JP2007324188A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ONO膜を有する不揮発性メモリセルのデータ保持特性を向上させる。
【解決手段】電荷蓄積膜である窒化膜5と、メモリゲート7との間であってメモリゲート7の端部下に空洞8aを、上部酸化膜6に隣接して設ける。また、窒化膜5と、基板1との間であってメモリゲート7の端部下に空洞8cを、下部酸化膜4に隣接して設ける。空洞8aおよび空洞8cは、メモリゲート7の側壁に沿うように基板1上に形成されたサイドウォールスペーサ12によって閉じられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、ONO(Oxide Nitride Oxide)膜を有する不揮発性メモリを備えた半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
同一の半導体チップ(半導体基板)上にメモリとこのメモリを駆動するための周辺回路およびロジック回路を混載した半導体装置がある。この半導体装置に形成されるメモリには、電源が入っているときだけ記憶し続ける揮発性メモリと、電源が切れても記憶を失わない不揮発性メモリとがある。不揮発性メモリとしては、例えば、電気的に情報の書き込み・消去が可能なEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)がある。
特開2002−231829号公報(特許文献1)には、チャネル領域の表面に第1絶縁膜を介して形成された第1ゲート電極と、その第1ゲート電極の両側面に第2絶縁膜を介して形成された第2ゲート電極とからなる不揮発性メモリ(メモリセル)が開示されている。この不揮発性メモリでは、第1ゲート電極に所定の電位が供給されて、あるメモリセルが選択された場合、不純物領域(半導体領域)および第2ゲート電極へ供給する電位を制御することにより、第2ゲート電極下の絶縁膜中に電荷を独立的に蓄積し、かつ読み出す。
また、特開2005−64178号公報(特許文献2)には、メモリ用のMONOS型トランジスタとセル選択用のMISトランジスタとを含む不揮発性メモリセルが開示されている。この不揮発性メモリセルでは、選択用のMISトランジスタをオン状態にして、あるメモリセルが選択された場合、不純物領域およびMONOS型トランジスタのゲート電極に所定電圧を印加することにより、書き込みなどを行う。
特開2002−231829号公報 特開2005−64178号公報
不揮発性メモリの構成は、1ビットの情報を記憶するメモリセルを単位とし、このメモリセルを二次元状に多数配列としたメモリアレイからなる。例えば、各メモリセルはメモリ用のMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Semiconductor)型トランジスタからなるメモリトランジスタと、制御用のMIS(Metal Insulator Semiconductor)トランジスタからなるコントロールトランジスタとから構成される。
図23に、本発明者らが検討している不揮発性メモリを備えた半導体装置の要部断面図を示す。図23に示すメモリセルMC0は、コントロールゲート3と、ゲート絶縁膜2と、ONO膜124と、メモリゲート7と、サイドウォールスペーサ12と、一対の低濃度半導体領域22d、22sと、一対の高濃度半導体領域23d、23sを有している。なお、コントロールゲート3とメモリゲート7とでスプリットゲートを構成している。
このメモリセルMC0では、コントロールゲート3が、例えばp型単結晶シリコン基板からなる半導体基板(以下「基板」という)1の主面の例えばp型のウエル(図示しない)上にゲート絶縁膜2を介して形成されている。また、ONO膜124は、一部がコントロールゲート3の一方の側壁に形成されると共に、他部が基板1の主面上に形成されている。このONO膜124は、上部酸化膜106、窒化膜105および下部酸化膜104がメモリゲート7側から順に設けられてなるものである。この窒化膜105は、電荷蓄積膜であり、メモリゲート7などに電圧を印加することによって基板1からの電荷を蓄積するものである。
また、メモリゲート7は、コントロールゲート3の一方の側壁に形成され、ONO膜124の一部を介してコントロールゲート3と電気的に分離されると共に、ONO膜124の他部を介して基板1と電気的に分離されている。
また、サイドウォールスペーサ12は、コントロールゲート3の他方の側壁およびメモリゲート7の一方の側壁に形成されており、スプリットゲートのサイドウォールスペーサ12となっている。なお、サイドウォールスペーサ12は、スプリットゲート上に堆積された例えば酸化シリコン膜などの絶縁膜をエッチバックすることによって形成される。このサイドウォールスペーサ12によって、高濃度半導体領域23d、23sの表面に形成されるシリサイド膜(図示しない)とpn接合部との距離を確保し、pn接合部でリーク電流が流れることを防止している。
さらに、例えばn型の一対の低濃度半導体領域22d、22sは、基板1の表面に形成され、一端がコントロールゲート3の近傍に配置され、LDD(Lightly Doped Drain)構造にするためのエクステンション領域を構成する。また、例えばn型の一対の高濃度半導体領域23d、23sは、基板1の表面に形成され、一端がコントロールゲート3側のサイドウォールスペーサ12の近傍に配置され、ソース・ドレイン領域を構成する。
このようなメモリセルMC0から構成される不揮発性メモリにおいて、選択されたメモリセルMC0に書き込み、消去または読み出しの各動作をする場合、メモリゲート7、コントロールゲート3などに所定の電圧が印加されることによって各動作が行われる。すなわち、各メモリセルMC0の電荷蓄積膜である窒化膜105に蓄積された電荷の有無によって情報が記憶されている。
しかしながら、図23の符号I1に示すように、蓄積電荷が、電荷蓄積膜である窒化膜105からメモリゲート7へ移動し、データ保持特性が低下する場合がある。同様に、符号I2に示すように、蓄積電荷が、電荷蓄積膜である窒化膜105から基板1へ移動し、データ保持特性が低下する場合がある。このデータ保持特性が低下する現象は、上記特許文献1に開示されたメモリセルにおいても発生するものと考えられる。すなわち、上記特許文献1のメモリセルでは、基板上に絶縁膜を介して形成された第2電極の構造において、その絶縁膜中に電荷を独立的に蓄積し、かつ読み出すものであるため、蓄積電荷が、絶縁膜から第2電極または半導体基板へ移動し、データ保持特性が低下するものと考えられる。
また、図23の符号I3に示すように、メモリゲート7などに所定の電圧を印加した際に、ONO膜124の他部の側面(サイドウォールスペーサ側の表面)に沿ってメモリゲート7と基板1との間でリーク電流が流れる場合がある。このリーク電流が流れる現象は、上記特許文献1に開示されたメモリセルにおいても発生するものと考えられる。
さらに、図23の符号I4に示すように、メモリゲート7などに所定の電圧を印加した際に、ONO膜124の一部の側面に沿ってメモリゲート7とコントロールゲート3との間でリーク電流が流れる場合がある。また、図23には示していないが、メモリゲート7、コントロールゲート3を低抵抗にするために、それらの表面にはシリサイド膜が形成される。このシリサイド膜の成長によっては、メモリゲート7とコントロールゲート3とが短絡する場合がある。すなわち、符号I4に示すように、メモリゲート7とコントロールゲート3との間で短絡電流が流れる場合がある。これらの対策の1つの手段として、例えば上記特許文献1のメモリセルのようにメモリゲート7とコントロールゲート3とで高低差を有する構造とすることもできる。しかしながら、メモリゲート7を低くした場合、その側面にエッチバックによって形成されるサイドウォールスペーサ12の高さも低くなり、またサイドウォールスペーサ12の基板1の表面に沿った長さも短くなり、前述したように、pn接合部でのリーク電流が流れる場合がある。なお、このリーク電流が流れる現象は、例えば、上記特許文献2においても記載されている。
本発明の目的は、ONO膜を有する不揮発性メモリのデータ保持特性を向上させることのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、半導体基板上に下部酸化膜/窒化膜/上部酸化膜からなるONO膜を介して形成されたメモリゲートの構造の不揮発性メモリにおいて、前記窒化膜と前記メモリゲートとの間であって前記メモリゲートの端部下に空洞を、前記上部酸化膜に隣接して設けるものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、ONO膜を有する不揮発性メモリのデータ保持特性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る半導体装置は、下部酸化膜/窒化膜/上部酸化膜からなるONO(Oxide Nitride Oxide)膜を有するスプリットゲート型のメモリセル構造からなる不揮発性メモリを備えている。このONO膜の窒化膜が電荷を蓄積する膜(電荷蓄積膜)となるものである。
図1は、本実施の形態の不揮発性メモリを示す要部断面図、図2は、図1に示す不揮発性メモリを含む等価回路図である。なお、図1および図2には、互いに隣接して配置された2個のメモリセル(MC1、MC2)が示されており、説明を容易にするために一部が省略されている。
不揮発性メモリのメモリセルMC1は、p型の単結晶シリコン基板からなる半導体基板(以下単に「基板」という)1のp型のウエル20に形成されている。p型のウエル20は、ウエルアイソレーション用のn型の埋込み層21を介して基板1と電気的に分離され、所望の電圧が印加されるようになっている。
また、メモリセルMC1は、コントロールトランジスタC1とメモリトランジスタM1とで構成されている。コントロールトランジスタC1のゲート電極(コントロールゲート3)はn型のポリシリコン膜からなり、酸化シリコン膜からなるゲート絶縁膜2上に形成されている。メモリトランジスタM1のゲート電極(メモリゲート7)はn型のポリシリコン膜からなり、コントロールゲート3の一方の側壁に配置されている。すなわち、このメモリゲート7は、一部がコントロールゲート3の一方の側壁に形成され、他部が基板1(ウエル20)上に形成された断面L字状のONO膜24を介してコントロールゲート3および基板1と電気的に分離されている。
このONO膜24は、上部酸化膜6、窒化膜5および下部酸化膜4がメモリゲート7側から順に設けられてなる。上部酸化膜6、窒化膜5および下部酸化膜4は、例えば、それぞれ酸化シリコン膜、窒化シリコン膜および酸化シリコン膜によって形成することができる。データの書き込み時には、チャネル領域で発生したホットエレクトロンがONO膜24に注入され、窒化膜5中のトラップに捕獲される。窒化膜5とメモリゲート7との間であってメモリゲート7の端部下には、空洞8aがONO膜24の他部の上部酸化膜6に隣接して設けられている。また、窒化膜5と基板1との間であってメモリゲート7の端部下に空洞8cが、ONO膜24の他部の下部酸化膜4に隣接して設けられている。また、窒化膜5とメモリゲート7との間であってメモリゲート7の上部側面には、空洞8bがONO膜24の一部の上部酸化膜6に隣接して設けられている。さらに、窒化膜5とコントロールゲート3との間であってコントロールゲート3の上部側面には、空洞8dがONO膜24の一部の下部酸化膜4に隣接して設けられている。なお、図1では、空洞8a、8b、8c、8dの領域は塗りつぶして示されている。
また、コントロールゲート3の近傍のウエル20には、メモリセルMC1のドレイン領域として機能するn型の高濃度半導体領域23dが形成されている。また、メモリゲート7の近傍のウエル20には、メモリセルMC1のソース領域として機能するn型の高濃度半導体領域23sが形成されている。また、n型の高濃度半導体領域(ドレイン領域)23dに隣接した領域のウエル20には、高濃度半導体領域23dよりも不純物濃度が低いn型の低濃度半導体領域22dが形成されている。低濃度半導体領域22dは、高濃度半導体領域(ドレイン領域)23dの端部の高電界を緩和し、コントロールトランジスタC1をLDD(Lightly Doped Drain)構造にするためのエクステンション領域である。また、n型の高濃度半導体領域(ソース領域)23sに隣接した領域のウエル20には、n型の高濃度半導体領域23sよりも不純物濃度が低いn型の低濃度半導体領域22sが形成されている。低濃度半導体領域22dは、高濃度半導体領域(ソース領域)23sの端部の高電界を緩和し、メモリトランジスタM1をLDD構造にするためのエクステンション領域である。
また、コントロールゲート3の他方の側壁およびメモリゲート7の一方の側壁には、絶縁膜からなるサイドウォールスペーサ12が形成されている。これらのサイドウォールスペーサ12は、高濃度半導体領域(ドレイン領域)23dおよび高濃度半導体領域(ソース領域)23sを形成するために利用される。また、メモリゲート7の側壁に沿うように基板1上に形成された絶縁膜からなるサイドウォールスペーサ12は、空洞8aを閉じる役割も果たしている。同様に、サイドウォールスペーサ12は、空洞8cを閉じる役割も果たしている。
さらに、メモリセルMC1の上部には、保護膜15と層間絶縁膜16とを介してデータ線DLが形成されている。データ線DLは、高濃度半導体領域(ドレイン領域)23dの上部に形成された接続孔17内のコンタクトプラグ18を介して高濃度半導体領域(ドレイン領域)23dと電気的に接続されている。データ線DLは、アルミニウム合金を主体としたメタル膜からなり、コンタクトプラグ18は、タングステンを主体としたメタル膜からなる。
図2に示すように、コントロールトランジスタC1のコントロールゲート3は、コントロールゲート線CGL0に接続され、メモリトランジスタM1のメモリゲート7は、メモリゲート線MGL0に接続されている。また、ソース領域23sは、ソース線SL0に接続されており、ウエル20には、図示しない電源線を通じて所望の電圧が印加される。
メモリセルMC1に隣接するメモリセルMC2は、メモリセルMC1と同一の構造で構成され、そのドレイン領域23dは、メモリセルMC1のドレイン領域23dと共有されている。前述したように、このドレイン領域23dは、データ線DL0に接続されている。2個のメモリセルMC1、MC2は、共通のドレイン領域23dを挟んで対称となるように配置されている。コントロールトランジスタC2のコントロールゲート3は、コントロールゲート線CGL1に接続され、メモリトランジスタM2のメモリゲート7は、メモリゲート線MGL1に接続されている。また、ソース領域23sは、ソース線SL0に接続されている。
メモリセルMC3はメモリセルMC1と隣接したメモリセルであり、コントロールゲート線CGL0、メモリゲート線MGL0およびソース線SL0は、メモリセルMC1と共通である。また、メモリセルMC4はメモリセルMC2と隣接したメモリセルであり、コントロールゲート線CGL1、メモリゲート線MGL1およびソース線SL0は、メモリセルMC2と共通である。このメモリセルMC3およびメモリセルMC4のドレイン領域は、データ線DL0とは別のデータ線DL1に接続されている。
ここで、本発明の実施の形態に係る不揮発性メモリのメモリゲート7への電圧印加に対するリーク電流(相対値)について図3を参照して説明する。図3には、本実施の形態に係るメモリセル(MC1)および本発明者らが検討したメモリセル(MC0)が示されている。すなわち、図1に示したようなメモリゲート7下のONO膜24に空洞8a、8cが形成されているメモリセルMC1、および図23に示したようなメモリゲート7下のONO膜124に空洞が形成されていないメモリセルMC0のそれぞれの特性が示されている。
図3に示すように、メモリセル(MC0)に対し、メモリセル(MC1)では低電圧側でのリーク電流が低減している。これは図23に示すようなメモリセルMC0のサイドウォールスペーサ12側のONO膜124の加工面の状態と、図1に示すようなメモリセルMC1のサイドウォールスペーサ12側のONO膜24の加工面の状態とが異なるからであると考えられる。すなわち、ONO膜124の加工面がメモリゲート7端から基板1にかけて直線状であり、ONO膜24の加工面が空洞8a、8cが存在するため凹凸状であるため、メモリゲート7に低電圧を印加したときにメモリゲート7の他方の端部における電界を弱くすることができるので、加工面を流れる電流が、メモリセルMC1では流れにくくなっているものと考えられる。言い換えれば、メモリゲート7と基板1との間に形成されたONO膜24のうち、ソース領域23sに近い方の領域を絶縁性が高い領域となるように形成している。したがって、本発明の実施の形態に係るメモリセルMC1のような構造とすることによってリーク電流を低減することができる。
また、所定の選択メモリセルの書換え動作を繰り返し行う際に、選択メモリセルに隣接し、共通のワード線が接続された非選択メモリセルでは、本来変化して欲しくない閾値電圧が上昇するというディスターブ現象を引き起こす場合がある。このような現象が起こると、非選択メモリセルMC3の閾値電圧は次第に上昇し、遂には所定の電圧範囲を越えて記憶情報の誤書込みに至る。しかしながら、本実施の形態では、電荷蓄積膜である窒化膜5の上下に空洞8a、8cを形成しているため、このような電荷の移動を阻止することができる。
また、所定のメモリセルの書き換え動作時に関わらず、例えば、高温放置されることによって、電化蓄積膜である窒化膜5に蓄積した電荷が基板1等に移動してしまい、メモリセルの閾値電圧が変化するというリテンション現象を引き起こす場合がある。しかしながら、本実施の形態では、上述のように、電荷蓄積膜である窒化膜5の上下に空洞8a、8cを形成しているため、このような電荷の移動を阻止することができる。
ここで、本実施の形態の書込み動作および消去動作には、ホットエレクトロンおよびホットホール注入方式による電離衝突現象を採用しているため、空洞8a、8cの影響を受けることなく、メモリセルの書き換えが可能である。すなわち、メモリセルの各動作が空洞8a、8cによって不具合が生じるということもない。更に、上記のようなディスターブ現象およびリテンション現象が発生し難い構造とすることができるので、不揮発性メモリのデータ保持特性を向上させることができる。
同様に、メモリセルMC0のメモリゲート7の上部とコントロールゲート3の上部のONO膜124の加工面が直線状であるのに対し、メモリセルMC1のメモリゲート7の上部とコントロールゲート3の上部のONO膜124の加工面が空洞8b、8dが存在するため凹凸状であるため、メモリゲート7、コントロールゲート3に電圧を印加したときにメモリゲート7端部(メモリゲート7の上部)における電界を弱めることができるため、加工面を流れる電流が、メモリセルMC1では流れにくくなるものと考えられる。したがって、本発明の実施の形態に係るメモリセルMC1のような構造とすることによってリーク電流を低減することができる。
また、図3に示すように、メモリセル(MC0)に対し、メモリセル(MC1)では高電圧側でのリーク電流が低減している。これは図23に示すようなメモリセルMC0の窒化膜105に対する下部酸化膜104および上部酸化膜106の接触面の状態と、図1に示すようなメモリセルMC1の窒化膜5に対する下部酸化膜4および上部酸化膜6の接触面の状態とが異なるからであると考えられる。すなわち、メモリセルMC1における窒化膜5と下部酸化膜4および上部酸化膜6とが接触する面積が、メモリセルMC0における窒化膜105と下部酸化膜104および上部酸化膜106とが接触する面積より小さいため、メモリゲート7に高電圧を印加したときの電流が、メモリセルMC1では流れにくくなっているものと考えられる。したがって、本発明の実施の形態に係るメモリセルMC1のような構造とすることによってリーク電流を低減することができるので、不揮発性メモリのデータ保持特性を向上させることができる。
なお、このように本実施の形態では、ONO膜24に隣接して空洞8a、8b、8c、8dが形成されている。すなわち、本発明では、不揮発性メモリのONO膜に空洞を有する構造となっている。一方、本発明者らが検討した不揮発性メモリ(図23参照)および上記特許文献1、2においてはONO膜には空洞を有しない構造となっている。
次に、本実施の形態に係るメモリセルMC1を選択メモリセルとした場合の書き込み、消去および読み出しの各動作について説明する。ここでは、ONO膜24に電子を注入することを「書き込み」、ホールを注入することを「消去」とそれぞれ定義する。
書き込みは、いわゆるソースサイド注入方式と呼ばれるホットエレクトロン書き込み方式を採用する。書き込み時には、コントロールゲート3に所定のVdd(〜1.5V)、メモリゲート7に12V、ソース領域23sに6V、ドレイン領域23dに1V、ウエル20に0Vをそれぞれ印加する。これにより、ソース領域23sとドレイン領域23dとの間に形成されるチャネル領域のうち、コントロールゲート3とメモリゲート7との中間付近の領域でホットエレクトロンが発生し、これがONO膜24に注入される。注入された電子は窒化膜5中のトラップに捕獲され、メモリトランジスタM1のしきい値電圧が上昇する。
消去は、チャネル電流を利用したホットホール注入消去方式を採用する。消去時には、コントロールゲート3に0V、メモリゲート7に−6V、ソース領域23sに6V、ドレイン領域23dに0V、ウエル20に0Vをそれぞれ印加する。これにより、コントロールゲート3の下部のウエル20にチャネル領域が形成される。また、ソース領域23sに高電圧(6V)が印加されるため、ソース領域23sから伸びた空乏層がコントロールトランジスタC1のチャネル領域に近づく。この結果、チャネル領域を流れる電子が、チャネル領域の端部とソース領域23sとの間の高電界によって加速されてインパクトイオン化が生じ、電子とホールの対が生成される。そして、このホールがメモリゲート7に印加された負電圧(−6V)によって加速されてホットホールとなり、ONO膜24に注入される。注入されたホールは窒化膜5中のトラップに捕獲され、メモリトランジスタM1のしきい値電圧が低下する。
読み出し時には、コントロールゲート3にVdd、メモリゲート7にVdd、ソース領域23sに0V、ドレイン領域23dにVdd、ウエル20に0Vをそれぞれ印加する。すなわち、メモリゲート7に印加する電圧を、書き込み状態におけるメモリトランジスタM1のしきい値電圧と、消去状態におけるメモリトランジスタM1のしきい値電圧との間に設定し、書き込み状態と消去状態とを判別する。
次に、本発明の実施の形態1による不揮発性メモリの製造方法を工程順に、図4〜図21を参照して説明する。
まず、図4に示すように、周知の製造方法によって基板1の主面(素子形成面)にn型の埋込み層およびp型のウエル(図示せず)を形成した後、ゲート絶縁膜2を形成する。このゲート絶縁膜2は、例えば、シリコン基板からなる基板1の表面を熱酸化することによって形成された酸化シリコン(SiO)膜からなる。ゲート絶縁膜2の膜厚は、使用する電圧によって異なり、1〜5nm程度である。なお、ゲート絶縁膜2は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によって形成しても良い。
続いて、図5に示すように、ゲート絶縁膜2(基板1)上に電極材料膜3Aを形成する。この電極材料膜3Aは、例えば、CVD法によって形成されたポリシリコン膜からなる。電極材料膜3Aの膜厚は、使用する電圧、微細加工技術の世代によって異なり、100〜300nm程度である。このポリシリコン膜は、n型の導電型を示す。n型の導電型にするには、アンドープドポリシリコン膜に不純物(リンまたはヒ素)をイオン注入することによってできる。
続いて、図6に示すように、コントロールゲート3を形成する。コントロールゲート3の形成には、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術によって電極材料膜3Aをパターニングする。
続いて、図7に示すように、コントロールゲート3下のゲート絶縁膜2以外の不要なゲート絶縁膜を除去し、基板1の表面を露出させた後、コントロールゲート3の表面および露出した基板1の表面を覆うように下部酸化膜4を形成する。この下部酸化膜4は、例えば、ポリシリコン膜からなるコントロールゲート3およびシリコン基板からなる基板1の表面を熱酸化することによって形成された酸化シリコン(SiO)膜からなる。下部酸化シリコン膜4の膜厚は、目標特性および成膜条件によって異なり、1〜10nm程度である。なお、下部酸化シリコン膜4は、CVD法によって形成しても良い。
続いて、図8に示すように、下部酸化膜4上に電荷蓄積膜となる窒化膜5を形成する。この窒化膜5は、例えば、CVD法によって形成された窒化シリコン(SiN)からなる。窒化膜5の膜厚は、目標特性および成膜条件によって異なり、5〜20nm程度である。なお、窒化膜5は、電荷を蓄積できる膜であれば良く、例えば酸窒化シリコン(SiON)膜であっても良い。
続いて、図9に示すように、窒化膜5上に上部酸化膜6を形成する。この上部酸化膜6は、例えば、窒化シリコン膜からなる窒化膜5を熱酸化することによって形成された酸化シリコン(SiO)膜からなる。上部酸化膜6の膜厚は、目標特性および成膜条件によって異なり、5〜15nm程度である。なお、上部酸化シリコン膜6は、CVD法によって形成しても良い。
これら下部酸化膜4、窒化膜5および上部酸化膜6からONO膜が構成される。ONO膜の膜厚は、下部酸化膜4、窒化膜5および上部酸化膜6の膜厚によって異なり、50nm程度以下となるようにする。すなわち、ONO膜が50nm程度以下となるように、下部酸化膜4、窒化膜5および上部酸化膜6のそれぞれの膜厚が調整される。
続いて、図10に示すように、上部酸化膜6上に電極材料膜7Aを形成する。この電極材料膜7Aは、CVD法によって形成されたポリシリコン膜からなる。電極材料膜7Aの膜厚は、目標特性によって異なり、20〜150nm程度である。このポリシリコン膜は、n型の導電型を示す。n型の導電型にするには、アンドープドポリシリコン膜に不純物(リンまたはヒ素)をイオン注入することによってできる。
続いて、図11に示すように、コントロールゲート3の一方の側壁に沿うように基板1(上部酸化膜6)上にメモリゲート7を形成する。メモリゲート7は、電極材料膜7Aを異方性の高いエッチングをすることによってコントロールゲート3の両側壁に電極材料膜7Aを残存させた後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術によってコントロールゲート3の他方の側壁の電荷材料膜7Aを除去することによって形成される。このコントロールゲート3とメモリゲート7とでONO膜を介したスプリットゲートが形成されることとなる。
続いて、図12に示すように、不要な上部酸化膜6を除去する。例えば、HF系のウエットエッチングによって不要な上部酸化膜6を除去する。このウエットエッチングは、メモリゲート7の下側であってメモリゲート7のゲート長方向の上部酸化膜6が、メモリゲート7のゲート長の1/3程度となるまで行う。
このウエットエッチングによって、メモリゲート7に沿った上部酸化膜6の一部が残存することとなる。言い換えると、窒化膜5とメモリゲート7との間であって、メモリゲート7の端部下に空洞8aが、上部酸化膜6に隣接して設けられることとなる。また、窒化膜5とメモリゲート7との間であって、メモリゲート7の上部側面に空洞8bが、上部酸化膜6に隣接して設けられることとなる。
続いて、図13に示すように、メモリゲート7の表面に酸化膜9を形成する。この酸化膜9は、ポリシリコン膜からなるメモリゲート7の表面を熱酸化することによって形成された酸化シリコン(SiO)膜からなる。すなわち、メモリゲート7は、Selocs(Selective Oxide Coating of Silicon Gate)されることとなる。酸化膜9の膜厚は、メモリゲート7となるポリシリコン膜のSelocs比を考慮し、空洞8a、8bを閉じる程度の膜厚となるようにする。なお、図13を含めた本願の図中において、塗りつぶされている箇所は、例えば空洞8a、8bなどの空洞が閉じられていることを分かりやすくするために示すものである。
続いて、図14に示すように、不要な窒化膜5を除去する。不要な窒化膜5を除去するには、下部酸化膜4と選択比の取れるエッチングを行う。例えば、熱リン酸などのウエットエッチングを行う。このウエットエッチングでは、メモリゲート7がマスクとして働くので、メモリゲート7と基板1との間の窒化膜5およびメモリゲート7とコントロールゲート3との間の窒化膜5が残存することとなる。
続いて、図15に示すように、不要な下部酸化膜4を除去する。例えば、HF系のウエットエッチングによって不要な下部酸化膜4を除去し、基板1の表面を露出する。このウエットエッチングは、メモリゲート7の下側であってメモリゲート7のゲート長方向の下部酸化膜4が、メモリゲート7のゲート長の1/3程度となるまで行う。なお、このウエットエッチングの際に、酸化膜9もエッチングされて、その膜厚が薄くなる。このため、空洞8a、8bが酸化膜9によって閉じられなくなる場合もある。
このウエットエッチングによって、メモリゲート7に沿った下部酸化膜4の一部が残存することとなる。言い換えると、窒化膜5と基板1との間であって、メモリゲート7の端部下に空洞8cが、下部酸化膜4に隣接して設けられることとなる。また、窒化膜5とコントロールゲート3との間であって、コントロールゲート3の上部側面に空洞8dが、下部酸化膜4に隣接して設けられることとなる。
本実施の形態では、空洞8aを形成(図12参照)した後、空洞8cを別工程で形成(図15参照)したが、図12の工程では空洞8aを形成しない状態としておき、図15の工程で空洞8cを形成するのと同時に空洞8aを形成することもできる。すなわち、同工程で空洞8a、8cを形成することによって、メモリゲート7のゲート長方向における空洞8a、8cの長さを同じ程度で形成することができる。一方、別工程で空洞8a、8cを形成することによって、メモリゲート7のゲート長方向における空洞8a、8cの長さを調整することができる。例えば、メモリゲート7のゲート長方向における空洞8aの長さを空洞8cのそれより長くすることによって、電荷蓄積膜である窒化膜5に蓄積された電荷のメモリゲート7への抜けを防止し、また窒化膜5へ基板1から蓄積すると共に蓄積された電荷の基板1への電荷を防止することができる。したがって、ONO膜24を有する不揮発性メモリのデータ保持特性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、図15で示したように空洞8cを形成したが、空洞8cを形成しなくとも良い。すなわち、ONO膜24を構成する上部酸化膜6に隣接して空洞8aを形成するだけでも、電荷蓄積膜である窒化膜5に蓄積された電荷のメモリゲート7への抜けを防止することができる。したがって、ONO膜24を有する不揮発性メモリのデータ保持特性を向上させることができる。
続いて、フォトリソグラフィ技術およびイオン注入技術によって、基板1に不純物をイオン注入し、低濃度半導体領域(図示せず)を形成した後、図16に示すように、露出している基板1の表面に酸化膜10およびコントロールゲート3の表面に酸化膜11を形成すると共に、メモリゲート7の表面の酸化膜9を厚くする。この酸化膜10は、シリコン基板からなる基板1の表面を熱酸化することによって形成された酸化シリコン(SiO)膜からなる。また、この酸化膜11は、ポリシリコン膜からなるコントロールゲート3の表面を熱酸化することによって形成された酸化シリコン(SiO)膜からなる。すなわち、コントロールゲート3は、Selocsされることとなる。酸化膜9の膜厚は、メモリゲート7となるポリシリコン膜のSelocs比を考慮し、空洞8a、8bを閉じる程度の膜厚となるようにする。また、酸化膜10の膜厚は、空洞8cを閉じる程度の膜厚となるようにする。さらに、酸化膜11の膜厚は、コントロールゲート3となるポリシリコン膜のSelocs比を考慮し、空洞8dを閉じる程度の膜厚となるようにする。
続いて、図17に示すように、コントロールゲート3とメモリゲート7とからなるスプリットゲートを覆うように基板1上に絶縁膜12Aを形成する。この絶縁膜12Aは、例えば、CVD法によって形成された酸化シリコン(SiO)膜からなる。絶縁膜12Aの膜厚は、目標特性によって異なり、50〜200nm程度である。
続いて、図18に示すように、コントロールゲート3とメモリゲート9とからなるスプリットゲートの側壁に沿うように基板1上にサイドウォールスペーサ12を形成する。このサイドウォールスペーサ12は、絶縁膜12Aを異方性の高いエッチングをすることによってスプリットゲートの両側に絶縁膜12Aを残存してなる。また、このエッチングによってコントロールゲート3の表面の酸化膜11およびメモリゲート7の表面の酸化膜9が除去される。
続いて、フォトリソグラフィ技術およびイオン注入技術によって、基板1に不純物をイオン注入し、高濃度半導体領域(図示せず)を形成した後、図19に示すように、コントロールゲート3とメモリゲート7とからなるスプリットゲートを覆うように基板1上に金属膜13を形成する。この金属膜13は、例えば、蒸着法によって形成されたコバルト(Co)膜からなる。金属膜13の膜厚は、目標特性によって異なり、5〜20nm程度である。
続いて、図20に示すように、コントロールゲート3の表面、メモリゲート7の表面および基板1の表面上にシリサイド膜14Aを形成する。このシリサイド膜14Aは、例えば、コントロールゲート3、メモリゲート7および基板1(ポリシリコン膜またはシリコン基板からなる)と、金属膜13(コバルト膜からなる)とを熱処理(第1熱処理)によって反応させたコバルトシリサイド(CoSi)膜からなる。この第1熱処理の条件は、目標特性によって異なり、例えば、基板温度を350〜500℃程度、加熱時間を45秒程度とする。
続いて、図21に示すように、未反応の金属膜13を除去した後、コントロールゲート3の表面、メモリゲート7の表面および基板1の表面上にシリサイド膜14Bを形成する。このシリサイド膜14Bは、シリサイド膜14Aを熱処理(第2熱処理)によって相変態させたコバルトシリサイド(CoSi)膜からなる。この第2熱処理の条件は、目標特性によって異なり、例えば、基板温度を650〜800℃程度、加熱時間を60秒程度とする。
続いて、図1に示したように、コントロールゲート3およびメモリゲート7を含む基板1の全面に、例えば窒化シリコン膜からなる保護膜15および酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜16をCVD法によって形成し、その表面をCMP法で平坦化した後、エッチングによって保護膜15および層間絶縁膜16に接続孔17を形成する。次いで、この接続孔17の内部に金属などの導電物を埋め込んでコンタクトプラグ18を形成した後、層間絶縁膜16上に配線19を形成する。
このようにメモリセル(MC1、MC2)は、基板1上にゲート絶縁膜2を介して形成されたコントロールゲート3と、一部がコントロールゲート3の一方の側壁に形成されると共に、他部が基板1上に形成されたONO膜24と、ONO膜24の一部を介してコントロールゲート3と電気的に分離されると共に、ONO膜24の他部を介して基板1と電気的に分離されたメモリゲート7とを有している。このONO膜24は、上部酸化膜6、窒化膜5および下部酸化膜4がメモリゲート7側から順に設けられてなる。
また、メモリセル(MC1、MC2)には、窒化膜5とメモリゲート7との間であってメモリゲート7の端部下に空洞8aが、ONO膜24の他部の上部酸化膜6に隣接して設けられており、窒化膜5と基板1との間であってメモリゲート7の端部下に空洞8cが、ONO膜24の他部の下部酸化膜4に隣接して設けられている。また、窒化膜5とメモリゲート7との間であってメモリゲート7の上部側面に空洞8bが、ONO膜24の一部の上部酸化膜6に隣接して設けられており、窒化膜5とコントロールゲート3との間であってコントロールゲート3の上部側面に空洞8dが、ONO膜24の一部の下部酸化膜4に隣接して設けられている。
また、メモリセル(MC1、MC2)には、メモリゲート7の表面が酸化されて窒化膜5まで達するように形成された酸化膜9と、基板1の表面が酸化されて窒化膜5まで達するように形成された酸化膜10とを更に有しており、酸化膜9によって空洞8aが閉じられ、酸化膜10によって空洞8cが閉じられている。また、コントロールゲート3の表面が酸化されて窒化膜5まで達するように形成された酸化膜11を更に有しており、酸化膜9によって空洞8bが閉じられ、酸化膜11によって空洞8dが閉じられている。
さらに、メモリゲート(MC1、MC2)には、メモリゲート7の側壁に沿うように基板1の主面上に形成された絶縁膜からなるサイドウォールスペーサ12を更に有しており、サイドウォールスペーサ12によって酸化膜9を介して空洞8aが閉じられている。また、サイドウォールスペーサ12によって酸化膜10を介して空洞8cが閉じられている。
このようなメモリセル(MC1、MC2)の構造とすることによって、前述したように、ONO膜を有する不揮発性メモリのデータ保持特性を向上できる。
(実施の形態2)
下部酸化膜/窒化膜/上部酸化膜からなるONO膜を有する不揮発性メモリとして、前記実施の形態1ではメモリゲートとコントロールゲートとの位置関係がスプリットゲート型のメモリセル構造からなる不揮発性メモリについて説明したが、本実施の形態2ではスプリットゲート型ではなく、単にONO膜上にメモリゲートが形成された構造からなる不揮発性メモリについて説明する。なお、前記実施の形態1と重複する説明は省略する。
図22は、本実施の形態2の不揮発性メモリを示す要部断面図である。なお、説明を容易にするために一部が省略されている。
不揮発性メモリのメモリセルMC5において、ONO膜24は、上部酸化膜6、窒化膜5および下部酸化膜4がメモリゲート7側から順に設けられてなる。データの書き込み時には、チャネル領域で発生したホットエレクトロンがONO膜24に注入され、窒化膜4中のトラップに捕獲される。窒化膜5とメモリゲート7との間であってメモリゲート7の端部下には、空洞8aがONO膜24の他部の上部酸化膜6に隣接して設けられている。また、窒化膜5と基板1との間であってメモリゲート7の端部下に空洞8cが、ONO膜24の他部の下部酸化膜4に隣接して設けられている。なお、図22では、空洞8a、8cのハッチングは塗りつぶして示されている。
前記実施の形態1で説明したように、ONO膜24の加工面が空洞8a、8cが存在するため凹凸状であるため、メモリゲート7に電圧を印加したときに加工面を流れる電流が、メモリセルMC5では流れにくくなるものと考えられる。また、メモリセルMC5における窒化膜5と下部酸化膜4および上部酸化膜6とが接触する面積が、空洞8a、8cが形成されない場合に比べて小さくなるため、メモリゲート7に電圧を印加したときの電流が、メモリセルMC5では流れにくくなるものと考えられる。したがって、本発明の実施の形態に係るメモリセルMC1のような構造とすることによってリーク電流を低減することができるので、不揮発性メモリのデータ保持特性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態では、下部酸化膜、電荷蓄積膜である窒化膜および上部酸化膜の3層からなるONO膜において、下部酸化膜および上部酸化膜の一部を除去して空洞を形成した適用した場合について説明したが、電荷蓄積膜のように他の部分と絶縁あるいは接触させたくない材料膜の上下などの周囲に空洞を形成する場合にも適用することができる。
本発明は、半導体装置を製造する製造業に幅広く利用されるものである。
本発明の実施の形態1における半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図1の不揮発性メモリを含む等価回路図である。 図1の不揮発性メモリの特性図である。 本実施の形態1における製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図4に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図5に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図6に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図7に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図8に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図9に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図10に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図11に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図12に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図13に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図14に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図15に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図16に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図17に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図18に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図19に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 図20に続く製造工程中の半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 本発明の実施の形態2における半導体装置を模式的に示す要部断面図である。 本発明者らが検討した半導体装置を模式的に示す要部断面図である。
符号の説明
1 半導体基板(基板)
2 ゲート絶縁膜
3 コントロールゲート
3A 電極材料膜
4 下部酸化膜
5 窒化膜
6 上部酸化膜
7 メモリゲート
7A 電極材料膜
8a、8b、8c、8d 空洞
9、10、11 酸化膜
12 サイドウォールスペーサ
12A 絶縁膜
13 金属膜
14A、14B シリサイド膜
15 保護膜
16 層間絶縁膜
17 接続孔
18 コンタクトプラグ
19 配線
20 ウエル
21 埋込み層
22d 低濃度半導体領域(エクステンション領域)
22s 低濃度半導体領域(エクステンション領域)
23d 高濃度半導体領域(ドレイン領域)
23s 高濃度半導体領域(ソース領域)
24 ONO膜
104 下部酸化膜
105 窒化膜
106 上部酸化膜
124 ONO膜
C1、C2 コントロールトランジスタ
CGL0、CGL1 コントロールゲート線
DL0、DL1 データ線
M1、M2 メモリトランジスタ
MC0、MC1、MC2、MC3、MC4、MC5 メモリセル
MGL0、MGL1 メモリゲート線
SL0 ソース線

Claims (11)

  1. 半導体基板の主面上に形成された下部酸化膜と、
    前記下部酸化膜上に形成された窒化膜と、
    前記窒化膜上に形成された上部酸化膜と、
    前記上部酸化膜上に形成されたメモリゲートとを有し、
    前記メモリゲートに電圧を印加することによって前記半導体基板から電荷を前記窒化膜に蓄積するメモリセルを備えた半導体装置であって、
    前記窒化膜と前記メモリゲートとの間であって前記メモリゲートの端部下に空洞が、前記上部酸化膜に隣接して設けられていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記メモリゲートの側壁に沿うように前記半導体基板の主面上に形成された絶縁膜を更に有し、
    前記絶縁膜によって前記空洞が閉じられていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記メモリゲートの表面が酸化されて前記窒化膜まで達するように形成された酸化膜を更に有し、
    前記酸化膜によって前記空洞が閉じられていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 半導体基板の主面上に形成された下部酸化膜と、
    前記下部酸化膜上に形成された窒化膜と、
    前記窒化膜上に形成された上部酸化膜と、
    前記上部酸化膜上に形成されたメモリゲートとを有し、
    前記メモリゲートに電圧を印加することによって前記半導体基板から電荷を前記窒化膜に蓄積するメモリセルを備えた半導体装置であって、
    前記窒化膜と前記メモリゲートとの間であって前記メモリゲートの端部下に第1空洞が、前記上部酸化膜に隣接して設けられており、
    前記窒化膜と前記半導体基板との間であって前記メモリゲートの端部下に第2空洞が、前記下部酸化膜に隣接して設けられていることを特徴とする半導体装置。
  5. 前記メモリゲートの側壁に沿うように前記半導体基板の主面上に形成された絶縁膜を更に有し、
    前記絶縁膜によって前記第1空洞が閉じられていることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記メモリゲートの表面が酸化されて前記窒化膜まで達するように形成された第1酸化膜と、
    前記半導体基板の表面が酸化されて前記窒化膜まで達するように形成された第2酸化膜とを更に有し、
    前記第1酸化膜によって前記第1空洞が閉じられており、
    前記第2酸化膜によって前記第2空洞が閉じられていることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  7. 半導体基板の主面上にゲート絶縁膜を介して形成されたコントロールゲートと、
    一部が前記コントロールゲートの一方の側壁に形成されると共に、他部が前記半導体基板の主面上に形成されたONO膜と、
    前記ONO膜の前記一部を介して前記コントロールゲートと電気的に分離されると共に、前記ONO膜の前記他部を介して前記半導体基板と電気的に分離されたメモリゲートとを有するメモリセルを備えた半導体装置であって、
    前記ONO膜は、上部酸化膜、窒化膜および下部酸化膜が前記メモリゲート側から順に設けられてなり、
    前記窒化膜と前記メモリゲートとの間であって前記メモリゲートの端部下に第1空洞が、前記ONO膜の前記他部の前記上部酸化膜に隣接して設けられており、
    前記窒化膜と前記半導体基板との間であって前記メモリゲートの端部下に第2空洞が、前記ONO膜の前記他部の前記下部酸化膜に隣接して設けられていることを特徴とする半導体装置。
  8. 前記メモリゲートの側壁に沿うように前記半導体基板の主面上に形成された絶縁膜を更に有し、
    前記絶縁膜によって前記第1空洞が閉じられていることを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  9. 前記メモリゲートの表面が酸化されて前記窒化膜まで達するように形成された第1酸化膜と、
    前記半導体基板の表面が酸化されて前記窒化膜まで達するように形成された第2酸化膜とを更に有し、
    前記第1酸化膜によって前記第1空洞が閉じられており、
    前記第2酸化膜によって前記第2空洞が閉じられていることを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  10. 前記窒化膜と前記メモリゲートとの間であって前記メモリゲートの上部側面に第3空洞が、前記ONO膜の前記一部の前記上部酸化膜に隣接して設けられており、
    前記窒化膜と前記コントロールゲートとの間であって前記コントロールゲートの上部側面に第4空洞が、前記ONO膜の前記一部の前記下部酸化膜に隣接して設けられていることを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  11. 前記コントロールゲートの表面が酸化されて前記窒化膜まで達するように形成された第3酸化膜を更に有し、
    前記第1酸化膜によって前記第3空洞が閉じられており、
    前記第3酸化膜によって前記第4空洞が閉じられていることを特徴とする請求項10記載の半導体装置。
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