JPH11241428A - 保温パネル - Google Patents

保温パネル

Info

Publication number
JPH11241428A
JPH11241428A JP4024898A JP4024898A JPH11241428A JP H11241428 A JPH11241428 A JP H11241428A JP 4024898 A JP4024898 A JP 4024898A JP 4024898 A JP4024898 A JP 4024898A JP H11241428 A JPH11241428 A JP H11241428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
temperature side
plate
temperature
glass wool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4024898A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Kinoshita
裕介 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4024898A priority Critical patent/JPH11241428A/ja
Publication of JPH11241428A publication Critical patent/JPH11241428A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/04Arrangements using dry fillers, e.g. using slag wool which is added to the object to be insulated by pouring, spreading, spraying or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テンタオーブンのように100〜220℃程
度の高温環境下においても使用可能であり、又、従来の
保温パネルよりも断熱性が高く、且つ、熱損失が少なく
なるようにする。 【解決手段】 高温側から低温側へ順次重合した、高温
側表板11,グラスウール13,ポリウレタンフォーム
14及び低温側表板11′と、グラスウール13及びポ
リウレタンフォーム14の周囲を囲む耐熱断熱材製枠体
12とをそなえ、高温側雰囲気30の最高温度到達時に
おけるグラスウール13及び耐熱断熱材製枠体12とポ
リウレタンフォーム14との各接触部の温度がポリウレ
タンフォーム14の耐熱温度を超えないように、グラス
ウール13及び耐熱断熱材製枠体12の厚さを設定して
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックシー
トの延伸加工等に使用される加熱オーブン(以下、テン
タオーブンという)の断熱パネル等に用いて好適な保温
パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックシートの延伸加工等に使用
されるテンタオーブンにおいて、その内部温度は、最高
220℃程度まで上昇するのであるが、このテンタオー
ブンの内部を所定の温度に保ち、熱エネルギーの無用な
発散を防止するため、テンタオーブンの内部の高温側雰
囲気と外部の作業空間の低温側雰囲気とを区画して断熱
する断熱パネルが用いられる。
【0003】図9は、上述のような断熱パネルとして用
いられる従来の保温パネルの構造を模式的に示す断面図
であり、この図9に示すように、従来の保温パネル10
0は、所定の間隔をあけて互いに平行に配設した2枚の
鉄板111,111の間を、珪酸カルシウム等を母材と
する耐熱断熱材製の枠体112で囲うことにより形成さ
れた空間に、グラスウール113を詰めることにより構
成される。
【0004】このような構成の保温パネル100をテン
タオーブンの断熱パネルとして用い、高温側(テンタオ
ーブンの内部側)雰囲気50と低温側(テンタオーブン
の外側)雰囲気50′とを遮断するように、一方の鉄板
111を高温側に向け、又、他方の鉄板111を低温側
に向けるようにして配設することにより、テンタオーブ
ンの内部の高温側雰囲気50と外部の作業空間の低温側
雰囲気50′とを区画して断熱することができる。
【0005】このような従来の保温パネル100をテン
タオーブンの断熱パネルとして用いて、例えば、グラス
ウール113の厚さを、150mmとなるように構成し
た場合、外気(低温側雰囲気50′)温度が17℃,テ
ンタオーブン内(高温側雰囲気50)温度が175℃で
あると、テンタオーブンの保温パネル100の外気側の
鉄板111の表面温度は27℃になるという計測結果
(断熱作用)が得られている。
【0006】また、他の従来の一般的な保温パネルの構
造として、実開昭64−37806号公報に記載された
断熱複合パネルを、図10及び図11を用いて説明する
と、図10は従来の断熱複合パネルの構造を模式的に示
す斜視図であり、図11は図10のI−I断面図であ
る。これらの図10,図11に示す従来の断熱複合パネ
ル200は、建築物の床材として用いられるもので、合
板201,角形枠体204,グラスウール205および
発泡断熱材206をそなえて構成されている。
【0007】角形枠体204は、横材202と縦材20
3とを図示しない接着材や釘等を用いて枠型に固着する
ことにより構成され、更に、この角形枠体204を合板
201に固着することによって、合板201と角形枠体
204との間に箱形空間が形成される。そして、合板2
01と角形枠体204とにより形成された箱型空間に、
合板201との間に若干の空間を残して、樹脂で固化し
た板状のグラスウール205を配設し、更に、このグラ
スウール205と合板201との間に残された空間に発
泡断熱材206を充填発泡することにより、合板20
1,角形枠体204およびグラスウール205を固着す
るとともに発泡断熱材206とグラスウール205とを
積層する。
【0008】このように合板201および角形枠材20
4内に発泡断熱材206およびグラスウール205を積
層することにより、断熱作用が得られ、断熱複合パネル
200を建築物の床材として用い、合板201が屋内側
となるように配設することにより、屋内と屋外との間を
区画して断熱することができる。さらに、他の従来の一
般的な保温パネルの構造として、特開平5−26391
号公報に記載された保温パネルを、図12,図13を用
いて説明すると、図12は従来の保温パネルを使用した
加熱ユニットの構造を示す斜視図、図13は従来の保温
パネルの構造を示す部分拡大断面図であり、これらの図
12,図13に示す保温パネル300は床暖房装置等の
ための断熱装置として用いられるものである。
【0009】加熱ユニット301は、保温パネル300
を使用した、床暖房や屋根融雪等に使用されるものであ
り、図12に示すように、面状発熱体305,伝熱体3
06,断熱材304,枠体302および保温パネル30
0をそなえて構成されている。この加熱ユニット301
における面状発熱体305の上面には、比較的厚いアル
ミニウムシートからなる伝熱体306が敷設されてお
り、又、面状発熱体305の下側にはグラスウール等か
らなる断熱材304が配設されている。更に、この断熱
材304の下側位置には、枠体302に保持されるよう
に保温パネル300が配設されている。この保温パネル
300は、面状発熱体305から生ずる熱の下方向(図
12中下方向)への熱伝導を断熱すべく配設されてい
る。
【0010】さて、保温パネル300は、図13に示す
ように、複数の断熱板307を空間部380を介して重
ね合わせることによって構成されている。又、各断熱板
307は、保持板308における高温側(図12,図1
3中上側)面に赤外線反射部309を形成するととも
に、その反対側(図12,図13中下側)面に赤外線吸
収部310を形成することにより構成されている。
【0011】このような構成により、面状発熱体305
が発熱すると、その熱の一部は断熱材304に伝導し、
この結果、断熱材304は蓄熱して高温状態となり、更
に、この高温状態の断熱材304から保温パネル300
の高温側面へと一部の熱が伝導する。ここで、断熱材3
04から保温パネル300へ放射される熱(赤外線)
は、保温パネル300において、先ず、断熱材304に
最も近接する位置(図12,図13中最上部位置)に配
設された断熱板307に向かって放射される。この最上
部の断熱板307において、放射された赤外線は、その
上面に形成された赤外線反射部309によって反射され
るとともに、赤外線反射部309自体を輻射熱により加
熱する。
【0012】赤外線反射部309を加熱した熱の一部
は、保持板308を介して、この保持板308の下面に
形成されている赤外線吸収部310に伝導する。この赤
外線吸収部310に伝導した熱の大部分は、その下方に
存在する空間部380により空気断熱されることによ
り、その熱伝導が阻止されるが、一部の熱は赤外線とな
り、更に下方位置に配設された断熱板307へ向けて放
射される。このように放射された赤外線は、更に下方に
配設されている断熱板307の上面に形成されている赤
外線反射部309により反射されるとともに、この赤外
線反射部309自体を輻射熱により加熱する。
【0013】以下、保温パネル300において、これら
の赤外線反射部309及び赤外線吸収部310による輻
射熱の減衰作用と、各空間部380による空気断熱作用
とによる工程の繰り返しにより、面状発熱体305によ
り発熱された熱を断熱する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、テン
タオーブンには、従来、図9に示すような、耐熱性のあ
るグラスウール113を断熱材として用いて構成された
保温パネル100が使用されているが、更に、充分な断
熱性があり、且つ、熱損失の少ない保温パネルが要望さ
れている。
【0015】また、図10,図11に示す従来の断熱複
合パネル200や、図12,13に示す従来の保温パネ
ル300は、いずれも建築物等に利用されるもので、常
温付近で用いられるものであり、テンタオーブンのよう
な100〜220℃程度の高温雰囲気の断熱に用いるに
は、ともに構成部材の耐熱性が不十分で、使用不可能で
あるという課題がある。
【0016】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、高温環境下で使用する場合においても、その
構成部材の耐熱温度を超えることのないような工夫を施
すことにより、テンタオーブンのように100〜220
℃程度の高温環境下においても使用可能であり、又、従
来の保温パネルよりも断熱性が高く、且つ、熱損失が少
ない保温パネルを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の保温パネルは、高温側雰囲気と低温側雰囲気
とを区画して断熱する保温パネルにおいて、高温側から
低温側へ順次重合した、高温側表板,グラスウール,ポ
リウレタンフォーム及び低温側表板と、グラスウール及
びポリウレタンフォームの周囲を囲む耐熱断熱材製枠体
とをそなえ、高温側雰囲気の最高温度到達時におけるグ
ラスウール及び耐熱断熱材製枠体とポリウレタンフォー
ムとの各接触部の温度がポリウレタンフォームの耐熱温
度を超えないように、グラスウール及び耐熱断熱材製枠
体の厚さが設定されていることを特徴としている。
【0018】なお、請求項1記載の保温パネルにおい
て、ポリウレタンフォームが、グラスウールによって縁
取りされた一定深さの凹部に収容されるとともに、高温
側雰囲気の最高温度到達時におけるグラスウールとポリ
ウレタンフォームとの境界温度がポリウレタンフォーム
の耐熱温度を超えないように、グラスウールの厚さを設
定してもよい(請求項2)。
【0019】さらに、請求項2記載の保温パネルにおい
て、耐熱断熱材製枠体の内側で高温側表板および耐熱断
熱材製枠体に当接して設けられた補強枠材と、耐熱断熱
材製枠体の外側で高温側表板と低温側表板とを連結固定
する複数の外側支板と、耐熱断熱材製枠体の内側で、高
温側表板との間に耐熱断熱板を挟みながら高温側表板側
と低温側表板とを連結固定する少なくとも1つの中間支
板とをそなえ、中間支板の周囲を所定厚さのグラスウー
ルで囲むとともに、外側支板および中間支板の伝熱面積
を極小としてもよい(請求項3)。
【0020】また、本発明の保温パネルは、高温側雰囲
気と低温側雰囲気とを区画して断熱する保温パネルにお
いて、所定の間隔をあけて互いに平行に配設された高温
側表板および低温側表板と、高温側表板と低温側表板と
の間に形成される空間の周囲を囲む耐熱断熱材製枠体と
をそなえ、空間内に、両面鏡面加工を施された複数のス
テンレス薄板が、高温側表板および低温側表板と平行に
且つ略一定間隔で配設されていることを特徴としている
(請求項4)。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (A)第1実施形態の説明 図1,図2は本発明の第1実施形態としての保温パネル
を示すもので、図1は本発明の第1実施形態としての保
温パネルの断面図、図2は図1に示す保温パネルの斜視
図である。
【0022】本発明の第1実施形態としての保温パネル
は、図1に示すように、高温側表板11,グラスウール
13,ポリウレタンフォーム14,低温側表板11′お
よび耐熱断熱材製枠体12をそなえて構成されており、
高温側雰囲気30と低温側雰囲気30′とを区画して断
熱するものである。高温側表板11および低温側表板1
1′はともにボンデ鋼板製であり、これらの高温側表板
11と低温側表板11′との間に、グラスウール13
(熱伝導度0.034〜0.060kcal/mh℃程度)
と、ポリウレタンフォーム14(熱伝導度0.015〜
0.030kcal/mh℃程度)とが、高温側から低温側
へ、高温側表板11,グラスウール13,ポリウレタン
フォーム14および低温側表板11′の順に並ぶように
重合されている。
【0023】また、グラスウール13とポリウレタンフ
ォーム14とにおける、高温側表板11や低温側表板1
1′と重合されていない側の周囲は、耐熱断熱材製枠体
(以下、単に枠体という場合がある)12により環囲さ
れている。この枠体12は、多孔質の珪酸カルシウムを
母材とし、耐熱結合剤で固めて構成された、例えば、2
kg/cm2以上の強度を有する耐熱断熱材製であり、その熱
伝導度は、0.033〜0.07kcal/mh℃程度であ
る。
【0024】さらに、本保温パネルは、高温側雰囲気3
0の最高温度到達時におけるグラスウール13及び枠体
12とポリウレタンフォーム14との各接触部の温度
が、ポリウレタンフォーム14の耐熱温度(120℃程
度)を超えないように、グラスウール13及び枠体12
の厚さが設定されている 本発明の第1実施形態としての保温パネルは上述のごと
く構成されているので、本保温パネルをテンタオーブン
の断熱パネルに適用すると、高温側表板11を高温側雰
囲気30(テンタオーブン内部)に、又、低温側表板1
1′を低温側雰囲気30′(外気)にそれぞれ対向する
ように配設することにより、高温側雰囲気30と低温側
雰囲気30′との間が区画されて断熱される。
【0025】ここで、高温側雰囲気30すなわち、テン
タオーブンの内部温度が最高温度(220℃程度)に達
した場合においても、グラスウール13および枠体12
の断熱作用により、ポリウレタンフォーム14とグラス
ウール13との接合面や、ポリウレタンフォーム14と
枠体12との接合面におけるポリウレタンフォーム14
の温度は、それぞれポリウレタンフォーム14の耐熱温
度(120℃)よりも低い温度に保持される。従って、
ポリウレタンフォーム14は、その耐熱温度を超える高
温により影響を受けることなく断熱効果を発揮すること
ができ、高温側雰囲気30と低温側雰囲気30′との間
において十分な断熱効果を得ることができる。
【0026】例えば、高温側表板11および低温側表板
11′を、それぞれ厚さ0.8mmのボンデ鋼板により
構成するとともに、グラスウール13の厚さを100m
m、又、ポリウレタンフォーム14の厚さを50mmと
なるようにそれぞれ構成した保温パネルをテンタオーブ
ンの断熱パネルとして用いると、高温側雰囲気30(テ
ンタオーブン内部)の温度が175℃、低温側雰囲気3
0′(外気)の温度が17℃の場合に、低温側表板1
1′の表面温度が22〜24℃程度であるという実測値
が得られている。
【0027】また、この構成において、高温側雰囲気3
0(テンタオーブン内部)の温度が220℃、低温側雰
囲気30′(外気)の温度が17℃の場合には、グラス
ウール13とポリウレタンフォーム14の接触部の温度
は約100℃程度という実測値が得られており、ポリウ
レタンフォーム14の耐熱温度(120℃)を下回って
いる。
【0028】なお、一般に厚さがdA である熱伝導率λ
A の断熱材と、厚さがdB である熱伝導率λB の断熱材
とを重合したときの合成熱伝導率λは、 λ=(dA +dB )/ 〔(dA /λA )+(dB /λ
B )〕 であらわされる。このように、本発明の第1実施形態と
しての保温パネルによれば、グラスウール13とポリウ
レタンフォーム14との境界部分の温度と、枠材12と
ポリウレタンフォーム14との境界部分の温度とが、ポ
リウレタンフォーム14の耐熱温度を超えないように、
グラスウール13および枠材12の厚さが構成されてい
るので、ポリウレタンフォーム14が耐熱温度を超える
高温により影響を受けることなく断熱効果を発揮するこ
とができ、テンタオーブンのように内部温度が100〜
220℃程度の高温になる環境下においても断熱パネル
として使用可能である他、グラスウールのみを断熱材と
して用いて構成された、同じ厚さを有する従来の保温パ
ネルよりも高い断熱性を得ることができ、例えば、同じ
厚さ寸法を有する、図9に示す従来の保温パネルに比し
て、約25%の断熱性の改善効果が得られる。
【0029】また、図3は本発明の第1実施形態として
の保温パネルの変形例を示す部分断面図であるが、この
図3に示す保温パネルは、やや熱伝導度が大きいために
温度が高くなる枠体12がポリウレタンフォーム14に
直接接触することがないように構成したものであり、図
1および図2に示す保温パネルにおいて、枠体12とポ
リウレタンフォーム14との間に所定の厚さのグラスウ
ール13を介在させて構成し、ポリウレタンフォーム1
4が、グラスウール13によって縁取りされた一定深さ
の凹部13aに収納されるように構成されている。
【0030】さらに、枠体12とポリウレタンフォーム
14との間に配設されたグラスウール13の厚さは、高
温側雰囲気30の最高温度到達時におけるグラスウール
13とポリウレタンフォーム14との境界温度がポリウ
レタンフォーム14の耐熱温度を超えないような厚さと
なるように設定されており、その他の部分は、図1およ
び図2に示す第1実施形態の保温パネルと同様に構成さ
れている。なお、図中、既述の符号と同一の符号は同一
もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は
省略する。
【0031】本発明の第1実施形態の変形例としての保
温パネルは上述のごとく構成されているので、本保温パ
ネルをテンタオーブンの断熱パネルに適用すると、高温
側表板11を高温側雰囲気30(テンタオーブン内部)
に、又、低温側表板11′を低温側雰囲気30′(外
気)にそれぞれ対向するように配設することにより、高
温側雰囲気30と低温側雰囲気30′との間が区画され
て断熱される。
【0032】ここで、高温側雰囲気30すなわち、テン
タオーブンの内部温度が最高温度(220℃程度)に達
した場合においても、グラスウール13および枠体12
の各断熱作用により、ポリウレタンフォーム14とグラ
スウール13との接合面におけるポリウレタンフォーム
14の温度は、それぞれポリウレタンフォーム14の耐
熱温度(120℃)よりも低い温度に保持される。従っ
て、ポリウレタンフォーム14は、その耐熱温度を超え
る高温により影響を受けることなく断熱効果を発揮する
ことができ、高温側雰囲気30と低温側雰囲気30′と
の間において十分な断熱効果を得ることができる。
【0033】このように、本発明の第1実施形態として
の保温パネルの変形例によっても、上述した第1実施形
態と同様の作用効果を得ることができる他、やや熱伝導
度が大きいために高温になり易い枠体12と、ポリウレ
タンフォーム14との間にもグラスウール13を介在さ
せることにより、ポリウレタンフォーム14が高温によ
って影響を受けることなく、より安定した状態で断熱効
果を発揮することができる。
【0034】(B)第2実施形態の説明 図4,図5は本発明の第2実施形態としての保温パネル
を示すもので、図4はその構成を一部破断して示す斜視
図、図5は一部を破断して示す図4の部分拡大図であ
る。これらの図4,図5に示すように、第2実施形態の
保温パネルは、図3に示す第1実施形態の変形例の保温
パネルに加えて補強骨枠21a,21b,支板22〜2
4およびブラインドリベット25をそなえるものであ
り、その他の部分は第1実施形態の変形例の保温パネル
と同様に構成されている。なお、図中、既述の符号と同
一の符号は同一もしくはほぼ同一の部分を示しているの
で、その説明は省略する。
【0035】補強骨枠21a,21bはともに厚手鋼板
製の補強枠材であり、図5に示すように、枠体12の内
側で、高温側表板11と枠体12とに当接するように固
設配置されており、又、これらの補強骨枠21a,21
bはともに低温側表板11′とは当接しないように形成
されている。支板22は、薄板をアングル状に形成した
外側支板であり、枠体12の外側で、本保温パネルの4
隅位置において高温側表板11と低温側表板11′とを
連結固定するように枠体12に接して取り付けられてい
る。又、支板23は、薄板製の外側支板であり、本保温
パネルの側面に等間隔に配設され、高温側表板11と低
温側表板11′とを連結固定するように枠体12に接し
て取り付けられている。更に、支板24は、薄板製の中
間支板であり、枠体12の内側において適当な間隔で複
数個配設されるもので、高温側表板11との間に断熱板
26(耐熱断熱板)を挟みながら、高温側表板11と低
温側表板11′とを連結固定するものである。
【0036】また、支板22〜24は、それぞれ高温側
表板11や低温側表板11′と同じ程度の厚さの鋼板と
して、伝熱面積が極小となるように形成されている。さ
らに、支板24の周囲は所定の厚さのグラスウール13
で囲まれており、この支板24の周囲に配設されたグラ
スウール13の厚さは、高温側雰囲気30の最高温度到
達時において、支板24が最高温度に到達した時におい
ても、支板24の周囲に配設されたグラスウール13と
ポリウレタンフォーム14との境界温度がポリウレタン
フォーム14の耐熱温度を超えないような厚さとなるよ
うに設定されている。
【0037】なお、高温側表板11や低温側表板11′
と、各支板22〜24とは、ブラインドリベット25に
より連結固定されている。本発明の第2実施形態として
の保温パネルは上述のごとく構成されているので、本保
温パネルをテンタオーブンの断熱パネルに適用すると、
高温側表板11を高温側雰囲気30(テンタオーブン内
部)に、又、低温側表板11′を低温側雰囲気30′
(外気)にそれぞれ対向するように配設することによ
り、高温側雰囲気30と低温側雰囲気30′との間が区
画されて断熱される。
【0038】ここで、高温側雰囲気30すなわち、テン
タオーブンの内部温度が最高温度(220℃程度)に達
した場合においても、グラスウール13および枠体12
の各断熱作用により、ポリウレタンフォーム14とグラ
スウール13との接合面におけるポリウレタンフォーム
14の温度は、それぞれポリウレタンフォーム14の耐
熱温度(120℃)よりも低い温度に保持され、更に、
支板24の周囲に配設されたグラスウール13の断熱作
用により、支板24が最高温度に到達した時において
も、支板24の周囲におけるポリウレタンフォーム14
は耐熱温度に到達することはない。
【0039】従って、ポリウレタンフォーム14は、そ
の耐熱温度を超える高温により影響を受けることなく断
熱効果を発揮することができ、高温側雰囲気30と低温
側雰囲気30′との間において十分な断熱効果を得るこ
とができる。例えば、高温側表板11および低温側表板
11′を、それぞれ厚さ0.8mmのボンデ鋼板により
構成するとともに、グラスウール13の厚さを100m
m、又、ポリウレタンフォーム14の厚さを50mmと
なるようにそれぞれ構成した本第2実施形態の保温パネ
ルを、テンタオーブンの断熱パネルとして用いた場合
に、断熱パネル全体からの熱伝導により失われる総熱量
は、前述の図9に示したような、グラスウールの厚さを
150mmとなるように構成した、断熱材をグラスウー
ルのみで構成した保温パネルと同等の総熱量損失に抑え
ることができる。
【0040】このように、本発明の第2実施形態として
の保温パネルによっても、上述した第1実施形態の変形
例と同様の作用効果を得ることができる他、厚手鋼板製
の補強骨枠21a,21bをそれぞれ低温側表板11′
に直接接することがないように構成するとともに、支板
22〜24をそれぞれ高温側表板11や低温側表板1
1′と同じ程度の厚さの鋼板として伝熱面積ができるだ
け少なくなるように構成し、更には、支板23と高温側
表板11との間に断熱板26を挟んで構成することによ
り、高温側表板11に接する高温側雰囲気30から、こ
れらの補強骨枠21a,21bへ直接伝導する熱量はな
く、又、支板22〜24を介して低温側表板11′側へ
伝導する熱量も少なくなることから、より効率的な断熱
効果を得ることができ、従って、例えば、同じ厚さ寸法
を有する、図9に示す従来の保温パネルに比して、約2
5%の断熱性の改善効果を得られる。
【0041】また、補強骨枠21a,21bや支板22
〜24等をそなえて構成することにより、保温パネルの
強度を増すことができることから、強度を必要とする用
途にも用いることができる。このとき、上述の如く構成
された本保温パネルでは、その内側や外側に補強のため
の補強骨枠21a,21bや支板22〜24を設けて
も、従来の保温パネルに劣らぬ断熱効果を得ることがで
き、又、高い強度の保温パネルを構成することができ
る。
【0042】(C)第3実施形態の説明 図6〜図8は本発明の第3実施形態としての保温パネル
を示すもので、図6はその外観を示す斜視図、図7はそ
の断面図、図8は図7の部分拡大図である。本発明の第
3実施形態としての保温パネルは、図6,図7に示すよ
うに、高温側表板15,低温側表板15′,反射板1
8,耐熱断熱材製枠体17および係止部材16をそなえ
て構成されており、高温側雰囲気30と低温側雰囲気3
0′とを区画して断熱するものである。
【0043】所定の間隔をあけて互いに平行に配設した
高温側表板15と低温側表板15′の間に形成された空
間の周囲を囲むように、耐熱断熱材製枠体(以下、単に
枠体という場合がある)17が配設されている。この枠
体17は、多孔質の珪酸カルシウムを母材とし、耐熱結
合剤で固めた、例えば、2kg/cm2以上の強度を持ってい
る耐熱断熱材製である。
【0044】また、高温側表板15と低温側表板15′
との間に形成された空間内には、複数(本実施形態では
6枚)の反射板18が、枠体17に刻まれた溝によっ
て、平行に、且つ、等間隔に保持されており、又、これ
らの反射板18や高温側表板15および低温側表板1
5′の間には、図7,図8に示すように、それぞれ空気
層20が形成されている。又、各反射板18は、両面が
鏡面仕上げ(両面鏡面加工)されたステンレス薄板によ
り構成されている。
【0045】さらに、高温側表板15および低温側表板
15′の4辺の端縁の内、3辺の端縁は、図6,図7に
示すように、それぞれコの字型に折り曲げられており、
所定の間隔をあけて配設された高温側表板15と低温側
表板15′との間に、高温側表板15および低温側表板
15′における折り曲げられていない1辺側から、反射
板18を嵌着した枠体17を差し込んだ後、図8に示す
ように、係止部材16とビス19とで枠体17を係止す
ることにより、本保温パネルを組み立てることができる
ようになっている。
【0046】本発明の第3実施形態としての保温パネル
は上述のごとく構成されているので、本保温パネルをテ
ンタオーブンの断熱パネルに適用すると、高温側表板1
5を高温側雰囲気30(テンタオーブン内部)に、又、
低温側表板15′を低温側雰囲気30′(外気)にそれ
ぞれ対向するように配設する。ここで、高温側雰囲気3
0から保温パネルの高温側表板15へ伝導される熱(赤
外線)は、高温側表板15における低温側雰囲気30′
側面に伝導し、最も高温側表板15に近接する位置に配
設された反射板18に向かって放射されるが、この際、
その熱の一部が高温側表板15と反射板18との間に形
成された空気層20により空気断熱される。又、反射板
18に到達した赤外線の内、一部は反射板18の表面に
形成された鏡面により反射され、高温側表板15と反射
板18との間に形成された空気層20により空気断熱さ
れる。
【0047】また、最も高温側表板15に近接する位置
に配設された反射板18に到達した熱は、反射板18を
伝導し、反射板18における低温側雰囲気30′側面か
ら放射され、隣接する反射板18との間に形成された空
気層20により空気断熱される。以下、これらの複数の
反射板18と空気層20とにより空気断熱作用が繰り返
され、高温側雰囲気30と低温側雰囲気30′との間が
区画されて断熱され、図1に示した第1実施形態と同寸
法であれば、第3実施形態の保温パネルによっても、第
1実施形態の保温パネルと略同等の断熱性を備えること
ができる。
【0048】このように、本発明の第3実施形態として
の保温パネルによれば、高温側雰囲気30から保温パネ
ルの高温側表板15へ伝導される熱(赤外線)は、高温
側表板15と低温側表板15′との間の空間に配設され
た複数の反射板18と空気層20とにより、空気断熱が
反復して行なわれることから、効率的な断熱効果を得る
ことができ、例えば、同じ厚さ寸法を有する、図9に示
す従来の保温パネルに比して、約25%の断熱性の改善
効果を得られる。
【0049】また、高温側表板15および低温側表板1
5′の4辺の端縁の内、3辺の端縁を、それぞれコの字
型に折り曲げて構成し、所定の間隔をあけて配設された
高温側表板15と低温側表板15′との間に、高温側表
板15′および低温側表板15′における折り曲げられ
ていない1辺側から、反射板18を嵌着した枠体17を
差し込んだ後、係止部材16とビス19とで枠体17を
係止することにより、接着剤等を用いることなく本保温
パネルを簡便に組み立てることができ、製造コストを低
減することができる。
【0050】なお、上記第3実施形態では、高温側表板
15と低温側表板15′との間に形成された空間に、反
射板18を6枚配設しているが、それに限定されるもの
ではなく、反射板18を何枚配設してもよく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することがで
きる。特に、高温側表板15と低温側表板15′との間
に形成された空間に配設する反射板18の数は6枚以上
が望ましい。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の保温パネ
ルによれば、高温側から低温側へ順次重合した、高温側
表板,グラスウール,ポリウレタンフォーム及び低温側
表板と、グラスウール及びポリウレタンフォームの周囲
を囲む耐熱断熱材製枠体とをそなえるとともに、高温側
雰囲気の最高温度到達時におけるグラスウール及び枠体
とポリウレタンフォームとの各接触部の温度がポリウレ
タンフォームの耐熱温度を超えないように、グラスウー
ル及び枠体の厚さを設定することにより、高温側雰囲気
の最高温度到達時においてもポリウレタンフォームが高
温による影響を受けることがなく高い耐熱性を得ること
ができることから、安定した断熱効果を得ることができ
る他、従来の保温パネルに比べて高い断熱性を得ること
ができる利点がある(請求項1)。
【0052】また、ポリウレタンフォームを、グラスウ
ールによって縁取りされた一定深さの凹部に収容すると
ともに、高温側雰囲気の最高温度到達時におけるグラス
ウールとポリウレタンフォームとの境界温度がポリウレ
タンフォームの耐熱温度を超えないように、グラスウー
ルの厚さを設定してもよく、これにより、高温側雰囲気
の最高温度到達時においても、やや熱伝導度が大きいた
めに高温になり易い枠体により、ポリウレタンフォーム
が影響を受けることなく、より安定した状態で断熱効果
を発揮することができる利点がある(請求項2)。
【0053】さらに、耐熱断熱材製枠体の内側で高温側
表板および耐熱断熱材製枠体に当接して設けられた補強
枠材と、耐熱断熱材製枠体の外側で高温側表板と低温側
表板とを連結固定する複数の外側支板と、耐熱断熱材製
枠体の内側で、高温側表板との間に耐熱断熱板を挟みな
がら高温側表板側と低温側表板とを連結固定する少なく
とも1つの中間支板とをそなえ、中間支板の周囲を所定
厚さのグラスウールで囲むとともに、外側支板および中
間支板の伝熱面積を極小としてもよく、これにより保温
パネルの強度を増すことができ、強度を必要とする用途
にも用いることができる他、保温パネルの内側や外側に
補強のための補強材や支板を設けても、高い断熱効果を
得ることができる利点がある(請求項3)。
【0054】また、本発明の保温パネルによれば、所定
の間隔をあけて互いに平行に配設された高温側表板およ
び低温側表板と、高温側表板と低温側表板との間に形成
される空間の周囲を囲む耐熱断熱材製枠体とをそなえ、
空間内に、両面鏡面加工を施された複数のステンレス薄
板を、高温側表板および低温側表板と平行に且つ略一定
間隔で配設することにより、ステンレス薄板に施された
鏡面加工と、隣合うステンレス薄板の間に形成された空
気層とにより、空気断熱が反復して行なわれることか
ら、効率的な断熱効果を得ることができる利点がある
(請求項4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての保温パネルの断
面図である。
【図2】図1に示す保温パネルの斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態としての保温パネルの変
形例を示す部分断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態としての保温パネルの構
成を一部破断して示す斜視図である。
【図5】一部を破断して示す図4の部分拡大図である。
【図6】本発明の第3実施形態としての保温パネルの外
観を示す斜視図である。
【図7】図6に示す保温パネルの断面図である。
【図8】図7の部分拡大図である。
【図9】従来の保温パネルの構造を模式的に示す断面図
である。
【図10】従来の断熱複合パネルの構造を模式的に示す
斜視図である。
【図11】図10のI −I 断面図である。
【図12】従来の保温パネルを使用した加熱ユニットの
構造を示す斜視図である。
【図13】従来の保温パネルの構造を示す部分拡大断面
図である。
【符号の説明】
11 高温側表板 11′ 低温側表板 12 耐熱断熱材製枠体 13 グラスウール 13a 凹部 14 ポリウレタンフォーム 15 高温側表板 15′ 低温側表板 17 耐熱断熱材製枠体 18 反射板(ステンレス薄板) 20 空気層 21a,21b 補強骨枠(補強枠材) 22,23 支板(外側支板) 24 支板(中間支板) 26 断熱板(耐熱断熱板) 30 高温側雰囲気 30′ 低温側雰囲気

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温側雰囲気と低温側雰囲気とを区画し
    て断熱する保温パネルにおいて、 高温側から低温側へ順次重合した、高温側表板,グラス
    ウール,ポリウレタンフォーム及び低温側表板と、 前記グラスウール及び前記ポリウレタンフォームの周囲
    を囲む耐熱断熱材製枠体とをそなえ、 前記高温側雰囲気の最高温度到達時における前記グラス
    ウール及び前記耐熱断熱材製枠体と前記ポリウレタンフ
    ォームとの各接触部の温度が前記ポリウレタンフォーム
    の耐熱温度を超えないように、前記グラスウール及び前
    記耐熱断熱材製枠体の厚さが設定されていることを特徴
    とする、保温パネル。
  2. 【請求項2】 前記ポリウレタンフォームが、前記グラ
    スウールによって縁取りされた一定深さの凹部に収容さ
    れるとともに、 前記高温側雰囲気の最高温度到達時における前記グラス
    ウールと前記ポリウレタンフォームとの境界温度が前記
    ポリウレタンフォームの耐熱温度を超えないように、前
    記グラスウールの厚さが設定されていることを特徴とす
    る、請求項1記載の保温パネル。
  3. 【請求項3】 前記耐熱断熱材製枠体の内側で前記高温
    側表板および前記耐熱断熱材製枠体に当接して設けられ
    た補強枠材と、 前記耐熱断熱材製枠体の外側で前記高温側表板と前記低
    温側表板とを連結固定する複数の外側支板と、 前記耐熱断熱材製枠体の内側で、前記高温側表板との間
    に耐熱断熱板を挟みながら前記高温側表板側と前記低温
    側表板とを連結固定する少なくとも1つの中間支板とを
    そなえ、 前記中間支板の周囲を所定厚さのグラスウールで囲むと
    ともに、前記外側支板および前記中間支板の伝熱面積を
    極小としたことを特徴とする、請求項2記載の保温パネ
    ル。
  4. 【請求項4】 高温側雰囲気と低温側雰囲気とを区画し
    て断熱する保温パネルにおいて、 所定の間隔をあけて互いに平行に配設された高温側表板
    および低温側表板と、 前記高温側表板と前記低温側表板との間に形成される空
    間の周囲を囲む耐熱断熱材製枠体とをそなえ、 前記空間内に、両面鏡面加工を施された複数のステンレ
    ス薄板が、前記高温側表板および前記低温側表板と平行
    に且つ略一定間隔で配設されていることを特徴とする、
    保温パネル。
JP4024898A 1998-02-23 1998-02-23 保温パネル Withdrawn JPH11241428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024898A JPH11241428A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 保温パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024898A JPH11241428A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 保温パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11241428A true JPH11241428A (ja) 1999-09-07

Family

ID=12575410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4024898A Withdrawn JPH11241428A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 保温パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11241428A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004510106A (ja) * 2000-09-27 2004-04-02 ベスト, フレデリック ジョージ 真空断熱パネル用のエッジ断熱技術
JP2005320843A (ja) * 2004-04-09 2005-11-17 Sk Kaken Co Ltd 断熱構造体及びその施工方法
FR2893391A1 (fr) * 2005-11-16 2007-05-18 Const Isothrmiques Bontami C I Dispositif combine four-refrigerateur
JP2008289816A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 配膳車
JP2008289817A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 配膳車
WO2013099700A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 住友電気工業株式会社 光モジュール
JP2014139467A (ja) * 2013-01-21 2014-07-31 Miura Co Ltd 断熱構造
KR102034685B1 (ko) * 2018-11-12 2019-10-23 제이디종합건설(주) 단열 구조체, 그 단열 구조체를 이용한 건축물 외벽체의 단열 시공 구조 및 방법
KR102179036B1 (ko) * 2019-07-02 2020-11-16 세메스 주식회사 테스트 핸들러의 챔버 벽 구조

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004510106A (ja) * 2000-09-27 2004-04-02 ベスト, フレデリック ジョージ 真空断熱パネル用のエッジ断熱技術
JP2005320843A (ja) * 2004-04-09 2005-11-17 Sk Kaken Co Ltd 断熱構造体及びその施工方法
FR2893391A1 (fr) * 2005-11-16 2007-05-18 Const Isothrmiques Bontami C I Dispositif combine four-refrigerateur
EP1793175A1 (fr) * 2005-11-16 2007-06-06 Constructions Isothermiques Bontami - C.I.B. Dispositif de four
JP2008289816A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 配膳車
JP2008289817A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 配膳車
WO2013099700A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 住友電気工業株式会社 光モジュール
JP2014139467A (ja) * 2013-01-21 2014-07-31 Miura Co Ltd 断熱構造
KR102034685B1 (ko) * 2018-11-12 2019-10-23 제이디종합건설(주) 단열 구조체, 그 단열 구조체를 이용한 건축물 외벽체의 단열 시공 구조 및 방법
KR102179036B1 (ko) * 2019-07-02 2020-11-16 세메스 주식회사 테스트 핸들러의 챔버 벽 구조

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1213221A (en) Accoustical structure and method of manufacturing it
JPH11241428A (ja) 保温パネル
JP2016037791A (ja) 遮熱及び断熱壁構造物の製造方法並びに遮熱及び断熱壁構造物
KR20040036051A (ko) 난방관 배관용 단열보드
DK1800521T3 (da) Varmeindretning
KR20210012106A (ko) 난방용 바닥재
JP4183373B2 (ja) 屋根設置型太陽電池発電装置
JPH07127177A (ja) 屋根の断熱構造
JP5946047B2 (ja) 建築物の局所断熱構造
JP3177570U (ja) 建築用断熱ボード及び建築用断熱ボードを用いた建築構造
JP4730973B2 (ja) 通気性断熱屋根複合パネル、及び該パネルを用いた木造外張り断熱屋根構造
KR200416574Y1 (ko) 난방기능을 가지는 조립식건물
JP6928367B2 (ja) 外付け用遮熱パネルおよび遮熱パネルセット
JP3131958U (ja) 高機能型遮熱マット
KR101313983B1 (ko) 건축용 단열재 및 이의 제조방법
JP4499900B2 (ja) 伝熱性床構造材及びこの床構造材を用いた床構造
JP7039755B1 (ja) 空気流通パネル
JP2016010891A (ja) 遮熱シートとそれを用いる遮熱板
JP2010084481A (ja) 通気性断熱屋根複合パネル、及び該パネルを用いた木造外張り断熱屋根構造
JP2005241101A (ja) 床暖房パネル及びこれに用いる保温ブロック
CN213449329U (zh) 一种新型地暖保温板
JPH1162409A (ja) 光透過性ユニット式多層空気層断熱遮音板及びその製造方法
JP7075103B1 (ja) 耐火パネルの嵌合構造
JP2007107237A (ja) 断熱パネル
JP7000165B2 (ja) 建物構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510