JP2003157222A - コンテンツ配信サーバ及びコンテンツ配信方法 - Google Patents

コンテンツ配信サーバ及びコンテンツ配信方法

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JP2003157222A
JP2003157222A JP2001372921A JP2001372921A JP2003157222A JP 2003157222 A JP2003157222 A JP 2003157222A JP 2001372921 A JP2001372921 A JP 2001372921A JP 2001372921 A JP2001372921 A JP 2001372921A JP 2003157222 A JP2003157222 A JP 2003157222A
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JP2001372921A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Hirayama
紀之 平山
Yoshiaki Iwami
義明 岩見
Takeshi Nohara
剛 野原
Takuzo Takayama
卓三 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの利便性が高いメールの送受信を介し
て、コンテンツである画像を配信するコンテンツ配信法
サーバ及びコンテンツ配信方法を提供する。 【解決手段】 携帯端末の提供会社毎の、画像を配信す
る際の規格が記憶されたキャリア情報記憶装置206
と、画像を記録する画像記憶装置207と、メール送信
先等が記録されたメールヘッダを含み、画像を添付ファ
イルとして添付されたメールを受信するメール受信手段
205aと、メールヘッダを解析するメールヘッダ解析
手段205bと、当該サーバがメールを送信するメール
送信者をフィルタリングするメール送信先をフィルタリ
ングするメール送信先フィルタリング手段205cと、
画像を画像記憶装置207に記録する画像保存手段20
5dと、画像を、キャリア情報記憶装置206を参照し
て、画像変換する画像変換手段205eと、画像をメー
ル送信先に送信するメール送信手段205fを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して画像などのコンテンツを配信するコンテンツ配信サ
ーバ及びコンテンツ配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ネットワークを介した電子メー
ルの送受信では、先ずパソコンなどの送信者端末におい
て送信メールが作成され、該作成されたメールはメール
サーバの送信者用のメールボックスに送られる。メール
サーバは、送信者用のメールボックスに保持されている
送信メールを受信者用のメールボックスに配信する。そ
してパソコンなどの、受信者端末が、受信者用のメール
ボックスにアクセスし、電子メールを受信する。
【0003】同一内容の電子メールを多数の宛先に送信
したり、大量の画像データが添付されているような大型
サイズのメールを送信するような場合、送信者用のメー
ルボックスはこれに応じて大容量の記憶領域を必要とす
る。最悪の場合、送信者用のメールボックスがオーバー
フローし、メール配信が不能になることもある。この場
合、送信者端末においても宛先に応じてそれぞれ、同一
内容を含む送信メールを作成、保管するので送信者端末
の記憶装置も大容量を必要とする。
【0004】このような従来の電子メールの送信は、宛
先の数に応じて処理データ量が比例的に増加するので、
効率的なものではなかった。
【0005】一方、現在では、パソコンのみならず、携
帯電話、PDA等の携帯端末を用いてメールを送受信す
る方法も一般的に広く利用されている。これらの携帯端
末におけるメールの送受信においては、携帯端末には大
容量の記憶装置が備えられておらず、メール送受信を行
うときの、容量に制限がある場合が多い。
【0006】又、デジタルカメラ等の機能が付けいた携
帯電話などの普及も著しい。又、これらの携帯電話に備
え付けられたデジタルカメラ等の機器で作成する画像な
どのコンテンツは、使用する携帯端末の属する通信会社
によって規格が決まっており、異なった提供会社間にお
いて、コンテンツを配信できない場合がある。例えば、
ある提供会社においては、画像はJPEG方式が採用さ
れ、別の通信会社においては、PNG方式、GIF方式
が採用されている。又、更に別の通信会社においては、
画像などの添付ファイルの送受信を行わせない場合もあ
る。
【0007】これらの問題点を打破するために、http:/
/web.synergy.co.jp/synhp/service/posta/posta.html
に示されるようなドキュメント配信サービス、及び、ht
tp://www.sharp.co.jp/products/jsh07/text/anime.htm
lに示されるような画像送信サービスがある。この画像
送信サービスにおいては、携帯電話からインターネット
を介してWEBページにアクセスし、WEBページ上
で、送信する画像やメッセージ、及び送信先となる相手
のメールアドレスを記入し、送信させるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
画像送信サービスにおいては、メールを送信する際に、
インターネットを介してWEBページにアクセスしなけ
ればならない。従って、例えば、携帯電話の電波が届か
ないような地域や場所にいる場合には、この画像送信サ
ービスを利用することが出来ない。これにより、例えば
携帯電話で撮影した画像がたくさんあ、その画像毎にメ
ッセージをすぐ付けたい場合や、送信先を変えたい場合
等、WEBページにアクセスできる地域や場所において
まとめて作業しなければならない問題点がある。更に、
WEBページにアクセスすることにより、ユーザに通常
のメール送信とは異なる作業を強いることになり、ユー
ザの利便性が高いサービスとはいえない。
【0009】従って、本発明の目的は、ユーザの利便性
が高いメールの送受信を介して、コンテンツを配信する
コンテンツ配信法サーバ及びコンテンツ配信方法を提供
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の特徴は、(イ)少なくとも情報端末
にコンテンツを配信する際に用いる複数の規格である、
コンテンツ配信方法に係る情報が記憶された配信情報記
憶手段、(ロ)コンテンツを記録するコンテンツ記憶手
段、(ハ)少なくともメール送信先が記録されたメール
ヘッダを含むメールを受信するメール受信手段、(ニ)
メールヘッダを解析するメールヘッダ解析手段、(ホ)
メールヘッダの解析の結果、メール送信先が当該規格以
外となる場合に、メールを送信するメール送信先をフィ
ルタリングするメール送信先フィルタリング手段、
(ヘ)情報端末から送信されたコンテンツをコンテンツ
記憶手段に記録するコンテンツ保存手段、(ト)コンテ
ンツを、配信情報記憶手段を参照して、送信先の規格に
適したコンテンツ配信方法に従ってコンテンツを変換す
るコンテンツ変換手段、(チ)コンテンツ変換手段によ
って変換されたコンテンツを、メールフィルタリング手
段で得られたメール送信先に送信するメール送信手段と
を備えるコンテンツ配信サーバであることである。
【0011】又、コンテンツは、メールの添付ファイル
として送信される場合、メール受信手段は、少なくとも
メール送信先、添付ファイルの有無が記録されたメール
ヘッダを含むメールに、添付ファイルが付されている場
合、添付ファイルが付されたメールを受信し、コンテン
ツ保存手段は、添付ファイルとして送信されたコンテン
ツをコンテンツ記憶手段に記録する。
【0012】ここで、情報端末とは、携帯電話やPC、
PDA等のことである。又、規格とは、例えば、携帯電
話サービス等の通信サービスを提供しているキャリアと
呼ばれる企業が有する通信の規格のことである。又、コ
ンテンツとは、文字、画像、音声、動画等のファイルの
ことである。現在、複数のキャリアが携帯電話サービス
を提供しており、それぞれのキャリアによって、コンテ
ンツを配信できるか否か、コンテンツの方法に関する規
格が異なる。具体的には、画像の圧縮形式として、JP
EGを採用しているキャリアも有あれば、PNGを採用
している会社もある。一方、画像等の添付ファイルを許
可しないキャリアもある。配信情報には、このように、
各提供会社によって異なる規格を記録している。
【0013】ここでは、メール送信先をメールヘッダの
Toの部分に同報メールとして記録して、メールを配信
する。このメール送信者の中に、当該コンテンツ配信サ
ーバのメールアドレスが含まれているのは勿論である。
一度メール送信者がメールを送った時点で、同報メール
として記録された送信先の全てにメールが送信されてい
るので、メール送信先フィルタリング手段においては、
添付ファイルを許可しない、又は、画像の圧縮形式が異
なる等の理由で、コンテンツが正しく配信されないメー
ル送信者のみに対してメールを送信するのが好ましい。
【0014】又、(チ)メール送信手段は、コンテンツ
を配信できない規格を持つ情報端末にメールを送信する
場合は、コンテンツが記憶されたURLをメールに記載
して送信する。この場合、(リ)メールに記載されたU
RLの参照要請が情報端末からあった場合に、この参照
要請があった情報端末にコンテンツを配信するコンテン
ツ配信手段を更に備えても良い。ここで、URLとは、
コンテンツの保存場所を知らせるアドレスなどの識別情
報である。このURLは、コンテンツ毎に一意に割り振
られ、URLを指定することにより、コンテンツを特定
することができる。これにより、添付ファイルを許可し
ないキャリアの携帯端末にもメールを送信できる。更
に、携帯端末やパソコンなど、受信者側の環境を意識し
ないで、メールを送信することが出来る。
【0015】更に、コンテンツ或いはコンテンツが記録
されたURLを送るメール送信先は、メールの本文に記
載されていても良い。この場合、(チ)メール送信手段
は、メールの本文に記載されたメール送信先にメールを
送信する。この方法によれば、添付ファイルを許可しな
い、画像の圧縮形式が異なる等の理由で、異常なコンテ
ンツが送信されることがない。
【0016】第2の特徴におけるコンテンツ配信サーバ
は、(ヌ)少なくとも情報端末にコンテンツを配信する
際に用いる複数の規格である、コンテンツ配信方法に係
る情報が記憶された配信情報記憶手段、(ル)コンテン
ツを記録するコンテンツ記憶手段、(ヲ)情報端末から
送信されたメールを受信するメール受信手段、(ワ)情
報端末から送信されたコンテンツをコンテンツ記憶手段
に記録するコンテンツ保存手段、(カ)コンテンツを、
配信情報記憶手段を参照して、送信先の規格に適したコ
ンテンツ配信方法に従ってコンテンツを変換するコンテ
ンツ変換手段、(ヨ)コンテンツ変換手段によって変換
されたコンテンツが記録されたURLを情報端末に送信
するメール送信手段、(タ)情報端末からメール送信手
段で受信したURLを受けとり、そのURLの参照依頼
に基づいて、コンテンツを参照させるコンテンツ提示手
段とを備える。ここで提示とは、コンテンツを参照依頼
のあった端末、或いはコンテンツ配信サーバに備えられ
た表示装置に対して表示を行う手段である。
【0017】第3の特徴におけるコンテンツ配信サーバ
は、コンテンツをメール等で配信せず、サーバに保存
し、掲示板の様に、複数の端末から参照できる様にして
も良い。具体的には、コンテンツ配信サーバは、(レ)
コンテンツを参照できる複数の参加者を登録し、その属
性を記憶する参加者登録手段、(ソ)参加者登録手段で
登録された参加者からコンテンツを受付け、コンテンツ
記憶手段に記録するコンテンツ受付手段、(ツ)複数の
参加者に、コンテンツ受付手段で受付けられたコンテン
ツの保存した場所を知らせる識別情報配信手段、(ネ)
複数の参加者が識別情報配信手段で配信された保存場所
へ接続し、コンテンツの参照を要求した場合に、複数の
参加者に対してコンテンツ記憶装置に記憶されたコンテ
ンツを提示するコンテンツ提示手段を備える。これによ
り、一つコンテンツを複数の端末から参照できる。
【0018】更に、(ナ)コンテンツを、複数の参加者
が参照できる規格に適する様にコンテンツを変換するコ
ンテンツ変換手段を備えても良い。この場合、識別情報
配信手段は、複数の参加者に、コンテンツ変換手段で変
換されたコンテンツの保存した場所を知らせる。これに
より、参加者が参照できる規格に変更されたコンテンツ
を表示することが出来る。
【0019】本発明の第4の特徴は、(イ)少なくとも
メール送信先メールヘッダを含むメールを受信するメー
ル受信ステップ、(ロ)メールヘッダを解析するメール
ヘッダ解析ステップ、(ハ)メールヘッダの解析の結
果、メール送信先が当該規格以外となる場合に、メール
を送信するメール送信先をフィルタリングするメール送
信先フィルタリングステップ、(ニ)情報端末から送信
されたコンテンツを、コンテンツを記録するコンテンツ
記憶手段に記録するコンテンツ保存ステップ、(ホ)少
なくとも情報端末にコンテンツを配信する際に用いる複
数の規格である、コンテンツ配信方法に係る情報が記憶
された配信情報記憶手段を参照して、コンテンツを、送
信先の規格に適したコンテンツ配信方法に従ってコンテ
ンツを変換するコンテンツ変換ステップ、(ヘ)コンテ
ンツ変換ステップによって変換されたコンテンツを、メ
ールフィルタリングステップで得られたメール送信先に
送信するメール送信ステップとを備えるコンテンツ配信
方法であることである。
【0020】又、コンテンツは、メールの添付ファイル
として送信される場合、メール受信ステップは、少なく
ともメール」送信先、添付ファイルの有無が記録された
メールヘッダを含むメールに、添付ファイルが付されて
いる場合、添付ファイルが付されたメールを受信」し、
コンテンツ保存ステップは、添付ファイルとして送信さ
れたコンテンツを記録するコンテンツ記憶手段に記録す
る。
【0021】更に、(ヘ)メール送信ステップは、コン
テンツを配信できない規格を持つ情報端末にメールを送
信する場合は、コンテンツが記憶されたURLをメール
に記載して送信し、(ホ)メールに記載されたURLの
参照要請が情報端末からあった場合に、この参照要請が
あった情報端末にコンテンツを配信するコンテンツ配信
ステップを更に備えても良い。
【0022】更に、コンテンツ或いはコンテンツが記録
されたURLを送るメール送信先は、メールの本文に記
載されていても良い。この場合、(ヘ)メール送信ステ
ップは、メールの本文に記載されたメール送信先にメー
ルを送信しても良い。
【0023】第5の特徴におけるコンテンツ配信方法
は、(ト)情報端末から送信されたメールを受信するメ
ール受信ステップ、(チ)情報端末から送信されたコン
テンツを、コンテンツを記録するコンテンツ記憶手段に
記録するコンテンツ保存ステップ、(リ)コンテンツ
を、少なくとも情報端末にコンテンツを配信する際に用
いる複数の規格である、コンテンツ配信方法に係る情報
が記憶された配信情報記憶手段を参照して、送信先の規
格に適したコンテンツ配信方法に従ってコンテンツを変
換するコンテンツ変換ステップ、(ヌ)コンテンツ変換
ステップによって変換されたコンテンツが記録されたU
RLを情報端末に送信するメール送信ステップ、(ル)
情報端末からメール送信ステップで受信したURLを受
けとり、そのURLの参照依頼に基づいて、コンテンツ
を参照させるコンテンツ提示ステップとを備える。
【0024】第6の特徴におけるコンテンツ配信方法
は、(ヲ)コンテンツを参照できる複数の参加者を登録
し、その属性を記憶する参加者登録ステップ、(ワ)参
加者登録ステップで登録された参加者からコンテンツを
受付け、コンテンツ記憶手段に記録するコンテンツ受付
ステップ、(カ)複数の参加者に、コンテンツ変換ステ
ップで変換されたコンテンツの保存場所を知らせる保存
場所配信ステップ、(ヨ)複数の参加者が保存場所配信
ステップで配信された保存場所へ接続し、コンテンツの
参照を要求した場合に、複数の参加者に対してコンテン
ツ記憶装置に記憶されたコンテンツを提示するコンテン
ツ提示ステップを備えても良い。更に、(タ)コンテン
ツを、複数の参加者が参照できる規格に適する様にコン
テンツを変換するコンテンツ変換ステップを備えても良
い。この場合、識別情報配信ステップは、複数の参加者
に、コンテンツ変換ステップで変換されたコンテンツの
保存した場所を知らせる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同
一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付してい
る。
【0026】本発明の実施の形態においては、コンテン
ツとして画像を例に挙げて説明しているが、本発明のコ
ンテンツ配信サーバが送信するコンテンツは画像に限ら
ない。本発明におけるコンテンツとは、画像、動画、音
楽、音声、テキストなど、あらゆるデータのことであ
る。
【0027】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態に係るコンテンツ配信システムのシステム構成図
を図1に示す。コンテンツ配信システムは、送信者端末
(送信者側の端末であり送受信ができる)101及び受
信者端末(受信者側の端末で送受信ができる)102a
が加入するキャリアの収容局に存在するA社サーバ10
3aと、受信者端末102bが加入するキャリアの収容
局に存在するB社サーバ103bと、受信者端末102
cが加入するキャリアの収容局に存在するC社サーバ1
03cと、メールを送受信でき、Webを参照できるパ
ソコンなどの端末104、送信者端末101から受信者
端末102a、102b、102c…にコンテンツの配
信を行うコンテンツ配信サーバ105により構成されて
いる。ここで、送信者端末101、受信者端末102
a、102b、102c…は、携帯電話、PHS、PD
A等の携帯端末であることが好ましい。A社サーバ10
3a、B社サーバ103b、C社サーバ103c、端末
104、コンテンツ配信サーバ105は、ネットワーク
1により接続されている。送信者端末101、受信者端
末102a、102b、102c…は、サーバ103
a、103b、103c…を介してネットワーク1に接
続されている。ネットワーク1は、インターネット、イ
ントラネット、パソコン通信等の通信ネットワークのこ
とである。又、A社サーバ103a、B社サーバ103
b、C社サーバ103c、端末104、コンテンツ配信
サーバ105は、ゲートウェイサーバ、プロキシサー
バ、インターネットプロバイダのアクセスポイント、回
線交換機等を介して接続される場合もある。
【0028】図2は、コンテンツ配信サーバ105の機
能ブロック図である。コンテンツ配信サーバ105は、
入力装置201、出力装置202、一時記憶装置20
3、通信制御装置204、処理制御装置205、キャリ
ア情報記憶装置(配信情報記憶手段)206、画像記憶
装置(コンテンツ記憶手段)207を備えている。
【0029】入力装置201は、キーボード、ボタンな
どにより、出力装置202は、液晶ディスプレイ、CR
Tディスプレイなどにより構成されている。一時記憶装
置203は、ROM及びRAMが組み込まれている。R
OMは、処理制御装置205において実行されるプログ
ラムを格納しているプログラムメモリとして機能し、R
AMは、処理制御装置205におけるプログラム実行中
に利用されるデータ等を格納したり、作業領域として利
用されるデータメモリ等として機能する。通信制御装置
204は、ネットワーク1に、有線或いは無線で接続す
るための制御装置である。具体的には、モデム、LAN
カード、LANボード等のことである。
【0030】キャリア情報記憶装置206は、携帯電話
の提供会社であるキャリア(A社、B社、C社等)毎
の、画像を配信する際の規格である、画像配信方法及び
画像圧縮形式等の情報が記憶されいる記憶装置である。
画像記憶装置207は、コンテンツ配信サーバ105が
扱う画像を記憶する記憶装置である。
【0031】処理制御装置205は、メール受信手段2
05a、メールヘッダ解析手段205b、メール送信先
フィルタリング手段205c、画像保存手段205d、
画像変換手段205e、メール・URL送信手段205
f、画像表示手段205gを備える。メール受信手段2
05aは、ネットワーク1を介して、送信者端末101
から、メール送信先、メールの件名、添付ファイルの有
無が少なくとも記録されたメールヘッダを少なくとも含
み、添付ファイルがある場合、画像を添付ファイルとし
て添付されたメールを受信する手段である。メールヘッ
ダ解析手段205bは、メール受信手段205aで受信
したメールのメールヘッダを解析する手段である。メー
ル送信先フィルタリング手段205cは、メールヘッダ
解析手段205bの結果、メール送信先が当該サーバ以
外にある場合に、当該サーバがメールを送信するメール
送信者をフィルタリングするメール送信先をフィルタリ
ングする手段である。画像保存手段205dは、画像記
憶装置207に記録する手段である。画像変換手段20
5eは、画像を、キャリア情報記憶装置206を参照し
て、送信先のキャリアの画像配信方法及び画像圧縮方式
に従って画像を変換する手段である。メール・URL送
信手段205fは、画像変換手段205eによって変換
された画像を、メール送信先フィルタリング手段205
cで得られたメール送信先に送信する手段である。ここ
で、画像を配信できないキャリアの携帯端末にメールを
送信する等の場合は、画像が記憶されたURLをメール
に記載して送信しても良い。画像表示手段205gは、
メール・URL送信手段205fにおいて送られたUR
Lに従って参照要請があった場合に、その参照要請があ
った端末に画像を表示させる手段である。
【0032】図3は、コンテンツ配信サーバ105の処
理を示したフローチャートである。
【0033】先ず、ステップS101において、メール
受信手段205aによって、メールを受信する。更に、
ステップS102において、メールヘッダ解析手段20
5bによって、メールヘッダを解析する。
【0034】次に、ステップS103において、メール
ヘッダの解析結果から、メール送信先(メール受信者)
が、当該サーバのみであるか否か判断する。当該サーバ
のみでない場合は、ステップS104において、メール
受信者がメールで画像を見れるか否か、チェックする。
このときに、キャリア情報記憶装置206を参照して、
メール送信者が送信した画像を、メール受信者が参照で
きるか否かをチェックする。全ての受信者が画像を参照
できる場合は、処理を終了する。
【0035】ステップS103において、メール受信者
がサーバのみの場合、或いは、ステップS104におい
て、画像を参照できない受信者が存在する場合は、コン
テンツ配信サーバ105は、ステップS105におい
て、該当するメール送信先を記憶し、メールを送るべき
送信先をメール送信先フィルタリング手段205cによ
ってフィルタリングする。更に、ステップS107にお
いて、画像保存手段205dにより画像を画像記憶装置
207に保存し、ステップS108において、画像変換
手段205eによって、画像の変換を行う。
【0036】更に、ステップS108において、キャリ
ア情報記憶装置206を参照して、メール受信者がメー
ルで画像を見られるか否か、チェックを行う。画像を見
られる場合は、ステップS109において、メール・U
RL送信手段205fによって、メールを送信する。
又、メール受信者がメールで画像を見られない場合は、
ステップS110において、メール・URL送信手段3
05fによって、メールに画像が記録されたURLを記
載し、送信する。更に、ステップS111において、メ
ール送信先から、画像の参照依頼があった場合は、ステ
ップS112において、画像表示手段205gにより、
画像を表示させる。
【0037】図3に示すフローチャートは、処理の実施
の形態の一例であって、その処理の実行順序が定められ
ているものではない。
【0038】図4は、コンテンツ配信サーバ105が扱
うメールの一例である。図4(a)及び(b)は、メー
ル送信者端末101が送るメールの一例である。
【0039】図4(a)においては、メール送信先にコ
ンテンツ配信サーバ105のメールアドレスと、同報と
して、メールの送信先のメールアドレスが記載されてい
る。更に、画像が添付ファイルとして、この画像のメッ
セージがメール本文に記載されている。図4(a)の様
な形式で送信者端末101がメールを送った場合は、一
度メールを送った時点で、メール送信者に書かれたメー
ルアドレス全てにメールが配信される。従って、コンテ
ンツ配信サーバ105は、画像が正しく配信されなかっ
たメール送信先に対してのみ、画像変換をしたメールを
送ったり、画像を保存したURLを送ったりすれば良
い。
【0040】図4(b)においては、メール本文に、画
像を送りたいメール送信先のメールアドレスが記載され
ている。コンテンツ配信サーバ105は、このメールア
ドレスに従って、各キャリアの規格を満たすように画像
の配信方法を決定し、メール或いはURLを送信すれば
良い。
【0041】図4(c)は、コンテンツ配信サーバ10
5が送信するメールの一例である。ここには、メール送
信者、画像のURL、メッセージ等が記載されている。
添付ファイルとして画像を送ることが出来る場合は、画
像のURLの記載は必要ではない。
【0042】本発明の第1の実施の形態によれば、メー
ル送信者は、送信先の環境を考慮することなく、画像な
どのコンテンツを配信することが出来る。又、ネットワ
ークに接続されていない状態で、メールを準備すること
が出来るので、メールを作成する地域や場所を問わな
い。更に、メールを送信するときにのみ、ネットワーク
に接続されれば良いので、課金の節約を行うことが出来
る。
【0043】又、本発明の第1の実施の形態によれば、
ユーザは送信端末上でメールを作成するので、送信端末
に予め設定したアドレス帳の中から、メールの送信先を
選択することができる。これにより、サーバにアドレス
帳を登録する必要がないので、登録の手間を削減でき、
又、アドレス帳のメンテナンスも容易に行うことができ
る。更に、サーバにアドレス帳を登録する場合に比べ
て、個人情報の流出を防ぐことができる。
【0044】又、本発明の第1の実施の形態によれば、
画像などのコンテンツをメールの添付ファイルとして提
示する方法について記載したが、コンテンツをコンテン
ツ配信サーバに保存し、その保存場所を示すURLをユ
ーザに配信し、ブラウザ等で参照させることによりコン
テンツを提示しても良い。
【0045】(第1の実施の形態の変形例)第1の実施
の形態の変形例として、送信者端末101が、コンテン
ツのURLを受信者端末に送信する例について説明す
る。
【0046】第1の実施の形態の変形例におけるコンテ
ンツ配信サーバ105のメール・URL送信手段205
fは、受信者端末102a、102b、102c…にメ
ール或いはURLを送信するのではなく、送信依頼を行
った送信者の持つ送信者端末101に送信する点が、第
1の実施の形態とは異なる。
【0047】図6は、第1の実施の形態の変形例に係る
コンテンツ配信サーバ105の処理を示したフローチャ
ートである。
【0048】コンテンツ配信サーバ105、まず、ステ
ップS151において、送信者端末101からメールを
受信する。更にここで、画像を受信する。画像は、メー
ルに添付されても良いし、コンテンツ配信サーバ105
に、FTPなどのプロトコルを用いて送信されても良
い。
【0049】次に、ステップS152において、ステッ
プS151において受信された画像を、画像保存手段2
05dによって、画像記憶装置207に記録する。更
に、ステップS153において、受信者端末102a、
102b、102cが参照できるように画像変換手段2
05eによって、画像記憶装置207に記録された画像
を変換する。
【0050】更に、ステップS154において、送信者
端末101が送信した画像が記録された画像記憶装置2
07の位置情報(URL)を、メール・URL送信手段
205fによって、送信者端末101に送信する。この
後、送信者端末101に、画像を参照してもらいたい受
信者端末102a、102b、102c…に、ステップ
S154で受信したURLを送信させる。これで、受信
者端末102a、102b、102c…に、画像のUR
Lを通知することができる。
【0051】一方、ステップS155において、受信者
端末102a、102b、102c…から、画像の参照
依頼があった場合、ステップS156において、画像表
示手段105gによって、受信者端末102a、102
b、102c…に画像を表示する。
【0052】第1の実施の形態の変形例においては、画
像を変換して、そのURLを送信したが、画像を変換す
るCGIなどを介して、画像表示依頼があった場合に、
その端末に応じた規格にリアルタイムで変換するように
しても良い。
【0053】又、第1の実施の形態の変形例によれば、
送信者端末がURLを参照してもらいたい受信者端末に
URLを送るので、何人もの人に画像を参照してもらう
ことができる。
【0054】更に、コンテンツ配信サーバにコンテンツ
が保存されている限り、いつでもそのコンテンツを参照
できるので、アルバムの様な役割も備えることができ
る。すなわち、第1の実施の形態においては、送信者端
末がメールを送信したときに指定した受信者端末にのみ
画像を参照させることができたが、第1の実施の形態の
変形例においては、メールを送信後に画像を参照させた
い受信者端末が更に現れたときにも、容易に対応するこ
とができる。
【0055】又、第1の実施の形態の変形例においても
第1の実施の形態と同様、受信者端末のメールアドレス
について、送信者端末に内蔵されたアドレス帳を利用す
れば良いのは勿論である。
【0056】(第2の実施の形態)第2の実施の形態に
おいては、第1の実施の形態において、メールでURL
を送信し、受信者がURLを参照する電子メールシステ
ムについて、詳細に記載する。
【0057】図6は本発明の第2の実施の形態に係る電
子メールシステムの概略構成を示す図である。
【0058】第2の実施の形態の電子メールシステム
は、ネットワーク(ここではインターネットを想定す
る)1に接続された端末10,14及び15間において
電子メールをやり取りするためのシステムである。第2
の実施の形態の電子メールシステムでは、例えば、送信
者端末10が受信端末14及び15のそれぞれに対し参
照メール(後述する)5を送信する。参照メール5を受
信した受信端末14及び15は、該参照メール5に基づ
いてインターネット1に接続されているWWWサーバ1
2にアクセスし、該WWWサーバ12に格納されている
電子メールの本文6を参照する。
【0059】先ず、第2の実施の形態の電子メールシス
テムにおける電子メールの送信について説明する。
【0060】図7は、送信者端末10における電子メー
ルの作成から送信までの手順を示すフローチャートであ
る。
【0061】先ず送信者端末10において、メール送信
者は送信メールの本文を作成する(ステップS1)。次
に、作成した送信メールの本文を、図6に示したWWW
サーバ12の記憶装置13内において当該メール送信者
のために事前に割り当てられている領域(例えば送信者
自身のホームページ)に格納する(ステップS2)。通
常、この操作は、送信者端末10からインターネット1
を介してWWWサーバ12に対し送信メール本文の電子
ファイルをファイル転送(アップロード)する操作であ
る。WWWサーバ12内に格納されたメール本文には、
インターネット1上において当該WWWサーバ12及び
WWWサーバ12内における格納アドレス(ディレクト
リ)を特定するためのURL(Uniform Resource Locat
or)が割り当てられる。例えば、ここでは「www.aaaa.c
om/bbb」というURLが割り当てられたものとする。
【0062】続いてメール送信者は、当該メール本文を
読んで貰いたい宛先(ここでは、ある電子メールアドレ
スの受信者端末14及び他の電子メールアドレスの受信
者端末15の2者)のそれぞれについて、参照メール5
を作成し、送信する(図6参照)。
【0063】先ず受信者端末14に送信するための参照
メール5を作成する(ステップS3)。参照メール5
は、通常の電子メールと同様のフォーマットを有し、通
常の電子メールと同等に扱われる。具体的には、通常の
電子メール及び参照メール5は、例えばSMTP(Simp
le Mail Transfer Protocol)などの良知られた通信プ
ロトコルに従って処理される。
【0064】図10は参照メールの一例を示す図であ
る。
【0065】From行(送信元)には、送信者のメー
ルアドレス等が自動的に記述される。
【0066】メール送信者は、To行(宛先)に、受信
者のメールアドレス等を記述する(ステップS4)。そ
して、参照メール5の本文に、「メール本文はこちらを
参照してください。」という簡単なメッセージテキスト
を記述し、更に、メール本文のURL(ここでは「www.
aaaa.com/bbb」)を記述する(ステップS5)。
【0067】このようなメール本文のURLが記述され
た参照メール5が送信者端末10から、先ずは受信者端
末14に向けて送信される(ステップS6)。
【0068】次に、ステップS7を経てステップS3に
戻り、次の宛先(受信者端末15)への参照メール5が
作成され、送信される。なお、受信者端末15へ向けて
送信される参照メール5に記述されるURLは、受信者
端末14への参照メール5に記述のものと同一である。
【0069】なお、WWWサーバ12の記憶装置13に
格納されたメール本文につては、宛先以外の第三者がこ
れを参照できなくするように、メール送信者からの指定
に応じてWWWサーバ12が認証を行う場合もある。認
証を行う場合、メール送信者は参照メール5に認証情報
(例えば電子メールアドレス)を埋め込んでおき、同様
の認証情報をWWWサーバ12の記憶装置13内にも格
納しておく(認証情報7)。
【0070】図8は、受信者端末の電子メール受信処理
部の構成を示すブロック図である。
【0071】図8に示す受信者端末14の電子メール処
理部は、メール受信部20,受信メール記憶部21,受
信メール一覧表示部22,入力部23,URL判定部2
4,WWW処理部25,認証処理部26,本文表示部2
7,及び受信メール表示部28から構成されている。な
お、受信者端末15も受信者端末14と同様の構成であ
る。
【0072】このような構成の電子メール受信処理部に
よる電子メール受信時の動作を図9を参照しながら説明
する。
【0073】先ずメール受信部20がインターネット1
を介してメールを受信する(ステップS10)。受信メ
ールは受信者端末14の記憶装置内のメールボックス2
1に格納される。次に、受信メール一覧表示部22は、
メールボックス21を参照し、全受信メールの一覧を例
えば送信者及び件名毎に表示する(ステップS11)。
ここで、受信者端末14の操作者は、入力部23を介し
て受信メール一覧の中から開封したいメールを選択する
(ステップS12)。入力部23は例えばマウスであ
り、同マウスにより一覧上の所望のメールをポイント
し、ボタンをクリックすることにより選択が行われる。
【0074】開封するメールが選択されると、URL判
定部24は、メールボックス21から選択された未開封
の受信メールを読み出す。更にこの受信メール内に、U
RLが含まれているか否かを判定する(ステップS1
3)。受信メール内にURLが含まれる場合、当該メー
ルは参照メールであると判断し、当該URLをWWW処
理部25に渡す。WWW処理部25は、渡されたURL
(ここでは「www.aaaa.com/bbb」)に基づき特定される
WWWサーバ12にインターネット1を介してアクセス
する(ステップS14)。更に、当該URLにより特定
されるWWWサーバ12の記憶装置13内のメール本文
6(コンテンツ)をインターネット1から取得する(ス
テップS15)。取得された本文を本文表示部27が受
信者端末14の表示器(不図示)に表示する(ステップ
S16)。受信者端末14におけるメール本文の表示例
を図11に示す。同図に示すように、WWWサーバ12
にアクセスして取得(閲覧)したメール本文は、テキス
ト等の本文30に加え、画像31を含む場合もある。
【0075】受信者が読了したら、WWWサーバ12と
の接続を切断する(ステップS17)。
【0076】一方、ステップS12において選択された
未開封の受信メールがURLを含まない、つまり参照メ
ールでない通常のメールの場合、受信メール表示部28
は、同未開封の受信メールをメールボックス21から読
み出して表示する(ステップS18)。
【0077】WWW処理部25及び本文表示部27によ
る処理は、WWWブラウザによるhttp(hyper text
transfer protocol)に従ったWWWコンテンツの表示
処理と同等の処理である。よって、例えばWWW処理部
25がWWWブラウザを自動的に起動し、同WWWブラ
ウザがWWWサーバ12にアクセスしてメール本文6を
表示するように構成しても良い。
【0078】なお、送信者端末10から送信された参照
メール5が認証情報を含んでいる場合、受信者端末14
内の認証処理部26は、WWWサーバ12へのアクセス
に先だって、参照メール5から当該認証情報を抽出する
とともにインターネット1を介してWWWサーバ12に
送信する。これによりWWWサーバ12における認証を
パスし、本文6へアクセス可能になる。上述したよう
に、認証情報は例えば宛先のアドレスから構成され、該
宛先以外の第三者は、認証情報を取得しない限り、WW
Wサーバ12上の本文6にはアクセスできない。
【0079】なお、認証情報を含む参照メール5を受信
者端末14が他のメールアドレスのユーザに転送した場
合、認証情報を取得した他のメールアドレスのユーザ
は、受信者端末14と同様にメール本文6にアクセス可
能になる。
【0080】ここで、第2の実施の形態の変形例を説明
する。
【0081】図12は、本実施例におけるメール送信の
流れを示すフローチャートである。
【0082】先ずステップS20では、送信者端末10
において図13に示すような電子メールを作成する。こ
のメールは、同図に示されるように受信者のメールアド
レス等を記述するためのTo行(宛先)、送信者である
自分自身のメールアドレスが自動的に埋め込まれるFr
om行、及びメール本文を記述するための領域から構成
される。このように当該メールは本文のデータを含んで
いるが、当該メール自体は宛先には送信されない。
【0083】次に、ステップS20において作成された
メールの送信が操作者により指示されると、送信者端末
10はWWWサーバ12の記憶装置13から予め定めら
れたURL若しくは指定されたURLを取得するととも
に、該URLにより特定される記憶装置13内において
対応する領域に、ステップS20で作成されたメールに
含まれる本文のデータを書き込む(ステップS21)。
【0084】更に、送信者端末10は、図10に示した
ような参照メールを自動的に作成する(ステップS2
2)。参照メールの作成においては、ステップS21に
おいて取得されたURLが参照メールに自動的に記入さ
れる。又、ステップS20において作成したメールに複
数の宛先が記述されている場合は、該宛先の全件につい
て参照メールが作成される。
【0085】そして、全宛先について作成された参照メ
ールがそれぞれの宛先に向けて送信される(ステップS
23)。受信側端末14は、この参照メールを受信し
(ステップS24)、上述したように参照メールに基づ
いてメール本文の参照、表示が行われる。
【0086】係る変形例によれば、送信者がステップS
20において1通分のメールを作成するだけで該メール
の本文が自動的にWWWサーバ12に登録され、又、各
宛先に向けた参照メールが自動的に作成され、送信され
る。従って、送信者端末10におけるメール送信操作が
極めて簡単になり好ましい。
【0087】以上説明した第2の実施の形態の電子メー
ルシステムによれば、電子メールを送信する際、宛先が
多数であるような場合であっても、これら宛先にはサイ
ズの小さい参照メール5のみを送信するだけで良く、送
信メールの本文6はWWWサーバ12に1通のみを格納
するだけで良い。従って、従来のように宛先の数に応じ
てそれぞれ送信メール本文のデータを保持しておく必要
がなく、送信者端末10における記憶装置への負担を大
幅に軽減できる。又、メール送信側のメールサーバへの
負担も同様である。これらの効果は、サイズが比較的大
きい画像や音声等を送信メールの本文に添付するような
場合により顕著となる。
【0088】又、送信メールの本文6がWWWサーバ1
2上にて一元管理されるので、本文6の訂正も容易であ
る。更に、WWWサーバ12において、各メール本文6
に含まれているキーワードを検索することで、過去のメ
ールの中から所望のメールを探し出すことも容易にな
る。
【0089】一方、受信者端末14及び15等において
は、受信したメールがURLを含む参照メール5の場
合、開封指示を行うだけで自動的に該当するWWWサー
バにアクセスが行われるとともに該当する本文6が表示
されるので、ユーザに操作負担を強いることがない。従
って、本発明はダイレクトメールによる広告配信等にも
有効である。
【0090】本発明の第2の実施の形態においては、W
WWサーバでメール(コンテンツ)を参照させたが、こ
の方法は第1の実施の形態においても適用することがで
きる。
【0091】(第3の実施の形態)第3の実施の形態に
おいては、コンテンツをメールで配信するのではなく、
サーバに設置した掲示板を共有してコンテンツを配信す
る場合について記載する。第3の実施の形態におけるシ
ステム構成図は、第1の実施の形態におけるシステム構
成図と同様であるので、省略する。
【0092】図14は、第3の実施の形態におけるコン
テンツ配信サーバ105の機能ブロック図である。第3
の実施の形態におけるコンテンツ配信サーバ105は、
入力装置201、出力装置202、一時記憶装置20
3、通信制御装置204、処理制御装置205、ユーザ
属性記憶装置208、メッセージ記憶装置209を備え
る。入力装置201、出力装置202、一時記憶装置2
03、通信制御装置204のそれぞれの機能は、第1の
実施の形態と同様であるので、省略する。
【0093】ユーザ属性記憶装置208は、送信者端末
101の情報が記録された記憶装置である。具体的に
は、送信者端末101が所有する掲示板のURL、その
掲示板に投稿する場合のメール送信先を記録している。
更に、その掲示板を参照できる参加者である受信者端末
102a、102b、102c…の電話番号、メールア
ドレス、ニックネームの情報も記録している。送信者端
末101が一つの掲示板を備えても良いし、複数の掲示
板を備えても良い。
【0094】コンテンツ記憶装置209は、掲示板に掲
載される写真やメッセージなど、コンテンツに関する情
報を記録している。
【0095】又、ユーザ属性記憶装置208において、
受信者端末102a、102b、102c毎にエイリア
スを設定し、コンテンツを開示するか否か、投稿を許可
するか否かなどの設定を行っても良い。この場合、コン
テンツ記憶装置209の掲示板毎にエイリアスを設定し
ても良いし、掲示板を構成しているメッセージ毎にエイ
リアスを設定しても良い。
【0096】処理制御装置205は、参加者登録手段2
05h、コンテンツ受付手段205i、URLは威信手
段205j、コンテンツ提示手段205kを備える。図
示しないが、更に、第1の実施の形態の処理制御装置2
05が備える各手段を備える。友達登録手段205h
は、送信者端末101が作成した掲示板の参照を許可す
る受信者端末102a、102b、102cを参加者と
して登録する手段である。ここでは、参加者のニックネ
ーム、メールアドレス、参加者が契約しているキャリア
などを、ユーザ属性記憶装置108に記録する。コンテ
ンツ受付手段205iは、掲示板に登録するコンテンツ
を受付け、コンテンツ記憶装置209に記録する手段で
ある。コンテンツを受付ける場合は、掲示板毎に設けら
れたメールアドレスにコンテンツを添付して送らせて受
付けても良いし、FTPなどのファイル転送プロトコル
を利用して受付けても構わない。或いは、ユーザに掲示
板にアクセスさせ、掲示板上でコンテンツを投稿するフ
ォームを用意しても構わない。URL配信手段205j
は、参加者登録手段205hで、参加者が登録された場
合に、その参加者のメールアドレスに掲示板のURLを
送信する。コンテンツ提示手段205kは、参加者から
URLの参照要求があった場合に、コンテンツ記憶装置
209の掲示板を表示する手段である。
【0097】又、第1の実施の形態と同様に、コンテン
ツ提示手段205kにおいて、参照する参加者のキャリ
アに応じて、コンテンツのフォーマットを変換するのは
勿論である。この場合、受信者端末102a、102
b、102cが参照できるコンテンツのフォーマットに
変換するのが好ましい。
【0098】図15は、第3の実施の形態におけるコン
テンツ配信サーバ105が行う参加者を登録する処理の
フローチャートである。
【0099】コンテンツ配信サーバ105は、先ず、ス
テップS201において、コンテンツ配信サーバ105
或いは掲示板毎に設置されたメールアドレス宛に送信さ
れたメールを受信する。このとき、送信者端末101
は、参加者に登録したい受信者端末102a、102
b、102cにメールを送る場合に、CC或いはBCC
にコンテンツ配信サーバ105或いは掲示板毎に設置さ
れたメールアドレスを記載するのが好ましい。次に、ス
テップS201で受信したメールのTOに記載された宛
先メールアドレスを取得する。更に、ステップS203
において、宛先メールアドレスが登録されているか否か
をユーザ属性記憶装置208を参照して判定する。登録
済みの場合は、処理を終了する。
【0100】ステップS203において登録されていな
い場合は、ステップS204において、登録確認フォー
ムのURLを送信者端末101に送信する。ステップS
205において、送信者端末101に、ステップS20
2で取得した宛先メールアドレスを登録するか否か判断
させる。登録しない場合は、処理を終了する。
【0101】ステップS205において、宛先メールア
ドレスを登録する場合は、ステップS206において、
そのメールアドレスに対応したニックネームを送信者端
末101に記入させ、それをユーザ属性記憶装置208
に登録する。
【0102】更に、ステップS207において、登録さ
れた参加者のメールアドレスに、掲示板のURLや、投
稿先となるサイトメールアドレス等を送信する。
【0103】第3の実施の形態においては、参加者を登
録する場合のメールアドレスと、コンテンツを投稿する
場合のメールアドレスを共用しても構わない。この場
合、TOにメールアドレスが記載されて送信された場合
は、コンテンツの投稿と判断し、コンテンツ受付手段2
05iがコンテンツ記憶装置209に登録する。又、C
C或いはBCCにメールアドレスが記載されて送信され
た場合は、参加者の登録と判断し、参加者登録手段20
5hがユーザ属性記憶装置208に登録する。
【0104】又、第3の実施の形態においては、送信者
端末101が参加者のニックネームを付けたが、送信者
端末101が参加者のメールアドレスを登録後、参加者
のメールアドレスにニックネームを登録するフォームの
URLを送信し、参加者にニックネームを登録させても
構わない。
【0105】又、掲示板に新しく投稿があった場合に、
その投稿を参照できる参加者に新しく投稿があったこと
を知らせるメールを送信しても良い。
【0106】又、第3の実施の形態によれば、監視が必
要な対象に監視カメラを設置し、その監視カメラから画
像をサーバに送信することにより、その対象を、参加者
が携帯端末を用いて参照することが出来る。その場合、
監視カメラが定期的に投稿をしても良いし、その場にい
る監視者がメッセージを添付して手動で投稿しても構わ
ない。
【0107】第3の実施の形態においては、コンテンツ
の表示方法として掲示板を用いているので、第1の実施
の形態と違って、参照できるコンテンツのフォーマット
が異なる複数の端末とコンテンツを共有することが出来
る。
【0108】(その他の実施の形態)上記のように、本
発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部
をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると
理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代
替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0109】本発明の実施の形態においては、コンテン
ツとして画像を用いて説明したが、音声、動画などのあ
らゆるコンテンツについて適応可能である。
【0110】又、送信者端末及び受信者端末において、
携帯電話を用いて説明したが、PHS、PDA等でも構
わない。又、OSの異なる端末でも構わない。
【0111】更に、画像保存手段、画像変換手段等は、
画像の変換が必要でない場合は、必ずしも実行されなく
ても良い。画像変換手段においても、メールの送信先に
応じて、必要な画像の変換のみを行えば良い。
【0112】メールの送信方法として、Toの部分に送
信先のメールアドレスを列挙して同報メールとして送信
する方法が挙げられる。或いは、Toの部分に送信者の
メールアドレスやサーバのメールアドレスをダミーとし
て記入し、CCやBCCの部分に送信先のメールアドレ
スを列挙しても良い。BCCに送信先を記入する場合
は、このメールが誰に送信されたのか、他の送信先に知
られる必要がなく、個人のメールアドレスの漏洩を防ぐ
ことが出来る。
【0113】又、メールアドレスの送信先の指定につい
ては、Toや本文に書くのみならず、件名(Subje
ct)や、その他のヘッダ項目に記載しても構わない。
【0114】又、第1の実施の形態において、送信先毎
にメールのデータを用意する必要がない。第1の実施の
形態では、メールを送信する形式の数或いはメール送信
先のキャリアの数に応じてメールデータを作成すく、第
1の実施の形態の変形例では、送信先のキャリアを意識
することなく、同じメールを送信すれば良い。
【0115】更に、メールの送信形式を統一することに
より、処理のフローチャートを簡略化することも可能で
ある。
【0116】更に、本発明の第1及び第3の実施の形態
において、画像の送信方法はメールでの添付としたが、
画像がサーバに保存されればどのような方法でも構わな
い。例えば、画像をFTPを介してサーバに送信し保存
しても構わない。
【0117】更に、本発明において、ブラックリスト記
憶手段を備え、本サービスの運用にあたり問題を起こし
たユーザなどをブラックリストに加え、ブラックリスト
に掲載されたユーザにはサーバを利用させないようにし
ても良い。逆に、サーバを利用できるユーザのみを記憶
装置に記録し、記録されていないユーザには利用を制限
しても良い。
【0118】この様な、本発明はここでは記載していな
い様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従っ
て、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請
求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるも
のである。
【0119】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザの利便性が高い
メールの送受信を介して、コンテンツを配信するコンテ
ンツ配信法サーバ及びコンテンツ配信方法を提供するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ配
信システムのシステム構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ配
信サーバの機能ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ配
信サーバの処理を示したフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ配
信サーバが扱うメールの一例である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の変形例に係るコン
テンツ配信サーバの処理を示したフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る電子メールシ
ステムの概略構成を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る送信者端末に
おける電子メールの作成から送信までの手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る受信者端末の
電子メール受信処理部の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る電子メール受
信処理部による電子メール受信時の動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る参照メール
の一例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る受信者端末
におけるメール本文の表示例を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の変形例に係るメ
ール送信の流れを示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施の形態の変形例に係るメ
ール送信時に作成する電子メールを示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態に係るコンテンツ
配信サーバの機能ブロック図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係るコンテンツ
配信サーバの処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク 5 WWWサーバ 6 本文 7 認証情報 10、101 送信者端末 14、15、102a、102b、102c 受信者端
末 20 メール受信部 21 受信メール記憶部 22 受信メール一覧表示部 23 入力部 24 URL判定部 25 WWW処理部 26 認証処理部 27 本文表示部 28 受信メール表示部 30 本文 31 画像 103a A社サーバ 103b B社サーバ 103c C社サーバ 104 端末 105 コンテンツ配信サーバ 201 入力装置 202 出力装置 203 一時記憶装置 204 通信制御装置 205 処理制御装置 205a メール受信手段 205b メールヘッダ解析手段 205c メール送信先フィルタリング手段 205d 画像保存手段 205e 画像変換手段 205f メール・URL送信手段 205g 画像表示手段 205h 参加者登録手段 205i コンテンツ受付手段 205j URL配信手段 205k コンテンツ提示手段 206 キャリア情報記憶装置 207 画像記憶装置 208 ユーザ属性記憶装置 209 コンテンツ記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野原 剛 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 高山 卓三 栃木県大田原市下石上字東山1385番の1 株式会社東芝那須工場内 Fターム(参考) 5B082 GA02 HA05 5K030 HA06 HB02 JT02 JT09 LA07 LD02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも情報端末にコンテンツを配信
    する際に用いる複数の規格である、コンテンツ配信方法
    に係る情報が記憶された配信情報記憶手段と、 前記コンテンツを記録するコンテンツ記憶手段と、 少なくともメール送信先が記録されたメールヘッダを含
    むメールを受信するメール受信手段と、 前記メールヘッダを解析するメールヘッダ解析手段と、 前記メールヘッダの解析の結果、前記メール送信先が当
    該規格以外となる場合に、前記メールを送信するメール
    送信先をフィルタリングするメール送信先フィルタリン
    グ手段と、 前記情報端末から送信された前記コンテンツを前記コン
    テンツ記憶手段に記録するコンテンツ保存手段と、 前記コンテンツを、前記配信情報記憶手段を参照して、
    送信先の前記規格に適したコンテンツ配信方法に従って
    前記コンテンツを変換するコンテンツ変換手段と、 前記コンテンツ変換手段によって変換されたコンテンツ
    を、前記メールフィルタリング手段で得られた前記メー
    ル送信先に送信するメール送信手段とを備えることを特
    徴とするコンテンツ配信サーバ。
  2. 【請求項2】前記コンテンツは、前記メールの添付ファ
    イルとして送信される場合、 前記メール受信手段は、少なくともメール送信先、添付
    ファイルの有無が記録されたメールヘッダを含むメール
    に、前記添付ファイルが付されている場合、前記添付フ
    ァイルが付された前記メールを受信し、 前記コンテンツ保存手段は、前記添付ファイルとして送
    信された前記コンテンツを前記コンテンツ記憶手段に記
    録することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配
    信サーバ。
  3. 【請求項3】 前記メール送信手段は、前記コンテンツ
    を配信できない前記規格を持つ情報端末にメールを送信
    する場合は、前記コンテンツが記憶されたURLをメー
    ルに記載して送信し、 前記メールに記載されたURLの参照要請が前記情報端
    末からあった場合に、この参照要請があった前記情報端
    末にコンテンツを配信するコンテンツ配信手段を更に備
    えることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテン
    ツ配信サーバ。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツ或いは前記コンテンツが
    記録されたURLを送るメール送信先は、前記メールの
    本文に記載されており、 前記メール送信手段は、前記メールの本文に記載された
    前記メール送信先にメールを送信することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンテンツ配信
    サーバ。
  5. 【請求項5】 少なくとも情報端末にコンテンツを配信
    する際に用いる複数の規格である、コンテンツ配信方法
    に係る情報が記憶された配信情報記憶手段と、 前記コンテンツを記録するコンテンツ記憶手段と、 前記情報端末から送信されたメールを受信するメール受
    信手段と、 前記情報端末から送信された前記コンテンツを前記コン
    テンツ記憶手段に記録するコンテンツ保存手段と、 前記コンテンツを、前記配信情報記憶手段を参照して、
    送信先の前記規格に適したコンテンツ配信方法に従って
    前記コンテンツを変換するコンテンツ変換手段と、 前記コンテンツ変換手段によって変換されたコンテンツ
    が記録されたURLを前記情報端末に送信するメール送
    信手段と、 前記情報端末から前記メール送信手段で受信したURL
    を受けとり、そのURLの参照依頼に基づいて、コンテ
    ンツを参照させるコンテンツ提示手段とを備えることを
    特徴とするコンテンツ配信サーバ。
  6. 【請求項6】 コンテンツを参照できる複数の参加者を
    登録し、その属性を記憶する参加者登録手段と、 前記参加者登録手段で登録された参加者から前記コンテ
    ンツを受付け、前記コンテンツ記憶手段に記録するコン
    テンツ受付手段と、 前記複数の参加者に、前記コンテンツ受付手段で受付け
    られた前記コンテンツの保存場所を知らせる識別情報配
    信手段と、 前記複数の参加者が前記識別情報配信手段で配信された
    保存場所へ接続し、前記コンテンツの参照を要求した場
    合に、前記複数の参加者に対して前記コンテンツ記憶手
    段に記憶された前記コンテンツを提示するコンテンツ提
    示手段とを更に備えることを特徴とするコンテンツ配信
    サーバ。
  7. 【請求項7】 前記コンテンツを、前記複数の参加者が
    参照できる規格に適する様に前記コンテンツを変換する
    コンテンツ変換手段を更に備え、 前記識別情報配信手段は、前記複数の参加者に、前記コ
    ンテンツ変換手段で変換された前記コンテンツの保存場
    所を知らせることを特徴とする請求項5に記載のコンテ
    ンツ配信サーバ。
  8. 【請求項8】 少なくともメール送信先メールヘッダを
    含むメールを受信するメール受信ステップと、 前記メールヘッダを解析するメールヘッダ解析ステップ
    と、 前記メールヘッダの解析の結果、前記メール送信先が当
    該規格以外となる場合に、前記メールを送信するメール
    送信先をフィルタリングするメール送信先フィルタリン
    グステップと、 前記情報端末から送信されたコンテンツを、前記コンテ
    ンツを記録するコンテンツ記憶手段に記録するコンテン
    ツ保存ステップと、 少なくとも情報端末に前記コンテンツを配信する際に用
    いる複数の規格である、コンテンツ配信方法に係る情報
    が記憶された配信情報記憶手段を参照して、前記コンテ
    ンツを、送信先の前記規格に適したコンテンツ配信方法
    に従って前記コンテンツを変換するコンテンツ変換ステ
    ップと、 前記コンテンツ変換ステップによって変換されたコンテ
    ンツを、前記メールフィルタリングステップで得られた
    前記メール送信先に送信するメール送信ステップとを備
    えることを特徴とするコンテンツ配信方法。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツは、前記メールの添付フ
    ァイルとして送信される場合、 前記メール受信ステップは、少なくともメール送信先、
    添付ファイルの有無が記録されたメールヘッダを含むメ
    ールに、前記添付ファイルが付されている場合、前記添
    付ファイルが付された前記メールを受信し、 前記コンテンツ保存ステップは、前記添付ファイルとし
    て送信された前記コンテンツを記録する前記コンテンツ
    記憶手段に記録することを特徴とする請求項8に記載の
    コンテンツ配信方法。
  10. 【請求項10】 前記メール送信ステップは、前記コン
    テンツを配信できない前記規格を持つ情報端末にメール
    を送信する場合は、前記コンテンツが記憶されたURL
    をメールに記載して送信し、 前記メールに記載されたURLの参照要請が前記情報端
    末からあった場合に、この参照要請があった前記情報端
    末にコンテンツを配信するコンテンツ配信ステップを更
    に備えることを特徴とする請求項8又は9に記載のコン
    テンツ配信方法。
  11. 【請求項11】 前記コンテンツ或いは前記コンテンツ
    が記録されたURLを送るメール送信先は、前記メール
    の本文に記載されており、 前記メール送信ステップは、前記メールの本文に記載さ
    れた前記メール送信先にメールを送信することを特徴と
    する請求項8乃至10のいずれか1項に記載のコンテン
    ツ配信方法。
  12. 【請求項12】 情報端末から送信されたメールを受信
    するメール受信ステップと、 前記情報端末から送信された前記コンテンツを、前記コ
    ンテンツを記録するコンテンツ記憶手段に記録するコン
    テンツ保存ステップと、 前記コンテンツを、少なくとも情報端末に前記コンテン
    ツを配信する際に用いる複数の規格である、コンテンツ
    配信方法に係る情報が記憶された配信情報記憶手段を参
    照して、送信先の前記規格に適したコンテンツ配信方法
    に従って前記コンテンツを変換するコンテンツ変換ステ
    ップと、 前記コンテンツ変換ステップによって変換されたコンテ
    ンツが記録されたURLを前記情報端末に送信するメー
    ル送信ステップと、 前記情報端末から前記メール送信ステップで受信したU
    RLを受けとり、そのURLの参照依頼に基づいて、コ
    ンテンツを参照させるコンテンツ提示ステップとを備え
    ることを特徴とするコンテンツ配信方法。
  13. 【請求項13】 コンテンツを参照できる複数の参加者
    を登録し、その属性を記憶する参加者登録ステップと、 前記参加者登録ステップで登録された参加者から前記コ
    ンテンツを受付け、コンテンツ記憶手段に記録するコン
    テンツ受付ステップと、 前記複数の参加者に、前記コンテンツ受付ステップで受
    付けられた前記コンテンツの保存場所を知らせる識別情
    報配信ステップと、 前記複数の参加者が前記保存場所配信ステップで配信さ
    れた保存場所へ接続し、前記コンテンツの参照を要求し
    た場合に、前記複数の参加者に対して前記コンテンツ記
    憶手段に記憶された前記コンテンツを提示するコンテン
    ツ提示ステップとを更に備えることを特徴とするコンテ
    ンツ配信方法。
  14. 【請求項14】 前記コンテンツを、前記複数の参加者
    が参照できる規格に適する様に前記コンテンツを変換す
    るコンテンツ変換ステップを更に備え、 前記識別情報配信ステップは、前記複数の参加者に、前
    記コンテンツ変換ステップで変換された前記コンテンツ
    の保存場所を知らせることを特徴とする請求項11に記
    載のコンテンツ配信方法。
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