JP2002310444A - 床暖房パネル - Google Patents

床暖房パネル

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JP2002310444A
JP2002310444A JP2001114919A JP2001114919A JP2002310444A JP 2002310444 A JP2002310444 A JP 2002310444A JP 2001114919 A JP2001114919 A JP 2001114919A JP 2001114919 A JP2001114919 A JP 2001114919A JP 2002310444 A JP2002310444 A JP 2002310444A
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panel
groove
heat transfer
pipe
transfer material
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JP2001114919A
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Tsutomu Kuroda
力 黒田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 床暖パネルへの配管が敷設現場で効率よく出
来るように、配管が嵌め込まれた後パネル材から離脱し
なく伝熱効率も良い配管溝の構造、および彎曲配管部の
パネルとの組み合わせの最適化。 【解決手段】 互いに平行に配管溝の開口巾を下方溝内
側巾より狭くした上で伝熱材2のシートで溝の内面も含
め溝のある側全体を覆った床暖パネルとする。又、この
パネルを主パネル1とし、配管彎曲部のパネルとし配管
前に伝熱材を付しない物を副パネル5とし複数の主パネ
ルと複数の副パネルで構成された床暖房パネルシステ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は床暖房装置(システム)
のパネルの形状、及び構成に関する。
【0002】
【従来技術】 従来床暖パネルの場合、配管溝内面ま
で伝熱材に覆われている物は、配管溝がU字型に掘られ
た溝に嵌め込まれても、配管がはみ出易い欠点が有っ
た。 互いに平行に配管溝のある主パネルと折り返し配
管、又は出入り口配管用の溝のある副パネルの構成で行
う床暖パネルについては、主、副パネルとも溝のある側
の面に伝熱材を配管溝内面まで覆うか、又は主、副パネ
ルとも覆われない様にしていた。又、副パネルが省略さ
れた物もあった。即ち、副パネルの折り返し配管の曲線
溝部分には伝熱材を入れている物は伝熱材の絞り加工が
必要な為、高価になっていた。又は伝熱効率を犠牲にし
て、溝部分にはパネル材とパイプの間に伝熱材を入れ
ず、配管上面とパネル材上面に伝熱材を張るのみであっ
た。この為床暖パネルの伝熱面である伝熱材と熱源の配
管とは線接触で伝熱効率が良くなかった。又副パネルを
省略するとその部分の伝熱面は配管のみとなりこれまた
床暖システムとしての効率を悪くしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、床暖工事現場で
配管するには溝部がU字型に掘られていた為に配管がパ
ネルから離脱し易く工事が手間取り、これを解決し能率
良く配管できる方式が望まれていた。 この為、配管、
伝熱材、パネル材を工場で組み込み現地では配管接続の
みを行う物も多くあったが、この時は各種の形状、広さ
のパネル完成品を工場で準備しなければならない事と、
配管接続箇所が多くなり水漏れが心配された。この事よ
り現地で配管し易く、然も各種形状、広さにパネルが敷
き易く、水漏れのリスクを少なくする方式が望まれてい
た。
【0004】
【課題を解決する為の手段】前記課題、配管のパネル材
からの離脱を解決する為、請求項1の発明の如く、配管
を嵌め込める十分な厚さのあるシート状のパネル材片側
の面に配管を嵌め込む為の複数の溝が互いに平行に有
り、溝のある面の側は溝の内面も含め伝熱材のシートで
覆われた温水式床暖パネルの構造において、溝の開口部
の巾が下方より狭くなっており、溝内に嵌め込まれる配
管のパネル材から離脱するのを防止し、同時に配管と伝
熱材を広げたのを特徴とする床暖パネルにする物であ
る。
【0005】次に各種形状、広さに対応し易い床暖パネ
ルシステムにする為、請求項2の発明の如く、配管を嵌
め込める十分な厚さのあるシート状のパネル材片側の面
に配管を嵌め込む為の複数の溝が互いに平行に有り、溝
のある面の側は溝の内面も含め伝熱材のシートで覆われ
た主パネルと、配管の折り返し,出入り口等彎曲した各
種配管溝が片方の面にあり、配管前に伝熱材に覆われて
いない副パネルがそれぞれ複数で組み合わされた構造と
する物である。
【0006】また、弾性の少ないパネル材を使用する床
暖の場合のパネルから配管の離脱を解決する為、請求項
3の発明の如く、床暖パネル材配管溝の開口部、又は開
口部近傍の溝の内側に複数の突起部を有すプラスチック
成形パネルとする物である。
【0007】
【発明の実施の形態】
【請求項4】の実施の形態に付いて、まず
【図1】の例で説明する。は長方形で、配管を嵌め込
む十分な厚さのあるパネル材で、が溝の内面も含めパ
ネル材の溝のある側の面を覆っている伝熱材である。
は互いに平行な溝に嵌った配管では
【図1】にあるA-A'の矢視の溝断面形状を示す。請求
項1のパネルが他のパネルとどの様に接続されるかを示
す例として、彎曲配管部分用のパネルとの接続関係例
【図1】は示している。
【図3】はがパネル材でが伝熱材でが配管を示す
が、溝の形状が請求項1の本発明の形状になっておれ
ば、
【図3】に示す様にパイプが押し込まれた後、容易にパ
イプがはみ出してこなくなる。
【図4】のはパネル材、は伝熱材、は配管を示す
従来のU字型溝を示す従来の物であるが図4に示す如く
配管と伝熱材の接触面は配管の外表面で半周分であるの
に対し、本発明では
【図3】に示す如く接触面は半周分以上で伝熱面積が広
くなる為、伝熱効率が良くなる。溝の配管方向に垂直な
面の溝断面形状は
【図1】A−A’矢視図のの形状のみならず、
【図2】(A),(B),(C)の様に開口部が下方より
狭くなった形状であれば本発明の目的を達成する。
【0008】
【請求項5】の実施の形態に付いて
【図5】(A),(B),(C)を使い説明する。従来は
【図5】(A),(B),(C)の例に示す床暖パネル構造
であった。即ち、(A)の物は複数のパネルから構成され
る床暖パネル敷設の、中にも端にも敷けるパネルの形式
を持ったものではパネル材、は伝熱材、は配管を
示す。(B)は配管折り返し部をフリーにした形の物で
はパネル材は伝熱材、は配管を示す。(C)は1部屋
分、或は既定の広さのパネルを工場で作り配管を伝熱材
とパネル材の間に埋め込んでしまうものではパネル
材、は伝熱材、は配管である。但し、(A)に示す形
状では、直線溝でない部分は、溝と配管の間に伝熱材を
入れるのに絞り加工が必要な形となっていた。
【図5】(A),(B),(C)に示した従来の構造に対し、
【図6】は請求項2の主パネル、副パネルの組み合
わせを示す物である。は主パネルの溝のある側を覆っ
ている伝熱材を示す。
【0009】
【請求項6】の実施の形態は
【図7】は副パネルの例を示す。 は彎曲した配管溝
を示し、が請求項3の突起部である。
【0010】
【発明の効果】請求項1の効果:パネル材の配管溝に嵌
め込むように、上方から配管を一度押し込めば溝の上方
が狭くなっている為、配管が容易には外れがたく、配管
作業がスピーディに行われる。しかも溝内面と配管の間
に伝熱材があり、溝の上方が狭くなっているお陰で配管
からの熱の伝熱面積が広く取れ、伝熱効率の良い床暖パ
ネルとなる。
【0011】請求項2の効果:床暖パネルの伝熱効果を
最優先し主要面積をカバーする主パネルと、パネルの敷
設自由度を増す事を最優先した副パネルをそれぞれ複数
組み合わせる事により、敷設自由度、フレキシビリティ
を増した伝熱効率の高い床暖システムとする事が出来
る。
【0012】請求項3の効果:弾性の少ないパネル材に
は請求項1の形状に加工するのが難しいが配管溝の開口
部、又は近傍に複数突出部を設ける事により配管がパネ
ル材から離脱するのを防ぎ、能率の良い配管作業が出来
る。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明請求項1のパネル材と同一パネル、或は
他のパネルとの接合例を示す。
【図2】本発明請求項1のパネル材の溝の配管方向に対
し垂直面の断面形状の例(A),(B),(C)を示す。
【図3】本発明請求項1のパネル材への配管の組み込み
状況を示す。
【図4】従来の配管のパネル材への組み込み形態を示
す。
【図5】従来のパネル材の形態例(A),(B),(C)を示
す。
【図6】本発明請求項2の組み合わせ例を示す。
【図7】本発明請求項3の副パネルの例の平面図。
【符号の説明】 パネル材 伝熱材 配管 溝断面 副パネル(彎曲配管部分用のパネル) 彎曲溝 突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管を嵌め込める十分な厚さのあるシー
    ト状のパネル材片側の面に配管を嵌め込む為の複数の溝
    が互いに平行に有り、溝のある面の側は溝の内面も含め
    伝熱材で覆われた温水式床暖パネルの構造において、溝
    の開口巾が下方溝内側巾より狭くなっており、溝内に嵌
    め込まれる配管のパネル材から外れるのを防止し、同時
    に配管と伝熱材の接触面を広げたのを特徴とする床暖パ
    ネル。
  2. 【請求項2】 配管を嵌め込める十分な厚さのあるシ
    ート状のパネル材片側の面に配管を埋め込む為の複数の
    溝が互いに平行に有り、溝のある面の側は溝の内面も含
    め伝熱材で覆われた主パネルと、配管の折り返し,出入
    り口等彎曲した各種配管溝が片方の面にあり、配管前に
    伝熱材に覆われていない副パネルがそれぞれ複数で組み
    合わされた構造の床暖パネルシステム。
  3. 【請求項3】 床暖パネル材配管溝の開口部、又は開口
    部近傍に複数の突起部を有すプラスチック成形パネル。
JP2001114919A 2001-04-13 2001-04-13 床暖房パネル Pending JP2002310444A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009047332A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Mitsubishi Plastics Inc 床暖房用温水マットにおける通水管配置用の溝構造
KR101996818B1 (ko) * 2019-04-03 2019-07-05 이철해 건식패널을 이용한 건식난방 시공방법
KR20200117429A (ko) * 2019-04-04 2020-10-14 이철해 엠보싱 알루미늄 호일시트를 이용한 건식난방 시공방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009047332A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Mitsubishi Plastics Inc 床暖房用温水マットにおける通水管配置用の溝構造
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KR20200117429A (ko) * 2019-04-04 2020-10-14 이철해 엠보싱 알루미늄 호일시트를 이용한 건식난방 시공방법
KR102176073B1 (ko) * 2019-04-04 2020-11-09 이철해 엠보싱 알루미늄 호일시트를 이용한 건식난방 시공방법

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