JP4630468B2 - Wwwブラウザ対応の電子メールアクセスシステム、及びこれに用いるコンピュータプログラム - Google Patents

Wwwブラウザ対応の電子メールアクセスシステム、及びこれに用いるコンピュータプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メールボックスに格納されたメール送信者からの電子メールをメール受信者がWWWブラウザを用いてネットワークを介して取得できるようにしたWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム、及びこれに用いるコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザがパソコン等の情報端末で電子メールの送受信を行なうときに用いるアプリケーションとして幾つか代表的なものがあるが、そのひとつにWWW(World Wide Web)ブラウザを用いるものがある。
【0003】
この場合、ユーザは情報端末でWWWブラウザを起動し、ネットワークを介して認証情報を入力してメールサーバにログインし、メールサーバにおけるメールボックスフォルダやそのメールボックスフォルダ内の自分宛の電子メールへアクセスするようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このアクセスの際には、メールボックスフォルダの指定、電子メール一覧表示の指定、電子メールの指定といった作業をマウスのクリック等により段階的に行なう必要があり手間がかかっていた。
【0005】
また、WWWブラウザを用いてアクセスした場合には、自分宛の電子メールおよびその添付ファイルが全て送信されてくるため、電子メールの本文やその一部、添付ファイル等といった電子メールの特定の構成要素だけを指定して取得することができず不便であった。
【0006】
また、認証情報を入力して許可された情報にだけユーザがアクセスできる仕組みであり、またメールボックスフォルダはメールを受信・格納するためだけのものであるため、メール送信者が不特定多数人に電子メールを公開することはできなかった。
【0007】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、メールサーバへアクセスするときの段階的な作業を軽減し得るWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムを提供することにある。
【0008】
本発明の別の目的は、電子メールの本文や一部、添付ファイル等といった特定のメール構成要素だけを指定して取得することのできるWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムを提供することにある。
【0009】
本発明のさらに別の目的は、電子メールを不特定多数人へ公開することのできるWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムを提供することにある。
【0010】
本発明のさらに別の目的は、メールサーバへアクセスするときの段階的な作業を軽減する処理をWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムに実行させるためのコンピュータプログラムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、第1の本発明は、メールボックスに格納されたメール送信者からの電子メールに対してメール受信者がWWWブラウザを用いてネットワークを介してアクセスできるようにしたWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムであって、前記メールボックスに電子メールが格納された場合に、その電子メール中の一意的な文字列を利用した電子メールの構成要素を特定するための変動のない情報を記述したURLを含む通知メールを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された通知メールをメール受信者用のアドレスに送信する送信手段と、WWWブラウザが送信する前記電子メールの構成要素を特定するための変動のない情報を用いて前記メールボックスに格納された電子メールの構成要素を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された電子メールの構成要素を前記メールボックスから読み出してWWWブラウザに表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
【0012】
本発明にあっては、WWWブラウザのURLに記述された電子メールを特定するための変動のない情報を用いて直接的に電子メールを特定しWWWブラウザに表示するようにしたことで、電子メールを表示する際にはユーザはこのようなURLを用いるだけでよく段階的な作業をする必要がないので、ユーザにとって使用の便宜を図ることができる。
【0013】
ここで、電子メールを特定するための変動のない情報とは、電子メールを一意的に特定する情報のうち、"Message-ID"や"X-UIDL"、"専用テーブル上のID"等のように常に値が変動しないもののことをいい、メールボックスフォルダ内における電子メールの削除等により値が変動する"UID"は除かれる。
【0014】
また、メールボックスは、POPサーバやIMAPサーバ等によって管理される標準プロトコルをサポートしたものであることが望ましい。
【0016】
本発明にあっては、URLに記述された情報を用いて電子メールの構成要素を直接的に特定し、その構成要素をWWWブラウザに表示するようにしたことで、ユーザが必要とする構成要素だけが表示されるので、ユーザにとって使用の便宜を図ることができる。
【0017】
本発明に係るWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムにおいて、前記構成要素は、電子メールの本文であって、前記表示手段は、特定された電子メールの本文を表示することを特徴とする。
【0018】
前記構成要素は、電子メール本文の一部であって、前記表示手段は、特定された電子メール本文の一部を表示することを特徴とする。
【0019】
前記構成要素は、電子メールの添付ファイルであって、前記表示手段は、特定された電子メールの添付ファイルを表示することを特徴とする。
【0020】
前記構成要素は、電子メールの添付ファイルであって、その添付ファイルのファイル名をリンク形式で記述したURLをWWWブラウザに表示するリンク表示手段を有し、前記表示手段は、このリンク形式で記述されたファイル名の指定により特定された添付ファイルの内容を表示することを特徴とする。
【0021】
前記特定された添付ファイルについてダウンロード処理を行なう処理手段を有することを特徴とする。
【0022】
前記構成要素は、複数に分割して送信された分割メールであって、前記表示手段は、特定された複数の分割メールを用いて1つの電子メールの本文を生成し表示することを特徴とする。
【0023】
前記メールボックスは、所定のコマンドに引数を与えることにより電子メールの構成要素が特定できるプロトコルをサポートしたものであって、前記特定手段は、URLに記述された情報に基づく構成要素を引数としてコマンドを発行することを特徴とする。この所定のコマンドは例えばIMAPコマンドに相当する。
【0024】
の本発明は、第の本発明に係るWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムにおいて、前記URLに記述された情報は認証情報を特定するための情報を含み、認証情報の要否はメールボックス毎に設定されたものであって、公開用の電子メールを格納するメールボックスと、前記認証情報を用いて各メールボックスへの認証処理を行なう認証手段と、を有することを特徴とする。
【0025】
本発明にあっては、メールボックス毎に認証情報の要否を設定するとともに、公開用の電子メールを格納するメールボックスを設けるようにしたことで、このメールボックスに格納された電子メールを認証された者に情報公開することができる。
【0026】
なお、認証情報を特定するための情報には、IDやパスワードといった認証情報そのものを用いてもよいし、このIDやパスワードの格納先を特定する情報等を用いるようにしてもよい。
【0027】
本発明に係るWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムは、前記認証情報が取得できない場合に、認証用テキストボックスを表示して認証情報の入力を受け付ける受付手段を有することを特徴とする。
【0028】
ここで、前記認証手段は、各メールボックスに適した認証方式により認証することを特徴とする。
【0030】
本発明にあっては、電子メールや構成要素を一意的に特定する情報を記述したURLを含む通知メールを生成しメール受信者用のアドレスへ送信するようにしたことで、メール受信者がこれらの情報を入力する手間を省くことができ、WWWブラウザを用いてアクセスするときの操作を簡易なものにすることができる。
【0031】
ここで、メール受信者用のアドレスは、メール送信者が電子メールの送信先として指定したアドレスに限られるものではなく、メール受信者が通知メールを受信するために別途指定したアドレスでもよい。
【0032】
本発明に係るWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムは、前記通知メールの送信に必要な設定情報を管理する管理手段を有し、この設定情報は、通知メールの複数の通知先を含むことを特徴とする。
【0033】
の本発明は、コンピュータプログラムであって、メールボックスに格納されたメール送信者からの電子メールに対してメール受信者がWWWブラウザを用いてネットワークを介してアクセスできるようにしたWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムに対して、前記メールボックスに電子メールが格納された場合に、その電子メール中の一意的な文字列を利用した電子メールの構成要素を特定するための変動のない情報を記述したURLを含む通知メールを生成する処理と、前記通知メールをメール受信者用のアドレスに送信する処理と、WWWブラウザが送信する前記電子メールの構成要素を特定するための変動のない情報を用いて前記メールボックスに格納された電子メールの構成要素を特定する処理と、特定された電子メールの構成要素を前記メールボックスから読み出してWWWブラウザに表示する処理と、を実行させることを特徴とする。
【0034】
本発明にあっては、WWWブラウザのURLに記述された変動のない情報を用いてメールボックスに格納された電子メールを特定し、この特定された電子メールをメールボックスから読み出してWWWブラウザに表示する本手法を実行するコンピュータプログラムを、電子メールアクセスシステムを構成するコンピュータシステムに読み込ませることにより、本手法を実行することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0036】
図1は、一実施の形態におけるWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムの概略構成を示す機能ブロック図である。同図の電子メールアクセスシステム1は、電子メール受信部11と、URL通知部12と、メールボックス(Mail Box)13,14と、メールボックス(Mail Box)アクセス部15と、表示処理部16と、を有する構成である。表示処理部16はいわゆるWWWサーバに相当するものである。メールボックス13はPOPサーバによって管理され、メールボックス14はIMAPサーバによって管理される。POPサーバ、IMAPサーバは一般にメールサーバと呼ばれるものであり、一ユーザの電子メールをどちらか一方あるいは両方のメールサーバで管理する。これはユーザや管理者により任意に設定される。
【0037】
この電子メールアクセスシステム1は、計算機システムによって構成され、各部や各サーバの機能はコンピュータプログラムによって実現される。また、これらの機能は、一台の計算機システムで実現してもよいし、複数の計算機システムをネットワークで接続して実現してもよい。
【0038】
電子メールアクセスシステム1は、インターネット2を介してメール送信者のパソコン3、メール受信者の携帯電話4やパソコン5といった情報端末に接続される。もちろん、インターネット以外の広域ネットワークを用いることとしてもよい。また、パソコン5にはWWWブラウザがインストールされ、携帯電話4には簡易型のWWWブラウザがインストールされている。パソコン3は、電子メールの送信を行う端末であるので、電子メール送信用のソフトウェアがインストールされていればよく、WWWブラウザは必ずしも必要ではない。
【0039】
なお、電子メールアクセスシステム1における各部、各サーバを接続するネットワークについてもインターネットを用いることとし、各部、各サーバを異なる運営業者が管理するようにしてもよい。例えば、本システムの中枢的な機能を担うURL通知部12、メールボックスアクセス部15、表示処理部16だけを一の運営業者が運営する。この場合、電子メール受信部11や、POPサーバ、IMAPサーバについては他の運営業者が運営するようにする。
【0040】
次に本電子メールアクセスシステムにおける処理の流れについて説明する。
【0041】
まず、メール送信者のパソコン3から電子メールが送信されてくると、電子メール受信部11でこれを受信してメールボックス13あるいは14に格納するとともに、URL通知部12でこの電子メールに基づいて通知メールを生成し、メール受信者により事前に設定されたアドレスへ送信する。
【0042】
通知メールの送信は、例えば携帯電話4のアドレスに直接送信されるようにしてもよいし、パソコン5への電子メールを管理する所定のメールボックスのアドレスに送信されるようにしてもよい。なお、この通知メールを生成、送信する処理の詳細については後述する。
【0043】
この通知メールを受信したメール受信者のパソコン5等では、一般的なメール送受信ソフトにより画面に図1に示すような通知メールの本文が表示される。この本文では、メール送信者のアドレスやメール受信者のアドレス、サブジェクト(メールのタイトル)の他、メール受信者が表示を所望する電子メールやその構成要素等を特定するための"http://"形式のURL(Uniform Resource Locator)が記述される。
【0044】
この通知メールに記述されたURLの一例を図8に示す。通知メールに記述されたURLをメール受信者が選択してマウスクリックするとWWWブラウザが起動してURLの欄に選択されたURLが表示される。このURLを修正したい場合やWWWブラウザが自動起動しないような場合には、1)通知メールの本文に記載された内容を任意のエディタ画面にコピーして修正し、WWWブラウザを手動起動してそのURLの欄に修正後のURLをコピーするか、2)通知メールの本文に記載された内容を手動起動したWWWブラウザのURL欄にコピーし、URL欄で修正するようにする。
【0045】
WWWブラウザが、URL欄に記述された情報を用いて表示処理部16へアクセスすると、メールボックスアクセス部15がその情報によりメールボックス13,14に格納されている電子メールや構成要素を特定し、表示処理部16がその電子メールや構成要素をWWWブラウザの画面に表示する。
【0046】
このURLでは、引数、プログラムの実行によって設定される情報、ユーザにより事前に設定された情報、のいずれかひとつ以上によって表示する情報が特定される。URLの一例としては、
”http://"WWWサーバ名"/"プログラム名"?"引数"[&"引数"]”
のように記述する。このURLでは、WWWサーバ名を特定することによりWWWブラウザが表示処理部16へアクセスできるようにするとともに、実行されるプログラム名を特定している。引数は、”タグ名”=”値”の形式で記述し、タグ名はプログラムにより固定とする。なお、"/"や"?""&"は引数間等の区切りであることを示す区切り文字である。
【0047】
URLの引数の他の例としては、ログインIDやパスワード等の認証情報を特定するための情報、アクセスプロトコル、認証用コマンド、一般コマンド(表示、複写、移動、削除等)、メールボックス名、電子メールを特定するための変動のない情報、電子メールの構成要素(ヘッダーフィールド、メール本文、メール本文の中の一部、本文の表示行数、添付ファイル、分割メール)等を用いる。
【0048】
ここで、ログインIDやパスワード等の認証情報を特定するための情報としては、ログインIDやパスワードそのものの他、ログインIDやパスワードを特定するための情報を含むものとする。また、構成要素については適宜「取得情報」と呼ぶことにする。
【0049】
通知メールの本文におけるURLの記述は自動的に表示されるものであり、メール受信者が電子メールの構成要素等を示す引数をマウスでクリックするか、URLに記述のない引数については手動入力すると、WWWブラウザが起動して表示処理部16によりパソコン5等の画面にその内容が表示される。
【0050】
電子メールを特定するための変動のない情報(以下、適宜「キー情報」という)の例としては、"Message-ID"や"X-UIDL"、"専用テーブル上のID"等を用いる。"Message-ID"は原則として世界で一意的に(一つだけ存在するように)割り振られるIDであり、"X-UIDL"はPOPサーバやIMAPサーバ等のメールサーバ上で一意的に割り振られるIDである。専用テーブル上のIDは、"Message-ID"や"X-UIDL"は文字数が長くなることがあるため、これらに一意的に対応した短い文字列によるIDであり、その対応関係が専用テーブルに示されメールボックスアクセス部15あるいは表示処理部16によって管理される。
【0051】
このようなキー情報を用いた電子メールの検索や電子メールの特定の構成要素だけの取得を可能とすることにより、ユーザにとって使い易くなるというだけでなく、電子メール全体を取得する場合と比べてネットワークの負荷を軽くできるという効果も得られる。
【0052】
なお、UID(メールボックスフォルダ内でメールに付されるシリアル番号)は、メールボックスフォルダ内における電子メールの番号を1,2,…というように割り振るためのものであり、電子メールの削除等によって変更されるIDであるので、キー情報として利用することは望ましくない。
【0053】
通知メールの本文によって表示される引数は、上述した引数をすべて表示したのでは数が多いので、予め設定されたものについてだけ表示されるようにしてもよい。以下、メールボックスアクセス部15や表示処理部16が電子メールにアクセスするために必要な情報を例に説明する。
【0054】
ここでは、この必要な情報を、先に説明した引数のうち、メールサーバ名、アクセスプロトコル、認証用コマンド、ログインID、パスワード、メールボックス名、メッセージID("Message-ID")、取得情報とする。なお、アクセスプロトコルおよび認証用コマンドは、メールサーバの仕様によって定められるものであり、ログインIDおよびパスワードはメールサーバへのアクセス許可のためのものである。
【0055】
第1に、アクセスプロトコルや認証用コマンドはメールサーバ名毎に一意的に決定されるものであることを前提とし、メールボックスアクセス部15又は表示処理部16が参照する情報として、1)メールサーバ名、2)アクセスプロトコル、3)認証用コマンド、のそれぞれの対応関係を管理するテーブルを備えておく。
【0056】
このテーブルを参照することにより、メールボックスアクセス部15又は表示処理部16は、URLに記述されたメールサーバ名に基づきアクセスプロトコルと認証用コマンドとを取得する。この場合のURLの一例を次に示す。
【0057】
”http://"WWWサーバ名"/"プログラム名"?"メールサーバ名"&"ログインID"&"パスワード"&"メールボックス名"&"メッセージID"&"取得情報"”
このURLでは、アクセスプロトコルおよび認証用コマンドが記述されていない。
【0058】
第2に、URLに記述されなかった引数のうち必要なものについては表示処理部16がテキストボックスを表示してユーザによる入力を促す。この場合のURLの一例を次に示す。
【0059】
”http://"WWWサーバ名"/"プログラム名"?"メールサーバ名"&"ログインID"&"メールボックス名"&"メッセージID"&"取得情報"”
このURLでは、アクセスプロトコルおよび認証用コマンドに加えてパスワードが記述されていない。パスワードについてはテキストボックスでの入力となる。
【0060】
第3に、URLに記述されなかった引数のうち事前の設定があるものについては、メールボックスアクセス部15又は表示処理部16は、その設定された引数についての情報を取得する。この場合のURLの一例を次に示す。
【0061】
”http://"WWWサーバ名"/"プログラム名"?"メールサーバ名"&"ログインID"&"メールボックス名"&"メッセージID"
このURLでは、さらに取得情報が記述されていない。メールボックスアクセス部15は、メッセージIDによって特定された電子メールについて、事前の設定に基づき例えばFrom、Subject、Date、本文をメールボックスから取得し、表示処理部16がこれをWWWブラウザの画面に表示する。
【0062】
メールボックスアクセス部15や表示処理部16は、このようにURLを解釈できるように作られている必要がある。
【0063】
上記の例において、メールボックスアクセス部15や表示処理部16が電子メールにアクセスするために必要な情報のうち、URLに記述する情報と記述しない情報をまとめると次のようになる。1)記述する情報:メールサーバ名、メールボックス名、メッセージID、2)記述しない情報:アクセスプロトコル、認証用コマンド(テーブルから取得)、3)記述してもしなくてもよい情報:ログインID、パスワード(テキストボックスでの入力により取得)。
【0064】
その他の引数についても、事前に設定された値についてはURL通知部12でその引数だけが表示されるようにし、設定されていないが必要なもの(電子メール本文や添付ファイルの指定など)についてはメール受信者による手動入力により表示されるようにしてもよい。
【0065】
図2は、URLの指定によるメールアクセスの処理の流れを示すフローチャートである。なお、フローチャートにおいて破線で囲まれた部分はユーザによる操作を示すものである。
【0066】
ユーザが通知メールによってパソコン5等に表示された"http://"形式のURLをクリックすると、表示処理部16では、そのURLによって指定されたメールボックスの認証要否を事前の設定情報やメールボックスのタイプによって判断する(ステップ1)。認証要否はメールサーバ又はメールボックスアクセス部15のどちらかで管理される。メールボックスのタイプとしては、例えば個人用、公開用、共有用があり、それぞれに適した認証方式が用いられる。この公開用のメールボックスは、公開用の電子メールを格納するためのものであって掲示板的に利用される。
【0067】
認証要の場合、表示処理部16は、URLで記述された情報により認証情報を特定する。認証情報が特定されず取得できなかった場合には、認証用テキストボックスをパソコン5等に表示し、認証情報の入力を促す。(ステップ2)。
【0068】
ユーザが認証情報を入力すると、表示処理部16は、その認証情報を用いてユーザ登録されているか否かの認証を行なう。ここで、POPサーバやIMAPサーバでの認証が必要な場合には、メールボックスアクセス部15を介してこれらのサーバへの認証を行なう(ステップ3)。
【0069】
認証が不要あるいは認証に成功した場合には、メールボックスアクセス部15は、URLで指定された情報をPOPサーバあるいはIMAPサーバから取得し、表示処理部16でこの内容を表示用に整形してパソコン5等のWWWブラウザに表示する(ステップ4)。
【0070】
例えば、URLで記述された情報によりメールサーバ名(とメールサーバにログインするための認証情報)のみが特定された場合には、そのメールサーバにおけるメールボックスフォルダの一覧を表示する。
【0071】
また、URLで記述された情報によりメールサーバとメールボックスフォルダ名の両方が特定された場合には、そのメールサーバ上のボックスフォルダ内におけるフォルダや電子メールの一覧を表示する。これらの一覧はリンク形式によって表示されたものであって、ユーザがマウスクリックで選択することによりその内容がWWWブラウザに表示される。
【0072】
次に、メールボックスアクセス部15がアクセスしたメールサーバがIMAPサーバであった場合の処理について説明する。ここでは、URLに記述されたメッセージIDを"ab0001@abc.com"とする。
【0073】
まず、メールボックスアクセス部15は、IMAPサーバのメールボックス14からそのメッセージIDに対応するUIDを取得するため、IMAPコマンド"search"を用いて次の指令を発行する。
【0074】
”a001 search header Message-ID ab0001@abc.com”
"a001"は、URL指定による1回のアクセス毎に変更される任意の文字列であり、他のURLによる指令との識別に用いられる。この指令を受け付けたIMAPサーバでは、メールボックス14に格納されている電子メールのうちメッセージIDが"ab0001@abc.com"に一致するものを捜し出し、そのときにその電子メールに付されているUIDをメールボックスアクセス部15に返信する。ここではUID=5とする。
【0075】
メールボックスアクセス部15は、URLに記述された取得情報を得るために、このUIDを引数としたIMAPコマンド"fetch"を用いて指令を発行する。取得情報が日付、メールの発信者、宛先、Subject、メール全体のサイズ、である場合の指令を次に示す。
【0076】
”a001 fetch 5 (BODY[HEADER.FIELDS(date from to subject)] REFC822.size)”
また、取得情報が電子メールの構成要素のうちの本文テキストである場合の指令を次に示す。
【0077】
”a001 fetch 5 BODY[TEXT]”
IMAPサーバでは、"fetch"コマンドによる指令に基づき、該当する情報をメールボックス14から読み出してメールボックスアクセス部15へ返信する。このようにして取得された情報を表示処理部16はWWWブラウザの画面に表示する。
【0078】
一方、メールボックスアクセス部15がアクセスしたメールサーバがPOPサーバであった場合には、メールボックスアクセス部15は、POPサーバからメッセージIDで特定される電子メールの構成要素を全て受信し、メールボックスアクセス部15にて取得情報で要求された構成要素を選別する処理を行なうこととなる。
【0079】
このように、IMAPサーバを用いた場合には、構成要素の選別処理をIMAPサーバで行なうこととなるので、POPサーバを用いた場合に比べてメールボックスアクセス部15における処理負担を軽減することができる。
【0080】
次に、電子メール受信部11が受信する電子メールの構成の一例について図7を用いて説明する。電子メールは、エンベロープ(Envelope)とコンテンツ(Contents)とからなる。エンベロープには、送信者のメールアドレスや受信者のメールアドレス等、メールサーバが配信・転送などで使用する情報が記述される。コンテンツは、ヘッダーフィールド(Header Field)とボディ(Body)とからなり、ヘッダーフィールドには送受信に関する情報が記述され、ボディには本文が記述される。前述したようにURLで本文の一部について指定する際には、この本文を複数のボディパート(Body Part)に分けてそれぞれ番号を割り振っておき、URLで指定された番号によってその本文の一部が特定できるようにする。
【0081】
URLによって指定された情報が、電子メールの特定の構成要素である場合には、表示処理部16は、次の要領でその構成要素を取得し表示する。
【0082】
指定された構成要素が本文である場合、表示桁数や行数、画面イメージ等について事前の設定あるいはURLでの指定に基づいて整形し、WWWブラウザに表示する。指定された構成要素が本文の一部である場合、URLで指定されたボディパートの番号によってその本文の一部を特定し、WWWブラウザに表示する。指定された構成要素が添付ファイルの場合の整形・表示は図3の処理フローに従って行ない、指定された構成要素が分割メールの場合の整形・表示は図4の処理フローに従って行なう。
【0083】
図3は、添付ファイルについての整形・表示を行なうときの処理の流れを示すフローチャートである。この処理は表示処理部16で行なう。
【0084】
添付ファイルがある場合には、通知メールの本文の"http://"形式のURLに添付ファイル名が記述される。このURLで全体を指定した場合には全ての添付ファイルについてのURLがリンク形式でWWWブラウザのURL欄に記述される。
【0085】
本処理では、1つの添付ファイルが指定された場合には、その添付ファイルがWWWブラウザの機能によってユーザの指定によりメールサーバからダウンロード又は表示される。
【0086】
また、表示対象の添付ファイルが複数で各添付ファイルがリンク形式で記述された場合には、この中から選択された添付ファイルについてWWWブラウザの機能によってユーザの指定によりメールサーバからダウンロード又は表示される。
【0087】
この際には、まず、ヘッダーフィールドの"Content-Disposition"の欄に記述されている添付ファイル名や、"Content-Transfer-Encoding"の欄に記述されているエンコード情報に基づいて、その添付ファイルのデコードを行なう(ステップ5)。
【0088】
なお、添付ファイルについて捕捉説明をすると、添付ファイルは任意のアプリケーションソフトによって作成されるものであるが、電子メールに添付するときには一般にMIME変換方式によってテキスト情報に変換(エンコード)される。添付ファイル名はメール送信の際に"Content-Disposision:attachment;filename=xxxxxx"のように記述され、エンコード情報は"Content-Transfer-Encoding"の欄に記述されるので、デコードの際にはこれらの情報を利用するようにしたものである。
【0089】
このデコードされた添付ファイルについて、ユーザの指示によりWWWブラウザの機能で表示又はダウンロードする(ステップ6)。
【0090】
一方、マウスクリックによって複数の添付ファイルが指定された場合にも、同様にしてその複数の添付ファイルについてデコードを行い、ユーザの指示によりWWWブラウザの機能で表示又はダウンロードする。
【0091】
図4は、分割メールについての整形・表示を行なうときの処理の流れを示すフローチャートである。この処理も表示処理部16で行なう。なお、分割メールとは、情報量が多い場合等に一つの本文を複数の電子メールに分割したものをいう。
【0092】
分割メールの送信の際には、ヘッダーフィールドに例えば"Content-Type:message/partial;number=2;total=3;id=1234a.aaa@hana.com"のように記述される。この"partial"によって分割メールであることが特定され、さらに"number"によって分割メールの番号が、"total"によって分割数が、"id"によって分割メールのIDがそれぞれ特定される。
【0093】
本処理では、まずヘッダーフィールドに"Content-Type:message/partial"の記述がある電子メールを分割メールとして判断する(ステップ7)。
【0094】
"id"が同じものを一つのメールと判断して収集していく(ステップ8)。
【0095】
"number"と"total"とにより、いくつに分割されたもののうち何番目のものかを判断し、"total"に示される数の電子メールが揃ったところで、"number"の番号に従って本文部分を並び替え、1つのメール本文として整形する(ステップ9)。
【0096】
次に、前述したURL通知部12で通知メールを生成し送信するときの処理について説明する。
【0097】
URL通知部12が電子メールが受信されたことを認識する手法としては、URL通知部12に対してメールが受信されたことを知らせる手法と、URL通知部12がメールの受信されたことを調べに行く手法の2つがある。
【0098】
図5は、前者の手法による通知メール生成・送信の処理を示すフローチャートである。
【0099】
電子メール受信部11で、メール送信者により送信された電子メールを受信する(ステップ10)。
【0100】
電子メール受信部11は、メールボックス13に電子メールを送信するとともにその電子メールのヘッダーフィールドに記述された詳細情報をURL通知部12へ通知する(ステップ11)。このURL通知部12への通知は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバにより行われる。
【0101】
URL通知部12では、詳細情報に基づいて通知メールを生成し、設定されている通知先へ送信する(ステップ12)。
【0102】
ここで、通知先等の通知メールの送信に必要な設定情報は、URL通知部12で管理されるものとする。この設定情報では、一の通知メールについて複数の通知先の設定を可能とする。
【0103】
また、URL通知部12の機能については、メールサーバに組み込むようにしてもよいし、別のプログラムとして起動するようにしてもよい。
【0104】
図6は、後者の手法による通知メール生成・送信の処理を示すフローチャートである。
【0105】
電子メール受信部11で、メール送信者により送信された電子メールを受信する(ステップ13)。
【0106】
電子メール受信部11は、設定に従いメールボックス13あるいは14に電子メールを送信する(ステップ14)。
【0107】
URL通知部12は、事前の設定に基づいて、例えば所定の時間間隔でメールボックスアクセス部15を介してメールボックス13,14へアクセスし、新規メールの着信を確認し、その新規メールについてのヘッダーフィールドに記述された詳細情報を得る(ステップ15)。
【0108】
URL通知部12は、この詳細情報に基づいて通知メールを生成し、設定されている通知先へ送信する(ステップ16)。
【0109】
したがって、本実施の形態によれば、一般に普及しているWWWブラウザのURLに記述された変動のない情報を用いて表示処理部16で電子メールを直接的に特定しWWWブラウザに表示するようにしたことで、電子メールを表示する際にはユーザはこのURLを指定するだけでよく段階的な作業をする必要がないので、ユーザにとって使用の便宜を図ることができる。
【0110】
本実施の形態によれば、URLに記述された情報を用いて表示処理部16で電子メールの本文や一部を特定し、WWWブラウザに表示するようにしたことで、ユーザにとって使用の便宜を図ることができる。
【0111】
本実施の形態によれば、URLに記述された情報を用いて表示処理部16で電子メールの添付ファイルを特定し、ユーザの指示によりWWWブラウザの機能で表示又はダウンロードするようにしたことで、ユーザにとって使用の便宜を図ることができる。
【0112】
本実施の形態によれば、URLに記述された情報を用いて表示処理部16で電子メールの添付ファイルを特定し、そのファイル名をリンク形式によりWWWブラウザに表示し、そのリンクの指定により特定された添付ファイルについてユーザの指示によりWWWブラウザの機能で表示あるいはダウンロードの処理をするようにしたことで、ユーザにとって使用の便宜を図ることができる。
【0113】
本実施の形態によれば、URLに記述された情報を用いて表示処理部16で分割メールを特定し、1つの電子メールの本文を生成し表示するようにしたことで、ユーザにとって使用の便宜を図ることができる。
【0114】
本実施の形態によれば、メールボックス毎に認証情報の要否を設定し、メールボックスフォルダ毎に適した認証方式で認証するとともに、公開用のメールボックスを設けるようにしたことで、この公開用のメールボックスに格納された電子メールについて情報公開が可能となる。すなわち、メール送信者(情報提供者)は、電子メールによる簡易な情報発信が可能となり、その受信者を電子メールの利用者からWWWブラウザの利用者へと拡大することができる。また、メール送信者は、ホームページの作成技術を有しなくてもWWWブラウザの利用者へ情報を広く公開することができる。
【0115】
本実施の形態によれば、URL通知部12で電子メールを受信した旨を通知メールによってメール受信者に知らせる際に、その電子メールや構成要素を特定する情報をリンク形式で記述したURLを通知メールに含めるようにしたことで、メール受信者がこれらの情報を入力する手間を省くことができ、WWWブラウザを用いてアクセスするときの操作を簡易なものにすることができる。
【0116】
【発明の効果】
以上説明したように、第1の本発明に係るWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムによれば、WWWブラウザのURLに記述された電子メールを特定するための変動のない情報を用いて直接的に電子メールを特定しWWWブラウザに表示するようにしたことで、電子メールを表示する際にはユーザはこのようなURLを用いるだけでよく段階的な作業をする必要がないので、ユーザにとって使用の便宜を図ることができる。
【0117】
第2の本発明に係るWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムによれば、URLに記述された情報を用いて電子メールの構成要素を直接的に特定し、その構成要素をWWWブラウザに表示するようにしたことで、ユーザが必要とする構成要素だけが表示されるので、ユーザにとって使用の便宜を図ることができる。また、これにより電子メール全体を表示する場合に比べて処理負担を軽減することができる。
【0118】
第3の本発明に係るWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムによれば、メールボックス毎に認証情報の要否を設定するとともに、公開用の電子メールを格納するメールボックスを設けるようにしたことで、このメールボックスに格納された電子メールについて情報公開をすることができる。
【0119】
第4の本発明に係るWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムによれば、電子メールや構成要素を特定する情報をリンク形式で記述したURLを含む通知メールを生成しメール受信者用アドレスへ送信するようにしたことで、メール受信者がこれらの情報を入力する手間を省くことができ、WWWブラウザを用いてアクセスするときの操作を簡易なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムの概略構成を示す機能ブロック図である。
【図2】URLでの指定による電子メールアクセスの処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】添付ファイルについての整形・表示を行なうときの処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】分割メールについての整形・表示を行なうときの処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】通知メール生成・送信の処理を示すフローチャートである。
【図6】通知メール生成・送信の別の処理を示すフローチャートである。
【図7】電子メールの構成の一例を示す図である。
【図8】通知メール本文のURLのクリックによりWWWブラウザの画面に電子メールの本文が表示される様子の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 電子メールアクセスシステム
2 インターネット
3 パソコン
4 携帯電話
5 パソコン
11 電子メール受信部
12 URL通知部
13 メールボックス
14 メールボックス
15 メールボックスアクセス部
16 表示処理部

Claims (13)

  1. メールボックスに格納されたメール送信者からの電子メールに対してメール受信者がWWWブラウザを用いてネットワークを介してアクセスできるようにしたWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムであって、
    前記メールボックスに電子メールが格納された場合に、その電子メール中の一意的な文字列を利用した電子メールの構成要素を特定するための変動のない情報を記述したURLを含む通知メールを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された通知メールをメール受信者用のアドレスに送信する送信手段と、
    WWWブラウザが送信する前記電子メールの構成要素を特定するための変動のない情報を用いて前記メールボックスに格納された電子メールの構成要素を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された電子メールの構成要素を前記メールボックスから読み出してWWWブラウザに表示する表示手段と、
    を有することを特徴とするWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  2. 前記構成要素は、電子メールの本文であって、
    前記表示手段は、特定された電子メールの本文を表示することを特徴とする請求項記載のWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  3. 前記構成要素は、電子メールの本文の一部であって、
    前記表示手段は、特定された電子メールの本文の一部を表示することを特徴とする請求項記載のWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  4. 前記構成要素は、電子メールの添付ファイルであって、
    前記表示手段は、特定された電子メールの添付ファイルを表示することを特徴とする請求項記載のWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  5. 前記構成要素は、電子メールの添付ファイルであって、
    その添付ファイルのファイル名をリンク形式で記述したURLをWWWブラウザに表示するリンク表示手段を有し、
    前記表示手段は、このリンク形式で記述されたファイル名の指定により特定された添付ファイルの内容を表示することを特徴とする請求項記載のWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  6. 前記特定された添付ファイルについてダウンロード処理を行なう処理手段を有することを特徴とする請求項4又は5記載のWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  7. 前記構成要素は、複数に分割して送信された分割メールであって、
    前記表示手段は、特定された複数の分割メールを用いて1つの電子メールの本文を生成し表示することを特徴とする請求項記載のWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  8. 前記メールボックスは、所定のコマンドに引数を与えることにより電子メールの構成要素を特定できるプロトコルをサポートしたものであって、
    前記特定手段は、URLに記述された情報に基づく構成要素を引数としてコマンドを発行することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  9. 前記URLに記述された情報は認証情報を特定するための情報を含み、認証情報の要否はメールボックス毎に設定されたものであって、
    公開用の電子メールを格納するメールボックスと、
    前記認証情報を用いて各メールボックスへの認証処理を行なう認証手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  10. 前記認証情報が取得できない場合に、認証用テキストボックスを表示して認証情報の入力を受け付ける受付手段を有することを特徴とする請求項記載のWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  11. 前記認証手段は、各メールボックスに適した認証方式により認証することを特徴とする請求項9又は10記載のWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  12. 前記通知メールの送信に必要な設定情報を管理する管理手段を有し、
    この設定情報は、通知メールの複数の通知先を含むことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステム。
  13. メールボックスに格納されたメール送信者からの電子メールに対してメール受信者がWWWブラウザを用いてネットワークを介してアクセスできるようにしたWWWブラウザ対応の電子メールアクセスシステムに対して、
    前記メールボックスに電子メールが格納された場合に、その電子メール中の一意的な文字列を利用した電子メールの構成要素を特定するための変動のない情報を記述したURLを含む通知メールを生成する処理と、
    前記通知メールをメール受信者用のアドレスに送信する処理と、
    WWWブラウザが送信する前記電子メールの構成要素を特定するための変動のない情報を用いて前記メールボックスに格納された電子メールの構成要素を特定する処理と、
    特定された電子メールの構成要素を前記メールボックスから読み出してWWWブラウザに表示する処理と、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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