JP6057754B2 - 臨床用自動分析装置および方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施の形態における臨床用自動分析装置の分注機構の構成例の概要を示す図である。図1において、分注機構は例えば、ノズル101と、ノズル101に接続されるシリンジ102と、給水部103と、この給水部103からの液体を供給する液体流路105と、液体制御弁104と、空気供給部106と、この空気供給部106からの空気を供給する空気流路107と、空気制御弁108と流路接続部110と、圧力センサ111とを有する。
図2は、図1の分注機構において、分注量が多い場合の分注動作の動作例を示す図である。
図4は、図1の分注機構において、攪拌動作の動作例を示す図である。図4では、ノズル内には、試料が入っている。
から反応容器114に吐出された溶液に断続的に空気を吹き付ける。
以上説明した本実施の形態における臨床用自動分析装置によれば、試料または試薬の吸引量または吐出量が所定量以下の場合は、少なくとも空気供給部からノズル先端までの流路を一時的に空気に置換して、シリンジ102の吸引動作により試料または試薬をノズル101内部に吸引し、その後、吸引した試料または試薬の体積以上の空気を空気供給部106から圧送することによって、ノズル101内部に吸引した試料または試薬の全量を吐出し、試料または試薬の吸引量または吐出量が所定量以下ではない場合は、ノズル101内部を空気に置換させず、シリンジ102内部の液体を充填させた状態で、シリンジ102の吸引動作で試料または試薬の吸引を行い、シリンジ102の吐出動作で試料または試薬を吐出し、微少量および従来装置と同様の分注量を同時に扱うことのできる分注方式を提供できるととともに、微小量の分注では、ノズル内部の吐出を精度良く行うことができる。
102 シリンジ
103 給水部
104 液体制御弁
105 液体流路
106 空気供給部
107 空気流路
108 空気制御弁
110 流路接続部
111 圧力センサ
112 吐出位置
113 洗浄装置
114 反応容器
115 判定部
Claims (6)
- 試料と試薬とを混合して反応させた溶液の測定を行う臨床用自動分析装置であって、
前記試料または前記試薬を吸引、吐出するノズルに接続されたシリンジと、
前記ノズルに空気を供給して、前記ノズルが吸引した前記試料または前記試薬を吐出可能とする空気供給部と、
前記ノズルに液体を供給する液体供給部と、
前記試料または前記試薬の吸引量または吐出量が所定量以下であるか否かを判定する判定制御部と、を有し、
前記判定制御部は、前記試料または前記試薬の吸引量または吐出量が所定量以下であると判定した際に、前記空気供給部から空気を供給して少なくとも前記空気供給部から前記ノズル先端までの流路を一時的に空気に置換させた状態で、前記シリンジが有するプランジャーを動作させることにより、前記試料または前記試薬を前記ノズル内部に吸引し、その後、吸引した前記試料または前記試薬の体積以上の空気を前記空気供給部が前記ノズルに供給するように制御することによって、前記ノズル内部に吸引した前記試料または前記試薬の全量を吐出させる第一の動作制御と、前記試料または前記試薬の前記吸引量または前記吐出量が所定量以下ではないと判定した際に、前記液体供給部から前記液体を前記シリンジ内部に充填させた状態で、前記シリンジが有する前記プランジャーを動作させることにより、前記試料または前記試薬を吸引、吐出する第二の動作制御を切り替えて実施する、臨床用自動分析装置。 - 請求項1に記載の臨床用自動分析装置において、
吸引時および吐出時の前記ノズル内の圧力を監視する圧力センサをさらに有し、
前記判定制御部は、前記圧力センサが監視した圧力に基づいて分注が正常に行われたか否かを判定する、臨床用自動分析装置。 - 請求項1または2に記載の臨床用自動分析装置において、
前記判定制御部は、反応容器に吐出された溶液に断続的に空気を吹き付けるように前記空気供給部を動作させる、臨床用自動分析装置。 - 試料または試薬を吸引、吐出するノズルに接続されたシリンジと、前記ノズルに空気を供給して、前記ノズルが吸引した前記試料または前記試薬を吐出可能とする空気供給部と、前記ノズルに液体を供給する液体供給部と、前記試料または前記試薬の吸引量または吐出量が所定量以下であるか否かを判定する判定制御部と、を有し、前記試料と前記試薬とを混合して反応させた溶液の測定を行う臨床用自動分析装置を用いた臨床用自動分析方法であって、
前記判定制御部が、前記ノズルの前記試料または前記試薬の吸引量または前記ノズルの前記試料または前記試薬の吐出量が所定量以下であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにて、所定量以下であると判定した際に、前記判定制御部が、前記空気供給部から空気を供給させて少なくとも前記空気供給部から前記ノズル先端までの流路を一時的に空気に置換させた状態で、前記シリンジが有するプランジャーを動作させることにより、前記試料または前記試薬を前記ノズル内部に吸引させ、その後、吸引した前記試料または前記試薬の体積以上の空気を前記空気供給部が前記ノズルに圧送するように制御することによって、前記ノズル内部に吸引した前記試料または前記試薬の全量を吐出させる第1の分注ステップと、
前記判定ステップにて、所定量以下でないと判定した際に、前記液体供給部から前記液体を前記シリンジ内部に充填させた状態で、前記シリンジが有する前記プランジャーを動作させることにより、前記試料または前記試薬を吸引、吐出する第2の分注ステップと、
を有する、臨床用自動分析方法。 - 請求項4に記載の臨床用自動分析方法において、
前記第1および前記第2の分注ステップは、前記判定制御部が吸引時および吐出時の前記ノズル内の圧力に基づいて分注が正常に行われたか否かを判定する、臨床用自動分析方法。 - 請求項4または5に記載の臨床用自動分析方法において、
前記第1および前記第2の分注ステップは、前記判定制御部が前記空気供給部を動作させて、反応容器に吐出された溶液に断続的に空気を吹き付ける、臨床用自動分析方法。
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