JP3131958U - 高機能型遮熱マット - Google Patents

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Abstract

【課題】熱を効率よく反射するアルミニウム箔を基材表面に被覆して成り、建築物や構造物等における遮熱効果が高い高機能型の遮蔽マットを提供する。
【解決手段】不織布2、ポリエステル繊維プロピレン3、ポリエステル繊維エチレンフォーム4をそれぞれ接着して成る柔軟性と裁断加工性を有する基材5の両面に、アルミニウム箔6,6Aを被覆接着して成る遮熱マット1を構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、建築物や構造物等における遮熱効果がきわめて高い高機能型遮熱マットに関する。
従来、建築物や構造物における断熱材や遮熱材としては、多くはグラスウール系、ロックウール系等のウール状樹脂を発泡させたり、発泡プラスチック系のボードタイプの断熱材が使用されている。
さらに、輻射熱の反射効果を期待できるアルミニウムを蒸着したガス封入シートのような厚みのあるものを補助断熱材とするものもある。(例えば、特許文献1参照)
特許出願平11−301581公報
従来一般的な断熱材は、その断熱材の持つ熱の伝導性能によるものを利用したものであり、断熱性能を上げるには、材質を厚くするか材料の密度を変える等の方法があるが、建築物の壁厚の中で断熱材の厚みを厚くすることは物理的に限界があり、密度を変える場合はコスト面のアップや現場でのカット等の作業性が悪いなどの課題がある。
また、これらは熱を反射するのではなく、熱を吸収しながら伝導抵抗によって室内に熱を伝えにくくするに過ぎず、短時間の使用では大きな効果を現すが、長時間での使用に至っては、冬期では冷却材料になり、暑い夏では保温材料となってしまうため、熱を外にはね返し、内側に入れないことではないなどの不便や欠点があった。
さらに、特許出願平11−301581公報による技術は、輻射熱の反射効果を期待できるアルミニウムを蒸着したガス封入シートのような厚みのあるものを補助断熱材として使用する場合、壁の厚みが変わらないようにするためには、壁内の柱と柱の間に施工する必要があり、間取りによっては柱と柱が様々な寸法である住宅においては現場での作業負担が大きいなどの不便や欠点がある断熱材であった。
本考案は上記するような断熱材の持つ不便や欠点を解消するために、請求項1においては、柔軟性と裁断加工性を有する基材の表面に、アルミニウム箔を被覆接着した遮熱マットとすることで、建物の外装材や屋根、床下等に施工した場合、アルミニウム箔面は効果的に熱を反射する遮熱効果を得られるものとする。
請求項2においては、前記する基材の両面にアルミニウム箔を被覆接着することで、遮熱マットの表裏面問わず熱反射効果をさらに高められる高機能型の遮熱マットとする。
本考案による遮熱マットは、不織布と、ポリエステル繊維プロピレンとポリエステル繊維エチレンフォームそれぞれを接着して成る柔軟性と裁断加工性を有する基材の両面にアルミニウム箔を被覆した薄い遮熱マットを構成するので、現場でカットしたり、曲げたり隙間に差し入れたりして施工する作業性はきわめてよい。
加えて、基材の片面又は両面には、反射率が97%ときわめて高いアルミニウム箔を貼り付けているので、建物に施工した場合、外気の熱は外側に反射させ、室内の熱は輻射熱として室内に反射させるとともに、遮熱マットの基材は保温特性が高いので、従来の断熱材に比べてきわめて遮熱及び断熱効果の高い高機能型遮熱マットを提供することできる。
本考案の遮熱マットの第1の実施形態を図1に示す一部剥離した斜視図と図3に示す施工状態の参考図で説明する。
第1の実施形態による遮熱マット1は、厚さ数ミリほどのポリエステル繊維エステルファブリック(以下、不織布と称す)等の不織布2、ポリエステル繊維プロピレン3、厚さ数ミリ程度のポリエステル繊維エチレンフォーム4それぞれを接着して成る柔軟性と裁断加工性を有する基材5の両面にアルミニウム箔6,6Aを貼り付けて成る遮熱マット1を構成する。
第1の実施形態による遮熱マット1の基材5は、不織布2、ポリエステル繊維プロピレン3、ポリエステル繊維エチレンフォーム4いずれも柔軟性と裁断加工性ある素材で構成され、かつ、その表裏面にはアルミニウム箔6,6Aを貼り合わせているので、建築物の施工時における狭い隙間やコーナー部であっても曲げたり差し入れたり、構造物の形の違いにとらわれず自在にカットして容易に施工できる。
加えて、基材5の表裏面には、きわめて熱反射効率が97%と高いアルミニウム箔6,6Aで被覆しているので、例えば、図3の施工例図のように、屋根7や外装材8の内側や床材9の下に、本考案の遮熱マット1を施工した場合、外気の熱はそれぞれ外側に反射し、また、内装材10、天井材11、床材9で構成される室内の熱は輻射熱として室内側に反射させることができる。
次に、本考案の第2の実施形態を示す、
前記する第1の実施形態における基材5は複数の素材で形成されるが、本実施形態においては、適度な厚の不織布2を基材5とし、その基材5の両面にアルミニウム箔6,6Aを被覆接着して成る遮熱マット1を構成する。
第2の実施形態による遮熱マット1は、前記第1の実施形態より基材5の数が少ないので薄く形成できるため、狭い隙間に施工するに適しており、裁断加工性はもとより施工性もよい。加えて、このタイプも両面にはアルミニウム箔6,6Aを被覆しているので、薄くても有効に高い遮熱効果を得られる。
本考案は以上のような構成であるが、第1の実施形態における基材5は、不織布2、ポリエステル繊維プロピレン3やポリエステル繊維エチレンフォーム4を用いているが、保温性や裁断加工性を有するものであれば他の素材でも差し支えない。また、第1及び第2の実施形態いずれも両面にアルミニウム箔6,6Aを被覆接着しているが、片面のみでもよく、また、アルミニウム箔6の厚さは限定せず、いずれも特に限定されるものではない。
本考案の第1の実施形態の遮熱マットを示す一部剥離した組み合わせ斜視図である。 本考案の第2の実施形態の遮熱マットを示す一部剥離した組み合わせ斜視図である。 本考案の遮熱マットを住宅に採用した施工例図参考図である。
符号の説明
1 遮熱マット
2 不織布
3 ポリエステル繊維プロピレン
4 ポリエステル繊維エチレンフォーム
5 基材
6 アルミニウム箔
6A アルミニウム箔
7 屋根
8 外装材
9 床材
10 内装材
11 天井材

Claims (2)

  1. 建築や構造物の遮熱材であって、柔軟性と裁断加工性を有する基材の表面に、アルミニウム箔を被覆接着して成る構成を特徴とする高機能型遮熱マット。
  2. 前記する基材の両面に、アルミニウム箔を被覆接着して成る請求項1記載の高機能型遮熱マット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014080755A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Hirobumi Takaya 遮熱建築物の構築方法および遮熱建築物
JP2015045223A (ja) * 2014-10-31 2015-03-12 博文 高屋 遮熱建築物の構築方法および遮熱建築物

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