JP3001434U - 温水式床暖房パネル構造 - Google Patents
温水式床暖房パネル構造Info
- Publication number
- JP3001434U JP3001434U JP1994002590U JP259094U JP3001434U JP 3001434 U JP3001434 U JP 3001434U JP 1994002590 U JP1994002590 U JP 1994002590U JP 259094 U JP259094 U JP 259094U JP 3001434 U JP3001434 U JP 3001434U
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- JP
- Japan
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- panel
- base panel
- hot water
- pipe
- floor heating
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、温水式床暖房パネルを施工する場
合に簡単かつ迅速に温水式床暖房パネルを施工できる温
水式床暖房パネル構造を提供するものである。 【構成】 温水式床暖房パネル(10)のベースパネル
(12)の端部(12C)は根太(18)の上に配設さ
れている。ベースパネル(12)には管配設溝(20)
が複数形成され、管配設溝(20)には耐熱管(22)
が嵌め込まれ、耐熱管(22)の半円弧状の折返部(2
4)はベースパネル(12)の端部(12C)より突出
した状態で配設されている。ベースパネル(12)の端
部(12C)の隣にはベースパネル(12)の管配設溝
(20)と対応しないように捨張りパネル(26)が配
設されている。この捨張りパネル(26)の一端部(2
6A)はベースパネル(12)の端部(12C)が載置
されている根太(18)に、他端部(26B)は隣の根
太(18)に載置されている。
合に簡単かつ迅速に温水式床暖房パネルを施工できる温
水式床暖房パネル構造を提供するものである。 【構成】 温水式床暖房パネル(10)のベースパネル
(12)の端部(12C)は根太(18)の上に配設さ
れている。ベースパネル(12)には管配設溝(20)
が複数形成され、管配設溝(20)には耐熱管(22)
が嵌め込まれ、耐熱管(22)の半円弧状の折返部(2
4)はベースパネル(12)の端部(12C)より突出
した状態で配設されている。ベースパネル(12)の端
部(12C)の隣にはベースパネル(12)の管配設溝
(20)と対応しないように捨張りパネル(26)が配
設されている。この捨張りパネル(26)の一端部(2
6A)はベースパネル(12)の端部(12C)が載置
されている根太(18)に、他端部(26B)は隣の根
太(18)に載置されている。
Description
【0001】
本考案は、室内を暖房する場合に適用される温水式床暖房パネル構造に関する 。
【0002】
間隔を設けて固着された建築構造物である根太に直線状の管配設溝が形成され たベースパネルを並べて敷設し、前記管配設溝に耐熱管を嵌め込み耐熱管に温水 を流すことにより室内を暖房する温水式床暖房パネルが知られている。 図4に示すように、このタイプの温水式床暖房パネルにおいては、暖房効果を 高めるため部屋全域に耐熱管(1)が配設されるようにしている。このため、耐 熱管(1)には複数箇所で半円弧状の折返部(2)が形成されるが、ベースパネ ル(3)に形成されている管配設溝(4)(図5に示す)は直線状に形成されて いるので前記耐熱管(1)の折返部(2)を嵌め込むことができない。 そこで、図5に示すように前記ベースパネル(3)の端部を切断して形成した ベースパネル端部(5)の前記管配設溝(4)を一部貫通させて管挿入開口部( 6)を形成し、このベースパネル端部(5)を裏返して耐熱管(1)の折返部( 2)の基端部(2A)を前記管挿入開口部(6)に通して前記折返部(2)の上 にベースパネル端部(5)を配設している。 このため、前記温水式床暖房パネルを施工する場合は、ベースパネル(1)の 端部を切断して、ベースパネル端部(5)の前記管配設溝(4)を一部貫通させ て管挿入開口部(6)を形成する等の作業が必要となるため作業が煩雑となり、 温水式床暖房パネルの施工の作業効率が悪いという不具合がある。
【0003】
本考案は、上記不具合を解消すべく考案されたものであり、温水式床暖房パネ ルを施工する場合に簡単かつ迅速に温水式床暖房パネルを施工できる温水式床暖 房パネル構造を提供するものである。
【0004】
請求項1記載の考案は、床の根太等の上に固定されるベースパネルと、このベ ースパネルに形成される管配設溝と、この管配設溝に配設されると共に折返部が 前記ベースパネルの端部より突出するように配設された耐熱管と、前記ベースパ ネルの端部に並んだ状態で床の根太等の上に配設されると共に幅寸法が前記耐熱 管と耐熱管との距離寸法より小寸法に形成された捨張りパネルと、を有すること を特徴としている。
【0005】
請求項1の考案は、ベースパネルの端部の隣に前記ベースパネルの管配設溝と 対応しないように捨張りパネルを配設する。この捨張りパネルの一端部はベース パネルの端部が載置されている根太に、捨張りパネルの他端部は前記根太の隣の 根太に載置する。この捨張りパネルの幅寸法は前記耐熱管と耐熱管との距離寸法 より小寸法に設定されているので、捨張りパネルを前記耐熱管を避けて前記根太 の上に配設できる。
【0006】
図1乃至図3には、本考案に係る温水式床暖房パネルの一実施例が示されてい る。 図3に示すように、この温水式床暖房パネル(10)のベースパネル(12) は、木製のベース部(14)の上面に伝熱金属材であるアルミ板(16)を貼り 合わせて形成されている。このベースパネル(12)の一方の側面には突起部( 12A)が、他方の側面には凹部(12B)がそれぞれ形成され、ベースパネル (12)同士を連結できるようになっている。 図1及び図2に示すように、前記ベースパネル(12)の下には建築構造物で ある根太(18)が間隔をおいて配設されている。図2に示すように根太(18 )と根太(18)の間には保熱材(19)が配設されている。 図1に示すように、前記ベースパネル(12)は根太(18)の長手方向と直 交方向に配設され、ベースパネル(12)の端部(12C)は根太(18)の上 に配設され、この状態でベースパネル(12)は根太(18)に釘等で固定され ている。 前記ベースパネル(12)には直線状の管配設溝(20)がベースパネル(1 2)の長手方向に沿って複数(実施例では2本)形成されている。この管配設溝 (20)には耐熱性のある可撓性材料で形成された耐熱管(22)が嵌め込まれ ている。そして、耐熱管(22)の半円弧状の折返部(24)は前記ベースパネ ル(12)の端部(12C)より突出した状態で配設されている。 前記ベースパネル(12)の幅方向の隣には前記ベースパネル(12)と同形 状の他のベースパネル(12)が連結されて配設され、暖房する室内の大きさに 応じて配設されるようになっている。 図1及び図2に示すように、前記ベースパネル(12)の端部(12C)の隣 には前記ベースパネル(12)の管配設溝(20)と対応しないように板状の捨 張りパネル(26)が配設されている。この捨張りパネル(26)は前記ベース パネル(12)と同じ厚みに形成されている。この捨張りパネル(26)の一端 部(26A)はベースパネル(12)の端部(12C)が載置されている根太( 18)に、捨張りパネル(26)の他端部(26B)は前記根太(18)の隣の 根太(18)に載置されている。 図1に示すように、前記捨張りパネル(26)の幅寸法(X)は前記耐熱管( 22)と耐熱管(22)との距離寸法(Y)より小寸法に設定されている。 なお、図3に示すように、前記ベースパネル(12)の上には化粧板(28) が適宜固定手段により取り付けられ、ベースパネル(12)を覆っている。
【0007】 次に、実施例の作用について説明する。 この温水式床暖房パネル(10)を施工する場合は、施工現場にベースパネル (12)を運び、根太(18)の長手方向と直交方向にベースパネル(12)を 敷設し、壁近くで前記ベースパネル(12)の端部(12C)が根太(22)の 中央部に位置するように切断する。 そして、ベースパネル(12)の管配設溝(20)に耐熱管(22)を嵌め込 むと共に耐熱管(22)の折返部(24)がベースパネル(12)の端部(12 C)の外側に突出すように配設する。 次に、前記ベースパネル(12)の端部(12C)の隣に前記ベースパネル( 12)の管配設溝(20)と対応しないように捨張りパネル(26)を配設する のであるが、捨張りパネル(26)の一端部(26A)はベースパネル(12) の端部(12C)が載置されている根太(18)に、捨張りパネル(26)の他 端部(26B)は前記根太(18)の隣の根太(18)にそれぞれ載置する。し かも捨張りパネル(26)の幅寸法(X)は前記耐熱管(22)と耐熱管(22 )との距離寸法(Y)より小寸法に設定されているので捨張りパネル(26)は 前記耐熱管(22)を避けて配設することができ、捨張りパネル(26)が耐熱 管(22)に乗って浮き上がったりすることもない。従って、図1及び図2に示 すように前記耐熱管(22)の折返部(24)は前記捨張りパネル(26)の下 に位置するようになる。 この結果、捨張りパネル(26)に管挿入開口部等を設けなくても、捨張りパ ネル(26)を根太(18)に敷設でき、簡単かつ迅速に温水式床暖房パネル( 10)を施工することができる。
【0008】 なお、実施例では前記ベースパネル(12)に2本の管配設溝(20)を形成 したが、管配設溝(20)は1本でも3本以上でもよいことは勿論である。
【0009】
以上説明したように本考案に係る温水式床暖房パネル構造は、簡単かつ迅速に 温水式床暖房パネルを施工することができるという優れた効果を有する。
【図1】本考案に係る温水式床暖房パネル構造の一部拡
大平面図である。
大平面図である。
【図2】本考案に係る温水式床暖房パネル構造の一部拡
大断面図である。
大断面図である。
【図3】本考案に係る温水式床暖房パネル構造の一部拡
大断面図である。
大断面図である。
【図4】従来の温水式床暖房パネルの概略平面図であ
る。
る。
【図5】従来の温水式床暖房パネルの一部拡大平面図で
ある。
ある。
(10)・・・温水式床暖房パネル構造 (12)・・・ベースパネル (18)・・・根太 (20)・・・管配設溝 (22)・・・耐熱管 (24)・・・折返部 (26)・・・捨張りパネル
Claims (1)
- 【請求項1】 床の根太等の上に固定されるベースパネ
ルと、このベースパネルに形成される管配設溝と、この
管配設溝に配設されると共に折返部が前記ベースパネル
の端部より突出するように配設された耐熱管と、前記ベ
ースパネルの端部に並んだ状態で床の根太等の上に配設
されると共に幅寸法が前記耐熱管と耐熱管との距離寸法
より小寸法に形成された捨張りパネルと、を有すること
を特徴とする温水式床暖房パネル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994002590U JP3001434U (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 温水式床暖房パネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994002590U JP3001434U (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 温水式床暖房パネル構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3001434U true JP3001434U (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=43137414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994002590U Expired - Lifetime JP3001434U (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 温水式床暖房パネル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001434U (ja) |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP1994002590U patent/JP3001434U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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