JP6064511B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム Download PDFInfo
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WEBメールシステム(情報処理システム)は、WEBメールサーバ(情報処理装置)101、携帯端末102、コンピュータ103が、ネットワーク104を介してそれぞれ通信可能に接続されている。
WEBメールサーバ101は、WEB上でメールの閲覧などを可能とする機能を提供するサーバである。各ユーザのメールボックスも併せて管理している。
携帯端末102は、WEBブラウザによりWEBメールを閲覧することができるノート型パソコンやスマートフォンなどである。
コンピュータ103は、WEBブラウザによりWEBメールを閲覧することができるパソコンなどである。
本発明の実施形態では、携帯端末102とコンピュータ103とをまとめてクライアント端末と称する。
ネットワーク104は、インターネットであり、無線もしくは有線のいずれであってもよい。
図2は、本発明の実施の形態におけるWEBメールサーバ101に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。なお、図2のブロック図は、クライアント端末にも適用可能である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や不図示のマウス(等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。
図3は、本発明の実施の形態におけるパスワード生成の処理の流れを示すフローチャートである。
401では、パスワード生成を要求したユーザを識別するIDが管理される。402では、同時に複数のパスワードを生成した際に、それぞれのパスワードを識別するためのパターンIDが管理される。403では、メールの送受信の方向が管理される。ここでは、「SEND」と管理されていることから、404で管理されるアドレスに送信する際に暗号化をすることを示している。404では、添付ファイルを自動的に暗号化する送信先が管理される。ここでは、複数のアドレスを管理することができる。405および406では、パスワードの有効期限が管理される。407では、生成されたパスワードが管理される。
以上、図3を用いて、パスワード生成の処理の流れを説明した。
図5は、本発明の実施の形態におけるパスワード登録の処理の流れを示すフローチャートである。
新規差出人登録画面601が、WEBブラウザ上に表示されるものである。ここでは、図3に示すS310において出力されたパスワードおよびパスワードに対応する情報の入力がなされることとなる。602には、送信元アドレスが、603には、パスワードが、604には、有効期限(開始日)が、605には、有効期限(終了日)が、入力される。この他、不図示であるが、パターンID入力欄などがあってもよい。ユーザは入力を終えると606の「登録」ボタンを押下することとなる。
701では、登録を要求したユーザを識別するIDが管理される。702では、同時に複数のパスワードを登録する際に、それぞれのパスワードを識別するためのパターンIDが管理される。703では、メールの送受信の方向が管理される。ここでは、「RECV」と管理されていることから、704で管理されるアドレスから受信する際に暗号化された添付ファイルを復号することを示している。704では、添付ファイルを自動的に復号する送信元が管理される。ここでは、複数のアドレスを管理することができる。705および706では、パスワードの有効期限が管理される。707では、復号に用いるパスワードが管理される。パスワード入力欄を介してパスワードが入力された場合は、そのパスワードが入力される。一方、パスワード入力欄からパスワードが入力されなかった場合は、701で管理されるIDを用いて、当該ユーザのメールアドレスを特定し、当該メールアドレス、パターンIDおよび有効期限情報に従って、図4のパスワードテーブル(受信者)の対応するレコードからパスワードを抽出して登録してもよい。
以上、図5を用いて、パスワード登録の処理の流れを説明した。
図8は、本発明の実施の形態におけるメールを暗号化する処理の流れを示すフローチャートである。
以上、図8を用いて、メールを暗号化する処理の流れを説明して。
図9は、本発明の実施の形態におけるメールを復号する処理の流れを示すフローチャートである。
S1001において、クライアント端末は、ログインパスワード要求モードであるかを判定する。Noの場合、S1002へ進み、Yesの場合、S1003へ進む。具体的には、受信メール情報にモードの有無を判定するフラグが含まれている場合、そのフラグ情報に従って判定を行う。なお、本発明の実施の形態においては、判定をクライアント端末に行っているが、判定処理自体をWEBメールサーバが行ってもよい。その場合、クライアント端末は判定の要求をして判定結果を受け取ることとなる。
1101は、WEBブラウザに表示されたメールの表示画面である。1102は、差出人欄である。1103は、宛先欄である。1104は、本文欄である。この例では、1102〜1104は、非表示状態となっているが、それぞれのプラスボタンをクリックすることによりそれぞれ欄の内容を表示することができる。1105は、暗号化が解除された添付ファイルを示している。この例では、ユーザに暗号化が解除されたことを識別可能とするために「暗号化zipで送信された見積り.pdf」というファイル名としているが、オリジナルのファイル名をそのまま表示してもよい。また、ファイルを選択可能な状態となっている。さらに、1106は、暗号化が解除されていることを示すコメント欄である。このようにユーザは、一度送信元のパスワードをWEBメールサーバに登録しておくことで、WEBメールサーバが自動的に暗号化された添付ファイルを解除するため、パスワード入力による手間が削減される。さらに、暗号化添付ファイルを解除するためのパスワードは、メールとは別の通知方法、もしくは時間的に離れたタイミングで事前にメール送信されていることから、暗号化添付ファイルとパスワードの組みを盗聴により情報漏洩する可能性が低くなる。
この例では、図11の1101〜1105と同じであるが、1105にファイル名が表示されているが、選択ができない状態となっている。これは、ログインパスワードにて承認を受ける前だからである。1201は、ログインパスワードを入力する欄である。ユーザは、ログインパスワードを入力後「展開」ボタン1202を押下する。一方、ログインパスワード入力を省略したい場合は「保存」ボタン1203を押下することで、WEBブラウザ内でログインパスワードを記憶しておくことで、ログインパスワードを入力する手順を自動化することができる。
以上、図9及び10を用いて、メールを復号する処理の流れを説明した。
図13は、本発明の実施の形態におけるパスワードを更新する処理の流れを示すフローチャートである。
以上、図13を用いて、パスワードを更新する処理の流れを説明した。
102 携帯端末
103 コンピュータ
104 ネットワーク
Claims (7)
- 端末装置と通信可能に接続され、当該端末装置にメールを送信可能な情報処理装置であって、
送信元アドレスに対応するパスワードが登録されるパスワードテーブルを管理する管理手段と、
メールを受信するユーザの受信メールを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された受信メールに添付ファイルが添付されている場合、当該添付ファイルが暗号化されているかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定の結果、添付ファイルが暗号化されていると判定された場合、前記管理手段により管理されるパスワードテーブルから、当該暗号化された添付ファイルの送信元アドレスに対応するパスワードを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出されたパスワードを用いて、前記暗号化された添付ファイルの暗号化を解除するために復号処理を行う復号手段と、
前記暗号化された添付ファイルが添付された受信メールを取得した場合に、前記端末装置から当該メールの受信者であるユーザの確認パスワードの入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により入力を受け付けた確認パスワードが正当であると判定された場合に、前記復号手段により復号された添付ファイルを含むメールを前記端末装置に送信し、一方、当該確認パスワードが正当であると判定されなかった場合に、復号していない添付ファイルを含むメールを前記端末装置に送信する送信手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記受付手段により入力を受け付ける確認パスワードは、前記ユーザの前記情報処理装置へのログインパスワードである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記パスワードテーブルには、送信元から通知された当該送信元の送信元アドレスに対応するパスワードが登録され、
前記取得手段により取得する受信メールに添付ファイルが添付されている場合、当該添付ファイルは、当該受信メールの送信元から通知されたパスワードによって暗号化されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記パスワードテーブルには、送信元から通知された当該送信元の送信元アドレスに対応する複数のパスワードが登録され、
前記抽出手段は、前記送信元から通知された複数のパスワードのいずれかで暗号化された添付ファイルを復号するべく、前記パスワードテーブルから前記暗号化された添付ファイルの送信元の送信元アドレスに対応する複数のパスワードを抽出し、
前記復号手段は、前記抽出手段により抽出されたそれぞれのパスワードを順次用いて、前記暗号化された添付ファイルの暗号化を解除するために復号処理を行う
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - ユーザが受信したメールを表示可能な端末装置と、当該端末装置にメールを送信可能な情報処理装置とが通信可能な情報処理システムであって、
送信元アドレスに対応するパスワードが登録されるパスワードテーブルを管理する管理手段と、
メールを受信するユーザの受信メールを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された受信メールに添付ファイルが添付されている場合、当該添付ファイルが暗号化されているかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定の結果、添付ファイルが暗号化されていると判定された場合、前記管理手段により管理されるパスワードテーブルから、当該暗号化された添付ファイルの送信元アドレスに対応するパスワードを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出されたパスワードを用いて、前記暗号化された添付ファイルの暗号化を解除するために復号処理を行う復号手段と、
前記暗号化された添付ファイルが添付された受信メールを取得した場合に、前記端末装置からユーザの確認パスワードの入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により入力を受け付けた確認パスワードが正当であると判定された場合に、前記復号手段により復号された添付ファイルを含むメールを前記端末装置に送信し、一方、当該確認パスワードが正当であると判定されなかった場合に、復号していない添付ファイルを含むメールを前記端末装置に送信する送信手段と
を有することを特徴とする情報処理システム。 - 端末装置と通信可能に接続され、当該端末装置にメールを送信可能な情報処理装置における情報処理方法であって、
送信元アドレスに対応するパスワードが登録されるパスワードテーブルを管理する管理ステップと、
メールを受信するユーザの受信メールを取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された受信メールに添付ファイルが添付されている場合、当該添付ファイルが暗号化されているかを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによる判定の結果、添付ファイルが暗号化されていると判定された場合、前記管理ステップにより管理されるパスワードテーブルから、当該暗号化された添付ファイルの送信元アドレスに対応するパスワードを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより抽出されたパスワードを用いて、前記暗号化された添付ファイルの暗号化を解除するために復号処理を行う復号ステップと、
前記暗号化された添付ファイルが添付された受信メールを取得した場合に、前記端末装置から当該メールの受信者であるユーザの確認パスワードの入力を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにより入力を受け付けた確認パスワードが正当であると判定された場合に、前記復号ステップにより復号された添付ファイルを含むメールを前記端末装置に送信し、一方、当該確認パスワードが正当であると判定されなかった場合に、復号していない添付ファイルを含むメールを前記端末装置に送信する送信ステップと
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 端末装置と通信可能に接続され、当該端末装置にメールを送信可能な情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
送信元アドレスに対応するパスワードが登録されるパスワードテーブルを管理する管理手段、
メールを受信するユーザの受信メールを取得する取得手段、
前記取得手段により取得された受信メールに添付ファイルが添付されている場合、当該添付ファイルが暗号化されているかを判定する判定手段、
前記判定手段による判定の結果、添付ファイルが暗号化されていると判定された場合、前記管理手段により管理されるパスワードテーブルから、当該暗号化された添付ファイルの送信元アドレスに対応するパスワードを抽出する抽出手段、
前記抽出手段により抽出されたパスワードを用いて、前記暗号化された添付ファイルの暗号化を解除するために復号処理を行う復号手段、
前記暗号化された添付ファイルが添付された受信メールを取得した場合に、前記端末装置から当該メールの受信者であるユーザの確認パスワードの入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により入力を受け付けた確認パスワードが正当であると判定された場合に、前記復号手段により復号された添付ファイルを含むメールを前記端末装置に送信し、一方、当該確認パスワードが正当であると判定されなかった場合に、復号していない添付ファイルを含むメールを前記端末装置に送信する送信手段
として前記情報処理装置を機能させることを特徴とするプログラム。
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