JP2753827B2 - 配管用ボックス内へのエルボの固定構造 - Google Patents

配管用ボックス内へのエルボの固定構造

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JP2753827B2
JP2753827B2 JP8289860A JP28986096A JP2753827B2 JP 2753827 B2 JP2753827 B2 JP 2753827B2 JP 8289860 A JP8289860 A JP 8289860A JP 28986096 A JP28986096 A JP 28986096A JP 2753827 B2 JP2753827 B2 JP 2753827B2
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box
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昭八 清水
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湯、水、ガス等の
流体の配管に使用される配管用ボックス内へのエルボの
固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】可とう性を有する管内に湯、水を通し、
これを使って建物内に配管する方法が提案されている
(特開昭63−62990号公報)。このような配管に
は、図5及び図6に示すように、管の端末に取り付けら
れるエルボ90、及びエルボ90が出し入れされる開口
部81を有し、エルボ90の収納される配管用ボックス
80が使用されている。従来、この配管用ボックス80
内へのエルボ90の固定は、エルボ90の外周に形成さ
れた鍔部91を、配管用ボックス80の開口部81内に
設けられた当接部82と配管用ボックス80の開口部8
1に螺着される固定リング70とで挟持することにより
なされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、外周全体に鍔部90の形成されたエルボ90が使用
されていたため、エルボ90を配管用ボックス80の開
口部81内に挿入する場合、第6図に示すように、鍔部
91が配管用ボックス80の開口部81周縁につかえて
開口部81への挿入を妨げるため、エルボ90の挿入が
おこないにくいという問題があった。すなわち、エルボ
90はほぼ直角に曲げ形成されているため、これを配管
用ボックス80の開口部81へ挿入する際には、どうし
てもエルボ90の上部において開口部81とのつかえを
生じやすく、取付作業に手間取るという問題があった。
このため、開口部80を大きくすればよいが、配管用ボ
ックス80の開口部81は、壁表に露出するので、壁面
の美感上できるだけ小さく設けておかなければならな
い。又、開口部81の一部を切除し、エルボ90の鍔部
91の挿入を容易にすることも考えられるが、その場合
には開口部81が拡開し易くなって配管用ボックス80
の開口部81に螺着された固定リング70が緩む虞があ
る。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、開口部の小さな配管用ボックス内へのエル
ボの固定を容易に行なうことができるとともに開口部に
螺着された固定リングが緩む虞がなく、美感を考慮した
配管用ボックス内へのエルボの固定構造を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
エルボの配管用ボックス内への固定構造は、エルボを出
し入れできる開口部を有する配管用ボックス内へのエル
ボの固定構造であって、エルボは外周に鍔部を有すると
ともにその鍔部の上下が切除されてなり、配管用ボック
スの開口部は筒状に形成され、外周に雄ねじを有する固
定リングを螺着するための雌ねじを内周面に備えるとと
もに、内部にエルボの外周に設けられた鍔部が当接する
当接部を備えてなり、エルボを配管用ボックスの開口部
内に挿入し、鍔部を当接部に当接させるとともに、鍔部
を当接部と配管用ボックスの開口部に螺着する固定リン
グとで挟持して、エルボを配管用ボックス内に固定する
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例にしたが
って、本発明を詳細に説明する。第1図は、上下を切り
欠いて横方向のみに突出する鍔部30の形成されたエル
ボ30と、これが収納される配管用ボックス10及び配
管用ボックス10の開口部11に螺着される固定リング
20とを示したものである。
【0007】エルボ30について、上下に切欠を有する
鍔部30としたのは、水栓等が取り付けられる螺着口3
1と流体管の接続される接続口32とが上下方向でほぼ
直角に曲げ形成されているため、エルボ30を配管用ボ
ックス10の開口部11から挿入する際には、第2図に
示すように、エルボ30の上部において開口部11との
つかえを生じやすいからである。なお、エルボ30の鍔
部30の形状は前記実施例に示すもの限られず、更に切
欠部分を大きくして鍔部30がピン状で形成されるもの
であってもよく、後述する配管用ボックス10の開口部
11内に形成された当接部12と配管用ボックス10の
開口部11に螺着される固定リング20とで挟持される
ものであればよい。
【0008】エルボ30の収納される配管用ボックス1
0は略直方体形状で形成され、下方には鞘管40の取付
口14が形成されている。鞘管40内には湯、水、ガス
等の流体が通る流体管が挿通されるようになっており、
鞘管40は止め具60によって取付口14に取り付けら
れるようになっている。
【0009】配管用ボックス10の側面には、エルボ3
0の出し入れされる開口部11が形成されている。開口
部11は円形の筒形で形成され、内側に固定リング20
の螺着される雌ねじ13が設けられている。また、開口
部11内には前記雌ねじ13より奥側に、開口部11内
の左右両側に当接部12が開口部11内に臨むように設
けられている。
【0010】このような配管用ボックス10の外側に
は、壁裏に設置される桟(図示せず)や壁板に配管用ボ
ックス10を固定するためのネジ等の固定部材が挿通さ
れる孔15が設けられている。
【0011】固定リング20は、配管用ボックス10の
開口部11に形成された雌ねじ13に螺合する雄ねじ2
1が外周に形成され、中央にエルボ30の螺着口31の
挿通される挿通孔22が設けられている。また、固定リ
ング20の前面には多数の凹部23が設けれており、こ
の凹部23には固定リング20を配管用ボックス10の
開口部11に螺着するための工具の爪が挿入されるよう
になっている。
【0012】さて、このような配管用ボックス10内に
エルボ30を固定する場合は、第2図に示すように、エ
ルボ30を、接続口32側から配管用ボックス10の開
口部11内に入れ始め、次いでやや下方を向いたエルボ
30の螺着口31を起こしながら配管用ボックス10の
開口部11内に入れることにより、エルボ30を配管用
ボックス10内に収納する。次いで、第3図に示すよう
に、配管用ボックス10の開口部11に固定リング20
を螺着し、配管用ボックス10の開口部11内に挿入し
たエルボ30の鍔部30を、開口部11内に形成され当
接部12と開口部11に螺着した固定リング20とで挟
持してエルボ30を配管用ボックス10内に固定する。
【0013】第4図は、前記固定構造によりエルボ30
を配管用ボックス10内に固定し、壁裏に流体管50の
配管を行なった場合における断面図である。このよう
に、壁板Pには配管用ボックス10の開口部11に合わ
せ壁孔71を小さく形成することができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明の配管用ボックス
内へのエルボの固定構造は、上下が切除された鍔部を備
えたエルボによって、エルボを配管用ボックス内へ固定
する際、配管用ボックスの開口部周縁に対するエルボの
鍔部のつかえを少なくし、小さな開口部への挿入を容易
に行なうことができ、さらに配管用ボックスが設置され
る壁面の美感をととのえることができる。そして、この
ような固定構造は、開口部の一部を切除して開口部に固
定リングを螺着したものと異なり、開口部に螺着された
固定リングが緩む虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固定構造に使用される配管用ボッ
クス、エルボ及び固定リングの一例を示す分解斜視図で
ある。
【図2】図1の配管用ボックス内にエルボを収納する状
態を示す断面図である。
【図3】図1の配管用ボックス内にエルボを固定する状
態を示す断面図である。
【図4】本発明に係る配管用ボックス内へのエルボの固
定構造の使用状態を示す断面図である。
【図5】従来の配管用ボックスとエルボと固定リングと
を示す分解斜視図である。
【図6】従来の配管用ボックス内にエルボを収納する場
合の配管用ボックス及びエルボを示す断面図である。
【符号の説明】
10 配管用ボックス 11 開口部 12 当接部 13 雌ねじ 20 固定リング 21 雄ねじ 30 エルボ 33 鍔部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エルボを出し入れできる開口部を有する
    配管用ボックス内へのエルボの固定構造であって、 エルボは外周に鍔部を有するとともにその鍔部の上下が
    切除されてなり、 配管用ボックスの開口部は筒状に形成され、外周に雄ね
    じを有する固定リングを螺着するための雌ねじを内周面
    に備えるとともに、内部にエルボの外周に設けられた鍔
    部が当接する当接部を備えてなり、 エルボを配管用ボックスの開口部内に挿入し、鍔部を当
    接部に当接させるとともに、鍔部を当接部と配管用ボッ
    クスの開口部に螺着する固定リングとで挟持して、エル
    ボを配管用ボックス内に固定することを特徴とする配管
    用ボックス内へのエルボの固定構造。
JP8289860A 1996-10-31 1996-10-31 配管用ボックス内へのエルボの固定構造 Expired - Lifetime JP2753827B2 (ja)

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