JP2007322082A - 床冷暖房用マット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】略平行に配置された複数の長尺な小根太と、小根太に隣接して設置されたパネルと、パネルに設けられた溝に埋設された冷熱媒流通管とを備え、小根太が前記冷熱媒流通管を通すための不連続部を小根太の中間部に有する床冷暖房用マットにおいて、隣接する小根太の中心軸間が250mm以下であり、それぞれの小根太に設けられた不連続部が小根太の長手方向と直交する方向に並んでいることを特徴とする床冷暖房用マットとする。
【選択図】図1
Description
一般的に、小根太の中心軸間は、建築物の床面の根太の間隔と同じ303mmとされるが、床冷暖房用マット10では、小根太11a、11b、…の中心軸間を250mm以下とする。これにより、床材21、21、…を小根太11a、11b、…に固定する部分が多くなり、床材の変形を防止することができる。なお、小根太11a、11b、…の中心軸間は、根太の間隔の概ね半分である150mm程度とすることが好ましい。これにより、根太の上に小根太11a、11b、…を配置することができ、床冷暖房用マット10が小根太11a、11b、…で支持されるため、床冷暖房用マット10の強度を確保することができる。
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、各小根太11a、11b、…の不連続部12、12、…は、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向に配列されている。床冷暖房用マット10では、2列の不連続部12、12、…の並びが形成されている。そのため、それぞれの並べられた不連続部12、12、…全体の大きさより幅広な床材21、21、…を用いることで、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向に並んだ不連続部(以下「並んだ不連続部」という。)12、12、…を床材21、21で覆うことができる。そして、床材21、21を不連続部12、12、…の両端の小根太11a、11b、…及び小小根太13a、13b、…で固定することができる。これにより、床材21、21、…の幅方向端部が不連続部12、12、…に配置されないため、床材21、21、…の変形を防止することができる。
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、不連続部12、12、…の大きさを、130mm以下とすることが好ましい。こうすることで、市場に一般的に流通している最小幅150mmの床材21、21、…によっても、並べられた不連続部において共通して重なる部分を大きくすることにより、不連続部12、12、…を覆うことができる。そして、床材21、21を不連続部12、12、…の両端の小根太11a、11b、…及び小小根太13a、13b、…で固定することができる。これにより、床材21、21、…の幅に関わらず、床材21、21、…の幅方向端部が不連続部12、12、…に配置されないため、床材21、21、…の変形を防止することができる。
本発明に係る床冷暖房用マット10では、長手方向に複数の不連続部12、12、…を有している小根太11a、11b、…において、これらの不連続部12、12、…の中心間の距離を150×n±20mmとすることが好ましい。ここにnは自然数を表す。そして、最初に1列の並んだ不連続部12、12、…を覆うように床材21を配置し、この床材21を基準として床材21、21、…を小根太11a、11b、…の長手方向及び長手方向と直交する方向に並べて配置する。一般的に床材の幅は概ね150mmの自然数倍であるため、こうすることで他の並んだ不連続部12、12、…も、床材21、21、…で覆うことができる。そのため、すべての不連続部12、12、…で、床材21、21、…の幅方向端部が不連続部12、12、…に配置されないため、床材21、21、…の変形を防止することができる。
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、幅が15mm〜30mmである小根太(以下「細い小根太」という。)11bを備えることが好ましい。一般的に、床冷暖房用マットでは、幅35mm〜60mmの小根太(以下「太い小根太」という。)11aを用いるが、床冷暖房用マットの強度が確保できるときは、細い小根太11bを用いることができる。小根太11a、11b、…は木材であり、一般的に発泡樹脂が使用されるパネル14、14、…より熱伝導率が良い。そのため、細い小根太11bを用いることで、小根太11a、11b、…と室外との熱交換を減らし、冷暖房の効率を向上させることができる。また、床冷暖房用マット10の軽量化をすることが可能である。
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、細い小根太11b、11b、…と、太い小根太11a、11aとを備えることが好ましい。床冷暖房用マット10では、太い小根太11a、11aと、細い小根太11b、11b、…とを1本ずつ交互に並べて配置している。この配置は任意で良いが、太い小根太11a、11aを配置することで、床冷暖房用マット10の強度を確保することができる。また、床材21、21、…が床冷暖房用マット10の中間部で床材21、21、…の長手方向に繋がれるときは、床材21、21、…の長手方向端部が太い小根太11a、11aの上部で固定されるように、太い小根太11a、11aを配置する。こうすることで、床材21、21、…が太い小根太11a、11aで支持されるため、床面20の強度を確保することができるとともに、床材21、21、…を固定する作業性が向上する。
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、パネル14、14、…の厚さを10mm以下とすることが好ましい。床冷暖房用マット10は、小根太11a、11b、…の中心軸間を通常より狭くすることで、強度が向上している。そのため、パネル14、14…を10mm以下とすることで、床冷暖房用マット10を薄くすることが可能である。これにより、既存の床面に取り付ける場合であっても、床面の上昇を低減することができる。また、床冷暖房用マット10を軽量化することができる。
本発明に係る床冷暖房用マット10においては、配管15を小小根太13a、13b、…に沿って、パネル14、14、…の長手方向端部まで配置している。従来の床冷暖房用マットでは、幅方向において、不連続部より外側まで配管が配置されていなかった。そのため、床面が冷暖房されない部分を有しており、特に、複数の床冷暖房用マットを並べて使用するときに、室内の中央などに暖房されない部分が生じていた。配管15を上述のとおり配置することで、床冷暖房用マット10では、床面に冷暖房されない部分が生じることを防ぐことができる。
本発明に係る床冷暖房用マット30は、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向に巻き取り可能とする巻き取り手段を備えている。図3(a)は、図2のA−A断面図であり、床冷暖房用マット30における巻き取り手段を示している。図3(b)は、巻き取り手段による巻き取り完了時の状況を示す図である。なお、図3において、同一の部材が繰り返し現れる場合には、一部の部材のみに符号を付して、他の部材の符号は省略して表す。床冷暖房用マット30の表面には、放熱シート33が貼り付けられている。巻き取り手段は、ヒンジと巻き部とで構成される。ヒンジには、放熱シート33が用いられる。巻き部には、パネル14、14、…が用いられ、その弾性が利用される。また、小根太11a、11b、…とパネル14、14、…との接合部が用いられることがある。例えば、小根太11a、11b、…とパネル14、14、…とを放熱シート33のみで結合することにより、表面側へ曲げることが可能である。
本発明に係る床冷暖房用マット40では、床冷暖房用マット41、42を、小根太11a、11b、…の長手方向と直交する方向に折り畳み可能とする折り畳み手段を備えている。この折り畳み手段は、折り部45a、45b、45a、…(以下「折り部45a、45b、…」という。)を備えている。ここでは、床冷暖房用マット41、42は、それぞれ2箇所の山折りの折り部(以下「山折り部」という。)45a、45aと1箇所の谷折りの折り部(以下「谷折り部」という。)45bとを備えている。
11a、11b 小根太
12 不連続部
14 パネル
30 床冷暖房用マット
40 床冷暖房用マット
45a、45b 折り部
47 折り部
50 床冷暖房用マット
53 折り部
Claims (8)
- 略平行に配置された複数の長尺な小根太と、前記小根太に隣接して設置されたパネルと、前記パネルに設けられた溝に埋設された冷熱媒流通管とを備え、前記小根太が前記冷熱媒流通管を通すための不連続部を前記小根太の中間部に有する床冷暖房用マットにおいて、
隣接する前記小根太の中心軸間が250mm以下であり、それぞれの前記小根太に設けられた前記不連続部が前記小根太の長手方向と直交する方向に並んでいることを特徴とする床冷暖房用マット。 - 前記不連続部の長手方向の大きさが130mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の床冷暖房用マット。
- 一部または全部の前記小根太が長手方向に複数の前記不連続部を有し、すべての該不連続部の前記小根太長手方向の中心間の距離が、nを自然数としたきに150×n±20mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の床冷暖房用マット。
- 幅が15mm〜30mmである前記小根太を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット。
- 幅が15mm〜30mmの前記小根太と、幅が35mm〜60mmの前記小根太とを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット。
- 前記パネルの厚さが10mm以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット。
- 前記小根太の長手方向と直交する方向に巻き取りを可能とする巻き取り手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット。
- 前記小根太の長手方向と直交する方向、及び/または平行方向に折り畳み可能とする折り畳み手段を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の床冷暖房用マット。
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- 2006-06-01 JP JP2006154049A patent/JP2007322082A/ja active Pending
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