JP2014153176A - 臨床用自動分析装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微少量および従来装置と同様の分注量を同時に扱うための技術を提供する。
【解決手段】吸引量または吐出量が所定量以下の場合は、空気供給部106からノズル101先端までの流路を空気に置換して、シリンジ102の吸引動作により吸引対象をノズル101内部に吸引し、その後、空気を空気供給部106から圧送することによって、ノズル101内部の吸引対象を吐出し、吸引量または吐出量が所定量以下ではない場合は、シリンジ102内部の液体を充填させた状態で、シリンジ102の吸引動作で吸引対象の吸引を行い、シリンジ102の吐出動作で吸引対象を吐出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、臨床用自動分析装置および方法に関する。
本技術分野の背景技術として、例えば、特開平7−260799号公報(特許文献1)がある。この公報には、ノズルを容器側面へ近接、または、接触させて、ノズル先端開口部より吐出された液体を容器側面へ付着させることで吐出を行うことが記載されている。
また、本技術分野の背景技術として、特開2011−209153号公報(特許文献2)がある。この公報には、試薬格納部に空気で圧力をかけて、ノズル先端から液体を微小な液滴として吐出することで微量分注を行うことが記載されている。
さらに、本技術分野の背景技術として、特開2005−87855号公報(特許文献3)がある。この公報には、流路後方から吐出する液体をノズルに供給し、そのノズル内部の液体を別の流路で供給する空気によって、吐出することが記載されている。
さらに、本技術分野の背景技術として、特開平6−273426号公報(特許文献4)がある。この公報には、吸引、吐出動作を行う定注器を、第1切換弁を介して、水供給手段および水充填ラインの一端と接続させる一方、その水充填ラインの他端を、第2切換弁を介して、サンプリングラインと空気圧送ラインとに接続させ、そのサンプリングラインの先端にはサンプルカップと対応する可動式のノズルを取り付ける一方、前記空気圧送ラインには圧力検出手段を設けることが記載されている。
さらに、本技術分野の背景技術として、特開平4−296655号公報(特許文献5)がある。この公報には、ノズル管が液を上流から供給するポンプに接続され、エア供給管からの空気により液体を吐出することが記載されている。
さらに、本技術分野の背景技術として、特開平9−189704号公報(特許文献6)がある。この公報には、試薬配管の一方に試薬容器および試薬ポンプ機構、他方に試薬ノズルおよび液面測定系および液分離機構をもち、液面測定系の信号に基づいてポンプ機構を逆転して試薬の引き戻し過程で液分離機構を動作させて、一定量の試薬を分注することが記載されている。
さらに、本技術分野の背景技術として、特公昭59−33211号公報(特許文献7)がある。この公報には、洗浄液を満たしたノズルにまず空気を注入し、次いで試料を注入することと、反応容器には、まず試料を吐出し、後続して空気を吐出することで試料全部を吐出することが記載されている。
特開平7−260799号公報 特開2011−209153号公報 特開2005−87855号公報 特開平6−273426号公報 特開平4−296655号公報 特開平9−189704号公報 特公昭59−33211号公報
特許文献1に記載されている技術では、吐出量が1μL以下のような極微量である場合、吐出速度が十分ではないためノズルから押し出された液体がノズル先端、または、ノズル周囲に付着してしまう。
また、特許文献2、特許文献3、特許文献6に記載されている技術は、扱う液体が1種類であることを前提としており、吸引、吐出する量によっては、液体を確実に吐出できない。
さらに、特許文献4、特許文献5に記載されている技術では、微少量の液体を確実に吐出できない。
さらに、特許文献7の吐出手段であると、十分に早い速度で吐出することが困難である。また、吐出する量によっては、ノズル先端に液体が付着してしまう。
本発明の目的は、微少量および従来装置と同様の分注量を同時に扱うことのできる分注方式を提供するとともに、微小量の分注では、ノズル内部の吐出を精度良く行うことを可能にする技術を提供することである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
本発明の一実施の形態は、試料と試薬とを混合して反応させた溶液の測定を行う臨床用自動分析装置であって、前記試料または前記試薬を吸引、吐出するノズルに接続されたシリンジを有する。さらに、前記ノズルが吸引した前記試料または前記試薬を吐出可能とする空気供給部を有する。さらに、前記ノズルは、前記試料または前記試薬の吸引量または吐出量が所定量以下の場合は、少なくとも空気供給部からノズル先端までの流路を一時的に空気に置換して、前記シリンジの吸引動作により前記試料または前記試薬をノズル内部に吸引し、その後、吸引した前記試料または前記試薬の体積以上の空気を前記空気供給部から圧送することによって、ノズル内部に吸引した前記試料または前記試薬の全量を吐出する。さらに、前記ノズルは、前記試料または前記試薬の前記吸引量または前記吐出量が所定量以下ではない場合は、前記ノズル内部を空気に置換させず、前記シリンジ内部の液体を充填させた状態で、前記シリンジの吸引動作で前記試料または前記試薬の吸引を行い、前記シリンジの吐出動作で前記試料または前記試薬の吐出を行う。
また、他の実施の形態では、試料と試薬とを混合して反応させた溶液の測定を行う臨床用自動分析方法であって、判定部により、前記試料または前記試薬の吸引量または吐出量が所定量以下か否かを判定する判定ステップを有する。さらに、前記判定ステップにて、前記試料または前記試薬の吸引量または吐出量が所定値以下と判定した場合は、少なくとも空気供給部からノズル先端までの流路を一時的に空気に置換して、シリンジの吸引動作により前記試料または前記試薬をノズル内部に吸引し、その後、吸引した前記試料または前記試薬の体積以上の空気を前記空気供給部から圧送することによって、ノズル内部に吸引した前記試料または前記試薬の全量を吐出し、前記判定ステップにて、前記試料または前記試薬の吸引量または吐出量が所定値以下ではないと判定した場合は、前記ノズル内部を空気に置換させず、前記シリンジ内部の液体を充填させた状態で、前記シリンジの吸引動作で前記試料または前記試薬の吸引を行い、前記シリンジの吐出動作で前記試料または前記試薬を吐出する分注ステップを有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、微少量および従来装置と同様の分注量を同時に扱うことのできる分注方式を提供できる。さらに、微小量の分注では、ノズル内部の吐出を精度良く行うことができる。
本発明の一実施の形態における臨床用自動分析装置の分注機構の構成例の概要を示す図である。 図1の分注機構において、分注量が多い場合の分注動作の動作例を示す図である。 図1の分注機構において、分注量が微量である場合の分注動作の動作例を示す図である。 図1の分注機構において、攪拌動作の動作例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<構成例>
図1は、本発明の一実施の形態における臨床用自動分析装置の分注機構の構成例の概要を示す図である。図1において、分注機構は例えば、ノズル101と、ノズル101に接続されるシリンジ102と、給水部103と、この給水部103からの液体を供給する液体流路105と、液体制御弁104と、空気供給部106と、この空気供給部106からの空気を供給する空気流路107と、空気制御弁108と流路接続部110と、圧力センサ111とを有する。
ノズル101は、試料(たとえば、検査や分析に用いる血清など)または、この試料と混合し反応させるための試薬を吸引し、吐出する。
シリンジ102は、内部にあるプランジャーが上下に動作することで、ノズル101内に定量の試薬、試料、精製水などを吸引、吐出させる。なお、定量するための機構としてシリンジ102を用いたが、提供を吸引、吐出可能な他の機構でもよい。また、ディスポチップを装着するノズルの場合でも、同様の効果を得ることができる。
給水部103は、液体流路105と流路接続部110とを介して精製水をノズル101へ供給する。
液体制御弁104は、給水部103から供給されるノズル101への液体の開放または閉口をする。
空気供給部106は、空気流路107と流路接続部110とを介してノズル101へ空気を圧送することで、ノズル101が吸引した試料または試薬を吐出可能とする。
空気制御弁108は、空気供給部106から圧送されるノズル101への空気の開放または閉口をする。
圧力センサ111は、ノズル101の吸引時および吐出時の圧力を監視することで吸引および吐出状態を監視し、臨床用自動分析装置はこの圧力を元に分注が正常に行われたか否かを判定する。
<分注動作>
図2は、図1の分注機構において、分注量が多い場合の分注動作の動作例を示す図である。
まず、判定部115が、分注量が所定値以下か否かを判定する判定ステップを行う。図2の例では、判定部115は、分注量が所定値(たとえば、1μL)以下ではないと判定するため、分注量が多い場合の分注動作(分注ステップに相当する)をする。
次に、ノズル101の内部を洗浄するために、初期動作として、液体制御弁104が開放された後、給水部103は、液体流路105と流路接続部110とを介して精製水をノズル101へ供給する。
次に、シリンジ102の内部を精製水で充填させた状態で、シリンジ102の内部にあるプランジャーが下方に動作することで、液体流路105を介してノズル101内の精製水を微量だけシリンジ102内へ吸引する。
次に、ノズル101は、吸引対象(たとえば、試薬または試料)を吸引可能な位置まで移動する。
次に、ノズル101は、シリンジ102の吸引動作により吸引対象の吸引を行う。より詳細には、ノズル101は、シリンジ102の内部にあるプランジャーが下方に動作することで、吸引対象を吸引する。なお、この吸引する吸引対象の量は、吐出する量より数μLだけ多い。
次に、臨床用自動分析装置は、ノズル101の吸引時の圧力を元に、分注動作が正常に行われたか否かを判定する。なお、圧力センサ111が監視する吸引時の圧力が所定の値を上回っている場合に、臨床用自動分析装置は、分注動作が正常に行われていないと判定する。
次に、ノズル101は、吐出位置112まで移動する。そして、ノズル101は、シリンジ102の吐出動作により、吸引した吸引対象を吐出する。より詳細には、ノズル101は、シリンジ102の内部にあるプランジャーが上方に動作することで、ノズル101内の吸引対象を反応容器114へ吐出する。なお、この吐出をする量は、吸引をする量より数μLだけ少ない。よって、ノズル101内部には吸引対象が残存している。
次に、臨床用自動分析装置は、ノズル101の吐出時の圧力を元に、分注動作が正常に行われたか否かを判定する。なお、圧力センサ111が監視する吐出時の圧力が所定の値を上回っている場合に、臨床用自動分析装置は、分注動作が正常に行われていないと判定する。
分注動作終了時には、ノズル101は、洗浄装置113がある洗浄位置まで移動する。そして、液体制御弁104が開放され、給水部103は、液体流路105と流路接続部110とを介して精製水をノズル101へ供給する。これによって、ノズル101の内部が洗浄される。なお、給水部103としては、給水ポンプを適用してもよい。
図3は、図1の分注機構において、分注量が微量である場合の分注動作の動作例を示す図である。
まず、判定部115が、分注量が所定値(たとえば、1μL)以下か否かを判定する判定ステップを行う。図3の例では、判定部115は、分注量が所定値以下であると判定するため、分注量が少ない場合の分注動作(分注ステップに相当する)をする。
分注量が少ない場合の分注動作では、まず、ノズル101の内部を洗浄するために、初期動作として、液体制御弁104が開放された後、給水部103は、液体流路105と流路接続部110とを介して精製水をノズル101へ供給する。
次に、精製水にてノズル101の内部を洗浄後、空気制御弁108が開放される。そして、空気流路107を介して、空気供給部106からノズル101へ空気を圧送し、少なくとも空気供給部からノズル先端までの流路を一時的に空気に置換することで、ノズル101内の精製水を洗浄装置113へ吐出する。なお、空気供給部106は、空気ポンプを適用してもよい。
次に、ノズル101は、吸引対象が吸引可能な位置まで移動する。
次に、ノズル101は、シリンジ102の吸引動作により、吸引対象の吸引を行う。より詳細には、ノズル101は、シリンジ102の内部にあるプランジャーが下方に動作することで、ノズル101内へ吸引対象を吸引する。なお、この吸引する吸引対象の量は、圧力センサ111が吸引異常を検出できる量である。
次に、臨床用自動分析装置は、ノズル101の吸引時の圧力を元に、分注動作が正常に行われたか否かを判定する。
次に、ノズル101は、吐出位置112まで移動する。そして、ノズル101は、シリンジ102の吐出動作により、吸引した吸引対象を吐出する。より詳細には、ノズル101は、シリンジ102の内部にあるプランジャーが上方に動作することで、ノズル101内の吸引対象を反応容器114へ吐出する。
次に、ノズル101は、洗浄装置113がある洗浄位置まで移動する。その後、空気制御弁108が開放される。これによって、空気流路107と流路接続部110とを介して、空気を空気供給部106からノズル101へ圧送することで、ノズル101内に残存する吸引対象を洗浄装置113へ吐出する。
次に、ノズル101は、吸引対象を吸引可能な位置まで移動する。
次に、ノズル101は、シリンジ102の吸引動作により、吸引対象の吸引を行う。
次に、ノズル101は、吐出位置112まで移動する。その後、空気制御弁108が開放される。そして、空気流路107と流路接続部110とを介して、吸引した吸引対象の体積以上の空気を空気供給部106からノズル101へ圧送することによって、ノズル101内部に吸引した吸引対象の全量を吐出する。なお、この反応容器114に吐出する際にノズル101へ圧送される空気の圧力は、洗浄装置113に吐出する際にノズル101へ圧送される空気の圧力よりも高い。
次に、ノズル101の内部を洗浄するために、液体制御弁104が開放される。そして、給水部103は、精製液をシリンジ102内へ供給する。
なお、圧力センサ111により吸引時および吐出時の圧力を監視し圧力センサが監視した圧力を元に分注が正常に行われたか否かを判定することは、上述した分注動作にて必ずしも行う必要はない。
<攪拌動作>
図4は、図1の分注機構において、攪拌動作の動作例を示す図である。図4では、ノズル内には、試料が入っている。
まず、空気制御弁108が開放される。これによって、空気流路107と流路接続部110とを介して、空気を空気供給部106からノズル101へ圧送することで、ノズル101内の試料を反応容器114へ吐出する。
次に、ノズル101は、試薬を吸引可能な位置まで移動する。
次に、ノズル101は、シリンジ102の吸引動作により、ノズル101内へ試薬を吸引する。
次に、ノズル101は、吐出位置112まで移動する。その後、空気制御弁108が開放される。そして、空気流路107と流路接続部110とを介して、微量の空気を空気供給部106からノズル101へ圧送することで、ノズル101内の微量の試薬を反応容器114へ吐出する。
その後、所定間隔ごとに空気制御弁108の開放と閉口とを交互に行い、ノズル101
から反応容器114に吐出された溶液に断続的に空気を吹き付ける。
ノズル101から吹き付けられる空気により、反応容器114内の液面に液面運動が起こり、これにより、反応容器114内の溶液が混合される。
なお、この攪拌動作は上述した分注動作と必ずしも組み合わせて行う必要はなく、単独で適用するようにしても良い。
<本実施の形態の効果>
以上説明した本実施の形態における臨床用自動分析装置によれば、試料または試薬の吸引量または吐出量が所定量以下の場合は、少なくとも空気供給部からノズル先端までの流路を一時的に空気に置換して、シリンジ102の吸引動作により試料または試薬をノズル101内部に吸引し、その後、吸引した試料または試薬の体積以上の空気を空気供給部106から圧送することによって、ノズル101内部に吸引した試料または試薬の全量を吐出し、試料または試薬の吸引量または吐出量が所定量以下ではない場合は、ノズル101内部を空気に置換させず、シリンジ102内部の液体を充填させた状態で、シリンジ102の吸引動作で試料または試薬の吸引を行い、シリンジ102の吐出動作で試料または試薬を吐出し、微少量および従来装置と同様の分注量を同時に扱うことのできる分注方式を提供できるととともに、微小量の分注では、ノズル内部の吐出を精度良く行うことができる。
また、ノズル101の吸引時および吐出時の圧力を監視する圧力センサ111が監視した圧力を元に分注が正常に行われたか否かを判定することで、吸引量,吐出量が微量である場合であっても、吸引,吐出可能な対象かを判定できる。
また、反応容器114内に吐出された溶液の混合を、空気供給部106により、断続的に空気を吹き付けることで、反応容器114内の液面に液面運動が起こり、これにより、反応容器114内の溶液が混合され、攪拌用の機器がなくても、攪拌できるようになる。
以上、本発明によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
101 ノズル
102 シリンジ
103 給水部
104 液体制御弁
105 液体流路
106 空気供給部
107 空気流路
108 空気制御弁
110 流路接続部
111 圧力センサ
112 吐出位置
113 洗浄装置
114 反応容器
115 判定部

Claims (6)

  1. 試料と試薬とを混合して反応させた溶液の測定を行う臨床用自動分析装置であって、
    前記試料または前記試薬を吸引、吐出するノズルに接続されたシリンジと、
    前記ノズルが吸引した前記試料または前記試薬を吐出可能とする空気供給部と、を有し、
    前記ノズルは、前記試料または前記試薬の吸引量または吐出量が所定量以下の場合は、少なくとも空気供給部からノズル先端までの流路を一時的に空気に置換して、前記シリンジの吸引動作により前記試料または前記試薬をノズル内部に吸引し、その後、吸引した前記試料または前記試薬の体積以上の空気を前記空気供給部から圧送することによって、ノズル内部に吸引した前記試料または前記試薬の全量を吐出し、前記試料または前記試薬の前記吸引量または前記吐出量が所定量以下ではない場合は、前記ノズル内部を空気に置換させず、前記シリンジ内部の液体を充填させた状態で、前記シリンジの吸引動作で前記試料または前記試薬の吸引を行い、前記シリンジの吐出動作で前記試料または前記試薬を吐出する、臨床用自動分析装置。
  2. 請求項1に記載の臨床用自動分析装置において、
    前記ノズルの吸引時および吐出時の圧力を監視する圧力センサをさらに有し、
    前記圧力センサが監視した圧力を元に分注が正常に行われたか否かを判定する、臨床用自動分析装置。
  3. 請求項1または2に記載の臨床用自動分析装置において、
    前記空気供給部により、反応容器に吐出された溶液に断続的に空気を吹き付ける、臨床用自動分析装置。
  4. 試料と試薬とを混合して反応させた溶液の測定を行う臨床用自動分析方法であって、
    判定部により、前記試料または前記試薬の吸引量または吐出量が所定量以下か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにて、前記試料または前記試薬の吸引量または吐出量が所定値以下と判定した場合に、少なくとも空気供給部からノズル先端までの流路を一時的に空気に置換して、シリンジの吸引動作により前記試料または前記試薬をノズル内部に吸引し、その後、吸引した前記試料または前記試薬の体積以上の空気を前記空気供給部から圧送することによって、ノズル内部に吸引した前記試料または前記試薬の全量を吐出し、前記判定ステップにて、前記試料または前記試薬の吸引量または吐出量が所定値以下ではないと判定した場合は、前記ノズル内部を空気に置換させず、前記シリンジ内部の液体を充填させた状態で、前記シリンジの吸引動作で前記試料または前記試薬の吸引を行い、前記シリンジの吐出動作で前記試料または前記試薬を吐出する分注ステップと、
    を有する、臨床用自動分析方法。
  5. 請求項4に記載の臨床用自動分析方法において、
    前記分注ステップは、前記ノズルの吸引時および吐出時の圧力を監視し、監視した前記圧力を元に分注が正常に行われたか否かを判定する、臨床用自動分析方法。
  6. 請求項4または5に記載の臨床用自動分析方法において、
    前記分注ステップは、前記空気供給部により、反応容器に吐出された溶液に断続的に空気を吹き付ける、臨床用自動分析方法。

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