JP3177725B2 - 軽量間柱用配線工法及び配線金具 - Google Patents

軽量間柱用配線工法及び配線金具

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JP3177725B2
JP3177725B2 JP02197194A JP2197194A JP3177725B2 JP 3177725 B2 JP3177725 B2 JP 3177725B2 JP 02197194 A JP02197194 A JP 02197194A JP 2197194 A JP2197194 A JP 2197194A JP 3177725 B2 JP3177725 B2 JP 3177725B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、軽量間柱を利用
してコンセントやスイッチ類を取り付ける工法の改良に
係り、特に、アウトレットボックス等のボックス類を用
いずに間柱に装着した枠体に配線金具を直接取り付ける
ことが可能となる軽量間柱用配線工法及び配線金具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、軽量間柱を使用した間仕切りに、
コンセントやスイッチ類を取り付ける工事にあっては、
軽量間仕切りの内部位置にボックスを装着し、このボッ
クスにコンセントやスイッチ類を取り付ける工事を行な
っていた。そのため、従来の工事は、軽量間柱Pにボッ
クス支持金具50を先に装着し、この支持金具50にボ
ックスUを装着してから、ボックスUにコンセントやス
イッチ類を取り付けるものであった(図4参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の工事によると、コンセントやスイッチ類を取り付
けるまでに、ボックス支持金具やボックスを装着するな
どの他にも、更に多くの先行工事を必要とするものであ
る。
【0004】すなわち、ボックスUに配線を行うには、
ボックスUの上下に可撓管30を連結するものなので、
この可撓管30が軽量間柱P間に架設した振れ止め材S
と交差接触する位置では、振れ止め材Sの一部を除去し
て可撓管30を潰さずに配設しなければならない(図4
参照)。そのため、従来の工事にあっては、振れ止め材
Sを切断除去する専用のカッターを用いて、可撓管30
と接触する振れ止め材Sの一部を切り欠くといった二次
加工が必要であった。更に、その上、ボックスUにコン
セントやスイッチ類を取り付けるには、ボックスUの開
口部に塗代カバーを装着し、この塗代カバーにコンセン
トやスイッチ類を取り付けるのものである。この様に、
従来の工事によると、コンセントやスイッチ類を取り付
けるまで極めて繁雑な作業が必要であった。
【0005】そこで本発明は、上述の課題を解消すべく
創出されたもので、軽量間柱を利用して、ボックス類を
用いずにコンセントやスイッチ類を容易に取り付けるこ
とができる軽量間柱用配線工法及び配線金具の提供を目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
この発明の配線工法は、軽量間柱Pの開口溝P1に連結
する連結体1と、この連結体1から屈曲延長されて前記
軽量間柱PのボードQが装着される側面のいずれか一方
の側面がわに位置する板体状の取付枠2とから成る配線
金具10を軽量間柱Pに装着する第1工程と、前記配線
金具10の取付枠2の上下側縁に設けた係止片2Cに可
撓管30や偏平筒状の配管20を連結し、前記軽量間柱
P間に架設された振れ止め材Sと後から装着されるボー
ドQとの間になる位置に前記配管20を挿通する第2工
程と、前記軽量間柱Pの側面に間仕切り用のボードQを
装着し、その後、金属探知機Tを使用して前記配線金具
10の取付枠2をボードQ側から判別し、このボードQ
に開口部Q1を設ける第3工程と、前記ボードQの開口
部Q1から前記配線金具10の取付枠2に設けてある開
口部2AにコンセントやスイッチRを装着する第4工程
とから成ることにある。
【0007】また、この発明の配線金具10は、軽量間
柱Pの開口溝P1に連結する連結体1と、この連結体1
から屈曲延長されて前記軽量間柱PのボードQが装着さ
れる側面のいずれか一方の側面がわに位置する取付枠2
とから成り、前記取付枠2にコンセントやスイッチRを
装着する開口部2Aを開穿し、この開口部2Aに沿って
コンセントやスイッチRを固定する止着部2Bを設け、
取付枠2の上下側縁に、可撓管30や前記軽量間柱P間
に架設した振れ止め材Sと前記ボードQとの間を挿通す
る厚みに形成した偏平筒状の配管20を連結する係止片
2Cを設けたことを課題解消のための手段とするもので
ある。
【0008】
【作用】すなわち、この発明によると、これまでのボッ
クスや塗代カバーの取り付けを行わずに、コンセント及
びスイッチ類を取り付けることができる。このとき、配
線金具の上部に連結してボードと振れ止め材との間に沿
って配線する偏平状の配管は、軽量間柱間に架設した振
れ止め材の加工を不要とする。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0010】この発明は、軽量間柱Pの開口溝P1に連
結する連結体1と、この連結体1から屈曲延長されて軽
量間柱PのボードQが装着される側面のいずれか一方の
側面がわに位置する取付枠2とから成る配線金具10を
使用する。この連結体1は、軽量間柱Pの開口溝P1に
係止する係止金具1Aを固定ネジ1Bで固定するもので
あり、連結体1の板面に開穿した円弧状の操作孔1Cに
揺動自在に装着している(図2参照)。一方、取付枠2
は、連結体1から屈曲延長された板体状を成し、コンセ
ント及びスイッチ類Rを装着する開口部2Aを開穿して
ある。そして、この開口部2Aに沿ってスイッチ類Rを
固定する止着部2Bを設ける。また、取付枠2の上下側
縁には、配管20や可撓管30を連結する係止片2Cを
設けている。配管20は、特に、断面が長円形状や長方
形状のパイプ材の使用を予定しており、この材質は合成
樹脂材でも金属材でもよい。また、配管20の厚みは、
軽量間柱P間に架設した振れ止め材SとボードQとの間
を挿通する厚みに形成している (図3参照)。そし
て、交差金具40を使用して配管20を振れ止め材Sに
固定している。
【0011】次に、この発明配線工法は、次の4工程か
らなる(図1参照)。
【0012】第1工程は、軽量間柱Pの開口溝P1に連
結する連結体1と、この連結体1から屈曲延長されて前
記軽量間柱PのボードQが装着される側面のいずれか一
方の側面がわに位置する板体状の取付枠2とから成る配
線金具10を軽量間柱Pに装着するものである(図1
(I)参照)。このとき、軽量間柱Pに固定するのは、
配線金具10の連結体1を設けた片側のみであり、残る
片側は軽量間柱Pに固定していない。したがって、図示
の軽量間柱Pの間隔は、配線金具10の幅と同じ長さに
しているが、軽量間柱Pに固定していない側の軽量間柱
Pを、この配線金具10から離した位置に設定してあっ
ても使用できる(図3参照)。
【0013】第2工程は、配線金具10の取付枠2の上
下側縁に設けた係止片2Cに可撓管30や偏平筒状の配
管20を連結し、軽量間柱P間に架設された振れ止め材
Sと後から装着されるボードQとの間になる位置に配管
20を挿通する(図1(II)参照)。
【0014】第3工程は、軽量間柱Pの側面に間仕切り
用のボードQを装着し、その後、金属探知機Tを使用し
て配線金具10の取付枠2をボードQ側から判別し、こ
のボードQに開口部Q1を設ける工程である(図1(II
I)参照)。この工程において、金属探知機Tの使用効率
を更に上げて、ボードQの表面から適正な開口部Q1の
位置を確認するために、配線金具10の開口部2Aを示
す位置に探知金具3を設け、開口部2Aのセンターヘの
位置などを判別し易い状態にしている。
【0015】第4工程は、ボードQの開口部Q1から前
記配線金具10の取付枠2に設けてある開口部2Aにコ
ンセントやスイッチRを装着して配線を完了する(図1
(IV) 参照)。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことによ
り、当初の目的を達成する。すなわち、請求項1によ
り、四つの工程で配線工事が完了するものになった。こ
の結果、ボックスを用いていた従来の工法のように、ボ
ックス支持金具にボックスを装着する工程や、振れ止め
材の一部を除去する工程、あるいは、ボックスの開口部
に塗代カバーを装着し、この塗代カバーにコンセント類
を取り付けるといった繁雑な工程を一切省くことがで
き、更には、コンセントやスイッチの配線工事に使用す
る配管や可撓管の取り付け工事を、ボックスを用いずに
行うことができるようになった。この結果、従来のボッ
クス使用の配線工事の手間を大幅に省略する画期的な工
事が可能になった。
【0017】また、請求項2により、配線金具自体が極
めてコンパクトになり、配線金具の運搬や収納に便利で
ある。しかも、ボックス支持金具にボックスを装着する
工程や、振れ止め材の一部を除去する工程、あるいは、
コンセントやスイッチの配線工事に使用する配管や可撓
管をボックスに取り付ける工事などが必要なくなり、軽
量間柱Pに対する本発明金具の装着作業が極めて容易に
なった。
【0018】このように、本発明によると、ボックスを
使用せずにコンセントやスイッチ類の配線工事が可能に
なり、軽量間柱を利用して、コンセントやスイッチ類を
容易に取り付けることができるなど、従来のボックス使
用の配線工事の手間を大幅に省略する画期的な工事が可
能になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の施工方法を示す工程図。
【図2】この発明の配線金具の装着状態を示す分解斜視
図。
【図3】配線金具に配管を装着した状態を示す斜視図。
【図4】従来の施工状態を示す分解斜視図。
【符号の説明】
P 軽量間柱 P1 開口溝 Q ボード Q1 開口部 R コンセント及びスイッチ類 S 振れ止め材 T 金属探知機 U ボックス 1 連結体 1A 係止金具 1B 固定ネジ 1C 操作孔 2 取付枠 2A 開口部 2B 止着部 2C 係止片 10 配線金具 20 配管 30 可撓管 40 交差金具 50 ボックス支持金具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−8256(JP,A) 特開 平4−312648(JP,A) 実開 昭48−78399(JP,U) 実開 昭48−112997(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽量間柱の開口溝に連結する連結体と、
    この連結体から屈曲延長されて前記軽量間柱のボードが
    装着される側面のいずれか一方の側面がわに位置する板
    体状の取付枠とから成る配線金具を軽量間柱に装着する
    第1工程と、前記配線金具の取付枠の上下側縁に設けた
    係止片に可撓管や偏平筒状の配管を連結し、前記軽量間
    柱間に架設された振れ止め材と後から装着されるボード
    との間になる位置に前記配管を挿通する第2工程と、前
    記軽量間柱の側面に間仕切り用のボードを装着し、その
    後、金属探知機を使用して前記配線金具の取付枠をボー
    ド側から判別し、このボードに開口部を設ける第3工程
    と、前記ボードの開口部から前記配線金具の取付枠に設
    けてある開口部にコンセントやスイッチを装着する第4
    工程とから成ることを特徴とする軽量間柱用配線工法。
  2. 【請求項2】 軽量間柱の開口溝に連結する連結体と、
    この連結体から屈曲延長されて前記軽量間柱のボードが
    装着される側面のいずれか一方の側面がわに位置する取
    付枠とから成り、前記取付枠にコンセントやスイッチを
    装着する開口部を開穿し、この開口部に沿ってコンセン
    トやスイッチを固定する止着部を設け、取付枠の上下側
    縁に、可撓管や前記軽量間柱間に架設した振れ止め材と
    前記ボードとの間を挿通する厚みに形成した偏平筒状の
    配管を連結する係止片を設けたことを特徴とする軽量間
    柱用配線金具。
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