憶部25aに格納する(図1の(3)参照)。具体的に例を挙げれば、ウェブサーバ10は、ユーザID「1」に対応する『メールID「1」〜「200」、200件』という情報を利用者端末20に送信し、利用者端末20は、この『メールID「1」〜「200」、200件』という情報をメールID記憶部25aに格納する。
そして、利用者端末20は、メールの全件に対する一覧ウィンドウのスクロール位置に応じて、当該スクロール位置に対応するメールのメールIDをウェブサーバ10に送信して当該メールの一覧表示に用いる一覧用情報を要求するが、未だ一覧が表示されていない状態から最初に一覧を表示する際には、一覧ウィンドウ内のスクロールバーにおけるスクロールポインタが先頭位置にあるものと想定して、所定のメールIDをウェブサーバ10に送信する(図1の(4)参照)。具体的に例を挙げれば、利用者端末20は、一覧ウィンドウで表示対象となる表示件数分(例えば、10件)に、その表示対象の前方向および後方向に位置する所定件数分(例えば、前後25件ずつ)を加えてなる設定件数(例えば、60件)を設定によって保持しており、メール全件に対して先頭位置から設定件数分のメールについて、各メールID(例えば、メールID「1」〜「60」)をウェブサーバ10に送信して、送信したメールIDに対応するメールの一覧用情報を要求する。
一方、ウェブサーバ10は、利用者端末20から一覧用情報の要求とともにメールIDを受信すると、受信したメールIDに対応する一覧用情報を一覧用情報データベースから読み出して利用者端末20に送信し(図1の(5)参照)、利用者端末20は、ウェブサーバ10から受信した各メールIDおよび一覧用情報を一覧用情報記憶部25bに対応付けて格納する(図1の(6)参照)。具体的には、上記の例で言えば、ウェブサーバ10は、メールID「1」〜「60」に対応する各メールの一覧用情報を一覧用情報データベースから読み出して利用者端末20に送信し、利用者端末20は、メールID「1」〜「60」についての一覧用情報を一覧用情報記憶部25bに格納する。
続いて、利用者端末20は、一覧用情報記憶部25bに格納された一覧用情報に基づいて、一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成して一覧ウィンドウに出力する(図1の(7)および(8)参照)。具体的には、上記の例で言えば、利用者端末20は、一覧ウィンドウ内のスクロールバーにおけるスクロールポインタが先頭位置にあるものと想定して、メール全件に対して先頭位置から設定件数分の各メールについての一覧用情報(例えば、メールID「1」〜「60」それぞれの一覧用情報)を取得したので、メール全件に対して先頭位置から表示件数分の各メールの一覧用情報(例えば、メールID「1」〜「10」それぞれ一覧用情報)を用いて一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成し、この一覧を一覧ウィンドウに出力する。なお、利用者端末20は、一覧の表示出力に際して、スクロールバーにおけるスクロールポインタの位置をメール全件に対する表示対象の位置(ここでは、先頭位置)に設定するとともに、スクロールポインタの大きさをメール全件に対する表示件数の割合(ここでは、10件/200件)に設定し、このように設定されたスクロールバーを一覧ウィンドウ内にともに表示出力する。
続いて、図2を用いて説明する。利用者端末20は、スクロールバーを通じてスクロールの移動指示を受け付けると(図2の(1)参照)、スクロールバーにおけるスクロールポインタの位置に応じて、一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成して一覧ウィンドウに出力する(図2の(2)〜(4)参照)。具体的には、上記の例で言えば、利用者端末20は、メール全件に対して先頭位置から設定件数分の各メールについての一覧用情報(例えば、メールID「1」〜「60」それぞれの一覧用情報)を取得している状態で、スクロールポインタの位置がメール全件に対して先頭位置から「11件〜20件」に位置するようなスクロール移動指示を受け付けた場合には、メール全件に対して先頭位置から「11件〜20件」に位置する各メールの一覧用情報(例えば、メールID「11」〜「20」それぞれの一覧用情報)を用いて一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成し、この一覧を一覧ウィンドウに出力する。なお、利用者端末20は、一覧の表示出力に際して、スクロールバーにおけるスクロールポインタの位置をメール全件に対する表示対象の位置(ここでは、先頭位置から「11件〜20件」の位置)に設定する。
そして、利用者端末20は、上記のように、スクロールポインタの位置に応じて、一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成して一覧ウィンドウに出力するが、この処理と並行して、一覧用情報記憶部に格納された一覧用情報に対するスクロールポインタの位置を監視する。具体的には、一覧用情報記憶部に格納された一覧用情報のなかでメールの全件からみてスクロールの進行方向に位置するメールの一覧用情報であって、ウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値(例えば、10件)以下になったか否かを監視する(図2の(5)参照)。より詳細に例を挙げて説明すると、例えば、上記のように、メール全件に対して先頭位置から設定件数分の各メールについての一覧用情報(例えば、メールID「1」〜「60」それぞれの一覧用情報)を取得している状態では、スクロールポインタの位置がメール全件に対して先頭位置から「50件目」に位置するようなスクロール移動指示を受け付けたか否かを監視する。
かかるスクロールポインタの監視によって、ウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値以下になったと判定された場合には、利用者端末20は、スクロールの進行方向に連なる所定件数分のメールについてメールIDをウェブサーバ10に送信して、新たに一覧用情報を要求する(図2の(6)参照)。具体的に上記の例で言えば、スクロールポインタの位置がメール全件に対して先頭位置から「50件目」に位置するようなスクロール移動指示を受け付けると、メールID「60」に続く所定件数分のメールとして、各メールID(例えば、メールID「61」〜「120」)をウェブサーバ10に送信して、送信したメールIDに対応するメールの一覧用情報を要求する。
一方、ウェブサーバ10は、図1の説明と同様、利用者端末20から一覧用情報の要求とともにメールIDを受信すると、受信したメールIDに対応する一覧用情報を一覧用情報データベースから読み出して利用者端末20に送信し(図2の(7)参照)、利用者端末20は、ウェブサーバ10から受信した各メールIDおよび一覧用情報を一覧用情報記憶部25bに対応付けて格納する(図2の(8)参照)。具体的には、上記の例で言えば、ウェブサーバ10は、メールID「61」〜「120」に対応する各メールの一覧用情報を一覧用情報データベースから読み出して利用者端末20に送信し、利用者端末20は、メールID「61」〜「120」についての一覧用情報を一覧用情報記憶部25bに格納する。この結果、利用者端末20は、メールID「1」〜「120」についての一覧用情報を取得したことになり、上記と同様、これらの一覧用情報を用い、スクロールポインタの位置に応じて、一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成して一覧ウィンドウに出力する(図2の(1)〜(4)参照)。
続いて、図3を用いて説明する。利用者端末20は、上記したように、スクロールポインタの位置に応じて一覧を生成して一覧ウィンドウに出力する処理と並行して、スクロールポインタの位置を監視して一覧用情報を要求する処理も行うが、このスクロールポインタの位置を監視する際には、ウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値(例えば、10件)以下になったか否かを監視するだけでなく、スクロールを大きく移動する指示などによって、ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が一覧用情報記憶部25bに記憶されていない状態になったか否かも監視する(図3の(1)および(2)参照)。より詳細に例を挙げて説明すると、例えば、上記のように、メール全件に対して先頭位置から設定件数分の各メールについての一覧用情報(例えば、メールID「1」〜「60」それぞれの一覧用情報)を取得している状態では、スクロールポインタの位置がメール全件に対して先頭位置から「60件目」以降に位置するようなスクロール移動指示を受け付けたか否かを監視する。
かかるスクロールポインタの監視によって、ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が一覧用情報記憶部25bに記憶されていない状態になったと判定された場合には、利用者端末20は、一覧ウィンドウで新たに表示対象となる表示件数分(例えば、10件)に、その表示対象の前方向および後方向に位置する所定件数分(例えば、前後25件ずつ)を加えてなる設定件数(例えば、60件)のメールについて、各メールIDをウェブサーバ10に送信して、メールの一覧用情報を要求する(図3の(3)参照)。具体的に例を挙げて説明すると、メールID「1」〜「10」それぞれの一覧を一覧ウィンドウに出力している状態から、スクロールポインタの位置がメール全件に対して先頭位置から「145件〜155件」に位置するようなスクロール移動指示を受け付けると、利用者端末20は、メールID「121」〜「180」をウェブサーバ10に送信して、送信したメールIDに対応するメールの一覧用情報を要求する。
一方、ウェブサーバ10は、図1や図2の説明と同様、利用者端末20から一覧用情報の要求とともにメールIDを受信すると、受信したメールIDに対応する一覧用情報を一覧用情報データベースから読み出して利用者端末20に送信し(図3の(4)参照)、利用者端末20は、ウェブサーバ10から受信した各メールIDおよび一覧用情報を一覧用情報記憶部25bに対応付けて格納する(図3の(5)参照)。具体的には、上記の例で言えば、ウェブサーバ10は、メールID「121」〜「180」に対応する各メールの一覧用情報を一覧用情報データベースから読み出して利用者端末20に送信し、利用者端末20は、メールID「121」〜「180」についての一覧用情報を一覧用情報記憶部25bに格納する。
続いて、利用者端末20は、一覧用情報記憶部25bに格納された一覧用情報に基づいて、一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成して一覧ウィンドウに出力する(図3の(6)〜(8)参照)。具体的には、上記の例で言えば、利用者端末20は、スクロールポインタの位置がメール全件に対して先頭位置から「145件〜155件」に位置するようなスクロール移動指示を受け付けて一覧用情報を要求したので、メール全件に対して先頭位置から「145件〜155件」に位置する各メールの一覧用情報(例えば、メールID「145」〜「155」それぞれの一覧用情報)を用いて一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成し、この一覧を一覧ウィンドウに出力する。
このように、ウェブメールシステム1は、また、すべてのメッセージをサーバ側で管理し、メール全件のなかから現にウィンドウ内で一覧表示される必要があるメールについてのみ、一覧表示に用いる一覧用情報を受信して通信による待ち時間を少なくし、ウィンドウのスクロール位置に応じて、連続的に全ての題名を閲覧できるようにする結果、上記した主たる特徴のごとく、操作性を向上し、セキュリティを確保することが可能である。
[ウェブサーバの構成]
次に、図4〜図8を用いて、図1〜3に示したウェブサーバ10の構成を説明する。図4は、実施例1に係るウェブサーバ10の構成を示すブロック図であり、図5は、メールIDデータベースを説明するための図であり、図6は、一覧用情報データベースを説明するための図であり、図7は、メール本文用情報データベースを説明するための図であり、図8は、利用者端末20に送信する一覧用情報の一例を示す図である。
図4に示すように、このウェブサーバ10は、ブラウザ制御IF11、メールサーバ通信制御IF12、制御部13、記憶部14を備え、利用者端末20およびメールサーバ30と接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。
このうち、ブラウザ制御IF11は、接続される利用者端末20との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する手段である。具体的には、ブラウザ制御IF11は、利用者端末20からユーザIDおよびメールIDを受信し、また、利用者端末20へメールID、一覧情報およびメール本文用情報を送信する。
メールサーバ通信制御IF12は、接続されるメールサーバ30との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する手段である。具体的には、メールサーバ通信制御IF12は、メールサーバ30との間でメールボックスの情報の送受信を行う。
記憶部14は、制御部13による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、メールIDデータベース14a、一覧用情報データベース14bおよびメール本文用情報データベース14cを備える。
このメールIDデータベース14aは、メールIDを記憶する手段である。具体的には、メールIDデータベース14aは、図5に例示するように、利用者ごと一意に付与されたユーザIDに対応付けて、各利用者のメールボックスに格納されているメールの全件について各メールを一意に識別するためのメールIDと、その件数(メールの総数)とを記憶する。
一覧用情報データベース14bは、一覧用情報を記憶する手段である。具体的には、一覧用情報データベース14bは、図6に例示するように、メールIDに対応付けて、各メールを利用者端末20で一覧表示する際に用いる一覧用情報(例えば、件名や送信者名などの情報)を記憶する。なお、一覧用情報データベース14bは、一覧用情報として、処理結果情報、メール一覧に必要な情報、未読・既読、重要度、処理日付、返信状態、フラグ、件名、新着状態、Fromアドレス、送信日、ラベル、メールサイズ、メッセージID、転送状態、送信者、添付の有無を記憶する。
メール本文用情報データベース14cは、メール本文用情報を記憶する手段である。具体的には、メール本文用情報データベース14cは、図7に例示するように、メールIDに対応付けて、各メールの本文を利用者端末20で表示する際に用いるメール本文用情報を記憶する。
制御部13は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、メール要求部13a、メールID送信部13b、一覧用情報送信部13c、メール本文用情報送信部13dを備える。なお、メールID送信部13bは、特許請求の範囲に記載の「識別情報送信手順」に対応し、一覧用情報送信部13cは、特許請求の範囲に記載の「一覧用情報送信手順」に対応し、メール本文用情報送信部13dは、特許請求の範囲に記載の「メール本文情報送信手順」に対応する。
このうち、メール要求部13aは、メール本文情報を要求する処理部であり、具体的には、利用者端末20からの要求に応じて(もしくは、利用者端末20からの要求にかかわらず定期的に)、メールサーバ30にアクセスして各メールボックス内に格納されたメールを受信し、図1に図示するメールIDデータベース14a、一覧用情報データベース14bおよびメール本文用情報データベース14cを作成する。
メールID送信部13bは、メールIDを利用者端末20に送信する処理部である。具体的には、メールID送信部13bは、利用者端末20からの要求に応じて、メールIDデータベース14aからユーザIDに対応する各メールIDおよび件数を読み出して、その各メールIDおよび件数を利用者端末20に送信する。
一覧用情報送信部13cは、一覧用情報を利用者端末20に送信する処理部である。具体的には、一覧用情報送信部13cは、利用者端末20から一覧用情報の要求とともにメールIDを受信すると、受信したメールIDに対応する一覧用情報を一覧用情報データベースから読み出して利用者端末20に送信する。
メール本文用情報送信部13dは、メール本文用情報を利用者端末20に送信する処理部である。具体的には、メール本文用情報送信部13dは、利用者端末20からメール本文用情報の要求とともにメールIDを受信すると、受信したメールIDに対応するメール本文用情報をメール本文用情報データベース14cから読みだして利用者端末20に送信する。
[利用者端末の構成]
次に、図9〜図17を用いて、図1〜3に示した利用者端末20の構成を説明する。図9は、実施例1に係る利用者端末20の構成を示すブロック図であり、図10は、メールID記憶部を説明するための図であり、図11は、一覧用情報記憶部を説明するための図であり、図12は、メール本文用情報記憶部を説明するための図であり、図13〜15は、一覧用情報要求部を説明するための図であり、図16および図17は、出力部に出力される画面表示例を示す図である。
図9に示すように、この利用者端末20は、入力部21、出力部22、ウェブサーバ通信制御IF23、メールブラウザ24、記憶部25を備え、ウェブサーバ10と接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。
このうち、入力部21は、メールボックスの選択指示、スクロールの指示を入力する入力手段であり、キーボードやマウス、マイクなどを備えて構成される。また、出力部22は、メールの一覧およびメール本文を表示する出力手段であり、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)やスピーカを備えて構成される。
また、ウェブサーバ通信制御IF23は、接続される利用者端末20との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する手段である。具体的には、ウェブサーバ通信制御IF23は、ウェブサーバ10からメールID、一覧情報およびメール本文用情報を受信し、また、ウェブサーバ10へユーザIDおよびメールIDを送信する。
記憶部25は、メールブラウザ24による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、メールID記憶部25a、一覧用情報記憶部25bおよびメール本文用情報記憶部25cを備える。
このメールID記憶部25aは、メールIDを記憶する手段である。具体的には、メールID記憶部25aは、図10に例示するように、ウェブサーバ10から受信すると、メールIDとメール件数とを対応付けて記憶する。
一覧用情報記憶部25bは、一覧用情報を記憶する手段である。具体的には、一覧用情報記憶部25bは、図11に例示するように、ウェブサーバ10から受信すると、メールIDと一覧用情報とを対応付けて記憶する。なお、一覧用情報記憶部25bは、一覧用情報として、処理結果情報、メール一覧に必要な情報、未読・既読、重要度、処理日付、返信状態、フラグ、件名、新着状態、Fromアドレス、送信日、ラベル、メールサイズ、メッセージID、転送状態、送信者、添付の有無を記憶する。
メール本文用情報記憶部25cは、メール本文用情報を記憶する手段である。具体的には、メール本文用情報記憶部25cは、図12に例示するように、ウェブサーバ10から受信すると、メールIDとメール本文用情報とをそれぞれ対応付けて記憶する。
メールブラウザ24は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、メールID要求部24a、一覧用情報要求部24b、一覧用情報格納部24c、一覧生成部24d、一覧出力部24e、メール本文用情報要求部24fおよびメール本文出力部24gを備える。なお、メールID要求部24aは、特許請求の範囲に記載の「識別情報受信手順」に対応し、一覧用情報要求部24bは、同じく「識別情報送信手順」および「一覧用情報受信手順」に対応し、一覧用情報格納部24cは、同じく「一覧用情報受信格納手順」に対応し、一覧出力部24eは、同じく「一覧出力手順」に対応し、メール本文用情報要求部24fは、同じく「メール本文用情報要求手順」および「メール本文用情報受信手順」に対応し、メール本文出力部24gは、同じく「メール本文出力手順」に対応する。
このうち、メールID要求部24aは、各メールを一意に識別するためのメールIDをウェブサーバ10に要求し、そのメールIDをサーバ10から受信する処理部である。具体的には、メールID要求部24aは、利用者によって利用者のメールボックスが選択されると、ユーザIDをウェブサーバ10に送信することで、メールボックスに格納されているメールの全件についてのメールIDおよび件数をウェブサーバ10に要求し、ウェブサーバ10から受信した各メールIDおよび件数をメールID記憶部25aに格納する。
一覧用情報要求部24bは、一覧用情報をウェブサーバに要求する処理部である。具体的には、メールの全件に対する一覧ウィンドウのスクロール位置に応じて、当該スクロール位置に対応するメールのメールIDをウェブサーバ10に送信して当該メールの一覧表示に用いる一覧用情報を要求する。
ここで、図13〜図15を用いて、一覧用情報要求処理について詳しく説明する。図13は、メールボックス選択指示を受け付けて最初に一覧を表示する場合における一覧用情報要求部24bの処理を説明する図であり、図14は、スクロールを移動した場合における一覧用情報要求部24bの処理を説明する図であり、図15は、スクロールを大きく移動した場合における一覧用情報要求部24bの処理を説明する図である。
図13に示すように、一覧用情報要求部24bは、未だ一覧が表示されていない状態から最初に一覧を表示する際には、一覧ウィンドウ内のスクロールバーにおけるスクロールポインタが先頭位置にあるものと想定して、所定のメールID(例えば、メールID「1」〜「60」)をウェブサーバ10に送信する。具体的に例を挙げれば、一覧用情報要求部24bは、一覧ウィンドウで表示対象となる表示件数分(例えば、10件)に、その表示対象の前方向および後方向に位置する所定件数分(例えば、前後25件ずつ)を加えてなる設定件数(例えば、60件)を設定によって保持しており、メール全件に対して先頭位置から設定件数分のメールについて、各メールID(例えば、メールID「1」〜「60」)をウェブサーバ10に送信して、送信したメールIDに対応するメールの一覧用情報を要求、受信する。そして、後述する一覧用情報格納部24cがその受信された一覧用情報(例えば、メールID「1」〜「60」)を一覧用情報記憶部25bに格納する。
また、図14に示すように、一覧用情報要求部24bは、一覧用情報記憶部に格納された一覧用情報のなかでメールの全件からみてスクロールの進行方向に位置するメールの一覧用情報であって、ウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値(例えば、10件)以下になったか否かを監視する。より詳細に例を挙げて説明すると、一覧用情報要求部24bは、例えば、メール全件に対して先頭位置から設定件数分の各メールについての一覧用情報(例えば、メールID「1」〜「60」それぞれの一覧用情報)を取得している状態では、スクロールポインタの位置がメール全件に対して先頭位置から「50件目」に位置するようなスクロール移動指示を受け付けたか否かを監視する。
かかるスクロールポインタの監視によって、ウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値以下になったと判定された場合には、一覧用情報要求部24bは、スクロールの進行方向に連なる所定件数分のメールについてメールIDをウェブサーバ10に送信して、新たに一覧用情報を要求する。図14の例で言えば、一覧用情報要求部24bは、スクロールポインタの位置がメール全件に対して先頭位置から「50件目」に位置するようなスクロール移動指示を受け付けると、メールID「60」に続く所定件数分のメールとして、各メールID(例えば、メールID「61」〜「120」)をウェブサーバ10に送信して、送信したメールIDに対応するメールの一覧用情報を要求し、受信する。そして、後述する一覧用情報格納部24cがその受信された一覧用情報(例えば、メールID「61」〜「120」)を一覧用情報記憶部25bに格納する。
また、図15に示すように、一覧用情報要求部24bは、スクロールポインタの位置に応じて一覧を生成して一覧ウィンドウに出力する処理と並行して、スクロールポインタの位置を監視して一覧用情報を要求する処理も行うが、このスクロールポインタの位置を監視する際には、ウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値(例えば、10件)以下になったか否かを監視するだけでなく、スクロールを大きく移動する指示などによって、ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が一覧用情報記憶部25bに記憶されていない状態になったか否かも監視する(図3の(1)および(2)参照)。より詳細に例を挙げて説明すると、一覧用情報要求部24bは、例えば、上記のように、メール全件に対して先頭位置から設定件数分の各メールについての一覧用情報(例えば、メールID「1」〜「60」それぞれの一覧用情報)を取得している状態では、スクロールポインタの位置がメール全件に対して先頭位置から「60件目」以降に位置するようなスクロール移動指示を受け付けたか否かを監視する。
かかるスクロールポインタの監視によって、ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が一覧用情報記憶部25bに記憶されていない状態になったと判定された場合には、一覧用情報要求部24bは、一覧ウィンドウで新たに表示対象となる表示件数分(例えば、10件)に、その表示対象の前方向および後方向に位置する所定件数分(例えば、前後25件ずつ)を加えてなる設定件数(例えば、60件)のメールについて、各メールIDをウェブサーバ10に送信して、メールの一覧用情報を要求する(図3の(3)参照)。具体的に例を挙げて説明すると、一覧用情報要求部24bは、メールID「1」〜「10」それぞれの一覧を一覧ウィンドウに出力している状態から、スクロールポインタの位置がメール全件に対して先頭位置から「145件〜155件」に位置するようなスクロール移動指示を受け付けると、利用者端末10は、メールID「121」〜「180」をウェブサーバ10に送信して、送信したメールIDに対応するメールの一覧用情報を要求し、受信する。そして、後述する一覧用情報格納部24cがその受信された一覧用情報(例えば、メールID「121」〜「180」の一覧用情報)を一覧用情報記憶部25bに格納する。
一覧用情報格納部24cは、一覧用情報を一覧用情報記憶部25bに格納する処理部である。具体的には、ウェブサーバ10から受信した各メールIDおよび一覧用情報を一覧用情報記憶部25bに対応付けて格納する。
一覧生成部24dは、一覧用情報記憶部25bに格納された一覧用情報に基づいて、一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成する処理部である。具体的には、一覧生成部24dは、一覧ウィンドウ内のスクロールバーにおけるスクロールポインタが先頭位置にあるものと想定した場合に、メール全件に対して先頭位置から表示件数分の各メールの一覧用情報(例えば、メールID「1」〜「10」それぞれ一覧用情報)を用いて一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成する。
また、一覧生成部24dは、メール全件に対して先頭位置から設定件数分の各メールについての一覧用情報(例えば、メールID「1」〜「60」それぞれの一覧用情報)を取得している状態で、スクロールポインタの位置がメール全件に対して先頭位置から「11件〜20件」に位置するようなスクロール移動指示を受け付けた場合には、メール全件に対して先頭位置から「11件〜20件」に位置する各メールの一覧用情報(例えば、メールID「11」〜「20」それぞれの一覧用情報)を用いて一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成する。
また、一覧生成部24dは、ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が一覧用情報記憶部25bに記憶されていない状態になったと判定された場合には、一覧用情報記憶部25bに格納された一覧用情報に基づいて、一覧ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成する。
一覧出力部24eは、一覧を出力する処理部である。具体的には、一覧出力部は、図16に例示するように、一覧生成部24dによって生成された一覧を出力部22に表示する。
メール本文用情報要求部24fは、メール本文用情報をウェブサーバ10に要求する処理部である。具体的には、メール本文用情報要求部24fは、メール本文を閲覧したい旨の指示を入力部21から受け付けたメールについて、そのメールのメールIDをサーバに送信してそのメールのメール本文用情報を要求して受信する。
メール本文出力部24gは、メール本文を出力部22に出力する処理部である。具体的には、メール本文出力部24gは、メール本文用情報要求部24fによって受信したメール本文用情報を、図17に例示するように、一覧が表示されるウィンドウとは別に設けられるメール本文用ウィンドウに出力する。
[ウェブメールシステムによる処理]
次に、図18を用いて、利用者のメールボックスが選択された場合における実施例1に係るウェブメールシステム1による処理を説明する。図18は、実施例1に係るウェブメールシステム1の処理動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、利用者端末20は、メールボックス選択指示を受け付けると(ステップS101肯定)、ウェブサーバ10に利用者に一意に付与されたIDであるユーザID(例えば、ユーザID「1」)をウェブサーバ10に送信する(ステップS102)。ウェブサーバ10は、利用者端末20から要求を受け付けると、図8に例示するように、一覧用情報データベース14bに記憶されたメールIDと、その件数を利用者端末20に送信する(ステップS103)。なお、利用者端末20は、ウェブサーバ10から受信した各メールIDおよび件数をメールID記憶部25aに格納する。
そして、利用者端末20は、そのユーザIDに対応するメールIDおよびメール件数(例えば、メールID「1」〜「200」、200件)をウェブサーバ10から取得し、メールの全件に対するウィンドウのスクロール位置(スクロールバー内のポインタの位置)に応じて、そのスクロール位置に対応するメールのメールIDをウェブサーバ10に送信してそのメールの一覧表示に用いる一覧用情報を要求する(ステップS104)。そして、ウェブサーバ10は、要求された一覧用情報を利用者端末20に送信する(ステップS105)。
続いて、利用者端末20は、受信した一覧用情報を所定の一覧用情報記憶部25bに格納し(ステップS106)、一覧用情報記憶部25bに格納された一覧用情報に基づいて、出力部22内で現に表示されるべき一覧(例えば、10件分の一覧)を生成して出力部22に出力し(ステップS107)、その10件分の一覧を表示する(ステップS108)。
[スクロールを移動した場合における、ウェブメールシステムによる処理]
次に、図19を用いて、スクロールを移動した場合における実施例1に係るウェブメールシステム1による処理を説明する。図19は、スクロールを移動した場合におけるウェブメールシステム1の処理動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、利用者端末20は、スクロールバーを通じてスクロールの移動指示を受け付けると(ステップS201)、一覧用情報記憶部25bにスクロールの移動に応じて(スクロールバー内のポインタの位置に応じて)、出力部22内で現に表示されるべき一覧の一覧用情報がある場合に(ステップS202肯定)、一覧用情報記憶部25bに記憶された一覧用情報に基づいて一覧を作成し(ステップS203)、スクロールの移動に応じて(スクロールバー内のポインタの位置に応じて)、出力部22内で現に表示されるべき一覧(例えば、10件分の一覧)を出力部22に出力する(ステップS204)。
また、利用者端末20は、スクロールバーを通じてスクロールの移動指示を受け付けると(ステップS205)、一覧用情報を要求する必要があるかを判定する(ステップS206)。つまり、スクロールポインタの位置に応じて一覧を生成して一覧ウィンドウに出力する処理と並行して、スクロールポインタの位置を監視して一覧用情報を要求する処理も行うが、このスクロールポインタの位置を監視する際には、ウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値(例えば、10件)以下になったか否かを監視するだけでなく、スクロールを大きく移動する指示などによって、ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が一覧用情報記憶部25bに記憶されていない状態になったか否かも監視する。その結果、利用者端末20は、一覧用情報を要求する必要がない場合(未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値以上、または、ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が一覧用情報記憶部25bに記憶されている状態)には、一覧用情報をウェブサーバ10に要求しないで処理を終了する(ステップS206否定)。
また、その結果、利用者端末20は、かかるスクロールポインタの監視によって、ウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値以下になったと判定された場合には(ステップS206肯定)、スクロールの進行方向に連なる所定件数分のメールについてメールIDをウェブサーバ10に送信して、新たに一覧用情報を要求する(ステップS207)。そして、ウェブサーバ10は、受信したメールIDに対応する一覧用情報を利用者端末20に送信する(ステップS208)。そして、利用者端末20は、受信した一覧用情報を一覧用情報記憶部25bに格納する(ステップS209)。なお、ステップS202がNOの場合には、ステップS202の判断を繰り返すうちに、ステップS201から始まる処理と並行して行われるステップS205から始まる処理によって一覧用情報記憶部25bに一覧表示に必要なデータが格納されるので、格納された段階でステップS202の判断がYESになる。
また、上記の結果、スクロールポインタの監視によって、ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が一覧用情報記憶部25bに記憶されていない状態になったと判定された場合には(ステップS206肯定)、利用者端末20は、一覧ウィンドウで新たに表示対象となる表示件数分(例えば、10件)に、その表示対象の前方向および後方向に位置する所定件数分(例えば、前後25件ずつ)を加えてなる設定件数(例えば、60件)のメールについて、各メールIDをウェブサーバ10に送信して、メールの一覧用情報を要求する(ステップS207)。そして、ウェブサーバ10は、受信したメールIDに対応する一覧用情報を利用者端末10に送信する(ステップS208)。そして、利用者端末10は、受信した一覧用情報を一覧用情報記憶部25bに格納する(ステップS209)。
[ウェブメールシステムによるメール本文出力処理]
次に、図20を用いて、実施例1に係るウェブメールシステム1によるメール本文出力処理を説明する。図20は、ウェブメールシステム1によるメール本文出力処理動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、利用者端末20は、メール本文を閲覧したい旨の指示を入力部21から受け付けると(ステップS301肯定)、閲覧したい旨の指示を受け付けたメールのメール本文用情報がメール本文用情報記憶部25cにあるか判定する(ステップS302)。その結果、利用者端末20は、メール本文用情報がメール本文用情報記憶部25cにある場合には(ステップS302肯定)、そのメール本文用情報を基に、出力部22にメール本文を出力する(ステップS305)。
一方、利用者端末20は、メール本文用情報がメール本文用情報記憶部25cにない場合には(ステップS302否定)、閲覧したい旨の指示を受け付けたメールのメールIDをウェブサーバ10に送信する(ステップS303)。そして、ウェブサーバ10は、受信したメールIDに対応するメール本文用情報を利用者端末20に送信する(ステップS304)。その後、メール本文用情報を基に、出力部22にメール本文を出力する(ステップS305)。
[実施例1の効果]
上述してきたように、ウェブメールシステム1は、メールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するためのメールIDをウェブサーバ10から受信し、メールの全件に対するウィンドウのスクロール位置に応じて、そのスクロール位置に対応するメールのメールIDをウェブサーバ10に送信してそのメールの一覧表示に用いる一覧用情報を要求し、要求したメールIDに対応するメールについて、一覧用情報をウェブサーバ10から受信し、受信した一覧用情報を所定の一覧用情報記憶部25bに格納し、格納された一覧用情報に基づいて、ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成してそのウィンドウに出力するので、メール全件のなかから現にウィンドウ内で一覧表示される必要があるメールについてのみ、一覧表示に用いる一覧用情報を受信して通信による待ち時間を少なくし、ウィンドウのスクロール位置に応じて、連続的に全ての題名を閲覧できるようにする結果、あたかも全件を利用者端末に受信済みかのように表示して操作性を向上することが可能である。また、すべてのメッセージをウェブサーバ10側で管理するため、セキュリティを確保することが可能である。
また、実施例1によれば、ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が一覧用情報記憶部25bに記憶されていない場合には、その表示対象となるメールに加えて、その表示対象の前方向および/または後方向に位置する所定件数分のメールについても、メールIDをサーバに送信するので、一覧を最初に表示する場合や、スクロールバーの大きな移動に応じて新たに一覧を表示する場合に、現にウィンドウに表示されるメールのみならず、スクロールバーの前後に位置する所定件数分のメールについても余分に一覧用情報も取得しておき、その後の僅かなスクロール操作に応じて一覧用情報を新たに要求することなく、予め余分に取得しておいた一覧用情報に基づいて一覧を迅速に生成する結果、より操作性を向上することが可能である。
また、実施例1によれば、一覧用情報記憶25bに格納された一覧用情報のなかでメールの全件からみてスクロールの進行方向に位置するメールの一覧用情報であってウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値以下になった場合には、スクロールの進行方向に連なる所定件数分のメールについて、メールIDをサーバに送信するので、スクロールの進行方向に位置するメールの一覧用情報を事前に取得しておき、その後のスクロール操作に応じて一覧用情報を慌てて要求することなく、予め事前に取得しておいた一覧用情報に基づいて一覧を迅速に生成する結果、より操作性を向上することが可能である。
また、実施例1によれば、メール本文を閲覧したい旨の指示を入力部から受け付けたメールについて、そのメールのメールIDをサーバに送信してそのメールのメール本文用情報を要求し、要求されたメール本文用情報をサーバから受信し、受信したメール本文用情報を、ウィンドウとは別に設けられるメール本文用ウィンドウに出力するので、メールIDを用いてメール本文用情報を受信し、一覧を表示するウィンドウとは別に設けられるメール本文用ウィンドウにメール本文を出力することが可能である。
また、実施例1によれば、利用者ごとメールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するためのメールIDを所定のメールIDデータベース14aに格納し、メールIDデータベース14aに格納されたメールIDに対応付けて、各メールを利用者端末20で一覧表示する際に用いる一覧用情報を所定の一覧用情報データベース14bに格納し、利用者端末20からの要求に応じて、その利用者端末20に対応する利用者のメールボックスに格納されているメールの全件について、メールIDデータベース14aに格納されたメールIDを利用者端末20に送信し、利用者端末20から一覧用情報の要求とともに所定のメールのメールIDを受信した場合には、その受信したメールIDに対応する一覧用情報を一覧用情報データベース14bから読み出して、利用者端末に送信するので、メール全件のなかから現にウィンドウ内で一覧表示される必要があるメールについてのみ、一覧表示に用いる一覧用情報を受信して通信による待ち時間を少なくし、ウィンドウのスクロール位置に応じて、連続的に全ての題名を閲覧できるようにする結果、あたかも全件を受信しているように表示して操作性を向上することが可能である。また、すべてのメッセージをウェブサーバ10側で管理するため、セキュリティを確保することが可能である。
(1)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、メールID要求部24aと一覧用情報要求部24bを統合してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(2)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図21を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図21は、ウェブメールシステムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、ウェブメールシステムとしてのコンピュータ600は、HDD610、RAM620、ROM630およびCPU640をバス650で接続して構成される。
そして、ROM630には、上記の実施例と同様の機能を発揮するウェブメールシステム、つまり、図21に示すように、メールID要求プログラム631、一覧用情報要求プログラム632、一覧用情報格納プログラム633、一覧生成プログラム634、一覧出力プログラム635およびメール本文出力プログラム636が予め記憶されている。なお、プログラム631〜636については、図9に示した利用者端末の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU640が、これらのプログラム631〜636をROM630から読み出して実行することで、図21に示すように、各プログラム631〜636は、メールID要求プロセス641、一覧用情報要求プロセス642、一覧用情報格納プロセス643、一覧生成プロセス644、一覧出力プロセス645およびメール本文出力プロセス646として機能するようになる。各プロセス641〜646は、図9に示したメールID要求部24a、一覧用情報要求部24b、一覧用情報格納部24c、一覧生成部24d、一覧出力部24e、メール本文用情報要求部24fおよびメール本文出力部24gにそれぞれ対応する。
また、HDD610には、図21に示すように、メールIDデータテーブル611、一覧用データテーブル612およびメール本文用データテーブル613が設けられる。なお、メールIDデータテーブル611、一覧用データテーブル612およびメール本文用データテーブル613は、図9に示したメールID記憶部25a、一覧用情報記憶部25bおよびメール本文用情報記憶部25cに対応する。そして、CPU640は、メールIDデータテーブル611、一覧用データテーブル612およびメール本文用データテーブル613に対してデータを登録するとともに、メールIDデータテーブル611、一覧用データテーブル612およびメール本文用データテーブル613からメールIDデータ621、一覧用データ622およびメール本文用データ623を読み出してRAM620に格納し、RAM620に格納されたメールIDデータ621、一覧用データ622およびメール本文用データ623に基づいてメールを管理する処理を実行する。
(付記1)ネットワークを介して接続されたサーバのメールボックスに格納されているメールの一覧を、表示部のウィンドウ内でスクロールさせて表示する方法をコンピュータに実行させるメール一覧表示プログラムであって、
前記メールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するための識別情報を前記サーバから受信する識別情報受信手順と、
前記識別情報を受信したメールの全件に対する前記ウィンドウのスクロール位置に応じて、当該スクロール位置に対応するメールの識別情報を前記サーバに送信して当該メールの一覧表示に用いる一覧用情報を要求する識別情報送信手順と、
前記識別情報送信手順によって要求した識別情報に対応するメールについて、前記一覧用情報を前記サーバから受信する一覧用情報受信手順と、
前記一覧用情報受信手順によって受信した一覧用情報を所定の一覧用情報記憶手段に格納する一覧用情報受信格納手順と、
前記一覧用情報記憶手段に格納された一覧用情報に基づいて、前記ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成して当該ウィンドウに出力する一覧出力手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするメール一覧表示プログラム。
(付記2)前記識別情報送信手順は、前記ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が前記一覧用情報記憶手段に記憶されていない場合には、当該表示対象となるメールに加えて、当該表示対象の前方向および/または後方向に位置する所定件数分のメールについても、前記識別情報を前記サーバに送信することを特徴とする付記1に記載のメール一覧表示プログラム。
(付記3)前記識別情報送信手順は、前記一覧用情報記憶手段に格納された一覧用情報のなかで前記メールの全件からみて前記スクロールの進行方向に位置するメールの一覧用情報であって前記ウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値以下になった場合には、前記スクロールの進行方向に連なる所定件数分のメールについて、前記識別情報を前記サーバに送信することを特徴とする付記1に記載のメール一覧表示プログラム。
(付記4)前記出力した一覧においてメール本文を閲覧したい旨の指示を入力部から受け付けたメールについて、当該メールの前記識別情報を前記サーバに送信して当該メールのメール本文用情報を要求するメール本文用情報要求手順と、
前記メール本文用情報要求手順によって要求された前記メール本文用情報を前記サーバから受信するメール本文用情報受信手順と、
前記メール本文用情報要求手順によって受信したメール本文用情報を、前記ウィンドウとは別に設けられるメール本文用ウィンドウに出力するメール本文出力手順と、
をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1、2または3に記載のメール一覧表示プログラム。
(付記5)ネットワークを介して利用者端末に接続され、利用者ごとに設けられたメールボックスに格納されているメールを管理する方法をコンピュータに実行させるメール管理プログラムであって、
前記利用者ごとメールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するための識別情報を所定の識別情報記憶手段に格納する識別情報格納手順と、
前記識別情報記憶手段に格納された識別情報に対応付けて、各メールを前記利用者端末で一覧表示する際に用いる一覧用情報を所定の一覧用情報記憶手段に格納する一覧用情報格納手順と、
前記利用者端末からの要求に応じて、当該利用者端末に対応する利用者のメールボックスに格納されているメールの全件について、前記識別情報記憶手段に格納された識別情報を前記利用者端末に送信する識別情報送信手順と、
前記利用者端末から前記一覧用情報の要求とともに所定のメールの識別情報を受信した場合には、当該受信した識別情報に対応する一覧用情報を前記一覧用情報記憶手段から読み出して、前記利用者端末に送信する一覧用情報送信手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするメール管理プログラム。
(付記6)前記識別情報記憶手段に格納された識別情報に対応付けて、各メールのメール本文情報を所定のメール本文情報記憶手段に格納するメール本文情報格納手順と、
前記利用者端末からメール本文を閲覧したい旨の要求とともに所定のメールの識別情報を受信した場合には、当該受信した識別情報に対応するメール本文情報を前記メール本文情報記憶手段から読み出して、前記利用者端末に送信するメール本文情報送信手順と、
をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記5に記載のメール管理プログラム。
(付記7)ネットワークを介して接続されたサーバのメールボックスに格納されているメールの一覧を、表示部のウィンドウ内でスクロールさせて表示するメール一覧表示装置であって、
前記メールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するための識別情報を前記サーバから受信する識別情報受信手段と、
前記識別情報を受信したメールの全件に対する前記ウィンドウのスクロール位置に応じて、当該スクロール位置に対応するメールの識別情報を前記サーバに送信して当該メールの一覧表示に用いる一覧用情報を要求する識別情報送信手段と、
前記識別情報送信手段によって要求した識別情報に対応するメールについて、前記一覧用情報を前記サーバから受信する一覧用情報受信手段と、
前記一覧用情報受信手段によって受信した一覧用情報を所定の一覧用情報記憶手段に格納する一覧用情報受信格納手段と、
前記一覧用情報記憶手段に格納された一覧用情報に基づいて、前記ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成して当該ウィンドウに出力する一覧出力手段と、
を備えることを特徴とするメール一覧表示装置。
(付記8)ネットワークを介して接続されたサーバのメールボックスに格納されているメールの一覧を、表示部のウィンドウ内でスクロールさせて表示するメール一覧表示方法であって、
前記メールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するための識別情報を前記サーバから受信する識別情報受信工程と、
前記識別情報を受信したメールの全件に対する前記ウィンドウのスクロール位置に応じて、当該スクロール位置に対応するメールの識別情報を前記サーバに送信して当該メールの一覧表示に用いる一覧用情報を要求する識別情報送信工程と、
前記識別情報送信工程によって要求した識別情報に対応するメールについて、前記一覧用情報を前記サーバから受信する一覧用情報受信工程と、
前記一覧用情報受信工程によって受信した一覧用情報を所定の一覧用情報記憶手段に格納する一覧用情報受信格納工程と、
前記一覧用情報記憶手段に格納された一覧用情報に基づいて、前記ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成して当該ウィンドウに出力する一覧出力工程と、
を含んだことを特徴とするメール一覧表示方法。
以上のように、本発明に係るメール一覧表示プログラムおよびメール管理プログラムはネットワークを介して接続されたサーバのメールボックスに格納されているメールの一覧を、表示部のウィンドウ内でスクロールさせて表示することに有用であり、特に、操作性を向上し、セキュリティを確保する場合に適する。
実施例1に係るウェブメールシステムの概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係るウェブメールシステムの概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係るウェブメールシステムの概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係るウェブサーバ10の構成を示すブロック図である。 メールIDデータベースを説明するための図である。 一覧用情報データベースを説明するための図である。 メール本文用情報データベースを説明するための図である。 利用者端末20に送信する一覧用情報の一例を示す図である。 実施例1に係る利用者端末20の構成を示すブロック図である。 メールID記憶部を説明するための図である。 一覧用情報記憶部を説明するための図である。 メール本文用情報記憶部を説明するための図である。 一覧用情報要求部を説明するための図である。 一覧用情報要求部を説明するための図である。 一覧用情報要求部を説明するための図である。 出力部に出力される画面表示例を示す図である。 出力部に出力される画面表示例を示す図である。 実施例1に係るウェブメールシステム1の処理動作を示すフローチャートである。 スクロールを移動した場合における、ウェブメールシステム1の処理動作を示すフローチャートである。 ウェブメールシステム1によるメール本文出力処理動作を示すフローチャートである。 ウェブメールシステムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
1 ウェブメールシステム
10 ウェブサーバ
11 ブラウザ制御IF
12 メールサーバ通信制御IF
13 制御部
13a メール要求部
13b メールID送信部
13c 一覧用情報送信部
13d メール本文用情報送信部
14 記憶部
14a メールIDデータベース
14b 一覧用情報データベース
14c メール本文用情報データベース
20 利用者端末
21 入力部
22 出力部
23 ウェブサーバ通信制御IF
24 メールブラウザ
24a メールID要求部
24b 一覧用情報要求部
24c 一覧用情報格納部
24d 一覧生成部
24e 一覧出力部
24f メール本文用情報要求部
24g メール本文出力部

Claims (5)

  1. ネットワークを介して接続されたサーバのメールボックスに格納されているメールの一覧を、表示部のウィンドウ内でスクロールさせて表示する方法をコンピュータに実行させるメール一覧表示プログラムであって、
    前記メールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するための識別情報を前記サーバから受信する識別情報受信手順と、
    前記識別情報を受信したメールの全件に対する前記ウィンドウのスクロール位置に応じて、当該スクロール位置に対応するメールの識別情報を前記サーバに送信して当該メールの一覧表示に用いる一覧用情報を要求する識別情報送信手順と、
    前記識別情報送信手順によって要求した識別情報に対応するメールについて、前記一覧用情報を前記サーバから受信する一覧用情報受信手順と、
    前記一覧用情報受信手順によって受信した一覧用情報を所定の一覧用情報記憶手段に格納する一覧用情報受信格納手順と、
    前記一覧用情報記憶手段に格納された一覧用情報に基づいて、前記ウィンドウ内で現に表示されるべき一覧を生成して当該ウィンドウに出力する一覧出力手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするメール一覧表示プログラム。
  2. 前記識別情報送信手順は、前記ウィンドウ内で現に表示対象となるメールの一覧用情報が前記一覧用情報記憶手段に記憶されていない場合には、当該表示対象となるメールに加えて、当該表示対象の前方向および/または後方向に位置する所定件数分のメールについても、前記識別情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項1に記載のメール一覧表示プログラム。
  3. 前記識別情報送信手順は、前記一覧用情報記憶手段に格納された一覧用情報のなかで前記メールの全件からみて前記スクロールの進行方向に位置するメールの一覧用情報であって前記ウィンドウ内に未だ表示されていない一覧用情報の件数が所定の閾値以下になった場合には、前記スクロールの進行方向に連なる所定件数分のメールについて、前記識別情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項1に記載のメール一覧表示プログラム。
  4. 前記出力した一覧においてメール本文を閲覧したい旨の指示を入力部から受け付けたメールについて、当該メールの前記識別情報を前記サーバに送信して当該メールのメール本文用情報を要求するメール本文用情報要求手順と、
    前記メール本文用情報要求手順によって要求された前記メール本文用情報を前記サーバから受信するメール本文用情報受信手順と、
    前記メール本文用情報要求手順によって受信したメール本文用情報を、前記ウィンドウとは別に設けられるメール本文用ウィンドウに出力するメール本文出力手順と、
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1、2または3に記載のメール一覧表示プログラム。
  5. ネットワークを介して利用者端末に接続され、利用者ごとに設けられたメールボックスに格納されているメールを管理する方法をコンピュータに実行させるメール管理プログラムであって、
    前記利用者ごとメールボックスに格納されているメールの全件について、各メールを一意に識別するための識別情報を所定の識別情報記憶手段に格納する識別情報格納手順と、
    前記識別情報記憶手段に格納された識別情報に対応付けて、各メールを前記利用者端末で一覧表示する際に用いる一覧用情報を所定の一覧用情報記憶手段に格納する一覧用情報格納手順と、
    前記利用者端末からの要求に応じて、当該利用者端末に対応する利用者のメールボックスに格納されているメールの全件について、前記識別情報記憶手段に格納された識別情報を前記利用者端末に送信する識別情報送信手順と、
    前記利用者端末から前記一覧用情報の要求とともに所定のメールの識別情報を受信した場合には、当該受信した識別情報に対応する一覧用情報を前記一覧用情報記憶手段から読み出して、前記利用者端末に送信する一覧用情報送信手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするメール管理プログラム。
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