JPH0331848B2 - - Google Patents

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JPH0331848B2
JPH0331848B2 JP61287154A JP28715486A JPH0331848B2 JP H0331848 B2 JPH0331848 B2 JP H0331848B2 JP 61287154 A JP61287154 A JP 61287154A JP 28715486 A JP28715486 A JP 28715486A JP H0331848 B2 JPH0331848 B2 JP H0331848B2
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JP
Japan
Prior art keywords
faucet
wall
faucet mounting
unit bath
mounting box
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61287154A
Other languages
English (en)
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JPS63142134A (ja
Inventor
Shohachi Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Industry Co Ltd
Original Assignee
Mirai Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mirai Industry Co Ltd filed Critical Mirai Industry Co Ltd
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Publication of JPS63142134A publication Critical patent/JPS63142134A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はユニツトバスの水栓の取付けに使用さ
れる水栓取付ボツクスの仮固定構造に関する。
(従来技術) ユニツトバスの水栓の取付工事では、第6図に
示すように、ユニツトバスの水栓の給水湯管10
を配管するユニツトバスの壁40と室壁50との
間が100mm程度と狭いために、従来、次のような
取付工事がなされていた。
すなわち、作業者の一人が、給水湯管10を接
続した水栓エルボ7をユニツトバスの壁40と室
壁50との間に挿入し、ユニツトバスの壁40の
裏側から水栓エルボ7の水栓取付口71をユニツ
トバスの壁40の壁孔41に臨ませ、水栓エルボ
7の鍔72をユニツトバスの壁40裏に当接す
る。さらにもう一人の作業者が、一方の作業者に
より保持された水栓エルボ7の水栓取付口71に
ユニツトバスの壁40の表側から水栓6を螺着
し、ナツト8を締め上げ、水栓エルボ7の鍔72
とでユニツトバスの壁40を挟着固定していた。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来のユニツトバスの水栓の取付工
事には、二人の作業者を必要としていたので、作
業に手間を要するものとなつていた。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので
あり、一人の作業者によつて取付作業ができるよ
うにするため、水栓エルボを収納する水栓取手ボ
ツクスを用いて、この水栓取付ボツクスをユニツ
トバスの壁と室壁との間に仮固定し、仮固定した
作業者が同時に水栓の螺着も行なえるユニツトバ
ス用水栓取付ボツクスの仮固定構造を提供しよう
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る水栓取付ボツクスの仮固定構造
は、ユニツトバスの壁40裏に係合部Aを設け、
水栓取付ボツクス3にはユニツトバスの壁40裏
から水栓取付開口部30を壁孔41に臨ませた状
態に仮固定する係合部Bを設け、該ボツクス3の
係合部Bを壁40裏の係合部Aに係合させて該ボ
ツクス3を回り止め状態に仮固定することを特徴
としている。
(発明の作用) この水栓取付ボツクス3の仮固定構造では、ユ
ニツトバスの壁40裏に設けられた係合部Aに水
栓取付ボツクス3に設けられた係合部Bを係合さ
せると、水栓取付ボツクス3の水栓取付開口部3
0をユニツトバスの壁孔41に臨ませた状態で、
かつ回り止め状態に水栓取付ボツクス3が仮固定
されるようになつている。したがつて、このよう
な水栓取付ボツクス3の仮固定構造により、作業
者はユニツトバスの壁40の裏側に水栓取付ボツ
クス3を一旦保持した状態、すなわち、仮固定の
状態にしておいてから、ユニツトバスの壁40の
表側から水栓6を取付ける作業を行なうことがで
きる。この場合、水栓取付ボツクス3は回り止め
状態に仮固定されているから、螺着により取付け
られる水栓6の取付時に水栓取付ボツクス3が移
動することはない。
(実施例) 以下、図面に示す実施例により本発明を具体的
に説明する。第1図から第5図までは本発明に係
る仮固定構造の一実施例を示したものである。
図において、1はユニツトバスの壁40裏に固
着された板部材であり、金属又は合成樹脂にによ
り作製される。この例に示す板部材1は、中央に
水栓取付ボツクス3の水栓取付開口部30が臨む
孔11を有している。この板部材1は前記孔11
をユニツトバスの壁40に設けられた壁孔41に
合わせて壁40裏に固着されている。板部材1の
固着は、接着剤による接着、ねじ止め、釘打ち
等、従来知られる方法によりなされる。また前記
板部材1の孔11の周縁には上下三個所にかぎ状
の突起12を有している。このかぎ状の突起12
は、その先端を上向きにして、水栓取付ボツクス
3に向けて突出するように設けられている。この
水栓取付ボツクス3の水栓取付開口部30が臨む
孔11と、水栓取付ボツクス3に向けて突出する
かぎ状の突起12とを有する壁40裏に固着され
た板部材1により、係合部A構成されている。
3は水栓取付ボツクスであり、合成樹脂により
作製される。水栓取付ボツクス3内には水栓エル
ボ7を収納することができるようになつている。
この水栓取手ボツクス3は、下方に給水湯管10
を通す挿入口33を有し、側方に水栓取付開口部
30を有している。
水栓取付開口部30とは、水栓エルボ7の水栓
取付口71を外部に望ませる開口部をいい、水栓
6は水栓取付口71に螺着によつて取付けられる
ようになつている。この例に示す水栓取付開口部
30は、外周に雄ねじ31が切られた筒状突出部
を形成し、第4図に示すように端部32に水栓エ
ルボ7の鍔72を当接するようになつている。前
記水栓取付開口部30の筒状突出部へは、雄ねじ
31に対応する雌ねじ51を有する固定リング5
が螺着されるようになつており、第5図に示すよ
うに水栓エルボ7の鍔72が、螺着された固定リ
ング5の内面と端部32とで挟着固定されるよう
になつている。また固定リング5の周縁には、壁
孔41より大きく出張り52が形成され、固定リ
ング5を水栓取付開口部30に螺着することによ
り、水栓取付ボツクス3を壁40裏に引き寄せ、
確実に固定することができるようになつている。
水栓取付ボツクス3の水栓取付開口部30を有
する側面には係止板2が設けられている。この係
止板2は、水栓取付ボツクス3の外側に延設され
る板状に形成され、板部材1に設けられたかぎ状
の突起12の基部から屈曲部までの長さと同じ
か、それ以下の長さの板厚で形成されている。こ
の係止板2は前記板部材1のかぎ状の突起12に
引掛係止する係止部を有し、係合部Aに係合する
係合部Bを構成している。
すなわち、係合部Bを構成する係止板2には、
係合部Aを構成する板部材1の上下三個所に設け
られたかぎ状の突起12に対応する位置に、突起
12が挿入される長孔21と、切欠部22とが設
けられており、前記長孔21へはかぎ状の突起1
2が挿入され、係止板2が板部材1に当接し、切
欠部22がかぎ状の突起12の内側に嵌め込まれ
ることによつて、係合部Aに係合部Bが係合する
ようになつている。このとき、水栓取付ボツクス
3は、その水栓取付開口部30をユニツトバスの
壁孔41に臨ませた状態で、かつ回り止め状態に
仮固定される。
前記係合部Aを構成する板部材1と係合部Bを
構成する係止板2とによる係合は、本発明に係る
水栓取付ボツクス3の仮固定構造の一例を示すも
のであり、本発明にあつては、要するに、水栓取
付ボツクス3の水栓取付開口部30をユニツトバ
スの壁40の壁孔41に臨ませた状態で水栓取付
ボツクス3を回り止め状態に仮固定するように係
合する係合部Aと係合部Bとを構成するものであ
ればよい。
なお、係止板2は合成樹脂製の水栓取付ボツク
ス3と一体成形により作製してもよいし、水栓取
付ボツクス3とは別体に構成し、別途取付手段で
水栓取付ボツクス3に取付けるようにしてもよ
い。
次に、このような水栓取付ボツクス3を用いた
ユニツトバスの水栓の取付工事の作業手順につい
て、前記実施例を用いて説明する。
まず、板部材1の孔11をユニツトバスの壁4
0の壁孔41に合わせて板部材1をユニツトバス
の壁40裏に固着する。この固着は、ユニツトバ
スの製造業者の方で予め行なわれる。次いでユニ
ツトバスを設置し、以降、配管作業者によるユニ
ツトバスの水栓の取次工事がなされる。
配管作業者は、給水湯管10を配管し、水栓取
付ボツクス3内に給水湯管10を通し、給水湯管
10に水栓エルボ7を接続し、水栓取付ボツクス
3内に水栓エルボ7を収納する。次いで、水栓取
付ボツクス3をユニツトバスの壁40と室壁50
との間に挿入し、板部材1のかぎ状突起12に係
止板2の係止部を引掛係止することによつて、水
栓取付ボツクス3の水栓取付開口部30をユニツ
トバスの壁40の壁孔41に臨ませた状態で、か
つ水栓取付ボツクス3を回り止め状態に仮固定す
る。
仮固定された水栓取付ボツクス3の水栓取付開
口部30へは、第4図に示すように、ユニツトバ
スの壁40の表側より固定リング5を螺着する。
水栓取付ボツクス3は回り止め状態に仮固定され
ているから、固定リング5を螺着する際に水栓取
付ボツクス3が移動することはない。この固定リ
ング5の螺着によつて、第5図に示すように、水
栓エルボ7の鍔72が、螺着された固定リング5
の内面と端部32とで挟着固定され、また水栓取
付ボツクス3が壁40裏に引き寄せられて確実に
固定される。
次いで、壁40の表側から六角ナツト8、化粧
カツプ9を螺合させた水栓6を水栓エルボ7の水
栓取付口71に螺着し、その後、六角ナツト8を
締め上げ、化粧カツプ9を固定リング5に当接さ
せることにより、水栓の取付工事がなされる。
なお、本発明では水栓取付ボツクス3を使用す
ることにより、第5図に一点鎖線で示すように壁
40裏側に配管される給水湯管10を覆う保護管
20を設けることができ、この保護管20の使用
により給水湯管10の交換が簡単に行なえ、かつ
給水湯管10からの漏水は水栓取付ボツクス3及
び保護管20内にたまり、壁40裏側への漏水に
よる腐蝕が防止される。
この場合の水栓の取付工事は、まず保護管20
を壁40を裏側に配管し、保護管20の一端を水
栓取付ボツクス3の挿入口33に装着する。次
に、水栓取付ボツクス3の水栓取付開口部30を
壁孔41に臨ませ、水栓取付ボツクス3を回り止
め状態に仮固定する。
この状態で、給水湯管10を保護管20内に挿
通し、水栓取付ボツクス3内を通して給水湯管1
0の一端を壁40表側に引き出す。引き出した給
水湯管10の一端に水栓エルボ30を接続し、こ
の水栓エルボ30とともに給水湯管10を水栓取
付ボツクス3内に収め、水栓取付開口部30に固
定リング30を螺着する。
以下、保護管20を使用しない水栓の取付工事
と同様に、壁40の表側から六角ナツト8、化粧
カツプ9を螺合させた水栓6を水栓エルボ7の水
栓取付口71に螺着し、その後、六角ナツト8を
締め上げ、化粧カツプ9を固定リング5に当接さ
せることにより、水栓の取付工事がなされる。
このように保護管20を使用した場合には、給
水湯管10の後配管が可能である。
(発明の効果) 本発明によれば、係合部Aと係合部Bとの係合
により、水栓取付ボツクスの水栓取付開口部をユ
ニツトバスの壁の壁孔に臨ませた状態で、かつ水
栓取付ボツクスを回り止め状態に仮固定する構造
としたから、作業者はユニツトバスの壁の裏側に
ボツクスを一旦保持した状態、すなわち仮固定の
状態にしておいてから、ユニツトバスの壁の表側
から水栓を取付ける作業を行なうことができる。
したがつて、一人の作業者によつて水栓の取付工
事ができ、作業能率の向上と経費節減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る水栓取付ボツクスの仮固
定構造の一実施例を示す分解斜視図、第2図は仮
固定前の斜視図、第3図は仮固定後の斜視図、第
4図は仮固定後の断面図、第5図は水栓取付後の
断面図、第6図は従来の水栓取付を説明するため
の断面図である。 図中、1は板部材、2は係止板、3は水栓取付
ボツクス、30は水栓取付開口部、40はユニツ
トバスの壁、41は壁孔、50は室壁である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ユニツトバスの壁裏に係合部Aを設け、水栓
    取付ボツクスにはユニツトバスの壁裏から水栓取
    付開口部を壁孔に臨ませた状態に仮固定する係合
    部Bを設け、該ボツクスの係合部Bを壁裏の係合
    部Aに係合させて該ボツクスを回り止め状態に仮
    固定することを特徴とするユニツトバス用水栓取
    付ボツクスの仮固定構造。 2 係合部Aは水栓取付ボツクスの水栓取付開口
    部が臨む孔と該ボツクスに向けて突出するかぎ状
    の突起とを有する板部材を壁裏に固着して成り、
    係合部Bは板部材のかぎ状突起に引掛係止する係
    止部を有する係止板により構成されたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のユニツトバス
    用水栓取付ボツクスの仮固定構造。
JP61287154A 1986-12-02 1986-12-02 ユニツトバス用水栓取付ボツクスの仮固定構造 Granted JPS63142134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61287154A JPS63142134A (ja) 1986-12-02 1986-12-02 ユニツトバス用水栓取付ボツクスの仮固定構造

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JP61287154A JPS63142134A (ja) 1986-12-02 1986-12-02 ユニツトバス用水栓取付ボツクスの仮固定構造

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JPS63142134A JPS63142134A (ja) 1988-06-14
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JP61287154A Granted JPS63142134A (ja) 1986-12-02 1986-12-02 ユニツトバス用水栓取付ボツクスの仮固定構造

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630917Y2 (ja) * 1988-08-26 1994-08-22 株式会社クボタ 給水栓取付用部材
JPH0337977U (ja) * 1989-08-23 1991-04-12
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