JP2016217867A - オートサンプラ - Google Patents

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【課題】ニードル先端から吸入された液の純度を保つことができるオートサンプラを提供する。
【解決手段】オートサンプラは、シリンジポンプ20、ニードル8、計量流路、エア供給部30、3方電磁弁28、サンプルループ12及び流路切替機構を備えている。計量流路は、シリンジポンプ20とニードル8との間が連通されることによって構成される。3方電磁弁28は、計量流路のシリンジポンプ20とニードル8との間にエア供給部30を接続するか否かを切り替える。サンプルループ12は、ニードル先端から吸入された液を保持する。流路切替機構は、移動相を送液する送液装置と試料を成分ごとに分離する分析カラム32との間に、サンプルループ12を介在させた状態と介在させない状態に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンジポンプとニードルを用いて試料の自動採取を行なうオートサンプラに関するものである。
試料の分析を自動で行なう自動分析装置では、試料を自動的に採取して分析装置に導入するオートサンプラが用いられている。例えば、液体クロマトグラフ用のオートサンプラは、通常、シリンジポンプとニードルとを連通させ、ニードル先端から試料を吸入してサンプルループにその試料を滞留させた後、移動相を送液する送液ポンプと分析カラムとの間にサンプルループを介挿することで、送液ポンプからの移動相によって試料を分析カラムへ導入するようになっている(特許文献1参照。)。
特開2012−163334
上記のオートサンプラでは、ニードル先端から試料などの液を吸入する際、シリンジポンプからニードル先端までの流路内は移動相などの液で満たされていることが一般的である。流路内が液で満たされた状態でニードル先端から液を吸入すると、吸入した液が流路内の液と混合されてしまい、吸入した液の純度が低下する。特に、シリンジポンプとニードルを用いて、試料などの液を吸入して別の容器に分注するような動作を行なう場合に、液の純度を保ったまま分注することができなくなり、問題となる。
また、シリンジポンプとニードルを用いて試料を吸入した後、インジェクションポートを通じてサンプルループに所定量の試料を注入する、いわゆるループ注入方式のオートサンプラにおいても、ニードル先端から試料を吸入した際に試料が流路内の液と混合されると、サンプルループに注入された試料の純度が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、ニードル先端から吸入された液の純度を保つことができるオートサンプラを提供することを目的とするものである。
本発明に係るオートサンプラの一実施形態は、シリンジポンプ、ニードル、計量流路、エア供給部、エア供給切替部、サンプルループ及び流路切替機構を備えたものである。計量流路は、シリンジポンプとニードルとの間が連通されることによって構成される。エア供給切替部は、計量流路のシリンジポンプとニードルとの間にエア供給部を接続するか否かを切り替える。サンプルループは、ニードル先端から吸入された液を保持する。流路切替機構は、移動相を送液する送液装置と試料を成分ごとに分離する分析カラムとの間に、サンプルループを介在させた状態と介在させない状態に切り替える。
本発明に係るオートサンプラの一実施形態では、エア供給部と、計量流路のシリンジポンプとニードルとの間にエア供給部を接続するか否かを切り替えるエア供給切替部を備えているので、エア供給部からニードル先端に向かってエアを供給することができる。これにより、計量流路内をガスパージすることができる。ニードル先端から液を吸入する前に計量流路内のガスパージを行なうことで、ニードル先端からの液の吸入時に計量流路のニードル先端側の流路内に液が存在しなくなり、ニードル先端から吸入された液が流路内の液と混合されることがなくなる。これにより、液の純度を維持しながら分注したり注入したりすることができる。
オートサンプラの一実施例を示す流路構成図である。 同実施例の試料吸入時の流路構成を示す図である。 同実施例の試料導入前の流路構成を示す図である。 同実施例の試料導入時の流路構成を示す図である。 同実施例の計量流路パージ時の流路構成を示す図である。 同実施例の制御系統を概略的に示すブロック図である。 オートサンプラの他の実施例を示す流路構成図である。 同実施例の試料吸入時の流路構成を示す図である。 同実施例の試料注入時の流路構成を示す図である。 同実施例の試料導入時の流路構成を示す図である。 同実施例の計量流路パージ時の流路構成を示す図である。
オートサンプラの一実施形態において、ニードルを移動させるニードル移動機構と、シリンジポンプ、ニードル移動機構、エア供給切替部及び流路切替機構を制御する制御部と、をさらに備え、制御部は、ニードル先端から液の吸入を行なう前に、エア供給部からのエアを計量流路を通じてニードル先端から噴出させるパージ動作部を有することが好ましい。そうすれば、ニードル先端から液を吸入する前のガスパージが自動的になされるようになる。
上記の場合、ニードル先端を挿入させ、ニードル先端から排出された液及び気体を排出するためのドレインポートをさらに備え、パージ動作部は、ニードル先端をドレインポートに挿入した状態で行なうことが好ましい。そうすれば、装置内を汚すことなく計量流路内のガスパージを実行することができる。
本発明に係るオートサンプラは、全量注入方式のオートサンプラに適用することができる。その一実施形態では、先端にニードルを有し、ニードルの基端側にサンプルループを有するサンプリング流路と、ニードル先端を挿入させてサンプリング流路を接続するインジェクションポートと、を備えている。計量流路は、シリンジポンプがサンプリング流路の基端側に接続されることによって構成される。流路切替機構は、シリンジポンプとサンプリング流路の基端との間を接続した状態と、サンプリング流路の基端と送液装置との間及びインジェクションポートと分析カラムを接続した状態に切り替える切替バルブからなり、エア供給切替部は、シリンジポンプと切替バルブとの間を接続する流路上に設けられている。かかる全量注入方式のオートサンプラでは、送液装置と分析流路との間に介挿されるサンプリング流路上にエア供給切替部を設けると、それがデッドボリュームとなって試料の拡散によるピーク感度の低下を招く。そのため、送液装置と分析流路との間に介挿されない流路、すなわちシリンジポンプと切替バルブとの間を接続する流路上にエア供給切替部を設けることで、上記問題を防止できる。
また、本発明に係るオートサンプラは、ループ注入方式のオートサンプラに適用することもできる。その一実施形態では、先端にニードルを有するサンプリング流路と、ニードル先端を挿入させてサンプリング流路を接続するインジェクションポートと、を備えている。計量流路は、シリンジポンプがサンプリング流路の基端側に接続されることによって構成される。流路切替機構は、インジェクションポートとサンプルループの一端との間を接続するとともにサンプルループの他端をドレインに接続した状態と、サンプルループの一端と送液装置との間を接続するとともにサンプルループの他端と分析カラムとの間を接続した状態に切り替える切替バルブにより構成されている。かかるループ注入方式のオートサンプラでは、ニードル先端から吸入した試料をインジェクションポートを介してサンプルループに注入し、その後、サンプルループが送液装置と分析カラムとの間に介挿されるように切替バルブによって流路構成を切り替えるものである。
オートサンプラの実施例について図面を用いて説明する。
まず、図1用いて、液体クロマトグラフに組み込まれた全量注入方式のオートサンプラの一実施例の流路構成を説明する。
2台の送液ポンプ2a,2bにより送液される液がミキサ4で混合され、その混合液が流路5を通じてオートサンプラに導入される。オートサンプラは、高圧バルブ6と低圧バルブ14を流路切替機構として備えており、これらのバルブ6,14の切替えによって流路構成が切り替えられる。高圧バルブ6は(1)−(6)の6つのポートを有するロータリー式の2ポジションバルブである。低圧バルブ14は同一円周上に配置された6つのポート(1)−(6)と、その中心に設けられたポート(7)を有するロータリー式バルブである。
高圧バルブ6のポート(6)に、ミキサ4から流出する移動相を送液するための移動相送液流路5が接続されている。高圧バルブ6のポート(1)には、先端にニードル8が接続され、ニードル8の基端側にサンプルループ12を備えたサンプリング流路10の基端が接続されている。ニードル8は先端が鉛直下方を向いた状態で、ニードル移動機構9によって水平面内方向と鉛直方向へ移動させられる。
高圧バルブ6のポート(2)は流路16を介して低圧バルブ14のポート(1)と接続されている。高圧バルブ6のポート(3)はドレインへ通じるドレインポートであり、ポート(4)にはインジェクションポート22が接続されている。ポート(5)は分析カラム32及び検出器34へ通じる分析流路31が接続されている。
液の吸入と吐出を行なうためのシリンジポンプ20が設けられている。シリンジポンプ20は液の吸入・吐出口を2つもち、その一方の吸入・吐出口が低圧バルブ14のポート(2)に接続され、他方がポート(7)に接続されている。低圧バルブ14は、シリンジポンプ20の吸入・吐出口が接続されているポート(2)及び(7)のいずれか一方をポート(1)に接続した状態にすることができる。高圧バルブ6においてポート(1)−(2)間が接続され、低圧バルブ14においてポート(1)−(7)間又はポート(1)−(2)間が接続されることで、シリンジポンプ20からニードル8までが連通した計量流路が構成される。
シリンジポンプ20の吸入・吐出口と低圧バルブ14のポート(7)との間を接続する流路18上に、エア供給切替機構としての3方電磁弁28が設けられ、3方電磁弁28を介してエア供給部30が流路18に接続されている。エア供給部30は、常温の又は加熱された圧縮気体を供給するものであり、例えばガスボンベやエアコンプレッサなどが挙げられる。3方電磁弁28は、低圧バルブ14のポート(7)とシリンジポンプ20との間を連通させるか、又は低圧バルブ14のポート(7)とエア供給部30との間を連通させるかを選択的に切り替えるものである。
図において、低圧バルブ14のポート(3)−(5)の接続先は省略されているが、これらのポート(3)−(5)は例えば洗浄液を収容した洗浄液ボトルに接続されており、必要に応じて、シリンジポンプ20を洗浄液ボトルに接続して洗浄液を吸入し、流路内の洗浄に用いたり、洗浄ポート(図示は省略)に供給したりすることができる。
ニードル8が移動可能な範囲内にドレインポート26が設けられている。ドレインポート26は上面側にニードル8の先端を挿入させる開口を有し、ニードル26先端から吐出された液や気体を排出するためのものである。
この実施例の動作について説明すると、試料の吸入を行なう際は、図2の太線で示されているように、高圧バルブ6においてポート(1)−(2)間を連通させるとともに低圧バルブ14においてポート(1)−(7)間を連通させ、シリンジポンプ20からニードル8までを連通させる。そして、ニードル8の先端を所定の試料容器24に挿入し、シリンジポンプ20を吸入駆動することにより、試料をサンプルループ12に保持させる。
試料を吸入した後、図3に示されているように、ニードル8の先端をインジェクションポート22に挿入する。その後、図4に示されているように、高圧バルブ6を、ポート(1)−(6)間、ポート(4)−(5)間を連通させた状態に切り替えることで、サンプリング流路10が移動相送液流路5と分析流路31と間に介挿される。これにより、サンプルループ12に滞留していた試料が移動相送液流路5からの移動相によって分析流路31に導入される。分析流路31に導入された試料は、分析カラム32で成分ごとに分離され、検出器34で検出される。
また、この実施例のオートサンプラは、サンプリング流路10内のパージ動作を行なうことができる。パージ動作は、図5の太線で示されているように、エア供給部30からニードル8までを連通させるとともに、ニードル8をドレインポート26に挿入した状態で、エア供給部30から常温の又は加熱された気体を供給することにより行なう。このパージ動作により、3方電磁弁28からニードル8までの間の流路内の液がドレインポート28に吐出され、流路内壁面が乾燥する。このパージ動作を、ニードル8の先端から試料などの液を吸入する前に実行することにより、ニードル8の先端から吸入された液の純度を維持することができる。
この実施例のオートサンプラの制御系統を図6に示す。
高圧バルブ6、ニードル駆動機構9、低圧バルブ14、シリンジポンプ20及び3方電磁弁28の動作は制御部36によって制御される。制御部36は、例えばこの実施例のオートサンプラに設けられたコンピュータと種々のプログラムを格納した記憶装置によって構成されるものである。制御部36は、ニードル8の先端からの液の吸入を行なう前に、上記のパージ動作を実行するように構成されたパージ動作部38を備えている。パージ動作部38は、制御部36を構成する記憶装置に格納されたプログラムをコンピュータが実行することによって実現される機能である。
なお、エア供給部30は、シリンジポンプ20と低圧バルブ14のポート(7)の間を接続する流路18の途中から気体を供給するように設けられているが、パージ動作によってサンプリング流路10内をパージできる位置であればどのような位置に接続されていてもよい。例えば高圧バルブ6と低圧バルブ14の間を接続している流路16の途中から気体を供給するように設けられていてもよい。
次に、ループ注入方式のオートサンプラの一実施例について、図7を用いて説明する。
この実施例のオートサンプラは、流路切替機構として高圧バルブ106と低圧バルブ114を備えている。高圧バルブ106は(1)−(6)の6つのポートを有するロータリー式の2ポジションバルブである。低圧バルブ114は同一円周上に配置された6つのポート(1)−(6)と、その中心に設けられたポート(7)を有するロータリー式バルブである。
移動相送液流路5は高圧バルブ106のポート(1)に、分析流路31は高圧バルブ106のポート(2)に接続されている。高圧バルブ106のポート(3)にはサンプルループ112を備えた試料保持流路110の一端、ポート(6)には試料保持流路110の他端が接続されている。高圧バルブ106のポート(4)にはインジェクションポート122が接続され、ポート(5)はドレインへ通じるドレインポートである。
低圧バルブ114のポート(1)に、先端にニードル108が接続されたサンプリング流路116の基端が接続されている。ニードル108はニードル駆動機構109によって水平面内方向及び鉛直方向へ移動させられる。
シリンジポンプ120は液の吸入・吐出口を2つもち、その一方の吸入・吐出口が低圧バルブ114のポート(2)に接続され、他方がポート(7)に接続されている。低圧バルブ114は、シリンジポンプ120の吸入・吐出口が接続されているポート(2)及び(7)のいずれか一方をポート(1)に接続した状態にすることができる。低圧バルブ114においてポート(1)−(7)間又はポート(1)−(2)間が接続されることで、シリンジポンプ120からニードル108までが連通した計量流路が構成される。
シリンジポンプ120の吸入・吐出口と低圧バルブ114のポート(7)との間を接続する流路118上に、エア供給切替機構としての3方電磁弁128が設けられ、3方電磁弁128を介してエア供給部130が流路118に接続されている。3方電磁弁128及びエア供給部130は、図1の実施例における3方電磁弁28及びエア供給部30と同じである。
この実施例の動作について説明すると、試料の吸入を行なう際は、図8の太線で示されているように、低圧バルブ114においてポート(1)−(7)間を連通させてシリンジポンプ20からニードル8までを連通させる。そして、ニードル108の先端を所定の試料容器124に挿入し、シリンジポンプ120を吸入駆動することにより、試料をサンプリング流路116内に吸入する。
試料を吸入した後、図9に示されているように、高圧バルブ106を、ポート(1)−(2)間、ポート(3)−(4)間、ポート(5)−(6)間を連通させた状態にし、ニードル108の先端をインジェクションポート122に挿入して、所定量の試料をインジェクションポート22を介してサンプルループ112に注入する。
その後、図10に示されているように、高圧バルブ6を、ポート(2)−(3)間、ポート(1)−(6)間を連通させた状態に切り替えることで、試料保持流路110が移動相送液流路5と分析流路31と間に介挿される。これにより、サンプルループ112に滞留していた試料が移動相送液流路5からの移動相によって分析流路31に導入される。分析流路31に導入された試料は、分析カラム32で成分ごとに分離され、検出器34で検出される。
この実施例のオートサンプラは、サンプリング流路116内のパージ動作を行なうことができる。パージ動作は、図11の太線で示されているように、エア供給部130からニードル108までを連通させるとともに、ニードル108をドレインポート126に挿入した状態で、エア供給部130から常温の又は加熱された気体を供給することにより行なう。このパージ動作により、3方電磁弁128からニードル108までの間の流路内の液がドレインポート128に吐出され、流路内壁面が乾燥する。このパージ動作を、ニードル108の先端から試料などの液を吸入する前に実行することにより、ニードル108の先端から吸入された液の純度を維持することができる。
2a,2b 送液ポンプ
4 ミキサ
5 移動相送液流路
6,106 高圧バルブ
8,108 ニードル
9,109 ニードル移動機構
10,116 サンプリング流路
12,112 サンプルループ
14,114 低圧バルブ
16,18,118 流路
20,120 シリンジポンプ
22,122 インジェクションポート
24,124 試料容器
26,126 ドレインポート
28,128 3方電磁弁
30,130 エア供給部
31 分析流路
32 分析カラム
34 検出器
36 制御部

Claims (5)

  1. シリンジポンプと、
    ニードルと、
    前記シリンジポンプと前記ニードルとの間が連通されることによって構成される計量流路と、
    エアを供給するエア供給部と、
    前記計量流路の前記シリンジポンプと前記ニードルとの間に前記エア供給部を接続するか否かを切り替えるエア供給切替部と、
    前記ニードル先端から吸入された液を保持するサンプルループと、
    移動相を送液する送液装置と試料を成分ごとに分離する分析カラムとの間に、前記サンプルループを介在させた状態と介在させない状態に切り替える流路切替機構と、を備えたオートサンプラ。
  2. 前記ニードルを移動させるニードル移動機構と、
    前記シリンジポンプ、前記ニードル移動機構、前記エア供給切替部及び前記流路切替機構を制御する制御部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記ニードル先端から液の吸入を行なう前に、前記エア供給部からのエアを前記計量流路を通じて前記ニードル先端から噴出させるパージ動作部を有する請求項1に記載のオートサンプラ。
  3. 前記ニードル先端を挿入させ、前記ニードル先端から排出された液及び気体を排出するためのドレインポートをさらに備え、
    前記パージ動作部は、前記ニードル先端を前記ドレインポートに挿入した状態で行なう請求項2に記載のオートサンプラ。
  4. 先端に前記ニードルを有し、前記ニードルの基端側に前記サンプルループを有するサンプリング流路と、
    前記ニードル先端を挿入させて前記サンプリング流路を接続するインジェクションポートと、を備え、
    前記計量流路は、前記シリンジポンプが前記サンプリング流路の基端側に接続されることによって構成される流路であり、
    前記流路切替機構は、前記シリンジポンプと前記サンプリング流路の基端との間を接続した状態と、前記サンプリング流路の基端と前記送液装置との間及び前記インジェクションポートと前記分析カラムを接続した状態に切り替える切替バルブからなり、
    前記エア供給切替部は、前記シリンジポンプと前記切替バルブとの間を接続する流路上に設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載のオートサンプラ。
  5. 先端に前記ニードルを有するサンプリング流路と、
    前記ニードル先端を挿入させて前記サンプリング流路を接続するインジェクションポートと、を備え、
    前記計量流路は、前記シリンジポンプが前記サンプリング流路の基端側に接続されることによって構成される流路であり、
    前記流路切替機構は、前記インジェクションポートと前記サンプルループの一端との間を接続するとともに前記サンプルループの他端をドレインに接続した状態と、前記サンプルループの一端と前記送液装置との間を接続するとともに前記サンプルループの他端と前記分析カラムとの間を接続した状態に切り替える切替バルブにより構成されている請求項1から3のいずれか一項に記載のオートサンプラ。
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