JPH07109265B2 - 配管用ボックス内へのエルボの固定構造 - Google Patents
配管用ボックス内へのエルボの固定構造Info
- Publication number
- JPH07109265B2 JPH07109265B2 JP1140860A JP14086089A JPH07109265B2 JP H07109265 B2 JPH07109265 B2 JP H07109265B2 JP 1140860 A JP1140860 A JP 1140860A JP 14086089 A JP14086089 A JP 14086089A JP H07109265 B2 JPH07109265 B2 JP H07109265B2
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- JP
- Japan
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- elbow
- opening
- piping box
- collar
- fixing ring
- Prior art date
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、湯、水、ガス等の流体の配管に使用される配
管用ボックス内へのエルボの固定構造に関する。
管用ボックス内へのエルボの固定構造に関する。
(従来の技術) 可とう性を有する管内に湯、水を通し、これを使って建
物内に配管する方法が提案されている(特開昭63-62990
号公報)。
物内に配管する方法が提案されている(特開昭63-62990
号公報)。
このような配管には、第7図及び第8図に示すように、
管の端末に取り付けられるエルボ(90)、及びエルボ
(90)が出し入れされる開口部(81)を有し、エルボ
(90)の収納される配管用ボックス(80)が使用されて
いる。
管の端末に取り付けられるエルボ(90)、及びエルボ
(90)が出し入れされる開口部(81)を有し、エルボ
(90)の収納される配管用ボックス(80)が使用されて
いる。
従来、この配管用ボックス(80)内へのエルボ(90)の
固定は、エルボ(90)の外周に形成された鍔部(91)
を、配管用ボックス(80)の開口部(81)内に設けられ
た当接部(82)と配管用ボックス(80)の開口部(81)
に螺着される固定リング(70)とで挟持することにより
なされていた。
固定は、エルボ(90)の外周に形成された鍔部(91)
を、配管用ボックス(80)の開口部(81)内に設けられ
た当接部(82)と配管用ボックス(80)の開口部(81)
に螺着される固定リング(70)とで挟持することにより
なされていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来は、外周全体に鍔部(91)の形成さ
れたエルボ(90)が使用されていたため、エルボ(90)
を配管用ボックス(80)の開口部(81)内に挿入する場
合、第8図に示すように、鍔部(91)が配管用ボックス
(80)の開口部(81)周縁につかえて開口部(81)への
挿入を妨げるため、エルボ(90)の挿入がおこないにく
いという問題があった。すなわち、エルボ(90)はほぼ
直角に曲げ形成されているため、これを配管用ボックス
(80)の開口部(81)へ挿入する際には、どうしてもエ
ルボ(90)の上部において開口部(11)とのつかえを生
じやすく、取付作業に手間取るという問題があった。こ
のため、開口部(80)を大きくすればよいが、配管用ボ
ックス(80)の開口部(81)は、壁表に露出するので、
壁面の美感上できるだけ小さく設けておかなければなら
ない。又、開口部(81)の一部を切除し、エルボ(90)
の鍔部(91)の挿入を容易にすることも考えられるが、
その場合には開口部(81)が拡開し易くなって配管用ボ
ックス(80)の開口部(81)に螺着された固定リング
(70)が緩む虞がある。
れたエルボ(90)が使用されていたため、エルボ(90)
を配管用ボックス(80)の開口部(81)内に挿入する場
合、第8図に示すように、鍔部(91)が配管用ボックス
(80)の開口部(81)周縁につかえて開口部(81)への
挿入を妨げるため、エルボ(90)の挿入がおこないにく
いという問題があった。すなわち、エルボ(90)はほぼ
直角に曲げ形成されているため、これを配管用ボックス
(80)の開口部(81)へ挿入する際には、どうしてもエ
ルボ(90)の上部において開口部(11)とのつかえを生
じやすく、取付作業に手間取るという問題があった。こ
のため、開口部(80)を大きくすればよいが、配管用ボ
ックス(80)の開口部(81)は、壁表に露出するので、
壁面の美感上できるだけ小さく設けておかなければなら
ない。又、開口部(81)の一部を切除し、エルボ(90)
の鍔部(91)の挿入を容易にすることも考えられるが、
その場合には開口部(81)が拡開し易くなって配管用ボ
ックス(80)の開口部(81)に螺着された固定リング
(70)が緩む虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、
開口部の小さな配管用ボックス内へのエルボの固定を容
易に行なうことができるととに開口部に螺着された固定
リングが緩む虞がなく、美感を考慮した配管用ボックス
内へのエルボの固定構造を提供するものである。
開口部の小さな配管用ボックス内へのエルボの固定を容
易に行なうことができるととに開口部に螺着された固定
リングが緩む虞がなく、美感を考慮した配管用ボックス
内へのエルボの固定構造を提供するものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、請求項1記載の発明は、 「エルボを出し入れできる開口部を有する配管用ボック
ス内へのエルボの固定構造であって、 エルボは外周に鍔部を有するとともにその鍔部の上下が
切除されてなり、 配管用ボックスの開口部は筒状に形成され、外周に雄ね
じを有する固定リングを螺着するための雌ねじを内周面
に備えるとともに、内部にエルボの外周に設けられた鍔
部が当接する当接部を備えてなり、 エルボを配管用ボックスの開口部内に挿入し、鍔部を当
接部に当接させるとともに、鍔部を当接部と配管用ボッ
クスの開口部に螺着する固定リングとで挟持して、エル
ボを配管用ボックス内に固定することを特徴とするエル
ボの配管用ボックス内への固定構造」 を、その内容としている。
ス内へのエルボの固定構造であって、 エルボは外周に鍔部を有するとともにその鍔部の上下が
切除されてなり、 配管用ボックスの開口部は筒状に形成され、外周に雄ね
じを有する固定リングを螺着するための雌ねじを内周面
に備えるとともに、内部にエルボの外周に設けられた鍔
部が当接する当接部を備えてなり、 エルボを配管用ボックスの開口部内に挿入し、鍔部を当
接部に当接させるとともに、鍔部を当接部と配管用ボッ
クスの開口部に螺着する固定リングとで挟持して、エル
ボを配管用ボックス内に固定することを特徴とするエル
ボの配管用ボックス内への固定構造」 を、その内容としている。
又、請求項2記載の発明は、 「エルボを出し入れできる開口部を有する配管用ボック
ス内へのエルボの固定構造であって、 エルボは外周に鍔部を有するとともにその鍔部の上下が
切除されてなり、 配管用ボックスの開口部は筒状に形成され、外周に雄ね
じを有する固定リングを螺着するための雌ねじを内周面
に備えるとともに、内部にエルボの外周に設けられた鍔
部が当接する当接部と鍔部が当接した状態でその回転を
阻止する衝止部とを備えてなり、 エルボを配管用ボックスの開口部内に挿入し、鍔部を当
接部に当接させるとともに、衝止部に衝止して回り止め
状態となる鍔部を当接部と配管用ボックスの開口部に螺
着する固定リングとで挟持して、エルボを配管用ボック
ス内に固定することを特徴とするエルボの配管用ボック
ス内への固定構造」 を、その内容としている。
ス内へのエルボの固定構造であって、 エルボは外周に鍔部を有するとともにその鍔部の上下が
切除されてなり、 配管用ボックスの開口部は筒状に形成され、外周に雄ね
じを有する固定リングを螺着するための雌ねじを内周面
に備えるとともに、内部にエルボの外周に設けられた鍔
部が当接する当接部と鍔部が当接した状態でその回転を
阻止する衝止部とを備えてなり、 エルボを配管用ボックスの開口部内に挿入し、鍔部を当
接部に当接させるとともに、衝止部に衝止して回り止め
状態となる鍔部を当接部と配管用ボックスの開口部に螺
着する固定リングとで挟持して、エルボを配管用ボック
ス内に固定することを特徴とするエルボの配管用ボック
ス内への固定構造」 を、その内容としている。
(発明の作用) 請求項1に係る発明の固定構造にあっては、エルボの外
周に設けられる鍔部の上下が切除されているので、配管
用ボックスの開口部へのエルボの挿入が容易に行なえる
ようになっている。又、エルボの開口部への挿入後、鍔
部を当接部に当接させ、鍔部を当接部と配管用ボックス
の開口部に螺着する固定リングとで挟持することによ
り、エルボを配管用ボックス内に作業性よく固定するこ
とができるようになっている。
周に設けられる鍔部の上下が切除されているので、配管
用ボックスの開口部へのエルボの挿入が容易に行なえる
ようになっている。又、エルボの開口部への挿入後、鍔
部を当接部に当接させ、鍔部を当接部と配管用ボックス
の開口部に螺着する固定リングとで挟持することによ
り、エルボを配管用ボックス内に作業性よく固定するこ
とができるようになっている。
又、請求項2に係る発明の固定構造にあっては、請求項
1に係る発明の固定構造と同様に、エルボの外周に設け
られる鍔部の上下が切除されているので、配管用ボック
スの開口部へのエルボの挿入が容易に行なえるようにな
っている。又、エルボを開口部への挿入後、鍔部を当接
部に当接させ、鍔部を当接部と配管用ボックスの開口部
に螺着する固定リングとで挟持することにより、エルボ
を配管用ボックス内に作業性よく固定することができる
ようになっており、さらに、この請求項2に係る発明の
固定構造にあっては、固定具本体の開口部に鍔部が当接
した状態でその回転を阻止する衝止部を備えているの
で、エルボの鍔部を当接部と固定リングとで挟持する際
に、開口部に螺着される固定リングの回転にともなって
エルボが回転するのを防止することができるようになっ
ている。
1に係る発明の固定構造と同様に、エルボの外周に設け
られる鍔部の上下が切除されているので、配管用ボック
スの開口部へのエルボの挿入が容易に行なえるようにな
っている。又、エルボを開口部への挿入後、鍔部を当接
部に当接させ、鍔部を当接部と配管用ボックスの開口部
に螺着する固定リングとで挟持することにより、エルボ
を配管用ボックス内に作業性よく固定することができる
ようになっており、さらに、この請求項2に係る発明の
固定構造にあっては、固定具本体の開口部に鍔部が当接
した状態でその回転を阻止する衝止部を備えているの
で、エルボの鍔部を当接部と固定リングとで挟持する際
に、開口部に螺着される固定リングの回転にともなって
エルボが回転するのを防止することができるようになっ
ている。
これら請求項1、2に係る発明の固定構造は、開口部の
一部を切除して開口部に固定リングを螺着したものと異
なり、開口部に螺着された固定リングが緩む虞がない。
一部を切除して開口部に固定リングを螺着したものと異
なり、開口部に螺着された固定リングが緩む虞がない。
(実施例) 以下、図面に示す実施例にしたがって、本発明を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、上下を切り欠いて横方向のみに突出する鍔部
(33)の形成されたエルボ(30)と、これが収納される
配管用ボックス(10)及び配管用ボックス(10)の開口
部(11)に螺着される固定リング(20)とを示したもの
である。
(33)の形成されたエルボ(30)と、これが収納される
配管用ボックス(10)及び配管用ボックス(10)の開口
部(11)に螺着される固定リング(20)とを示したもの
である。
エルボ(30)について、上下に切欠を有する鍔部(33)
としたのは、水栓等が取り付けられる螺着口(31)と流
体管の接続される接続口(32)とが上下方向でほぼ直角
に曲げ形成されているため、エルボ(30)を配管用ボッ
クス(10)の開口部(11)から挿入する際には、第2図
に示すように、エルボ(30)の上部において開口部(1
1)とのつかえを生じやすいからである。なお、エルボ
(30)の鍔部(33)の形状は前記実施例に示すもの限ら
れず、更に切欠部分を大きくして鍔部(33)がピン状で
形成されるものであってもよく、後述する配管用ボック
ス(10)の開口部(11)内に形成された当接部(12)と
配管用ボックス(10)の開口部(11)に螺着される固定
リング(20)とで挟持されるものであればよい。
としたのは、水栓等が取り付けられる螺着口(31)と流
体管の接続される接続口(32)とが上下方向でほぼ直角
に曲げ形成されているため、エルボ(30)を配管用ボッ
クス(10)の開口部(11)から挿入する際には、第2図
に示すように、エルボ(30)の上部において開口部(1
1)とのつかえを生じやすいからである。なお、エルボ
(30)の鍔部(33)の形状は前記実施例に示すもの限ら
れず、更に切欠部分を大きくして鍔部(33)がピン状で
形成されるものであってもよく、後述する配管用ボック
ス(10)の開口部(11)内に形成された当接部(12)と
配管用ボックス(10)の開口部(11)に螺着される固定
リング(20)とで挟持されるものであればよい。
エルボ(30)の収納される配管用ボックス(10)は略直
方体形状で形成され、下方には鞘管(40)の取付口(1
4)が形成されている。鞘管(40)内には湯、水、ガス
等の流体が通る流体管が挿通されるようになっており、
鞘管(40)は止め具(60)によって取付口(14)に取り
付けられるようになっている。
方体形状で形成され、下方には鞘管(40)の取付口(1
4)が形成されている。鞘管(40)内には湯、水、ガス
等の流体が通る流体管が挿通されるようになっており、
鞘管(40)は止め具(60)によって取付口(14)に取り
付けられるようになっている。
配管用ボックス(10)の側面には、エルボ(30)の出し
入れされる開口部(11)が形成されている。開口部(1
1)は円形の筒形で形成され、内側に固定リング(20)
の螺着される雌ねじ(13)が設けられている。また、開
口部(11)内には前記雌ねじ(13)より奥側に、開口部
(11)内の左右両側に当接部(12)が開口部(11)内に
臨むように設けられている。
入れされる開口部(11)が形成されている。開口部(1
1)は円形の筒形で形成され、内側に固定リング(20)
の螺着される雌ねじ(13)が設けられている。また、開
口部(11)内には前記雌ねじ(13)より奥側に、開口部
(11)内の左右両側に当接部(12)が開口部(11)内に
臨むように設けられている。
このような配管用ボックス(10)の外側には、壁裏に設
置される桟(図示せず)や壁板に配管用ボックス(10)
を固定するためのネジ等の固定部材が挿通される孔(1
5)が設けられている。
置される桟(図示せず)や壁板に配管用ボックス(10)
を固定するためのネジ等の固定部材が挿通される孔(1
5)が設けられている。
固定リング(20)は、配管用ボックス(10)の開口部
(11)に形成された雌ねじ(13)に螺合する雄ねじ(2
1)が外周に形成され、中央にエルボ(30)の螺着口(3
1)の挿通される挿通孔(22)が設けられている。ま
た、固定リング(20)の前面には多数の凹部(23)が設
けれており、この凹部(23)には固定リング(20)を配
管用ボックス(10)の開口部(11)に螺着するための工
具の爪が挿入されるようになっている。
(11)に形成された雌ねじ(13)に螺合する雄ねじ(2
1)が外周に形成され、中央にエルボ(30)の螺着口(3
1)の挿通される挿通孔(22)が設けられている。ま
た、固定リング(20)の前面には多数の凹部(23)が設
けれており、この凹部(23)には固定リング(20)を配
管用ボックス(10)の開口部(11)に螺着するための工
具の爪が挿入されるようになっている。
さて、このような配管用ボックス(10)内にエルボ(3
0)を固定する場合は、第2図に示すように、エルボ(3
0)を、接続口(32)側から配管用ボックス(10)の開
口部(11)内に入れ始め、次いでやや下方を向いたエル
ボ(30)の螺着口(31)を起こしながら配管用ボックス
(10)の開口部(11)内に入れることにより、エルボ
(30)を配管用ボックス(10)内に収納する。次いで、
第3図に示すように、配管用ボックス(10)の開口部
(11)に固定リング(20)を螺着し、配管用ボックス
(10)の開口部(11)内に挿入したエルボ(30)の鍔部
(33)を、開口部(11)内に形成され当接部(12)と開
口部(11)に螺着した固定リング(20)とで挟持してエ
ルボ(30)を配管用ボックス(10)内に固定する。
0)を固定する場合は、第2図に示すように、エルボ(3
0)を、接続口(32)側から配管用ボックス(10)の開
口部(11)内に入れ始め、次いでやや下方を向いたエル
ボ(30)の螺着口(31)を起こしながら配管用ボックス
(10)の開口部(11)内に入れることにより、エルボ
(30)を配管用ボックス(10)内に収納する。次いで、
第3図に示すように、配管用ボックス(10)の開口部
(11)に固定リング(20)を螺着し、配管用ボックス
(10)の開口部(11)内に挿入したエルボ(30)の鍔部
(33)を、開口部(11)内に形成され当接部(12)と開
口部(11)に螺着した固定リング(20)とで挟持してエ
ルボ(30)を配管用ボックス(10)内に固定する。
第4図は、前記固定構造によりエルボ(30)を配管用ボ
ックス(10)内に固定し、壁裏に流体管(50)の配管を
行なった場合における断面図である。このように、壁板
(P)には配管用ボックス(10)の開口部(11)に合わ
せ壁孔(71)を小さく形成することができる。
ックス(10)内に固定し、壁裏に流体管(50)の配管を
行なった場合における断面図である。このように、壁板
(P)には配管用ボックス(10)の開口部(11)に合わ
せ壁孔(71)を小さく形成することができる。
なお、このような切欠を有する鍔部(33)を設けたエル
ボ(30)の収納される配管用ボックス(10)の開口部
(11)には、第5図及び第6図に示すようにエルボ(3
0)の鍔部(33)が衝止する衝止部である突起(11a)を
設け、この突起(11a)へ鍔部(33)を当接させること
により配管用ボックス(10)内に収納したエルボ(30)
を回り止め状態とする構造としてもよい。このことによ
り配管用ボックス(10)の開口部(11)に螺着される固
定リング(20)の回転にともなってエルボ(30)が回転
するのを防止することができる。突起(11a)は第6図
において開口部(11)の左上部又は右下部に設けられて
いる。
ボ(30)の収納される配管用ボックス(10)の開口部
(11)には、第5図及び第6図に示すようにエルボ(3
0)の鍔部(33)が衝止する衝止部である突起(11a)を
設け、この突起(11a)へ鍔部(33)を当接させること
により配管用ボックス(10)内に収納したエルボ(30)
を回り止め状態とする構造としてもよい。このことによ
り配管用ボックス(10)の開口部(11)に螺着される固
定リング(20)の回転にともなってエルボ(30)が回転
するのを防止することができる。突起(11a)は第6図
において開口部(11)の左上部又は右下部に設けられて
いる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係る固定構造にあって
は、上下が切除された鍔部を備えたエルボによって、エ
ルボを配管用ボックス内へ固定する際、配管用ボックス
の開口部周縁に対するエルボの鍔部のつかえを少なく
し、小さな開口部への挿入を容易に行なうことができ、
さらに配管用ボックスが設置される壁面の美感をととの
えることができる。そして、このような固定構造は、開
口部の一部を切除して開口部に固定リングを螺着したも
のと異なり、開口部に螺着された固定リングが緩む虞が
ない。
は、上下が切除された鍔部を備えたエルボによって、エ
ルボを配管用ボックス内へ固定する際、配管用ボックス
の開口部周縁に対するエルボの鍔部のつかえを少なく
し、小さな開口部への挿入を容易に行なうことができ、
さらに配管用ボックスが設置される壁面の美感をととの
えることができる。そして、このような固定構造は、開
口部の一部を切除して開口部に固定リングを螺着したも
のと異なり、開口部に螺着された固定リングが緩む虞が
ない。
第1図は本発明に係る固定構造に使用される配管用ボッ
クス、エルボ及び固定リングの一例を示す分解斜視図、
第2図及び第3図はエルボを配管用ボックス内に収納
し、固定するまでの過程を示す各断面図、第4図は本発
明に係る固定構造によりエルボを配管用ボックス内に固
定した使用状態における断面図、第5図は開口部内に突
起を有する配管用ボックス、エルボ及び固定リングを示
す分解斜視図、第6図は第5図に示す配管用ボックスに
ついてエルボを収納した状態での正面図、第7図は従来
のエルボと配管用ボックス及び固定リングを示す分解斜
視図、第8図は従来のエルボを使用して配管用ボックス
内に収納する場合のエルボと配管用ボックスを示す断面
図である。 符号の説明 10……配管用ボックス、11……開口部、12……当接部、
13……雌ねじ、14……取付口、15……孔、20……固定リ
ング、21……雄ねじ、22……挿通孔、23……凹部、30…
…エルボ、31……螺着口、32……取付口、33……突条
部。
クス、エルボ及び固定リングの一例を示す分解斜視図、
第2図及び第3図はエルボを配管用ボックス内に収納
し、固定するまでの過程を示す各断面図、第4図は本発
明に係る固定構造によりエルボを配管用ボックス内に固
定した使用状態における断面図、第5図は開口部内に突
起を有する配管用ボックス、エルボ及び固定リングを示
す分解斜視図、第6図は第5図に示す配管用ボックスに
ついてエルボを収納した状態での正面図、第7図は従来
のエルボと配管用ボックス及び固定リングを示す分解斜
視図、第8図は従来のエルボを使用して配管用ボックス
内に収納する場合のエルボと配管用ボックスを示す断面
図である。 符号の説明 10……配管用ボックス、11……開口部、12……当接部、
13……雌ねじ、14……取付口、15……孔、20……固定リ
ング、21……雄ねじ、22……挿通孔、23……凹部、30…
…エルボ、31……螺着口、32……取付口、33……突条
部。
Claims (2)
- 【請求項1】エルボを出し入れできる開口部を有する配
管用ボックス内へのエルボの固定構造であって、 エルボは外周に鍔部を有するとともにその鍔部の上下が
切除されてなり、 配管用ボックスの開口部は筒状に形成され、外周に雄ね
じを有する固定リングを螺着するための雌ねじを内周面
に備えるとともに、内部にエルボの外周に設けられた鍔
部が当接する当接部を備えてなり、 エルボを配管用ボックスの開口部内に挿入し、鍔部を当
接部に当接させるとともに、鍔部を当接部と配管用ボッ
クスの開口部に螺着する固定リングとで挟持して、エル
ボを配管用ボックス内に固定することを特徴とするエル
ボの配管用ボックス内への固定構造。 - 【請求項2】エルボを出し入れできる開口部を有する配
管用ボックス内へのエルボの固定構造であって、 エルボは外周に鍔部を有するとともにその鍔部の上下が
切除されてなり、 配管用ボックスの開口部は筒状に形成され、外周に雄ね
じを有する固定リングを螺着するための雌ねじを内周面
に備えるとともに、内部にエルボの外周に設けられた鍔
部が当接する当接部と鍔部が当接した状態でその回転を
阻止する衝止部とを備えてなり、 エルボを配管用ボックスの開口部内に挿入し、鍔部を当
接部に当接させるとともに、衝止部に衝止部に衝止して
回り止め状態となる鍔部を当接部と配管用ボックスの開
口部に螺着する固定リングとで挟持して、エルボを配管
用ボックス内に固定することを特徴とするエルボの配管
用ボックス内への固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140860A JPH07109265B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 配管用ボックス内へのエルボの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140860A JPH07109265B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 配管用ボックス内へのエルボの固定構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8289860A Division JP2753827B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 配管用ボックス内へのエルボの固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH039187A JPH039187A (ja) | 1991-01-17 |
JPH07109265B2 true JPH07109265B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=15278428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1140860A Expired - Lifetime JPH07109265B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 配管用ボックス内へのエルボの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07109265B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2576268Y2 (ja) * | 1992-08-19 | 1998-07-09 | パロマ工業株式会社 | 強制循環式追い焚き装置 |
JP3590125B2 (ja) * | 1995-04-18 | 2004-11-17 | 株式会社ブリヂストン | 固定金具およびその固定金具による水栓ジョイントエルボの固定構造 |
JP6331106B2 (ja) * | 2016-02-09 | 2018-05-30 | 株式会社オンダ製作所 | 管継手用のカバー |
JP6380699B1 (ja) * | 2018-04-18 | 2018-08-29 | 株式会社オンダ製作所 | 管継手用のカバー |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0615912B2 (ja) * | 1986-08-29 | 1994-03-02 | 東京瓦斯株式会社 | 給液管配管用ボックス |
-
1989
- 1989-06-01 JP JP1140860A patent/JPH07109265B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039187A (ja) | 1991-01-17 |
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JPH049004B2 (ja) |
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