JP2012518222A - 移動通信端末で電子メールメッセージと添付ファイルを処理する方法 - Google Patents
移動通信端末で電子メールメッセージと添付ファイルを処理する方法 Download PDFInfo
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Abstract
この開示では、電子メール処理システム(5)であって、プロセッサ(11)と、ユーザに情報を表示し、ユーザ入力コマンドを受信するユーザインターフェイス(12)とを有する携帯端末(10)と、電子メールメッセージと添付ファイルを記憶する電子メールデータベース(20)とを具えるシステムが提供される。プロセッサ(11)は、送信する電子メールメッセージに添付ファイルを追加するユーザの入力コマンドに応答して、電子メールアカウントの電子メールメッセージのリストを、電子メールデータベース(20)からフェッチし、ユーザインターフェース(12)に表示するよう構成されている。プロセッサ(11)はさらに、第1の電子メールメッセージを選択するユーザの入力コマンドに応答して、電子メールメッセージのリストから選択された第1の電子メールメッセージの添付ファイルのリストを、電子メールデータベースからフェッチし、ユーザインターフェース(12)に表示するよう構成されている。システム(5)はさらに、第1の添付ファイルを選択するユーザの入力コマンドに応答して、送信する電子メールメッセージに、添付ファイルのリストから選択された第1の添付ファイルを追加するよう構成されている。これにより、既に存在する電子メールメッセージからユーザが望む添付ファイルがどれであっても気に入ったものだけを選択することができる。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本開示は、電子メールメッセージを処理する方法、システム、および携帯端末に関する。特に、本開示は移動通信端末で電子メールメッセージと添付ファイルを処理する方法、システム、および携帯端末に関する。
ここ数十年間で、電子的なメール(電子メール)は極めて重要な通信手段になった。同様に、携帯電話などの携帯端末の電子メールによる通信はますます普及し、電子メールの量は日々増加している。同時に多くの電子文書(文書)が未だかつてなく生成されている。電子メールメッセージに1または複数の文書を添付することは、最も一般的な文書共有方法の1つになった。増加する電子メールメッセージの量と、添付文書の全体の大きさおよび数とにより、電子メールの受信ボックスがさらに増大している。携帯端末の限られた資源、すなわち小さなディスプレイや、限られた通信資源(例えば、エアーインターフェイスの限られた帯域幅)や、限られたメモリリソース等のため、文書サイズが平均的に大きい添付文書を頻繁に有する電子メールメッセージの管理は、携帯端末で次第に煩わしくなってきた。
電子メールメッセージを作成する一般的な使い方は、受信した電子メールメッセージの添付ファイルとして受信したものか、または前に送った電子メールメッセージの添付ファイルとして送ったものを、送信する電子メールメッセージに文書を添付することである。大抵、関心があるのは、記憶した電子メールメッセージのテキストではなく、特定の添付ファイルのみである。文書が前の電子メールメッセージの添付ファイルとして受信したものであるとき、送信する電子メールメッセージに文書を追加することは、デスクトップまたはラップトップコンピュータでは非常に簡単なタスクであり、ユーザは軽々とこれを完了する。添付ファイルを単に保存し、ファイルシステムからそれをドラッグし、電子メールの作成ウィンドウにそれをドロップするか、またはコピーアンドペーストを用いる。しかしながら、携帯端末では、このタスクはあまり簡単ではない。文書のダウンロードに時間が掛かり、ファイルシステムの使用は困難である。また、一部の端末はユーザにアクセス可能なファイルシステムさえ持っていない。さらに、同時に1つのアプリケーションウィンドウしか見ることができるので、ドラッグアンドドロップを用いることができない。したがって、移動通信デバイスで電子メールメッセージの処理を改良したシステムおよび方法に対するニーズが存在している。
米国特許出願第2008/0201668号は、携帯機器のディスプレイで受信した電子メールメッセージをユーザがナビゲーションするための電子メールフォルダ階層と、受信した電子メールに含まれる添付ファイルをユーザがナビゲーションするための別個の添付ファイルフォルダ階層とを提供する電子メール通信システムを開示している。また、新しい階層レベルが作成され、ここで添付ファイルは異なるプロパティ(例えば、差出人、件名または日付に基づいて)に基づいてソートされる。このシステムの目的は、移動通信デバイスで添付ファイルの付いた電子メールメッセージの処理を改良することである。
このシステムでは、ユーザが新しい電子メールメッセージに前の電子メールメッセージで受信した添付ファイルを追加するとき、別個の添付ファイルのフォルダ階層がユーザに表示され、このフォルダはユーザの通常の電子メールフォルダ階層(例えば受信ボックス等)と異なって構成されている。次いでユーザは、関心のある添付ファイルを見つけるために電子メールメッセージの差出人の名前または電子メールメッセージのヘッダの何れかを知っていて、かつ検索しなければならない。ユーザが通常の電子メールフォルダ階層ではなく新しいフォルダ階層に直面すると混乱するかもしれない。大抵ユーザは電子メールメッセージのヘッダのような特定の別個のパラメータよりもむしろ受信した添付ファイルがどの電子メールメッセージにあるかを覚えているので、これはユーザにとってむしろ煩わしいだろう。また、このシステムでは文書およびファイルを電子メールデータベースからデバイスにダウンロードしなければならず、これは送信用に大きな帯域幅を必要とし、多くの記憶域のデバイスが必要である。さらに、各添付ファイルが1行ごとに表示されるので、添付ファイルのリストが非常に長くなるだろう。
従って、携帯端末で添付ファイルの付いた電子メールメッセージの処理をより簡単にする方法が必要である。
本発明の目的は、携帯端末で電子メールメッセージの処理を容易にする方法を提供することである。さらに、本発明の目的は、携帯端末で電子メールの添付ファイルの処理を容易にする方法を提供することである。本発明の別の目的は、彼または彼女の携帯端末で電子メールの添付ファイルを処理するユーザの体感を改良することである。さらに本発明の別の目的は、携帯端末で電子メールアカウントのブラウジングを容易にすることである。さらに本発明の別の目的は、携帯端末で送信する電子メールメッセージに添付ファイルを追加する処理を容易にすることである。さらに別の目的は、応答の点でユーザフレンドリーな携帯端末を得ることである。別の目的は、ユーザによる入力操作を殆ど使わずに、電子メールメッセージに添付ファイルを追加することができる携帯端末を得ることである。
本発明の第1の態様によれば、携帯端末と電子メールデータベースを具える移動通信システムで電子メールメッセージを処理する方法が提供される。この方法は、携帯端末のユーザインターフェイスに、送信する電子メールメッセージに添付ファイルを追加するユーザの入力コマンドに応答して、電子メールアカウントの電子メールメッセージのリストを表示するステップと、携帯端末のユーザインターフェイスに、第1の電子メールメッセージを選択するユーザの入力コマンドに応答して、電子メールメッセージのリストから選択された第1の電子メールメッセージの添付ファイルのリストを表示するステップと、第1の添付ファイルを選択するユーザの入力コマンドに応答して、送信する電子メールメッセージに、添付ファイルのリストから選択された第1の添付ファイルを追加するステップとを含む。
本発明は、携帯端末で添付ファイルの付いた電子メールメッセージの作成を容易にする。既存の電子メールメッセージから特定の添付ファイルを気に入ったものだけ選択することができる。ディスプレイにメールボックスと類似した外観をユーザに直面させることで、彼が受信または送信した電子メールメッセージから送信する電子メールメッセージに添付ファイルを追加するとき、ユーザは彼が関心を持つ添付ファイルを容易に見つける。受信した電子メールメッセージに用いるものと類似した請求項1に記載のフォルダ階層を表示することで、米国特許出願第2008/0201668号のシステムと比べて、ユーザが添付ファイルをナビゲートおよび検索するのは容易になるだろう。さらに、この階層はユーザに周知であり、これにより米国特許出願第2008/0201668号のシステムと比べて容易に使用することができる。
この開示では、電子メールデータベースは、任意の電子メール交換プロトコルにより外部の電子メールサーバから受信した電子メールメッセージを処理して記憶するユーザに特有のデータベースとして規定する。電子メールデータベースはネットワークに構成されるのが好ましいが、携帯端末に構成してもよい。一方、外部の電子メールサーバはIMAP、POP、SMTP、Gmail等の電子メールサーバであり、電子メールメッセージの差出人から受信者に届く電子メールメッセージを受信する。
本発明の実施形態によれば、この方法がさらに、各処理済みの電子メールメッセージと各処理済みの電子メールメッセージに添付された各添付ファイルとを別々に記憶し、これにより添付ファイルはそれが添付された電子メールメッセージから分離して記憶されるステップと、各処理済みの電子メールメッセージと各処理済みの電子メールメッセージに添付された各添付ファイルとに別個の識別マークを割り当てるステップとを含む。電子メールメッセージのリストを表示するステップはさらに、各電子メールメッセージの識別マークに基づいて電子メールメッセージのリストを表示するステップと、選択された電子メールメッセージの添付ファイルを表示するステップが電子メールメッセージの識別マークと、選択された電子メールメッセージの各添付ファイルの識別マークとに基づいて添付ファイルを表示するステップを含む。選択された添付ファイルを追加するステップはさらに、その識別マークに基づいて選択された添付ファイルを追加するステップを含む。電子メールメッセージと添付ファイルを別々に記憶することで、受信した電子メールメッセージから特定の添付ファイルを選択し、全ての電子メールメッセージを添付する必要なく、送信する電子メールメッセージに選択した添付ファイルを追加することが可能である。すなわち、受信した電子メールメッセージから添付ファイルを選ぶことができる。同時に、識別マークを用いることで、電子メールメッセージの添付ファイルは、その電子メールメッセージを介して直接見つけることができ、先行技術のシステムのように、添付ファイル用に別個の構造を表示する必要はない。処理済みの電子メールメッセージとは、別のユーザから受信するか、端末から別のユーザに送信した電子メールメッセージのことをいう。
別の実施形態によれば、処理済みの電子メールメッセージと処理済みの電子メールメッセージの添付ファイルが識別マークに基づいてノード階層に記憶され、これにより各添付ファイルはその処理済みの電子メールメッセージへの参照情報を有する。これにより、添付ファイルはそれが最初に属していた電子メールメッセージに接続される。これにより、たとえそれらが別々に記憶されていたとしても、ユーザインターフェイスはユーザが電子メールメッセージとその添付ファイルを見つけるためのブラウズ可能なノード階層を表示することができる。
別の実施形態によれば、添付ファイルと電子メールメッセージが電子メールデータベースに記憶され、電子メールデータベースと携帯端末がエアーインターフェイス接続により接続される。電子メールメッセージのリストを表示するステップおよび携帯端末のユーザインターフェイスに選択された電子メールメッセージの添付ファイルのリストを表示するステップはさらに、ユーザの入力コマンドに応じて、電子メールデータベースから携帯端末に処理済みの電子メールメッセージの識別マークと添付ファイルの識別マークを送信するステップを含む。通信システムのノードに、電子メールメッセージと添付ファイルが記憶される電子メールデータベースを構成することによって、かつ携帯端末に識別マークを送信し、少なくとも最初に全ての電子メールメッセージまたは添付ファイルを送信しないことによって、携帯端末のエアーインターフェイスの帯域幅と記憶容量が節約される。その結果、添付ファイルの付いた電子メールメッセージを作成および送信する処理が速い。ユーザはさらに、この処理の情報のフェッチと表示を素早いレスポンスとして体験する。また、携帯端末が盗まれた場合には、その記憶された文書が中央の電子メールデータベースに記憶されるので、ユーザがそれらを失うことはない。
別の実施形態によれば、この方法がさらに、選択された添付ファイルの少なくとも一部を見るユーザの入力コマンドに応答して、電子メールデータベースで、選択された添付ファイルの一部の視覚表示を生成するステップと、ユーザインターフェイスに、選択された添付ファイルの一部の視覚表示を表示するステップとを含む。
大抵ユーザは、例えば、送信すべき電子メールメッセージに添付されている添付ファイルが正しいことを知るために、添付ファイルの内容を知りたい。添付ファイルの視覚表示を表示することで、ユーザは文書の少なくとも一部を見て、これにより文書が正しいかどうかを確認することができる。同時に、視覚表示は実際の文書より携帯端末のスクリーンの方が管理し易い。また、実際の文書が電子メールデータベースに記憶され、視覚表示のみが携帯端末に送信される場合、携帯端末のメモリ資源と、携帯端末および電子メールデータベース間の通信チャネルの帯域幅とが節約される。
本発明の第2の態様によれば、コンピュータプログラム製品であって、本発明の方法を実行するよう構成されているコンピュータプログラム製品が提供される。
本発明の第3の態様によれば、電子メール処理システムであって、プロセッサと、ユーザに情報を表示し、ユーザ入力コマンドを受信するユーザインターフェイスとを有する携帯端末と、電子メールメッセージと添付ファイルを記憶する電子メールデータベースとを具えるシステムが提供される。プロセッサは、送信する電子メールメッセージに添付ファイルを追加するユーザの入力コマンドに応答して、電子メールアカウントの電子メールメッセージのリストを、電子メールデータベースからフェッチし、ユーザインターフェースに表示するよう構成されている。プロセッサはさらに、第1の電子メールメッセージを選択するユーザの入力コマンドに応答して、電子メールメッセージのリストから選択された第1の電子メールメッセージの添付ファイルのリストを、電子メールデータベースからフェッチし、ユーザインターフェースに表示するよう構成されている。システムはさらに、第1の添付ファイルを選択するユーザの入力コマンドに応答して、送信する電子メールメッセージに、添付ファイルのリストから選択された第1の添付ファイルを追加するよう構成されている。
本発明は、携帯端末で添付ファイルの付いた電子メールメッセージの作成を容易にする。既存の、処理済みの、電子メールメッセージから特定の添付ファイルを気に入ったものだけ選択することができる。ディスプレイにメールボックスのと類似した外観をユーザに直面させることで、彼が処理した電子メールメッセージから送信する電子メールメッセージに添付ファイルを追加するとき、ユーザは彼が関心を持つ添付ファイルを容易に見つける。受信した電子メールメッセージに用いるものと類似した上記フォルダ階層を表示することで、ユーザが添付ファイルをナビゲートおよび検索するのは容易になる。
一実施形態によれば、電子メールデータベースが各処理済みの電子メールメッセージと各処理済みの電子メールメッセージの各添付ファイルとを別々に記憶するよう構成され、これにより添付ファイルはそれが添付された電子メールメッセージから分離して記憶され、電子メールデータベースがさらに、各処理済みの電子メールメッセージと各添付ファイルとに別個の識別マークを割り当てるよう構成されている。プロセッサはさらに、電子メールデータベースから電子メールアカウントの各電子メールメッセージの識別マークをフェッチし、各電子メールメッセージの識別マークに基づいてユーザインターフェイスに電子メールメッセージのリストを表示するよう構成されている。プロセッサはさらに、電子メールメッセージの識別マークに基づいて電子メールデータベースから選択された電子メールメッセージの各添付ファイルの識別マークをフェッチし、選択された電子メールメッセージの識別マークと選択された電子メールメッセージの添付ファイルの識別マークとに基づいてユーザインターフェイスに選択された電子メールメッセージの添付ファイルを表示するよう構成されている。電子メールデータベースは、その識別マークに基づいて選択された添付ファイルをフェッチすることによって送信する電子メールメッセージに選択された添付ファイルを追加するよう構成されている。
一実施形態によれば、電子メールデータベースが処理済みの電子メールメッセージと各処理済みの電子メールメッセージの添付ファイルとに識別マークを割り当て、電子メールメッセージと添付ファイルを記憶するよう構成され、これにより各添付ファイルはそれが添付された電子メールメッセージへの参照情報を有し、各電子メールメッセージは電子メールメッセージに最初に添付された各添付ファイルへの参照情報を有する。このように、識別マークに基づいてノード階層が得られ、これにより、たとえ添付ファイルがそれらの元の電子メールメッセージから分離して記憶されたとしても、電子メールの構造をブラウズし、ユーザが作成中の電子メールメッセージに添付したい添付ファイルを見つけるのが容易になる。
別の実施形態によれば、携帯端末と電子メールデータベースがエアーインターフェイス接続により互いに通信するよう構成されている。これにより、添付ファイルを見つけ、送信する電子メールメッセージに添付ファイルを添付するために、全ての電子メールメッセージを送信する必要がないので、エアーインターフェイス接続の帯域幅、さらに携帯端末の記憶容量が節約される。
本発明の別の態様によれば、本発明の第3の態様の電子メール処理システムで用いるよう構成された移動通信端末が提供される。
添付した図面を参照してより詳細に本発明を以下に記載する。
図1は、本発明に係る電子メール処理システムの概略的なブロック図である。
図2は、本発明に係る例示的なノード階層の概略的なツリー構造を示す。
図3は、本発明に係る携帯端末のディスプレイに表示される「電子メールの作成」画面の概略図である。
図4は、本発明に係る携帯端末のディスプレイに表示される「電子メールアカウントの選択」画面の概略図である。
図5は、本発明に係る携帯端末のディスプレイに表示される「電子メールの選択」画面の概略図である。
図6は、本発明に係る携帯端末のディスプレイに表示される「記憶した電子メールから添付ファイルの追加」画面の概略図である。
図7は、本発明に係る携帯端末のディスプレイに表示される、3つの添付ファイルを添付した電子メールの「電子メールの作成」画面の概略図である。
図8は、本発明に係るノード階層の実施例の概略的なツリー構造を示す。
図9は、本発明に係る携帯端末のディスプレイに表示される「文書アーカイブの文書を添付ファイルとして追加」画面の概略図である。
図10は、本発明に係る添付ファイルの付いた電子メールメッセージを記憶する方法を記載するフローチャートである。
図11は、本発明に係る電子メールメッセージと添付ファイルを処理する方法を記載するフローチャートである。
本発明の好適な実施形態が示される添付図面を参照して以下でさらに十分に本発明を記載する。しかしながら、本発明は多くの異なる形態で実施することができ、以下で説明する実施形態に制限して解釈すべきではない。むしろ、これらの実施形態が提供される結果、この開示は詳細に完結し、当業者に本発明の範囲を十分に伝えるであろう。図面において、同一の要素は同一の番号で示される。
図1は、本発明に係る電子メール処理システム5を記載する。システム5はプロセッサ11と、ユーザインターフェイス12と、送受信部13と、メモリ14とを有する携帯端末10とを具え、電子メールデータベース20はサーバ部23と、電子メール記憶部21と、文書記憶部22と、送受信部24とを有する。携帯端末のユーザインターフェイス12は、ユーザに情報を表示するディスプレイと、テンキー、キーボード、ジョイスティック、ペンまたはタッチ式ディスプレイの1以上などの各種入力デバイスとを有する。プロセッサ11は、携帯端末の異なる部分間と携帯端末へ/からの通信や異なるコマンドの実行等を処理するよう構成されている。電子メールデータベース20は、サーバとして動作するよう構成され、インターネット接続を有するサーバコンピュータ上で実行するよう構成されている。携帯端末10と電子メールデータベース20は、モバイルインターネット接続30でそれぞれの送受信部13,24を介して互いに通信するよう構成されている。電子メールデータベース20はさらに、通信リンク40、例えばインターネット接続を介して外部の受信用の電子メールサーバ50と、別の通信リンク60を介して外部の送信用の電子メールサーバ70とに接続されている。通信リンク40および60は、同じ通信リンクにすることができる。
外部の受信用の電子メールサーバ50は受信する電子メールメッセージ、すなわち携帯端末10のユーザの電子メールアカウントに入る電子メールメッセージと、これらの受信する電子メールメッセージへのアクセスとを管理する。受信用の電子メールサーバの実施例は、IMAP、POPサーバ等である。外部の送信用の電子メールサーバ70は、ユーザの電子メールアカウントから電子メールメッセージの送信を管理する。送信用の電子メールサーバの一例は、SMTPサーバである。本発明に関して用いることができる他の電子メールサーバは、受信する電子メールメッセージと、受信する電子メールのアクセスと、送信する電子メールとを管理する。このような電子メールサーバの実施例は、Microsoft Exchange、Gmail、Yahoo!、Hotmail等である。全ての電子メールサーバは、電子メールのMIME標準規格をサポートする機能を共有している。MIME標準規格は、電子メールメッセージがマルチパートを含むことを許容している。1または複数の添付ファイルを有する電子メールメッセージは、マルチパートMIMEメッセージであるが、それは依然として1つのデータファイルである。
新しく受信する電子メールメッセージが受信用の電子メールサーバ50で利用可能であるとき、これらは電子メール交換プロトコルにより通信リンク40を介して電子メールサーバから電子メールデータベース20にダウンロードされ、電子メールメッセージが電子メール記憶部21に記憶される。電子メール記憶部21は、外部の受信用の電子メールサーバ50からフェッチされた電子メールメッセージと電子メールの添付ファイルとを含んでいる。電子メールデータベースの文書記憶部22は、電子メールを介してではなく、別の方法で受信された文書、例えばインターネットからダウンロードされた文書を含む文書アーカイブである。本書のさらに以下でより詳細に記載するように、ユーザインターフェイス12から、ユーザは例えば携帯端末からインターネットに文書を公開し、電子メールの添付ファイルと同じ方法で文書をやりとりすることができる。電子メールデータベースサーバ部23は、電子メール記憶部21および文書記憶部22に記憶された電子メールメッセージと、添付ファイルと、文書とを処理するよう構成され、例えば電子メールメッセージと、添付ファイルと、文書とを記憶し、要求に応じてそれぞれの記憶部から電子メールメッセージと、添付ファイルと、文書とをフェッチする。
本発明によれば、1以上の添付ファイルを含む受信する電子メールメッセージが外部の受信用の電子メールサーバ50で受信され、電子メールデータベース20に伝達されたとき、サーバ部23は電子メールメッセージから添付ファイルを分離し、各添付ファイルとさらに電子メールメッセージとに識別番号などの別個で一意の識別マークを与える。電子メールメッセージに与えられた識別マークは、電子メールメッセージの添付ファイルに与えられた識別マークとは異なる。すなわち、複数の添付ファイルが受信する電子メールメッセージに添付される場合、各添付ファイルは実際の電子メールメッセージと添付ファイルの双方を含む1つのデータファイルから抽出され、電子メールメッセージ自体から分離して記憶される。すなわち、電子メールメッセージはその添付ファイルを含まないように記憶される。
本発明によれば、ノード階層が電子メール記憶部21に生成される。ノード階層は、ユーザが2つの電子メールアカウント200,250を有する実施例の図2に記載されている。電子メールアカウントのノード200および250は、ノード階層のトップレベル290に構成されている。第1の電子メールアカウント200はフォルダである幾つかの子ノードを有し、図では2つの子フォルダで示されている。受信ボックス210と送信メッセージ230は、第1のサブレベル291に構成されている。さらに、電子メールn211として示される幾つかのメッセージはこの第1のサブレベル291に構成することができる。次に受信ボックスノード210は幾つかの子ノードを有し、これは第2のサブレベル292に構成した電子メール1220と電子メール2225とにより図2に示すメッセージノードである。さらに、各メッセージ、例えば電子メール1と電子メール2は幾つかの子ノードを有しており、これは最初に受信したときにメッセージに添付された添付ファイルである。添付ファイルは第3のサブレベル293に構成され、双方とも電子メール1220の子である添付ファイルA221,添付ファイルB222と、電子メール2の子である添付ファイルC226とで図示されている。
図2に示すように、ノード階層では全ての電子メールの添付ファイルがその親の電子メールノードへの参照情報を有しており、次にそれはその電子メールフォルダへの参照情報を有し、次にそれはその電子メールアカウントへの参照情報を有している。電子メールアカウント200,250、各電子メールフォルダ210,230、各電子メールメッセージ211,220,225、および各電子メールの添付ファイル221,222,226は、電子メール記憶部21に別個のノードとして記憶される。ノードは全て一意であり、一意の識別マークで識別される。すなわち、電子メールアカウント、各電子メールフォルダ、各電子メールメッセージおよび各電子メールの添付ファイルは、一意の識別マークを割り当てられる。
文書記憶部22用に類似した階層が生成される。すなわち、文書記憶部22に記憶された文書は、それらの親フォルダへの参照情報を有しており、次にこの親フォルダはそれらの文書アーカイブへの参照情報を有している。
本発明によれば、これらの階層とノードは電子メールデータベースと携帯端末との間で共有され、携帯端末と電子メールデータベースとの間の通信の基盤となる。各ノードに対して追加情報、例えば、プロパティ/メタデータ(例えば、文書名、日付、キーワード等)や、処理される情報(例えば、文書データ、PDF、視覚表示(更なる証左に関しては以下を参照)、およびテキスト)や、ハイパーリンクや、各ノードに関する他の情報等を関連付けすることができる。携帯端末10のユーザインターフェイス12と電子メールデータベース20との間の通信は、それらの識別マークを有するノードに基づく。これにより、ユーザインターフェイスはノードを階層的に(同様に他のフォーマットで)表示し、その階層をブラウズ可能、すなわち、ナビゲート可能にする。要求に応じて、ユーザインターフェイスは、視覚表示などの他のノード関連情報をフェッチすることができる(更なる詳細に関しては以下を参照)。
本発明の目的は、添付ファイル付きの電子メールメッセージの作成を早くかつ容易にすることである。ユーザが添付ファイル付きの電子メールメッセージを送信するために、識別マークとノード階層を用いることで、ユーザインターフェース部は、電子メールデータベースにメッセージのテキストと、メッセージにどの添付ファイルを添付すべきかの情報(すなわち識別マーク)のみを送信すればよい。その後、電子メールデータベースは添付ファイルの情報を使用して電子メール記憶部から実際の添付ファイルをフェッチし、電子メールメッセージに添付ファイルを追加し、これは受信先に送信用の電子メールサーバ70を介して送られる。
基本的に、ユーザが添付ファイル付きの新しい電子メールメッセージを作成し送信するとき、次の処理が本発明の実施形態に従って実行される。ユーザインターフェイスでは、ユーザが添付ファイルを選択して追加する。次いで、全ての保存された電子メールメッセージ(例えば受信ボックスの)または少なくとも添付ファイルを有する全ての保存された電子メールメッセージの画面がディスプレイに表示される。入力部、例えばタッチスクリーンを介してユーザが表示された電子メールメッセージの1つを選択するとき、電子メールメッセージの添付ファイルが表示される。その後、入力部を介してユーザが添付ファイルの1つを選択すると、選択された添付ファイルは作成されている電子メールメッセージに追加される。しかしながら、選択された添付ファイルは携帯端末にダウンロードされず、選択された添付ファイルの識別マークなどの情報のみが携帯端末にダウンロードされる。これにより、リモートで添付ファイルを管理することができる。また、ユーザは、どちらでも既に存在する電子メールメッセージ、例えば受信ボックスまたは送信済みアイテムフォルダの電子メールメッセージからユーザが望む添付ファイルを気に入ったものだけ選択し、作成している電子メールメッセージに添付ファイルを追加することができる。
電子メールアカウントのフォルダ構造はさらに、任意のフォルダ、例えば受信ボックス、送信済みアイテム等に保存された電子メールメッセージの添付ファイルを選択するようナビゲートすることができる。さらに、全てのユーザの電子メールアカウントと、リモートの文書アーカイブとを表示するトップレベルにナビゲートすることが可能である。
以下、添付ファイル付きの新しい電子メールメッセージを作成および送信する方法を図3〜図8を参照してより詳細に記載する。図3〜図7は、フォルダ内容の一実施例について、作成される電子メールメッセージに添付ファイルを添付するときに携帯端末のディスプレイに表示される様々な画面を示す一方、図8は、この実施例の階層的なノードツリーを示している。ユーザがまさに新しい電子メールメッセージを作成しようとしているとき、図3に示す「電子メールの作成」画面110が携帯端末のディスプレイに表示される。「電子メールの作成」画面110は、ユーザインターフェイス12の入力部を介してユーザ入力コマンドにより達成される。図3に示す「電子メールの作成」画面の実施例では、サムネールとして示す添付ファイル112が新しい電子メールメッセージに既に添付されている。入力部を介して、ユーザは受信先、件名、メッセージテキスト、署名、マークアップ等の他のデータを入力する。また、例えば「添付ファイルの追加」ボックス111をクリックすることで、ユーザは1または幾つかの添付ファイルを選択して添付することができる。
文書を添付するユーザ入力コマンドが携帯端末で受信されたとき、「電子メールアカウントの選択」画面130が表示される(図4)。画面130は、電子メールアカウントと、ユーザが所有している文書アーカイブとを表示する。画面130を表示するために必要な情報は、ノード階層に基づいて電子メールデータベースから受信される。一般に、携帯端末10は電子メールデータベース20から十分な情報をフェッチして、図3〜図7に表示された様々なユーザインターフェイスの画面の各々を生成する。一実施形態によれば、全ての識別マークを有する全てのノード階層を電子メールデータベースから携帯端末にダウンロードし、例えば携帯端末の記憶部14に記憶することができる。あるいは、選択可能な次の階層レベルに必要な情報のみが各階層レベルでダウンロードされる。すなわち、図4の場合には、表示された電子メールアカウントの識別マークと文書アーカイブ、すなわち図8のトップレベルのみがダウンロードされる。
図4の実施例では、ユーザがユーザ入力コマンドで、例えば、タッチスクリーンでクリックすることで電子メールアカウントuser@work131を選択する。次いで携帯端末10は情報、すなわちこの電子メールアカウントに記憶されるフォルダと電子メールメッセージに関する識別マークをノード階層に基づいてフェッチする。全てのノード階層がダウンロードされている場合、携帯端末のプロセッサ11は内部記憶部14から情報をフェッチする。さもなければ、プロセッサ11は電子メールデータベース20からこの情報をフェッチする。次いで「電子メールの選択」画面(図5)がディスプレイに表示される。あるいは、ユーザが文書アーカイブ、例えば文書アーカイブ1を選択する場合、携帯は識別マークとノード階層に基づいて電子メールデータベースから文書アーカイブ1に記憶された文書に関する情報をフェッチする。
図5に示す「電子メールの選択」画面140は全ての電子メールメッセージ(電子メールメッセージ1、電子メールメッセージ2、電子メールメッセージ3、電子メールメッセージ4)と、user@workアカウント131のサブフォルダ(送信済みメッセージ、削除済みメッセージ、ドラフト)とを表示する。図5の実施例では、ユーザは例えばユーザインターフェイス12のタッチスクリーンをクリックすることで電子メールメッセージ3,141を選択する。次いで携帯端末は、識別マークとノード階層に基づいて、既にダウンロードされていれば電子メールデータベース20または内部記憶部14の何れかから、電子メールメッセージ3に属する添付ファイルに関する情報をフェッチする。次いで「保存した電子メールから添付ファイルを追加」画面150(図6)がディスプレイに表示される。あるいは、ユーザがサブフォルダ、例えば送信済みメッセージを選択する場合、送信済みメッセージフォルダに記憶された電子メールメッセージが図5に示す電子メールメッセージとして同様の方法で表示される。
図6に示す「保存した電子メールから添付ファイルを追加」画面150は、電子メールメッセージ3に属する全ての添付ファイル、添付ファイル1、添付ファイル2、添付ファイル3を表示する。図6の実施例では、ユーザは例えばユーザインターフェイス12のタッチスクリーンをクリックすることで添付ファイル2,151を選択する。次いで添付ファイル2は、作成中の電子メールメッセージに追加される。より正確には、電子メールデータベース20で添付ファイル2を見つけるための必要な識別情報が作成中の電子メールメッセージに追加される。識別情報は、ノード階層を介して見つけられる。添付ファイル2が追加された後、「電子メールの作成」画面が再度表示される。あるいは、「保存した電子メールから添付ファイルを追加」画面に留まり、電子メールメッセージに別の添付ファイルを直接添付することが可能である。ユーザは「保存した電子メールから添付ファイルを追加」画面で複数の文書を直接選択することも可能である。
「電子メールの作成」画面が再度表示されたとき、ユーザは新しい添付ファイルを選択して送信すべき電子メールメッセージに追加することができ、同様にこの処理が完了した場合に、電子メールメッセージを送信する前に添付ファイルを読んで見て、正しい文書が実際に添付されたことを確認することができる。ユーザは、追加した任意の添付ファイルを削除することもできる。上記で概説したステップに従って幾つでも添付ファイルを追加することができる。図7は作成済みの電子メールメッセージを表示する「電子メールの作成」画面170を示しており、それは添付ファイル112,151,161が追加され、送信する準備ができている。ユーザが入力コマンド「送信」113を用いてメッセージを送信するとき、携帯端末10はエアーインターフェイス30で電子メールデータベース20に作成済み電子メールメッセージとしてメッセージを送信する。メッセージは、受信先と添付ファイルの識別マーク、好ましくは件名とメッセージテキストを具えている。添付ファイルの識別マークは、電子メール記憶部21から添付ファイルをフェッチし、文書記憶部22から文書をフェッチするために用いられる。次いでフェッチされた文書と添付ファイルは、電子メールデータベースの作成済み電子メールメッセージに添付される。この情報を用いて、電子メールデータベース20のサーバ部23がMIMEで符号化された電子メールメッセージを生成し、これは通信リンク60と外部の送信用のサーバ70を介して電子メール送信プロトコルにより受信先に送信される。
図3〜図7に示すように、添付ファイルは古い電子メールメッセージから気に入ったものだけ選択し、送信する新しい電子メールメッセージに追加することができる。これにより、添付ファイルは急いで追加することができる。添付ファイルは携帯端末から離れた電子メールデータベースに記憶されるので、リモートで添付ファイルを管理することにより、電子メールデータベースと携帯端末との間のエアーインターフェイスの帯域幅リソースが節約される。
前述のとおり、文書アーカイブの文書は送信する電子メールメッセージの添付ファイルとして追加することができる。「添付ファイルとして文書アーカイブから文書を追加」画面160は、図9に示されている。ユーザが文書、例えば文書2,161を選択する場合、文書は作成中の電子メールメッセージに添付される。その後、「電子メールの作成」画面110を再度表示することができる。
実施形態によれば、ユーザは1つのユーザーアカウントのみを有することができる。その場合、携帯端末が電子メールメッセージに添付ファイルを追加するユーザ入力コマンドを受信したとき、図2のトップレベルと図8とは図4の画面のように表示する必要はないだろう。その場合には、ユーザが「添付ファイルの追加」ボックスを選択したとき、図5の画面と似た「電子メールの選択」画面が直接表示される。
図10は、電子メールデータベースに処理済みの電子メールメッセージを記憶する方法の実施形態を示している。処理済みの電子メールメッセージとは、例えば受信用の電子メールサーバ50から電子メール処理システム5に受信されたか、電子メール処理システム5から送信用の電子メールサーバ70に送信された電子メールメッセージのことをいう。添付された添付ファイル付きの電子メールメッセージを記憶しようとしているとき、電子メールデータベース20は、電子メールメッセージから各添付ファイルを分離し(ステップ301)、電子メールメッセージと各添付ファイルに別個の識別マークを割り当て(ステップ302)、電子メールデータベースに電子メールメッセージと各添付ファイルを別々に記憶する(ステップ303)。好ましくは、サーバ部23がステップの各々を実行し、電子メール記憶部21に電子メールメッセージと各添付ファイルを記憶する。電子メールメッセージとその添付ファイルは識別マークを割り当てられ、ノード階層を生成し、これによりそれらが別々に記憶されても、各添付ファイルはその電子メールメッセージへの参照情報を有する。
図11は、本発明に係る送信する電子メールメッセージに古い電子メールメッセージの添付ファイルを添付する方法の実施形態を示している。
この方法は、携帯端末10が端末のユーザインターフェイスを介してユーザから入力コマンドを受信して開始し(ステップ401)、送信すべき電子メールメッセージに添付ファイルを追加する。入力コマンドは、端末10または実際には送受信部に関連する端末のプロセッサにリクエストを電子メールデータベース20に送信させ(ステップ402)、ユーザが所有する電子メールアカウントのリストを要求する。リクエストは、電子メールデータベースにその電子メール記憶部の電子メールアカウントのリストをフェッチさせ(ステップ403)、電子メールアカウントのリストを携帯端末に送信させる。電子メールアカウントのリストは、各電子メールアカウントの少なくとも識別マークを具える。次いで電子メールアカウントのリストがユーザインターフェイスに表示される(ステップ404)。上記ステップは任意であり、例えばユーザが1つのユーザーアカウントのみを有する場合、スキップすることができる。この場合、端末のユーザインターフェイスを介してユーザから入力コマンドを受信し(ステップ401)、送信すべき電子メールメッセージに添付ファイルを追加する携帯端末10によってステップ406がトリガされる。
ステップ404に続いて、携帯端末が電子メールデータベースにリクエストを送信し、選択された電子メールアカウントに属する電子メールメッセージおよび/またはフォルダのリストを要求するステップ406は、端末のユーザインターフェイスを介してユーザから入力コマンドを受信し(ステップ405)、ユーザが幾つかのユーザアカウントから電子メールアカウントを選択した携帯端末10によってトリガされる。送信されたリクエスト(ステップ406)は、電子メールデータベースに電子メールメッセージおよび/またはフォルダのリストをフェッチさせ(ステップ407)、電子メールメッセージおよび/またはフォルダのリストを携帯端末に送信させる。電子メールメッセージおよび/またはフォルダのリストは、各電子メールメッセージおよび/またはフォルダの少なくとも識別マークを具える。次いで電子メールメッセージおよび/またはフォルダのリストがユーザインターフェイスに表示される(ステップ408)。次いでユーザがフォルダを選択した場合、選択されたフォルダに属する電子メールメッセージの新しいリストが上述した方法で表示される。
その代りにユーザが電子メールメッセージおよび/またはフォルダのリストから電子メールメッセージを選択した場合、電子メールメッセージのリストから電子メールメッセージを選択するための入力コマンドが携帯端末で受信される(ステップ409)。この受信した入力コマンドは、携帯端末に電子メールデータベースにリクエストを送信させ(ステップ410)、選択した電子メールメッセージに属する添付ファイルのリストを要求する。送信したリクエスト(ステップ410)は、電子メールデータベースに選択した電子メールメッセージに属する添付ファイルのリストをフェッチさせ(ステップ411)、添付ファイルのリストを携帯端末に送信させる。添付ファイルのリストは、各添付ファイルの少なくとも識別マークを具える。次いで添付ファイルのリストがユーザインターフェイスに表示される(ステップ412)。
次いで携帯端末はユーザインターフェイスを介してユーザから入力コマンドを受信し(ステップ413)、ユーザは添付ファイルのリストから表示された添付ファイルの1つを選択して添付する。この受信した入力コマンドは、携帯端末に413に選択した添付ファイルの識別マークを送信すべき電子メールメッセージに追加させる(ステップ414)。次いで携帯端末が電子メールメッセージを送信する入力コマンドを受信した場合(ステップ415)、携帯端末は選択された添付ファイルの識別マークと共に電子メールメッセージを電子メールデータベースに送信し(ステップ416)、電子メールデータベースは送信する電子メールメッセージに追加された識別マークに基づいてその電子メール記憶部から選択された添付ファイルをフェッチし(ステップ417)、電子メールメッセージにフェッチされた添付ファイルを追加する(ステップ418)。次いで追加された添付ファイル付きの電子メールメッセージが送信用の外部の電子メールサーバと通信システムを介して電子メールデータベースから受信先に送信される(ステップ419)。
ユーザが送信すべき電子メールメッセージに1以上の添付ファイルを追加したい場合、ユーザは添付ファイルを追加するコマンドをトリガし、これは携帯端末で受信される。次いで携帯端末は、ユーザの設定に依存して、前に選択された電子メールメッセージに属する添付ファイルのリストか、電子メールメッセージおよび/またはフォルダのリストか、またはユーザーアカウントのリストを表示することができる。
上述した方法では、携帯端末は各ユーザ入力コマンドで電子メールデータベースから情報を受信する。別の実施形態によれば、電子メールデータベースは第1のリクエストで全てのノード階層、すなわち全てのユーザーアカウント、全てのフォルダ、全ての電子メールメッセージ、および全ての添付ファイルの識別マークを送信する。その場合、続くユーザ入力コマンドで携帯端末が電子メールデータベースから情報を要求する必要では全くない。双方の方法の組み合わせを用いることも可能である。例えば、電子メールデータベースは、これらのフォルダ内の全ての電子メールメッセージと電子メールメッセージに属する全ての添付ファイルの識別マークを送信することができるが、最初のリクエストで異なるユーザーアカウントの識別マークをのみを送信することができる。
別の実施形態によれば、その添付ファイルではなく、電子メールメッセージのみを添付することが可能である。その場合、電子メールメッセージを追加するユーザ入力コマンドが用いられる。携帯端末は電子メールデータベースを介して電子メールメッセージをフェッチし、上述した同様の方法でノード階層のノードを表示するが、電子メールメッセージの添付ファイルを添付する代わりに、実際の電子メールメッセージが添付される。これは、電子メールメッセージと添付ファイルが別個の識別マークで別々に記憶されるため可能となる。また、記載のとおり別個の識別マークで電子メールメッセージと添付ファイルを別々に記憶することで、電子メールの階層をナビゲートすることによって様々な記憶された電子メールメッセージから添付ファイルを追加することが可能である。
実施形態によれば、本発明はさらに、この開示に記載した電子メール処理システムで用いる携帯端末10を具える。携帯端末は、プロセッサ11と、ユーザに情報を表示し、ユーザ入力コマンドを受信するユーザインターフェイス12とを有する。プロセッサ11は、送信する電子メールメッセージに添付ファイルを追加するユーザの入力コマンドに応答して、電子メールアカウントの電子メールメッセージのリストを、電子メールデータベース20からフェッチし、ユーザインターフェース12に表示するよう構成されている。プロセッサ11はさらに、第1の電子メールメッセージを選択するユーザの入力コマンドに応答して、電子メールメッセージのリストから選択された第1の電子メールメッセージの添付ファイルのリストを、電子メールデータベース20からフェッチし、ユーザインターフェース12に表示するよう構成されている。端末はさらに、第1の添付ファイルを選択するユーザの入力コマンドに応答して、添付ファイルのリストから選択された第1の添付ファイルの識別マークを少なくとも、送信する電子メールメッセージに追加するよう構成されている。
本発明の実施形態によれば、図7の添付ファイル112,151,161など、作成中の電子メールメッセージに追加された添付ファイルの視覚表示を表示することが可能である。視覚表示は添付ファイルの一部、例えば圧縮形式の先頭ページとすることができ、視覚的に添付文書を識別するのに十分な情報である。送信前に添付文書の視覚表示を表示し、実際にユーザが電子メールの添付ファイルとして送信するよう意図した文書であることを視覚的に識別し、確認することは興味深い。
添付ファイルの視覚表示を表示するために、例えば、添付ファイルをクリックすることによって、「電子メールの作成」画面から追加する添付ファイルの1つを選択する。次いで携帯端末は、添付ファイルの識別マークに基づいて電子メールデータベースから視覚表示をダウンロードする。実施形態によれば、さらに文書名、文書タイプ、全ページ数および/または各ページのサムネールがダウンロードされる。さらにユーザは各ページを選択し、拡大することが可能である。1ページがユーザによって選択されている場合、ページのプレビュー画像がダウンロードされ、ユーザがページを拡大するズームコマンドを使用する場合、次のズームレベルを表示するのに必要なタイル画像が電子メールデータベースからダウンロードされる。
このような視覚表示をダウンロードし、表示するのを可能にするために、電子メールデータベースは、ユーザのリクエストに依存して、添付ファイルを一部に分割するよう構成されている。これは、オフィスパッケージや画像処理プログラムなどの一般的な文書プログラムと共に電子メールデータベースを提供することによって達成される。次いで電子メールデータベースは、文書を実行する適切な文書プログラムを実行するよう構成されており、このプログラムによりユーザによって要求された文書の一部を選び、携帯端末にそれを送信する。
以下、電子メールメッセージに添付した文書を閲覧する方法の実施形態を記載する。添付文書の一部を閲覧するユーザの入力コマンドは、携帯端末に電子メールデータベースから添付文書の一部の視覚表示を要求させる。このようなリクエストは、電子メールデータベースに添付文書の一部の視覚表示を生成させる。次いで電子メールデータベースは、生成した視覚表示を携帯端末に送信し、これはそのユーザインターフェイスに視覚表示を表示する。
本発明の別の態様によれば、本発明は、本発明の上記方法の何れかに従ってステップを実行するよう構成されたコンピュータプログラムで達成することができる。コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に配置し、本発明に従って電子メール処理システムのプロセッサにロードすることができる。次いでコンピュータプログラム製品は、通信システムの2つのノードに分散された携帯端末のプロセッサと、電子メールデータベースとに配置されるのが好ましい。
本発明の代替実施形態によれば、通信ネットワークノードの代わりに携帯端末に電子メールデータベースを配置することができる。この場合、携帯端末のプロセッサは、上記方法に記載したのと同様に、携帯端末に構成された電子メールデータベースから情報を要求する。
当業者に理解されるように、本発明は新しい電子メールメッセージの作成に適用することができるだけではなく、受信した電子メールメッセージの返答や、受信した電子メールメッセージの転送にも適用することができる。
図面および明細書では、本発明の好適な実施形態と実施例が開示され、特有の用語が用いられているが、それらは一般的および説明的な意味でのみ用いられ、以下の特許請求の範囲で説明される本発明の範囲を限定するためではない。
Claims (15)
- 携帯端末(10)と電子メールデータベース(20)とを具える移動通信システムで電子メールメッセージを処理する方法であって、当該方法が、
前記携帯端末(10)のユーザインターフェイス(12)に、送信する電子メールメッセージに添付ファイルを追加するユーザの入力コマンドに応答して、電子メールアカウントの電子メールメッセージのリストを表示するステップと、
前記携帯端末のユーザインターフェイス(12)に、第1の電子メールメッセージを選択するユーザの入力コマンドに応答して、前記電子メールメッセージのリストから選択された第1の電子メールメッセージの添付ファイルのリストを表示するステップと、
第1の添付ファイルを選択するユーザの入力コマンドに応答して、添付ファイルのリストから選択された第1の添付ファイルを、前記送信する電子メールメッセージに追加するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法がさらに、
各処理済みの電子メールメッセージと、各処理済みの電子メールメッセージに添付された各添付ファイルとを別々に記憶し、これにより添付ファイルはそれが添付された電子メールメッセージから分離して記憶されるステップと、
各処理済みの電子メールメッセージと各処理済みの電子メールメッセージに添付された各添付ファイルとに別個の識別マークを割り当てるステップを含み、
前記電子メールメッセージのリストを表示するステップが各電子メールメッセージの前記識別マークに基づいて前記電子メールメッセージのリストを表示するステップとを含み、
前記選択された電子メールメッセージの添付ファイルを表示するステップが前記電子メールメッセージの識別マークと、前記選択された電子メールメッセージの各添付ファイルの識別マークとに基づいて前記添付ファイルを表示するステップを含み、
前記選択された添付ファイルを追加するステップがその識別マークに基づいて前記選択された添付ファイルを追加するステップを含むことを特徴とする方法。 - 請求項2に記載の方法であって、前記処理済みの電子メールメッセージと前記処理済みの電子メールメッセージの添付ファイルとが前記識別マークに基づいてノード階層に記憶され、これにより各添付ファイルがその処理済みの電子メールメッセージへの参照情報を有することを特徴とする方法。
- 請求項2〜3の何れか1項に記載の方法であって、文書と電子メールメッセージが前記電子メールデータベース(20)に記憶され、前記電子メールデータベース(20)と前記携帯端末(10)がエアーインターフェイス接続(30)によって接続され、前記電子メールメッセージのリストを表示するステップおよび前記携帯端末(10)のユーザインターフェイス(12)に選択される電子メールメッセージの添付ファイルのリストを表示するステップがさらに、ユーザの入力コマンドに応じて、前記電子メールデータベース(20)から前記携帯端末に前記処理済みの電子メールメッセージの識別マークと前記添付ファイルの識別マークとを送信するステップを含むことを特徴とする方法。
- 請求項1〜4の何れか1項に記載の方法であって、前記送信する電子メールメッセージに前記添付ファイルのリストから選択された添付ファイルを追加するステップが、
前記携帯端末(10)で、前記送信する電子メールメッセージに前記選択された添付ファイルの識別マークを追加するステップと、
前記電子メールデータベース(20)に前記選択された添付ファイルの識別マークと共に前記送信する電子メールメッセージを送信するステップと、
前記電子メールデータベース(20)で、前記送信する電子メールメッセージに追加された識別マークに基づいて前記選択された添付ファイルをフェッチするステップと、
前記送信する電子メールメッセージに前記フェッチされた添付ファイルを追加するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載の方法がさらに、選択された添付ファイルの一部を少なくとも見るユーザの入力コマンドに応答して、
前記電子メールデータベース(20)で、前記選択された添付ファイルの一部の視覚表示を生成するステップと、
前記ユーザインターフェイス(12)に、前記選択された添付ファイルの一部の視覚表示を表示するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 請求項1〜6の何れか1項に記載の方法であって、
前記携帯端末(10)のユーザインターフェイス(12)に、送信する電子メールメッセージに添付ファイルを追加するユーザの入力コマンドに応答して、前記ユーザの電子メールアカウントのリストを表示するステップを含み、
受信した電子メールメッセージのリストを表示するステップが、第1の電子メールアカウントを選択するユーザの入力コマンドに応答して、前記電子メールアカウントのリストから選択された第1の電子メールアカウントの受信した電子メールメッセージのリストを表示するステップを含むことを特徴とする方法。 - 請求項1〜7の何れか1項のステップを実行するよう構成されたコンピュータプログラム製品。
- 電子メール処理システム(5)であって、
プロセッサ(11)と、ユーザに情報を表示し、ユーザ入力コマンドを受信するユーザインターフェイス(12)とを有する携帯端末(10)と、
電子メールメッセージと添付ファイルを記憶する電子メールデータベース(20)とを具え、
前記プロセッサ(11)が、送信する電子メールメッセージに添付ファイルを追加するユーザの入力コマンドに応答して、電子メールアカウントの電子メールメッセージのリストを、前記電子メールデータベースからフェッチし、前記ユーザインターフェース(12)に表示するよう構成されており、
前記プロセッサ(11)がさらに、第1の電子メールメッセージを選択するユーザの入力コマンドに応答して、前記電子メールメッセージのリストから選択された第1の電子メールメッセージの添付ファイルのリストを、前記電子メールデータベースからフェッチし、前記ユーザインターフェース(12)に表示するよう構成されており、
前記システム(5)がさらに、第1の添付ファイルを選択するユーザの入力コマンドに応答して、前記添付ファイルのリストから選択された第1の添付ファイルを、前記送信する電子メールメッセージに追加するよう構成されていることを特徴とするシステム。 - 請求項9に記載の電子メール処理システムにおいて、
前記電子メールデータベース(20)が各処理済みの電子メールメッセージと各処理済みの電子メールメッセージの各添付ファイルとを別々に記憶するよう構成され、これにより添付ファイルはそれが添付された電子メールメッセージから分離して記憶され、前記電子メールデータベースがさらに、各処理済みの電子メールメッセージと各添付ファイルとに別個の識別マークを割り当てるよう構成され、
前記プロセッサ(11)が前記電子メールデータベース(20)から前記電子メールアカウントの各電子メールメッセージの識別マークをフェッチし、前記各電子メールメッセージの識別マークに基づいて前記ユーザインターフェイス(12)に前記電子メールメッセージのリストを表示するよう構成され、
前記プロセッサ(11)が前記電子メールメッセージの識別マークに基づいて前記電子メールデータベースから前記選択された電子メールメッセージの各添付ファイルの識別マークをフェッチし、前記選択された電子メールメッセージの識別マークと前記選択された電子メールメッセージの添付ファイルの識別マークとに基づいて前記ユーザインターフェイス(12)に前記選択された電子メールメッセージの添付ファイルを表示するよう構成され、
前記電子メールデータベース(20)がその識別マークに基づいて前記選択された添付ファイルをフェッチすることによって前記送信する電子メールメッセージに前記選択された添付ファイルを追加するよう構成されていることを特徴とするシステム。 - 請求項10に記載の電子メール処理システムにおいて、前記電子メールデータベース(20)が前記処理済みの電子メールメッセージと前記各処理済みの電子メールメッセージの添付ファイルとに識別マークを割り当て、前記電子メールメッセージと添付ファイルを記憶するよう構成され、これにより各添付ファイルはそれが添付されたその電子メールメッセージへの参照情報を有し、各電子メールメッセージは前記電子メールメッセージに最初に添付された各添付ファイルへの参照情報を有することを特徴とするシステム。
- 請求項9〜11の何れか1項に記載の電子メール処理システムにおいて、前記携帯端末(10)と前記電子メールデータベース(20)がエアーインターフェイス接続(30)によって互いに通信するよう構成されていることを特徴とするシステム。
- 請求項12に記載の電子メール処理システムにおいて、当該システム(5)がさらに、以下によって前記添付ファイルのリストから選択された第1の添付ファイルを、前記送信する電子メールメッセージに追加するよう構成されており、
前記携帯端末(10)が、
前記送信する電子メールメッセージに前記選択された添付ファイルの識別マークを追加し、
前記電子メールデータベース(20)に前記選択された添付ファイルの識別マークと共に前記送信する電子メールメッセージを送信するよう構成され、
前記電子メールデータベース(20)が、
前記送信する電子メールメッセージに追加された前記識別マークに基づいて前記選択された添付ファイルをフェッチし、
前記送信する電子メールメッセージに前記フェッチされた添付ファイルを追加するよう構成されていることを特徴とするシステム。 - 請求項9〜13の何れか1項に記載の電子メール処理システムにおいて、前記電子メールデータベース(20)が、選択された添付ファイルの一部を少なくとも見るユーザの入力コマンドに応答して、前記選択された添付ファイルの一部の視覚表示を生成するよう構成され、
前記プロセッサ(11)が、選択された添付ファイルの一部を少なくとも見るユーザの入力コマンドに応答して、ユーザインターフェイス(12)に、前記選択された添付ファイルの一部の視覚表示を表示するよう構成されていることを特徴とするシステム。 - 請求項9〜14の何れか1項に係る電子メール処理システム(5)で用いるよう構成された移動通信端末(10)。
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