JP2009296100A - メッセージ通信処理方法、メッセージ通信処理システム及び通信端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発信側の通信端末装置から受信したメッセージに設定されている宛先の電話番号に、記副回線識別子が付加されている場合は、その副回線識別子とメッセージに設定されている主回線の電話番号とに基づいて、発信側の通信端末の副回線の電話番号を取得し、メッセージに設定されている発信側の電話番号を主回線の電話番号から前記副回線の電話番号に書き換え、メッセージに設定されている宛先の電話番号に付加されている副回線識別子を削除する。
【選択図】図11
Description
このメッセージ通信処理方法では、発信側の通信端末装置の副回線から電話番号を宛先とするメッセージを送信するときに、そのメッセージに設定されている宛先の電話番号に所定の副回線識別子を付加することにより、宛先の通信端末装置に送信されるメッセージに、発信側の電話番号として発信側の通信端末装置の副回線の電話番号が設定される。従って、宛先の通信端末装置では、発信側の通信端末装置の副回線からのメッセージであることを把握することができる。しかも、その副回線からのメッセージ通信であることを示す副回線識別子は、発信側の電話番号や宛先の電話番号とは別に設定するのではなく、宛先の電話番号に付加するだけで済むため、発信側の通信端末装置と通信ネットワークとの間の通信トラフィックの増加を抑えることができる。
本発明に係る他のメッセージ通信処理方法は、同一の加入者識別情報について主回線の電話番号と少なくとも一つの副回線の電話番号とが設定された通信端末装置による電話番号を宛先とするメッセージの通信を処理するメッセージ通信処理方法であって、電話番号を宛先とするメッセージを発信側の通信端末装置から受信するステップと、前記発信側の通信端末装置から受信した前記メッセージに設定されている宛先の電話番号が、その宛先の通信端末装置に設定されている副回線の電話番号であるか否かを判断するステップと、前記宛先の電話番号が前記副回線の電話番号である場合は、その副回線の電話番号に基づいて前記宛先の通信端末の主回線の電話番号を取得し、前記メッセージに設定されている宛先の電話番号を前記副回線の電話番号から前記取得した主回線の電話番号に書き換え、前記メッセージに設定されている前記発信側の電話番号に所定の副回線識別子を付加し、前記宛先の電話番号の書き換え及び前記副回線識別子の付加がなされた前記メッセージを、前記宛先の通信端末装置に送信するステップとを含む。
このメッセージ通信処理方法では、宛先の通信端末装置の副回線に電話番号を宛先とするメッセージを送信するとき、その発信側の通信端末装置から送信されるメッセージに、宛先の通信端末装置の副回線の電話番号を設定することにより、宛先の通信端末装置に送信されるメッセージに、所定の副回線識別子が付加された発信側の電話番号が設定される。従って、宛先の通信端末装置では、その宛先の通信端末装置の副回線宛のメッセージであることを把握することができる。しかも、その副回線へのメッセージ通信であることを示す副回線識別子は、発信側の電話番号や宛先の電話番号とは別に設定されるのではなく、宛先の通信端末装置に送信されるメッセージに設定される発信側の電話番号に付加されるため、宛先の通信端末装置と通信ネットワークとの間の通信トラフィックの増加を抑えることができる。
前記各メッセージ通信処理方法において、前記通信端末装置に複数の副回線の電話番号が設定されている場合、前記副回線識別子は、前記複数の副回線の電話番号を互いに識別可能な情報を含むものであってもよい。
本発明に係る他のメッセージ通信処理システムは、同一の加入者識別情報について主回線の電話番号と少なくとも一つの副回線の電話番号とが設定された通信端末装置による電話番号を宛先とするメッセージの通信を処理するメッセージ通信処理システムであって、電話番号を宛先とするメッセージを発信側の通信端末装置から受信するメッセージ受信手段と、前記発信側の通信端末装置から受信した前記メッセージに設定されている宛先の電話番号が、その宛先の通信端末装置に設定されている副回線の電話番号であるか否かを判断する判断手段と、前記宛先の電話番号が前記副回線の電話番号である場合は、その副回線の電話番号に基づいて前記宛先の通信端末の主回線の電話番号を取得し、前記メッセージに設定されている宛先の電話番号を前記副回線の電話番号から前記取得した主回線の電話番号に書き換え、前記メッセージに設定されている前記発信側の電話番号に所定の副回線識別子を付加し、前記宛先の電話番号の書き換え及び前記副回線識別子の付加がなされた前記メッセージを、前記宛先の通信端末装置に送信するメッセージ処理手段とを備える。
前記各メッセージ通信処理システムにおいて、前記通信端末装置に複数の副回線の電話番号が設定されている場合、前記副回線識別子は、前記複数の副回線の電話番号を互いに識別可能な情報を含むものであってもよい。
本発明に係る他の通信端末装置は、同一の加入者識別情報について主回線の電話番号と少なくとも一つの副回線の電話番号とが設定された通信端末装置であって、通信ネットワークを介して電話番号を宛先とするメッセージの通信を行うための通信手段と、電話番号を宛先とするメッセージを受信したとき、そのメッセージに設定されている宛先の電話番号に所定の副回線識別子が付加されているか否かを判断する判断手段と、前記宛先の電話番号に前記副回線識別子が付加されている場合には、前記メッセージが前記副回線の電話番号宛のメッセージとして処理する制御手段とを備える。
前記各通信端末装置において、前記通信端末装置に複数の副回線の電話番号が設定されている場合、前記副回線識別子は、前記複数の副回線の電話番号を互いに識別可能な情報を含むものであってもよい。
図1は本発明の実施形態に係る通信端末装置で電話通信や各種メッセージのメール送受信が可能な通信システム全体の概略構成の一例を示す説明図である。本実施形態の通信システムでは、複数の通信端末装置としての携帯電話機等の移動体通信端末であるユーザ端末装置(UE:User Equipment)10S,10Rから電話サービスやメール送受信等のメール通信サービスを利用することができる。
[MAIL FROMコマンドのフォーマット例]
MAIL<SP>FROM:<SP><0A0CDEFGHJK/TYPE=PLMN><CR><LF>
[RCPT TOコマンドのフォーマット例]
RCPT<SP>TO:<SP><0B0LMNOPQRS/TYPE=PLMN><CR><LF>
[主回線(A回線)のメールアドレスの場合のヘッダー例]
Content-Type: application/vnd.wap.mms-message
X-Wap-Application-Id: x-wap-application:mms.ua
[副回線(B回線)のメールアドレスの場合のヘッダー例]
Content-Type: application/vnd.zzz.mid2
X-Wap-Application-Id: x-yyy-zzz:mid2.ua
[NOOPコマンドのフォーマット例]
tag<SP>NOOP<SP><cmd>C-ID</cmd><ua-prof>URI</ua-prof><user-agent>UA</user-agent><mid>0A0CDEFGHJK</mid><CR><LF>
(1)移動体通信網20を介して発信側のユーザ端末装置10S等から送信対象のMMSメッセージを受信する手段。
(2)配信対象のMMSメッセージを受信側のユーザ端末装置10Rに送信する手段。
(3)複数の回線を使用可能なユーザ端末装置10S,10Rから、MMSメッセージの送信元に設定されたメールアドレスに対応する回線を識別するための回線識別情報を受信する手段。
(4)ユーザ端末装置10S,10Rから当該ユーザ端末装置に対応するメールボックスについてメール関連処理(サーバ操作処理)を要求する処理要求を受信する手段。
(5)上記処理要求に対応するメール関連処理の結果を、当該処理要求を要求してきたユーザ端末装置に送信する手段。
(6)複数の回線を使用可能なユーザ端末装置10S,10Rからメール関連処理の処理対象のメールアドレスに対応する回線を識別するための回線識別情報を受信する手段。
(7)発信側のユーザ端末装置10Sから、送信先が指定されたメールを受信する手段。
(8)発信側のユーザ端末装置10Sから受信したメールが、他の契約サイトで契約された副回線に対応するメールアドレスを送信元とするメールである場合、その受信したメールを当該他の契約サイトのメール処理システムに転送する手段。
(9)他の契約サイトにあるメール処理システムから転送されてきた、当該他の契約サイトで契約された副回線に対応するメールアドレスを送信元とするメールを受信する手段。
(10)発信側のユーザ端末装置10Sから、上記送信先が指定されたメールを送信するための接続情報を含むメール送信要求を受信する手段。
(11)発信側のユーザ端末装置10Sから、送信対象のメールの送信元として設定するメールアドレスに対応するメール送信の回線を識別可能な回線識別情報を受信する手段。
(12)受信側のユーザ端末装置10Rから、複数の回線のいずれかに対応するメールアドレスを送信先とするメールの取得処理を要求するメール取得要求を受信する手段。
(13)受信側のユーザ端末装置10Rから受信したメール取得要求が、他の契約サイトで主回線とは別に追加使用するように設定された副回線に対応するメールアドレスを送信先とするメールの取得処理を要求するものである場合、当該メールを上記他の契約サイトのメール処理システムから取得する手段。
(14)上記他の契約サイトのメール処理システムから取得した当該他の契約サイトの副回線に対応するメールアドレスを送信先とするメールを、上記メール取得要求を送信してきた受信側のユーザ端末装置10Rに送信する手段。
(15)受信側のユーザ端末装置10Rから、受信対象のメールの送信先として設定するメールアドレスに対応するメール送信先の回線を識別可能な回線識別情報を受信する手段。
(16)ユーザ端末装置10から、前記複数の回線のいずれかに対応するメールアドレスを送信先とするメールの転送処理を要求するサーバメール転送要求を受信する手段。
(17)上記ユーザ端末装置10から受信したサーバメール転送要求が、他の契約サイトで主回線とは別に追加使用するように設定された副回線に対応するメールアドレスを送信先とするメールの転送処理を要求するものである場合、当該メールを上記他の契約サイトのメール処理システムから取得する手段。
(18)上記他の契約サイトのメール処理システムから取得した上記副回線に対応するメールアドレスを送信先とするメールを、上記サーバメール転送要求を送信してきたユーザ端末装置が指定した転送先へメールを送信する手段。
(19)ユーザ端末装置から、上記サーバメール転送対象のメールの送信元として設定するメールアドレスに対応するメール送信の回線を識別可能な回線識別情報を受信する手段。
(1)メッセージ通信部920及びメッセージ格納管理部922との間でMMSメッセージを中継する手段。
(2)MMSメッセージや処理要求の受信のステータス情報やMMSメッセージの配信のステータス情報をMDMサーバ239に送る手段。
(3)MDMサーバ239から取得したMMSメッセージの送信又は配信のステータス情報に基づいて、MMSメッセージの着信通知や配信確認通知の送信処理を開始する手段。
(4)ユーザ端末装置から受信した回線識別情報に基づいてMMSメッセージや上記処理要求の送信元として設定された回線を判定する手段。
(5)CUR238から取得した加入者情報に基づいて、MMSメッセージや上記処理要求を送信してきたユーザ端末装置の利用者(加入者)について認証処理を実行する手段。
(6)上記処理要求に基づき、所定のメールアドレスついてメールボックスにおける指定のメール関連処理を実行するためのサーバ操作指令を、メッセージ格納管理部922に送信する手段。
(7)上記発信側のユーザ端末装置10Sから受信したメール送信要求に含まれる接続情報に基づいて、当該ユーザ端末装置10Sの加入者情報を取得し、当該ユーザ端末装置10Sを使用する加入者について認証処理を実行する手段。
(8)上記発信側のユーザ端末装置10Sから受信した回線識別情報に基づいて、送信対象のメールの送信元として設定するメールアドレスに対応するメール送信の回線を判定する手段。
(9)上記メール送信の回線が、主回線とは別に追加使用するように設定された副回線であると判定したとき、当該副回線についての加入者情報を取得し、当該副回線について認証処理を実行する手段。
(10)上記受信側のユーザ端末装置10Rから受信したメール取得要求に含まれる接続情報に基づいて、当該受信側のユーザ端末装置10Rの加入者情報を取得し、当該受信側のユーザ端末装置10Rを使用する加入者について認証処理を実行する手段。
(11)上記受信側のユーザ端末装置10Rから受信した回線識別情報に基づいて、受信対象のメールの送信先として設定するメールアドレスに対応するメール送信先の回線を判定する手段。
(12)上記ユーザ端末装置から受信したサーバメール転送要求に含まれる接続情報に基づいて、当該サーバメール転送要求を送信してきたユーザ端末装置の加入者情報を取得し、当該ユーザ端末装置を使用する加入者について認証処理を実行する手段。
(13)上記サーバメール転送要求を送信してきたユーザ端末装置から受信した回線識別情報に基づいて、サーバメール転送対象のメールの送信元として設定するメールアドレスに対応するメール送信の回線を判定する手段。
(1)メッセージ通信部920で受信したMMSメッセージを、メッセージ処理部921から受け取り、そのMMSメッセージの送信元の情報又は送信先の情報と対応付けてメールボックスに格納する手段。
(2)メッセージ処理部921から受信したメッセージ取得要求に基づいて、要求されたMMSメッセージをメールボックスから読み出し、メッセージ処理部921に送信する手段。
(3)メッセージ処理部921から受信したサーバ操作指令に基づいて、上記処理要求で要求された所定のメール関連処理を実行する手段。
(4)他の契約サイトのメール処理システムから転送されてきた、当該他の契約サイトで契約された副回線に対応するメールアドレスを送信元とする受信メールを、当該メールの送信先へ配信可能に一時的に記憶する手段。
(1)メッセージ処理部921から受けた着信通知開始指令及び関連するMMSメッセージの情報に基づいて、当該MMSメッセージの着信通知の送信データを生成する手段。
(2)上記着信通知の送信データに、その通知対象のMMSメッセージの送信先に対応する回線識別情報を付加する手段。
(3)メッセージ処理部921から受けた配信確認通知開始指令及び関連するMMSメッセージの情報に基づいて、当該MMSメッセージの配信確認通知の送信データを生成する手段。
(4)上記配信確認通知の送信データに、その通知対象のMMSメッセージの送信元に対応する回線識別情報を付加する手段。
(1)上記通知データ生成部923で回線識別情報を付加して生成した着信通知の送信データを、移動体通信網20のPPGサーバ237やSMSC250等を介して、着信通知対象のMMSメッセージの送信先に対応するユーザ端末装置に送信する手段。
(2)上記通知データ生成部923で回線識別情報を付加して生成した配信確認通知の送信データを、移動体通信網20のPPGサーバ237やSMSC250等を介して、配信確認通知対象のMMSメッセージの送信元に対応するユーザ端末装置に送信する手段。
(1)Multimedia Messaging Service Architecture Overview Version 1.2 (OMA-MMS-ARCH-v1_2-20030920-C)
(2)Multimedia Messaging Service Client Transactions Version 1.2 (OMA- MMS-CTR-v1_2-20030916-C)
(3)Multimedia Messaging Service Encapsulation Protocol Version 1.2 (OMA-MMS-ENC-v1_2-20030915-C)
(4)RFC2821(Simple Mail Transfer Protocol)
(5)RFC3501(INTERNET MESSAGE ACCESS PROTOCOL - VERSION 4rev1)
また、上記出力部は、移動体通信網20を介して受信したWebページを液晶ディスプレイ(LCD)17に表示したり、移動体通信網20から情報を着信した旨を利用者に知らせたりするときにも用いられる。また、上記出力部は、上記ゲーム等のアプリケーションプログラムの実行中に、そのプログラム実行に関連した画像の表示や音の出力に用いたり、情報配信サーバから受信した情報を表示したりするときにも用いられる。
なお、上記スピーカー18は、通話中の音声を聞くための受話器用スピーカー(レシーバ)と、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカーとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカー及び外部出力用スピーカーを兼用するように一つのスピーカーで構成してもよい。
(1)MMSメッセージを送信する手段。
(2)当該ユーザ端末装置で使用可能な複数の回線のうち、送信対象のMMSメッセージの送信元に設定されたメールアドレスに対応する回線を識別するための回線識別情報を送信する手段。
(3)移動体通信網20のPPGサーバ237やSMSC250等を介して、当該ユーザ端末装置10で使用可能な複数の回線のいずれかを送信先とするMMSメッセージの着信通知を受信する手段。
(4)上記着信通知に対応するMMSメッセージのメッセージ本体を受信する手段。
(5)移動体通信網20のPPGサーバ237やSMSC250等を介して、当該ユーザ端末装置10で使用可能な複数の回線のいずれかを送信元とするMMSメッセージの配信確認通知を受信する手段。
(6)当該ユーザ端末装置に対応するメールボックスについてメール関連処理(サーバ操作処理)を要求する処理要求を送信する手段。
(7)上記メール関連処理の処理対象のメールアドレスに対応する回線を識別するための回線識別情報を送信する手段。
(8)上記処理要求で要求したメール関連処理の結果を受信する手段。
(9)電話通信の相手先のユーザ端末装置10に対して発呼する手段。
(10)電話通信の発信元のユーザ端末装置10からの発呼を着信する手段。
(11)メッセージ送信先のユーザ端末装置10に対してSMSメッセージを送信する手段。
(12)メッセージ発信元のユーザ端末装置10からのSMSメッセージを受信する手段。
(1)主回線のみ使用可能な主回線モード(Aモード:シングルモード)
(2)副回線のみ使用可能な副回線モード(Bモード:シングルモード)
(3)主回線及び副回線の2回線とも使用可能なモード(デュアルモード)
また、受信側のユーザ端末装置10Rの副回線宛に電話をかける場合は、発呼処理信号に設定される電話通信の着番号として、受信側のユーザ端末装置10Rの副回線の電話番号(例えば、080-2222-bbbb)がそのまま使用される。そして、受信側のユーザ端末装置10Rで受信される着呼信号には、発信側のユーザ端末装置10Sの電話番号に網側で上記副回線識別子が付加された発番号(例えば、090-1111-aaaa*1)が設定される。受信側のユーザ端末装置10Rでは、発番号に付加されている副回線識別子により副回線宛の電話であるとわかる。
(1)発信側のユーザ端末装置10Sの加入者情報をチェックする。
(2)着番号に付加されている副回線識別子(*1)と、装置内に備えているリスト内の情報とを照合する。
(3)発信側の主回線(A回線)の電話番号から副回線(B回線)の電話番号を検索し、交換機MSC224に送信する応答メッセージに設定する。
(4)応答メッセージに設定する着番号情報から副回線識別子(*1)を削除する。この削除により、副回線への電話の着信時に海外在圏(ローミング)した場合等において副回線識別子(*1)が他の電話網に送出されるのを防止することができる。また、電話網(特に海外の電話網)によっては、着番号情報に付加された副回線識別子(*1)が正しく受信側のユーザ端末装置10Rまで到達する保証が得られないため、着番号情報の副回線識別子(*1)を回線判定に用いないようにすることができる。
(1)受信側のユーザ端末装置10Rの加入者情報をチェックする。
(2)付加対象の副回線識別子(*1)と装置内に備えているリスト内の情報とを照合する。
(3)応答メッセージに設定する発番号情報に副回線識別子(*1)を付加する。
(4)受信側の副回線(B回線)の電話番号から主回線(A回線)の電話番号を検索し、関門交換機MSC225に送信する応答メッセージに設定する。
(1)発信側のユーザ端末装置10Sの加入者情報をチェックする。
(2)宛先アドレスの電話番号における副回線識別子(*1)の有無を確認する。
(3)発信側の主回線(A回線)の電話番号から副回線(B回線)の電話番号を検索し、SMSセンター250に送信するSMSメッセージに設定する。
(4)SMSメッセージに宛先アドレスとして設定する着番号情報から副回線識別子(*1)を削除する。この削除により、副回線へのSMSメッセージの受信時に海外在圏(ローミング)した場合等において副回線識別子(*1)が他の電話網に送出されるのを防止することができる。また、電話網(特に海外の電話網)によっては、着番号情報に付加された副回線識別子(*1)が正しく受信側のユーザ端末装置10Rまで到達する保証が得られないため、宛先アドレスの副回線識別子(*1)を回線判定に用いないようにすることができる。
10S 送信側のユーザ端末装置
10R 受信側のユーザ端末装置
20 移動体通信網
210 無線アクセスネットワーク
211 基地局
220 コアネットワーク
221 位置登録装置(HLR)
Claims (9)
- 同一の加入者識別情報について主回線の電話番号と少なくとも一つの副回線の電話番号とが設定された通信端末装置による電話番号を宛先とするメッセージの通信を処理するメッセージ通信処理方法であって、
発信側の電話番号として発信側の通信端末装置の主回線の電話番号が設定されている、電話番号を宛先とするメッセージを、前記発信側の通信端末装置から受信するステップと、
前記発信側の通信端末装置から受信した前記メッセージに設定されている宛先の電話番号に、所定の副回線識別子が付加されているか否かを判断するステップと、
前記宛先の電話番号に前記副回線識別子が付加されている場合は、その副回線識別子と、前記メッセージに設定されている前記主回線の電話番号とに基づいて、前記発信側の通信端末の副回線の電話番号を取得し、前記メッセージに設定されている発信側の電話番号を前記主回線の電話番号から前記取得した副回線の電話番号に書き換え、前記メッセージに設定されている前記宛先の電話番号に付加されている前記副回線識別子を削除し、前記発信側の電話番号の書き換え及び前記副回線識別子の削除がなされた前記メッセージを、前記宛先の電話番号の通信端末装置に送信するステップと
を含むことを特徴とするメッセージ通信処理方法。 - 同一の加入者識別情報について主回線の電話番号と少なくとも一つの副回線の電話番号とが設定された通信端末装置による電話番号を宛先とするメッセージの通信を処理するメッセージ通信処理方法であって、
電話番号を宛先とするメッセージを発信側の通信端末装置から受信するステップと、
前記発信側の通信端末装置から受信した前記メッセージに設定されている宛先の電話番号が、その宛先の通信端末装置に設定されている副回線の電話番号であるか否かを判断するステップと、
前記宛先の電話番号が前記副回線の電話番号である場合は、その副回線の電話番号に基づいて前記宛先の通信端末の主回線の電話番号を取得し、前記メッセージに設定されている宛先の電話番号を前記副回線の電話番号から前記取得した主回線の電話番号に書き換え、前記メッセージに設定されている前記発信側の電話番号に所定の副回線識別子を付加し、前記宛先の電話番号の書き換え及び前記副回線識別子の付加がなされた前記メッセージを、前記宛先の通信端末装置に送信するステップと
を含むことを特徴とするメッセージ通信処理方法。 - 請求項1又は2のメッセージ通信処理方法において、
前記通信端末装置に複数の副回線の電話番号が設定されている場合、前記副回線識別子は、前記複数の副回線の電話番号を互いに識別可能な情報を含むことを特徴とするメッセージ通信処理方法。 - 同一の加入者識別情報について主回線の電話番号と少なくとも一つの副回線の電話番号とが設定された通信端末装置による電話番号を宛先とするメッセージの通信を処理するメッセージ通信処理システムであって、
発信側の電話番号として発信側の通信端末装置の主回線の電話番号が設定されている、電話番号を宛先とするメッセージを、前記発信側の通信端末装置から受信するメッセージ受信手段と、
前記発信側の通信端末装置から受信した前記メッセージに設定されている宛先の電話番号に、所定の副回線識別子が付加されているか否かを判断する判断手段と、
前記宛先の電話番号に前記副回線識別子が付加されている場合は、その副回線識別子と、前記メッセージに設定されている前記主回線の電話番号とに基づいて、前記発信側の通信端末の副回線の電話番号を取得し、前記メッセージに設定されている発信側の電話番号を前記主回線の電話番号から前記取得した副回線の電話番号に書き換え、前記メッセージに設定されている前記宛先の電話番号に付加されている前記副回線識別子を削除し、前記発信側の電話番号の書き換え及び前記副回線識別子の削除がなされた前記メッセージを、宛先の通信端末装置に送信するメッセージ処理手段と
を備えることを特徴とするメッセージ通信処理システム。 - 同一の加入者識別情報について主回線の電話番号と少なくとも一つの副回線の電話番号とが設定された通信端末装置による電話番号を宛先とするメッセージの通信を処理するメッセージ通信処理システムであって、
電話番号を宛先とするメッセージを発信側の通信端末装置から受信するメッセージ受信手段と、
前記発信側の通信端末装置から受信した前記メッセージに設定されている宛先の電話番号が、その宛先の通信端末装置に設定されている副回線の電話番号であるか否かを判断する判断手段と、
前記宛先の電話番号が前記副回線の電話番号である場合は、その副回線の電話番号に基づいて前記宛先の通信端末の主回線の電話番号を取得し、前記メッセージに設定されている宛先の電話番号を前記副回線の電話番号から前記取得した主回線の電話番号に書き換え、前記メッセージに設定されている前記発信側の電話番号に所定の副回線識別子を付加し、前記宛先の電話番号の書き換え及び前記副回線識別子の付加がなされた前記メッセージを、前記宛先の通信端末装置に送信するメッセージ処理手段と
を備えることを特徴とするメッセージ通信処理システム。 - 請求項4又は5のメッセージ通信処理システムにおいて、
前記通信端末装置に複数の副回線の電話番号が設定されている場合、前記副回線識別子は、前記複数の副回線の電話番号を互いに識別可能な情報を含むことを特徴とするメッセージ通信処理システム。 - 同一の加入者識別情報について主回線の電話番号と少なくとも一つの副回線の電話番号とが設定された通信端末装置であって、
通信ネットワークを介して電話番号を宛先とするメッセージの通信を行うための通信手段と、
電話番号を宛先とするメッセージ送信の指示があったとき、前記メッセージ送信に用いる回線が前記副回線であるか否かを判断する判断手段と、
前記メッセージ送信に前記副回線を用いる場合には、所定の副回線識別子が付加された宛先の電話番号が設定され且つ発信側の電話番号として前記主回線の電話番号が設定されたメッセージを、前記通信ネットワーク側に送信するように前記通信手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする通信端末装置。 - 同一の加入者識別情報について主回線の電話番号と少なくとも一つの副回線の電話番号とが設定された通信端末装置であって、
通信ネットワークを介して電話番号を宛先とするメッセージの通信を行うための通信手段と、
電話番号を宛先とするメッセージを受信したとき、そのメッセージに設定されている宛先の電話番号に所定の副回線識別子が付加されているか否かを判断する判断手段と、
前記宛先の電話番号に前記副回線識別子が付加されている場合には、前記メッセージが前記副回線の電話番号宛のメッセージとして処理する制御手段と、
を備えることを特徴とする通信端末装置。 - 請求項7又は8の通信端末装置において、
前記通信端末装置に複数の副回線の電話番号が設定されている場合、前記副回線識別子は、前記複数の副回線の電話番号を互いに識別可能な情報を含むことを特徴とする通信端末装置。
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