JP2007322082A - 床冷暖房用マット - Google Patents

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Abstract

【課題】床材の変形を防止することができる床冷暖房用マットを提供する。
【解決手段】略平行に配置された複数の長尺な小根太と、小根太に隣接して設置されたパネルと、パネルに設けられた溝に埋設された冷熱媒流通管とを備え、小根太が前記冷熱媒流通管を通すための不連続部を小根太の中間部に有する床冷暖房用マットにおいて、隣接する小根太の中心軸間が250mm以下であり、それぞれの小根太に設けられた不連続部が小根太の長手方向と直交する方向に並んでいることを特徴とする床冷暖房用マットとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、床冷暖房に用いられる床冷暖房用マットに関する。詳しくは、床材の変形を防止することができる床冷暖房用マットに関する。
近年、一般住宅や宿泊施設などの建築物において、居住性を高めるために床冷暖房が使用されている。この床冷暖房に用いられる従来の床冷暖房システムは、図8のとおりである。床冷暖房システム100は、床面の下に、熱拡散用の放熱シート(図示省略)を床面側の面(以下「表面」という。)に貼り付けた床冷暖房用マット101を備えている。床冷暖房用マット101は、ヘッダ102を介して冷熱媒供給源103と接続されている。冷熱媒供給源103には、ボイラや冷凍機コンプレッサなどが使用され、ヘッダ102と冷熱媒供給源103とは、冷熱媒の往き管104及び戻り管105で接続されている。床冷暖房用マット101には、平面状に複数の細長い木製支持体(以下「小根太」という。)107、107、…が略平行に配置されている。この小根太の107、107、…の間隔は、一般に建築物において根太が配置される間隔であり、303mmとされる。小根太107、107、…には、パネル108、108、…が隣接して設置され、このパネル108、108、…にヘッダ102及び冷熱媒流通管(以下「配管」ということがある。)106、106が埋設される。配管106、106は、床冷暖房用マット101の全体を巡るように配置され、両端がヘッダ102に接続される。小根太107、107、…には、配管106、106を床冷暖房用マット101全体に巡らすため、配管106、106を通す溝部(以下「不連続部」という。)109、109、…が刻設されている。床面は、床冷暖房用マット101の上に床材110を並べて固定することで構成される。床材110は、長尺の板材であり、小根太107、107、…とそれぞれの長手方向を直交する向きで、接着剤とステープルとの併用などにより取り付けられる。なお、図8では、見易さのために、1枚の床材110のみを破線で示す。また、特許文献1には、不連続部109、109、…を挟んで床冷暖房用マット101の端部に小小根太111を設ける技術が開示されている。かかる構成によれば、床冷暖房用マットの強度及び工作性が改善するとされている。
これにより、床冷暖房システム100では、暖房時には、冷熱媒供給源103において加温された熱媒が、往き管104でヘッダ102に供給される。熱媒は、ヘッダ102で各配管106、106へ供給され、配管106、106を通って床冷暖房用マット101を循環した後にヘッダ102へ戻る。そして、熱媒は、ヘッダ102から戻り管105で冷熱媒供給源103へ送られる。これにより、床冷暖房用マット101は熱媒により加熱され、床冷暖房用マット101で温められた床面が、輻射熱で室内を暖房する。一方、冷房時は、冷熱媒供給源103において冷却された冷媒が、ヘッダ102に供給される。これにより床冷暖房用マット101が冷却され、床冷暖房用マット101で冷やされた床面が室内から吸熱することで冷房される。
この床冷暖房を行う床冷暖房システムは、建築物の新築では、建築過程で設置される。一方で、既存の住宅では、床面を一度撤去して床冷暖房システムを設置することは、大きな改築となり、長期の施工期間と多額の費用が必要となる。そのため、既存の床面の上に床冷暖房システムを後付けで取り付けることが行われている。
特開平9−119656号公報
しかし、この床面に使用される床材には、床冷暖房などにより温度や湿度が変化することで、反りや寸法変化などの変形が生じる場合があった。既存の住宅に後付けにより床冷暖房システムを設置する場合には、施工条件から床材の材質や厚さなどが制限されることがあり、床材が変形しやすいという問題があった。特に、小根太の不連続部に床材の幅方向端部が配置されたときには、不連続部では床材を小根太に固定することができないため、床材を固定しない範囲が大きくなり、床材が変形しやすいという問題があった。
そこで、本発明は、床材の変形を防止することができる床冷暖房用マットを提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、小根太を適切に配置することにより、床材が変形しないように床材を小根太に固定できることを見出し、本発明を完成するに至った。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、略平行に配置された複数の長尺な小根太(11a、11b、…)と、小根太に隣接して設置されたパネル(14、14、…)と、パネルに設けられた溝に埋設された冷熱媒流通管(15、31、43、…)とを備え、小根太が冷熱媒流通管を通すための不連続部(12、12、…)を小根太の中間部に有する床冷暖房用マット(10、30、40)において、隣接する小根太の中心軸間が250mm以下であり、それぞれの小根太に設けられた不連続部が小根太の長手方向と直交する方向に並んでいることを特徴とする床冷暖房用マットを提供することにより前記課題を解決する。
ここで、「並んでいる」とは、それぞれの小根太に設けられた不連続部が、小根太の長手方向と直交する方向に見て、「共通して重なる部分を有している」ことを意味する。なお、この並びは1列に限られない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の床冷暖房用マット(10、30、40)において、不連続部(12、12、…)の長手方向の大きさが130mm以下であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の床冷暖房用マット(10、30、40)において、一部または全部の小根太(11a、11b、…)が長手方向に複数の不連続部(12、12、…)を有し、すべての不連続部の小根太長手方向の中心間の距離が、nを自然数としたときに150×n±20mmであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット(10、30、40)において、幅が15mm〜30mmである小根太(11a、11b、…)を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット(10、30、40)において、幅が15mm〜30mmの小根太(11a、11b、…)と、幅が35mm〜60mmの小根太とを備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット(10、30、40)において、パネル(14、14、…)の厚さが10mm以下であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット(10、30、40)において、小根太(11a、11b、…)の長手方向と直交する方向に巻き取りを可能とする巻き取り手段を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット(10、30、40)において、小根太(11a、11b、…)の長手方向と直交する方向、及び/または平行方向に折り畳み可能とする折り畳み手段を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、小根太の中心軸間を250mm以下と通常より狭くすることで、床材が小根太に固定される部分が多くなるため、床材の変形を防止することができる。また、それぞれの小根太に設けられた不連続部が、床材の長手方向と直交する方向に並んでいるため、並べられた不連続部全体での長手方向の大きさ(以下「不連続部全体の大きさ」ということがある。)より幅広の床材を使用し、並べられた不連続部を覆うように床材を配置することで、床材を不連続部の両端の小根太及び小小根太で固定して取り付けることができる。これにより、床材の幅方向端部が不連続部に配置されないため、床材の変形を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、小根太に設けられた不連続部の長手方向の大きさ(以下「不連続部の大きさ」ということがある。)が130mm以下であるため、並べられた不連続部において共通して重なる部分を大きくすることにより、一般に流通している最小幅150mmの床材であっても、並べられた不連続部を覆い、不連続部の両端の小根太で固定して取り付けることができる。これにより、床材の幅によらずに、床材の変形を防止することが可能である。
請求項3に記載の発明によれば、一般に流通している床材の幅は概ね150mmの自然数倍であるため、長手方向に複数の不連続部を有する小根太について、すべての不連続部の中心間の距離を150×n±20mm(nは自然数を表す。)とすることで、すべての不連続部を床材で覆い、不連続部の両端の小根太で床材を固定して取り付けることができる。これにより、小根太が長手方向に複数の不連続部を有している場合であっても、すべての不連続部において床材の変形を防止することが可能である。なお、±20mmは、床材が不連続部を覆って確実に取り付けられるための許容範囲である。
請求項4に記載の発明によれば、一般的にパネルには発泡樹脂が用いられており、小根太は木材であることから小根太はパネルより熱伝導率が良く、小根太を多くすると、小根太と室外との熱交換により、冷暖房の効率が低下する。そのため、通常使用される小根太より細い幅15mm〜30mmの小根太を使用することで、小根太と室外との熱交換を減らし、冷暖房の効率を向上させることができる。また、合わせて床冷暖房用マットを軽量化することが可能である。
請求項5に記載の発明によれば、幅15mm〜30mmの小根太と、通常使用される幅35mm〜60mmの小根太とを備えることで、床冷暖房用マットの冷暖房の効率を向上させるとともに、強度を確保することができる。また、幅35mm〜60mmの小根太を床材の長さに応じて配置することで、床材の長手方向端部を幅35mm〜60mmの小根太で固定することが可能である。これにより、床材が太い小根太で支持されるため、床面の強度を確保することができる。
請求項6に記載の発明によれば、小根太の配置間隔を狭くすることで床冷暖房用マットの強度が向上するため、パネルの厚さを10mm以下とすることで、床冷暖房用マットの厚さを薄くすることができる。これにより、既存の床面に取り付ける場合であっても、床面の上昇を低減することができる。また、床冷暖房用マットを軽量化することができる。
請求項7に記載の発明によれば、床冷暖房用マットを長手方向と直交する方向に巻くことにより、容易に床冷暖房用マットを搬送することができる。
請求項8に記載の発明によれば、床冷暖房用マットに折り畳み手段を備え、床冷暖房用マットを長手方向と直交する方向、及び/または平行方向に折り畳むことにより、容易に床冷暖房用マットを搬送することができる。特に、パネルの厚さが薄く、巻きによってはパネルが割れてしまう場合に、折り畳み手段を用いることで折り畳み可能となるため、有効である。
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明するが、以下に説明するものは本発明の実施形態の一例であって、本発明はその要旨を超えない限り以下の説明になんら限定されるものではない。
図1は、1つの実施形態にかかる一部に床面20を設置した床冷暖房用マット10の平面図である。なお、図1において、同一の部材が繰り返し現れる場合には、一部の部材のみに符号を付して、他の部材の符号は省略する。床冷暖房用マット10は、床面20の下に配置され、冷熱媒供給源と、往き管及び戻り管を介して接続されている。図1では、図の見易さのために、床面20を構成する床材21、21、…を破線で示す。床冷暖房用マット10の表面には、熱拡散用の放熱シート(図示省略)が貼り付けられている。床冷暖房用マット10は、幅(紙面上下方向の大きさ。以下同じ。)が1800mm、長さ(紙面左右方向の大きさ。以下同じ。)が約900mmである。床冷暖房用マット10には、長尺な小根太11b、11a、11b、11a、…(以下「小根太11a、11b、…」とする。)が、床冷暖房用マット10の幅方向に向けて略並行に配置されている。ここでは、5本の小根太11a、11b、…が配置されている。各小根太11a、11b、…は、中間部に不連続部12、12、…を有することで、端部に小小根太13a、13b、…を有している。各小根太11a、11b、…には、隣接して硬質ポリプロピレンなどの発泡樹脂で作られたパネル14、14、…が設置されている。パネル14、14、…には、溝が刻設され、配管15が埋設されている。また、パネル14の一部には切欠部が設けられ、ヘッダ16が設置されている。ここでは、床冷暖房用マット10に1本の配管15が設置されている。配管15は、各パネル14、14、…の端部を巡り、不連続部12、12、…を通って床冷暖房用マット10の全体を巡るように配置されている。この時、配管15は、小小根太13a、13b、…に沿って、パネル14、14、…の長手方向端部まで配置される。そして、配管15の両端がヘッダ16に接続される。ヘッダ16は2本の独立した流路を有し、各流路は複数の開口部を有している。この開口部には、配管連結部が設けられている。ここでは、各流路は2箇所の開口部を有し、この開口部に配管接続部が設けられている。一の流路の配管連結部が、配管15の一端及び往き管と接続されている。また、他の流路の配管連結部が、配管15の他端及び戻り管と接続されている。床面20は、床冷暖房用マット10の上に床材21、21、…を並べて固定することで構成される。床材21、21、…は、長尺の板材であり、小根太11a、11b、…に接着剤とステープルの併用などにより、それぞれの長手方向を直交するようにして取り付けられている。なお、設置する室内の大きさに応じて、複数の床冷暖房用マット10、10、…を並べ、この複数の床冷暖房用マット10、10、…の全体を巡るように配管15を配置することも可能である。
かかる構成により、暖房時には、冷熱媒供給源において加温された熱媒が、往き管を通ってヘッダ16に供給される。熱媒は、ヘッダ16から配管15の一端へ供給され、配管15を通って床冷暖房用マット10を循環した後に、配管15の他端からヘッダ16へ戻る。そして、熱媒は、ヘッダ16から戻り管を通って冷熱媒供給源へ送られる。これにより、床冷暖房用マット10は熱媒により加熱され、床冷暖房用マット10で温められた床面20が、輻射熱で室内を暖房する。一方、冷房時には、冷熱媒供給源から冷却された冷媒を供給することで、床冷暖房用マット10は冷媒により冷却され、床冷暖房用マット10で冷やされた床面20が室内から吸熱することで、冷房される。
(小根太11a、11b、…の間隔)
一般的に、小根太の中心軸間は、建築物の床面の根太の間隔と同じ303mmとされるが、床冷暖房用マット10では、小根太11a、11b、…の中心軸間を250mm以下とする。これにより、床材21、21、…を小根太11a、11b、…に固定する部分が多くなり、床材の変形を防止することができる。なお、小根太11a、11b、…の中心軸間は、根太の間隔の概ね半分である150mm程度とすることが好ましい。これにより、根太の上に小根太11a、11b、…を配置することができ、床冷暖房用マット10が小根太11a、11b、…で支持されるため、床冷暖房用マット10の強度を確保することができる。
(不連続部12、12、…の配置)
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、各小根太11a、11b、…の不連続部12、12、…は、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向に配列されている。床冷暖房用マット10では、2列の不連続部12、12、…の並びが形成されている。そのため、それぞれの並べられた不連続部12、12、…全体の大きさより幅広な床材21、21、…を用いることで、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向に並んだ不連続部(以下「並んだ不連続部」という。)12、12、…を床材21、21で覆うことができる。そして、床材21、21を不連続部12、12、…の両端の小根太11a、11b、…及び小小根太13a、13b、…で固定することができる。これにより、床材21、21、…の幅方向端部が不連続部12、12、…に配置されないため、床材21、21、…の変形を防止することができる。
(不連続部12、12、…の大きさ)
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、不連続部12、12、…の大きさを、130mm以下とすることが好ましい。こうすることで、市場に一般的に流通している最小幅150mmの床材21、21、…によっても、並べられた不連続部において共通して重なる部分を大きくすることにより、不連続部12、12、…を覆うことができる。そして、床材21、21を不連続部12、12、…の両端の小根太11a、11b、…及び小小根太13a、13b、…で固定することができる。これにより、床材21、21、…の幅に関わらず、床材21、21、…の幅方向端部が不連続部12、12、…に配置されないため、床材21、21、…の変形を防止することができる。
(不連続部12、12、…の中心間の距離)
本発明に係る床冷暖房用マット10では、長手方向に複数の不連続部12、12、…を有している小根太11a、11b、…において、これらの不連続部12、12、…の中心間の距離を150×n±20mmとすることが好ましい。ここにnは自然数を表す。そして、最初に1列の並んだ不連続部12、12、…を覆うように床材21を配置し、この床材21を基準として床材21、21、…を小根太11a、11b、…の長手方向及び長手方向と直交する方向に並べて配置する。一般的に床材の幅は概ね150mmの自然数倍であるため、こうすることで他の並んだ不連続部12、12、…も、床材21、21、…で覆うことができる。そのため、すべての不連続部12、12、…で、床材21、21、…の幅方向端部が不連続部12、12、…に配置されないため、床材21、21、…の変形を防止することができる。
(小根太11a、11b、…の幅)
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、幅が15mm〜30mmである小根太(以下「細い小根太」という。)11bを備えることが好ましい。一般的に、床冷暖房用マットでは、幅35mm〜60mmの小根太(以下「太い小根太」という。)11aを用いるが、床冷暖房用マットの強度が確保できるときは、細い小根太11bを用いることができる。小根太11a、11b、…は木材であり、一般的に発泡樹脂が使用されるパネル14、14、…より熱伝導率が良い。そのため、細い小根太11bを用いることで、小根太11a、11b、…と室外との熱交換を減らし、冷暖房の効率を向上させることができる。また、床冷暖房用マット10の軽量化をすることが可能である。
(小根太11a、11b、…の配置)
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、細い小根太11b、11b、…と、太い小根太11a、11aとを備えることが好ましい。床冷暖房用マット10では、太い小根太11a、11aと、細い小根太11b、11b、…とを1本ずつ交互に並べて配置している。この配置は任意で良いが、太い小根太11a、11aを配置することで、床冷暖房用マット10の強度を確保することができる。また、床材21、21、…が床冷暖房用マット10の中間部で床材21、21、…の長手方向に繋がれるときは、床材21、21、…の長手方向端部が太い小根太11a、11aの上部で固定されるように、太い小根太11a、11aを配置する。こうすることで、床材21、21、…が太い小根太11a、11aで支持されるため、床面20の強度を確保することができるとともに、床材21、21、…を固定する作業性が向上する。
(パネル14、14、…の厚さ)
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、パネル14、14、…の厚さを10mm以下とすることが好ましい。床冷暖房用マット10は、小根太11a、11b、…の中心軸間を通常より狭くすることで、強度が向上している。そのため、パネル14、14…を10mm以下とすることで、床冷暖房用マット10を薄くすることが可能である。これにより、既存の床面に取り付ける場合であっても、床面の上昇を低減することができる。また、床冷暖房用マット10を軽量化することができる。
(配管15の配置)
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、配管15を小小根太13a、13b、…に沿って、パネル14、14、…の長手方向端部まで配置している。従来の床冷暖房用マットでは、幅方向において、不連続部より外側まで配管が配置されていなかった。そのため、床面が冷暖房されない部分を有しており、特に、複数の床冷暖房用マットを並べて使用するときに、室内の中央などに暖房されない部分が生じていた。配管15を上述のとおり配置することで、床冷暖房用マット10では、床面に冷暖房されない部分が生じることを防ぐことができる。
図2は、一部に床面20を設置した床冷暖房用マット30の平面図である。なお、図1と同じ構成を採るものについては、図1にて使用した符号を付し、その説明を省略する。また、図2において、同一の部材が繰り返し現れる場合には、一部の部材のみに符号を付して、他の部材の符号は省略する。床冷暖房用マット30は、床面20の下に配置され、冷熱媒供給源と、往き管及び戻り管を介して接続されている。図2では、図の見易さのために、床面20を構成する床材21、21、…を破線で示す。床冷暖房用マット30は、幅が1500mm、長さが約3000mmである。床冷暖房用マット30では、全体を巡るように2本の配管31、31が配置されている。そのため、ヘッダ32は、2本の独立した流路を有し、各流路は3箇所の開口部を有している。そして、この開口部に配管連結部が設けられる。一の流路の配管連結部が、2本の配管31、31の一端及び往き管と接続されている。また、他の流路の配管連結部が、配管31、31の他端及び戻り管と接続されている。
かかる構成により、床冷暖房用マット30では、冷熱媒を冷熱媒供給源からヘッダ32を介して2本の配管31、31に供給することで、冷暖房を行う。ここで、配管31、31を2本とするのは、床冷暖房用マットが大きくなることで配管を長くする必要があるが、1本の配管を長くすると冷熱媒が途中で熱交換できなくなることから、配管の本数を増やし、1本の配管を短くするためである。
(巻き取り手段)
本発明に係る床冷暖房用マット30は、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向に巻き取り可能とする巻き取り手段を備えている。図3(a)は、図2のA−A断面図であり、床冷暖房用マット30における巻き取り手段を示している。図3(b)は、巻き取り手段による巻き取り完了時の状況を示す図である。なお、図3において、同一の部材が繰り返し現れる場合には、一部の部材のみに符号を付して、他の部材の符号は省略して表す。床冷暖房用マット30の表面には、放熱シート33が貼り付けられている。巻き取り手段は、ヒンジと巻き部とで構成される。ヒンジには、放熱シート33が用いられる。巻き部には、パネル14、14、…が用いられ、その弾性が利用される。また、小根太11a、11b、…とパネル14、14、…との接合部が用いられることがある。例えば、小根太11a、11b、…とパネル14、14、…とを放熱シート33のみで結合することにより、表面側へ曲げることが可能である。
かかる構成により、放熱シート33をヒンジとして用い、パネル14、14、…や、小根太11a、11b、…とパネル14、14、…との接合部により、表面を内側として、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向へ床冷暖房用マット30を巻くことができる。これにより、巻き及び展開の作業が容易であることから、作業負担を軽減することができる。また、巻くことで小さく梱包できるため、搬送が容易である。
ここで、パネル14、14、…の裏面には、長手方向にスリット34、34、…を入れることが好ましい。これにより、パネル14、14、…が表面側に曲げやすくなり、容易に巻くことができる。また、曲げによりパネル14、14、…の裏面が割れるなどの破損を防止することができる。
ただし、床冷暖房用マット30は、小根太11a、11b、…の中心軸間が250mm以下であり、従来より狭くなっているため、小根太11a、11b、…とパネル14、14、…との接合部を巻き部として用いることで、パネル14、14、…の裏面にスリット34、34…を入れなくても、床冷暖房用マット30を容易に巻くことが可能である。
図4は、一部に床面20を設置した床冷暖房用マット40の平面図である。なお、図1と同じ構成を採るものについては、図1にて使用した符号を付し、その説明を省略する。また、図4において、同一の部材が繰り返し現れる場合には、一部の部材のみに符号を付して、他の部材の符号は省略する。床冷暖房用マット40は、床面20の下に配置され、冷熱媒供給源と、往き管及び戻り管を介して接続されている。図4では、図の見易さのために、床面20を構成する床材21、21、…を破線で示す。床冷暖房用マット40は、幅が2400mm、長さが約3000mmである。床冷暖房用マット40は、2枚の床冷暖房用マット41、42を幅方向に並べて備えている。床冷暖房用マット40では、全体を巡るように4本の配管43、43、…が配置されている。そのため、ヘッダ44は、2本の独立した流路を有し、各流路は5箇所の開口部を有している。この各流路の5箇所の開口部は、一の側面では2箇所、他の側面では1箇所に設けられている。そして、この開口部に配管連結部が設けられている。一の流路の配管連結部に、4本の配管43、43、…の一端及び往き管が接続される。また、他の流路の配管連結部に、4本の配管43、43、…の他端及び戻り管が接続される。ヘッダ44が床冷暖房用マット41に配置されるため、2本の配管43、43が床冷暖房用マット41から床冷暖房用マット42へ通され、床冷暖房用マット42の全体を巡るように配置される。残りの2本の配管43、43は、床冷暖房用マット41の全体を巡るように配置される。
かかる構成により、床冷暖房用マット40では、冷熱媒を冷熱媒供給源からヘッダ44を介して4本の配管43、43、…に供給することで、冷暖房を行う。ここで、配管43、43、…を4本とするのは、上述した床冷暖房用マット30と同様に、1本の配管を長くすると冷熱媒が途中で熱交換できなくなることから、配管の本数を増やし、1本の配管を短くするためである。
(折り畳み手段)
本発明に係る床冷暖房用マット40では、床冷暖房用マット41、42を、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向に折り畳み可能とする折り畳み手段を備えている。この折り畳み手段は、折り部45a、45b、45a、…(以下「折り部45a、45b、…」という。)を備えている。ここでは、床冷暖房用マット41、42は、それぞれ2箇所の山折りの折り部(以下「山折り部」という。)45a、45aと1箇所の谷折りの折り部(以下「谷折り部」という。)45bとを備えている。
図5は、床冷暖房マット40の折り畳み手段を示す図である。図5(a)は、図4のA−A断面図であり、山折り部45aの構成を示している。図5(b)は、図4のB−B断面図であり、谷折り部45bの構成を示している。折り部45a、45b、…は、細い小根太11bと、隣接する一方のパネル14との間に、床冷暖房用マット41、42の全幅に渡って設けられる。折り部45a、45b、…では、小根太11bとパネル14とは側面で結合されていない。そして、山折りの折り部45aは、図5(a)のとおり、床冷暖房用マット40の裏面において、小根太11bとパネル14との間が、テープなどの裏面材46を貼り付けることで結合されている。表面に貼り付けられる放熱シート33は、折り部45aにおいて不連続とされている。谷折りの折り部45bでは、図5(b)のとおり、表面に放熱シート33が折り部45bにおいて連続に貼り付けられる。一方、裏面には、裏面材が貼り付けられない。
一方、折り部45a、45b、…において、配管43、43、…は、折り畳み時に座屈することを防ぐため、折り部45a、45b、…と同じ向き(小根太11a、11b、…の長手方向)になるように配置されることが好ましい。ただし、図4のとおり、配管43、43、…が座屈しない程度に、折り部45a、45b、…に対して斜めに配置されることは可能である。
また、床冷暖房用マット40は、小根太の長手方向に折り畳み可能とする折り畳み手段を有している。この折り畳み手段を図4により説明する。折り畳みは、床冷暖房用マット41と床冷暖房用マット42との接合部を小根太11a、11b、…の長手方向に谷折りで折り畳む。そのため、床冷暖房用マット41と床冷暖房用マット42とは、側面が結合されていない。折り畳み手段は、床冷暖房用マット41と床冷暖房用マット42との接合部に設けられる折り部47と、配管43、43がこの接合部を通る部分48に貼られている放熱シートを剥がす構成と、部分48の配管43、43を部分的に取り外す構成とを有していることが好ましい。折り部47では、表面の放熱シート(図示省略)が一部でのみ連続であり、他の部分では不連続となっている。この連続部において、床冷暖房用マット41と床冷暖房用マット42とが結合されている。なお、連続部の位置及び大きさは任意で良いが、床冷暖房用マット40において、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向への折り畳みと併用するときには、折り部47の端部とすることが好ましい。また、連続部の大きさは、連続部への負荷に耐えられる強度を確保できる大きさとすることが好ましい。ここでは、連続部は、折り部47における紙面左端の山折り部45aより左側に設けられている。なお、配管43、43、…の内径が直径5mm以下であることで、曲げ半径が小さくできる場合は、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向と同様な手段で折り畳むこともできる。
図6は、床冷暖房用マット40の折り畳み状況を示す図である。図6(a)は折り畳み時の状況を、図6(b)は折り畳み完了時の状況を示す図である。なお、図6(a)において、同一の部材が繰り返し現れる場合には、一部の部材のみに符号を付して、他の部材の符号は省略する。床冷暖房用マット40を小根太11a、11b、…(図4参照)の長手方向と直交する方向へ折り畳む時には、床冷暖房用マット41、42の山折り部45a、45a、…で山折りし、谷折り部45b、45bで谷折りする。山折りは、床冷暖房用マット41、42の裏面に貼り付けられた裏面材46(図5参照)をヒンジとして用い、床冷暖房用マット41、42の裏面を合わせて折り畳む。谷折りは、床冷暖房用マット40の表面に貼り付けられた放熱シート33をヒンジとして用い、床冷暖房用マット41、42の表面を合わせて床冷暖房用マット40を折り畳む。この時、折り部45a、45b、…では、配管43、43、…が折り部45a、45b、…に対してほぼ同じ向きに配置されているため、座屈により折れない。これにより、床冷暖房用マット41、42が蛇腹状に折り畳まれ、搬送が容易となる。なお、折り部45a、45b、…が細い小根太11b、11b(図5参照)の横に設けられることで、折り部45a、45b、…から太い小根太11a、11a、…(図5参照)が離れて配置される。そのため、谷折り部45b、45bにおいて床冷暖房用マット30の内側が干渉せず、折り畳みが容易になる。なお、床冷暖房用マット41、42では、山折り部45aで裏面材46を、谷折り部45bで放熱シート33をヒンジとして用いたが、裏面材46を備えず、または放熱シート33を不連続として、代わりに折り部45a、45b、…を跨ぐ配管43、43、…をヒンジとして用いることも可能である。
小根太の長手方向への折り畳みでは、部分48の放熱シートを剥がし、部分48の配管43、43を部分的に取り外すことが好ましい。これにより、床冷暖房用マット41と床冷暖房用マット42の間に配置される配管43、43がなくなるため、床冷暖房用マット40を折り部47で小根太の長手方向へ、谷折りで折り畳むことができる。これにより、搬送が容易となる。なお、配管43、43、…の内径が直径5mm以下であることで、曲げ半径が小さくできる場合は、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向と同様な手段で折り畳むこともできる。
折り部47は、床冷暖房用マット41と床冷暖房用マット42が結合されていない部分を有している。そのため、図6(b)のとおり、床冷暖房用マット41と床冷暖房用マット42を小根太11a、11b、…(図4参照)の長手方向と直交する方向へ折り畳んだ後に、床冷暖房用マット40を小根太11a、11b、…の長手方向に折り畳むことができる。なお、床冷暖房用マット40を小根太11a、11b、…の長手方向に折り畳んだ後に、床冷暖房用マット41と床冷暖房用マット42を小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向へ折り畳んでもよい。これにより、床冷暖房用マット40が小さく梱包されるため、さらに容易に搬送することができる。また、上述した巻き取り手段で生じる巻き癖が、折り畳み手段では生じないため、設置作業がしやすいことから、効率的に作業を行うことができる。
なお、図4のとおり、床冷暖房用マット40では、ヘッダ44に3方向から配管43、43、…を接続することが可能である。従来のヘッダは、床冷暖房用マットの長さ方向にのみ配管結合部を有していた。そのため、床冷暖房用マットの幅方向からの配管を、曲げることで床冷暖房用マットの長さ方向とする必要があった。この曲げ部での配管と小根太の干渉を避けるために、小根太の不連続部が大きくなり、これにより床材の幅方向端部が不連続部に配置され、固定できないことで床材が変形することがあった。ヘッダ44では、幅方向からの配管43、43を接続することができるため、不連続部12が大きくならず、床材21、21、…の変形を防止することが可能である。
図7は、床冷暖房用マット50を、巻き及び折り畳みした状況を示す図である。床冷暖房用マット50は、床冷暖房用マット40において、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向に巻き取り可能とする巻き取り手段を備え、小根太11a、11b、…の長手方向への折り畳み手段を山折りとしたものである。そのため、床冷暖房用マット40と同一の構成を採るものについては、同一の符号を用い、その説明を省略する。図7(a)は、山折りの折り畳み手段を示す図である。図7(b)は、床冷暖房用マット50の、巻き及び折り畳み完了時の状況を示す図である。床冷暖房用マット50は、床冷暖房用マット40と同様に、床冷暖房用マット51、52を幅方向に並べて備えている。床冷暖房用マット51、52は、上述した床冷暖房用マット30と同様に、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向に巻き取り可能とする巻き取り手段を備えている。
一方、小根太11a、11b、…の長手方向への折り畳み手段は、床冷暖房用マット51と床冷暖房用マット52との接合部に設けられる折り部53と、配管43、43がこの接合部を通る部分48に貼られている放熱シートを剥がす構成と、部分48の配管43、43を部分的に取り外す構成とを有している。折り部53では、表面の放熱シート33が不連続となっている。一方、裏面は、折り部53の一部に裏面材46が貼り付けられていることで、連続部が設けられている。ここでは、折り部53における部分48の裏面が、裏面材46を貼り付けることで連続部となっている。なお、連続部の位置及び大きさは任意で良いが、床冷暖房用マット50において、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向へ巻き取ることと併用するときには、折り部53の端部とすることが好ましい。また、連続部の大きさは、連続部への負荷に耐えられる強度を確保できる大きさとすることが好ましい。
かかる構成により、床冷暖房用マット51、52は、巻き取り手段により、折り部53の連続部側へ巻き取られる。その後、床冷暖房用マット50を、折り畳み手段により折り部53で山折りし、裏面を合わせて折り畳むことができる。これにより、床冷暖房用マット50が小さく梱包されるため、容易に搬送することができる。
なお、上記実施形態の折り部45a、45b、51、53の配置を変更し、または数を増減することにより、床冷暖房用マットに応じて折り畳み方法を変更することが可能である。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う床冷暖房用マットもまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
第一の実施形態に係る床冷暖房用マットの平面図である。 第二の実施形態に係る床冷暖房用マットの平面図である。 床冷暖房用マットの巻き取り手段及び巻き取り状況を示す図である。 第三の実施形態に係る床冷暖房用マットの平面図である。 床冷暖房用マットの折り畳み手段を示す構成図である。 第三の実施形態に係る床冷暖房用マットの折り畳み状況を示す図である。 床冷暖房用マットを、巻き及び折り畳みした状況を示す図である。 従来の床冷暖房システムを示す概略図である。
符号の説明
10 床冷暖房用マット
11a、11b 小根太
12 不連続部
14 パネル
30 床冷暖房用マット
40 床冷暖房用マット
45a、45b 折り部
47 折り部
50 床冷暖房用マット
53 折り部

Claims (8)

  1. 略平行に配置された複数の長尺な小根太と、前記小根太に隣接して設置されたパネルと、前記パネルに設けられた溝に埋設された冷熱媒流通管とを備え、前記小根太が前記冷熱媒流通管を通すための不連続部を前記小根太の中間部に有する床冷暖房用マットにおいて、
    隣接する前記小根太の中心軸間が250mm以下であり、それぞれの前記小根太に設けられた前記不連続部が前記小根太の長手方向と直交する方向に並んでいることを特徴とする床冷暖房用マット。
  2. 前記不連続部の長手方向の大きさが130mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の床冷暖房用マット。
  3. 一部または全部の前記小根太が長手方向に複数の前記不連続部を有し、すべての該不連続部の前記小根太長手方向の中心間の距離が、nを自然数としたきに150×n±20mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の床冷暖房用マット。
  4. 幅が15mm〜30mmである前記小根太を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット。
  5. 幅が15mm〜30mmの前記小根太と、幅が35mm〜60mmの前記小根太とを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット。
  6. 前記パネルの厚さが10mm以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット。
  7. 前記小根太の長手方向と直交する方向に巻き取りを可能とする巻き取り手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット。
  8. 前記小根太の長手方向と直交する方向、及び/または平行方向に折り畳み可能とする折り畳み手段を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット。
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