JP2573878B2 - 突出体を備えたボックス - Google Patents

突出体を備えたボックス

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JP2573878B2
JP2573878B2 JP1206459A JP20645989A JP2573878B2 JP 2573878 B2 JP2573878 B2 JP 2573878B2 JP 1206459 A JP1206459 A JP 1206459A JP 20645989 A JP20645989 A JP 20645989A JP 2573878 B2 JP2573878 B2 JP 2573878B2
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昭八 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、壁裏に配置されるボックスに壁表から継
手、水栓、ガスコック等を収納して流体管を配管するた
め等の壁孔を設ける際に用いられる突出体を備えたボッ
クスに関する。
(従来の技術) 従来、例えばボックスを用いて湯、水、ガス等の流体
を通す流体管を配管する際には、壁材を立設する前に予
め壁裏となる場所にボックスを配置しておき、その前面
に壁材を立設した後で壁孔を設け、その壁孔に湯、水、
ガス等を通すフレキシブルな流体管を挿通する作業がな
されている。
尚、前記ボックスは、前記流体管を挿入して配管する
ための鞘管を保持したり、継手を収納して固定したり、
壁孔を覆うカバーを取着したりするために必要なもので
ある。
(発明が解決しようとする課題) ところが、前記作業において既に立設された壁材に壁
孔を設けるときに、壁孔を設けるべき位置が分からなく
なってしまうといった問題点や、壁孔の位置がずれる等
して必要以上に大きな壁孔をあけてしまうといった問題
があった。
そこで、前記ボックスの前面に壁材を立設する際に障
害となるボックスとは別体の突出体を取着しておくこと
が考えられている。ところが、前記ボックスに対する突
出体の取り付け作業は、ねじによって行われるため、そ
の取り付け及び取り外し作業に手間がかかり、又、ねじ
が紛失しやすいといった問題点があった。
そこで、ボックスに対する取り付け作業を簡単に行う
ことができる突出体としては、本出願人が既に出願した
実願昭63−37989号及び実願昭63−37990号に記載のもの
がある。(尚、これは、未公開の技術である。)。しか
し、前記両出願に係る突出体においても、突出体がボッ
クスと別体であるため、ボックスに対する突出体の取り
付け作業をボックスの桟等に対する取り付けの前後に行
う必要があり、壁材を立設する前にその取り付けを忘れ
てしまうことがあるといった問題点があった。
本発明の目的は、壁裏に配置されるボックスに対する
突出体の取り付け作業が別途不要であり、又、ボックス
前面に固定した突出体を容易に取り外すことができ、ボ
ックスと対応する壁材の所定位置に所定の大きさの壁孔
を簡単かつ確実に設けることができる突出体を備えたボ
ックスを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項1記載の突出体を
備えたボックスにおいては、壁裏に配置された状態で壁
表に向けて突出する突出体が、分離可能な連結部を介し
てボックスの前面開口部を覆うように一体に形成されて
おり、前記突出体が前記ボックスの開口部を壁表に臨ま
せるべく除去されることを特徴としている。
又、請求項2記載の突出体を備えたボックスにおいて
は、請求項1に記載の構成に加え、前記連結部は、突出
体とボックスの前面開口部周縁とを部分的に連結するノ
ック部であることを特徴としている。
(作用) 前記した請求項1に記載の構成により、前記ボックス
を用いて壁材の立設後に流体管を配管する作業を行うに
は、まず予め突出体が一体成形されたボックスを壁裏に
配置する。すると、その前面には、突出体が突出してい
るため、必ずその突出体と正確に対応する壁材の所定位
置に壁孔を設けて壁材を立設することになる。
そして、壁材の立設後には、連結部を切断する等して
ボックスの前面開口部周縁から突出体を取り外せば壁孔
を介して流体管を配管する作業を行うことができるよう
になる。
又、請求項2に記載の構成においては、前記した請求
項1に記載の作用に加え、突出体を取り外す際には、突
出体とボックスの前面開口部周縁とを部分的に連結する
ノック部を折る又は切断すればよい。
(実施例) 以下、請求項1及び2に記載の発明を具体化した突出
体を備えたボックスの一実施例について、図面に従って
説明する。
第1図及び第2図等に示すように、湯、水、ガス等の
流体を通す流体管を配管する際に使用されるボックス
(10)は、その前面開口部周縁において、壁裏から壁表
まで突出し得る突出体(11)が連結部としてのノック部
(12)を介して分離可能に、かつ開口部周縁と一体成形
されている。この突出体(11)は、仕上げの厚さに影響
されない大きさとなっている。
前記ノック部(12)は、突出体(11)とボックス(1
0)の前面開口部周縁とを部分的に連結している。又、
ノック部(12)と対応する突出体(11)の両側面は、鋸
(40)を隙間に挿入し易いように凹状に形成されてい
る。ノック部(12)は、単に突出体(11)とボックス
(10)の前面開口部周縁との間を全体的に薄肉状に一体
成形して成る連結部として実施してもよい。
尚、前記ボックス(10)の前面には、継手や流体管を
ボックス内に挿入するのに必要なだけの大きさの壁孔を
設ければよいため、ボックス(10)の開口部前面上部に
のみ突出体が固定され、前面開口部下部はパネル(13)
によって塞がれている。
次に、前記突出体(11)を備えたボックス(10)の作
用についてそのボックス(10)を用いてユニットバス等
の壁面に継手を取り付ける場合の作業手順に従って説明
する。
まず、第3図に示すように壁材(50)の立設前におい
て壁裏となる桟(60)の下面にボックス(10)をねじ
(70)によって取着する。そして、第4図及び第5図に
示すように前記流体管(80)を挿入して配管するための
鞘管(85)を前記ボックス(10)下部に設けられた円筒
状の取付口(14)に取り付ける。
上記したように鞘管(85)が取着されたボックス(1
0)を桟(60)に固定した後、第5図及び第6図に示す
ように前記ボックス(10)の正面側に壁材(50)の立設
業者によって壁材(50)を立設する。この作業に際して
は、ボックス(10)の前面に突出体(11)が突出して障
害となっているため、必ずその突出体(11)と正確に対
応する壁材(50)の所定位置に壁孔(55)を設けてから
壁材(50)を立設することになる。
そこで、壁材(50)の立設後、タイル等を貼着してか
らノック部(12)を折る又は切断して突出体(11)をボ
ックス(10)前面から分離する。この突出体(11)の分
離は、例えば以下の乃至の方法で簡単に行うことが
できる。
突出体(11)を手等で押圧してノック部(12)を折る
ことにより突出体(11)をボックス(10)内に落し込
み、その後ボックス(10)内から突出体(11)を取り出
す方法。
ドライバー等を突出体(11)の前面の孔(15)に挿入
して強引にこじる様に操作してノック部(12)を折るこ
とにより突出体(11)を取り外す方法。
突出体(11)ボックス(10)の前面開口部周縁との間
に隙間を設け、第7図に示すようにその隙間に鋸(40)
若しくはナイフ等を挿入し、ノック部(12)を切断して
突出体(11)を取り外す方法。
このように、従来とは異なりボックス(10)を桟(6
0)等に固定してから別体の突出体(11)をボックス(1
0)に取り付ける作業を行う必要がなく、又、突出体(1
1)の取り外しは、ねじを回す等の手間をかけることな
く簡単に行うことができる。
従って、壁材(50)のボックス(10)と対応する位置
に突出体(11)の外形とほぼ等しい大きさであって、流
体管(80)と継手(90)の挿入に必要なだけの大きさの
壁孔(55)を簡単かつ確実に設けることができる。
そこで、配管業者、流体管(80)を鞘管(85)内に挿
入して配管し、流体管(80)の先端に接続した継手(9
0)をボックス(10)内に固定すればよい。
そして、前記継手(90)に対し第8図に示すように壁
孔(55)を塞ぐカバー等を取り付けて配管作業を簡単に
終えることができる。
尚、前記壁孔(55)は、ボックス(10)の前面開口部
上部の大きさと対応して正しく形成されるため、予めボ
ックス(10)の前面開口部上部の大きさと対応して設け
たカバーによって壁孔(55)を塞ぐことができる。
又、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、ボックス開口部全面に対応する大きさの突出体(1
1)をボックス(10)に固定して実施したり、連結部(1
2)の形状や数等を変更したりする等、この発明の趣旨
から逸脱しない範囲で適宜変更して実施してもよい。さ
らに、本発明が適用されるボックスは、前記実施例のも
のに限定されるものではなく、電気配線用のボックス等
であってもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように請求項1に記載の本発明において
は、ボックス前面に予め突出体が分離可能な連結部を介
してボックスの前面開口部を覆うように一体に設けてあ
るので、壁裏に配置されるボックスに対する突出体の取
り付け作業が別途不要となり、壁材を立設する前にその
取り付けを忘れてしまうことがない。また、必ずボック
スの前面を対応する壁材の所定位置に所定の大きさの壁
孔を設けることができ、壁材を立設した後の突出体の分
離も連結部を折る又は切断するだけであり、ボックスの
開口部を壁表に迅速かつ確実に臨ませることができると
いう従来のボックスには見られない格別顕著な作用効果
を奏する。
又、請求項2に記載の本発明においては、前記請求項
1に記載の効果に加え、ノック部を切断したり折ること
により簡単に突出体を分離することができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1及び2に記載の突出体を備えたボック
スの斜視図、第2図は突出体を分離した状態を示す突出
体とボックスの斜視図、第3図、第4図及び第5図はそ
れぞれ突出体を備えたボックスを桟に固定して壁材を立
設する様子を示す斜視図、第6図は突出体を備えたボッ
クスと壁材の縦断面図、第7図は突出体を切り離す様子
を示す斜視図、第8図は配管を終えた状態の継手及びボ
ックスの縦断面図である。 符号の説明 10……突出体を備えたボックス、11……突出体、 12……連結部としてのノック部、 50……壁材、55……壁孔 80……鞘管、90……継手。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁裏に配置された状態で壁表に向けて突出
    する突出体が、分離可能な連結部を介してボックスの前
    面開口部を覆うように一体に形成されており、前記突出
    体が前記ボックスの開口部を壁表に臨ませるべく除去さ
    れることを特徴とする、突出体を備えたボックス。
  2. 【請求項2】前記連結部は、突出体とボックスの前方開
    口部周縁とを部分的に連結するノック部であることを特
    徴とする請求項1に記載の突出体を備えたボックス。
JP1206459A 1989-08-08 1989-08-08 突出体を備えたボックス Expired - Lifetime JP2573878B2 (ja)

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