JP2007322319A - サンプル分注装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サンプルの吸引量が変動しても、より確実にサンプルプローブの詰まりを検出する。
【解決手段】サンプル容器2内に挿入されるサンプルプローブ3と、該サンプルプローブ3に接続される管路4内の圧力を変動させて、サンプルプローブ3にサンプル容器2内のサンプルSを吸引させ、あるいはサンプルプローブ3内のサンプルSを吐出させる分注ポンプ8と、サンプルプローブ3を含む管路4内の圧力を検出する圧力センサ9と、該圧力センサ9により検出された圧力値Pと分注ポンプ8によるサンプルSの吸引速度とに基づいて、サンプルプローブ3の詰まりを判定する判定部10とを備えるサンプル分注装置1を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】サンプル容器2内に挿入されるサンプルプローブ3と、該サンプルプローブ3に接続される管路4内の圧力を変動させて、サンプルプローブ3にサンプル容器2内のサンプルSを吸引させ、あるいはサンプルプローブ3内のサンプルSを吐出させる分注ポンプ8と、サンプルプローブ3を含む管路4内の圧力を検出する圧力センサ9と、該圧力センサ9により検出された圧力値Pと分注ポンプ8によるサンプルSの吸引速度とに基づいて、サンプルプローブ3の詰まりを判定する判定部10とを備えるサンプル分注装置1を提供する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、血液や尿等のサンプルを分析する装置に用いられるサンプル分注装置に関するものである。
従来、この種のサンプル分注装置として、特許文献1に開示されているものがある。
このサンプル分注装置は、サンプルである血清あるいは血漿内に含まれるフィブリン等の固形物がサンプルプローブ内に詰まって所定量のサンプルを反応容器に分注されないまま分析されてしまう不都合を防止するために、サンプル吸引動作終了後でサンプル吐出動作開始前の所定のタイミングにおけるサンプルプローブを含む管路の圧力を圧力センサで検出し、所定の圧力値よりも低いときにサンプルプローブ詰まりを判定することとしている。
特開平11−83868号公報
このサンプル分注装置は、サンプルである血清あるいは血漿内に含まれるフィブリン等の固形物がサンプルプローブ内に詰まって所定量のサンプルを反応容器に分注されないまま分析されてしまう不都合を防止するために、サンプル吸引動作終了後でサンプル吐出動作開始前の所定のタイミングにおけるサンプルプローブを含む管路の圧力を圧力センサで検出し、所定の圧力値よりも低いときにサンプルプローブ詰まりを判定することとしている。
しかしながら、特許文献1に開示されているサンプル分注装置では、サンプル吸引動作終了後の圧力値が正常値に復元するか否かによってサンプルプローブを含む管路の詰まりを検出することができるが、サンプルの吸引量が変化すると詰まりの判定の確度が低下する不都合が考えられる。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、サンプルの吸引量が変動しても、より確実にサンプルプローブの詰まりを検出することができるサンプル分注装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、サンプル容器内に挿入されるサンプルプローブと、該サンプルプローブに接続される管路内の圧力を変動させて、サンプルプローブにサンプル容器内のサンプルを吸引させ、あるいはサンプルプローブ内のサンプルを吐出させる分注ポンプと、前記サンプルプローブを含む管路内の圧力を検出する圧力センサと、該圧力センサにより検出された圧力値と分注ポンプによるサンプルの吸引速度とに基づいて、サンプルプローブの詰まりを判定する判定部とを備えるサンプル分注装置を提供する。
本発明は、サンプル容器内に挿入されるサンプルプローブと、該サンプルプローブに接続される管路内の圧力を変動させて、サンプルプローブにサンプル容器内のサンプルを吸引させ、あるいはサンプルプローブ内のサンプルを吐出させる分注ポンプと、前記サンプルプローブを含む管路内の圧力を検出する圧力センサと、該圧力センサにより検出された圧力値と分注ポンプによるサンプルの吸引速度とに基づいて、サンプルプローブの詰まりを判定する判定部とを備えるサンプル分注装置を提供する。
本発明によれば、サンプルプローブをサンプル容器内に挿入し、分注ポンプを作動させ、サンプルプローブに接続される管路内の負圧を上昇させることにより、サンプルプローブ内にサンプル容器内のサンプルを吸引し、正圧を上昇させることにより、サンプルを吐出することができる。この場合に、圧力センサにより検出された管路内の圧力と分注ポンプによるサンプルの吸引速度とに基づいてサンプルプローブの詰まりを判定するので、サンプルの吸引量が変動しても詰まりの判定をより確実に行うことができる。また、吸引量が増加しても吸引時間が長くなれば圧力センサにより検出される圧力に変化がないので、吸引量そのものではなく、吸引量を吸引時間によって除した吸引速度を用いることにより、サンプルプローブの詰まりをより確実に判定できる。
上記発明においては、前記判定部が、吸引速度に応じた複数のしきい値を備え、分注ポンプによるサンプルの吸引動作中における圧力センサの検出圧力が、吸引速度に対応するしきい値よりも低いときにサンプルプローブの詰まりを判定することとしてもよい。
このようにすることで、サンプル吸引動作中の圧力センサの検出圧力がしきい値よりも低いときにサンプルプローブが詰まっていると判定される。しきい値は吸引速度に応じて複数備えられているので、吸引速度が増加したときにはより低い圧力値が検出されたときに、また吸引速度が減少したときにはより高い圧力値が検出されたときに、サンプルプローブが詰まっていると判定される。したがって、より簡易にサンプルプローブの詰まりを判定することができる。
このようにすることで、サンプル吸引動作中の圧力センサの検出圧力がしきい値よりも低いときにサンプルプローブが詰まっていると判定される。しきい値は吸引速度に応じて複数備えられているので、吸引速度が増加したときにはより低い圧力値が検出されたときに、また吸引速度が減少したときにはより高い圧力値が検出されたときに、サンプルプローブが詰まっていると判定される。したがって、より簡易にサンプルプローブの詰まりを判定することができる。
また、上記発明においては、前記判定部が、吸引速度に応じた複数のしきい値を備え、分注ポンプによるサンプルの吸引動作終了時点における圧力センサの検出圧力が、吸引速度に対応するしきい値よりも低いときにサンプルプローブの詰まりを判定することとしてもよい。
このようにすることによっても、サンプルプローブの詰まりをより確実に検出して、精度よく分注することができる。
このようにすることによっても、サンプルプローブの詰まりをより確実に検出して、精度よく分注することができる。
本発明によれば、サンプルの吸引量が変動しても、より確実にサンプルプローブの詰まりを検出することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るサンプル分注装置1について、図1および図2を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るサンプル分注装置1は、図1に示されるように、サンプルSを収容したサンプル容器2内に挿脱させられるサンプルプローブ3と、該サンプルプローブ3に管路4を介して接続された洗浄水ポンプ5と、該洗浄水ポンプ5により管路4内に吸引する洗浄水Wを貯留した洗浄水タンク6と、洗浄水ポンプ5とサンプルプローブ3との間の管路4を開閉する電磁弁7と、該電磁弁7とサンプルプローブ3との間の管路4に配置された、例えば、シリンジからなる分注ポンプ8と、該分注ポンプ8と電磁弁7との間の管路4に配置された圧力センサ9と、該圧力センサ9からの圧力信号に基づいてサンプルプローブ3の詰まりを判定する判定部10とを備えている。サンプルプローブ3および分注ポンプ8は、プローブ駆動装置11およびポンプ駆動装置12に接続され、それぞれ制御装置13によって駆動制御されるようになっている。
本実施形態に係るサンプル分注装置1は、図1に示されるように、サンプルSを収容したサンプル容器2内に挿脱させられるサンプルプローブ3と、該サンプルプローブ3に管路4を介して接続された洗浄水ポンプ5と、該洗浄水ポンプ5により管路4内に吸引する洗浄水Wを貯留した洗浄水タンク6と、洗浄水ポンプ5とサンプルプローブ3との間の管路4を開閉する電磁弁7と、該電磁弁7とサンプルプローブ3との間の管路4に配置された、例えば、シリンジからなる分注ポンプ8と、該分注ポンプ8と電磁弁7との間の管路4に配置された圧力センサ9と、該圧力センサ9からの圧力信号に基づいてサンプルプローブ3の詰まりを判定する判定部10とを備えている。サンプルプローブ3および分注ポンプ8は、プローブ駆動装置11およびポンプ駆動装置12に接続され、それぞれ制御装置13によって駆動制御されるようになっている。
前記判定部10は、圧力センサ9により検出された圧力信号を増幅する増幅回路14と、該増幅回路14により増幅された圧力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器15と、該A/D変換器15によりディジタル信号に変換された圧力信号を所定のタイミングでサンプリングするサンプリング部16と、サンプリング部16においてサンプリングされた圧力値Pと予め記憶しているしきい値Aとを比較する比較部17と、比較の結果、圧力値Pが所定のしきい値Aよりも低いときに、サンプルプローブ3における詰まりの発生を報知する報知部18とを備えている。
前記比較部17内には、表1に示されるように、サンプルプローブ3の詰まりの発生を判定するためのしきい値A1〜A4が、サンプルプローブ3によるサンプルSの吸引速度V1〜V4と対応づけて複数記憶されている。比較部17は、制御装置13から吸引量信号Qを受け取り、それを吸引時間で除算することにより吸引速度Vを計算し、対応するしきい値A1〜A4を選択するようになっている。
例えば、吸引速度V≦V1のときには、しきい値A1が選択され、吸引速度V1<V≦V2のときには、しきい値A2が選択され、吸引速度V2<V≦V3のときには、しきい値A3が選択され、吸引速度V3<V≦V4のときには、しきい値A4が選択されるようになっている。
このように構成された本実施形態に係るサンプル分注装置1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係るサンプル分注装置1を用いてサンプル容器2内のサンプルSを吸引するには、まず、電磁弁7を開状態として、洗浄水ポンプ5を作動させる。これにより、洗浄水タンク6内の洗浄水Wが配管4内に汲み上げられ、サンプルプローブ3のほぼ先端に至るまでの管路4のほぼ全体に洗浄水Wが満たされる。このとき、サンプルプローブ3においては洗浄水Wの液面がサンプルプローブ3の先端よりも若干高い位置となるようにする。
本実施形態に係るサンプル分注装置1を用いてサンプル容器2内のサンプルSを吸引するには、まず、電磁弁7を開状態として、洗浄水ポンプ5を作動させる。これにより、洗浄水タンク6内の洗浄水Wが配管4内に汲み上げられ、サンプルプローブ3のほぼ先端に至るまでの管路4のほぼ全体に洗浄水Wが満たされる。このとき、サンプルプローブ3においては洗浄水Wの液面がサンプルプローブ3の先端よりも若干高い位置となるようにする。
この状態で、電磁弁7を閉状態とし、制御装置13からの指令信号S1によりプローブ駆動装置11を作動させる。具体的には、プローブ駆動装置11を作動させることにより、サンプルプローブ3をサンプル吸引位置に位置決めしてから下降させ、その先端部3aをサンプル容器2内のサンプルS中に所定深さまで浸漬させる。洗浄水Wの液面がサンプルプローブ3の先端よりも若干高い位置に配置されているので、この状態で、洗浄水Wの液面とサンプルSの液面との間には若干の空気層が形成される。
次いで、制御装置13から送られる吸引指令信号S2に応じてシリンジからなる分注ポンプ8が作動させられる。すなわち、分注ポンプ8のピストンをシリンダから引き抜く方向に移動させることにより、管路4内の圧力を負圧にして洗浄水Wの液面をサンプルプローブ2内において上昇させる。これにより、若干の空気層を介して近接するサンプルSの液面もサンプルプローブ2内において上昇させられ、所定量のサンプルSがサンプルプローブ2内に吸引される。
この吸引動作における制御装置13からの吸引指令信号S2と、圧力センサ9により検出される管路4内の圧力値Pとの関係を吸引速度Vをパラメータとして図2に示す。図2(a)は、負圧が大きくなる方向を上向きにして示している。
制御装置13から図2(b)のように矩形波状の吸引指令信号S2が出力され分注ポンプ8が駆動されると、管路4内の圧力値Pは、吸引指令信号S2に若干遅れて図2(a)に示されるように変化する。本実施形態においては、判定部10内のサンプリング部16は、例えば、吸引指令信号S2の後縁をトリガーとして圧力センサ9の圧力値Pをサンプリングする。
その後、プローブ駆動装置11の作動により、サンプルプローブ3が上昇させられてサンプル容器2内から抜き出され、サンプル容器2とは別の位置に配置されている反応容器等(図示略)まで搬送された後に、分注ポンプ8の作動により、サンプルプローブ3内のサンプルSが吐出される。具体的には、分注ポンプ8のピストンをシリンダに対して押し入れる方向に移動させることにより、サンプルプローブ3を含む管路4内の圧力値Pが上昇させられて、サンプルプローブ3内のサンプルSが吐出されることになる。
そして、サンプルプローブ3を吐出位置とは別の洗浄位置に移動し、その状態で電磁弁7を開状態にして洗浄水ポンプ5を駆動することにより、洗浄水タンク6内の洗浄水Wをサンプルプローブ3の先端部3aから吐出させ、サンプルプローブ3内部を洗浄することができる。
以上の動作を繰り返すことにより、サンプル容器2内のサンプルSを反応容器等に順次分注することができる。
以上の動作を繰り返すことにより、サンプル容器2内のサンプルSを反応容器等に順次分注することができる。
この場合において、サンプルプローブ3を用いたサンプルSの分注動作が繰り返されると、サンプルプローブ3内面にサンプルSが経時的に付着していく。そして、このようにサンプルプローブ3内面にサンプルSが付着し始めると、サンプルS吸引中に圧力センサ9により検出される管路4内の圧力値Pが低下していく。
また、本実施形態においては、吸引指令信号S2の後縁をトリガーとして圧力センサ9の圧力値Pをサンプリングするが、実際の管路4内の圧力値Pは、吸引指令信号S2に遅れて変動するので、サンプリング時における圧力センサ9の圧力値Pは、吸引動作中の圧力値Pとなり、同様にその圧力値Pが低下していく。
また、図2(a)に示されるように、吸引速度V(V1<V2<V3<V4)が大きくなるに従って、その圧力値Pは負圧が増加していくことがわかる。本実施形態においては、吸引速度Vに応じてサンプルプローブ3の詰まりを判定するしきい値Aが複数設定されているので、サンプルプローブ3の詰まりによる負圧の増大なのか、吸引速度Vの増加による負圧の増大なのかを簡易かつ確実に識別することができる。
そして、比較部17による比較の結果、サンプルプローブ3内の圧力値Pが、吸引速度Vに応じて選択された所定のしきい値Aを越えた場合には、報知部18の作動により、サンプルプローブ3に詰まりが発生したことが外部に報知される。したがって、作業者は、報知に従ってサンプルプローブ3を交換することにより、サンプルプローブ3が詰まったまま分注動作が行われることによる不正確な分注を未然に防止することができる。
なお、本実施形態においては、吸引指令信号S2の後縁をトリガーとして圧力センサ9の圧力値Pをサンプリングすることとしたが、これに限定されるものではなく、吸引動作中の任意の時点における圧力値Pをサンプリングすることとしてもよい。
また、サンプルプローブ3の詰まり判定するしきい値Aは、吸引するサンプルSに応じて適宜設定することとしてもよい。
また、サンプルプローブ3の詰まり判定するしきい値Aは、吸引するサンプルSに応じて適宜設定することとしてもよい。
また、本実施形態においては、複数のしきい値A1〜A4を用意しておき、吸引速度Vに応じて選択することとしたが、これに代えて、吸引速度Vとしきい値Aとの関係式を記憶しておき、制御装置13から送られてくる吸引量信号Qあるいは吸引速度信号からその都度適正なしきい値Aを算出して設定することとしてもよい。
A しきい値
P 圧力値
S サンプル
1 サンプル分注装置
2 サンプル容器
3 サンプルプローブ
4 管路
8 分注ポンプ
9 圧力センサ
10 判定部
17 比較部
P 圧力値
S サンプル
1 サンプル分注装置
2 サンプル容器
3 サンプルプローブ
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8 分注ポンプ
9 圧力センサ
10 判定部
17 比較部
Claims (3)
- サンプル容器内に挿入されるサンプルプローブと、
該サンプルプローブに接続される管路内の圧力を変動させて、サンプルプローブにサンプル容器内のサンプルを吸引させ、あるいはサンプルプローブ内のサンプルを吐出させる分注ポンプと、
前記サンプルプローブを含む管路内の圧力を検出する圧力センサと、
該圧力センサにより検出された圧力値と分注ポンプによるサンプルの吸引速度とに基づいて、サンプルプローブの詰まりを判定する判定部とを備えるサンプル分注装置。 - 前記判定部が、吸引速度に応じた複数のしきい値を備え、分注ポンプによるサンプルの吸引動作中における圧力センサの検出圧力が、吸引速度に対応するしきい値よりも低いときにサンプルプローブの詰まりを判定する請求項1に記載のサンプル分注装置。
- 前記判定部が、吸引速度に応じた複数のしきい値を備え、分注ポンプによるサンプルの吸引動作終了時点における圧力センサの検出圧力が、吸引速度に対応するしきい値よりも低いときにサンプルプローブの詰まりを判定する請求項1に記載のサンプル分注装置。
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