JP2002157201A - メールサーバ装置、携帯情報端末及びデータ通信システム - Google Patents

メールサーバ装置、携帯情報端末及びデータ通信システム

Info

Publication number
JP2002157201A
JP2002157201A JP2000356056A JP2000356056A JP2002157201A JP 2002157201 A JP2002157201 A JP 2002157201A JP 2000356056 A JP2000356056 A JP 2000356056A JP 2000356056 A JP2000356056 A JP 2000356056A JP 2002157201 A JP2002157201 A JP 2002157201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
data
information terminal
portable information
displayable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000356056A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Jo
崇 城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000356056A priority Critical patent/JP2002157201A/ja
Publication of JP2002157201A publication Critical patent/JP2002157201A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯情報端末で表示することができない形式の
データが添付された電子メールであっても、データが消
失してしまうことなく添付データの閲覧が可能な携帯情
報端末、メールサーバ及びデータ通信システムを提供す
る。 【解決手投】携帯電話2で表示不可能な形式のデータが
添付された電子メールがメールサーバ3に届くとデータ
処理部22は電子メールを表示可能な部分と表示不可能
な部分に分離し、表示可能部分37を携帯電話2へ送信
し、表示不可能な部分38をデータ記憶部25に保存す
る。携帯電話2は表示可能な部分と表示不可能な部分の
処理問い合わせを含む電子メールを受信すると、表示不
可能な部分38を別のメールアドレスへ転送するための
要求、またはデータ記憶部25に保存されているデータ
を削除する要求をメールサーバ3へ送信する。メールサ
ーバは携帯電話2からの要求に基づいて、表示不可能な
データ38を処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールサーバ装置
による携帯情報端末向け電子メールの管理に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット技術の普及に伴
い、家庭やオフィスにおいて、パーソナルコンピュータ
(以下、PCと称する。)や、携帯電話に代表される携
帯情報端末を用いた電子メールによる情報交換が、めざ
ましい勢いで普及している。
【0003】図5は、家庭やオフィスなどで電子メール
の送受信を行うシステムの概念図である。屋外などで
は、携帯情報端末である携帯電話40〜42などを用い
て、基地局及びインターネット412に接続されたメー
ルサーバ43を介して、電子メールの送受信を行うこと
が可能である。
【0004】また、オフィス44では、メールサーバ4
41を介してインターネット412に接続された図外の
PCを用いて、電子メールの送受信を行うことが可能で
ある。
【0005】さらに、家庭では、各家庭に設置されたP
C47〜49,410,411を用いて、電子メールの
送受信を行うことが可能である。PC47〜49は、メ
ールサーバの機能を持つインターネットサービスプロバ
イダ(以下、ISPと称する。)45を介してインター
ネット412に接続されている。また、PC410,4
11は、メールサーバの機能を持つISP46を介して
インターネット412に接続されている。さらに、PC
47〜49,410,411は、それぞれダイアルアッ
プ接続などによりISP45,46と接続することが可
能である。
【0006】家庭やオフィスに設置されたPCと携帯電
話との電子メールの交換は、以下のように行われる。例
えば、家庭内に設置されたPC47から携帯電話40へ
電子メールを送信する場合、先ずPC47で電子メール
を作成し、ダイアルアップ接続でメールサーバの機能を
持つISP45に接続する。そして、SMTPなどのプ
ロトコルに従い、作成した電子メールを送信する。IS
P45は前記電子メールを受信すると、TCP/IPな
どのプロトコルに従い、インターネット412を介して
メールサーバ43に前記電子メールを含むデータを送信
する。メールサーバ43は前記電子メールを含むデータ
を受信すると、電子メールの送信先を確認し、基地局か
ら携帯電話40へ向けて前記電子メールを含むパケット
の送信を行う。
【0007】ここで、PCや携帯電話などの端末装置間
で送受信が可能な電子メールのデータは、テキスト形式
のデータのみとは限らない。すなわち、テキスト形式の
データに加えて、画像データ、音声データ、ワープロ
(文章作成)ソフトによって作成されたテキスト形式と
は異なる形式のデータ、表計算ソフトによって作成され
たデータ、及びHTML文書など、様々な形式のデータ
を電子メールに添付して送信することが可能である。
【0008】様々なデータ形式の表示に対応している携
帯情報端末間、PC間、及び携帯情報端末とPCとの間
で、これらの添付データを含む電子メールの送受信を行
う場合には、受信側の端末装置に電子メールに添付され
たデータを表示するための機能が予め備わっていたり、
またはそのデータを表示するためのソフトウェアがイン
ストールされたりしている。そのため、受信端末装置の
表示装置で受信したデータを表示することができる。
【0009】しかしながら、テキスト形式のデータのみ
の表示が可能な携帯端末やPCで、テキスト形式以外の
形式のデータが添付された電子メールを受信すると、受
信したデータを携帯端末やPCの表示装置に表示させる
ことができないという問題が生じる。また、携帯電話で
前記表示不可能な添付データを含む電子メールを受信し
た場合には、メールサーバ側の機能としてその電子メー
ルから表示不可能な添付データを削除して携帯電話へ送
信する場合がある。さらに、送信が終了するとメールサ
ーバ側には送信済みの電子メールが保存されない。よっ
て上記の場合、携帯電話のユーザは、それ以降その電子
メールの添付データを見ることができなくなってしま
う。
【0010】そこで、上記の問題を解決するために、特
開2000−112840号公報には、携帯情報端末で
表示不可能な電子メールの添付データをデータ処理装置
で表示可能なデータ形式にデータ変換するメールシステ
ムに関する技術が開示されている。このメールシステム
の概略について説明する。図6は、特開2000−11
2840号公報に記載されたメールシステムの構成図で
ある。携帯情報端末51は電子メールを受信すると、そ
の電子メールの解析を行い、表示不可能なデータが添付
されていた場合には代替URLに変換を行う。代替UR
Lによりアクセスされたデータ処理装置50は、メール
サーバ53から電子メールの取得を行い、データ処理装
置50で表示可能な形式のデータに変換を行う。そし
て、携帯情報端末51へ送信し、携帯情報端末51で表
示可能な形式のデータを受信することにより、電子メー
ルに添付されていたデータの表示を行うことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
メールシステムでは、すべてのデータを表示可能にしよ
うとした場合、あらゆるデータの形式の変換を可能とす
るデータ処理装置が必要となる。画像データ、音声デー
タ、ワープロソフトで作成されたデータ、表計算ソフト
で作成されたデータなど、現在一般的に利用されるデー
タの形式を考慮しただけでも、膨大な種類が考えられ
る。また、今後新たなデータ形式が作成された場合、新
たなデータ形式を表示可能なデータ形式に変換する機能
を付け加える必要がある。よって、データ処理装置に大
きな負荷がかかるという問題がある。さらに、データ処
理装置が携帯情報端末で表示できなかったデータの変換
に対応していなかった場合、ユーザは結局データを確認
することができないままになってしまう。POP3など
のプロトコルに従ってユーザがメールサーバから電子メ
ールを取得するような場合には、メールサーバに該電子
メールを保存しておくことは可能である。しかし、携帯
電話などでの送受信のようにメールサーバ側からユーザ
側へ無線で電子メールを送信する場合、携帯情報端末で
の受信完了後にメールサーバは、その電子メールを削除
してしまうため、その時点で表示不可能なデータは消失
してしまう。
【0012】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めに成されたものであり、その目的は、携帯情報端末で
表示することができない形式のデータが添付された電子
メールであっても、データが消失してしまうことなく添
付データの閲覧が可能な携帯情報端末、メールサーバ及
びデータ通信システムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0014】(1) 携帯情報端末宛に送信された電子メー
ルを管理するメールサーバ装置であって、インターネッ
トを介して電子メールの送受信を行うネットワーク通信
手段と、該携帯情報端末が表示可能なデータ形式及び受
信可能なデータ量を管理情報として記憶するデータベー
スと、該データベースの管理情報に基づいて、受信した
電子メールのデータ形式及びデータ量を確認して、該電
子メールを該携帯情報端末が表示可能な部分と表示不可
能な部分とに分離するデータ処理手段と、該データ処理
手段が分離した該電子メールの表示不可能な部分または
分離前の該電子メールを記憶する記憶手段と、該電子メ
ールの表示可能な部分とともに、該電子メールの表示不
可能な部分の処理問い合わせを該携帯情報端末に送信す
るサーバ通信手段と、を備えたこと特徴とする。
【0015】この構成において、メールサーバ装置は、
携帯情報端末宛に送信された電子メールを管理し、ネッ
トワーク通信手段でインターネットを介して電子メール
の送受信を行い、データベースで該携帯情報端末が表示
可能なデータ形式及び受信可能なデータ量を管理情報と
して記憶し、データ処理手段で該データベースの管理情
報に基づいて、受信した電子メールのデータ形式及びデ
ータ量を確認して、該電子メールを該携帯情報端末が表
示可能な部分と表示不可能な部分とに分離し、記憶手段
で、該データ処理手段が分離した該電子メールの表示不
可能な部分または分離前の該電子メールを記憶し、サー
バ通信手段で該電子メールの表示可能な部分とともに、
該電子メールの表示不可能な部分の処理問い合わせを該
携帯情報端末に送信する。したがって、従来は携帯情報
端末として携帯電話を用いた電子メールの送受信では、
メールサーバ装置は表示不可能な添付データを削除した
あとに携帯電話へ無線で電子メールの送信を行うため、
ユーザはそれ以降添付データを見ることができなくなっ
てしまうが、本発明のデータ通信システムを用いること
により、添付データが消失してしまうのを避けることが
可能となる。
【0016】(2) (1) 記載のメールサーバ装置から前記
電子メールの表示可能な部分及び前記処理問い合わせを
受信する端末通信手段と、該端末通信手段で受信した前
記電子メールの表示可能な部分及び前記処理問い合わせ
を表示する表示手段と、前記処理問い合わせに対して、
前記電子メールの表示不可能な部分または分離前の前記
電子メールの転送指示または削除指示を入力する入力手
段と、を備え、該端末通信手段は、該入力手段で入力し
た電子メールの転送指示または削除指示を前記メールサ
ーバ装置に送信することを特徴とする。
【0017】この構成において、携帯情報端末は、端末
通信手段で(1) 記載のメールサーバ装置から前記電子メ
ールの表示可能な部分及び前記処理問い合わせを受信
し、該端末通信手段で受信した前記電子メールの表示可
能な部分及び前記処理問い合わせを表示手段で表示し、
前記処理問い合わせに対して、前記電子メールの表示不
可能な部分または分離前の前記電子メールの転送指示ま
たは削除指示を入力手段で入力可能であり、該端末通信
手段は、該入力手段で入力した電子メールの転送指示ま
たは削除指示を前記メールサーバ装置に送信する。した
がって、携帯端末端末側で電子メール受信時にユーザが
転送または削除の要求を送信することが可能となり、ま
た、メールサーバ装置は長時間データを保存する必要が
なくデータ記憶領域を小さく抑えることが可能となる。
【0018】(3) 前記サーバ通信手段は、(2) 記載の携
帯情報端末から送信された前記電子メールの転送指示ま
たは削除指示を受信し、前記データベースは、さらに電
子メールを転送するアドレスを管理情報として記憶し、
前記サーバ通信手段が転送指示を受信すると、ネットワ
ーク通信手段は前記データベースに管理されたアドレス
または該携帯情報端末から指示されたアドレスに、前記
電子メールの表示不可能な部分または分離前の前記電子
メールを転送し、該サーバ受信手段が削除指示を受信す
ると、前記データ処理手段は、前記記憶手段が記憶した
前記電子メールの表示不可能な部分または分離前の前記
電子メールを削除することを特徴とする。
【0019】この構成において、メールサーバ装置は、
前記サーバ通信手段で請求項2記載の携帯情報端末から
送信された前記電子メールの転送指示または削除指示を
受信し、前記サーバ通信手段で転送指示を受信した場合
は、ネットワーク通信手段で前記データベースに管理さ
れた電子メールを転送するアドレスまたは該携帯情報端
末から指示されたアドレスに、前記電子メールの表示不
可能な部分または分離前の前記電子メールを転送し、ま
た、該サーバ受信手段で削除指示を受信した場合は、前
記データ処理手段で前記記憶手段が記憶した前記電子メ
ールの表示不可能な部分または分離前の前記電子メール
を削除する。したがって、携帯情報端末で表示不可能な
形式のデータが添付された電子メールが送付された場合
に、携帯端末から転送の要求があれば保存されていたデ
ータを別のメールアドレスへ転送し、削除の要求があれ
ば保存されていたデータを削除するという処理により、
ユーザは所望の転送先に表示不可能な部分または分離前
の前記電子メールを転送することが可能となり、従来の
ように表示不可能な部分の確認ができなくなることがな
い。また、電子メールの表示可能な部分を確認したこと
により、表示不可能な部分を確認する必要がない場合に
は、容易に削除可能となる。
【0020】(4) (1) または(3) 記載のメールサーバ装
置と、(2) 記載の携帯情報端末と、を備えたことを特徴
とする。
【0021】この構成においては、データ通信システム
は、(1) または(3) に記載のメールサーバ装置と、(2)
に記載の携帯情報端末と、によって構成される。したが
って、携帯情報端末で表示不可能な形式のデータが添付
された電子メールが送付された場合に、メールサーバ側
で表示可能かどうかの判断を行い、表示不可能な場合に
は、表示不可能な部分を電子メール本体から分離してメ
ールサーバ内の記憶手段に保存して、携帯情報端末から
転送の要求があれば保存されていたデータを別のメール
アドレスへ転送し、転送完了後に削除、削除の要求があ
れば保存されていたデータを削除するという処理を行う
ため、ユーザが携帯情報端末以外にPCなどを使用して
電子メールの送受信を行うために別のプロバイダ(IS
P)と契約している場合などに、PC側のメールアドレ
スに添付データを転送することにより、携帯情報端末で
表示することができなかったデータを、転送後にPCで
表示させることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明によるデータ通信システム
の一実施形態を以下に説明する。図1は、本発明のデー
タ通信システムの概略構成図である。データ通信システ
ム1は、携帯情報端末である携帯電話2、通信手段であ
る基地局(通信部)11を備えたメールサーバ3、公衆
回線網を含むインターネット4を備え、さらに、家庭5
に設置されたPC6、ISP7から構成されている。P
C6は、ISP7に公衆回線8を介して接続されてい
る。また、メールサーバ3及びISP7は、インターネ
ット4に接続されている。
【0023】メールサーバ3は、携帯電話2宛に送信さ
れた電子メールを受信・管理し、携帯電話2にその電子
メールを送信したり、携帯電話2から送信された電子メ
ールをインターネット4に接続された他の機器へ送信し
たりするものである。
【0024】PC6は、ダイアルアップ接続などにより
ISP7に接続し、SMTP、POP3などのプロトコ
ルに従って電子メールの送受信を行ったり、インターネ
ット4へ接続したりすることができる。
【0025】なお、携帯情報端末の一例として携帯電話
を挙げて説明するが、これに限るものでなく、例えば、
ペン入力などが可能で、携帯電話に接続して使用するP
DA(personal digital assistants )や、携帯電話と
一体化したPDAなどであってもよい。
【0026】図2は、データ通信システムを構成する携
帯電話及びメールサーバの概略構成図である。携帯電話
2は、端末通信手段である通信部11、記憶手段である
キャッシュメモリ12、表示手段である表示部13、入
力手段である入力部14、及び制御部15を備えてい
る。
【0027】通信部11は、メールサーバ3と電子メー
ルなど情報の送受信を行うためのものである。キャッシ
ュメモリ12は、受信した電子メールや作成した電子メ
ールなどを一時的に記憶するためのものである。表示部
13は、受信した電子メールなどを表示するためのもの
である。入力部14は、各種の指示などを入力するため
のものである。制御部15は、携帯電話2の各部を制御
するためのものであり、携帯電話2の各部は制御部15
に接続されている。
【0028】メールサーバ3は、サーバ通信手段である
通信部21、データ処理手段であるデータ処理部22、
記憶部23、ネットワーク通信手段であるネットワーク
通信部26、表示部27及び入力部28を備えている。
【0029】通信部21は、携帯電話2と情報交換を行
うために、情報の送信及び受信を無線で行うためのもの
である。データ処理部22は、インターネット4を介し
て送られてきた電子メールの解析を行い、所定の処理を
行った後、通信部(基地局)21に電子メールの送信を
行わせる機能、通信部21で受信した電子メールを、公
衆回線網を含むインターネット4へTCP/IPなどの
プロトコルに従ってネットワーク通信部26から送信さ
せる機能などを有する。
【0030】記憶部23は、データベース24及びデー
タ記憶手段であるデータ記憶部25を有している。デー
タベース24は、メールサーバ3を利用して電子メール
の送受信を行う携帯電話2などのユーザ情報を管理する
データベースである。ユーザ情報としては、携帯電話ユ
ーザのメールアドレス、ユーザ所有の携帯電話で表示可
能なデータ形式の一覧、ユーザが表示不可能な添付デー
タの転送を希望する場合の転送先のメールアドレスなど
が格納されている。また、データ記憶部25は、電子メ
ールや電子メールに添付されたデータを保存する機能を
有する。
【0031】ネットワーク通信部26は、インターネッ
ト4に接続された他の接続機器と情報の送受信を行うた
めのものである。表示部27は、メールサーバ3の状態
などを表示するためのものである。入力部28は、メー
ルサーバ3に対する所定の指示などを入力するためのも
のである。
【0032】次に、本実施形態において、携帯電話2で
表示することができないデータが添付された電子メール
が携帯電話2へ送信された場合のデータ処理、及び電子
メール転送処理について説明する。図3は、本実施形態
における携帯電話2及びメールサーバ3での処理の流れ
を説明するためのフローチャートである。図3(A)
は、メールサーバ3の処理手順を説明するためのフロー
チャートであり、図3(B)は、携帯電話2の処理手順
を説明するためのフローチャートである。
【0033】図3(A)に示したように、先ずメールサ
ーバ3は、携帯電話2に割り当てられたメールアドレス
を宛先とする電子メールをインターネット(公衆回線
網)4を介してネットワーク通信部26で受信する(s
101)。メールサーバ3は、データ処理部22におい
て、該電子メールの内容の解析を行い、テキストデータ
以外の形式のデータが添付されていた場合、記憶部23
に格納されている携帯端末ユーザの情報が格納されたデ
ータベース24を参照し、該電子メールの宛先に相当す
る携帯電話2で表示可能なデータ形式及び添付データの
形式の照合を行う。そして、メールサーバ3は、該電子
メールの添付データが携帯電話2で表示不可能であると
判定した場合、該電子メールを表示可能部分(例えば、
テキストデータなど)37と、表示不可能部分(例え
ば、画像の添付データなど)38と、に分離し、表示不
可能部分をデータ記憶部25に保存データとして保存す
る(s102)。このとき、データ記憶部25に保存す
る保存データとしては、表示可能部分37と表示不可能
部分38とを分離する前の電子メール全体であってもよ
い。
【0034】前記電子メールを表示可能部分37と表示
不可能部分38とに分離後、メールサーバ3は、基地局
(通信部)21から無線で携帯電話2へ向けて、表示可
能なテキストデータ37を含む電子メールを送信する
(s103)。このとき、メールサーバ3は、送信した
電子メールには表示不可能なデータが添付されていたこ
とを示す内容、添付されていたデータの種類や名前、表
示不可能なデータの処理についての問い合わせなどのデ
ータを前記表示可能なテキストデータに付加し、携帯電
話2に表示不可能なデータが添付されていたことも通知
する。そして、携帯電話2から表示できない電子メール
の添付データについての処理指示があるまで待機する
(s104)。
【0035】図3(B)に示したように、携帯電話2に
おいて、メールサーバ3から前記基地局を介して送信さ
れた電子メールを通信部11で受信すると(s11
1)、ユーザはメールサーバ3で受信した電子メールの
内容を確認するとともに、携帯電話2で表示不可能なデ
ータが電子メールに添付されていたことを確認すること
ができる。図4は、電子メールを受信した際の携帯電話
の表示画面を示した図である。例えば、図4に示したよ
うな内容が携帯電話2の表示部(ディスプレイ)13に
表示される。つまり、携帯電話2の表示部13には、電
子メールの表示可能な部分(テキストデータ)31、及
び電子メールの表示不可能な部分が添付されていたこと
を示す情報、及びこの表示不可能な部分の処理の問い合
わせ情報32が表示される。
【0036】携帯電話2のユーザは、表示部13に表示
された表示不可能な添付データを転送するか削除するか
の確認メッセージに対して(s112)、前記添付デー
タ18を携帯電話2のメールアドレス以外のメールアド
レスへ転送する場合には、入力部14から該添付データ
の転送要求を入力すると、通信部11からメールサーバ
3にこの情報が送信される(s113)。
【0037】ここで、携帯電話2のユーザは、転送先の
メールアドレスを指定して転送要求を送信することが可
能である。また、予めメールサーバ3のデータ記憶部1
3に記憶されている携帯電話ユーザの情報データベース
に転送先のアドレスを登録しておいて、添付データを転
送する際には、転送要求のみを送信することが可能であ
る。本実施形態では、例えば携帯電話2のユーザはIS
P15と契約しており、家庭で使用しているPC14の
メールアドレスにISP15を介して電子メールの前記
添付データを転送するものとする。
【0038】一方、s112において、メールサーバ3
のデータ記憶部13に保存されている添付データを削除
する場合には、携帯電話2のユーザは入力部14から添
付データの削除要求を入力すると、通信部11からメー
ルサーバ3にこの情報が送信され(s114)、処理を
終了する。
【0039】図3(A)に示したように、メールサーバ
3は、携帯電話2で表示不可能な電子メールの添付デー
タについての処理指示を通信部21で受信すると(s1
04)、その処理指示が、添付データを他のアドレスに
転送するのか、それとも削除するのかを確認する(s1
05)。添付データを他のアドレスへ転送する要求の場
合、データ記憶部25に保存してある携帯電話2で表示
不可能な添付データを、指定された転送先のメールアド
レスへ電子メールとしてインターネット4を介して送信
する(s106)。このとき、前記転送要求で転送先の
メールアドレスが指定されていた場合には、該メールア
ドレスを転送先とする。一方、予めデータ記憶部13の
ユーザデータベースに転送先のメールアドレスが登録さ
れていて、前記転送要求で転送先のメールアドレスが指
定されていなかった場合には、登録されているメールア
ドレスを転送先とする。
【0040】そして、メールサーバ3は前記添付データ
の転送が完了すると、データ記憶部25に保存していた
添付データを削除して(s107)、処理を終了する。
【0041】一方、s105において、メールサーバ3
は携帯電話2から添付データの削除要求を受信した場
合、データ記憶部13に保存していた添付データを削除
して(s107)、処理を終了する。
【0042】上記のデータ通信手段により、ユーザが携
帯電話2を用いて電子メールの受信をした際に、該電子
メールに携帯電話2では表示不可能なデータが添付され
ていたとしても、別のメールアドレスへ転送することに
より、PC6で該添付データを表示させることが可能に
なる。これは特に、携帯電話2のユーザがPC6のユー
ザでもあり、ISP7とダイアルアップ接続などでイン
ターネット接続や電子メールの送受信を行う契約をして
いる場合に有効である。
【0043】なお、図3を用いた説明では、携帯電話2
の表示部13で表示できない添付データが電子メールに
添付されていた場合であったが、これに限るものではな
く、例えば、電子メールがテキストデータのみであって
も、携帯電話2の受信可能なデータ量を越えていた場合
などにも、本発明は適用可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0045】(1) メールサーバ装置は、携帯情報端末宛
に送信された電子メールを管理し、ネットワーク通信手
段でインターネットを介して電子メールの送受信を行
い、データベースで該携帯情報端末が表示可能なデータ
形式及び受信可能なデータ量を管理情報として記憶し、
データ処理手段で該データベースの管理情報に基づい
て、受信した電子メールのデータ形式及びデータ量を確
認して、該電子メールを該携帯情報端末が表示可能な部
分と表示不可能な部分とに分離し、記憶手段で、該デー
タ処理手段が分離した該電子メールの表示不可能な部分
または分離前の該電子メールを記憶し、サーバ通信手段
で該電子メールの表示可能な部分とともに、該電子メー
ルの表示不可能な部分の処理問い合わせを該携帯情報端
末に送信するので、従来は携帯情報端末として携帯電話
を用いた電子メールの送受信では、メールサーバ装置は
表示不可能な添付データを削除したあとに携帯電話へ無
線で電子メールの送信を行うため、ユーザはそれ以降添
付データを見ることができなくなってしまうが、本発明
のデータ通信システムを用いることにより、添付データ
が消失してしまうのを避けることができる。
【0046】(2) 携帯情報端末は、端末通信手段で(1)
記載のメールサーバ装置から前記電子メールの表示可能
な部分及び前記処理問い合わせを受信し、該端末通信手
段で受信した前記電子メールの表示可能な部分及び前記
処理問い合わせを表示手段で表示し、前記処理問い合わ
せに対して、前記電子メールの表示不可能な部分または
分離前の前記電子メールの転送指示または削除指示を入
力手段で入力可能であり、該端末通信手段は、該入力手
段で入力した電子メールの転送指示または削除指示を前
記メールサーバ装置に送信するため、携帯端末端末側で
電子メール受信時にユーザが転送または削除の要求を送
信することができ、また、メールサーバ装置は長時間デ
ータを保存する必要がなくデータ記憶領域を小さく抑え
ることができる。
【0047】(3) メールサーバ装置は、前記サーバ通信
手段で請求項2記載の携帯情報端末から送信された前記
電子メールの転送指示または削除指示を受信し、前記サ
ーバ通信手段で転送指示を受信した場合は、ネットワー
ク通信手段で前記データベースに管理された電子メール
を転送するアドレスまたは該携帯情報端末から指示され
たアドレスに、前記電子メールの表示不可能な部分また
は分離前の前記電子メールを転送し、また、該サーバ受
信手段で削除指示を受信した場合は、前記データ処理手
段で前記記憶手段が記憶した前記電子メールの表示不可
能な部分または分離前の前記電子メールを削除するの
で、携帯情報端末で表示不可能な形式のデータが添付さ
れた電子メールが送付された場合に、携帯端末から転送
の要求があれば保存されていたデータを別のメールアド
レスへ転送し、削除の要求があれば保存されていたデー
タを削除するという処理により、ユーザは所望の転送先
に表示不可能な部分または分離前の前記電子メールを転
送することができ、従来のように表示不可能な部分の確
認ができなくなることがない。また、電子メールの表示
可能な部分を確認したことにより、表示不可能な部分を
確認する必要がない場合には、容易に削除できる。
【0048】(4) データ通信システムを、(1) または
(3) に記載のメールサーバ装置と、(2) に記載の携帯情
報端末と、によって構成することにより、携帯情報端末
で表示不可能な形式のデータが添付された電子メールが
送付された場合に、メールサーバ側で表示可能かどうか
の判断を行い、表示不可能な場合には、表示不可能な部
分を電子メール本体から分離してメールサーバ内の記憶
手段に保存して、携帯情報端末から転送の要求があれば
保存されていたデータを別のメールアドレスへ転送し、
転送完了後に削除、削除の要求があれば保存されていた
データを削除するという処理を行うため、ユーザが携帯
情報端末以外にPCなどを使用して電子メールの送受信
を行うために別のプロバイダ(ISP)と契約している
場合などに、PC側のメールアドレスに添付データを転
送することにより、携帯情報端末で表示することができ
なかったデータを、転送後にPCで表示させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ通信システムの概略構成図であ
る。
【図2】データ通信システムを構成する携帯電話及びメ
ールサーバの概略構成図である。
【図3】本実施形態における携帯電話及びメールサーバ
での処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】電子メールを受信した際の携帯電話の表示画面
を示した図である。
【図5】家庭やオフィスなどで電子メールの送受信を行
うシステムの概念図である。
【図6】特開2000−112840号公報に記載され
たメールシステムの構成図である。
【符号の説明】
2−携帯電話 3−メールサーバ 4−インターネット(公衆回線網) 22−データ処理部 23−記憶部 24−データベース 25−データ記憶部 37−電子メールの表示可能な部分(テキストデータ) 38−電子メールの表示不可能な部分(添付データ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/537 H04L 11/20 101B 11/00 302

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯情報端末宛に送信された電子メール
    を管理するメールサーバ装置であって、 インターネットを介して電子メールの送受信を行うネッ
    トワーク通信手段と、 該携帯情報端末が表示可能なデータ形式及び受信可能な
    データ量を管理情報として記憶するデータベースと、 該データベースの管理情報に基づいて、受信した電子メ
    ールのデータ形式及びデータ量を確認して、該電子メー
    ルを該携帯情報端末が表示可能な部分と表示不可能な部
    分とに分離するデータ処理手段と、 該データ処理手段が分離した該電子メールの表示不可能
    な部分または分離前の該電子メールを記憶する記憶手段
    と、 該電子メールの表示可能な部分とともに、該電子メール
    の表示不可能な部分の処理問い合わせを該携帯情報端末
    に送信するサーバ通信手段と、を備えたこと特徴とする
    メールサーバ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメールサーバ装置から前
    記電子メールの表示可能な部分及び前記処理問い合わせ
    を受信する端末通信手段と、 該端末通信手段で受信した前記電子メールの表示可能な
    部分及び前記処理問い合わせを表示する表示手段と、 前記処理問い合わせに対して、前記電子メールの表示不
    可能な部分または分離前の前記電子メールの転送指示ま
    たは削除指示を入力する入力手段と、を備え、 該端末通信手段は、該入力手段で入力した電子メールの
    転送指示または削除指示を前記メールサーバ装置に送信
    することを特徴とする携帯情報端末。
  3. 【請求項3】 前記サーバ通信手段は、請求項2記載の
    携帯情報端末から送信された前記電子メールの転送指示
    または削除指示を受信し、 前記データベースは、さらに電子メールを転送するアド
    レスを管理情報として記憶し、 前記サーバ通信手段が転送指示を受信すると、ネットワ
    ーク通信手段は前記データベースに管理されたアドレス
    または該携帯情報端末から指示されたアドレスに、前記
    電子メールの表示不可能な部分または分離前の前記電子
    メールを転送し、 該サーバ受信手段が削除指示を受信すると、前記データ
    処理手段は、前記記憶手段が記憶した前記電子メールの
    表示不可能な部分または分離前の前記電子メールを削除
    することを特徴とする請求項1に記載のメールサーバ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1または3記載のメールサーバ装
    置と、請求項2記載の携帯情報端末と、を備えたことを
    特徴とするデータ通信システム。
JP2000356056A 2000-11-22 2000-11-22 メールサーバ装置、携帯情報端末及びデータ通信システム Pending JP2002157201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000356056A JP2002157201A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 メールサーバ装置、携帯情報端末及びデータ通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000356056A JP2002157201A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 メールサーバ装置、携帯情報端末及びデータ通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002157201A true JP2002157201A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18828364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000356056A Pending JP2002157201A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 メールサーバ装置、携帯情報端末及びデータ通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002157201A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527578A (ja) * 2004-02-26 2007-09-27 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 電子メール・メッセージの部分の供給
US7720985B2 (en) 2005-08-24 2010-05-18 Sony Corporation Content receiving apparatus and content receiving method
US7742369B2 (en) 2005-02-09 2010-06-22 Sony Corporation Content reproduction system, content reproduction apparatus, and content reproduction method

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527578A (ja) * 2004-02-26 2007-09-27 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 電子メール・メッセージの部分の供給
US7742369B2 (en) 2005-02-09 2010-06-22 Sony Corporation Content reproduction system, content reproduction apparatus, and content reproduction method
US7894310B2 (en) 2005-02-09 2011-02-22 Sony Corporation Content reproduction system, content reproduction apparatus, and content reproduction method
US8213273B2 (en) 2005-02-09 2012-07-03 Sony Corporation Content reproduction system, content reproduction apparatus, and content reproduction method
US7720985B2 (en) 2005-08-24 2010-05-18 Sony Corporation Content receiving apparatus and content receiving method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6185605B1 (en) Electronic mail system spontaneously forwarding an electronic mail to a receiving communication terminal
KR100612709B1 (ko) 단문 서비스 게이트웨이, 정보 서비스 제공 시스템 및 방법
EP0890909A2 (en) Hypertext transmission method and hypertext transmission server apparatus
JP2001094592A (ja) ネットワーク帯域を効率的に使用して移動装置に電子メールサービスを提供する方法及びシステム
JP2004500632A (ja) 情報を表示する方法及びシステム
WO2002001371A1 (fr) Procede et appareil destines a regler un parametre de communication dans un terminal d'informations
JP2000261493A (ja) 電子メールシステム
US7543028B2 (en) Electronic mail distribution method, communications terminal, and server device
JP4102509B2 (ja) メール転送装置及びメールの転送方法
CN101137094B (zh) 电子邮件通知方法及其装置和系统
JP2002157201A (ja) メールサーバ装置、携帯情報端末及びデータ通信システム
JP2009296100A (ja) メッセージ通信処理方法、メッセージ通信処理システム及び通信端末装置
JP2006254119A (ja) 携帯通信端末連携システム
JP5255915B2 (ja) メール送信処理方法及び通信端末装置
JPH11187188A (ja) ネットワークファクシミリ装置の制御方法
CN101026785A (zh) 一种实现移动终端发送多媒体消息到互联网程序的方法
JP2001339422A (ja) メールデータ管理システム
JP4330844B2 (ja) 共有情報管理方法、移動通信端末及び共有情報管理システム
JP2009296099A (ja) 電話通信処理方法、電話通信処理システム及び通信端末装置
JPH11150645A (ja) ファクシミリ通信システムの制御方法
JP3400979B2 (ja) 電子メール転送システム
JP2007156836A (ja) 同報メールシステム
JP5011208B2 (ja) メール処理システム及び通信端末装置
JP2001024691A (ja) サーバシステム及びサーバシステムにおけるアドレス情報提供方法
JP5011210B2 (ja) 通信システム