JP2003030116A - メールエージェント装置、メール配信方法、メール配信プログラム - Google Patents

メールエージェント装置、メール配信方法、メール配信プログラム

Info

Publication number
JP2003030116A
JP2003030116A JP2001218529A JP2001218529A JP2003030116A JP 2003030116 A JP2003030116 A JP 2003030116A JP 2001218529 A JP2001218529 A JP 2001218529A JP 2001218529 A JP2001218529 A JP 2001218529A JP 2003030116 A JP2003030116 A JP 2003030116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
data
list
terminal
request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001218529A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakajima
宏 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001218529A priority Critical patent/JP2003030116A/ja
Publication of JP2003030116A publication Critical patent/JP2003030116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のメールアドレスをユーザの要求に応じて
有効に利用すると共に、接続時間及び通信コストの低
下、設定の煩雑さの解消を実現する。 【解決手段】HTTP処理部30は、通信端末12から
メール一覧取得要求を受信するとPOP処理部32に対
してメール一覧データの取得を要求する。POP処理部
32は、ユーザデータ44aに登録された通信端末12
のユーザが持つメールアドレスに対応するメールサーバ
にアクセスするためのデータをもとにメール一覧データ
をメールサーバ16,17から取得する。メール一覧合
成作成処理部34は、複数のメールサーバから取得され
たメール一覧データを合成する。データHTML変換処
理部36は、合成されたメール一覧データを、通信端末
12に送信するためのプロトコルに応じてHTML変換
する。HTTP処理部30は、変換されたメール一覧デ
ータを送信して通信端末12において表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールサーバとユ
ーザが使用する端末との間のメール送受信を仲介するメ
ールエージェント装置、同装置で用いられるメール配信
方法、及びメール配信プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインターネットメールシステム
は、発信されたメールの宛先メールアドレスに従い、各
メールサーバと呼ばれる中継装置がメールを最適な次の
メールサーバへ配信する。最終宛先のメールサーバに到
達すると、そのメールサーバは、ユーザ毎のメールボッ
クスに保存する。メールサーバは、ユーザからメールを
読む要求があった場合に、メール到達確認を実施し、こ
のユーザのメールボックスの中にメールが保存されてい
れば、メール取得の通信プロトコルを使用してメールを
取り出し、ユーザの通信端末にメールを転送する。ユー
ザは、メールサーバから受信したメールをメールブラウ
ザにより表示して、内容を確認することができる。
【0003】ところで、1人のユーザが異なるメールサ
ーバが管理している複数のメールアドレス(メールボッ
クス1.2)を持つ場合ある。例えば、社内LANに複
数のメールサーバが設けられており、それぞれのメール
サーバが管理する複数のメールアドレスをユーザ(社
員)が有しているものとする。社外から社内のメールサ
ーバにアクセスして、メールチェック(メール到着の確
認とメール閲覧)をするには、社内LANと外部の回線
(公衆回線、インターネットなど)とを接続するアクセ
ス装置を通じて行われる。ユーザは、移動無線通信機能
を有する通信端末やリモートサイトから社内の複数のメ
ールサーバについてメールチェックする場合には、アク
セス装置を経由して、それぞれのメールサーバに接続し
なければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のメールシステム
では、以下のような問題があった。 (1)受信メールを閲覧したいときは、メールサーバに
あるメールボックスの中のメールを通信端末まで転送
し、転送が完了するまではそのメールを閲覧することが
できない。そのためメールサーバと通信端末までの通信
速度が低速の場合には、大きなメールサイズのメールの
場合には閲覧できるまでに長い時間がかかってしまう。
また、添付ファイル等がメールに添付されている場合
も、閲覧できるまでに長い時間を要し、それに伴って通
信費コストの増大を招いていた。
【0005】(2)メールアドレスを複数所有している
ユーザが各メールアドレス宛てのメールを閲覧する場合
には、メールサーバへ接続してメールを転送する作業
を、各メールアドレスのそれぞれに対応するメールサー
バについて実行しなければならなかった。もしくは、複
数のメールサーバに特定のメールサーバにメールを転送
する設定をすることで、この特定のメールサーバのメー
ルボックスを通じてメールを閲覧することも考えられる
が、通常、メールサーバに対するメール転送設定を、ユ
ーザがメールサーバに直接行えないなど設定の煩雑さの
問題があった。
【0006】(3)メールアドレスを複数所有している
ユーザがメールを送信する場合には、発信元アドレスと
して1つのメールアドレスのみを使用するか、複数の発
信元アドレスを使用するのであれば、各メールサーバに
接続してメールを送信しなければならず接続に時間がか
かる、通信コストがかかる、設定の煩雑さがあるなどの
問題があった。
【0007】(4)メールアドレスを複数所有している
ユーザがメールを送信する場合に、送信先毎に発信元ア
ドレスを変えたいとき、メールサーバによって発信元ア
ドレスを書き換えさせることも考えられるが、メールサ
ーバのセキュリティ対策として、そのメールサーバが管
理している発信元として許されているアドレスを持つメ
ール以外を配信受け付けしない場合があるため、他のメ
ールサーバのメールアドレスを使用することができない
という問題があった。
【0008】従来、複数の電子メールシステムについて
受信メールが到着しているかどうかを確認するための技
術が、特願平9−346105号に開示されている。特
願平9−346105号に開示された電子メールシステ
ムの受信メール一元管理方法では、複数の電子メールシ
ステムに受信メールが到着しているかどうかを確認する
ようにしているために、複数の異なる電子メールシステ
ムを自動起動させるためのパラメータを予め設定してお
き、このパラメータを元に各電子メールシステムを順次
起動し、その起動された電子メールシステムにより同種
の電子メールシステムを搭載しているメールサーバから
受信メールを取得し、その受信メール中の送信元などの
必要な項目を抽出し、一覧表示させるように構成してい
る。この構成では、複数の電子メールシステムについて
受信メールを一括して取得し、一覧表示させることがで
きるものの、受信メール(メール本体)を受信して閲覧
する点、複数の電子メールシステムを利用して電子メー
ルを送信する点、電子メールを送信する際の送信元アド
レスを変更する点などについては何ら開示されておら
ず、前述した問題点を何ら解決できるものではなかっ
た。
【0009】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、複数のメールボックス(メールアドレス)
を持つ場合であっても、複数のメールアドレスをユーザ
の要求に応じて有効に利用すると共に、メールサーバへ
の接続時間及び通信コストの低下、設定の煩雑さの解消
を実現することが可能なメールエージェント装置、メー
ル配信方法、メール配信プログラムを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、メールサーバ
と端末との間のメール送受信を仲介するメールエージェ
ント装置であって、端末がメール送受信するメールサー
バにアクセスするために必要なアクセスデータを記憶す
るアクセスデータ記憶手段と、端末からメール一覧取得
要求を受信する一覧取得要求手段と、前記一覧取得要求
手段によってメール一覧取得要求を受信した場合に、要
求元の端末に対応する前記アクセスデータ記憶手段に記
憶されたアクセスデータをもとに、メールサーバよりメ
ール一覧データを取得するメール一覧データ取得手段
と、前記メール一覧データ取得手段によって取得された
メール一覧データを、前記端末に送信するためのプロト
コルに応じてデータ変換するメール一覧データ変換手段
と、前記メール一覧データ変換手段によって変換された
メール一覧データを前記プロトコルにより送信して、前
記端末においてメール一覧を表示させるメール一覧表示
手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
メールシステム構成を示すブロック図である。図1に示
すように、本実施形態におけるメールシステムには、メ
ールエージェント装置10が設けられている。メールエ
ージェント装置10は、1人のユーザが複数のメールア
ドレスを持つ場合に、それらを統一してメールの送受信
を効果的に実行する機能を搭載している。メールエージ
ェント装置10は、社内LANに設けられており、外部
とのネットワーク(交換網15の回線)と接続されたア
クセス装置としての機能を有しているものとする。
【0012】図1では、ユーザが使用する無線通信機能
を有する通信端末12によってメールの送受信が実行さ
れるものとする。通信端末12は、携帯電話やPHS
(personal handyphone system)における基地局14、
ISDN(Integrated Services Digital Network)な
どの交換網15を通じて、メールエージェント装置10
にアクセスし、社内LANに接続されたメールサーバ1
6,17が管理する電子メールを送受信するものとす
る。すなわち、通信端末12のユーザは、メールサーバ
16のメールボックス16aに対応するメールアドレス
と、メールサーバ17のメールボックス17aに対応す
るメールアドレスとを有しているものとする。
【0013】また、メールエージェント装置10は、外
部のネットワークとしてインターネット18と接続され
ている。従って、通信端末12のユーザは、インターネ
ット18と接続されたメールサーバ19のメールボック
ス19aのメールアドレスを有している場合にも、メー
ルエージェント装置10を通じてメールサーバ19との
間でメールの送受信を実行することができる。また、通
信端末12は、交換網15を通じてインターネットプロ
バイダと接続し、インターネット18を通じてメールエ
ージェント装置10にアクセスすることもできる。
【0014】図1に示すメールシステムにおけるメール
エージェント装置10、通信端末12、メールサーバ1
6,17,19は、例えばCD−ROM、DVD、磁気
ディスク等の記録媒体に記録されたプログラムを読み込
み、このプログラムによって動作が制御されるコンピュ
ータによって実現される。
【0015】図2は、メールエージェント装置10のハ
ードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に
示すように、メールエージェント装置10は、プロセッ
サ20、不揮発性メモリ21、メモリ22、ネットワー
クコントローラ23、回線コントローラ24、及びクロ
ック26が設けられている。
【0016】プロセッサ20は、メールエージェント装
置10の全体の制御を司るもので、不揮発性メモリ21
に格納されたメールエージェントプログラムを実行する
ことで、後述する図3に示す各機能を実現して、後述す
る各段階での通信手順を実行する。例えば、通信手順に
は、(1)メール一覧取得、(2)メール閲覧、(3)
メール送信などがある。各通信手順の詳細については後
述する。
【0017】メモリ22は、プロセッサ20により実行
される処理に伴って各種データが記憶されるもので、例
えばネットワークコントローラ23、回線コントローラ
24を通じて受信したデータ、及びプログラム変数など
が記憶される。
【0018】ネットワークコントローラ23は、イーサ
ネット(登録商標)などのネットワーク27に対してデ
ータを送受信するためのインタフェースである。回線コ
ントローラ24は、交換網15の回線28に対してデー
タを送受信するためのインタフェースである。クロック
26は、装置全体の同期をとるためのクロック信号を発
生して、プロセッサ20の他各部に供給する。
【0019】図3は、図2に示すメールエージェント装
置10のハードウェア構成において、メールエージェン
トプログラムを実行することにより実現される機能構成
を示すブロック図である。図3に示すように、メールエ
ージェント装置10は、HTTP処理部30、POP処
理部32、メール一覧合成作成処理部34、データHT
ML変換処理部36、SMTP送信処理部40、SMT
P受信処理部42、及びデータ記憶部44の機能を有し
て構成されている。
【0020】HTTP処理部30は、HTTP(HyperT
ext Transfer Protocol)を使用してHTML(Hyper T
ext Markup Language)ファイルを通信端末12などに
転送して、通信端末12上で実行されるブラウザにより
表示させる。HTTP処理部30が転送するHTMLフ
ァイル(Webページ)には、メール一覧ページ、メー
ル内容ページを表示するためのファイルなどがある。
【0021】POP処理部32は、通信端末12からの
要求に応じて、通信端末12が持つメールアドレスに対
応する各メールサーバから、メール取得プロトコル(例
えばPOP(Post Office Protocol)3)などを使用し
て、受信メールの一覧データ、メールデータなどを取得
する。
【0022】メール一覧合成作成処理部34は、POP
処理部32によって取得された各メールサーバからの受
信メールの一覧データを1つに合成する。
【0023】データHTML変換処理部36は、メール
一覧合成作成処理部34によって合成された受信メール
の一覧データを、HTMLで記述したデータに変換す
る。データHTML変換処理部36によりHTMLに変
換された受信メールの一覧データは、HTTP処理部3
0によってメール一覧ページとして通信端末12に転送
される。
【0024】SMTP送信処理部40は、SMTP受信
処理部42によって受信されたメール送信要求に応じ
て、予め設定された情報に基づきメールの宛先アドレス
から適切なメールサーバを選択し、SMTP接続を行な
い、通信端末12からのメールデータを転送する。その
際、SMTP送信処理部40は、発信元メールアドレス
を、データ記憶部44に予め登録されているアドレス変
換テーブル44b(発信元アドレス記憶手段)を参照し
て、メールの発信元アドレスあるいは宛先アドレスに応
じて変更して送信する。
【0025】SMTP受信処理部42は、SMTP(Si
mple Mail Transfer Protocol)を使用して通信端末1
2などからメール送信要求とともにメールデータを受信
する。
【0026】データ記憶部44は、各処理部で実行され
る処理で用いられるデータが記憶されるもので、メール
エージェント装置10を通じてメールの送受信を実行す
る各ユーザに個別のユーザデータ44a、各ユーザから
の要求に応じて登録された送信メールの発信元アドレス
を変換する際に参照されるアドレス変換テーブル44b
などが登録される。ユーザデータ44aとアドレス変換
テーブル44bに登録されるデータの詳細については後
述する(図4参照)。
【0027】図4には、データ記憶部44に記憶される
ユーザデータ44aとアドレス変換テーブル44bのデ
ータ構成の一例を示している。図4(a)に示すユーザ
データ44aには、1人のユーザについてのデータを示
すもので、このユーザがメールエージェント装置10に
アクセスする際に必要となるログインデータ(ユーザI
D、パスワード)、このユーザが有しているメールアド
レスに対応するメールサーバにアクセスするために必要
なメールアクセスデータ(メールサーバアドレス、ユー
ザID、パスワード)が含まれている。図4(a)に示
すデータが、各ユーザのそれぞれについて登録されるも
のとする。
【0028】図4(b)に示すアドレス変換テーブル4
4bは、1人のユーザについてのデータを示すもので、
このユーザがメールエージェント装置10を通じてメー
ルを送信する場合に、この送信メールに設定すべき発信
元メールアドレスを、メールの発信元アドレスあるいは
宛先アドレスに対応づけて登録されている。図4(b)
のアドレス変換テーブル44bは、左側が宛先アドレ
ス、右側が発信元アドレスを示している。また、上段の
テーブルは、発信元アドレスが左側のものであった場合
に、発信元アドレスを対応する右側のものに変換すべき
であることを表し、下段のテーブルは、宛先アドレス
が、左側のものであった場合に、発信元アドレスを対応
する右側のものに変換すべきであることを表している。
図4(b)に示すデータが、各ユーザのそれぞれについ
て登録されるものとする。
【0029】なお、ユーザデータ44aとアドレス変換
テーブル44bに登録されるデータは、メールエージェ
ント装置10の管理者が各ユーザから取得して登録する
ようにしても良いし、ユーザが端末からネットワークを
通じて登録するようにしても良い。ネットワークを通じ
て登録させる場合には、メールエージェント装置10は
ユーザに対してデータ登録用のインタフェース(例え
ば、表示画面に対して直接データを入力できるようにす
る)を提供するものとする。
【0030】次に、本実施形態における動作について説
明する。通信端末12は、メールエージェント装置10
を通じてメールの送受信をするためには、メールエージ
ェント装置10への登録が予め必要となる。例えば、メ
ールエージェント装置10は、インターネット18を通
じてアクセスできるページを公開しており、このページ
を通じてユーザID、パスワードの登録を行うことがで
きる。最初のアクセス時には、デフォルトのユーザI
D、パスワードによりアクセスし、そこでユーザが任意
にユーザがユーザID、パスワードを登録することで、
HTTP処理部30を通じてユーザデータ44aにログ
インデータとして登録される。
【0031】それ以降、メールエージェント装置10
は、通信端末12が交換網15を通じて接続(ログイ
ン)する際に入力したログインデータ(ユーザID、パ
スワード)をもとにして、以下に説明するようにメール
一覧ページにアクセスしてきたユーザを認識することが
できる。
【0032】はじめに、通信端末12がメールエージェ
ント装置10を通じて受信メールの一覧を取得する処理
について説明する。図5は、メール一覧取得時のメール
エージェント装置10の各機能による処理の流れを示す
図、図6はメール一覧取得時の通信端末12とメールエ
ージェント装置10、メールエージェント装置10とメ
ールサーバの間のそれぞれの処理を説明するための図、
図7乃至図12はメール一覧取得及びメール閲覧時のメ
ールエージェント装置10の処理(HTTP処理部30
によるHTTP処理、POP処理部32によるPOP処
理)を説明するためのフローチャートである。なお、メ
ール閲覧時の処理については後述する。
【0033】まず、通信端末12は、メールエージェン
ト装置10にログインすることにより、ブラウザからメ
ール一覧取得要求をメールエージェント装置10に対し
て送信する(HTTP-REQ GET MAILLIST.HTML)。
【0034】メールエージェント装置10のHTTP処
理部30は、HTTPリクエスト要求を受信すると(図
7、ステップA1)、それがメール一覧要求であれば
(ステップA2)、POP処理部32へメール一覧取得
要求を行う(ステップA5)。
【0035】POP処理部32は、メール一覧取得要求
をHTTP処理部30から受信すると(図9(a)、ス
テップB1)、メール一覧取得要求元のユーザのユーザ
データ44aに登録されたメールアクセスデータを参照
して、このユーザが持つメールアドレスに対応するメー
ルサーバにPOP3により接続要求を行うと共に(POP3
CONNECT REQUEST)(ステップB3)、メールサーバへ
の要求がメール一覧データであることを設定する(ステ
ップB4)。なお、POP処理部32は、メールサーバ
と接続中であった場合には(ステップB2)、接続のた
めの手続きを省略して、後述する受信メールのメール数
確認要求を送信する処理を実行する(POP3 STAT)(図
10、ステップB19)。
【0036】POP処理部32は、接続要求に対して接
続OKの応答を受信すると(POP3 +OK)(図9(b)、
ステップB9)、ユーザデータ44aに登録された、こ
のメールサーバについてのユーザID(POP3 USER XXXX
X)によりユーザ認証要求を送信する(ステップB1
0)。ここで、ユーザ認証要求受信OKの応答、すなわ
ちパスワード要求を受信すると(POP3 +OK)(ステップ
B13)、POP処理部32は、ユーザデータ44aに
登録された、このメールサーバについてのパスワード
(POP3 PASS XXXXX)を送信する(ステップB14)。
【0037】なお、POP処理部32は、メールサーバ
との接続待ちの状態で接続エラーを受信した場合には
(ステップB11)、HTTP処理部30に接続エラー
を通知し、POP要求待ちの状態になる(ステップB1
2)。この場合、HTTP処理部30は、POP処理部
32から接続エラーを受信すると、通信端末12にメー
ルサーバへの接続失敗を通知する。
【0038】一方、メールサーバからの認証完了を受信
すると(POP3 +OK)(図10、ステップB15)、PO
P処理部32は、メールサーバに対する要求がメール一
覧データであることを設定している場合(ステップB1
6)、受信メールのメール数確認要求をメールサーバに
送信する(POP3 STAT)(ステップB19)。図6に示
す例では、メールサーバへのメール件数の問い合わせに
対して、20件の受信メールがあることが応答されてい
る(POP3 +OK 20)(図11(a)、ステップB2
1)。
【0039】なお、POP処理部32は、メールサーバ
から認証エラーを受信すると(-ERR)(ステップB1
7)、HTTP処理部30に接続エラーを通知し、PO
P要求待ちの状態になる(ステップB18)。この場
合、HTTP処理部30は、POP処理部32から認証
エラーを受信すると、通信端末12に認証エラーを通知
する。
【0040】POP処理部32は、メールサーバから受
信メール数の応答があると、このメール数分、メールの
メールIDを取得して、そのメールのヘッダ情報を取得
する処理を以下のようにして実行する。
【0041】POP処理部32は、メールサーバに対し
て1件目の受信メール(メール番号=1)のユーザID
の問い合わせを行うことにより(POP3 UIDL 1)(ステ
ップB22,B23)、メールサーバから1件目の受信
メールのメールIDを受信し(POP3 +OK 1234567890AB
C)(ステップB24)、このメールIDを保存する
(ステップB25)。
【0042】次に、POP処理部32は、1件目の受信
メールのメールヘッダ取得要求することにより(POP TO
P 1)(ステップB26)、この受信メールヘッダを受
信し(POP3 +OK <メールヘッダ>)(ステップB2
7)、このメールヘッダのデータを保存する(ステップ
B28)。メールヘッダには、送信元のメールアドレ
ス、宛先のメールアドレス、件名(SUBJECT)、添付フ
ァイルの有無など、メール一覧に表示することで受信メ
ールをユーザが把握のできるデータが含まれている。
【0043】POP処理部32は、メール番号をインク
リメント(+1)して(ステップB29)、現在のメー
ル番号がメール数よりも大きければ(ステップB3
0)、前述と同様にして次のメール番号の受信メールの
ユーザIDの問い合わせを行い(POP3 UIDL<メール番号
> )(ステップB31)、メールID、メールヘッダを
それぞれ受信して保存する(ステップB24〜B2
9)。
【0044】POP処理部32は、前述した処理を受信
メール数分、すなわちメール番号が受信メール数と同じ
になるまで実行する(ステップB30)。なお、図6に
示す例では、20件分の受信メールについて実行するこ
とになる。これにより、受信メール一覧データを取得す
ることができる。
【0045】POP処理部32は、メール一覧データの
取得を完了すると、HTTP処理部30に対してメール
一覧取得完了通知を送信する(ステップB34)と共
に、受信したメール一覧データをメール一覧合成作成処
理部34に提供する。
【0046】HTTP処理部30は、POP処理部32
からメール一覧取得完了通知を受信すると(図8、ステ
ップA8)、メール一覧合成作成処理部34によってメ
ール一覧を合成させる。メール一覧合成作成処理部34
は、POP処理部32から取得したメール一覧データを
対象にしてメール一覧データを合成して、データHTM
L変換処理部36に提供する(ステップA9)。
【0047】なお、図6では、1つのメールサーバに対
する処理のみを示しているが、HTTP処理部30は、
ユーザデータ44aに複数のメールアクセスデータが登
録されている場合、すなわちユーザが複数の異なるメー
ルサーバのメールアドレスを所有している場合には(ス
テップA10)、POP処理部32に対してメールサー
バを変えてメール一覧要求をして前述と同様に処理を実
行させて、それぞれのメールサーバからメール一覧デー
タを取得し、それら複数のメールサーバからのメール一
覧データを全て合成して、HTML変換して通信端末1
2に送信する(ステップA11)。
【0048】一方、HTTP処理部30は、メール一覧
データを取得する他のメールサーバが無ければ(全ての
メールサーバからメール一覧データの取得を完了すれ
ば)、データHTML変換処理部36によりメール一覧
データをHTML変換させる(ステップA12)。デー
タHTML変換処理部36は、メール一覧合成作成処理
部34によって合成されたメール一覧データを、通信端
末12のブラウザによって表示されるようにHTML変
換する。
【0049】HTTP処理部30は、データHTML変
換処理部36によってHTML変換されたメール一覧デ
ータを、通信端末12からのメール一覧取得要求に対す
る応答として通信端末12に対してHTTPプロトコル
により送信する(HTTP-RES<メール一覧データHTML>)
(ステップA13)。
【0050】一方、POP処理部32は、POP切断要
求をメールサーバに送信し(POP3 QUIT)(ステップB
35)、これに対して切断完了を受信すると(+OK)
(ステップB36)、POP要求待ちの状態になり、メ
ール一覧データ取得の処理を完了する。なお、POP切
断要求に対してエラーを受信した場合も(-ERR)(ステ
ップB37)、POP要求待ちの状態になる。
【0051】なお、POP処理部32は、メールサーバ
からのメール一覧取得の状態でエラーを受信した場合に
は(-ERR)(ステップB32)、HTTP処理部30に
メール一覧取得エラーを通知し、POP要求待ちの状態
になる(ステップB33)。この場合、HTTP処理部
30は、POP処理部32からメール一覧取得エラーを
受信すると、通信端末12にメールサーバからのメール
一覧取得失敗を通知する。
【0052】図13(a)には、HTTP処理部30か
ら通信端末12に対して送信されるメール一覧表示の一
例(ブラウザ画面)を示している。図13(a)に示す
ように、受信メール毎に(1,2,3,…)、メールサ
ーバから受信したメールヘッダに含まれる件名(SUBJEC
T)と差出人のメールアドレスとが一覧表示される。
【0053】通信端末12では、メールエージェント装
置10にアクセスするだけで、ブラウザ画面中にユーザ
が保持している(メールエージェント装置10のユーザ
データ44aに登録している)メールアドレス宛の受信
メールの一覧が表示される。このメール一覧では、ユー
ザが複数のメールアドレスを保持していれば、それら複
数のメールアドレス宛の受信メール全てを含んで一覧表
示される。このため、通信端末12のユーザは、複数の
メールアドレスのそれぞれに対応するメールサーバにア
クセスして、受信メールのチェックを行う必要がなく、
作業が繁雑になることがない。また、メールエージェン
ト装置10のユーザデータ44aに対するメールアクセ
スデータの登録だけで良いので設定の煩雑さなどはな
い。さらに、複数のメールサーバにアクセスする場合と
比較して、通信時間を大幅に短縮することができ、これ
により通信コストの低下を図ることができる。
【0054】次に、通信端末12がブラウザ画面に表示
されたメール一覧を通じて、メール閲覧をする処理につ
いて説明する。図14は、メール閲覧時のメールエージ
ェント装置10の各機能による処理の流れを示す図、図
15はメール閲覧時の通信端末12とメールエージェン
ト装置10、メールエージェント装置10とメールサー
バの間のそれぞれの処理を説明するための図である。な
お、メール閲覧時のメールエージェント装置10の処理
(HTTP処理、POP処理)は、図7乃至図10、及
び図12に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0055】図13に示すメール一覧ページは、HTM
Lによって記述されており、ユーザが任意の番号のメー
ルを選択(マウスなどによるクリック操作)すること
で、メール閲覧要求がメールエージェント装置10に送
信される。
【0056】ここでは、通信端末12は、メール一覧ペ
ージにおいて10番目のメールが選択されたものとす
る。通信端末12は、ブラウザからメール閲覧要求を、
選択されたメール番号(No.10)と共にメールエー
ジェント装置10に対して送信する(HTTP-REQ GET MAI
LBODY,HTML?MAILNO=10)。
【0057】メールエージェント装置10のHTTP処
理部30は、HTTPリクエスト要求を受信すると(図
7、ステップA1)、それがメール閲覧要求(メールデ
ータ取得要求)であれば(ステップA3)、メール番号
をもとに、メール閲覧要求を送信してメールデータを取
得すべきメールサーバを選択し(ステップA6)、PO
P処理部32へメール閲覧要求を行う(ステップA
7)。
【0058】なお、HTTP処理部30は、HTTPリ
クエスト要求を受信した際に、メール一覧要求、メール
閲覧要求の何れでもない場合には(ステップA2,A
3)、通信端末12においてエラーを表示させて、HT
TPリクエスト要求待ちの状態となる(ステップA
4)。
【0059】POP処理部32は、メール閲覧要求(メ
ールデータ取得要求)をHTTP処理部30から受信す
ると(図9、ステップB5)、メール閲覧要求元のユー
ザのユーザデータ44aに登録されたメールアクセスデ
ータを参照して、このユーザが持つメールアドレスに対
応するメールサーバにPOP3により接続要求を行うと
共に(POP3 CONNECT REQUEST)(ステップB7)、メー
ルサーバへの要求がメールデータ取得であることを設定
する(ステップB8)。なお、POP処理部32は、メ
ールサーバと接続中であった場合には(ステップB
6)、接続のための手続きを省略して、後述するメール
データ取得要求を送信する処理の前段階の処理として受
信メールのメール数確認要求を実行する(POP3 STAT)
(図10、ステップB20)。
【0060】以下、POP処理部32は、前述したメー
ル一覧データ取得の場合と同様にして、ユーザID(PO
P3 USER XXXXX)、パスワード(POP3 PASS XXXXX)を送
信することによって認証を受ける(図9、ステップB9
〜B12、図10、B13〜B15、B17〜B1
8)。
【0061】メールサーバからの認証完了を受信すると
(POP3 +OK)(図10、ステップB15)、POP処理
部32は、メールサーバに対する要求がメール閲覧であ
ることを設定している場合(メール一覧でない場合)
(ステップB16)、メールデータ取得の前段の処理と
して受信メールのメール数確認要求をメールサーバに送
信する(POP3 STAT)(ステップB20)。図15に示
す例では、メールサーバへのメール件数の問い合わせに
対して、20件の受信メールがあることが応答されてい
る(POP3 +OK 20)(図12、ステップB38)。すな
わち、メール一覧中から閲覧対象として選択されたメー
ルが実際にメールサーバにあるか確認するために、ここ
で最新の受信メールの件数とそれぞれのメールIDとを
取得する。例えば、通信端末12においてブラウザによ
りメール一覧を表示している間に、他の通信端末(パー
ソナルコンピュータなど)により既にメールサーバから
メールが受信され、メールサーバにメールデータがない
場合などに備えて、ここで最新の受信メールの件数とそ
れぞれのメールIDとを取得して確認する。
【0062】POP処理部32は、メールサーバから受
信メール数の応答があると、このメール数分、メールの
メールIDを取得して、そのメールのヘッダ情報を取得
する処理を以下のようにして実行する。
【0063】POP処理部32は、メールサーバに対し
て1件目の受信メール(メール番号=1)のユーザID
の問い合わせを行うことにより(POP3 UIDL 1)(ステ
ップB39,B40)、メールサーバから1件目の受信
メールのメールIDを受信し(POP3 +OK 1234567890AB
C)(ステップB41)、このメールIDを保存する
(ステップB42)。
【0064】POP処理部32は、メール番号をインク
リメント(+1)して(ステップB43)、現在のメー
ル番号がメール数よりも大きければ(ステップB4
4)、前述と同様にして次のメール番号の受信メールの
ユーザIDの問い合わせを行い(POP3 UIDL<メール番号
> )(ステップB45)、メールIDを受信して保存す
る(ステップB41〜B43)。
【0065】POP処理部32は、前述した処理を受信
メール数分、すなわちメール番号が受信メール数と同じ
になるまで実行する(ステップB44)。なお、図15
に示す例では、20件分の受信メールについて実行する
ことになる。
【0066】POP処理部32は、全ての受信メールの
メールID取得を完了すると、このメールサーバから受
信したメールIDの何れかと、通信端末12からのメー
ル閲覧要求で指定されたメール番号のメールIDとが一
致するかを判別する(ステップB46)。ここで、一致
するメールIDがあった場合、POP処理部32は、メ
ールサーバに閲覧要求されたメールのメールデータが存
在するものとして、メールサーバに対してメール取得要
求を送信する(POP3 RETR<メール番号>)(ステップB
47)。なお、一致するメールIDがなかった場合、P
OP処理部32は、HTTP処理部30に対してエラー
を通知する(ステップB48)。
【0067】一方、POP処理部32は、メールサーバ
に対するメール取得要求に対して、メールデータを受信
すると(POP3 +OK<メールデータ>)(ステップB4
9)、このメールデータを保存し(ステップB50)、
HTTP処理部30に対してメールデータ取得完了通知
を送信する(ステップB51)と共に、受信したメール
データをデータHTML変換処理部36に提供する。
【0068】HTTP処理部30は、POP処理部32
からメールデータ取得完了通知を受信すると(図8、ス
テップA14)、データHTML変換処理部36によっ
てメールデータをHTML変換させる(ステップA1
5)。データHTML変換処理部36は、POP処理部
32を通じて取得したメールデータを、通信端末12の
ブラウザによって表示されるようにHTML変換する。
【0069】HTTP処理部30は、データHTML変
換処理部36によってHTML変換されたメール内容デ
ータを、通信端末12からのメール閲覧要求に対する応
答として通信端末12に対してHTTPプロトコルによ
り送信する(HTTP-RES<メール内容データHTML>)(ステ
ップA16)。
【0070】なお、図15では、1つのメールサーバに
対する処理を示しているが、HTTP処理部30は、メ
ール一覧において複数の異なるメールサーバからメール
一覧データを取得し、メール一覧データを全て合成して
通信端末12に送信していたとしても、メール一覧から
選択された閲覧対象とするメールに対応するメールサー
バに対してのみメールデータを取得するための処理を実
行する。このため、ユーザが閲覧を希望しているメール
のメールデータの取得は短時間で処理が完了する。
【0071】一方、POP処理部32は、POP切断要
求をメールサーバに送信し(POP3 QUIT)(ステップB
52)、これに対して切断完了を受信すると(+OK)
(図11(b)、ステップB36)、POP要求待ちの
状態になり、メールデータ取得の処理を完了する。な
お、POP切断要求に対してエラーを受信した場合も
(-ERR)(ステップB37)、POP要求待ちの状態に
なる。
【0072】なお、POP処理部32は、メールサーバ
からのメール取得の状態でエラーを受信した場合には
(-ERR)(ステップB53)、HTTP処理部30にメ
ール取得エラーを通知し、POP要求待ちの状態になる
(ステップB54)。この場合、HTTP処理部30
は、POP処理部32からメール取得エラーを受信する
と、通信端末12にメールサーバからのメール取得失敗
を通知する。
【0073】図13(b)には、HTTP処理部30か
ら通信端末12に対して送信されるメール内容表示の一
例(ブラウザ画面)を示している。図13(b)に示す
ように、例えば、メールサーバから受信したメールデー
タ(ヘッダ)に含まれる件名(SUBJECT)と差出人と宛
先のメールアドレスと共に、図中の矩形枠内においてメ
ール内容(メール本文)が表示される。図13(b)に
示すメール内容ページは、HTMLによって記述され、
「メール一覧に戻る」ボタンが設けられてメール一覧ペ
ージとリンクされている。従って、「メール一覧に戻
る」ボタンに対する操作(マウスなどによるクリック)
がされることで、通信端末12には図13(a)に示す
受信メール一覧ページが表示される。ユーザは、受信メ
ール一覧から任意の受信メールを選択することで、前述
と同様にして簡単に他の受信メールを閲覧することがで
きる。この際、メール一覧から選択したメール内容のみ
がメールエージェント装置10から送信されるので、交
換網15、基地局14との通信速度が低速であったとし
ても、閲覧できるまでに要する時間は短くて済む。
【0074】次に、通信端末12がメールエージェント
装置10を通じてメールを送信する処理について説明す
る。メールエージェント装置10を通じてメールを送信
することで、発信元アドレスあるいは宛先アドレスに応
じて、予め設定された発信元アドレスに変更して送信す
ることができる。
【0075】図16は、メール送信時のメールエージェ
ント装置10の各機能による処理の流れを示す図、図1
7はメール送信時の通信端末12とメールエージェント
装置10、メールエージェント装置10とメールサーバ
の間のそれぞれの処理を説明するための図、図18乃至
図21はメール送信時のメールエージェント装置10の
処理(SMTP受信処理部42によるSMTP受信処
理、SMTP送信処理部40によるSMTP送信処理)
を説明するためのフローチャートである。
【0076】なお、通信端末12のユーザは、メールエ
ージェント装置10に対して、送信メールの発信元アド
レスに応じて、ユーザが持っている複数のメールアドレ
スのうち、何れの発信元アドレスに書き換えるかを、ア
ドレス変換テーブル44bへ予め登録しているものとす
る(図4(b)に示す上段のデータ)。
【0077】まず、通信端末12は、メールプログラム
により作成されたメール、すなわち宛先アドレス、送信
元アドレス、件名(SUBJECT)、メール内容を含むメー
ルを送信するために、メールエージェント装置10に対
して、SMTPにより接続要求(メール送信要求)を送
信する(SMTP CONNECT)。
【0078】メールエージェント装置10のSMTP受
信処理部42は、通信端末12から接続要求を受信する
と(図18(a)、ステップC1)、接続完了通知を通
信端末12に送信する(SMTP 2xx)(ステップC2)。
【0079】通信端末12は、接続要求に対して接続完
了通知を受信すると、メールサーバ確認要求を送信する
(SMTP HELO)。SMTP受信処理部42は、通信端末
12からのメールサーバ確認要求を受信すると(図18
(b)、ステップC3)、この要求に対してメールサー
バ名を通知する(SMTP 2xx<メールサーバ名>)(ステッ
プC4)。ここでの、メールサーバ名の通知は、メール
エージェント自身の名称「Mail Agent」を通知するもの
とする。
【0080】SMTP受信処理部42は、メールサーバ
確認通知に応じて、通信端末12から送信される発信元
アドレスを受信すると(SMTP MAIL FROM:<(発信元)メ
ールアドレス>)(ステップC5)、この発信元アドレ
スを保存し(ステップC6)、発信元アドレスの受け付
け完了を通信端末12に通知する(SMTP 2xx)(ステッ
プC7)。ここでは、例えば、通信端末12から送信メ
ールの発信元アドレスが「xxxx@yyy.com」であることが
通知されたものとする。
【0081】また、SMTP受信処理部42は、発信元
アドレスに続いて通信端末12から送信される宛先アド
レスを受信すると(SMTP RCPT TO:<(宛先)メールアド
レス>)(ステップC8)、この宛先アドレスを保存し
(ステップC9)、宛先アドレスの受け付け完了を通信
端末12に通知し(SMTP 2xx)(ステップC10)、デ
ータ受信待ちの状態となる。ここでは、例えば、通信端
末12から送信メールの宛先アドレスが「aaa@bbb.co.j
p」であることが通知されたものとする。
【0082】データ受信待ちの状態でSMTP受信処理
部42は、通信端末12からデータ送信要求を受信する
と(SMTP DATA)(図19(a)、ステップC13)、
SMTP送信処理部40に対して、メールサーバへの接
続要求(メール送信要求)を行い(ステップC14)、
データ送信接続待ち状態となる。
【0083】なお、SMTP受信処理部42は、データ
受信待ちの状態で通信端末12から接続切断の応答を受
信した場合(SMTP QUIT)(ステップC15)、接続を
終了して切断完了通知を通信端末12に応答する(ステ
ップC16)。
【0084】SMTP送信処理部40は、SMTP受信
処理部42からメールサーバへの接続要求(メール送信
要求)を受信すると(図20(a)、ステップD1)、
メールサーバ(例えばメールサーバ17)へ接続要求
(メール送信要求)を送信して(SMTP CONNECT)(ステ
ップD2)、SMTP接続完了待ちの状態となる。
【0085】SMTP送信処理部40は、メールサーバ
からサーバ接続完了(SMTP 2xx)を受信すると(図20
(b)、ステップD3)、メールサーバに対して確認要
求を送信する(SMTP HELO)(ステップD4)。ここ
で、SMTP送信処理部40は、接続エラーを受信する
と(ステップD5)、SMTP受信処理部42に対して
メールサーバとの切断を通知する(ステップD6)。
【0086】一方、SMTP送信処理部40は、メール
サーバから確認の応答を受信すると(SMTP 2xx<メール
サーバ名>)(図20(c)、ステップD7)、アドレ
ス変換テーブル44bを参照して通信端末12から通知
された宛先アドレスに応じて、発信元アドレスを書き換
えた後(ステップD8)、メールサーバに対して発信元
アドレスを送信する(SMTP MAIL FROM:<メールアドレス
>)(ステップD9)。
【0087】例えば、通信端末12からは宛先アドレス
「aaa@bbb.co.jp」が受信されているので、図4(b)
に示すアドレス変換テーブル44bの下段に登録された
データをもとに、宛先アドレス「aaa@bbb.co.jp」に対
応する「zzzz@www.com」に発信元アドレスを書き換えた
後に送信する。従って、アドレス変換テーブル44bに
予め発信元アドレス書き換えのためのデータを登録して
おくことで、送信メールを作成する際に設定した宛先ア
ドレスに応じた、所定の発信元アドレスを指定してメー
ルを送信することができる。
【0088】なお、SMTP送信処理部40は、SMT
Pサーバ確認待ちの状態でメールサーバから接続切断の
応答を受信すると(ステップD10)、SMTP受信処
理部42に対してメールサーバとの切断を通知する(ス
テップD11)。
【0089】一方、SMTP送信処理部40は、メール
サーバに対する発信元アドレスの送信に応じて、発信元
アドレスの受け付け受信の応答があると(SMTP 2xx)
(図20(d)、ステップD12)、送信メールの宛先
アドレスをメールサーバに送信する(SMTP RCPT TO:<メ
ールアドレス>)(ステップD14)。例えば、通信端
末12からは宛先アドレス「aaa@bbb.co.jp」が受信さ
れているので、この宛先アドレスをメールサーバに対し
て送信する。
【0090】なお、SMTP送信処理部40は、SMT
Pサーバ発信元アドレス送信の状態でメールサーバから
接続切断の応答を受信すると(ステップD15)、SM
TP受信処理部42に対してメールサーバとの切断を通
知する(ステップD16)。
【0091】一方、SMTP送信処理部40は、メール
サーバに対する宛先アドレスの送信に応じて、宛先アド
レスの受け付け受信の応答があると(SMTP 2xx)(図2
1(a)、ステップD17)、メールデータ(メール内
容のデータ)の送信要求をメールサーバに送信する(SM
TP DATA)(ステップD18)。
【0092】なお、SMTP送信処理部40は、SMT
Pサーバ宛先アドレス送信の状態でメールサーバから接
続切断の応答を受信すると(ステップD19)、SMT
P受信処理部42に対してメールサーバとの切断を通知
する(ステップD20)。
【0093】一方、SMTP送信処理部40は、メール
サーバに対するデータ送信要求の送信に応じて、データ
送信受け付け受信の応答があると(SMTP 2xx)(図21
(b)、ステップD21)、SMTP受信処理部42に
対してサーバ接続完了通知を送信する(ステップD2
2)。
【0094】なお、SMTP送信処理部40は、SMT
Pデータ送信の状態でメールサーバから接続切断の応答
を受信すると(ステップD23)、SMTP受信処理部
42に対してメールサーバとの切断を通知する(ステッ
プD24)。
【0095】次に、SMTP受信処理部42は、メール
サーバへの接続要求(メール送信要求)をした後のデー
タ送信接続待ち状態にある時に、SMTP送信処理部4
0からSMTP送信処理接続完了通知を受信すると(図
19(b)、ステップC17)、通信端末12に対して
データ送信待ちを送信し(SMTP 2xx)(ステップC1
8)、データ送信待ちの状態となる。
【0096】なお、データ送信接続待ちの状態にある時
に、SMTP送信処理部40からSMTP送信処理接続
エラー通知を受信すると(ステップC19)、SMTP
受信処理部42は、データ送信拒否通知を通信端末12
に対して送信する(ステップC20)。
【0097】データ送信待ちの状態で通信端末12から
メールデータを受信すると(図19(c)、ステップC
21)、SMTP受信処理部42は、SMTP送信処理
部40に対してメールデータを転送する(ステップC2
2)。メールデータは、SMTP送信処理部40を通じ
てメールサーバに転送される。
【0098】こうして、発信元アドレス、宛先アドレス
に続いて、メールデータをメールサーバに対して送信す
る。
【0099】なお、SMTP受信処理部42は、通信端
末12からメールデータの送信完了の通知を受信すると
(図19(c)、ステップC23)、SMTP送信処理
部40にメールデータ完了を通知する(ステップC2
4)。SMTP送信処理部40は、SMTP受信処理部
42からのメールデータ完了の通知を受信すると、メー
ルデータのメールサーバへの転送を終了する。
【0100】また、SMTP受信処理部42は、通信端
末12からメールデータ受信中止要求の通知を受信する
と(ステップC25)、SMTP送信処理部40にメー
ルデータ中止を通知する(ステップC26)。SMTP
送信処理部40は、SMTP受信処理部42からのメー
ルデータ中止の通知を受信すると、メールデータのメー
ルサーバへの転送を終了する。
【0101】SMTP受信処理部42は、通信端末12
からメールデータの送信完了に伴って、接続切断の要求
を受信すると(SMTP QUIT)(図18(b)、ステップ
C11)、通信端末12に対して切断完了を通知すると
共に(SMTP 2xx)(ステップC12)、SMTP送信処
理部40に対して切断要求を送信する。SMTP送信処
理部40は、SMTPデータ送信中の状態にあるとき
に、SMTP受信処理部42より切断要求を受信すると
(図21(c)、ステップD25)、メールサーバに対
してサーバ切断要求を送信し(SMTP QUIT)(ステップ
D26)、SMTP切断待ちの状態となる。SMTP送
信処理部40は、SMTP切断待ちの状態の時に、デー
タ送信受け付けをメールサーバから受信すすると(SMTP
2xx)(図21(d)、ステップD29)、SMTP接
続待ちの状態となり一連の処理を終了する。
【0102】なお、SMTP送信処理部40は、SMT
Pデータ送信中の状態にあるときに、メールサーバから
接続切断を受信すると(図21(c)、ステップD2
7)、SMTP受信処理部42に対してサーバ切断通知
を送信し(ステップD28)、SMTP接続待ちの状態
となる。
【0103】こうして、メールエージェント装置10を
通じてメールを送信することにより、通信端末12のユ
ーザが複数のメールアドレスを有している場合であって
も、各メールアドレスに対応するメールサーバにそれぞ
れ接続して、メールを送信する必要がない。また、メー
ルエージェント装置10のアドレス変換テーブル44b
に、送信メールの発信元アドレスを書き換えるためのデ
ータを予め登録しておくことで、ユーザが希望する発信
元アドレスによってメールを送信することができる。
【0104】なお、前述した図17をもとにして説明し
たメール送信の処理では、通信端末12からの送信メー
ルの宛先アドレスに応じて、図4(b)に示すアドレス
変換テーブル44bの下段に登録されたテーブルの内容
に従って発信元アドレスを書き換える場合について説明
しているが、前述と同様にして、アドレス変換テーブル
44bの上段に登録されたテーブルの内容に従って発信
元アドレスを所定の他の発信元アドレスを書き換えるこ
ともできる。アドレス変換テーブル44bを参照して発
信元あるいは宛先の何れのアドレスに応じて書き換えを
行うかは、通信端末12の利用者が予めメールエージェ
ント装置10に対して登録しておくようにしても良い
し、メール送信時に指定するようにしても良い。また、
アドレス変換テーブル44bに登録された上段下段の両
方を利用して発信元アドレスの書き換えを行うようにし
ても良い。
【0105】また、前述した説明では、図5、図14、
図16においては、メールエージェント装置10が設置
された社内LANにあるメールサーバ16,17のみを
示しているが、メールエージェント装置10は、インタ
ーネット18とも接続されているので、インターネット
18を通じて他のメールサーバ19と通信端末12の間
でのメール送受信を仲介することができる。
【0106】また、前述した説明では、メールエージェ
ント装置10を企業内LANのアクセス装置として利用
する場合を例にして説明しているが、その他にも、前述
したメールエージェント装置10が有するメールエージ
ェント機能を搭載したルータ、CATVアダプタ、ター
ミナルアダプタ、ADSLアダプタ等の回線と宅内ネッ
トワークとの接続装置に応用することができる。
【0107】また、メール通信端末に、メールエージェ
ント機能を搭載して、端末単体で実現することも可能で
ある。
【0108】また、携帯端末などの文字表示数が少ない
端末を使用する時に、携帯端末の中継装置にメールエー
ジェント機能を搭載しておくことによって、表示数が少
なくデータ通信速度が比較的低速な場合でもインターネ
ットメールなどの多量文字数のメールを閲覧することが
でき、接続先を意識することなく複数のメール管理が1
つの端末で使用することも可能となる。
【0109】また、前述した説明では。メールの送受信
をする際に、POP及びSMTPを元いるものとしてい
るが、他のプロトコルを用いることも可能である。ま
た、メール一覧をHTMLによって記述するものとして
いるが、他のページ記述言語(XMLなど)を用いるこ
とも可能である。
【0110】また、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に提供することができる。また、通信媒体によ
り伝送して各種装置に提供することも可能である。本装
置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプ
ログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラ
ムを受信し、このプログラムによって動作が制御される
ことにより、上述した処理を実行する。
【0111】また、本願発明は、前述した実施形態に限
定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱し
ない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前
記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示
される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより
種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示され
る全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても効果
が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が
発明として抽出され得る。
【0112】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数のメールボックス(メールアドレス)を持つ場合であ
っても、複数のメールアドレスをユーザの要求に応じて
有効に利用すると共に、メールサーバへの接続時間及び
通信コストの低下、設定の煩雑さの解消を実現すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係わるメールシステム構成を示す
ブロック図。
【図2】メールエージェント装置10のハードウェア構
成の一例を示すブロック図。
【図3】図2に示すメールエージェント装置10のハー
ドウェア構成において、メールエージェントプログラム
を実行することにより実現される機能構成を示すブロッ
ク図。
【図4】データ記憶部44に記憶されるユーザデータ4
4aとアドレス変換テーブル44bのデータ構成の一例
を示す図。
【図5】メール一覧取得及びメール閲覧時のメールエー
ジェント装置10の各機能による処理の流れを示す図。
【図6】メール一覧取得及びメール閲覧時の通信端末1
2とメールエージェント装置10、メールエージェント
装置10とメールサーバの間のそれぞれの処理を説明す
るための図。
【図7】メール一覧取得及びメール閲覧時のHTTP処
理部30によるHTTP処理を説明するためのフローチ
ャート。
【図8】メール一覧取得及びメール閲覧時のHTTP処
理部30によるHTTP処理を説明するためのフローチ
ャート。
【図9】メール一覧取得及びメール閲覧時のPOP処理
部32によるPOP処理を説明するためのフローチャー
ト。
【図10】メール一覧取得及びメール閲覧時のPOP処
理部32によるPOP処理を説明するためのフローチャ
ート。
【図11】メール一覧取得及びメール閲覧時のPOP処
理部32によるPOP処理を説明するためのフローチャ
ート。
【図12】メール一覧取得及びメール閲覧時のPOP処
理部32によるPOP処理を説明するためのフローチャ
ート。
【図13】メール一覧とメール閲覧の際に表示されるペ
ージの一例を示す図。
【図14】メール閲覧時のメールエージェント装置10
の各機能による処理の流れを示す図。
【図15】メール閲覧時の通信端末12とメールエージ
ェント装置10、メールエージェント装置10とメール
サーバの間のそれぞれの処理を説明するための図。
【図16】メール送信時のメールエージェント装置10
の各機能による処理の流れを示す図。
【図17】メール送信時の通信端末12とメールエージ
ェント装置10、メールエージェント装置10とメール
サーバの間のそれぞれの処理を説明するための図。
【図18】メール送信時のSMTP受信処理部42によ
るSMTP受信処理を説明するためのフローチャート。
【図19】メール送信時のSMTP受信処理部42によ
るSMTP受信処理を説明するためのフローチャート。
【図20】メール送信時のSMTP送信処理部40によ
るSMTP送信処理を説明するためのフローチャート。
【図21】メール送信時のSMTP送信処理部40によ
るSMTP送信処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
10…メールエージェント装置 12…通信端末 14…基地局 15…交換網 16,17,19…メールサーバ 16a,17a,19a…メールボックス 18…インターネット 20…プロセッサ 21…不揮発性メモリ 22…メモリ 23…ネットワークコントローラ 24…回線コントローラ 25…バス 26…クロック 27…ネットワーク 28…回線 30…HTTP処理部 32…POP処理部 34…メール一覧合成作成処理部 36…データHTML変換処理部 40…SMTP送信処理部 42…SMTP受信処理部 44…データ記憶部 44a…ユーザデータ 44b…アドレス変換テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メールサーバと端末との間のメール送受
    信を仲介するメールエージェント装置であって、 端末がメール送受信するメールサーバにアクセスするた
    めに必要なアクセスデータを記憶するアクセスデータ記
    憶手段と、 端末からメール一覧取得要求を受信する一覧取得要求手
    段と、 前記一覧取得要求手段によってメール一覧取得要求を受
    信した場合に、要求元の端末に対応する前記アクセスデ
    ータ記憶手段に記憶されたアクセスデータをもとに、メ
    ールサーバよりメール一覧データを取得するメール一覧
    データ取得手段と、 前記メール一覧データ取得手段によって取得されたメー
    ル一覧データを、前記端末に送信するためのプロトコル
    に応じてデータ変換するメール一覧データ変換手段と、 前記メール一覧データ変換手段によって変換されたメー
    ル一覧データを前記プロトコルにより送信して、前記端
    末においてメール一覧を表示させるメール一覧表示手段
    とを具備したことを特徴とするメールエージェント装
    置。
  2. 【請求項2】 前記メール一覧データ取得手段は、前記
    端末がメール送受信するメールサーバが複数ある場合
    に、複数のメールサーバからメール一覧データを取得
    し、 前記メール一覧データ取得手段によって複数のメールサ
    ーバから取得されたメール一覧データを合成するメール
    一覧合成作成手段を具備したことを特徴とする請求項1
    記載のメールエージェント装置。
  3. 【請求項3】 前記メール一覧表示手段によって前記端
    末において表示されたメール一覧中からメールが選択さ
    れることにより、前記端末から当該メールに対するメー
    ル閲覧要求を受信する閲覧要求取得手段と、 前記閲覧要求取得手段によってメール閲覧要求が取得さ
    れた当該メールのメールデータを、当該メールに対応す
    るメールサーバから取得するメールデータ取得手段と、 前記メールデータ取得手段によって取得されたメールデ
    ータを、前記端末に送信するためのプロトコルに応じて
    データ変換するメールデータ変換手段と、 前記メールデータ変換手段によって変換されたメールデ
    ータを前記プロトコルにより送信して、前記端末におい
    てメール内容を表示させるメール内容表示手段とを具備
    したことを特徴とする請求項1記載のメールエージェン
    ト装置。
  4. 【請求項4】 メールサーバと端末との間のメール送受
    信を仲介するメールエージェント装置であって、 端末が送信するメールに設定すべき発信元アドレスを記
    憶する発信元アドレス記憶手段と、 端末から宛先アドレス、発信元アドレスが指定されたメ
    ールの送信要求を取得するメール送信要求取得手段と、 前記メール送信要求取得手段により取得したメールの送
    信要求に応じて、この送信メールの発信元アドレスを前
    記発信元アドレス記憶手段に記憶された発信元アドレス
    に書き換えて送信するメール送信手段とを具備したこと
    を特徴とするメールエージェント装置。
  5. 【請求項5】 メールサーバと端末との間のメール送受
    信を仲介するメール配信方法であって、 端末がメール送受信するメールサーバにアクセスするた
    めに必要なアクセスデータを記憶するアクセスデータ記
    憶ステップと、 端末からメール一覧取得要求を受信する一覧取得要求ス
    テップと、 前記一覧取得要求ステップによってメール一覧取得要求
    を受信した場合に、要求元の端末に対応する前記アクセ
    スデータ記憶ステップにより記憶されたアクセスデータ
    をもとに、メールサーバよりメール一覧データを取得す
    るメール一覧データ取得ステップと、 前記メール一覧データ取得ステップによって取得された
    メール一覧データを、前記端末に送信するためのプロト
    コルに応じてデータ変換するメール一覧データ変換ステ
    ップと、 前記メール一覧データ変換ステップによって変換された
    メール一覧データを前記プロトコルにより送信して、前
    記端末においてメール一覧を表示させるメール一覧表示
    ステップとを有することを特徴とするメール配信方法。
  6. 【請求項6】 メールサーバと端末との間のメール送受
    信を仲介するメール配信プログラムであって、 コンピュータを、 端末がメール送受信するメールサーバにアクセスするた
    めに必要なアクセスデータを記憶するアクセスデータ記
    憶手段と、 端末からメール一覧取得要求を受信する一覧取得要求手
    段と、 前記一覧取得要求手段によってメール一覧取得要求を受
    信した場合に、要求元の端末に対応する前記アクセスデ
    ータ記憶手段に記憶されたアクセスデータをもとに、メ
    ールサーバよりメール一覧データを取得するメール一覧
    データ取得手段と、 前記メール一覧データ取得手段によって取得されたメー
    ル一覧データを、前記端末に送信するためのプロトコル
    に応じてデータ変換するメール一覧データ変換手段と、 前記メール一覧データ変換手段によって変換されたメー
    ル一覧データを前記プロトコルにより送信して、前記端
    末においてメール一覧を表示させるメール一覧表示手段
    とに機能させるためのメール配信プログラム。
JP2001218529A 2001-07-18 2001-07-18 メールエージェント装置、メール配信方法、メール配信プログラム Pending JP2003030116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001218529A JP2003030116A (ja) 2001-07-18 2001-07-18 メールエージェント装置、メール配信方法、メール配信プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001218529A JP2003030116A (ja) 2001-07-18 2001-07-18 メールエージェント装置、メール配信方法、メール配信プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003030116A true JP2003030116A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19052697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001218529A Pending JP2003030116A (ja) 2001-07-18 2001-07-18 メールエージェント装置、メール配信方法、メール配信プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003030116A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007087327A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Ntt Software Corp 電子メール処理プログラム
JP2007328690A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Fujitsu Ltd メール一覧表示プログラムおよびメール管理プログラム
JP2008252345A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Nec Corp トラヒック規制方法、中継システム、中継装置およびプログラム
WO2009063816A1 (ja) * 2007-11-14 2009-05-22 Ntt Docomo Inc. ウェブメール管理システム及びウェブメール管理方法
JP4804364B2 (ja) * 2005-01-13 2011-11-02 パナソニック株式会社 通信システム、端末機器および通信機器

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4804364B2 (ja) * 2005-01-13 2011-11-02 パナソニック株式会社 通信システム、端末機器および通信機器
JP2007087327A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Ntt Software Corp 電子メール処理プログラム
JP4703333B2 (ja) * 2005-09-26 2011-06-15 エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社 電子メール処理プログラム
JP2007328690A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Fujitsu Ltd メール一覧表示プログラムおよびメール管理プログラム
US8583742B2 (en) 2006-06-09 2013-11-12 Fujitsu Limited Method, apparatus, and computer-readable recording medium for displaying mail list or list and for managing mail
JP2008252345A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Nec Corp トラヒック規制方法、中継システム、中継装置およびプログラム
WO2009063816A1 (ja) * 2007-11-14 2009-05-22 Ntt Docomo Inc. ウェブメール管理システム及びウェブメール管理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6965920B2 (en) Profile responsive electronic message management system
US20060095511A1 (en) Messaging protocol
JPH1125015A (ja) ハイパーテキスト送信方法及びハイパーテキスト送信サーバ装置
US20080222263A1 (en) Method and system for mobile email adaptation
WO2005010715A2 (en) Device message management system
JP3973660B2 (ja) 無線通信デバイスに電子メールをプッシュするための方法および装置
WO2011103748A1 (zh) 管理电子邮件的方法和移动通信终端
JP2007249310A (ja) 情報管理サーバ
US20080306974A1 (en) Network service for user-controlled allocation of data items
JP2003030116A (ja) メールエージェント装置、メール配信方法、メール配信プログラム
KR101882353B1 (ko) 유니버셜 플러그 앤 플레이 네트워크 환경에서 음성 메일들을 관리하는 방법 및 시스템
US20020091774A1 (en) Method and system for retrieving electronic mail for a plurality of users over a single device
JP4630468B2 (ja) Wwwブラウザ対応の電子メールアクセスシステム、及びこれに用いるコンピュータプログラム
JP2003157222A (ja) コンテンツ配信サーバ及びコンテンツ配信方法
KR20230001840A (ko) Rcs 및 pms 연동 멀티미디어 문자 서비스 제공 시스템 및 방법
JP5255915B2 (ja) メール送信処理方法及び通信端末装置
JP2002359646A (ja) 電子メールの送受信システム
JP2001167008A (ja) メールデータ管理装置、及びメールデータ管理プログラムが記憶された記憶媒体
KR20010081731A (ko) 전자우편 전용 프로그램을 이용하여 웹기반전자우편서비스 서버로부터 전자우편을 읽을 수 있는장치와 그 방법
JPH11150645A (ja) ファクシミリ通信システムの制御方法
WO2005117372A1 (en) A method, protocol format and system for mobile email communication
JP4269481B2 (ja) データ通信装置、データ通信方法、データ通信システム
JP2002157201A (ja) メールサーバ装置、携帯情報端末及びデータ通信システム
JP2004120664A (ja) 電子データハンドリングシステム及びこれに用いる中継サーバ
KR100913288B1 (ko) 무선 핸드셋을 위한 메일 중개 장치 및 이를 이용한 메일확인 방법