JP2003287235A - 床暖房用断熱パネル及びそれを利用した床暖房構造 - Google Patents

床暖房用断熱パネル及びそれを利用した床暖房構造

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JP2003287235A
JP2003287235A JP2002090664A JP2002090664A JP2003287235A JP 2003287235 A JP2003287235 A JP 2003287235A JP 2002090664 A JP2002090664 A JP 2002090664A JP 2002090664 A JP2002090664 A JP 2002090664A JP 2003287235 A JP2003287235 A JP 2003287235A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱効果が高く、しかも施工が容易な床暖房
用断熱パネル及びそれを利用した床暖房構造を提供す
る。 【解決手段】 この断熱パネル20は、断熱材層22
と、その下面に貼り付けられた下板21と、上面に貼り
付けられた上板23とを備えている。断熱パネル20の
上面には、上板23から断熱板22の内部に至る深さ
で、温水配管30を収容するための溝25が形成されて
いる。断熱パネル20の表面には、上板23の表面及び
溝25の内面を連続して覆う金属シート24が貼り付け
られている。この断熱パネル20を根太10上に配置
し、溝25に温水配管30を設置し、溝25の上面を金
属補助シート40で被覆した後、その上に床板50を取
付けることによって、本発明の床暖房構造が形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅、マンショ
ン、船舶等における暖房器具として、床暖房用の床を構
築する際に床板の下面に配設される、断熱パネル及びそ
れを利用した床暖房構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅、マンション等の建築物や、
船舶等における暖房器具として床暖房が注目されてい
る。床暖房は床面からの輻射熱暖房であるので、温風に
よるチリ、ホコリの発生による室内の汚染がなく、ま
た、乾燥や換気の心配がないので安全であり、更に、熱
源が室内にないのでスペースを有効に使用でき、ランニ
ングコストを低減できる等の利点があることから広く普
及している。
【0003】床暖房は電熱式と温水式に大別される。こ
のうち、温水式の床暖房構造としては、断熱パネル
を、床の支持体である根太と根太との間に配設し、断熱
パネルの上面に溝を形成してこの溝内に温水配管を配設
し、その上に床板を設置する、いわゆる根太間設置型の
方式と、床板の上に断熱パネルを配設し、この断熱パ
ネルの上面に溝を形成してこの溝内に温水配管を配設
し、その上に放熱板を介して床仕上材を配設する、いわ
ゆる根太上設置型の方式とが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の根太
間設置型の方式では、温水配管が挿入された断熱パネル
が根太と根太との間に配設されるため、根太の部分には
断熱材層を配設することができない。したがって、この
根太の部分には断熱効果がないので、熱が逃げ易く、熱
効率が低下するという問題があった。
【0005】また、根太と根太との間に配設するため
に、断熱パネルのサイズに限度があって大型化ができな
い。これによって、製造コストが高くなり、また、現場
での施工作業も煩雑となるので設置に手間がかかるとい
う問題もあった。
【0006】一方、上記の根太上設置型の方式では、
予め床板を設置し、その上に断熱パネルを配置して、温
水配管と放熱板を設置し、放熱板の上にはじゅうたん等
の床仕上材を設置するようにしているため、床板を直接
仕上材にすることができず、施工作業性も悪いという問
題があった。
【0007】したがって、本発明の目的は、断熱効果が
高く、しかも施工が容易な床暖房用断熱パネル及びそれ
を利用した床暖房構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の床暖房用断熱パネルは、床暖房用の床を構
築する際に、床板の下面に配設される断熱パネルにおい
て、断熱材層と、この断熱材層の下面に貼り付けられた
下板と、この断熱材層の上面に貼り付けられた上板とを
備え、前記断熱パネルの上面には、前記上板から前記断
熱材層の内部に至る深さで、温水配管を通すための溝が
形成されており、前記断熱パネルの表面には、前記上板
の表面及び前記溝の内面を連続して覆う金属シートが貼
り付けられていることを特徴とする。
【0009】本発明の床暖房用断熱パネルによれば、根
太上にこの断熱パネルを配列して取付け、断熱パネルの
上面の溝に温水配管を収容し、その上に床板を設置する
だけで施工することができ、施工作業性が極めて良好に
なる。なお、温水配管を溝内に収容した後、溝の上部に
金属補助シートを被せて、その上に床板を設置すること
もできる。
【0010】そして、断熱パネルの下面に配置された下
板は、根太等の支持体の上に載って、上からかかる荷重
を支えて、根太等が断熱材層に食い込んで、床が沈むこ
とを防止する役割をなし、断熱パネルの上面に配置され
た上板は、その上に設置される床板を釘等で固定しやす
くすると共に、床板をしっかりと支える役割をなす。
【0011】また、上板の表面及び溝の内面を連続して
覆う金属シートは、溝内に収容される温水配管の熱を断
熱パネルの上面全体に伝達させて、床面全体が均一に加
熱されるようにする役割をなす。
【0012】本発明の床暖房用断熱パネルにおいては、
前記断熱材層は、前記上板及び下板の周囲より外方には
み出して形成され、このはみ出した部分の上下少なくと
も一方の面に溝が形成されており、前記はみ出した部分
が弾性的に圧縮されるように構成されていることが好ま
しい。
【0013】この態様によれば、断熱パネルを根太等の
支持体上に配列して設置する際、施工すべき床面の幅や
長さ等に多少の寸法誤差があっても、断熱材層がはみ出
した部分どうしを圧縮させて調整することができ、断熱
パネルを隙間なく密着させて配置することができる。
【0014】また、温度や湿度によって、断熱パネルが
伸縮しても、上記断熱材層のはみ出した部分どうしで吸
収することができるので、断熱パネルどうしが押し合っ
て床面に反りが生じたり、断熱パネルどうしに隙間が開
いて床下の空気等が抜けてきたりする虞れがなくなる。
【0015】一方、本発明の床暖房構造は、床の支持体
と、この支持体上に並べて、下板を下方に向けて取付け
られる、上記の床暖房用断熱パネルと、前記床暖房用断
熱パネルの溝内に配置される温水配管と、前記溝内の温
水配管を覆うように、少なくとも前記溝の上面に貼り付
けられる金属補助シートと、前記床暖房用断熱パネルの
上部に配設される床板とを備えることを特徴とする。
【0016】本発明の床暖房構造によれば、根太等の支
持体上に前記床暖房用断熱パネルを配列して取付け、こ
の断熱パネルの上面の溝に温水配管を収容し、溝の上部
に金属補助シートを被せて、その上に床板を設置するだ
けで施工することができ、施工作業性が極めて良好にな
る。
【0017】また、断熱パネルが根太等の支持体上に渡
るように取付けられるので、床の全面に断熱材層を配設
することができ、例えば、根太の間にだけ断熱パネルを
設けた場合のように熱が逃げることがない。更に、断熱
パネルの上板の表面及び溝の内面を連続して覆う金属シ
ートと、溝の上部に被せられる金属補助シートとによっ
て、温水配管が包まれるようにして配設されるので、温
水配管の熱が床面全体に均一に伝熱される。その結果、
床暖房効率を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜3には、本発明による床暖
房構造の一実施形態が示されている。図1は本発明の床
暖房構造の要部を示す分解斜視図、図2は本発明の床暖
房構造において断熱パネル上に床板を設置する状態を示
す斜視図、図3は本発明の床暖房構造の部分断面図であ
る。
【0019】図1、2に示すように、本発明の床暖房構
造では、床の支持体である複数の根太10上を横断する
ように、本発明の床暖房用断熱パネルである断熱パネル
20が配列して取付けられ、この断熱パネル20の溝2
5内に配管30が配置される。また、断熱パネル20上
の溝25上には金属補助シート40が貼り付けられ、更
にその上に床板50が設置される。
【0020】図3を併せて参照しながら、まず、上記断
熱パネル20について説明すると、この断熱パネル20
は、断熱材層22と、この断熱材層22の下面に接合さ
れた下板21と、断熱材層22の上面に接合された上板
23と、上板23の表面に貼り付けられた金属シート2
4とで構成されている。断熱パネル20の上面には、上
板23から断熱材層22の内部に至る深さで、温水配管
30を通すための溝25が形成されている。そして、上
記金属シート24は、上板23の表面及び溝25の内面
を連続して覆うように貼り付けられている。
【0021】下板21は、根太10の上に配置され、断
熱パネル20の上にかかる荷重を受けて、根太10が断
熱材層22に食い込んで、床面が沈んでしまうのを防止
する役割をなす。下板21としては、通気性や吸湿性等
の理由から、通常の木板や、ベニヤ板などの合板や、木
チップなどを固めた合成板などの木質の板が好ましく使
用されるが、厚紙やプラスチックの板等を用いることも
できる。また、ガラス繊維の不織布等のシートであって
もよい。下板21の厚さは、特に限定されないが、上記
役割を果たすのに必要な厚さであればよいが、通常0.
01〜30mmが好ましい。
【0022】断熱材層22は、温水配管30からの熱を
断熱、保温して床下へ逃げるのを防止して、効率良く床
板50へ伝える役割をなす。断熱材層22としては、断
熱性を有するものであれば特に限定されず、ウレタン樹
脂、スチレン樹脂、ポリエチレン樹脂等の樹脂発泡体
や、グラスウールやロックウール等の繊維材料が好適に
用いられる。断熱材層22の厚さは必要とされる断熱性
能に応じて適宜設定すればよいが、通常10〜150m
mが好ましい。また、断熱材層22と下板21との接合
方法は特に限定されず、例えば接着剤による接着、加熱
による溶着、ステープル止め等の機械的な接合方法を採
用することができる。
【0023】この断熱材層22上に接合される上板23
は、床板50からの荷重を受けると共に、床板を固定す
るための固定具である釘等の固着部となり、断熱パネル
20と、床板50とをしっかりと固定する役割をなす。
上板23としては、下板21と同様な材質のものが使用
でき、下板21と同じものであってもよく、異なるもの
であってもよい。また、上板23の厚さは、上記役割を
なすのに必要な厚さであればよいが、通常0.01〜3
0mmが好ましい。また、断熱材層22と上板23との
接合方法としては、前記下板21と同様な方法が採用さ
れる。
【0024】断熱パネル20の上面には、上板23から
断熱材層22の内部に至る深さで、温水配管30を通す
ための、横断面がU字状の溝25が所定のパターンで形
成されている。この実施形態においては、複数の溝25
が所定間隔で平行に形成されている。なお、溝25の大
きさ、断面形状は、温水配管30の大きさや形状に合わ
せて適宜選択でき、断面形状は必ずしもU字状でなくて
もよい。
【0025】また、溝25の配列間隔は適宜選択可能で
あるが、暖房効率や施工コストの点から、10〜30c
m間隔とすることが好ましい。また、隣接する温水配管
30どうしが端部でU字状に接続されて連続できるよう
に、隣接する溝25が端部でU字状に連続するように形
成されていてもよい。
【0026】断熱パネル20の上面には、上板23の表
面及び溝25の内面を連続して覆うように金属シート2
4が貼り付けられている。この金属シート24は、温水
配管30からの熱を床板50に均一に伝える役割をなし
ている。
【0027】金属シート24は、熱伝導性に優れる金属
であって可撓性があればよく、アルミ箔等が好適に使用
できる。金属シート24の厚さとしては、必要とされる
熱伝導性、作業性、コストの点から、0.03〜2mm
であることが好ましい。
【0028】上板23の表面及び溝25の内面への金属
シート24の固定方法としては特に限定されず、例え
ば、接着剤による接着、両面粘着テープによる貼着等に
よって固定することができる。
【0029】この断熱パネル20の大きさは、設置スペ
ースの広さに合わせて適宜選択できるが、設置作業の効
率や製造コストの点から、1枚あたりの幅が200〜2
000cm、長さは200〜4000cmであることが
好ましく、例えば、915×1820mm(3×6板)
のような代表的なパネルサイズとして製造することがで
きる。
【0030】また、断熱パネル20の総厚さは10.0
2〜210mmであることが好ましい。10.02mm
未満であると、パネル全体の強度が低下し、断熱性能に
も劣るので好ましくなく、また、210mmを超えると
床板の位置が他より高くなるので外観上好ましくなく、
また、重量も増加するので作業性、コストの点からも好
ましくない。
【0031】次に、この断熱パネル20を用いた本発明
の床暖房構造について説明する。まず、図1、2に示す
ように、所定の間隔で配置されている根太10上に、溝
25が上面となるように断熱パネル20を並べて配置す
る。ここで、並べる断熱パネル20の数は、設置スペー
スに合わせて適宜決定される。なお、本発明における床
の支持体としては、根太以外に、コンクリート、鉄骨、
鉄板等であってもよい。
【0032】次に、断熱パネル20の溝25内に温水配
管30を配置する。この温水配管30は、例えばポリエ
ステル等の耐熱性を有するプラスチック配管が好ましく
用いられるが金属配管であってもよい。また、剛性を有
する直管であってもよく、可撓性を有するフレキシブル
管であってもよい。温水配管30の太さは外径が6〜3
0mmであることが好ましい。
【0033】次に、断熱パネル20の溝25の上から、
短冊状の金属補助シート40を貼り付けて、温水配管3
0が収容された溝25の開口部を閉塞する。これによっ
て、温水配管30の真上においても金属補助シート40
が被せられているので、温水配管30の周囲が金属シー
ト24及び金属補助シート40で囲まれる。それによっ
て、温水配管30の熱が金属シート24、40に良好に
伝達され、床面の全体に効率よく伝熱することができ
る。
【0034】金属補助シート40は溝25を覆うことが
できればよく、必ずしも短冊状でなくてもよい。金属補
助シート40としては、上記の金属シート24と同じも
のを用いてもよく、また、異なるものを用いてもよい。
金属補助シート40は、接着剤による接着、両面粘着テ
ープによる貼着等の方法によって断熱パネル20に貼り
付けることができる。
【0035】最後に、床板50を配置する。図2に示す
実施形態においては、床板50は所定の幅で千鳥状に配
置されて敷き詰められるように配置されている。また、
この床板50は図示しない釘等の固定手段によって、断
熱パネル20の上板23に固定されている。
【0036】このようにして形成された本発明の床暖房
構造は、床面全体が断熱パネルで覆われるので、熱損失
を少なくすることができる。また、前述したように、断
熱パネル20に予め貼り付けられた金属シート24と、
温水配管30を配置した後に溝25を覆う金属補助シー
ト40とによって温水配管30が囲まれるため、温水配
管30の熱が金属シート24、40を介して、床面の全
体に効率よく伝熱される。このため、床暖房効率を高め
ることができる。
【0037】また、本発明の断熱パネル20を用いるこ
とにより、根太10上に断熱パネル20を配列して取付
け、断熱パネル20の溝25に温水配管を配置し、溝2
5の開口部を金属補助シート40で被覆し、その上に床
板50を取付けるだけで施工できるので、作業性に優
れ、作業者の労力を軽減して、工期を短縮することがで
きる。
【0038】図4、5には、本発明の床暖房構造の他の
実施形態が示されている。なお、以下の実施形態の説明
においては、前記実施形態と同一部分には同符合を付し
て、その説明を省略することにする。
【0039】この実施形態の断熱パネル20aにおいて
は、断熱材層60が、上板23及び下板21の周囲より
外方にはみ出して、はみ出し部61を形成しており、こ
のはみ出し部61の上下の面に溝62が形成されている
点が上記の実施形態と異なっている。
【0040】ここで、はみ出し部61の突出幅として
は、5〜100mmであることが好ましい。また、溝6
2は、幅1〜50mm、深さ5〜140mmで設けられ
ていることが好ましい。なお、溝62は、はみ出し部6
1の上下少なくとも一方の面に形成されていればよい。
【0041】この実施形態においては、はみ出し部61
が断熱材層60だけで構成され、しかもその部分に溝6
2が形成されているので、断熱パネル20aを根太上に
配置したとき、床の幅や長さに多少の寸法誤差があって
も、はみ出し部61の部分を圧縮させて長さを調節する
ことができる。その結果、断熱パネル20aを隙間なく
密着させて配置することができる。
【0042】また、温度や湿度によって、断熱パネル2
0aが伸縮しても、上記断熱材層60のはみ出した部分
どうしで吸収することができるので、断熱パネル20a
どうしが押し合って床面に反りが生じたり、断熱パネル
20aどうしに隙間が開いて床下の空気等が抜けてきた
りする虞れがなくなる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
断熱効果が高く、しかも施工が容易であり、工期を短縮
することができる床暖房用断熱パネル及びそれを利用し
た床暖房構造を提供することができるので、住宅、マン
ション等の建築物や、船舶等における床暖房に好適に用
いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床暖房構造の要部を示す分解斜視図で
ある。
【図2】本発明の床暖房構造において断熱パネル上に床
板を設置する状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の床暖房構造の部分断面図である。
【図4】本発明による断熱パネルの他の実施形態を示す
部分斜視図である。
【図5】同断熱パネルの部分断面図である。
【符号の説明】
10 根太 20、20a 断熱パネル 21 下板 22 断熱材層 23 上板 24 金属シート 25 溝 30 温水配管 40 金属補助シート 50 床板 60 断熱材層 61 はみ出し部 62 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E220 AA03 AA04 AA12 AA37 AA51 AB09 AC03 CA05 CA07 CA44 CA57 DA02 DA19 DB05 DB12 EA11 FA14 GA02Y GA07Y GA22Y GA24Y GA28Y GB05Y GB12Y GB28Y GB32Y GB33Y GB37Y GB43Y GB45Y GB46Y GB48Y 3L070 BD02 BD03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床暖房用の床を構築する際に、床板の下
    面に配設される断熱パネルにおいて、 断熱材層と、この断熱材層の下面に貼り付けられた下板
    と、この断熱材層の上面に貼り付けられた上板とを備
    え、 前記断熱パネルの上面には、前記上板から前記断熱材層
    の内部に至る深さで、温水配管を通すための溝が形成さ
    れており、前記断熱パネルの表面には、前記上板の表面
    及び前記溝の内面を連続して覆う金属シートが貼り付け
    られていることを特徴とする床暖房用断熱パネル。
  2. 【請求項2】 前記断熱材層は、前記上板及び下板の周
    囲より外方にはみ出して形成され、このはみ出した部分
    の上下少なくとも一方の面に溝が形成されており、前記
    はみ出した部分が弾性的に圧縮されるように構成されて
    いる請求項1記載の床暖房用断熱パネル。
  3. 【請求項3】 床の支持体と、この支持体上に並べて下
    板を下方に向けて取付けられる請求項1又は2に記載の
    床暖房用断熱パネルと、前記床暖房用断熱パネルの溝内
    に配置される温水配管と、前記溝内の温水配管を覆うよ
    うに、少なくとも前記溝の上面に貼り付けられる金属補
    助シートと、前記床暖房用断熱パネルの上部に配設され
    る床板とを備えることを特徴とする床暖房構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005163536A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Suu Jin Kamu 防音効果を高めた組み立て式の支持ブロックとこれを用いた床構造物及びその施工方法
JP2006010255A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Toyox Co Ltd 冷暖房用パネルユニット
JP2013134046A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Sumisho Metalex Corp 既存のフローリング床を温水暖房付のフローリング床にリフォームする方法及びこのリフォームに用いられる温水パネル

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