JP3190997B2 - 軽量間柱用配線金具 - Google Patents

軽量間柱用配線金具

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JP3190997B2
JP3190997B2 JP02197394A JP2197394A JP3190997B2 JP 3190997 B2 JP3190997 B2 JP 3190997B2 JP 02197394 A JP02197394 A JP 02197394A JP 2197394 A JP2197394 A JP 2197394A JP 3190997 B2 JP3190997 B2 JP 3190997B2
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寿紀 川上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量間柱を利用してコ
ンセントやスイッチ類を取り付ける金具の改良に係り、
特に、アウトレットボックス等のボックス類を用いずに
間柱に対して配線金具を直接取り付けることが可能にな
る軽量間柱用配線金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軽量間柱を使用した間仕切りに、
コンセントやスイッチ類を取り付けるには、軽量間仕切
りにボックス支持金具を装着し、この支持金具にボック
スを配設するものである。たとえば、当出願人が先に提
案した実公平5-26165 号及び実公平5-26166 号公報に記
載されたボックス支持金具にあっては、軽量間柱の開口
内部に装着する係止板と開口外部に装着する挟着板とを
止着ボルトで緊締し、これらの板体に略L字形状のボッ
クス支持杆を連結するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の金具
によると、コンセントやスイッチ類を取り付けるため、
軽量間柱に支持金具を装着し、その後更に、この支持金
具にボックスを装着する必要がある。したがって、支持
金具を装着する作業や、ボックスを装着する作業などに
多くの手間を要するものであった。しかも、支持金具に
ボックスを装着する場合には、間仕切りの適位置に装着
するようにボックスの取付け位置を調整する必要もあ
る。
【0004】しかしながら、これまでの配線工事では、
このボックスを使用せずに、軽量間柱に対して任意の位
置にコンセントやスイッチ類を取り付けることは困難で
あった。すなわち、軽量間柱にコンセントやスイッチ類
を取り付ける工事とは、ケーブルを保護する配管や可撓
管を同時に装着する工事を意味するからである。その
為、これまでの軽量間柱の配線工事では、配管や可撓管
の接続用に形成されているボックスを使用せずに、軽量
間柱の任意の位置にコンセントやスイッチ類を取り付け
ることは困難であった。
【0005】そこでこの発明は、上述の課題を解消すべ
く創出されたもので、ボックスを使用せずに、コンセン
トやスイッチ類の軽量間柱への装着位置を任意に調整す
ることが可能になり、しかも、配線器具類を簡単に取り
付けることができる軽量間柱用配線金具の提供を目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
本発明は、軽量間柱Pの開口した一側面に連結する連結
体1と、この連結体1から屈曲延長されて前記軽量間柱
Pのボードが装着される側面のいずれか一方の側面がわ
に位置する取付枠2とから成る軽量間柱用配線金具であ
って、前記取付枠2の上下にコンセントやスイッチを位
置調整自在に固着するネジ孔2Bを設けて内部に前記コ
ンセントやスイッチを直接装着する装着孔2Aを形成
し、前記ネジ孔2Bの上下センター位置を示す目印2E
を前記取付枠2に設けると共に、この取付枠2の上下側
縁を切り欠いて形成した断面L字形状を成す舌片状の係
止片2Cを複数個設けて、可撓管30を取り付ける側面
略L字形状を成したL字金具10と、前記ボードと前記
軽量間柱Pに設けられる振れ止め材40との間に介する
偏平筒状の配管20とを前記係止片2Cに選択自在に支
持し、前記取付枠2の内部を仕切る絶縁性の仕切板6を
前記装着孔2Aの上下側縁に着脱自在に設けたことを課
題解消のための手段とする。
【0007】すなわち、本発明によると、ボックスを使
用しなくても、軽量間柱を利用してコンセント及びスイ
ッチ類を取付枠の装着孔に装着することができる。この
とき、取付枠に設けた複数のネジ孔を選択することで、
スイッチ類の取付位置を調整する。更に、配線に使用す
る可撓管取り付け用のL字金具や配管を係止片が係止固
定する。また、仕切板が装着孔の内部を仕切り、コンセ
ント及びスイッチ類周辺の絶縁状態を保持するものであ
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0009】この発明は、軽量間柱Pに連結する連結体
1と、この連結体1から屈曲延長されて軽量間柱Pのボ
ード(図示せず)が装着される側面のいずれか一方の側
面がわに位置する枠体状を成した取付枠2とから成る
(図1参照)。
【0010】取付枠2の上下にコンセントやスイッチを
位置調整自在に固着するネジ孔2Bを設け、内部に前記
コンセントやスイッチを直接装着する装着孔2Aを形成
している(図2参照)。また、装着孔2Aの高さを二分
する位置には、センター位置を示す切欠状の目印2Eを
設けてあり、取付枠2の位置調整を容易にしている。図
示例の取付枠2は、横長形状の装着孔2Aに、上下5対
のネジ孔2Bを設けている。スイッチ類をこの取付枠2
に固定するときは、これらのネジ孔2Bの位置を選択し
て固定するものである。
【0011】また、取付枠2の上下側縁を切り欠いて形
成した舌片状の係止片2Cを複数個設ける(図4参
照)。そして、この係止片2Cに、ボードと軽量間柱に
設けられる振止材40との間に介する偏平筒状の配管2
0や、可撓管30を取り付けるL字金具10を装着する
(図5参照)。このとき、係止片2Cの支持部材装着面
に係合孔2Dを開穿し、L字金具10の係止面に係止突
起10Aを突設することで、より確実な係合力を得てい
る。
【0012】更に、取付枠2の内部を仕切る絶縁性の仕
切板6を前記装着孔2Aの上下側縁に着脱自在に設け
る。この仕切板6は、絶縁材で形成してあり、配線部分
の絶縁性を保つ。仕切板6は、プラスチック等樹脂材の
使用を予定している。図示の仕切板6は、矩形状の樹脂
板の上下端部に略U字形状の係止突起6Aを突設し、こ
の係止突起6Aを装着孔2Aに嵌合係止するものである
(図3参照)。
【0013】取付枠2は、一側面が開口した軽量間柱P
に連結する連結体1に設けられて軽量間柱Pのボード側
に位置している(図5参照)。この連結体1は、軽量間
柱Pの開口縁外側に当接する当接板体1Aと、当接板体
1Aから軽量間柱Pの開口部に嵌入する嵌合片1Bと、
当接板体1Aに回転自在に設けられ、軽量間柱Pの開口
縁内側に係止する係止片3とを有する(図1参照)。こ
のとき、連結体1は、帯状の係止片3を固定ネジ5で回
転自在に固定すると共に、当接板体1Aの板面に開穿し
た円弧状の操作孔1Dに沿って移動する揺動杆4に、係
止片3の先端部分を連結している。図示の揺動杆4は、
固定ネジ5と同様のボルトを使用しており、操作孔1D
とボルト頭部との間に座金4Aを介したものである。
【0014】図6は、連結体1の対抗位置に重合片7を
形成し、この重合片7に、連結体1に形成した連結孔1
C、操作孔1Dと重なる連結孔7A、操作孔7Bを設け
ている。こうすることで、この発明配線金具を一対組み
合わせて使用し、コンセント及びスイッチ類を、壁の
表、裏の同位置に設置する場合にも対応できるものにな
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことによ
り、当初の目的を達成する。
【0016】すなわち、軽量間柱に対してコンセント及
びスイッチ類を位置調整自在に装着することが可能にな
った。更に、軽量間柱に対する取付枠の位置調整をも容
易にしている。また、配線工事に使用する配管や可撓管
の装着も極めて簡単に行なえる。しかも、取付枠に装着
されたコンセント及びスイッチ類の絶縁性を保ち、安全
な使用ができる。この結果、従来ではボックスを用いな
ければならない取り付け工事、すなわち、コンセントや
スイッチ、及び配線工事に使用する配管や可撓管の取り
付け工事を、ボックスを用いずに容易に行うことができ
るという画期的な工事が可能になった。
【0017】このように、本発明は、軽量間柱への配線
工事において、ボックスを使用せずに、コンセントやス
イッチ類の装着位置を任意に調整して装着することが可
能になり、しかも、配管や可撓管等の配線器具類の装着
も簡単で、安全な使用ができるなどと、従来のボックス
使用の配線工事の手間を大幅に省略する画期的な工事が
可能になったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装着状態を示す分解斜視図。
【図2】本発明の取付枠を示す正面図。
【図3】本発明の仕切板の装着状態を示す側断面図。
【図4】本発明の係止片にL字金具を装着した状態を示
す断面図。
【図5】本発明の装着状態を示す側断面図。
【図6】本発明の他の装着状態を示す分解斜視図。
【符号の説明】
P 軽量間柱 P1 開口縁 P2 開口部 1 連結体 1A 当接板体 1B 嵌合片 1C 連結孔 1D 操作孔 2 取付枠 2A 装着孔 2B ネジ孔 2C 係止片 2D 係合孔 2E 目印 3 係止片 4 揺動杆 4A 座金 5 固定ネジ 6 仕切板 6A 係止突起 7 重合片 7A 連結孔 7B 操作孔 10 L字金具 10A 係止突起 20 配管 30 可撓管 40 振止材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭48−78399(JP,U) 実開 昭48−112997(JP,U) 実開 平4−86020(JP,U) 実開 昭54−63123(JP,U) 実公 平5−26166(JP,Y2) 特公 昭38−25749(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽量間柱の開口した一側面に連結する連
    結体と、この連結体から屈曲延長されて前記軽量間柱の
    ボードが装着される側面のいずれか一方の側面がわに位
    置する取付枠とから成る軽量間柱用配線金具であって、
    前記取付枠の上下にコンセントやスイッチを固着する
    数対のネジ孔を設けてこの取付枠内部に前記コンセント
    やスイッチを直接装着する装着孔を形成し、前記装着
    の上下センター位置を示す目印を前記取付枠に設けると
    共に、この取付枠の上下側縁を切り欠いて形成した舌片
    状の係止片を複数個設けて、可撓管を取り付ける側面略
    L字形状を成したL字金具と、前記ボードと前記軽量間
    柱に設けられる振れ止め材との間に介する偏平筒状の配
    管とを前記係止片に装着し、前記取付枠の内部を仕切る
    絶縁性の仕切板を前記装着孔の上下側縁に嵌合係止する
    ことを特徴とする軽量間柱用配線金具。
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