JP2007317016A - インタフェース回路及びメモリ制御装置 - Google Patents

インタフェース回路及びメモリ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ループバックテスト時に、実スピード動作における遅延故障検出のテストを実現するメモリ制御装置の提供。
【解決手段】出力側回路に、ノーマルモード位相シフト量制御回路23とテストモード位相シフト量制御回路25と、これら2つの位相シフト量制御回路の出力を選択するセレクタ27と、可変遅延回路6を備え、入力回路側にノーマルモード位相シフト量制御回路24とテストモード位相シフト量制御回路26と、これら2つの位相シフト量制御回路の出力を選択するセレクタ28と、可変遅延回路15を備え、ループバックしてリードデータ取り込み回路19でラッチされたリードデータ21とライトデータ20との期待値照合を行う比較回路22と、入力データのサンプリングタイミングが1エッジ分遅れた場合の期待値照合を行う第2の比較回路100を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置に関し、信号の位相シフトを行う可変遅延回路を含むメモリ制御装置、特に、SDRAM(Synchronous DRAM)制御装置のループバックテストに好適なインタフェース回路に関する。
DDR(Double Data Rate) SDRAM 制御装置(コントローラ)は、近年の市場においては、533MHzや666MHzといったデータレートでの高速メモリアクセスが要求されており、その設計において様々な高速化の工夫が望まれている。
さらに、そのDDR SDRAM制御装置のテスト手法においても、遅延故障を含めた故障を検出するために、実際の周波数での高速動作によるテストが必須とされており、主として、テスタの対応周波数域に依存しないループバックテスト方法が用いられる。制御装置のループバックテストにおいては、テスト時に、制御装置にメモリ(DDR SDRAM)を接続せず、制御装置内において送信用データを受信側へ戻し、受信データを期待値データ(送信用データ)と比較することで、高速テスタを必要とせず、高速転送レートでのテストを実現する。
DDR SDRAMへのライトアクセスにおいては、図12(A)に示すように、データ(DQ)1とデータ・ストローブ(DQS)2間のセットアップ規格(tDS)及びホールド規格(tDH)が定められているため、制御装置側では、それらの位相差をメモリクロック周期の90°程度確保してDDR SDRAM側へ供給するための位相シフト回路(可変遅延回路)を実装する場合がある。なお、セットアップ時間は、ラッチ回路等において、クロックの有効エッジ(この場合、データ・ストローブの立ち上がりエッジ)以前にデータを安定させていなければならない最小時間である。ホールド時間は、クロックの有効エッジ以後にデータを保持しなければならない最小時間である。
また、DDR SDRAMからのリード・アクセスにおいては、図12(B)に示すように、DDR SDRAM側はデータ3とデータ・ストローブ4を同位相で出力する規格となっており、制御装置側でデータ・ストローブ4に対して、90°程度位相シフトした信号をトリガにしてデータを取り込むため、制御装置側では、位相シフト回路(可変遅延回路)を実装する構成が一般的である(特許文献1参照)。
図13に、従来のループバックテスト機能をもつDDR SDRAM制御装置(コントローラ)の典型的な回路構成の一例を示す。図13における各構成要素について以下に説明する。図13において、クロック信号(Clock)5は、不図示のメモリ(DDR SDRAM)に供給するクロック信号と同じ周期の内部クロック信号である。位相シフト回路を構成する可変遅延回路6は、内部クロック信号(Clock)5を入力し、内部クロック信号(Clock)5に対して90°の位相差を付加して出力する。特に制限されないが、DDR SDRAM制御装置において、可変遅延回路6は、MDLL(Master Delay Lock Loop)とSDLL(Slave Delay Lock Loop)から構成される。MDLLは、ノーマルモード位相シフト量制御回路23から出力された位相シフト量信号(OFFSET(W))7で示されるシフト度数から、遅延量を判定し、内部クロック信号(Clock)5の周期に対応した遅延切り替え制御信号を生成する。SDLLは、MDLLからの遅延切り替え制御信号に従い、内部クロック信号5に遅延を付加して出力する。
位相シフト量信号7は、ノーマルモード(通常動作モード)の時に、可変遅延回路6の位相シフト量を設定するために、ノーマルモード位相シフト量制御回路23から可変遅延回路6に渡す位相シフト量信号を示す。
ノーマルモード位相シフト量制御回路23は、ノーマルモード時には、90°を示す固定値または上位システム(不図示)から設定可能なレジスタ(不図示)から構成される。このレジスタ(不図示)は、ノーマルモード時のシフト度数を保持し、不図示CPU等の上位装置等からソフト的に設定可能とされるか最適なシフト度数を導出するキャリブレーション回路(不図示)等の外部回路から設定される。
セレクタ8は、可変遅延回路6の遅延出力と、内部クロック信号5に対し180°の位相差をもつ信号を入力とし、入力側回路のテスト時に、可変遅延回路6をバイパスし(内部クロック信号5に対し180°の位相差をもつ信号を選択)、データ信号とデータ・ストローブ信号の出力を同位相とする。すなわち、セレクタ8は、ノーマルモード時には、可変遅延回路6からの出力を選択し、入力側回路のループバックテスト時には、内部クロック信号5に対し180°の位相差をもつ信号を選択する。ここでは、内部クロック信号5に対し180°の位相差をもつ信号を生成するために、一例として、インバータ回路31により内部クロック信号5の極性を反転させた信号を使用している。
セレクタ8の出力は、データ出力用クロック信号9としてライトデータのサンプリング回路(データ出力回路)10に供給される。データ出力回路10は、クロック信号に応答してライトデータをサンプリングするフリップ・フロップF/F1、F/F2を含む。フリップ・フロップF/F1、F/F2は、それぞれ、データ出力用クロック信号9の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジで、ライトデータ(POS)とライトデータ(NEG)をサンプルし、F/F1、F/F2の出力をマルチプレクサ(セレクタ)10−1で多重し、ライトデータ信号をダブルレートに変換して出力する。すなわち、1クロックサイクル中に2つのライトデータが出力される。マルチプレクサ10−1は、データ出力用クロック信号9がHIGH、LOWのとき、F/F1、F/F2の出力をそれぞれ選択出力する。なお、ライトデータ(POS)とライトデータ(NEG)は、F/F1、F/F2において、データ出力用クロック信号9の正転(立ち上がり)エッジと反転(立ち下がり)エッジでそれぞれサンプルされるライトデータを表している。
双方向のインタフェースバッファ11は、データ信号を出力する出力バッファ11−1と、データ信号を入力する入力バッファ11−2を備えている。出力バッファ11−1は、データ出力回路10からの信号を、データ入出力端子であるDQ外部端子13に出力する。入力バッファ11−2はDQ外部端子13からの信号を入力する。ノーマルモードにおいて、データ入力時、出力バッファ11−1はハイインピーダンス状態(オフ)に設定される。
バッファ12は、データ・ストローブ信号DQSの入出力のための双方向インタフェースバッファであり、データ・ストローブ信号を出力する出力バッファ12−1と、データ・ストローブ信号を入力する入力バッファ12−2を備えている。
データ・ストローブ信号の出力にあたり、内部クロック信号5に対し180°の位相差をもつ信号が出力される。ここでは、内部クロック信号5に対し180°の位相差をもつ信号を生成するため、一例として、インバータ回路32により内部クロック信号(Clock)5の極性を反転させた信号を使用している。
DQ外部端子13は双方向のインタフェースバッファ11に接続される。
データ・ストローブ入出力端子であるDQS外部端子14は、双方向のインタフェースバッファ12に接続される。通常、データ8ビット(DQ[7:0])に対し、データ・ストローブ(DQS)1本が必要とされる。
入力側回路においては、バッファ12からのデータ・ストローブ信号入力に対し、位相をシフトするための可変遅延回路15を備えている。
可変遅延回路15は、ノーマルモード位相シフト量制御回路24から入力された位相シフト量信号16で示されるシフト度数から、内部クロックの周期に対応した遅延切り替え制御信号を生成するMDLL(Master Delay Lock Loop)と、その遅延切り替え制御信号に従い、双方向インタフェースバッファ12を介して入力されるデータ・ストローブ信号に遅延を付加して出力するSDLL(Slave Delay Lock Loop)を備えている。
位相シフト量信号16は、ノーマルモード時に、可変遅延回路15の位相シフト量を設定するために、ノーマルモード位相シフト量制御回路24から、可変遅延回路15に渡す位相シフト量信号を示す信号である。
ノーマルモード位相シフト量制御回路24は、ノーマルモード時には、90°を示す固定値または上位システム(不図示)から設定可能なレジスタ(不図示)から構成される。このレジスタは、ノーマルモード時のシフト度数を保持し、CPU(不図示)等の上位装置等からソフト的に設定可能とされるか、最適なシフト度数を導出するキャリブレーション回路(不図示)等の外部回路から設定される。
セレクタ17は、可変遅延回路15の出力と、インタフェースバッファ12の入力バッファ12−2からの出力信号とを入力し、出力側回路のテスト時には、可変遅延回路15をバイパスする。すなわち、セレクタ17は、ノーマルモード時には、可変遅延回路15からの出力を選択し、出力回路側のループバックテスト時には、双方向インタフェースバッファ12の入力バッファ12−2からの出力信号を選択する。
信号18は、セレクタ17で選択されたリードデータ取り込み用のクロック信号である。リードデータ取り込み回路19は、入力バッファ11−2からの入力信号であるリードデータを取り込むF/F3、F/F4を含む。F/F3、F/F4は、リードデータ取り込みクロック信号18の正転エッジ、及び反転エッジに同期してリードデータを取り込む。なお、リードデータ取り込み回路19は、FIFO(First In First Out)構成とする場合もある。
出力元のライトデータ20は、ノーマルモード時には、不図示の内部ロジックより与えられるメモリへの書き込みデータであり、ループバックテスト時には、不図示のパタン発生回路(内蔵回路)から与えられる。
リードデータ21は、リードデータ取り込み回路19で取り込んだ後のリードデータである。なお、リードデータ(POS)とリードデータ(NEG)は、リードデータ取り込み回路19において、F/F3、F/F4により、それぞれ、リードデータ取り込みクロック信号18の正転(立ち上がり)エッジと反転(立ち下がり)エッジでそれぞれサンプルされるリードデータを表している。
比較回路A(22)は、出力元のライトデータ20を(期待値)とループバックで取り込んだリードデータ21との比較(期待値照合)を行う。
<メモリアクセス動作>
図13の従来のループバックテスト機能をもつDDR SDRAM制御回路において、不図示のメモリ(DDR SDRAM)へのライトアクセスを行う場合は、内部クロック信号5に対し可変遅延回路6により90°位相シフトした信号がセレクタ8により選択され、その出力のデータ出力用クロック信号9に従い、データ出力回路10により、出力元のライトデータ20がダブル・データ・レートに変換され、インタフェースバッファ11を介して、データ端子13へ出力され、メモリ(不図示)側へ送られる。
また、内部クロック信号5に対し180°位相の異なる信号が、インタフェースバッファ12の出力バッファ12−1を介して、データ・ストローブ端子14へ出力され、メモリ(不図示)側へ送られる。
一方、メモリ(不図示)からのリード・アクセスを行う場合には、データ端子13から入力されたリードデータは、インタフェースバッファ11の入力バッファ11−2を介し、リードデータ取り込み回路19で取り込まれる。リードデータ取り込みクロック信号18としては、DQS外部端子14から、インタフェースバッファ12の入力バッファ12−2を介して入力されるデータ・ストローブ信号(DDR SDRAMから出力される)に対して可変遅延回路15により90°位相シフトした信号がセレクタ17で選択され使用される。
<ループバックテスト手法>
ループバックテスト時には、制御装置は、メモリ(DDR SDRAM)(不図示)を接続せずに、出力バッファ11−1、12−1からそれぞれ出力された前記データ信号及びデータ・ストローブ信号を折り返しそれぞれ対応する入力バッファ11−2、12−2から入力し、制御装置内の出力側回路及び入力側回路のデータ及びデータ・ストローブのパスのテストを、後述のように行う。
ただし、ループバックテストを行う場合に、仮に、メモリアクセスを行う場合と同様に、出力側回路及び入力側回路双方の可変遅延回路6、15で位相シフトした信号を用いると、リードデータ取り込み回路19において、データの切り替わりとクロックのタイミングが競合して、正常なデータ取り込みを行うことができない。図14を参照して説明する。図14は、出力側回路及び入力側回路双方の可変遅延回路6、15をバイパスしない場合のループバック動作を示すタイミング波形図である。図14において、出力側の可変遅延回路6により90°の位相差を付けられたデータ123とデータ・ストローブ124がDQ外部端子13、DQS外部端子14にそれぞれ出力されるが、ループバックして入力されたデータ・ストローブ信号は、入力側回路の可変遅延回路15で90°位相シフトされる。このため、リードデータ取り込み回路19において、入力データ125の切り替わりと、入力クロック126の遷移エッジが同タイミング(矢線A等参照)となる。すなわち、データの切り替わり(Data0とData1、Data2とData3)とリードデータ取り込みF/F3の入力クロック信号126の立ち上がりエッジが同一タイミングとなる。同様に、データの切り替わり(Data1とData2)と、リードデータ取り込みF/F4の入力クロック信号の立ち下がりエッジが同一タイミングとなる。図13のリードデータ取り込み回路19のF/F3、F/F4において、クロックのタイミングが競合して、正常なデータ取り込みを行うことができない。
このため、従来のループバックテスト方法では、出力側回路と入力側回路を別々にテストしていた。すなわち、図13において、出力側回路のテスト時には、セレクタ17は、可変遅延回路15をバイパスし、入力側回路のテスト時には、セレクタ8は可変遅延回路6をバイパスする。以下、出力側回路のテストと入力側回路のテストについて説明する。
<出力側回路のテスト>
図15は、図13の構成において、出力側回路のテストのタイミング波形を示す図である。図15を参照すると、出力側回路をテストする場合、通常(ノーマルモード時)のメモリライトアクセス動作と同じように、出力側回路の可変遅延回路6により、データ127とデータ・ストローブ128の間に90°の位相差を付加する。出力されたデータ127及びデータ・ストローブ128は、DQ外部端子13及びDQS外部端子14でループバックし、制御装置内に取り込まれる。入力されたデータ127とデータ・ストローブ128は、既に90°の位相差があるため、セレクタ17では、可変遅延回路15の出力ではなく、入力バッファ12−2の出力を選択する。リードデータ取り込み回路19のクロック129としては、可変遅延回路15をバイパスしたクロック信号をセレクタ17で選択することで、正常なデータ取り込みを行う。リードデータ取り込み回路19のF/F3は、クロック129の立ち上がりエッジで入力データ(Data0、Data2)をサンプルし、F/F4は、クロック129の立ち下がりエッジで入力データ(Data1、Data3)をサンプルする。
なお、図13において、出力元のライトデータ20と、リードデータ取り込み回路19で取り込んだ後のリードデータ21の値を、比較回路A(22)で比較し、一致することを確認することにより、出力側回路のテストが行われる。その際、リードデータ(POS)と、その期待値に対応するライトデータ(POS)が比較され、リードデータ(NEG)と、その期待値に対応するライトデータ(NEG)が比較される。
<入力側回路のテスト>
図16は、図13の構成において、入力側回路のテストのタイミング波形を示す図である。図16を参照すると、入力側回路をテストする場合、通常(ノーマルモード時)のメモリリードアクセス動作と同じように、DQ外部端子13及びDQS外部端子14でのデータ130とデータ・ストローブ131との間に位相差を設けないようにするため、出力側回路において、セレクタ8は、可変遅延回路6をバイパスする。
DQ外部端子13及びDQS外部端子14からそれぞれ出力されたデータ130及びデータ・ストローブ131は、DQ外部端子13及びDQS外部端子14でループバックされ、データ130とデータ・ストローブ131との間の位相を同一に保ち、制御装置内の入力側回路に取り込まれる。
入力側回路において、通常のメモリリードアクセス動作と同じように、セレクタ17により、可変遅延回路15で90°位相シフトした信号(図16の132)が選択され、リードデータ取り込み回路19のF/F3、F/F4のクロックとして使用される。
なお、図13において、出力元のライトデータ20と取り込んだ後のリードデータ21の値を比較回路A(22)で比較し、一致することを確認することにより、入力側回路のテストができる。その際、リードデータ(POS)と、その期待値に対応するライトデータ(POS)が比較され、リードデータ(NEG)と、その期待値に対応するライトデータ(NEG)が比較される。
上述した従来のループバックテスト手法を用いて、実スピードで動作させることにより、出力側回路と入力側回路の可変遅延回路での90°位相シフト設定における遅延故障を含めた故障検出が可能である。
しかしながら、図13に示した回路構成においては、ループバックテスト時に、可変遅延回路6、15をバイパスするために、セレクタ8、17が挿入されている。このため、ループバックテスト時のほか、ノーマルモード時にも、セレクタ8、17の伝播遅延時間が、クロックのパスに常に加算されることになる。セレクタの挿入により、パスの遅延増加を招き、設計時のタイミング保障において、負担となる場合がある。また、可変遅延回路の位相シフト量を細かく切り替えた場合の遅延故障が検出できないため、位相切り替え機能をテストするためには、高価な高速なテスタで観測するしかない。
特開2005−78547号公報
上述したように、従来のループバックテスト回路では、出力側回路のテストを行う場合には、入力側回路の可変遅延回路15をバイパスする必要があり、入力側回路のテストを行う場合には、出力側回路の可変遅延回路6をバイパスする必要があるため、セレクタ8、セレクタ17が挿入されており、各クロックの遅延増加に繋がる。すなわち、ノーマルモード時におけるメモリアクセスのタイミング保障の負担となる(第1の課題)。通常のメモリリードアクセスにおいて、リードデータ取り込み回路19の内部のF/F3、4のセットアップ(Setup)時間/ホールド(Hold)時間のタイミング保障の条件式は、次式(1)、(2)で与えられる。この条件式における[セレクタを含むリードデータ取り込みクロックパス遅延]には、セレクタ17の遅延分を含む必要があり、この遅延増加分により、遅延ばらつきやデューティ(Duty)崩れが増加する可能性があり、リードデータ取り込み回路19内のF/F3、4のセットアップ時間/ホールド時間の双方のタイミング保障の際に負担となる。
Setup(max) < − tDQSQ(max)
+ [90°位相シフト分]
− [リードデータ・ストローブのJitter及びDuty崩れ]
− [チップ外におけるDQ,DQS間のスキュー要因]
− [リードデータパス遅延] × [データパス遅延の相対ばらつき率]
+ [セレクタを含むリードクロックパス遅延] × [クロックパス遅延の相対ばらつき率]
・・・(1)
Hold(max) < tQH(min)
+ [90°位相シフト分]
− [リードデータ・ストローブのJitter及びDuty崩れ]
− [チップ外におけるDQ,DQS間のスキュー要因]
+ [リードデータパス遅延] × [データパス遅延の相対ばらつき率]
− [セレクタを含むリードクロックパス遅延] × [クロックパス遅延の相対ばらつき率]
・・・(2)
ただし、
tDQSQ (DQS−DQ skew for DQS and associated DQ signals;DQSとDQの間のスキュー)、
tQH (DQ/DQS output hold time from DQS、データホールド時間)は、DDR SDRAMのタイミングスペックである。
また、通常のメモリライトアクセスにおいて、DDR SDRAMには、tDS(DQ and DM input setup time) 及び tDH(DQ and DM input hold time)というタイミングスペックのパラメータがあるが、これらのタイミングスペック保障の条件は、次式(3)、(4)で与えられる。条件式(3)、(4)における[セレクタを含むライトデータ・ストローブ出力パス遅延]にはセレクタ8の遅延分を含む必要があり、この遅延増加分により遅延ばらつきやDuty崩れが増加する可能性があり、tDS及びtDH双方のタイミング保障の際に負担となることがある。
tDS(max) < [90°位相シフト分]
− [内部クロック信号のJitter及びDuty崩れ]
− [チップ外におけるDQ,DQS間のスキュー要因]
− [ライトデータ出力パス遅延] × [データパス遅延の相対ばらつき率]
+ [セレクタを含むライトデータ・ストローブ出力パス遅延] × [クロックパス遅延の相対ばらつき率]
・・・(3)
tDH(max) < [90°位相シフト分]
− [内部クロック信号のJitter及びDuty崩れ]
− [チップ外におけるDQ,DQS間のスキュー要因]
+ [ライトデータ出力パス遅延] × [データパス遅延の相対ばらつき率]
− [セレクタを含むライトデータ・ストローブ出力パス遅延] × [クロックパス遅延の相対ばらつき率]
・・・(4)
上述のように、従来のループバックテストでは、出力側回路のテスト時には、出力側回路の可変遅延回路6は、データ信号とデータ・ストローブ信号が通常動作と同等の90°に位相差を保つように設定され、入力側回路の可変遅延回路15はデータ・ストローブの位相シフト量を0°とするように設定される(入力側回路の可変遅延回路15はパイパスされる)。
また、入力側回路のテスト時には、出力側回路の可変遅延回路6はデータ信号とデータ・ストローブ信号が同一位相になるように切り替えられ(出力側回路の可変遅延回路6はバイパスされ)、入力側回路の可変遅延回路15は通常動作と同等の90°に設定される。
しかしながら、かかる従来のループバックテスト手法では、各可変遅延回路6、15の遅延故障の検出という観点から言うと、位相シフト量が90°、または、入力側でデータが正常に取り込める、ある固定値の設定においてしか、テストが行われない。このため、該設定における可変遅延回路の遅延故障しか検出できない。従来のループバックテスト手法では、可変遅延回路の包括的な遅延故障の解析が行えず、高速テスタを用いる必要がある(第2の課題)。
ところで、DDR SDRAMの制御装置においては、可変遅延回路の位相切り替えは、1ステップの遅延変化が、例えば10ps程度のものもあり、従来の手法では、ステップを変えると、遅延が切り替わることや、各ステップで妥当な遅延量であることなどを検出することは困難である。
このため、遅延故障を検出するには、図17に示すように、外部端子を通じて、高価な高速テスタで遅延変動を計測する必要が生じる。遅延故障の解析は、DQ外部端子13、DQS外部端子14に対して、データ、データ・ストローブ信号のテストパターンを、テスタのドライバから供給し、その際、テスタ側でパターンの遅延(位相)を調整してタイミングのマージン試験(AC試験)を行うか、あるいは、DQ外部端子13、DQS外部端子14からのデータ及びデータ・ストローブ信号をテスタのコンパレータを介して取り込み、テスタでの比較タイミングを振ることでタイミングのマージン試験(AC試験)を行う。このように、従来のループバックテストでは遅延解析を行うことができず、高速テスタを用いた遅延解析が必要とされる。
本願で開示される発明は、前記課題を解決するため、概略以下の構成とされる。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係る回路は、データ信号と、該データ信号のサンプリングのタイミングを規定するデータ・ストローブ信号とを出力する出力側回路と、データ信号及びデータ・ストローブ信号とを入力する入力側回路と、を備え、データ出力と入力における、前記データ信号と前記データ・ストローブ信号間の位相関係がそれぞれ所定の関係とされる規格に準拠するインタフェース回路であって、前記出力側回路が、ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第1の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第2の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第1の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第2の位相シフト量信号を選択する第1のセレクタと、クロック信号を受け、前記第1のセレクタで選択された位相シフト量信号に応じた遅延を前記クロック信号に付加し、出力データのサンプリング回路にサンプリングクロックとして供給する第1の可変遅延回路と、を備え、前記データ・ストローブ信号は、前記クロック信号を固定量位相シフトした信号が出力される。前記入力側回路は、ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第3の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第4の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第3の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第4の位相シフト量信号を選択する第2のセレクタと、入力されたデータ・ストローブ信号を受け、前記第2のセレクタで選択された位相シフト量に応じた遅延を前記データ・ストローブ信号に付加し、入力データのサンプリング回路にサンプリングクロック信号として供給する第2の可変遅延回路と、を備えている。
本発明の他のアスペクトに係る回路は、データ信号と、該データ信号のサンプリングのタイミングを規定するデータ・ストローブ信号とを出力する出力側回路と、データ信号及びデータ・ストローブ信号とを入力する入力側回路と、を備え、データ出力と入力における、前記データ信号と前記データ・ストローブ信号間の位相関係がそれぞれ所定の関係とされる規格に準拠するインタフェース回路であって、前記出力側回路が、ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第1の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第2の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第1の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第2の位相シフト量信号を選択する第1のセレクタと、クロック信号を受け、前記第1のセレクタで選択された位相シフト量信号に応じた遅延を前記クロック信号に付加した信号を、データ・ストローブ信号として出力する第1の可変遅延回路と、を備え、前記データ信号は、前記クロック信号をサンプリングクロックとしてサンプリング回路でサンプルされる。前記入力側回路は、ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第3の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第4の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第3の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第4の位相シフト量信号を選択する第2のセレクタと、入力されたデータ・ストローブ信号を受け、前記第2のセレクタで選択された位相シフト量に応じた遅延を前記データ・ストローブ信号に付加し、入力データのサンプリング回路にサンプリングクロック信号として供給する第2の可変遅延回路と、を備えている。
本発明において、出力バッファからそれぞれ出力された前記データ信号及びデータ・ストローブ信号を折り返しそれぞれ対応する入力バッファから入力するループバックテスト時に、前記入力側回路でサンプルされた入力データと、前記入力データに対応する出力データを期待値として比較する第1の比較回路と、前記入力データと、前記入力データとはサンプリングタイミングが異なった出力データを期待値として比較する第2の比較回路を備えている。
本発明において、前記出力側回路が、前記第1の位相シフト量信号を出力する第1のノーマルモード位相シフト量制御回路と、前記第2の位相シフト量信号を出力する第1のテストモード位相シフト量制御回路と、を備え、前記入力側回路が、前記第3の位相シフト量信号を出力する第2のノーマルモード位相シフト量制御回路と、前記第4の位相シフト量信号を出力する第2のテストモード位相シフト量制御回路と、を備え、前記第1及び第2のノーマルモード位相シフト量制御回路、前記第1及び第2のテストモード位相シフト量制御回路は、それぞれの位相シフト量を固定又は可変自在に設定記憶するレジスタを備えている。
本発明において、前記第1及び第2の可変遅延回路は、遅延ロックループ回路を含む。
本発明において、前記ループバックテスト時に、前記第1及び第2のセレクタでそれぞれ選択される前記第2及び第4の位相シフト量により遅延量を可変させることで、遅延解析を行う。
本発明の他のアスペクトに係る回路において、データ信号と、該データ信号のサンプリングのタイミングを規定するデータ・ストローブ信号とを出力する出力側回路と、データ信号及びデータ・ストローブ信号とを入力する入力側回路と、を備え、データ出力と入力における、前記データ信号と前記データ・ストローブ信号間の位相関係がそれぞれ所定の関係とされる規格に準拠するインタフェース回路であって、前記出力側回路が、クロック信号を逓倍したクロックでデータ信号をサンプルして出力するサンプリング回路を備え、 前記データ・ストローブ信号は、前記クロック信号を固定量位相シフトした信号が出力され、前記入力側回路が、ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第1の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第2の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第1の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第2の位相シフト量信号を選択する第1のセレクタと、入力されたデータ・ストローブ信号を受け、前記第1のセレクタで選択された位相シフト量に応じた遅延を前記データ・ストローブ信号に付加した信号を、入力データのサンプリング回路にサンプリングクロック信号として供給する第1の可変遅延回路と、を備えている。
本発明において、前記出力側回路が、ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第3の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第4の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第3の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第4の位相シフト量信号を選択する第2のセレクタと、前記逓倍クロック信号を受け、前記第2のセレクタで選択された位相シフト量信号に応じた遅延を前記クロック信号に付加した信号を、データ・ストローブ信号として出力する第2の可変遅延回路と、を備えている。
本発明において、出力バッファからそれぞれ出力された前記データ信号及びデータ・ストローブ信号を折り返しそれぞれ対応する入力バッファから入力するループバックテスト時に、前記入力側回路でサンプルされた入力データと、前記入力データに対応する出力データを期待値として比較する第1の比較回路と、前記入力データと、前記入力データとはサンプリングタイミングが異なった出力データを期待値として比較する第2の比較回路を備えている。
本発明によれば、上記インタフェース回路を備えた半導体装置が提供される。
本発明によれば、上記インタフェース回路を備え、クロック同期型メモリとデータ、データ・ストローブ信号の入出力を行うメモリ制御装置が提供される。ノーマルモード時、出力される前記データ信号は、前記メモリへのライトデータ、入力データは前記メモリからのリードデータであり、出力される前記データ・ストローブ信号は、前記メモリへのデータ・ストローブ信号、入力される前記データ・ストローブ信号は、前記メモリからのデータ・ストローブ信号であり、前記クロック信号は、メモリを駆動するクロックと同一周波数のクロック信号とされ、ループバックテストモード時、前記データ信号の出力端子と入力端子が接続され、データ・ストローブ信号の出力端子と入力端子が接続される。
本発明によれば、従来の回路で用いられていた、可変遅延回路バイパス用のセレクタを不要とし、ノーマルモード時におけるメモリアクセスのタイミング保障の負担が軽減する。また、テスト時においては、実スピード動作における遅延故障検出のテストを実現する。
また、本発明によれば、可変遅延回路の位相シフト機能の遅延故障の検出のために、高速テスタを用いなくても、ループバックテストで可能となる。
上記した本発明についてさらに詳細に説述すべく、添付図面を参照して以下に説明する。本発明を実施するための最良の一形態は、データ信号と、該データ信号のサンプリングのタイミングを規定するデータ・ストローブ信号とを出力する出力側回路と、データ信号及びデータ・ストローブ信号とを入力する入力側回路と、を備え、データ出力と入力における、前記データ信号と前記データ・ストローブ信号間の位相関係がそれぞれ所定の関係とされる規格に準拠するインタフェース回路であって、前記出力側回路が、ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第1の位相シフト量制御回路(23)からの第1の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第2の位相シフト量制御回路(25)からの第2の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第1の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第2の位相シフト量信号を選択する第1のセレクタ(27)と、クロック信号を受け、前記第1のセレクタ(27)で選択された位相シフト量信号(101)に応じた遅延を前記クロック信号に付加し、出力データのサンプリング回路(10)にサンプリングクロックとして供給する第1の可変遅延回路(6)と、を備え、前記データ・ストローブ信号は、前記クロック信号を固定量位相シフトした信号が出力される。本発明において、前記入力側回路が、ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第3の位相シフト制御回路(24)からの第3の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第4の位相シフト量制御回路(26)からの第4の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第3の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第4の位相シフト量信号を選択する第2のセレクタ(28)と、入力されたデータ・ストローブ信号を受け、前記第2のセレクタ(28)で選択された位相シフト量信号(102)に応じた遅延を前記データ・ストローブ信号に付加し、入力データのサンプリング回路(19)にサンプリングクロック信号として供給する第2の可変遅延回路(15)と、を備えている。あるいは、出力データのサンプリング回路(10)のサンプリングクロックの位相は固定とし、第1の可変遅延回路(6)は、データ・ストローブ信号の位相シフトを可変制御するようにしてもよい。以下、具体的な実施例に即して説明する。
<実施例1>
図1は、本発明の第1の実施例の構成を示す図である。図1において、図13に示した構成要素と同一又は同等の要素には、同一の参照番号が付されている。以下では、本実施例と、図13の従来の回路構成との相違点について主に説明し、同一要素の説明は、重複を回避するため、適宜省略する。
図1を参照すると、本発明の第1の実施例は、出力側回路に、ノーマルモード位相シフト量制御回路23と、テストモード位相シフト量制御回路25と、セレクタ27と、セレクタ27で選択された位相シフト量に応じて内部クロック信号(Clock)5に遅延を付加した信号を、ライトデータのサンプリング回路10(F/F1、F/F2)にサンプリングクロックとして供給する可変遅延回路6を備えている。なお、データ・ストローブ信号としては、内部クロック信号(Clock)5をインバータ回路32で反転した信号(180°位相シフトした信号)が出力バッファ12−1に供給される。
また、本発明の第1の実施例は、入力側回路に、ノーマルモード位相シフト量制御回路24と、テストモード位相シフト量制御回路26と、セレクタ28と、セレクタ28で選択された位相シフト量に応じて、入力されたデータ・ストローブ信号に遅延を付加した信号を、リードデータ取り込み回路19(F/F3、F/F4)にサンプリングクロックとして供給する可変遅延回路15とを備えている。
さらに、本発明の第1の実施例は、出力元のライトデータ20と、取り込んだリードデータ21をそのまま照合する比較回路A(22)に加え、リードデータ取り込みがデータ・ストローブの1エッジ分遅れた場合を想定した期待値比較を行う比較回路B(100)を備えている。
なお、テストモード位相シフト量制御回路25、26は、テスト時のシフト度数の設定値を保持するレジスタよりなり、このレジスタは、DDR SDRAM 制御装置(コントローラ)の外部端子(不図示)から設定されるか、テスト時に、テスタから直接設定される。一方、ノーマルモード位相シフト量制御回路23、24は、ノーマルモード時には、固定値または上位システムより値が設定可能なレジスタから構成される。該レジスタは、ノーマルモード時のシフト度数を保持する。上位装置等からソフト的に設定可能とされるか最適なシフト度数を導出するキャリブレーション回路(不図示)等の外部回路から設定される。特に制限されないが、可変遅延回路6、15は、位相シフト回路を構成するものであり、MDLL(Master Delay Lock Loop)とSDLL(Slave Delay Lock Loop)から構成される。MDLLは、位相シフト量信号で示されるシフト度数から、遅延量を判定し、内部クロック信号(Clock)5の周期に対応した遅延切り替え制御信号を生成する。SDLLは、MDLLからの遅延切り替え制御信号に従い、遅延を付加する。可変遅延回路6のSDLLにおいては、内部クロック信号、可変遅延回路15のSDLLにおいては、データ・ストローブ信号DQSに遅延を付加する。なお、可変遅延回路15としては、制御信号に基づき位相シフト量が可変できるものであれば、DLLに制限されるものでなく、クロック周期を測定する遅延回路列と、周期を再現する遅延回路列を備えた同期ミラー遅延回路(Synchronous Mirror Delay)等を用いてもよいことは勿論である。
図2(A)は、比較回路A(22)、図2(B)は、比較回路B(100)の構成を示す図である。図2(A)に示すように、4つのデータを比較する場合、比較回路Aは、第1ライトデータから第4ライトデータと、第1リードデータから第4リードデータをそれぞれ一致検出回路を構成する排他的論理和(EXOR)回路で比較し、4つの排他的論理和(EXOR)回路の出力の論理和を、比較結果として出力する。4つの排他的論理和(EXOR)回路の1つでも不一致検出時、比較結果として論理1が出力される。なお、比較回路の構成は、図2の構成に限定されるものでないことは勿論である。一致検出回路を構成する排他的否定論理和(EXNOR)回路で構成してもよい。この場合、論理和回路はAND回路で構成され、1つでも不一致検出時、比較結果として論理0が出力される。なお、第1、第2のライトデータ、第1、第2のリードデータに挿入されるフリップ・フロップ(F/F)はリタイミングレジスタであり、第1乃至第4のライトデータと、第1乃至第4のリードデータをパラレルに、あるタイミングに同期して一斉に比較するためのタイミング調整を行う。一方、図2(B)に示すように、比較回路Bは、4つのデータを比較する場合、第2のライトデータ、第3のライトデータ、第4のライトデータ、第5ライトデータ(固定値)と、第1リードデータから第4リードデータを比較する回路である。リードデータに対して、ライトデータはデータ・ストローブ信号の1エッジ分(1データサイクル)遅れたデータとされる。
本実施例において、ループバックテスト時には、出力側回路の可変遅延回路6に与える位相シフト量信号として、従来のノーマルモード時の位相シフト量信号7(図13参照)ではなく、ノーマルモード位相シフト量制御回路23と、テストモード位相シフト量制御回路25の出力を、セレクタ27で選択し、ノーマルモード時とテストモード時で切り替え可能な信号(OFFSET(W))101とする。なお、ノーマルモード位相シフト量制御回路23は、図13の従来の回路と同一構成でよいが、テストモード位相シフト量制御回路25は、後述する評価順の例のように、位相シフト量を細かく変化させたループバックテストを行うための制御が可能なように、テスタ等により、外部から設定可能なレジスタ構成とする。
また、本実施例では、後述する評価方法により、出力側回路の可変遅延回路6をバイパスする必要がない。このため、特性劣化につながる出力側回路の可変遅延回路6をバイパスするセレクタ(図13の8)が不要となる。
本実施例において、ループバックテスト時には、入力側回路の可変遅延回路15に与える位相シフト量信号として、従来のノーマルモード時の位相シフト量信号16(図13参照)ではなく、ノーマルモード位相シフト量制御回路24と、テストモード位相シフト量制御回路26の出力を、セレクタ28で選択し、ノーマルモード時とテストモード時で切り替え可能な信号(OFFSET(R))102とする。ノーマルモード位相シフト量制御回路24は、図13の従来回路と同じ構成でよいが、テストモード位相シフト量制御回路26は、後述する評価順の例のように位相シフト量を細かく変化させたループバックテストを行うための制御が可能なように、テスタ等により、外部から設定可能なレジスタ構成とする。
本実施例においては、後述する評価方法により、入力側回路の可変遅延回路15をバイパスする必要がない。このため、特性劣化につながる入力側回路の可変遅延回路15をバイパスするセレクタ(図13の17)が不要となる。
本実施例においては、出力側回路の可変遅延回路6及び入力側回路の可変遅延回路15の位相シフト量101、102の設定値をそれぞれ変化させることにより、比較回路A(22)と比較回路B(100)における比較結果として以下の3種のケースが発生する。
<ケース1>
図3は、出力側回路の位相シフト量101が入力側回路の位相シフト量102よりも大きい場合の例として、出力側回路を135°、入力側回路を45°としている。この場合、出力側回路の可変遅延回路6により、DQ外部端子13とDQS外部端子14におけるデータ103とデータ・ストローブ104との位相差は45°となる。さらに、DQS外部端子のデータ・ストローブ104に対し、入力側回路の可変遅延回路15にて45°の位相シフトを行うため、リードデータ取り込み回路19の入力データ105とクロック106の位相差は90°となり、正常に取り込みが行われる。したがって、ライトデータ20として、順に、Data0、Data1、Data2、Data3を与えた場合、リードデータ取り込み回路19で取り込まれるリードデータ21は、順に、Data0、Data1、Data2、Data3となり、比較回路A(22)は一致し、比較回路B(100)は不一致となる。
<ケース2>
図4は、出力側回路の位相シフト量信号101の示す度数が入力側回路の位相シフト量信号102の示す度数より小さい場合の例として、出力側回路における可変遅延回路6での位相シフト量を45°、入力側回路における可変遅延回路15での位相シフト量を135°としている。この場合、出力側回路の可変遅延回路6により、DQ外部端子13とDQS外部端子14におけるデータ107とデータ・ストローブ108との位相差は135°となる。
さらに、DQS外部端子14のデータ・ストローブ108に対し、入力側回路の可変遅延回路15にて135°位相シフトを行うため、リードデータ取り込み回路19の入力データ109とクロック110の位相差は270°となり、1つずれたデータが、正常に取り込まれる。このため、ライトデータ20として、順に、Data0、Data1、Data2、Data3を出力すると、リードデータ取り込み回路19で取り込まれるリードデータ21は、順に、Data1、Data2、Data3、不定となり、比較回路Aは不一致となり、比較回路Bは一致する。
<ケース3>
図5は、出力側回路の位相シフト量信号101の示す度数と入力側回路の位相シフト量信号102の示す度数が同程度の場合の例として、出力側回路における可変遅延回路6での位相シフト量を90°、入力側回路可変遅延回路15での位相シフト量を90°としている。この場合、出力側回路の可変遅延回路6により、DQ外部端子13とDQS外部端子14におけるデータ111とデータ・ストローブ112との位相差は90°となる。さらに、DQS外部端子13のデータ・ストローブ112に対し、入力側回路の可変遅延回路15にて90°位相シフトを行うため、リードデータ取り込み回路19の入力データ113とクロック114の位相差は180°となる。データの切り替わりタイミングとクロックのエッジのタイミングに重なりが生じる(競合がおきる)ため、正常なデータが取り込まれない。したがって、比較回路A(22)、比較回路B(100)の双方とも不一致となる。
このように、本実施例によれば、出力側回路及び入力側回路の可変遅延回路6、15をバイパスするためのセレクタを不要としたことにより、各クロックパスの特性劣化が解消でき、設計時のタイミング保障の負担が軽減され、設計の効率化、性能向上につながる。
すなわち、図1において、出力側回路の可変遅延回路6をバイパスするためのセレクタ(図13の8)が不要となることにより、tDS、tDHのタイミングスペックの条件式(5)、(6)において、従来手法と異なり、[ライトデータ・ストローブ出力パス遅延]にセレクタ分の遅延付加が不要となるため、その遅延分に伴う遅延ばらつきやDuty崩れが無くなり、tDS及びtDHのタイミング保障の負担が軽減される。
tDS(max) < [90°位相シフト分]
− [内部クロック信号のJitter及びDuty崩れ]
− [チップ外におけるDQ,DQS間のスキュー要因]
− [ライトデータ出力パス遅延]× [データパス遅延の相対ばらつき率]
+ [ライトデータ・ストローブ出力パス遅延] × [クロックパス遅延の相対ばらつき率]
・・・(5)
tDH(max) < [90°位相シフト分]
− [内部クロック信号のJitter及びDuty崩れ]
− [チップ外におけるDQ,DQS間のスキュー要因]
+ [ライトデータ出力パス遅延] × [データパス遅延の相対ばらつき率]
− [ライトデータ・ストローブ出力パス遅延] × [クロックパス遅延の相対ばらつき率]
・・・(6)
入力側回路において、可変遅延回路15をバイパスするためのセレクタ(図13の17)が不要となることにより、リードデータ取り込み回路19のF/F3、F/F4のSetup/Holdタイミングスペックの条件式(7)、(8)において、従来手法と異なり[リードデータ取り込みクロックパス遅延]にセレクタ分の遅延付加が不要となるため、その遅延分に伴う遅延ばらつきやDuty崩れが無くなり、取り込みF/FのSetup及びHoldのタイミング保障の負担が軽減される。
Setup(max) < − tDQSQ(max)
+ [90°位相シフト分]
− [リードデータ・ストローブのJitter及びDuty崩れ]
− [チップ外におけるDQ,DQS間のスキュー要因]
− [リードデータパス遅延] × [データパス遅延の相対ばらつき率]
+ [リードクロックパス遅延]× [クロックパス遅延の相対ばらつき率]
・・・(7)
Hold(max) < tQH(min)
+ [90°位相シフト分]
− [リードデータ・ストローブのJitter及びDuty崩れ]
− [チップ外におけるDQ,DQS間のスキュー要因]
+ [リードデータパス遅延] × [データパス遅延の相対ばらつき率]
− [リードクロックパス遅延] × [クロックパス遅延の相対ばらつき率]
・・・(8)
上述のように、出力側回路の可変遅延回路6及び入力側回路の可変遅延回路15の位相シフト量信号101、102の設定値をそれぞれ変化させることにより、比較回路A(22)と比較回路B(100)における比較結果として、前記3種のケース(ケース1、2、3)が発生するが、その関係は図6に示すようなものとなる。図6において、横軸のリード側DLLシフト度数は、入力側回路の可変遅延回路15の位相シフト量である。縦軸のライト側DLLシフト度数は、出力側回路の可変遅延回路6の位相シフト量である。
図6において、評価順の例118や119の矢印ように、出力側回路及び入力側回路の位相シフト量信号を、1ステップ単位(1シフト度数)で変化させながら、ケース1(115)とケース3(117)の境界、ケース2(116)とケース3(117)の境界が現れることを確認することができれば、各位相シフト量信号の設定可能範囲内において、可変遅延回路6、15の遅延故障を検出することが可能である。評価順の例118では、
ケース1から、入力側回路の可変遅延回路15の位相シフト量を1ステップ(度数単位1つ分)遅らせると、ケース3となり、入力側回路の可変遅延回路15での位相シフト量を同一としたまま、出力側回路の可変遅延回路6の位相シフト量を1ステップ(度数単位1つ分)遅らせると、ケース1となり、今度は、出力側回路の可変遅延回路6の位相シフト量を同一としたまま入力側回路の可変遅延回路15の位相シフト量を1ステップ(度数単位1つ分)遅らせると、ケース3となり、ステップ1と3を交互に遷移する。評価順の例119では、ケース2から、入力側回路の可変遅延回路15の位相シフト量を1ステップ(度数単位1つ分)遅らせると、ケース2となり、入力側回路の可変遅延回路15での位相シフト量を同一としたまま、出力側回路の可変遅延回路6の位相シフト量を1ステップ(度数単位1つ分)遅らせると、ケース3となり、今度は、出力側回路の可変遅延回路6の位相シフト量を同一としたまま入力側回路の可変遅延回路15の位相シフト量を1ステップ(度数単位1つ分)遅らせると、ケース2となり、ステップ2と3を交互に遷移する。
これは、ケース境界付近において、出力側回路のどの位相シフト量においても、その位相シフト量からの1ステップ単位の変化に伴い、ケースの切り替わりを観測できるようなポイントの存在が期待できるからである。
また、入力側回路のどの位相シフト量においても、その位相シフト量からの1ステップ単位の変化に伴い、ケースの切り替わりを観測できるようなポイントの存在が期待できるからである。
<実施例2>
次に、本発明の第2の実施例を説明する。図7は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。図7を参照すると、出力側回路の可変遅延回路6の出力信号が、ライトデータのサンプリング回路(F/F)のサンプリングクロックではなく、ライトデータ・ストローブ信号DQSとして出力される回路構成をもつDDR SDRAM制御装置における実施例である。
本実施例においても、図1の第1の実施例と同様に、出力側回路の可変遅延回路6及び入力側回路の可変遅延回路15の位相シフト量信号200、201の設定値をそれぞれ変化させることにより、比較回路A(22)と比較回路B(100)における比較結果として3種のケース(ケース1、2、3)が発生する。その関係は、図8のようになる。図8において、横軸のリード側DLLシフト度数は、入力側回路の可変遅延回路15の位相シフト量である。縦軸のライト側DLLシフト度数は、出力側回路の可変遅延回路6の位相シフト量である。
ただし、出力側回路の可変遅延回路5を、ライトデータ出力クロックではなく、データ・ストローブ信号側の出力に持つため、出力側回路の位相シフト量信号200の示す度数に対するDQ外部端子13とDQS外部端子14における位相差は、180°から、図1の位相シフト量信号101の度数を差し引いたものに相当する。
本実施例においても、図1の第1の実施例と同様に、出力側回路及び入力側回路の可変遅延回路をバイパスする回路が不要となることにより、出力側回路及び入力側回路のクロックパスの特性劣化が解消でき、設計時のタイミング保障の負担が軽減され、その結果、メモリ制御装置、あるいは、メモリシステムの設計の効率化、性能向上に貢献する。
図8において、評価順の例205や206のように、出力側回路及び入力側回路の位相シフト量信号を1ステップ単位で変化させながら、ケース1(202)とケース3(204)の境界、及び、ケース2(203)とケース3(204)の境界が現れることを確認することができれば、各位相シフト量信号の設定可能範囲内の全てにおいて、可変遅延回路の遅延故障を検出することが可能である。
さらに、出力側回路と入力側回路の可変遅延回路の特性が同じものであることを前提とすると、図8の評価順の例207のように、出力側回路の位相シフト量信号の設定と入力側回路の位相シフト量信号の設定が同じ値を保ったまま変化させた場合、
・ケース1からケース3へ切り替わる境界の位相シフト量信号の設定値と、
・ケース3からケース2へ切り替わる境界の位相シフト量信号の設定値が、90°を中心に均等に同じ開きをもつことが確認できれば、90°設定時の絶対的な遅延量が妥当であることがわかる。
可変遅延回路をもつメモリ制御装置の構成は、図1の第1の実施例や、図7の第2の実施例の他にもいくつかバリエーションがある。これらのバリエーションに対して、本発明に係るループバックテスト構成を適用することができる。
本発明によれば、可変遅延回路の位相シフト量信号の設定を変化させながらループバックテストを行うことで、同様に、可変遅延回路バイパスのためのセレクタは不要となり、また、可変遅延回路の遅延故障がループバックテストで検出できる。
以下に、可変遅延回路をもつメモリ制御装置のその他の構成例を示すが、それぞれの場合においても、基本的に本発明が応用可能である。
<実施例3>
図9は、本発明の第3の実施例の構成を示す図であり、DDR2 SDRAM制御装置に対して、本発明に係るループバックテスト回路を適用した構成例を示す図である。DDR2 SDRAM制御装置では、データ・ストローブが差動信号(DQS、DQSB)となるが、本発明を同様に適用することができる。データ・ストローブが差動信号(DQS、DQSB)の出力バッファ12−1’、入力バッファ12−2’は、差動で信号入力し、シングルエンドで信号出力する差動アンプよりなり、差動データ・ストローブ信号DQS、DQSBを入出力する端子として、DQS外部端子14−1、DQSB外部端子14−2を備えている。これ以外の構成は、図1の実施例と同様であるため、説明は省略する。
<実施例4>
図10は、本発明の第4の実施例の構成を示す図であり、ライトデータのサンプリング回路10’のフリップフロップF/Fのサンプリングクロックに、メモリクロック(システムクロック)Clockの2倍周波数(2逓倍)のクロック信号を使用した場合の構成に、本発明を適用した例を示す図である。
図10を参照すると、ライトデータのサンプリング回路をなすデータ出力回路10’のフリップフロップF/F1では、サンプリングクロックに、2倍クロック(2倍Clock)の反転エッジを用いている。F/F1は2倍クロックの立ち下がりエッジで、ライトデータをサンプルする。これにより、90°位相シフトを実現できるため、出力側回路の可変遅延回路は、通常不要である。なお、図10において、2倍Clockを入力するフリップフロップF/F1のデータ端子に供給されるライトデータは、ライトデータ(POS)とライトデータ(NEG)を、2倍Clockで駆動して、データ出力回路10’に供給する構成としたものである。図10において、データ・ストローブ信号は、2倍クロックの1/2周波数の内部クロック信号(Clock)をインバータ(NAND回路の一方の入力をHIGH)で反転した信号(180°位相シフト)がバッファ12−1に供給されDQS外部端子14から出力される。入力側回路は、内部クロック信号(Clock)で駆動され、図1の第1の実施例と同一構成とされる。比較回路A(22)、比較回路B(100)における、期待値(ライトデータ)との比較照合は、前記第1の実施例と同様に行われる。この場合も、入力側回路の位相シフト量信号の設定を変化させ、比較回路A(22)、比較回路B(100)の結果を確認することで、本発明のテスト手法が適用可能である。
<実施例5>
図11は、本発明の第5の実施例の構成を示す図である。本実施例は、図10の構成において、出力側回路に、ノーマルモード位相シフト量制御回路23、テストモード位相シフト量制御回路25、セレクタ27、可変遅延回路6を備え、2倍クロックの位相をシフト制御する構成としたものである。すなわち、ライトデータのサンプリング回路10’のF/F1のサンプリングクロックとして、メモリクロックとしても用いられる内部クロック信号(Clock)の2倍周波数の内部クロック信号を使用している。F/F1のクロックに2倍周波数クロックの反転エッジを用いており、90°位相シフトするため、出力側回路の可変遅延回路は、図10に示したように、不要であるが、2倍周波数クロックの180°前後の位相シフト及び遅延微調整を行うために、可変遅延回路6を用いている。
上記した各実施例の作用効果を説明する。
メモリアクセスのタイミング保障の負担が軽減する。
可変遅延回路の位相シフト機能の遅延故障の検出がループバックテストでも可能となる。
なお、DDR SDRAM制御装置の構成に準じて、データ信号とデータ・ストローブ信号はI/Oコモン端子から入力、出力する構成とされているが、本発明は、データ信号とデータ・ストローブ信号とが、データ出力端子、入力端子が分離している構成についても適用可能であることは勿論である。また、DDR SDRAM等では、メモリ駆動用のクロックは差動クロック信号として供給されるが、本発明は、かかる構成に制限されるものでなく、メモリ駆動用のクロックをシングルエンドで出力する構成にも適用されることは勿論である。メモリへ供給されるクロックをシングルエンドで伝送する場合、該クロックはメモリ制御装置の内部クロック信号と同相である場合のほか、逆相で出力される場合もある。さらに、用途に応じては、内部クロック信号を逓倍したクロックを分周したクロックを用いて、メモリを駆動してもよい。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施例の構成を示す図である。 (A)は図1の比較回路A、(B)は図1の比較回路Bを説明する図である。 本発明の第1の実施例の比較回路におけるケース1(比較回路Aは一致、比較回路Bは不一致)を説明するタイミング波形図である。 本発明の第1の実施例の比較回路におけるケース2(比較回路Aは不一致、比較回路Bは一致)を説明するタイミング波形図である。 本発明の第1の実施例の比較回路におけるケース3(比較回路A、比較回路B双方とも不一致)を説明するタイミング波形図である。 本発明の第1の実施例における位相シフト量設定値と比較結果の関係を示す図である。 本発明の第2の実施例の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例における位相シフト量設定値と比較結果の関係を示す図である。 本発明の第3の実施例の構成を示す図である。 本発明の第4の実施例の構成を示す図である。 本発明の第5の実施例の構成を示す図である。 (A)、(B)は、DDR SDRAMの通常時のメモリアクセス(ライト、リード)の動作を示すタイミング波形図である。 ループバックテスト機能をもつ従来のDDR SDRAM制御回路の典型的な構成を示す図である。 図13において、双方の可変遅延回路をバイパスしない場合のループバックテスト動作のタイミング波形を示す図である。 図13において、ループバックを用いた出力側回路のテスト動作のタイミング波形を示す図である。 図13において、ループバックを用いた入力側回路のテスト動作のタイミング波形を示す図である。 図13において、可変遅延回路の遅延故障の検出を説明するための図である。
符号の説明
1、3 データ
2、4 データ・ストローブ
5 クロック信号
6 可変遅延回路
7 位相シフト量信号
8 セレクタ
9 クロック信号
10、10’ データ出力回路(ライトデータのサンプリング回路)
10−1 マルチプレクサ
11 インタフェースバッファ
11−1 出力バッファ
11−2 入力バッファ
12 インタフェースバッファ
12−1、12−1’ 出力バッファ
12−2、12−2’ 入力バッファ
13 DQ外部端子(データ入出力端子)
14 DQS外部端子(データ・ストローブ入出力端子)
14−1 DQS外部端子
14−2 DQSB外部端子
15 可変遅延回路
16 位相シフト量信号
17 セレクタ
18 リードデータ取り込みクロック信号
19 リードデータ取り込み回路
20 ライトデータ
21 リードデータ
22 比較回路A
23、24 ノーマルモード位相シフト量制御回路
25、26 テストモード位相シフト量制御回路
27、28 セレクタ
31、32 インバータ回路
100 比較回路B
101、102、200、201 位相シフト量信号
103、107、111 データ
104、108、112 データ・ストローブ
105、109、113 リードデータ取り込みF/Fの入力データ
106、110、114 リードデータ取り込みF/Fのクロック
115、202 ケース1
116、203 ケース2
117、204 ケース3
118、119、205、206、207 評価順
123、127、130 データ
124、128、131 データ・ストローブ
125 リードデータ取り込みF/Fの入力データ
126、129、132 リードデータ取り込みF/Fの入力クロック

Claims (12)

  1. データ信号と、該データ信号のサンプリングのタイミングを規定するデータ・ストローブ信号とを出力する出力側回路と、
    データ信号及びデータ・ストローブ信号とを入力する入力側回路と、
    を備え、
    データ出力と入力における、前記データ信号と前記データ・ストローブ信号間の位相関係がそれぞれ所定の関係とされる規格に準拠するインタフェース回路であって、
    前記出力側回路が、
    ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第1の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第2の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第1の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第2の位相シフト量信号を選択する第1のセレクタと、
    クロック信号を受け、前記第1のセレクタで選択された位相シフト量信号に応じた遅延を前記クロック信号に付加し、出力データのサンプリング回路にサンプリングクロックとして供給する第1の可変遅延回路と、
    を備え、
    前記データ・ストローブ信号は、前記クロック信号を固定量位相シフトした信号が出力され、
    前記入力側回路が、
    ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第3の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第4の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第3の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第4の位相シフト量信号を選択する第2のセレクタと、
    入力されたデータ・ストローブ信号を受け、前記第2のセレクタで選択された位相シフト量に応じた遅延を前記データ・ストローブ信号に付加し、入力データのサンプリング回路にサンプリングクロック信号として供給する第2の可変遅延回路と、
    を備えている、ことを特徴とするインタフェース回路。
  2. データ信号と、該データ信号のサンプリングのタイミングを規定するデータ・ストローブ信号とを出力する出力側回路と、
    データ信号及びデータ・ストローブ信号とを入力する入力側回路と、
    を備え、
    データ出力と入力における、前記データ信号と前記データ・ストローブ信号間の位相関係がそれぞれ所定の関係とされる規格に準拠するインタフェース回路であって、
    前記出力側回路が、
    ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第1の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第2の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第1の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第2の位相シフト量信号を選択する第1のセレクタと、
    クロック信号を受け、前記第1のセレクタで選択された位相シフト量信号に応じた遅延を前記クロック信号に付加した信号を、データ・ストローブ信号として出力する第1の可変遅延回路と、
    を備え、
    前記データ信号は、前記クロック信号をサンプリングクロックとしてサンプリング回路でサンプルされ、
    前記入力側回路が、
    ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第3の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第4の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第3の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第4の位相シフト量信号を選択する第2のセレクタと、
    入力されたデータ・ストローブ信号を受け、前記第2のセレクタで選択された位相シフト量に応じた遅延を前記データ・ストローブ信号に付加し、入力データのサンプリング回路にサンプリングクロック信号として供給する第2の可変遅延回路と、
    を備えている、ことを特徴とするインタフェース回路。
  3. 出力バッファからそれぞれ出力された前記データ信号及びデータ・ストローブ信号を折り返しそれぞれ対応する入力バッファから入力するループバックテスト時に、前記入力側回路でサンプルされた入力データと、前記入力データに対応する出力データを期待値として比較する第1の比較回路と、前記入力データと、前記入力データとはサンプリングタイミングが異なった出力データを期待値として比較する第2の比較回路を備えている、ことを特徴とする請求項1又は2記載のインタフェース回路。
  4. 前記出力側回路が、前記第1の位相シフト量信号を出力する第1のノーマルモード位相シフト量制御回路と、前記第2の位相シフト量信号を出力する第1のテストモード位相シフト量制御回路と、
    を備え、
    前記入力側回路が、前記第3の位相シフト量信号を出力する第2のノーマルモード位相シフト量制御回路と、前記第4の位相シフト量信号を出力する第2のテストモード位相シフト量制御回路と、を備え、
    前記第1及び第2のノーマルモード位相シフト量制御回路、前記第1及び第2のテストモード位相シフト量制御回路は、それぞれの位相シフト量を固定又は可変自在に設定記憶するレジスタを含む、ことを特徴とする請求項1又は2記載のインタフェース回路。
  5. 前記第1及び第2の可変遅延回路は、遅延ロックループ回路を含む、ことを特徴とする請求項1又は2記載のインタフェース回路。
  6. 前記ループバックテスト時に、前記第1及び第2のセレクタでそれぞれ選択される前記第2及び第4の位相シフト量により遅延量を可変させることで、遅延解析を行う、ことを特徴とする請求項3記載のインタフェース回路。
  7. データ信号と、該データ信号のサンプリングのタイミングを規定するデータ・ストローブ信号とを出力する出力側回路と、
    データ信号及びデータ・ストローブ信号とを入力する入力側回路と、
    を備え、
    データ出力と入力における、前記データ信号と前記データ・ストローブ信号間の位相関係がそれぞれ所定の関係とされる規格に準拠するインタフェース回路であって、
    前記出力側回路が、
    クロック信号を逓倍したクロックでデータ信号をサンプルして出力するサンプリング回路を備え、
    前記データ・ストローブ信号は、前記クロック信号を固定量位相シフトした信号が出力され、
    前記入力側回路が、
    ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第1の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第2の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第1の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第2の位相シフト量信号を選択する第1のセレクタと、入力されたデータ・ストローブ信号を受け、前記第1のセレクタで選択された位相シフト量に応じた遅延を前記データ・ストローブ信号に付加した信号を、入力データのサンプリング回路にサンプリングクロック信号として供給する第1の可変遅延回路を備えている、ことを特徴とするインタフェース回路。
  8. 前記出力側回路が、
    ノーマルモード時の位相シフト量を規定する第3の位相シフト量信号と、テストモード時の位相シフト量を規定する第4の位相シフト量信号とを入力し、ノーマルモード時には、前記第3の位相シフト量信号を選択し、テストモード時には、前記第4の位相シフト量信号を選択する第2のセレクタと、
    前記逓倍クロック信号を受け、前記第2のセレクタで選択された位相シフト量信号に応じた遅延を前記クロック信号に付加した信号を、データ・ストローブ信号として出力する第2の可変遅延回路と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項7記載のインタフェース回路。
  9. 出力バッファからそれぞれ出力された前記データ信号及びデータ・ストローブ信号を折り返しそれぞれ対応する入力バッファから入力するループバックテスト時に、前記入力側回路でサンプルされた入力データと、前記入力データに対応する出力データを期待値として比較する第1の比較回路と、前記入力データと、前記入力データとはサンプリングタイミングが異なった出力データを期待値として比較する第2の比較回路を備えている、ことを特徴とする請求項7又は8記載のインタフェース回路。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一記載のインタフェース回路を備えた半導体装置。
  11. 請求項1乃至9のいずれか一記載のインタフェース回路を備え、
    クロック同期型メモリとデータ、データ・ストローブ信号の入出力を行うメモリ制御装置。
  12. ノーマルモード時、出力される前記データ信号は、前記メモリへのライトデータ、入力データは前記メモリからのリードデータであり、出力される前記データ・ストローブ信号は、前記メモリへのデータ・ストローブ信号、入力される前記データ・ストローブ信号は、前記メモリからのデータ・ストローブ信号であり、
    前記クロック信号は、メモリを駆動するクロックと同一周波数のクロック信号であり、
    ループバックテストモード時、前記データ信号の出力端子と入力端子が接続され、データ・ストローブ信号の出力端子と入力端子が接続される、ことを特徴とする請求項11記載のメモリ制御装置。
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