JP2018092275A - 電子メールシステム、電子メールサーバ、制御方法、およびプログラム - Google Patents

電子メールシステム、電子メールサーバ、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】受信した転送メール対して返信する場合に、返信先の宛先を簡単に選択可能な仕組みを提供すること。【解決手段】受信した転送メール対して返信する場合に、返信先の宛先を簡単に選択可能な仕組みを提供すべく、転送された電子メールへの返信を行う返信を行う電子メールシステムであって、前記転送された電子メールに設定された、転送元の差出人アドレスを取得する転送元差出人取得手段と、前記転送元差出人取得手段によって取得した転送元差出人に対して返信を行う返信手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、電子メールシステム、電子メールサーバ、制御方法、およびプログラムに関する。
通常、電子メールシステムにおいては、受信したメールに対して返信することが頻繁に行われている。
また、受信したメールをアシスタントなどの第三者へ転送し、当該受信したメールへの返信を第三者に行わせることも行われる。
転送メールへの返信を依頼された第三者は、転送されたメールの差出人に返信したいが、単に電子メールの返信機能を利用すると、返信を依頼した人への返信となってしまう。
このような問題への対応として、特許文献1では、メールを返信する場合、返信対象のメールの転送先アドレスも宛先に含める技術が提案されている。
また、特許文献2では、転送メールを受信後、受信済みのメールの差出人を転送先アドレスに変更する技術が提案されている。
特開2012−198719号公報 特開2001−016248号公報
しかしながら、特許文献1においては、返信対象のアドレスに、転送されたメールの差出人および当該メールを送信した差出人の両方が含まれ、本来送りたい人を選択するのが面倒、または間違いが発生しやすいという問題がある。
また、引用文献2において、受信したメールの差出人を転送元アドレスに変換してしまうので、差出人に返信したい場合は、再度選択するという手間が発生し、特許文献1と同様に間違いが発生してしまう可能性がある。
そこで、本発明では、受信した転送メール対して返信する場合に、返信先の宛先を簡単に選択可能な仕組みを提供することを目的とする。
転送された電子メールへの返信を行う返信を行う電子メールシステムであって、前記転送された電子メールに設定された、転送元の差出人アドレスを取得する転送元差出人取得手段と、前記転送元差出人取得手段によって取得した転送元差出人に対して返信を行う返信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、受信した転送メール対して返信する場合に、返信先の宛先を簡単に選択可能な仕組みを提供することができる。
本発明の実施形態にかかる情報処理システムのシステム構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかる情報処理システムのハードウェア構成を示すハードウェア構成図である。 本発明の実施形態にかかるメールサーバ装置(WEBメールサーバ200)が備える機能構成の一例を示す機能構成図である。 本発明の実施形態にかかるメール表示処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかるメール画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる転送元返信メニューの表示されたメール画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる転送処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる転送メール処理で生成されるヘッダ情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる返信依頼転送処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる転送画面および返信依頼転送画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる返信依頼転送の確認画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる返信依頼転送処理で生成されるヘッダ情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる返信処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる返信の確認画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる転送元返信処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかるメール情報テーブルの一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる情報処理システムのシステム構成を示す図である。
具体的には本発明に係る情報処理装置であるクライアント端末、WEBメールサーバを含むWEBメールシステム、そして、WEBメールシステムのデータの格納先となるサーバ又はサービスの構成の一例を示すシステム構成図である。
本発明の情報処理装置に好適なクライアント端末100は、例えば、パーソナルコンピュータであり、LAN500(ローカルエリアネットワーク)又は、インターネット回線600を介してWEBメールサーバ200と、クラウドサービス300又は共有ファイルサーバ400とデータ通信が可能である。
クライアント端末100からは、WEBメールサーバ200を利用することにより、他のクライアント端末とのメール送受信を行うことと、送受信済みデータの参照が可能である。
さらに、クライアント端末100は、WEBメールサーバ200から受信データをダウンロードし、クラウドサービス300又は共有ファイルサーバ400の領域に、そのダウンロードデータを保存することが出来る。
なお、クライアント端末100は、スマートフォンやタブレット端末のような移動端末であっても構わない。
WEBメールサーバ200は、メールの送受信のデータを管理するサーバであり、クライアント端末100からの送受信されたメールのデータの参照は、このWEBメールサーバで管理がされているために可能となる。
また、WEBメールサーバ200は、POPメールサーバ450と接続可能であり、外部とのメール送受信は、POPメールサーバを介して行われる。
クラウドサービス300又は共有ファイルサーバ400は、WEBメールサーバ200からクライアント端末100の操作によってダウンロードされたメールのデータを保存する領域を提供する。さらに、クラウドサービス300においては、トークンを返すサービスもあり、このトークンがあることによって、WEBメールサーバ200から受信したデータへのアクセスのコントロールと、保管の管理が行われる。
なお、便宜上、クラウドサービス300を1つのサーバ(情報処理装置)として説明を進めるが、実際には複数のサーバから構成されることもあり、また、1つのサーバにおける仮想サーバである場合もある。
図2は、本発明の実施形態にかかる情報処理システムのハードウェア構成を示すハードウェア構成図である。
具体的には、クライアント端末100、WEBメールサーバ200、クラウドサービス300、共有ファイルサーバ400に適応可能な情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
図2に示すように、クライアント端末100、WEBメールサーバ200、クラウドサービス300、共有ファイルサーバ400の各CPU201では、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208が接続され、各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、クライアント端末100、WEBメールサーバ200、クラウドサービス300又は共有ファイルサーバ400間の通信において、LAN500又は、インターネット回線600を介するデータの送受信を制御する。
なお、後述する本発明の処理の一例を示すフローチャートを実行するためのコンピュータ読み取り実行可能なプログラムも、この外部メモリ211に記憶されているものとする。
なお、外部メモリ211は情報を永続的に記憶するための媒体であって、その形態をハードディスク等の記憶装置に限定するものではない。例えば、SSD(Solid State Drive)などの媒体であってもよい。
また、本発明を実現するため外部メモリ211や、それ以外の記憶媒体に記録されたプログラムは、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
図3は、本発明の実施形態にかかるメールサーバ装置(WEBメールサーバ200)が備える機能構成の一例を示す機能構成図である。
図1で説明したWEBメールシステムの他に本発明を実施するための特有な機能である、転送処理部301、返信依頼転送部302、返信処理部303、転送元返信処理部304、およびメニュー表示制御部305などの機能を有する。
また、主なデータテーブルとして、メール情報テーブル311、ユーザテーブル312、およびメール送受信履歴313などのデータテーブルを記憶部に記憶している。
本実施形態では、メールの転送を受け取ったユーザが、転送されたメールである第2のメール(転送メール)の送信者でははく、転送されるメールの元メールである第1のメール(転送元メール)の送信者に対して、簡単な操作で返信を可能にするものである。
転送処理部301は、メールを転送する場合に、転送メールを受信したユーザが、転送元メールの差出人に対して返信するための情報(ヘッダ情報)を不要して転送する処理を実行する。本処理によって転送されたメールを表示する際には、転送元の差出人が宛先となるような返信メニューが表示される。詳細については、図7を利用して説明する。
返信依頼転送部302は、メールを転送する場合に、あらかじめ転送先に対して転送元への返信を依頼して転送処理を実行する。具体的は、転送メールに対して返信メニューが選択されると、転送元の差出人が宛先として設定される。詳細については、図9を利用して説明する。
返信処理部303は、返信依頼転送部302によって転送されたメールに対する返信処理を行う。詳細については、図13を利用して説明する。
転送元返信処理部304は、転送処理部301によって転送されたメールの転送元メールの差出人に対する返信処理を行う。詳細については、図15を利用して説明する。
メニュー表示制御部305は、転送元返信処理部304で利用される転送元返信を行うためのメニューをメール画面に表示/非表示の表示制御を行う。
メール情報テーブル311は、ユーザが保持するメールの情報が格納されたテーブルであって、テーブルはユーザ毎に分かれている。詳細については、図16を利用して説明する。
ユーザテーブル312は、本実施形態のメールシステムを利用するユーザ情報が記憶されており、ユーザは本メールシステムにログイン状態で処理が行われる。
メール送受信履歴313は、本メールシステムの全ての送受信履歴が記憶されているものである。
図4は、本発明の実施形態にかかるメール表示処理の一例を示すフローチャートである。
クライアント端末からメールサーバに対してメールの一覧を要求することで処理が開始される。
ステップS401で、クライアント端末は、メールサーバに対してログインしたユーザに対応するメール一覧の取得要求を行う。
メールサーバは、ステップS411で、要求のあったユーザに対応するメール一覧をメール情報テーブル311から取得し、ステップS412でクライアント端末にメール一覧を送信する。メール一覧情報テーブルの詳細について、図16を利用して説明する。
図16は、本発明の実施形態にかかるメール情報テーブルの一例を示す図である。
メール情報テーブルは、ユーザごとに作成されており、実施例では、「佐藤さんのメール情報テーブル」1601、および「和田さんのメール情報テーブル」1602の2ユーザのメール情報テーブルを用いて説明する。
メールID1603をプライマリキーとして、メッセージID1604、宛先1605、CC1606、BCC1607、差出人1608、返信すべき転送元差出人1609、返信すべき転送元同報人1610、転送元メールの差出人1611、転送元メールの同報人1612、送信日時1613、件名1614、おおび本文1615が記憶されている。
メールID1603にはレコード識別のためのユニークな値が登録される。メッセージID1604には、メールのMessage−IDヘッダの値が登録される。
宛先1605、Cc1606、およびBcc1607には、宛先として設定されたユーザ名が宛先の種別ごとに記憶される。例えば、メールIDが900001のメールは、宛先(TO)が「佐藤さん」だけであり、メールIDが900002のメールは、宛先に「佐藤さん」が設定され、Ccに「大西さん」と「久保さん」が設定されているものである。
差出人1608には、メールの差出人が登録される。送信日時1613には、当該メールが送信された送信日時が登録される。件名1614、本文1615にはそれぞれメールの件名と本文が登録される。
本発明の実施例における特徴的な項目である、返信すべき転送元差出人1609、返信すべき転送元同報人1610、転送元メールの差出人1611、転送元メールの同報人1612について説明する。
返信すべき転送元差出人1609は、返信依頼転送処理により生成されるヘッダ情報であり、例えば「X−Reply−To」フィールドが利用される。転送されたメールを返信する際に、ヘッダにこのフィールドが含まれている場合、他のヘッダフィールドに優先して、当該フィールドに含まれるアドレスが返信メールの宛先として初期設定される。
返信すべき転送元同報人1610は、返信依頼転送処理により生成されるヘッダ情報であり、例えば「X−Reply−Cc」フィールドが利用される。転送されたメールを返信する際に、ヘッダにこのフィールドが含まれている場合、他のヘッダフィールドに優先して、当該フィールドに含まれるアドレスが返信メールのCCとして初期設定される。
転送元メールの差出人1611は、転送処理により生成されるヘッダ情報であり、例えば「X−Src−To」フィールドが利用される。転送されたメールを返信する際に、ユーザにより「転送元返信」メニューが選択された場合に、当該フィールドに含まれるアドレスが返信メールのTOとして設定される。
転送元メールの同報人1612は、転送処理により生成されるヘッダ情報であり、例えば「X−Src−Cc」フィールドが利用される。転送されたメールを返信する際に、ユーザにより「転送元返信」メニューが選択された場合に、当該フィールドに含まれるアドレスが返信メールのCCとして設定される。図4の説明に戻る。
ステップS402でクライアント端末は、メール一覧を画面に表示し、ステップS403でメールの選択を受付け、サーバに通知する。
メールサーバは、ステップS413で、選択されたメールのヘッダ情報をメール情報テーブルより取得する。
ステップS414では、ヘッダに転送元メール差出人が設定されているかどうかを確認し、設定されていない場合はステップS416に進み、設定されている場合は、ステップS415に進む。
ステップS415では、転送元返信ボタンを画面上に配置しステップS416に進む。転送元配置ボタンについては後述する。
ステップS416では、ヘッダに転送元メール同報人が設定されているかどうかを確認する。設定されていない場合は、ステップS418に進み、設定されている場合は、ステップS417に進み、転送元全返信ボタンを画面上に配置し、ステップS418で、ヘッダ情報に応じたメール画面をクライアント端末に送信する。
これにより、返信依頼転送処理したときには、返信メニューが表示され、転送処理したときには、転送返信メニューが表示されるようになる。
クライアント端末では、ステップS404で受信したメール画面を表示し処理を終了する。表示するメール画面について、図5および図6を利用して説明する。
図5は、本発明の実施形態にかかるメール画面の一例を示す図である。
メール画面501には、返信ボタン502、全員に返信ボタン503、転送ボタン504、依頼転送(返信依頼転送)ボタン505、転送元返信ボタン506、転送元全員返信ボタン507などが表示されている。メニュー表示制御部305は、これらのボタンの表示/非表示を制御する。
返信ボタン502および全員に返信ボタン503は、表示されたメールへの返信を行うときに押下され、押下されると、図13に示す返信処理が開始される。返信ボタン502が押下された場合は、転送元メールの差出人またはメールの差出人に対して返信され、全員に返信ボタン503が押下された場合は、転送メールの差出人および同報人(cc)またはメールの差出人および同報人(cc)に対して返信されるよう制御する。
転送ボタン504は、表示されたメールを転送するときに押下され、押下されると、図7に示す転送処理が開始される。
依頼転送ボタン505は、転送先に対して、転送元メールの差出人に対して直接返信を行って欲しい場合(返信依頼)などに利用されるもので、押下されると、図9に示す返信依頼転送処理が開始される。
転送元返信ボタン506および転送元全員返信ボタン507は、選択されたメールのヘッダに「送信元メールの差出人」または「転送元メールの同報人」が設定されている場合に、表示されるメニューである。
当該メニューが押下されると、図15に示す転送元返信処理が開始される。
例では、ユーザが、メール情報テーブル1602のメールID800002(508)のメールを選択し、メールサーバから送信された画面の例である。メールID80002のヘッダには、転送元メールの差出人および転送元メールの同報人が設定されているので、転送元返信ボタン506および転送元全員返信ボタン507が表示されている。
図6は、本発明の実施形態にかかる転送元返信メニューの表示されたメール画面の一例を示す図である。
メールID900002(604)の例となっており、メールID900002は、のヘッダには、転送元メールの差出人および転送元メールの同報人が設定されていないので、図5では表示された、転送元返信ボタン506および転送元全員返信ボタン507が表示されていない。(依頼転送602の右側にマーク603が表示されている。)
図7は、本発明の実施形態にかかる転送処理の一例を示すフローチャートである。
転送ボタン504が押下されることに伴う処理である。
ステップS701で、クライアント端末は、メール本文画面を表示し、ステップS702で転送ボタンの押下を受付ける。
メールサーバは、クライアント端末より転送要求を受付けると、ステップS711で転送画面を生成し、ステップS712で転送画面をクライアント端末に送信する。
ステップS703でクライアント端末は、受信した転送画面を表示する。転送画面の一例について、図10を利用して説明する。
図10は、本発明の実施形態にかかる転送画面および返信依頼転送画面の一例を示す図である。
転送画面1001は、転送ボタン504が押下されることによって、表示される画面であって、件名1002に転送を意味する「Fw:」の文字列が自動的に挿入される。
依頼転送画面1011は、依頼転送ボタン505が押下されるとによって表示される画面であって、件名1013には、自動的に「Fw:」が挿入されず、メニューバー1012には、メールのタイトルではなく「返信依頼転送」と表示される。図7の説明に戻る。
ステップS704で、送信ボタン1003が押下されたかどうかの判定を行い、送信ボタンが押下された場合は、ステップS713に進む。
ステップS713でメールサーバは、転送メールのヘッダに「転送元メールの差出人」を設定する。具体的には、図8のヘッダ801の「X−Src−To」802、「X−Src−Cc」803に対して、対応するアドレスが設定される。
ステップS714では、転送元メールに同報人(cc)が設定されているかどうかを確認し、設定されていない場合は、ステップS716に進み、設定されている場合は、ステップS715で、転送メールのヘッダに「転送元メールの同報人」を設定する。
図8は、図6に表示されたメールID800002のメールを「和田さん」に転送する場合のヘッダ情報で、メール情報テーブルのメールID900004として保存される。
ステップS716で、生成されたヘッダ情報とともに転送メールを送信し、処理を終了する。
図9は、本発明の実施形態にかかる返信依頼転送処理の一例を示すフローチャートである。
依頼転送ボタン505が押下されることに伴う処理である。
ステップS901で、クライアント端末は、メール本文画面を表示し、ステップS902で返信依頼転送ボタンの押下を受付ける。
メールサーバは、ステップS911で、返信依頼転送画面を作成し、ステップS912で返信依頼転送画面をクライアント端末に送信する。返信依頼転送画面は、図10の返信依頼転送画面1011に示す通りである。
ステップS914で送信ボタン1013ボタンが押下されたかどうかを判定し、押下された場合はステップS915に進み、図11に示す確認画面1101を表示する。
返信依頼転送を行うと、受信した側は、返信しようとすると、転送元メールの差出人が返信先として設定される。これは通常のメーラーの処理とは異なるので、返信依頼転送を行うユーザに対して注意喚起するものである。
ステップS916では、OKボタンが押下されるかどうかの判定を行い、OKボタンが押下された場合は、ステップS913に進み、押下されない場合は処理を終了する。押下されないとは、不図示のキャンセルボタンの押下を受付けることで判定することができる。
ステップS913でメールサーバは、返信依頼転送を行う転送メールのヘッダに「返信すべき送信元メールの差出人」を設定する。具体的には、図12のヘッダ1201の「X−Reply−To」1203に対応するアドレスを設定する。
ステップS914で、転送元メールに同報人(CC)が設定されているかどうかを確認し、設定されていない場合は、ステップS916に進み、設定されている場合は、ステップS915で、転送メールのヘッダに「返信すべき転送元メールの同報人」を設定する。具体的には、図12のヘッダ1201の「X−Reply−Cc」1203に対応するアドレスを設定する。
図12は、メール情報テーブルのメールID900003に対応するレコードである。
ステップS916で、生成されたヘッダ情報とともに返信依頼転送メールを送信し、処理を終了する。
図13は、本発明の実施形態にかかる返信処理の一例を示すフローチャートである。
返信ボタン502または全員に返信ボタン503が押下されることに伴う処理である。
ステップS1301で、クライアント端末は、メール本文画面を表示し、ステップS1302で返信ボタン502または全員に返信ボタン503で返信の指示を受付ける。
ステップS1311でメールサーバは、押下されたのが返信ボタン502なのか全員に返信ボタン503なのかの判定を行い、返信ボタン502の場合は、ステップS1312に進み、全員に返信ボタン503の場合は、ステップS1315に進む。
ステップS1312では、返信しようとするメールのヘッダに「返信すべき転送元メールの差出人」存在するかどうかを判定し、存在する場合は、「返信すべき転送元メールの差出人」に対応するアドレスをTOに設定する。
一方、存在しない場合は、ステップS1314に進むが、この場合、通常のメールの処理となるので、fromアドレスやreply−toに設定されたアドレスが返信に利用されることになる。
ステップS1315では、返信しようとするメールのヘッダに「返信すべき転送元メールの差出人」存在するかどうかを判定し、存在する場合は、「返信すべき転送元メールの差出人」に対応するアドレスをTOに設定する。0
一方、存在しない場合は、ステップS1314に進むが、この場合、通常のメールの処理となるので、fromアドレスやreply−toに設定されたアドレスが返信に利用されることになる。
ステップS1316では、返信しようとするメールのヘッダに「返信すべき転送元メールの同報人」存在するかどうかを判定し、存在する場合は、「返信すべき転送元メールの同報人」に対応するアドレスをCCに設定し、ステップS1314に進む。一方、存在しない場合は、CCになにも設定せずステップS1314に進む。
ステップS1314では、設定された宛先情報の設定された返信画面をクライアント端末に送信する。
ステップS1303で、クライアント端末は受信した返信画面の宛先に「返信すべき転送元メールの差出人」が設定されているかどうかの確認を行い、存在する場合は、ステップS1304に進み、存在しない場合はステップS1306に進む。存在するかどうかの確認は、ヘッダ情報を利用して「返信すべき転送元メールの差出人」が設定されている場合に存在すると判定される。
ステップS1304では、図14に示す確認画面1401を表示する。返信依頼転送されたメールに対する返信の宛先は通常の偏印に対する宛先と異なるので注意喚起するものである。
図15は、本発明の実施形態にかかる転送元返信処理の一例を示すフローチャートである。
転送元返信ボタン506または転送元全員返信ボタン507が押下されることに伴う処理である。
ステップS1501で、クライアント端末は、メール本文画面を表示し、ステップS1302で転送元返信ボタン506または転送元全員返信ボタン507による転送元返信の指示を受付ける。
転送元返信とは、転送されてきたメールの転送元メールの差出人へ返信を行うものである。
ステップS1511でメールサーバは、押下されたのが転送元返信ボタン506なのか転送元全員返信ボタン507なのかの判定を行い、転送元返信ボタン506であった場合は、ステップS1513に進み、転送元全員返信ボタン507であった場合は、ステップS1512に進む。
ステップS1512では、返信しようとするメールのヘッダに「転送元メールの差出人」に対応するアドレスをTOに設定し、ステップS1515に進む。
ステップS1513では、返信しようとするメールのヘッダに「転送元メールの差出人」に対応するアドレスとTOに設定し、ステップS1514では、「転送元メールの同報人」が存在すれば、対応するアドレスをCCに設定し、ステップS1515に進む。
ステップS1515では、設定された宛先情報の設定された返信画面をクライアント端末に送信する。
ステップS1503で、クライアント端末は、受信した返信画面に対して送信するかどうかの入力を受付け、送信する場合は、ステップS1516でメールサーバがメールを送信し、送信しない場合は、処理を終了する。
以上、本発明の実施形態について示したが、各処理を行うフローチャートにおいて、クライアント端末とサーバに分けて説明したが、クライアント端末にインストールされるプログラムによってクライアント端末側でサーバの処理を行うように構成することも可能である。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
また、本発明におけるプログラムは、フローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムである。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 クライアント端末
200 WEBメールサーバ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ(入力C)
206 ビデオコントローラ(VC)
207 メモリコントローラ(MC)
208 通信I/Fコントローラ(通信I/FC)

Claims (6)

  1. 転送された電子メールへの返信を行う返信を行う電子メールシステムであって、
    前記転送された電子メールに設定された、転送元の差出人アドレスを取得する転送元差出人取得手段と、
    前記転送元差出人取得手段によって取得した転送元差出人に対して返信を行う返信手段と、
    を有することを特徴とする電子メールシステム。
  2. 転送する電子メールに対して、当該転送する電子メールの送信元アドレスを転送元の差出人アドレスとしてヘッダ情報に付与して転送する転送手段を更に有し、
    前記転送元差出人取得手段は、前記転送手段によって付与されたヘッダ情報から前記差出人アドレスを取得することを特徴とする請求項1記載の電子メールシステム。
  3. 前記ヘッダ情報に転送元の差出人アドレスが設定されている場合に、前記転送元差出人に対して返信を行うためのメニューを表示するメニュー表示制御手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項2記載の電子メールシステム。
  4. 電子メールの転送を行う電子メールシステムであって、
    転送する電子メールに対して、当該転送する電子メールの送信元アドレスを返信先とする返信すべき送信元アドレスをヘッダ情報に付与して転送する転送手段と、
    を有することを特徴とする電子メールシステム。
  5. 転送された電子メールへの返信を行う返信を行う電子メールシステムの制御方法であって、
    転送元差出人取得手段が、前記転送された電子メールに設定された、転送元の差出人アドレスを取得する転送元差出人取得ステップと、
    返信手段が、前記転送元差出人取得手段によって取得した転送元差出人に対して返信を行う返信ステップと、
    を有することを特徴とする電子メールシステムの制御方法。
  6. 転送された電子メールへの返信を行う返信を行う電子メールシステムで読み取り可能なプログラムあって、
    前記電子メールシステムを、
    前記転送された電子メールに設定された、転送元の差出人アドレスを取得する転送元差出人取得手段と、
    前記転送元差出人取得手段によって取得した転送元差出人に対して返信を行う返信手段と、
    を有することを特徴とする電子メールシステムとして機能させるためのプログラム。
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