JP2007321808A - ヘッダー用保温部材、およびヘッダー用保温部材の取付方法 - Google Patents

ヘッダー用保温部材、およびヘッダー用保温部材の取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ヘッダーへの取付作業が容易なヘッダー用保温部材を提供する。
【解決手段】 保温部材6は、一つの部材でヘッダー2の少なくとも主管部2aの周面全体を覆って保温するものである。この保温部材6は、ヘッダー2の主管部2aを収容する収容空間6aと、その収容空間6aに主管部2aを挿入するための割面611とを備える。さらに、保温部材6は、ヘッダー2の管接続部2cに給水湯管を接続するために、管接続部2cを外方に臨ませる管用通孔6cと、ヘッダー2を壁1に取付固定するための固定具3が通る、固定用通孔6dとを備える。そして、壁1に取付固定されたヘッダー2に保温部材6を取付可能とすべく、固定用通孔6dは、スリット6jを介して割面611に通ずる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、一つの部材でヘッダーの少なくとも主管部の周面全体を覆って保温する、ヘッダー用保温部材、およびヘッダー用保温部材の取付方法に関するものである。
従来、例えば、固定部としての建物の壁にヘッダーを、壁から離すように固定具を用いて取付固定することがあった(例えば、特許文献1参照)。そして、その後に、ヘッダーを保温部材で覆う必要が生じた場合には、まず、ヘッダーを固定具から取り外すとともに、固定具を壁から取り外した。そして、ヘッダーを保温部材で覆い、その保温材の外周に掛けられるバンド部材等を有する固定具を用いることで、ヘッダーを壁に固定していた(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−112751
特開2005−180519
ところで、前記従来の保温部材にあっては、その保温部材を、壁から取り外された状態のヘッダーに取り付ける必要があるため、ヘッダーが壁に固定されているときには、一旦、ヘッダーを壁から取り外さなければならず、保温部材の取付作業が非常に厄介であった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ヘッダーへの取付作業が容易な、ヘッダー用保温部材、およびヘッダー用保温部材の取付方法を提供することにある。
この発明に係るヘッダー用保温部材、およびヘッダー用保温部材の取付方法は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係るヘッダー用保温部材は、一つの部材でヘッダーの少なくとも主管部の周面全体を覆って保温する保温部材である。この保温部材は、前記ヘッダーの主管部を収容する収容空間と、その収容空間に前記ヘッダーの主管部を挿入するための挿入面と、前記ヘッダーの管接続部に給水湯管を接続するために、前記管接続部を外方に臨ませる管用通孔と、前記ヘッダーを構造物等の固定部に取付固定するための、固定具または/および前記ヘッダーの被固定部が通る、固定用通孔とを備える。そして、前記固定部に取付固定された前記ヘッダーに取付可能とすべく、前記固定用通孔は、前記挿入面に通ずる。
これにより、このヘッダー用保温部材を、固定部に取付固定されたヘッダーに対して取り付けるには、固定具または/およびヘッダーの被固定部を固定用通孔に挿入するとともに、ヘッダーの主管部をヘッダー用保温部材の収容空間に挿入面側から挿入するようにして、ヘッダー用保温部材をヘッダーに取り付ける。こうして、ヘッダーが固定部に取付固定されている場合であっても、ヘッダーを固定部から取り外すことなく、ヘッダー用保温部材をヘッダーに取り付けることができる。
また、請求項2に記載の発明に係るヘッダー用保温部材は、請求項1に記載のヘッダー用保温部材において、前記固定部に取付固定されて前記給水湯管が接続された前記ヘッダーに取付可能とすべく、前記固定用通孔が前記挿入面に通ずるとともに、前記管用通孔が前記挿入面に通ずる。
これにより、このヘッダー用保温部材を、固定部に取付固定されて給水湯管が接続されたヘッダーに対して取り付けるには、固定具または/およびヘッダーの被固定部を固定用通孔に挿入し、かつ、ヘッダーの管接続部、給水湯管、または/および、それら管接続部と給水湯管とを連結する継手を、管用通孔に挿入するとともに、ヘッダーの主管部をヘッダー用保温部材の収容空間に挿入面側から挿入するようにして、ヘッダー用保温部材をヘッダーに取り付ける。こうして、ヘッダーが固定部に取付固定され給水湯管がヘッダーに接続されている場合であっても、ヘッダーを固定部から取り外したり給水湯管をヘッダーから取り外したりすることなく、ヘッダー用保温部材をヘッダーに取り付けることができる。
また、請求項3に記載の発明に係るヘッダー用保温部材は、請求項1または2に記載のヘッダー用保温部材において、前記固定用通孔は、スリットにより前記挿入面に通ずる。
また、請求項4に記載の発明に係るヘッダー用保温部材は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のヘッダー用保温部材において、前記挿入面は、前記収容空間の周面を縦に切るようにして前記保温部材を割る、割面からなる。
また、請求項5に記載の発明に係るヘッダー用保温部材は、請求項2に記載のヘッダー用保温部材において、前記収容空間および前記固定用通孔を有する本体と、その本体から側方に突出する突出部とを備える。そこで、前記ヘッダーの管接続部としての、前記主管部の端から延設された第1接続部を外方に臨ませる、前記管用通孔としての第1通孔が、前記本体における前記収容空間の端に設けられる。そして、前記ヘッダーの管接続部としての、前記主管部の周面側に設けられた第2接続部を外方に臨ませる、前記管用通孔としての第2通孔が、前記収容空間から、前記突出部を経てその突出部の先端に達するように設けられる。また、前記挿入面は、前記収容空間の周面と前記第1および第2通孔の周面とを縦に切るようにして前記保温部材を割る、割面からなる。そして、前記固定用通孔は、前記第2通孔間に設けられたスリットにより前記割面に通ずる。
また、請求項6に記載の発明に係るヘッダー用保温部材の取付方法は、請求項1に記載のヘッダー用保温部材を前記ヘッダーに取り付ける取付方法であって、前記固定部に取付固定された前記ヘッダーに対して、前記固定具または/および前記被固定部を前記固定用通孔に挿入するとともに、前記ヘッダーの主管部を前記収容空間に前記挿入面側から挿入するようにして、前記ヘッダー用保温部材を取り付けるものである。
また、請求項7に記載の発明に係るヘッダー用保温部材の取付方法は、請求項2に記載のヘッダー用保温部材を前記ヘッダーに取り付ける取付方法であって、前記固定部に取付固定されて前記給水湯管が接続された前記ヘッダーに対して、前記固定具または/および前記被固定部を前記固定用通孔に挿入し、かつ、前記管接続部、前記給水湯管、または/および、それら管接続部と給水湯管とを連結する継手を、前記管用通孔に挿入するとともに、前記ヘッダーの主管部を前記収容空間に前記挿入面側から挿入するようにして、前記ヘッダー用保温部材を取り付けるものである。
この発明に係るヘッダー用保温部材、およびヘッダー用保温部材の取付方法によれば、ヘッダーが固定部に取付固定されている場合であっても、ヘッダーを固定部から取り外すことなく、ヘッダー用保温部材をヘッダーに取り付けることができるため、ヘッダーへの取付作業が容易となる。
以下、この発明に係るヘッダー用保温部材、およびヘッダー用保温部材の取付方法を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、構造物等の固定部としての、建物の壁である。2は、湯水を分岐するためのヘッダーである。3は、ヘッダー2を壁1(固定部)に取付固定するための固定具である。6は、ヘッダー用保温部材である。
ここで、ヘッダー2は、その主管部2aが直状に延びており、その主管部2aの一方の端の開口部が、キャップ2bによって塞がれている。また、ヘッダー2には、主管部2aの他方の端から延設された、管接続部2cとしての第1接続部201が設けられている。そして、この第1接続部201に、湯水の供給側につながる給水湯管(図示せず)が接続される。また、ヘッダー2には、主管部2aの周面側に、管接続部2cとしての第2接続部202が設けられている。この第2接続部202は、主管部2aから側方に突出する(つまりは、主管部2aの周面から突出する)、ヘッダー分岐管部からなり、複数(図示実施の形態においては、3本)設けられている。そして、この第2の接続部202には、台所や浴室等の湯水の消費側につながる給水湯管(図示せず)が接続される。
固定具3は、壁1にビス7、7を用いて固定される台座4と、ヘッダー2を保持する保持部材5とからなる。台座4は、本体部4aと、その本体部4aから側方に延出されたフランジ部4b、4bとからなる。そして、本体部4aには、受口4cが形成され、その受口4cの内面には、係止爪4d、4dが設けられている。また、フランジ部4bには、ビス7が通る取付孔4eが明けられている。一方、保持部材5は、ヘッダー2(詳細には、主管部2a)を抱持する抱持部5aと、台座4の受口4c内に挿入されて取り付けられる被取付部5bとからなる。ここで、抱持部5aは、主管部2aの周面を取り囲むように帯状に形成される。被取付部5bは、抱持部5aの両端部から延出される、一対の延出片5c、5cによって構成される。そして、この延出片5cに、前記係止爪4dに係止される被係止部5dが設けられる。また、抱持部5aの両端部間と、その両端部間に続く両延出片5c、5c間とが、抱持部5a内にヘッダー2(詳細には、主管部2a)を挿入するための、開閉可能な挿入口5eとなる。そして、被取付部5bは、両延出片5c、5cが挿入口5eを閉じるように合わせられて、台座4の受口4c内へ挿入可能となっている。
そこで、ヘッダー2の主管部2aを保持した保持部材5の被取付部5bを、両延出片5c、5cを合わせるようにして、壁1に固定された台座4の受口4c内に挿入する(図1参照)。この挿入により、受口4cに設けられた係止爪4d、4dが、被取付部5bに設けられた被係止部5d、5dを係止する。こうして、保持部材5が台座4に固定され、ヘッダー2は、これら台座4と保持部材5とからなる固定具3を介して、壁1に取付固定される。その後、ヘッダー2には、図示を省略するが、第1接続部201と第2接続部202、202に、それぞれ継手を介して給水湯管が接続される。
ヘッダー用保温部材6は、一つの部材でヘッダー2の少なくとも主管部2aの周面全体を覆って保温する保温部材である。この保温部材6は、ヘッダー2の主管部2aを収容する収容空間6aと、その収容空間6aにヘッダー2の主管部2aを挿入するための挿入面6bと、ヘッダー2の管接続部2c、2cに給水湯管を接続するために、管接続部2c、2cを外方に臨ませる管用通孔6c、6cと、ヘッダー2を壁1に取付固定するための、前記固定具3、3(詳細には、台座4における本体部4aと、保持部材5における抱持部5aの基端部および被取付部5b)が通る、固定用通孔6d、6dとを備える。そして、この保温部材6を、壁1に取付固定されたヘッダー2に取付可能とすべく、固定用通孔6dは、挿入面6bに通じている。図示実施の形態においては、この保温部材6を、壁1に取付固定されて給水湯管が接続されたヘッダー2に取付可能とすべく、固定用通孔6dが挿入面6bに通ずるとともに、管用通孔6cもまた挿入面6bに通じている。
具体的には、保温部材6は、発泡ポリエチレン樹脂等の断熱材からなる。そして、保温部材6は、前記収容空間6aおよび前記固定用通孔6dを有する本体6eと、その本体6eから側方に突出する(つまりは、本体6eの周面から突出する)突出部6fとを備える。ここで、本体6eは、主管部2aの周面全体を覆うだけでなく、キャップ2bによって塞がれた、主管部2aの端部を覆うように、収容空間6aの一方の端を閉じる閉塞壁6gを有している。そして、本体6eにおける収容空間6aの他方の端には、ヘッダー2の第1接続部201を外方に臨ませる、前記管用通孔6cとしての第1通孔601が設けられている。さらに、保温部材6には、ヘッダー2の第2接続部202を外方に臨ませる、前記管用通孔6cとしての第2通孔602、602が、収容空間6aから、突出部6fを経てその突出部6fの先端に達するように設けられている。つまり、この第2通孔602は、収容空間6aから突出部6fの先端に達するように側方に延びている。図示実施の形態においては、第1通孔601には、ヘッダー2の第1接続部201が、若干露出するようにして収容される。そして、第2通孔602には、ヘッダー2の第2接続部202と、その第2接続部202に続く継手(図示せず)と、その継手に続く給水湯管(図示せず)の端部が収容される。
また、前記挿入面6bは、収容空間6aの周面を縦に切るようにして保温部材6を割る、割面611からなる。詳細には、前記挿入面6bは、収容空間6aの周面と第1および第2通孔601、602の周面とを縦に切るようにして保温部材6を割る、割面611からなっている。こうして、管用通孔6cとしての第1および第2通孔601、602は、この割面611に直接通ずる。図示実施の形態においては、割面611は、本体6eおよび突出部6fを、縦に二分するように設けられる。ここで、保温部材6は、二分された分割体6h、6hが、本体6eの、突出部6fとは反対側の側端部の一部で繋がって、一つの部材を構成している。そして、分割体6h、6hは、繋がった部分がヒンジ6iとなって、割面611部分で開閉可能となる。また、前記固定用通孔6dは、第2通孔602、602間に設けられたスリット6jにより割面611に通ずる。
なお、図示実施の形態においては、固定用通孔6dは、当初において部分的に切れていない複数の切込み枠6k、6kに対し、必要な位置の切込み枠6k、6kを打ち抜くことで形成される。同様に、スリット6jは、当初において部分的に切れていない複数の切込み線6m、6mに対し、必要な位置の切込み線6m、6mを切り離すことで形成される。さらに、本体6eの、閉塞壁6gがある側の端部部分6nは、部分的に切れていない切込み線6pを切り離すことで、切除可能に形成されている。したがって、その端部部分6nが切除された保温部材6と、端部部分6nが切除されていない保温部材6とを並べることで、第2接続部202の数が多く、長さの長いヘッダー2にも対応させることができる。
次に、以上の構成からなる保温部材6の作用効果を、その取付方法とともに説明する。この保温部材6を、壁1に取付固定されたヘッダー2に対して取り付けるには、固定具3、3を、スリット6j、6jを介して固定用通孔6d、6dに挿入するとともに、ヘッダー2の主管部2aを保温部材6の収容空間6aに割面611(挿入面6b)側から挿入するようにして、保温部材6をヘッダー2に取り付ける(図2〜図4参照)。詳細には、固定具3にあっては、スリット6jを開き、その開かれたスリット6jを通して、固定具3を固定用通孔6dに挿入し、その後、開かれたスリット6jを閉じる。そして、ヘッダー2にあっては、保温部材6(詳しくは、分割体6h、6h)を割面611部分で開き、主管部2aを収容空間6aに挿入するとともに、第1接続部201を第1通孔601に挿入し、第2接続部202を第2通孔602に挿入する。次いで、保温部材6(詳しくは、分割体6h、6h)を割面611部分で閉じ、その保温部材6を、例えは、粘着テープでしばる。こうして、ヘッダー2が壁1に取付固定されている場合であっても、ヘッダー2を壁1から取り外すことなく、保温部材6をヘッダー2に取り付けることができる。このため、保温部材6の、ヘッダー2への取付作業が容易となる。なお、保温部材6の収容空間6aには、ヘッダー2の主管部2aの他に、固定具3における抱持部5aが収容され、この抱持部5aもまた、保温部材6で覆われることとなる。
図示実施の形態においては、固定用通孔6dが割面611に通ずるだけでなく、第1および第2通孔601、602(管用通孔6c)が、割面611に通じている。このため、この保温部材6を、壁1に取付固定されて給水湯管(図示せず)が接続されたヘッダー2に対して取り付けることができる。すなわち、固定具3を固定用通孔6dに挿入し、かつ、ヘッダー2の管接続部2c、給水湯管、または/および、それら管接続部2cと給水湯管とを連結する継手を、管用通孔6cに挿入するとともに(詳しくは、第1接続部201を第1通孔601に挿入し、第2接続部202と継手(図示せず)と給水湯管(図示せず)の端部とを第2通孔602に挿入するとともに)、ヘッダー2の主管部2aを収容空間6aに割面611(挿入面6b)側から挿入するようにして、保温部材6をヘッダー2に取り付ける(図2〜図4参照)。こうして、ヘッダー2が壁1に取付固定され給水湯管がヘッダー2に接続されている場合であっても、ヘッダー2を壁1から取り外したり給水湯管をヘッダー2から取り外したりすることなく、保温部材6をヘッダー2に取り付けることができる。このため、保温部材6の、ヘッダー2への取付作業が一層容易となる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、固定部は、建物の壁1でなくとも、床や天井であってもよく、また、建築構造物等に固定されたパネルとか箱等であってもよい。
また、ヘッダー2において、第2接続部202は、主管部2aから側方に突出するヘッダー分岐管部からならなくとも、図6および図7に示すように、第2接続部202が主管部2aから突出しないように設けられてもよい。この実施の形態においては、固定具3は、台座4とビス8とからなる。すなわち、ヘッダー2は、台座4に宛がわれ、その台座4に、ヘッダー2を貫通し台座4(詳細には、台座4に設けられた孔)にねじ込まれるビス8によって固定される。そこで、このヘッダー2に保温部材6を取り付けると、固定用通孔6dには、台座4における本体部4aと、ビス8の先端部分とが通る。
また、ヘッダー2は、そのヘッダー2を壁1(固定部)に取付固定するために、例えば、主管部2aから突設された、被固定部を備えていてもよい。この場合には、被固定部が、直接、壁1(固定部)に固定されてもよく、また、被固定部は、例えば前記台座4からなる、固定具を介して、壁1(固定部)に固定されてもよい。そして、保温部材6の固定用通孔6dには、被固定部が通ったり、被固定部と固定具とが通ったりする。
また、保温部材6の本体6eには、収容空間6aの一方の端を閉じる閉塞壁6gを有しているが、この閉塞壁6gは、本体6eと一体に形成されなくとも、本体6eとは別部材からなっていてもよい。
また、保温部材6(詳細には分割体6h、6h)は、ヒンジ6iにより、割面611部分で開閉可能となっているが、保温部材6の全体が撓むことで、開閉可能となってもよい。
また、保温部材6は、突出部6fを備えているが、図8に示すように、この突出部6fは、無くともよい。
また、保温部材6の固定用通孔6dは、スリット6jを介して割面611に通じなくとも、図9、図10に示すように、直接割面611に通じてもよい。反対に、第2通孔602(管用通孔6c)は、直接割面611に通じなくとも、これら図9、図10に示すように、スリット11を介して割面611に通じてもよい。また、図11においては、第2通孔602(管用通孔6c)が、スリット11を介して割面611に通ずるとともに、固定用通孔6dが、スリット12を介して、あるいは、スリット11、13と第2通孔602とを介して、割面611に通じている。
また、図12に示すように、保温部材6の一方の割面611に、凹部14を形成するとともに、他方の割面611に、凹部14に嵌る突片15を形成し、この突片15の先端部分に固定用通孔6dを形成してもよい。この場合、固定用通孔6dは、凹部14を介して割面611に通ずることとなる。
また、保温部材6の挿入面6bは、保温部材6を割る割面611からならなくとも、図13に示すように、例えば、本体6eの、開放する端面16からなっていてもよい。この実施の形態においては、固定用通孔6dは、スリット17、あるいは、スリット17および他の固定用通孔6dを介して、端面16に通ずる。そして、第2通孔602は、分割部18、あるいは、分割部18および他の第2通孔602を介して、端面16に通ずる。
この発明の一実施の形態の、ヘッダーを壁に取り付ける過程を示す斜視図である。 同じく、保温部材をヘッダーに取り付ける第1の過程を示す斜視図である。 同じく、保温部材をヘッダーに取り付ける第2の過程を示す斜視図である。 同じく、保温部材をヘッダーに取り付けた状態を示す斜視図である。 同じく、保温部材の展開図である。 この発明の他の実施の形態の、図2相当図である。 同じく、図4相当図である。 この発明の第1の変形例を示す模式図である。 この発明の第2の変形例を示す模式図である。 この発明の第3の変形例を示す模式図である。 この発明の第4の変形例を示す模式図である。 この発明の第5の変形例を示す模式図である。 この発明の第6の変形例を示す模式図である。
符号の説明
1 壁(固定部)
2 ヘッダー
2a 主管部
2c 管接続部
201 第1接続部(管接続部)
202 第2接続部(管接続部)
3 固定具
6 保温部材
6a 収容空間
6b 挿入面
611 割面(挿入面)
6c 管用通孔
601 第1通孔(管用通孔)
602 第2通孔(管用通孔)
6d 固定用通孔
6e 本体
6f 突出部
6j スリット
12 スリット
16 端面(挿入面)
17 スリット

Claims (7)

  1. 一つの部材でヘッダーの少なくとも主管部の周面全体を覆って保温する保温部材であって、
    前記ヘッダーの主管部を収容する収容空間と、
    その収容空間に前記ヘッダーの主管部を挿入するための挿入面と、
    前記ヘッダーの管接続部に給水湯管を接続するために、前記管接続部を外方に臨ませる管用通孔と、
    前記ヘッダーを構造物等の固定部に取付固定するための、固定具または/および前記ヘッダーの被固定部が通る、固定用通孔とを備え、
    前記固定部に取付固定された前記ヘッダーに取付可能とすべく、前記固定用通孔は、前記挿入面に通ずることを特徴とするヘッダー用保温部材。
  2. 前記固定部に取付固定されて前記給水湯管が接続された前記ヘッダーに取付可能とすべく、前記固定用通孔が前記挿入面に通ずるとともに、前記管用通孔が前記挿入面に通ずることを特徴とする請求項1に記載のヘッダー用保温部材。
  3. 前記固定用通孔は、スリットにより前記挿入面に通ずることを特徴とする請求項1または2に記載のヘッダー用保温部材。
  4. 前記挿入面は、前記収容空間の周面を縦に切るようにして前記保温部材を割る、割面からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のヘッダー用保温部材。
  5. 前記収容空間および前記固定用通孔を有する本体と、その本体から側方に突出する突出部とを備え、
    前記ヘッダーの管接続部としての、前記主管部の端から延設された第1接続部を外方に臨ませる、前記管用通孔としての第1通孔が、前記本体における前記収容空間の端に設けられ、
    前記ヘッダーの管接続部としての、前記主管部の周面側に設けられた第2接続部を外方に臨ませる、前記管用通孔としての第2通孔が、前記収容空間から、前記突出部を経てその突出部の先端に達するように設けられ、また、
    前記挿入面は、前記収容空間の周面と前記第1および第2通孔の周面とを縦に切るようにして前記保温部材を割る、割面からなり、
    前記固定用通孔は、前記第2通孔間に設けられたスリットにより前記割面に通ずることを特徴とする請求項2に記載のヘッダー用保温部材。
  6. 請求項1に記載のヘッダー用保温部材を前記ヘッダーに取り付ける、ヘッダー用保温部材の取付方法であって、
    前記固定部に取付固定された前記ヘッダーに対して、前記固定具または/および前記被固定部を前記固定用通孔に挿入するとともに、前記ヘッダーの主管部を前記収容空間に前記挿入面側から挿入するようにして、前記ヘッダー用保温部材を取り付けることを特徴とする、ヘッダー用保温部材の取付方法。
  7. 請求項2に記載のヘッダー用保温部材を前記ヘッダーに取り付ける、ヘッダー用保温部材の取付方法であって、
    前記固定部に取付固定されて前記給水湯管が接続された前記ヘッダーに対して、前記固定具または/および前記被固定部を前記固定用通孔に挿入し、かつ、前記管接続部、前記給水湯管、または/および、それら管接続部と給水湯管とを連結する継手を、前記管用通孔に挿入するとともに、前記ヘッダーの主管部を前記収容空間に前記挿入面側から挿入するようにして、前記ヘッダー用保温部材を取り付けることを特徴とする、ヘッダー用保温部材の取付方法。
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