JP6967407B2 - 放熱シート - Google Patents

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Description

本開示は、建物の床下空間に配置される放熱シートに関する。
建物において、床下空間に放熱シートを設け、輻射熱や床を構成する部材を介する伝導熱や暖められた床下空間の空気の熱により、床や室内を暖めることが考えられている。この放熱シートは、主に輻射熱を利用するので、床全面に渡り効率良く配置することが望ましい。しかしながら、放熱シートは、床全面に渡る大きさとなると、輸送時や設置作業時の扱いが困難となってしまう。
そこで、放熱シートは、折り畳み可能な構成とすることが考えられている(特許文献1参照)。その放熱シートは、温水パイプが設けられた長尺な2つのマット板が長手方向にもしくは長手方向の中央部において折り畳み可能とされ、互いのマット板の温水パイプが繋がれている。この放熱シートは、折り畳んだ状態で設置位置まで運ぶことができるので、輸送時や設置作業時の扱いを容易にできる。
特開2000−35225号公報
しかしながら、上記した放熱シートは、折り畳まれた2つのマット板が温水パイプで繋がれているだけであるため、広げた際の両マット板の位置関係を規定することができず、所定の位置関係として配置することが容易ではなく、床全面に渡り効率良く配置する観点から改良の余地がある。
本開示は、上記の事情に鑑みて為されたもので、容易に床全面に渡り効率良く配置することのできる放熱シートを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本開示の放熱シートは、熱媒体を通す暖房用配管が設けられた複数の短冊状部と、所定の位置関係で並べて配置した状態で隣り合う前記短冊状部を連結する連結部材と、隣り合う2つの前記短冊状部のそれぞれの前記暖房用配管を接続する接続用配管と、を備え、前記連結部材は、隣り合う2つの前記短冊状部を重ねるように折り畳むことを可能とし、前記接続用配管は、可撓性を有しつつ接続する前記暖房用配管の端縁間の間隔よりも長い寸法とされている。
ここで、前記短冊状部は、長尺な板状とされ、前記連結部材は、長尺方向に直交する幅方向に前記短冊状部を並べて配置しつつ幅方向で山折りと谷折りとが交互に並んで折り畳めるように前記短冊状部を連結する構成とすることができる。また、前記短冊状部では、並べて配置された状態において前記暖房用配管が表面に設けられ、前記接続用配管は、山折りとなる位置では前記表面側に設けられ、谷折りとなる位置では前記表面とは反対側の裏面側に設けられている構成とすることができる。
このように構成された本開示の放熱シートは、容易に床全面に渡り効率良く配置することができる。
ここで、前記短冊状部は、長尺な板状とされ、前記連結部材は、長尺方向に直交する幅方向に前記短冊状部を並べて配置しつつ幅方向で山折りと谷折りとが交互に並んで折り畳めるように前記短冊状部を連結する構成であれば、複数の短冊状部を効率良く畳むことができ、持ち運びや収納を容易にできるとともに、複数の短冊状部を広げつつ所定の位置関係で並べることを容易にできる。また、前記短冊状部では、並べて配置された状態において前記暖房用配管が表面に設けられ、前記接続用配管は、山折りとなる位置では前記表面側に設けられ、谷折りとなる位置では前記表面とは反対側の裏面側に設けられている構成であれば、折り畳む際に各接続用配管を各短冊状部の外側に位置させることができ、厚さ寸法の増加を抑制できるとともに、広げる動作を各接続用配管が阻害することや各接続用配管が絡まることを防止できる。
本開示に係る放熱シートの一実施形態に係る一例としての放熱シートを配置した状態を上方から見た様子を示す説明図である。 各短冊状部と各接続用配管と各連結部材との位置関係を示す説明図である。 図1に示すI−I線に沿って得られた断面で示す説明図である。 放熱シートを図3に示す状態から折り畳み始めた様子を示す説明図である。 折畳状態の放熱シートを示す説明図である。 放熱シートを折畳状態から配置状態とする様子を示す説明図である。
以下に、本開示に係る放熱シートの一例としての実施例1の放熱シート10について図面を参照しつつ説明する。なお、図1では、各構成の把握を容易とするために、各放熱部材13および各連結部材14を省略して示している。また、図2では、各短冊状部11と各連結部材14と各接続用配管15との位置関係の把握を容易とするために、各暖房用配管12および各放熱部材13を省略して示している。さらに、図5は、各構成の把握を容易とするために、各放熱部材13を省略して示している。図6は、放熱シート10を折畳状態Sfから配置状態Spとする様子を4段階に分けて上下方向に並べて示しており、繁雑になるのを避けるため各構成を簡略化して示している。
本開示に係る放熱シートの一実施形態に係る実施例1の放熱シート10を、図1から図6を用いて説明する。放熱シート10は、建物の床下空間を利用して室内や床を暖めるものであり、実施例1では、ユニット建物等の建物に用いる床暖房システムを構成するものとされている。
床暖房システムは、1階床下空間や2階床下空間(上下階間空間)等に設けられた複数の放熱シート10に熱源としてのヒートポンプが接続されて構成される。床暖房システムは、ヒートポンプが空気中の熱エネルギーを吸収させた熱媒体を各放熱シート10との間で循環させることで、各放熱シート10が設置された箇所の周辺に向けて放熱し、設けられた床下空間上の床部等を暖める。各放熱シート10は、断熱材を介在させて床下空間に設置されることで、放出した熱を効率良く利用できる。床暖房システムは、温度設定等の所望の運転を設定するためのコントローラを有し、各放熱シート10が設けられた床下空間の上の居室空間等にコントローラが適宜設けられる。
放熱シート10は、図1および図2に示すように、複数の短冊状部11が連結されて構成されている。短冊状部11は、全体に長尺な正面視長方形状の板状とされ、その短尺方向Ds(幅方向)に並べられて設けられている。短冊状部11は、表面11aに暖房用配管12の固定が可能とされた板材料で形成され、好適には軽量な断熱材で形成される。短冊状部11は、実施例1では、プラスチック段ボールで形成されており、短尺方向Dsに7枚が並べられる(以下では配置状態Spともいう)。以下では、各短冊状部11を個別に述べる際には図1を正面視して左側から順に符号の末尾に1〜7を付して示す。
暖房用配管12は、ヒートポンプから供給される熱媒体を通す配管であり、各短冊状部11の表面11aの全体に行き渡るように表面11a上を這い回されて設けられている。各暖房用配管12は、実施例1では、架橋ポリエチレンで形成され、対応する短冊状部11の長尺方向Dlでの一端側と他端側との間で長尺方向Dlに2往復するようにU字形状に折り返されて設けられている。このため、各暖房用配管12は、熱媒体の出入口となる両端縁12aが短冊状部11の長尺方向Dlのいずれか一方の端側に位置されている。各短冊状部11は、配置状態Spにおいて、隣接する短冊状部11とは暖房用配管12の出入口(両端縁12a)が長尺方向Dlで反対側に位置するように、すなわち出入口が一端側と他端側とで交互に位置するように向きが設定されている。
各短冊状部11では、少なくとも表面11aに放熱部材13が設けられている(図3参照)。各放熱部材13は、暖房用配管12の熱を効率良く放熱させるもので、各暖房用配管12の上から表面11a全体を覆うように設けられている。放熱部材13は、実施例1では、アルミ材料からなる黒色の薄膜部材とされている。
各短冊状部11は、図2に示すように、配置状態Spで隣接するもの同士が連結部材14により連結されることで一体化されている。連結部材14は、隣り合う両短冊状部11の長辺部同士を連結しており、実施例1ではテープとされて両短冊状部11の長辺部の略全長に亘り両長辺部を架け渡すことで互いを連結している。各連結部材14は、各短冊状部11を並べた配置状態Sp(図1参照)と、後述するように各短冊状部11を折り畳んだ状態(以下では折畳状態Sfともいう(図5参照))と、の移行を可能とするように隣り合う両短冊状部11を連結する。すなわち、各連結部材14は、隣り合う両短冊状部11の長辺部の位置関係や間隔が配置状態Spと折畳状態Sfとで変化することを許容しつつこの両長辺部の連結している。各連結部材14は、実施例1では、隣り合う両短冊状部11が折り畳まれる際に、重ねられた2つの両短冊状部11の外側でそれらを連結する(図5参照)。これらのことから、各連結部材14は、短尺方向Dsに並ぶ各短冊状部11の6つの連結箇所Cとして機能する。以下では、各連結箇所Cを個別に述べる際には図1を正面視して左側から順に符号の末尾に1〜6を付して示す。
各短冊状部11の暖房用配管12は、図1、図2に示すように、それぞれ接続用配管15により接続されている。各接続用配管15は、配置状態Spで隣り合う2つの短冊状部11の暖房用配管12を接続するもので、実施例1では7つの短冊状部11のそれぞれの間で各連結箇所Cを跨ぐように6箇所に設けられている。この各接続用配管15は、接続した各暖房用配管12と協働して、単一(一筆書き)の熱媒体の経路を構成する。以下では、各接続用配管15を個別に述べる際には図1を正面視して左側から順に符号の末尾に1〜6を付して示す。各接続用配管15は、可撓性を有する材料で形成され、配置状態Spにおいて接続する両暖房用配管12の端縁12a(出入口)の間隔dよりも長い寸法とされ、各暖房用配管12と等しい径寸法とされている。各接続用配管15は、実施例1では、架橋ポリエチレンで形成され、配置状態Spにおいて接続する両暖房用配管12の端縁12aの間で大きく蛇行する長さ寸法とされている。これにより、各接続用配管15は、各短冊状部11が配置状態Spと後述する折畳状態Sfとで移行されても、可撓性を有することおよび間隔dよりも長い寸法であることで、移行により両端に生じる捩れを吸収することができ、対応する両暖房用配管12の端縁12aの間を潰れることのない熱媒体を通すことのできる状態で接続することができる。実施例1では、各暖房用配管12の端縁12aの外径が部分的に小さくされて、対応する接続用配管15を被せるように差し込むことが可能とされている。なお、暖房用配管12と接続用配管15とは、互いに接続できる構成であればよく、実施例1の構成に限定されない。
各短冊状部11は、図4および図5に示すように、表面11a側から見て、短尺方向Dsに並ぶ6つの連結箇所Cが、短尺方向Dsで山折りと谷折りとが交互に並ぶように折り畳まれる。ここで、山折りとは、隣り合う2つの短冊状部11の裏面11bが向き合うように両短冊状部11を重ね合わせることをいい(図4の連結箇所C2参照)、谷折りとは、隣り合う2つの短冊状部11の表面11aが向き合うように両短冊状部11を重ね合わせることをいう(図4の連結箇所C1参照)。各短冊状部11は、実施例1では、連結箇所C1、C3、C5が谷折りとされ、連結箇所C2、C4、C6が山折りとされて、折り畳まれることで、図5に示す折畳状態Sfとされる。
各接続用配管15は、谷折りの連結箇所Cを跨ぐものが各短冊状部11の裏面11b側にかつ山折りの連結箇所Cを跨ぐものが各短冊状部11の表面11a側にそれぞれ位置するものとされる。その谷折りに対応する各接続用配管15は、短冊状部11の表面11aに設けられている暖房用配管12(その縁端)と接続された後、自らが跨ぐ連結箇所Cの連結部材14に設けた孔を通して両短冊状部11の間から各短冊状部11の裏面11b側に伸びるものとされる(図3、図4参照)。このため、接続用配管151、153、155が各短冊状部11の裏面11b側に配置され、接続用配管152、154、156が各短冊状部11の表面11a側に配置される(図1、図2参照)。これにより、各接続用配管15は、各短冊状部11が折畳状態Sfとされると、短尺方向Dsの両側から各短冊状部11の外側に突出される(図5参照)。
次に、放熱シート10の使用の態様について説明する。先ず、放熱シート10は、図5に示すように、保管時や輸送時等には、山折りと谷折りとが交互に並んだ所謂屏風状に各短冊状部11を折り畳んだ折畳状態Sfとされる。ここで、放熱シート10では、折畳状態Sfとした際、各接続用配管15が各短冊状部11の両側に突出され、各短冊状部11の間に入り込むことはない。
放熱シート10は、設置する際には、設置しようとする設置領域における一方の端に折畳状態Sfで配置する。このとき、放熱シート10は、図6の上段に示すように、一番下側の短冊状部11の裏面11bを鉛直方向下側に向けつつ、一番下側の短冊状部11の連結部材14が設けられていない長辺を一方の端側に向けて設置する。すると、放熱シート10は、偶数の短冊状部11が連結されている場合には一番上側の短冊状部11の裏面11bが鉛直方向上側に向き、奇数の短冊状部11が連結されている場合には一番上側の短冊状部11の表面11aが鉛直方向上側に向く。
そして、放熱シート10は、図6の2段目、3段目に示すように、偶数であるか奇数であるかに拘わらず、一番上側の短冊状部11の表面11aを鉛直方向上側に向けつつ連結部材14が設けられていない長辺を設置領域の他方の端側に引っ張ると、連結された各短冊状部11が表面11aを鉛直方向上側に向けた状態で順々に引き出されていく。そして、放熱シート10は、図6の下段に示すように、一番上側の短冊状部11を設置領域における他方の端まで引っ張ると、表面11aを鉛直方向上側に向けた状態で全ての短冊状部11が短尺方向Dsに整列した配置状態Spとなる。放熱シート10は、配置状態Spでは、所定の位置関係で並んだ7枚の短冊状部11で大きなパネル状の放熱シートを形成することができる。
このように、放熱シート10は、容易に配置状態Spとすることができる。放熱シート10は、各接続用配管15が各短冊状部11の両側に突出させているので、広げる動作において、各短冊状部11が引き出されることを阻害したり絡まったりすることを防止できる。また、放熱シート10は、各短冊状部11が各連結部材14により連結されているので、各短冊状部11の間隔や並び順等の位置関係の調整等の面倒な作業を行うことなく引っ張るだけで、各短冊状部11の位置関係を設定されたものにできる。
本開示に係る放熱シートの一実施例の放熱シート10は、以下の各作用効果を得ることができる。
放熱シート10は、暖房用配管12が設けられた複数の短冊状部11を、所定の位置関係で並べて配置された状態で連結部材14により連結し、隣り合う2つの短冊状部11の両暖房用配管12を接続用配管15で接続している。そして、放熱シート10は、連結部材14が隣り合う2つの短冊状部11を重ねるように折り畳むことを可能とし、接続用配管15が可撓性を有しつつ接続する両暖房用配管12の端縁12aの間隔dよりも長い寸法としている。このため、放熱シート10は、各短冊状部11を並べた状態(配置状態Sp)と折り畳んだ状態(配置状態Sp)との移行を可能にできるとともに、配置状態Spにおける各短冊状部11の位置関係を設定されたものにできる。ここで、従来技術のように2つのマット板(短冊状部11に相当)の温水パイプ(暖房用配管12および接続用配管15に相当)を互いに繋げて構成したものでは、配置状態とした際の両マット板の位置関係を規定するものがなく、所定の位置関係で配置することが容易ではない。これに対して、放熱シート10は、各連結部材14が隣り合う2つの短冊状部11の位置関係を規定するので、配置状態Spとするだけで各連結部材14の位置関係を所定のものにでき、床全面に渡り効率良く配置することができる。
また、放熱シート10は、各短冊状部11が長尺な板状とされ、連結部材14が短尺方向Dsに各短冊状部11を並べて配置しつつ短尺方向Dsで山折りと谷折りとが交互に並んだ所謂屏風状に折り畳めるように各短冊状部11を連結する。このため、放熱シート10は、複数の短冊状部11を効率良く畳んで折畳状態Sfとすることができ、持ち運びや収納を容易にできる。また、放熱シート10は、折畳状態Sfから一番上側の短冊状部11の表面11aを上側に向けつつ連結部材14が設けられていない長辺側に引っ張ると、連結された各短冊状部11を表面11aが鉛直方向上側に向いた状態で順々に引き出すことができ、全ての短冊状部11が短尺方向Dsに整列した配置状態Spにできる。このため、放熱シート10は、折畳状態Sfから配置状態Spへと複数の短冊状部11を広げつつ所定の位置関係で並べることを容易にできる。
さらに、放熱シート10は、山折りとなる位置では表面11a側に各接続用配管15が設けられ、谷折りとなる位置では裏面11b側に各接続用配管15が設けられている。このため、放熱シート10は、各短冊状部11を所謂屏風状に折り畳んだ折畳状態Sfとすると、各接続用配管15を各短冊状部11の外側(各短冊状部11の短尺方向Dsの両側)に位置させることができ、折畳状態Sfでの厚さ寸法(短冊状部11が重ねられた方向)の増加を抑制できる。また、放熱シート10は、各接続用配管15が各短冊状部11の外側に位置するので、折畳状態Sfから配置状態Spへと広げる際にその動作を各接続用配管15が阻害することや各接続用配管15が絡まることを防止できる。
放熱シート10は、山折りと谷折りとが交互に並ぶ所謂屏風状に折り畳んで折畳状態Sfとするので、3枚以上の短冊状部11を用いるものとしても、短冊状部11の枚数に拘わらず同様の構成を用いることができ、効率良く畳むことができるとともに広げる作業を容易にでき、床全面に渡る大きさとしても扱いを容易にできる。
したがって、本開示に係る放熱シートとしての実施例1の放熱シート10では、容易に床全面に渡り効率良く配置することができる。
以上、本開示の放熱シート10を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施例1では、7枚の短冊状部11を連結して構成している。しかしながら、短冊状部11の枚数は、奇数であるか偶数であるかも含めて適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。
また、実施例1では、各短冊状部11を短尺方向Dsで山折りと谷折りとが交互に並ぶ所謂屏風状に折り畳んで折畳状態Sfとできるように各短冊状部11を各連結部材14で連結している。しかしながら、所定の位置関係で並べて配置した状態で隣り合う両短冊状部11を連結部材14で連結するものであれば、並べ方や折り畳み方は適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。
さらに、実施例1では、所謂屏風状に折り畳んで折畳状態Sfとするものとし、山折りとなる位置では暖房用配管12が設けられる表面11a側に各接続用配管15を設け、谷折りとなる位置では裏面11b側に各接続用配管15を設けている。しかしながら、各接続用配管15は、所定の位置関係で並べて配置した状態で隣り合う両短冊状部11の暖房用配管12を接続するものであればよく、実施例1の構成に限定されない。
実施例1では、各連結部材14が、隣り合う両短冊状部11が折り畳まれる際に、重ねられた2つの両短冊状部11の外側でそれらを連結している。しかしながら、各連結部材14は、配置状態Spと折畳状態Sfとの移行を可能とするように隣り合う両短冊状部11を連結するものであれば、両短冊状部11の内側で連結してもよく、内外両側で連結してもよく、他の構成でもよく、実施例1の構成に限定されない。
10 放熱シート 11 短冊状部 11a 表面 11b 裏面 12 暖房用配管 12a 端縁 14 連結部材 15 接続用配管

Claims (1)

  1. 熱媒体を通す暖房用配管が設けられ、長尺な板状とされた複数の短冊状部と、
    所定の位置関係で並べて配置した状態で隣り合う前記短冊状部を連結する連結部材と、
    隣り合う2つの前記短冊状部のそれぞれの前記暖房用配管を接続する接続用配管と、を備え、
    前記連結部材は、長尺方向に直交する幅方向に前記短冊状部を並べて配置しつつ隣り合う2つの前記短冊状部を幅方向で山折りと谷折りとが交互に並んで重ねるように折り畳むことを可能とし、
    前記短冊状部では、並べて配置された状態において前記暖房用配管が表面に設けられ、
    前記接続用配管は、可撓性を有しつつ接続する前記暖房用配管の端縁間の間隔よりも長い寸法とされ、前記端縁から短尺方向に突出されて隣り合う2つの前記暖房用配管を接続し、山折りとなる位置では前記表面側に設けられ、谷折りとなる位置では前記表面とは反対側の裏面側に設けられていることを特徴とする放熱シート。
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