JP2005291681A - 床暖房用温水マット - Google Patents
床暖房用温水マット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005291681A JP2005291681A JP2004111742A JP2004111742A JP2005291681A JP 2005291681 A JP2005291681 A JP 2005291681A JP 2004111742 A JP2004111742 A JP 2004111742A JP 2004111742 A JP2004111742 A JP 2004111742A JP 2005291681 A JP2005291681 A JP 2005291681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- mat
- water mat
- small
- small joists
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】 1枚の温水マット本体1は、縦と横の寸法を303mm×n倍に設定し、このマット本体1には、縦方向を向いた小根太6を配置する。そして、前記小根太6は、温水マット本体1の左右両端に直近のものは、左右両端から夫々151.5mmの位置に設定し、小根太6の上下の先端と温水マット本体1の上下端間には、温水パイプを配管するために必要な間隔から成る横行配管スペース2c、2eを形成する。
また、各小根太6の中程には、温水マット本体1の上下端から303mm×n倍の位置に、温水パイプ7、7aが隣のスペースに移行配管するために必要な間隔から成る移行配管スペース4d、4eを形成する。
【選択図】 図 1
Description
そこで、図11に示すように、2枚のマットの両端200aの間に後付け小根太207をいちいち現場で配置している。このため、現場での作業が増加し、例えば集合住宅等の場合には工期にも大きく影響する。また、パイプ跨ぎ間隔203においては、4本のパイプが跨いでいるため、この間隔203は必然的に大きくなり、この分釘打ちの出来ない禁止領域が広くなる。
また、マットを上下方向に並べて使用する場合には、上記したパイプ跨ぎ間隔203が近接するため、釘打ち禁止領域が非常に広くなり、この分床強度の点で問題が発生する。
また、通常、規格化された温水マットの場合には、上記した釘打ち禁止領域には、間違って釘打ちがされないように「釘打ち厳禁」のシールを貼り付けたり、あるいはスタンプを押しているが、このシールを貼ったり、スタンプを押す面積と箇所が多い分マットの製作に手間とコストがかかる。
このため、図13に示すように、2枚のマットを左右に並べて用いる場合には、後付け小根太306をマット間に配置する必要があると共に、パイプ跨ぎ間隔303によって発生する釘打ち禁止領域の問題は図10に示したマットの場合と同様に発生する。図12、13において、305は温水ヘッダーである。
この出願の発明によると、釘打ち禁止領域を最小限に形成することは可能であるが、この発明は、小根太の先端の延長線上に小々根太を配置するマット本体が前提であるため、1枚で使用する場合、あるいは横方向に並べて敷設する場合は問題ないが、マット本体を縦方向に並べて敷設した場合、その接続側に夫々小々根太が配置されていることから、温水パイプはこの小々根太を迂回することが必要となる。
本発明は、斯る点に鑑みて提供されるものであって、その目的は、釘打ち禁止領域を最小に形成しながら、縦方向にマット本体を並べて敷設した場合であっても、この接続部分において放熱温度の低下を来さない温水パイプの配管レイアウトを可能とする床暖房用温水マットを提供することである。
a.1枚の温水マット本体は、縦と横の寸法が303mm×n倍に設定されていること、
b.前記温水マット本体には、縦方向を向いた小根太が平行に並べて組み込まれているこ と、
c.前記小根太は、温水マット本体の左右両端に直近のものは、左右両端から小根太の中 心までの距離が夫々151.5mmに設定されており、この左右両端の小根太間に配置 される小根太の中心間の間隔は、303mmピッチに設定されていること、
d.前記各小根太の上下の先端と温水マット本体の上下端間には、夫々横行きの温水パイ プを配管するための横行配管スペースが形成されていること、
e.各小根太の中程には、温水マット本体の上下端から303mm×n倍の位置に、温水 パイプが隣のスペースに移行するために必要な間隔から成る移行配管スペースが形成さ れていること、
f.前記温水マット本体の左右両端の小根太と温水マット本体の左右端間及び各小根太間 及び前記横行配管スペース及び移行配管スペースには、往きと戻りの温水パイプが配管 されていること、
g.前記温水マット本体及び小根太及び温水パイプの上面には放熱シートが貼り着けられ ていること、
h.を特徴とするものである。
この結果、マット本体の縦方向の接続部分において、温水パイプの配管密度を小々根太により邪魔されていて高めることが出来なかった前記先願のマット本体に比較して、大幅に改善することができる。
よって、温水マットを上下方向に継ぎながら敷設した場合に、部屋の中央領域において温度が他の領域に比較して高まらないと云う問題が解消される。
また、本発明では、継ぎ合わせたマット本体間において、小根太の先端間の距離も最小となるように横行配管スペースを設定したことにより、釘打ち禁止領域も少くなり、床強度を先願の発明に比較して高めることができる。
図1は表面のアルミ箔シート(放熱シート)を剥した状態のマット本体を示すもので、図2は横行部マット板、図3は直線部マット板、図4は移行部マット板、図5はヘッダー部マット板、図6は小根太を示し、図7はA−A線拡大断面図(但し、アルミ箔付)、図8はマット本体を縦方向に並べて敷設した時の説明図、図9は横方向に敷設した時の説明図である。
そして、横行部マット板2にあっては、606mm幅のマット板2と303mm幅のマット板2aで構成され、直線部マット板は606mm幅のマット板3と303mm幅のマット板3aで構成され、移行部マット板4は606mm幅のマット板4と303mm幅のマット板4aで構成されている。
更に、606mm幅の横行部マット板2にあっては、両側端から中心までの距離が151.5mmに夫々設定された横行部小根太用切り込み2bが切れ目a側から形成されていると共に、この切り込み2bの先端と外端との間には、温水パイプがUターンするための横行配管スペース2cが夫々形成されている。また、303mm幅の横行部マット板2aにあっては、その中央に切れ目a側から横行部小根太用切り込み2dが形成されていると共に、この切り込み2dの先端と外端との間には、温水パイプがUターンするための横行配管スペース2eが形成されている。
更に、303mm幅の直線部マット板3aにあっては、その中央に直線部小根太用切り込み3cが形成されている。
更に、606mm幅の移行部マット板4にあっては、両側から中心までの距離が151.5mmに夫々設定された移行部用短尺小根太用切り込み4bが夫々切れ目b側から一定の長さ形成されていると共に、この切り込み4b間には中間の移行部用中尺小根太用切り込み4cが形成され、その上で、切り込み4bと切り込み4c間には、夫々移行配管スペース4d、4eが形成され、この移行配管スペース4d、4eの中心間の距離は303mmに設定されている。したがって、移行部マット板4において、切れ目bと前記移行配管スペース4d、4eの中心までの距離は、全体の長さが606mmのため、151.5mmである。
更に、ヘッダー部マット板5は、その幅が606mmで、長さも606mmであって、両側から中心までの距離が151.5mmのところにヘッダー部小根太用切り込み5aが切れ目b側から形成されていて、この切り込み5aの先端とマット板5の外端の間には、温水パイプがUターンするためのヘッダー部Uターンスペース5bが形成されていると共に、外端の中央には、内方に向けてヘッダー組み込み用切り込み5cが形成されている。
7、7aは温水パイプであって、この温水パイプ7、7aは、図1に示すように、ヘッダーの往き口金に接続されたものが2本一緒になって小根太間を巡回しながらループ状に配管されていると共に、マットの中間においては、移行部マット板4の移行配管スペース4d、4eのところで斜めに小根太間を移行するように配管されている。
図8に示す形態は、図1に示した温水マットを上下方向に2枚継いで敷設した例、図9は側方に2枚継いで敷設した例を示すもので、本発明によると、マットを上下に継いだ際の小根太6の先端の間隔は横行配管スペース分だけとなり、間隔は最小となる。
なお、本実施例では、パネル本体1を複数に分割しているが、この分割例は一例である。また、本発明の実施に際して、マット本体1は分割しなくても良い。
2 横行部マット板
3 直線部マット板
4 渡り部マット板
5 ヘッダー部マット板
6、6a、6b 小根太
7、7a 温水パイプ
Claims (3)
- a.1枚の温水マット本体は、縦と横の寸法が303mm×n倍に設定されていること、
b.前記温水マット本体には、縦方向を向いた小根太が平行に並べて組み込まれているこ と、
c.前記小根太は、温水マット本体の左右両端に直近のものは、左右両端から小根太の中 心までの距離が夫々151.5mmに設置されており、この左右両端の小根太間に設置 される小根太の中心間の間隔は、303mmピッチに設定されていること、
d.前記各小根太の上下の先端と温水マット本体の上下端間には、夫々横行きの温水パイ プを配管するための横行配管スペースが形成されていること、
e.各小根太の中程には、温水マット本体の上下端から303mm×n倍の位置に、温水 パイプが隣のスペースに移行するために必要な間隔から成る移行配管スペースが形成さ れていること、
f.前記温水マット本体の左右両端の小根太と温水マット本体の左右端間及び各小根太間 及び前記横行配管スペース及び移行配管スペースには、往きと戻りの温水パイプが配管 されていること、
g.前記温水マット本体及び小根太及び温水パイプの上面には放熱シートが貼り着けられ ていること、
h.を特徴とする床暖房用温水マット。 - 請求項1において、各小根太の移行配管スペースは複数ヶ所に設けられていると共に、この移行配管スペースの間隔は、中心間の距離が303mmピッチに設定されていること、を特徴とする床暖房用温水マット。
- 請求項1又は2に記載の床暖房用の温水マットに用いられるフローリング床材の幅は、75.75mm又は101mm又は151.5mm又は303mmであって、その長さは303mm×n倍に設定されていること、を特徴とする床暖房用温水マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004111742A JP4203443B2 (ja) | 2004-04-06 | 2004-04-06 | 床暖房用温水マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004111742A JP4203443B2 (ja) | 2004-04-06 | 2004-04-06 | 床暖房用温水マット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005291681A true JP2005291681A (ja) | 2005-10-20 |
JP4203443B2 JP4203443B2 (ja) | 2009-01-07 |
Family
ID=35324798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004111742A Expired - Fee Related JP4203443B2 (ja) | 2004-04-06 | 2004-04-06 | 床暖房用温水マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4203443B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007322082A (ja) * | 2006-06-01 | 2007-12-13 | Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp | 床冷暖房用マット |
JP2008032284A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Sumisho Metalex Corp | 床暖房システムにおける放熱パイプ敷設用のパネル |
JP2010139178A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Mitsubishi Plastics Inc | 放熱パネル |
-
2004
- 2004-04-06 JP JP2004111742A patent/JP4203443B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007322082A (ja) * | 2006-06-01 | 2007-12-13 | Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp | 床冷暖房用マット |
JP2008032284A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Sumisho Metalex Corp | 床暖房システムにおける放熱パイプ敷設用のパネル |
JP2010139178A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Mitsubishi Plastics Inc | 放熱パネル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4203443B2 (ja) | 2009-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005291681A (ja) | 床暖房用温水マット | |
RU2220378C2 (ru) | Шипованная плита | |
JP4216158B2 (ja) | 床暖房用温水マット | |
JP5827816B2 (ja) | たて長折り畳み式床暖房用温水マット | |
KR200447269Y1 (ko) | 마루 판자 | |
JP4871053B2 (ja) | 床暖房システムにおける放熱パイプ敷設用のパネル | |
JPH0893201A (ja) | 床暖房用パネル | |
JP5685982B2 (ja) | 床暖房配管接続構造 | |
JP5327528B2 (ja) | 床暖房用温水マット | |
KR101190668B1 (ko) | 배관 작업이 용이한 조립식 온돌 바닥패널 | |
JP7214186B2 (ja) | 放射パネルの連結構造 | |
JPS5899625A (ja) | 床暖房装置 | |
JP2006022983A (ja) | 温水マット | |
JP5181577B2 (ja) | 床暖房用温水マットにおける通水管配置用の溝構造 | |
KR200248814Y1 (ko) | 난방 파이프 시공용 온돌판넬 | |
JP2018115426A (ja) | 床材ユニットおよびその施工方法 | |
JP2003314835A (ja) | 床暖房用ボード | |
JPH0733048Y2 (ja) | 熱パイプの配管パネル | |
KR200265937Y1 (ko) | 목조주택 벽체용 외벽패널 | |
JP2000320852A (ja) | 床暖房用パネル | |
JPH0643350Y2 (ja) | 床暖房構造 | |
JP4870740B2 (ja) | 床暖房温水マット及び巻込み方法 | |
JP3744603B2 (ja) | 暖房装置 | |
JP2000249353A (ja) | 暖房マット | |
JP2005221192A (ja) | ターンパネルおよび床暖房パネルの敷設方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080428 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080911 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081010 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |