JP2012038377A - 半導体装置及びその試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】非圧縮の実データを入出力する動作試験を高速に行う。
【解決手段】試験プローブ6aによって電気的に共通接続される複数のデータ入出力端子DQ0〜DQn及びストローブ端子DQSと、試験プローブ6bに接続されるコマンドアドレス端子CAと、コマンドアドレス端子CAに入力される信号に基づいて、データ出力回路10〜1nの選択動作を行う出力制御回路31と、を備える。本発明によれば、テスタ内の1つの判定回路に複数のデータ入出力端子を割り当てつつ、非圧縮の実データを用いたテストを行うことが可能となる。これにより、テスタ内の限られた数の判定回路を用いてより多数の半導体装置を並列にテストすることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置及びその試験方法に関し、特に、複数のテストデータを圧縮した圧縮データではなく実際の複数のテストデータを入出力する動作試験を高速に行うことが可能な半導体装置及びその試験方法に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体装置の製造プロセスにおいては、作製した半導体装置が正常に動作するか否かの動作試験が行われる。例えば、DRAMにおいてはウェハ状態で行われる動作試験によって不良セルを検出し、これを予備の冗長セルに置換することによって当該アドレスの救済が行われる。
このような動作試験は、テスト時間を短縮すべく、ウェハ上に形成された多数の半導体装置(多数のチップ)に対して並列に行われる。テスト時間をより短縮するためには、並列にテストする半導体装置の数を増やす必要があるため、半導体装置を試験するテスタ内の限られた数の判定回路(コンパレータ)を用いてより多数の半導体装置を並列にテストすべく、いわゆる「圧縮テスト」が行われることが一般的である(特許文献1参照)。
尚、圧縮テストとは、実際のテストデータをそのまま入出力するのではなく、半導体装置の内部に設けられたデータ圧縮回路によって複数のテストデータを圧縮し、その圧縮データを一部のデータ入出力端子を介して入出力する方式である。圧縮テストを用いれば、各半導体装置に対して割り当てるべきテスタの判定回路の数が大幅に少なくなることから、並列にテスト可能な半導体装置の数を増やすことができる。
特開2003−168299公報
しかしながら、圧縮テストにおいては圧縮データが用いられることから、圧縮テストの結果は、非圧縮の実データを用いたテストの結果と完全に一致するとは限らない。例えば、複数のデータ入出力端子及びデータ入出力端子にそれぞれ関連するデータ入出力回路のうちで一部のデータ入出力端子及び一部のデータ入出力回路は、圧縮テストによってその正確性が検証される。しかし、残りのデータ入出力端子及び残りのデータ入出力回路は、圧縮テストによってその正確性が検証されない。非圧縮の実データを用いたテストは、ウェハをダイシングすることによって半導体装置を個片化した後に行うことが可能であるが、例えば、ウェハ状態で出荷するケースなどにおいては、ウェハ状態においても実データを用いたテストを行うことが望まれる。
本発明による半導体装置は、それぞれが、外部へのリードデータの出力及び外部からのライトデータの入力を行う複数のデータ入出力端子と、前記複数のデータ入出力端子にそれぞれ対応する複数の前記リードデータを出力する複数のデータ出力回路と、前記複数のデータ入出力端子に外部からそれぞれ供給される複数の前記ライトデータをストローブ信号に同期して取り込む複数のデータ入力回路と、外部から前記ストローブ信号が供給されるストローブ端子と、前記複数のデータ入出力端子及び前記ストローブ端子とは異なり、信号が外部から供給される信号入力端子と、制御回路と、を備え、前記制御回路は、第1の動作モードにおいては、前記複数のデータ出力回路を同時に活性化させることによって前記複数のデータ入出力端子から前記複数のリードデータを並列に出力させ、或いは、前記複数のデータ入力回路を同時に活性化させることによって前記ストローブ信号に同期して前記複数のライトデータを前記複数のデータ入力回路に並列に取り込ませ、第2の動作モードにおいては、前記信号入力端子に供給される信号に基づいて前記複数のデータ入出力端子のいずれか一つから対応する前記複数のリードデータの一つを出力させ、或いは、前記ストローブ信号に代えて前記信号入力端子に供給される信号に同期して前記複数のライトデータをそれぞれ対応する前記複数のデータ入力回路に並列に取り込ませる、ことを特徴とする。
本発明の一側面による半導体装置の試験方法は、テスタが、電気的に共通に接続された複数の第1の試験プローブをそれぞれ複数のデータ入出力端子及び前記複数のデータ入出力端子にそれぞれ入出力する複数のデータのタイミングを規定するストローブ信号を入出力するストローブ端子に接続し、更に、少なくとも一つの第2の試験プローブを少なくとも一つの信号入力端子に接続し、前記テスタが、前記少なくとも一つの第2の試験プローブを介して前記少なくとも一つの信号入力端子に少なくとも一つの信号を供給し、半導体装置が、リードモード時、前記少なくとも一つの信号によって、前記複数のデータ入出力端子のいずれか一つからリードデータを出力し、或いは、ライトモード時、前記少なくとも一つの信号に同期して、前記複数のデータ入出力端子に共通に供給されたライトデータを取り込み、前記テスタが、前記リードモード時に前記リードデータを前記複数の第1の試験プローブから受信し、或いは、前記ライトモード時に前記ライトデータを前記複数のデータ入出力端子に共通に供給する、ことを特徴とする。
本発明の他の側面による半導体装置の試験方法は、テスタが、電気的に共通に接続された複数の第1の試験プローブをそれぞれ複数のデータ入出力端子に接続し、且つ、少なくとも一つの第2の試験プローブを少なくとも一つの信号入力端子に接続し、前記テスタが、前記少なくとも一つの第2の試験プローブを介して前記少なくとも一つの信号入力端子に少なくとも一つの選択信号を供給し、半導体装置が、前記少なくとも一つの選択信号によって、前記複数のデータ入出力端子にそれぞれ接続された複数のデータ出力回路のいずれか一つを選択し、残りを非選択にし、前記テスタが、選択された前記複数のデータ出力回路のいずれか一つから出力されるリードデータを、対応する前記複数のデータ入出力端子のいずれか一つを介して前記複数の第1の試験プローブから受信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、テスタ内の1つの判定回路に複数のデータ入出力端子を割り当てつつも、非圧縮の実データを用いたテストを行うことが可能となる。これにより、テスタ内の限られた数の判定回路を用いてより多数の半導体装置を並列にテストすることが可能となる。
本発明の原理を説明するためのブロック図である。 本発明による半導体装置の接続態様を説明するための図であり、(a)は第1の動作モードにおける接続態様を示し、(b)は第2の動作モードにおける接続態様を示す。 本発明の好ましい実施形態による半導体装置100の構成を示すブロック図である。 リード動作に関連する回路を示すブロック図である。 テストモード時におけるリード動作を説明するためのタイミング図である。 ライト動作に関連する回路を示すブロック図である。 テストモード時におけるライト動作を説明するためのタイミング図である。 テスタを用いた動作試験の流れを説明するためのフローチャートである。 変形例による半導体装置300とテスタ400との接続関係を示す模式図である。
本発明の課題を解決する技術思想(コンセプト)の代表的な一例は、以下に示される。但し、本願の請求内容はこの技術思想に限られず、本願の請求項に記載の内容であることは言うまでもない。すなわち、本発明は、テスト時において半導体装置の外部で共通に接続される複数のデータ入出力端子のうちのいずれか一つを半導体装置の内部においてローインピーダンス状態、残りの全てをハイインピーダンス状態とすることにより、データの衝突(試験データのバスファイト)を起こすことなく実データの読み出しを行うことを技術思想とする。したがって、ローインピーダンス状態とするデータ入出力端子を半導体装置の外部で共通に接続される複数のデータ入出力端子と異なる信号入力端子で切り替えてテストを行えば、全てのデータ入出力端子から出力される実データをテストすることが可能となる。また、本発明は、テスト時において半導体装置の外部で共通に接続される複数のデータ入出力端子からそれぞれ対応する複数の入出力回路を介して対応する複数のメモリセルにライトデータの書き込みを行うことを技術思想とする。したがって、半導体装置の外部で共通に接続される複数のデータ入出力端子と異なる信号入力端子でライトデータの取り込みを行えば、全てのデータ入出力端子から供給される実データをテストデータとすることが可能となる。
図1は、本発明の原理を説明するためのブロック図である。
本発明による半導体装置は、図1に示すように、それぞれが、リードデータの出力及びライトデータの入力を行う複数のデータ入出力端子DQ0〜DQnを有する。複数のデータ入出力端子DQ0〜DQnのそれぞれは、半導体装置が有する外部端子である。データ入出力端子DQ0〜DQnには、それぞれ対応するリードデータを出力する複数のデータ出力回路10〜1nと、それぞれ対応するライトデータをストローブ信号STに同期して取り込む複数のデータ入力回路20〜2nがそれぞれ接続されている。同じデータ入出力端子DQi(i=0〜n)に接続されたデータ出力回路1i及びデータ入力回路2iは、本発明におけるI/O回路を構成する。よって、半導体装置は、複数のI/O回路を有する。
さらに、本発明による半導体装置は、ストローブ信号STが供給されるストローブ端子DQSと、データ入出力端子DQ0〜DQn及びストローブ端子DQSとは異なる信号入力端子CAと、これらストローブ端子DQS及び信号入力端子CAに接続された制御回路30を備えている。ストローブ端子DQS及び信号入力端子CAは、半導体装置が有する外部端子である。
制御回路30にはテスト信号TDQSが供給され、これによって制御回路30は第1の動作モード及び第2の動作モードのいずれかで動作する。制御回路30には、リード動作時に信号入力端子CAによって、複数のデータ出力回路10〜1nのいずれか一つを活性に、残りを非活性に制御する出力制御回路31と、ライト動作時にストローブ端子DQSと信号入力端子CAのいずれか一方の端子から供給される信号によって、複数のデータ入力回路20〜2nを制御する選択回路32が含まれている。出力制御回路31は、複数のデータ出力回路10〜1nにそれぞれ対応する複数のインピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQnBを供給する。一方、選択回路32は、複数のデータ入力回路20〜2nにストローブ信号STを共通に供給する。
第1の動作モードは通常動作モード、つまり、ユーザが実際に使用する際に選択される動作モードであり、第2の動作モードはベンダーが使用するテストモードである。第1の動作モードにおいては、図2(a)に示すように、半導体装置2はコントローラ4に接続され、半導体装置2に設けられた各外部端子は、コントローラ4に設けられた各外部端子にそれぞれ個別に接続される。これに対し、第2の動作モードにおいては、図2(b)に示すように、半導体装置2はテスタ6に接続され、半導体装置2に設けられた複数の外部端子のうち、複数のデータ入出力端子DQ0〜DQn及びストローブ端子DQSは、テスタ6に設けられたプローブ6aによって電気的に共通接続される。一方、信号入力端子CAについては、テスタ6に設けられた異なるプローブ6bに接続される。図2(b)に示すように、プローブ6aはテスタ6内の一つの判定回路6cに接続されている。このことは、複数のデータ入出力端子DQ0〜DQn及びストローブ端子DQSが一つの判定回路6cに割り当てられることを意味し、1つの判定回路によって複数の端子から入出力する実際のテストデータを使用してテストが可能であること意味する。
第1の動作モードが選択されている場合、そのリード動作時においては、出力制御回路31の出力である複数のインピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQnBは全て同時に活性化される。これにより、データ出力回路10〜1nの出力が同時にローインピーダンス状態に活性化し、データ入出力端子DQ0〜DQnから複数のリードデータが並列に出力される。
また、第1の動作モードが選択されている場合、そのライト動作時においては、選択回路32はストローブ端子DQSを選択し、テスタ6からストローブ端子DQSに供給される第1の外部信号をストローブ信号STとしてデータ入力回路20〜2nに供給する。これにより、データ入出力端子DQ0〜DQnに並列に供給される複数のライトデータは、第1の外部信号に関連するストローブ信号STに同期してそれぞれ対応する複数のデータ入力回路20〜2nに取り込まれる。
第2の動作モードが選択されている場合、そのリード動作時においては、出力制御回路31の出力である複数のインピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQnBは、信号入力端子CAに供給された信号に基づいていずれか一つが活性化される。これにより、複数のデータ出力回路10〜1nのいずれか一つの出力がローインピーダンス状態に活性化し、残りの全てはハイインピーダンス状態に非活性化する。したがって、複数のデータ入出力端子DQ0〜DQnのいずれか一つから対応するデータ出力回路のリードデータが出力される。図2(b)を用いて説明したとおり、第2の動作モードにおいてはデータ入出力端子DQ0〜DQnがプローブ6aによって電気的に共通に接続されるが、本発明においては、データ出力回路10〜1nのいずれか一つの出力のみをローインピーダンス状態とすることができることから、データの衝突を起こすことはない。信号入力端子CAに供給する信号の情報を変更することにより、複数のデータ入出力端子DQ0〜DQnからそれぞれ対応する複数のリードデータを読み出すことが可能となる。
また、第2の動作モードが選択されている場合、そのライト動作時においては、選択回路32は信号入力端子CAを選択し、テスタ6からプローブ6bを介して信号入力端子CAに供給される第2の外部信号をストローブ信号STとしてデータ入力回路20〜2nに供給する。これにより、データ入出力端子DQ0〜DQnに並列に供給される一つのライトデータは、第2の外部信号に関連するストローブ信号STに同期して複数のデータ入力回路20〜2nに共通に取り込まれる。図2(b)を用いて説明したとおり、第2の動作モードにおいては複数のデータ入出力端子DQ0〜DQn及びとストローブ端子DQSがプローブ6aによって共通に接続されるが、本発明においては、別の信号入力端子CAから供給される第2の外部信号をストローブ信号STとして供給することができることから、テストモードにおいてもライトデータの入力タイミングを外部から制御することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図3は、本発明の好ましい実施形態による半導体装置100の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態による半導体装置100は、外部端子として複数のコマンドアドレス端子CA0〜CAm、複数のデータ入出力端子DQ0〜DQ7及びストローブ端子DQSを備えている。その他、電源端子なども備えられているが、本発明の主旨とは直接関係しないため、その他の外部端子については図示を省略する。
コマンドアドレス端子CA0〜CAmは、コマンド信号及びアドレス信号を外部から入力するための信号入力端子であり、外部から供給されたコマンド信号及びアドレス信号は、アクセス制御回路110に供給される。アクセス制御回路110は、メモリセルアレイ120に対するアクセスを行う回路であり、供給されたコマンド信号がリード動作を示している場合には、供給されたアドレス信号により指定される複数のメモリセルから複数のリードデータを読み出す。メモリセルアレイ120から読み出された複数のリードデータは、データアンプ130によってそれぞれ増幅された後、入出力回路140を介してデータ入出力端子DQ0〜DQnから外部に出力される。一方、供給されたコマンド信号がライト動作を示している場合には、アクセス制御回路110は、供給されたアドレス信号により指定される複数のメモリセルに複数のライトデータを書き込む。複数のライトデータは、外部からデータ入出力端子DQ0〜DQnにそれぞれ供給され、入出力回路140及びデータアンプ130を介してメモリセルアレイ120に供給される。
ここで、半導体装置100が通常動作モードで動作している場合、そのリード動作時においては複数のリードデータが入出力端子DQ0〜DQnから並列に出力され、ライト動作時においては入出力端子DQ0〜DQnに並列に供給される複数のライトデータがストローブ端子DQSに供給されるストローブ信号に同期して入出力回路140に取り込まれる。通常動作モードとは、上述した第1の動作モードに相当する。
これに対し、半導体装置100がテストモードで動作している場合、そのリード動作時においてはアクセス制御回路110が生成するインピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQ7Bに基づき、入出力端子DQ0〜DQ7のいずれか一つから対応するリードデータが出力され、ライト動作時においては入出力端子DQ0〜DQ7に共通に供給される一つのライトデータが、コマンドアドレス端子CA9に供給されるストローブ信号TCA9に同期して入出力回路140に取り込まれる。テストモードとは、上述した第2の動作モードに相当する。
半導体装置100のモード選択は、アクセス制御回路110に含まれるモードレジスタ111に対する設定によって行うことができる。モードレジスタ111への設定は、コマンドアドレス端子CA0〜CAmを介して所定のコードを外部から入力することにより行われる。モードレジスタ111は、所定のコードに対応してテスト信号TDQSを出力する。
以下、本実施形態による半導体装置100に関し、リード動作に関連する回路及びライト動作に関連する回路についてこの順に説明する。
図4は、リード動作に関連する回路を示すブロック図である。
図4に示すように、アクセス制御回路110には、リード動作に関連する回路ブロックとして、レシーバ回路112、ラッチ回路113及びデコーダ回路114が含まれている。レシーバ回路112は、コマンドアドレス端子CA8,CA9に入力される信号を受け付ける信号入力回路であり、その出力はラッチ回路113に供給される。ラッチ回路113は、3つのラッチ回路113a〜113cからなり、それぞれ内部クロックPCLKR又はPCLKFに同期して対応する信号をラッチする。具体的には、ラッチ回路113aは内部クロックPCLKRに同期してコマンドアドレス端子CA9に入力された信号をラッチし、これを信号CA9RFとして出力する。また、ラッチ回路113bは内部クロックPCLKFに同期してコマンドアドレス端子CA8に入力された信号をラッチし、これを信号CA8Fとして出力する。ラッチ回路113cは内部クロックPCLKFに同期してコマンドアドレス端子CA9に入力された信号をラッチし、これを信号CA9Fとして出力する。ここで、内部クロックPCLKRと内部クロックPCLKFとは互いに相補の信号であり、したがって、そのアクティブエッジは1/2クロックサイクルずれている。尚、ラッチ回路113がそれぞれ内部クロックPCLKR又はPCLKFに同期して対応する信号をラッチするタイミングは、外部から半導体装置100へアクティブコマンドを発行した後の所定のレイテンシで決定される。図3に示すモードレジスタ111の出力には、テストモードがリードモード及びライトモードのいずれであるかの付加ビットを含む。アクティブコマンドは、図2が示すメモリセルアレイ120が有する複数のワード線を選択、活性化するコマンドである。複数のワード線は、アクティブコマンドに付随して外部から入力されるアドレスによって選択される。その後のリードコマンドまたはライトコマンドは、選択されたワード線に関連する複数のメモリセルを選択するコマンドである。選択される複数のメモリセルの数は、本発明においては後述するように64ビットである。
このようにして生成される信号CA9RF,CA8F,CA9Fの3ビットの情報は、デコーダ回路114に供給される。デコーダ回路114は、テスト信号TDQSが活性化している場合且つ付加ビットがリードモードを示す場合にはこれら3ビットの信号CA9RF,CA8F,CA9Fをデコードすることにより、8ビットのインピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQ7Bのいずれか1ビットを活性化させる。これに対し、テスト信号TDQSが活性化していない場合には、デコーダ回路114は8ビットのインピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQ7Bを全て活性化させる。ラッチ回路113及びデコーダ回路114は、図1に示す出力制御回路31に相当する。テスト信号TDQSは、図3に示すモードレジスタ111の出力に相当する。
図4に示すように、インピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQnBは入出力回路140に供給される。入出力回路140には、インピーダンス制御回路150〜157と出力バッファ160〜167が含まれている。インピーダンス制御回路150〜157及び出力バッファ160〜167は、それぞれデータ入出力端子DQ0〜DQ7にリードデータを出力するための回路であり、図1に示したデータ出力回路10〜1nに対応する。
インピーダンス制御回路150〜157は、それぞれ対応するインピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQ7Bによって活性化される。具体的には、対応するインピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQ7Bがローレベルであれば、インピーダンス制御回路150〜157は対応する出力バッファの出力をローインピーダンス状態とし、これにより、対応するデータ入出力端子DQ0〜DQ7をデータアンプ130が示すデータに関連したハイレベル又はローレベルに駆動する。これに対し、対応するインピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQ7Bがハイレベルであれば、インピーダンス制御回路150〜157は対応する出力バッファの出力をハイインピーダンス状態とし、これにより、対応するデータ入出力端子DQ0〜DQ7をハイインピーダンス状態とする。
インピーダンス制御回路150〜157には、それぞれ対応するデータアンプ130からバッファ回路131を介してリードデータが供給される。本実施形態による半導体装置100は、一例としてDDR(Double Data Rate)3型のDRAMであり、1回のメモリセルアレイ120へのリードアクセスでデータアンプ130から1DQ当たり8ビットのリードデータが同時に出力される。本実施形態では、データ入出力端子の数が8個であることから、データアンプ130から合計64ビットのリードデータが同時に出力される。したがって、通常動作モードにおいては、8つのデータ入出力端子DQ0〜DQ7からそれぞれ8ビットのリードデータがバースト出力され、テストモードにおいては、8つのデータ入出力端子DQ0〜DQ7のいずれか一つから対応する8ビットのリードデータがバースト出力される。
図5は、テストモード時におけるリード動作を説明するためのタイミング図である。
図5に示すように、テストモード時においてはテスト信号TDQSがハイレベルに活性化する。この状態で、外部から半導体装置100へアクティブコマンド(不図示)を発行する。その後、外部から半導体装置100へリードコマンドを発行する前に所定のレイテンシでコマンドアドレス端子CA8,CA9に選択信号を供給する。既に説明したとおり、コマンドアドレス端子CA8に供給される信号は内部クロックPCLKFに同期してラッチされ、コマンドアドレス端子CA9に供給される信号は内部クロックPCLKR及びPCLKFに同期してラッチされる。これにより3ビットのバイナリ信号CA9RF,CA8F,CA9Fの論理レベルが確定すると、デコーダ回路114はこれをデコードすることによって、8ビットのインピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQ7Bのいずれか1ビットをローレベルに活性化させる。図5に示す例では、インピーダンス制御信号TDQ0Bがローレベルに活性化している。他のインピーダンス制御信号TDQ1B〜TDQ7Bは全てハイレベルである。
この状態で外部から半導体装置100へリードコマンドを発行し半導体装置100にリード動作を行わせると、データ入出力端子DQ0のみから対応する複数のリードデータがバースト出力され、他のデータ入出力端子DQ1〜DQ7はハイインピーダンス状態となる。
テストモード時においては、図2(b)を用いて説明したように、複数のデータ入出力端子が、半導体装置の外において同じプローブ6aによって電気的に共通接続される。このため、各データ入出力端子DQ0〜DQ7から個別のリードデータを出力すると、データの衝突が生じてしまう。しかしながら、本実施形態では、テストモード時においてデータ入出力端子DQ0〜DQ7のいずれか一つのみを使用し、残りを全てハイインピーダンス状態としていることから、データの衝突が生じることなくプローブ6aにリードデータを出力することが可能となる。
しかも、プローブ6aに出力されるリードデータは、圧縮テストの結果として得られる圧縮データではなく、データアンプ130から各出力バッファ160〜167及び各データ入出力端子DQ0〜DQ7を介して出力された実データそのものである。したがって、非圧縮の実データを半導体装置100の外部で直接モニタすることが可能となる。この一連の動作を、リードコマンドを発行する前のコマンドアドレス端子CA8,CA9に関連する選択信号の情報を変更して半導体装置100へ供給し、リードコマンドを発行することによって、データ入出力端子DQ0〜DQ7にそれぞれ関する非圧縮の実データを、半導体装置100の外部で直接モニタすることが可能となる。
図6は、ライト動作に関連する回路を示すブロック図である。
図6に示すように、アクセス制御回路110には、ライト動作に関連する回路ブロックとして、上述したレシーバ回路112及びANDゲート回路115が含まれている。レシーバ回路112は、コマンドアドレス端子CA9に供給される信号を受け付ける回路であり、その出力はANDゲート回路115の一方の入力ノードに供給される。ANDゲート回路115の他方の入力ノードには、テスト信号TDQSが供給される。これにより、テスト信号TDQSがハイレベルに活性化している場合且つ付加ビットがライトモードを示す場合には、コマンドアドレス端子CA9に供給される信号がバッファ回路116を介してストローブ信号TCA9として出力される。尚、ストローブ信号TCA9の論理の遷移は、テストモード時におけるライト動作の期間中、コマンドアドレス端子CA9に供給される信号の論理の遷移に連動する。これに対し、テスト信号TDQSがローレベルに非活性化している場合には、ストローブ信号TCA9は常時ローレベルとなる。
図6に示すように、ストローブ信号TCA9は入出力回路140に供給される。入出力回路140には、レシーバ回路170,180と、データラッチ回路190とが備えられている。レシーバ回路170は、データ入出力端子DQ0に接続された回路である。他のデータ入出力端子DQ1〜DQ7にもそれぞれ同様なレシーバ回路が接続されているが、図6においてはデータ入出力端子DQ0に接続されたレシーバ回路170のみを図示している。レシーバ回路180はストローブ端子DQSに接続されており、本発明におけるDQS回路を構成する。一つのDQS回路が、少なくとも複数のデータ入出力端子DQ0〜DQ7に関連する。レシーバ回路170の出力であるライトデータDQ0Tはバッファ回路171に供給され、バッファ回路171の出力であるライトデータDQ0Pがデータラッチ回路190の入力ノードDに供給される。
データラッチ回路190は、入力ノードDに供給されたライトデータDQ0Pを、クロックノードCKに同期してラッチする回路である。レシーバ回路170及びデータラッチ回路190は、図1に示したデータ入力回路20に相当する。データラッチ回路190のクロックノードCKには、ストローブ信号STが供給される。したがって、ライトデータDQ0Pは、ストローブ信号STに同期してラッチされることになる。
ストローブ信号STは、選択回路200より供給される。選択回路200は、ストローブ信号TCA9及びストローブ信号DQS0Pのいずれか一方を出力する回路であり、その選択はテスト信号TDQSに基づいて定められる。具体的には、テスト信号TDQSがハイレベルに活性化している場合にはストローブ信号TCA9を選択し、テスト信号TDQSがローレベルに非活性化している場合にはストローブ信号DQS0Pを選択する。
ストローブ信号DQS0Pは、ストローブ端子DQSに外部から供給され、レシーバ回路180によって受け付けられたストローブ信号DQS0Tが、バッファ回路181によってバッファリングされた信号である。したがって、通常動作モードにおいては、ストローブ端子DQSに供給されるストローブ信号に同期してライトデータがデータラッチ回路190に取り込まれ、テストモードにおいては、コマンドアドレス端子CA9に供給されるストローブ信号に同期してライトデータがデータラッチ回路190に取り込まれることになる。データラッチ回路190に取り込まれたライトデータDQ0_INTは、図3に示したデータアンプ130に供給される。
図7は、テストモード時におけるライト動作を説明するためのタイミング図である。
図7に示すように、テストモード時においてはテスト信号TDQSがハイレベルに活性化する。この状態で、コマンドアドレス端子CA9に供給する信号をクロッキングさせると、これが図6に示したデータラッチ回路190のクロックノードCKに供給される。つまり、コマンドアドレス端子CA9に供給する信号がテストモード時における外部から供給されるライトデータを取り込むストローブ信号となる。
テストモード時においては、図2(b)を用いて説明したように、複数のデータ入出力端子とストローブ端子が、半導体装置の外において同じプローブ6aによって電気的に共通接続される。これにより、図7に示すようにライトデータを取り込むべきストローブ端子DQSにもライトデータが供給されてしまい、ストローブ端子DQSからライトデータを取り込むべきストローブ信号を入力することはできない。しかしながら、本実施形態では、テストモード時においてライトデータを取り込むべきストローブ信号を、プローブ6aと異なるプローブ6bに関連する別の外部端子であるコマンドアドレス端子CA9から供給が可能であることから、データラッチ回路190のクロックノードCKにストローブ信号を正しく供給することが可能となる。
しかも、メモリセルアレイ120が有するデータ入出力端子DQ0〜DQ7にそれぞれ対応する複数のメモリセルに供給されるライトデータは、特定のデータ入出力端子からのみ供給された圧縮データではなく、すべてのデータ入出力端子DQ0〜DQ7からそれぞれ対応する各入出力回路140(詳しくは、各レシーバ回路170及び各データラッチ回路190)を介して供給された実データそのものである。したがって、非圧縮の実データを半導体装置100が有するメモリセルアレイ120へ供給することが可能となる。
図8は、テスタを用いた半導体装置の動作試験の流れを説明するためのフローチャートである。
動作試験においては、まず電気的に互いに共通接続された複数の第1の試験プローブをそれぞれデータ入出力端子DQ0〜DQ7及びストローブ端子DQSに接続し、第2の試験プローブをコマンドアドレス端子CA0〜CAm信号入力端子に接続する(ステップS1)。ここで、第1の試験プローブとは、図2(b)に示したプローブ6aに相当し、第2の試験プローブとは、図2(b)に示したプローブ6bに相当する。
次に、第2の試験プローブを介してモードレジスタ111に対する設定を行い、テストモード及びライトモードにエントリする(ステップS2)。
次に、第1の試験プローブを介してデータ入出力端子DQ0〜DQ7にライトデータを入力するとともに、第2の試験プローブを介してコマンドアドレス端子CA9にストローブ信号を入力する(ステップS3)。これにより、ストローブ信号に同期して、データ入出力端子DQ0〜DQ7に共通な一つのライトデータが、データ入出力端子DQ0〜DQ7にそれぞれ接続されたデータラッチ回路190に取り込まれる。複数のデータラッチ回路190にそれぞれ取り込まれた共通なライトデータは、メモリセルアレイ120内のアドレス信号により指定される複数のメモリセルにそれぞれ書き込まれる。かかる動作は、図6及び図7を用いて説明したとおりである。尚、ステップS2とステップS3との間には、不図示のアクティブコマンドが供給される。更に、一つのワード線(ロウアドレス)に関連する全てのカラムアドレスにライトデータを書き込む場合、ステップS3を繰り返す。更に、メモリセルアレイ120が有する複数のワード線にライトデータを書き込む場合、不図示のアクティブコマンドとステップS3のセットを複数セット回繰り返す。周知のプリチャージコマンドは省略している。
次に、第2の試験プローブを介してモードレジスタ111に対する設定を行い、テストモード及びリードモードにエントリする(ステップS4)。その後、第2の試験プローブを介してコマンドアドレス端子CA8,CA9に選択信号を入力することにより、インピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQ7Bのいずれか一つを活性化させ、これにより、インピーダンス制御回路150〜157のいずれか一つを選択する(ステップS5)。この状態でリードコマンドを発行すると、データ入出力端子DQ0〜DQ7のいずれから対応するリードデータが出力され、これが第1の試験プローブを介してテスタに供給される(ステップS6)。すべてのデータ入出力端子DQ0〜DQ7からリードデータを読み出す場合、選択信号を変更するステップS5とステップS6のセットを複数セット回繰り返す。かかる動作は、図4及び図5を用いて説明したとおりである。尚、ステップS4とステップS5との間には、不図示のアクティブコマンドが供給される。更に、一つのワード線(ロウアドレス)に関連する全てのカラムアドレスからリードデータを読み出す場合、複数セット回のステップS5とステップS6を複数グループ回繰り返す。更に、メモリセルアレイ120が有する複数のワード線からリードデータを読み出す場合、不図示のアクティブコマンドと複数グループ回のステップS5とステップS6を複数回繰り返す。周知のプリチャージコマンドは省略している。
上述したステップS5,S6は、インピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQ7Bを切り替えることによって全てのデータ入出力端子DQ0〜DQ7に対して行われる。つまり、同じアドレスを指定したリード動作を8回繰り返し、それぞれ異なるインピーダンス制御信号TDQ0B〜TDQ7Bを活性化させることにより、リードデータの出力をデータ入出力端子DQ0〜DQ7から順次行う。これにより、圧縮データではなく、データアンプ130から出力された実データ(64ビット)そのものをモニタすることが可能となる。
特に限定されるものではないが、上記の各工程は複数の半導体装置が切り出される前のウェハ状態で行うことが好ましい。ウェハ状態で行われる動作試験においては、多数のチップを並列にテストすることが重要であり、そのためには、図2(b)に示したように複数のデータ入出力端子が共通接続されることがある。このような状況においても、圧縮データではなく実データをモニタする必要がある場合、本発明の適用が好適となる。
図9は、変形例による半導体装置300とテスタ400との接続関係を示す模式図である。
図9に示す例では、半導体装置300に32個のデータ入出力端子DQ0〜DQ31と、8つのストローブ端子DQS0_c〜DQS3_c及びDQS0_t〜DQS3_tが設けられている。32個のデータ入出力端子DQ0〜DQ31は4つのグループに分かれている。第1のグループDQ0〜DQ7はストローブ端子DQS0_c,DQS2_cに割り当てられ、第2のグループDQ8〜DQ15はストローブ端子DQS1_c,DQS3_cに割り当てられ、第3のグループDQ16〜DQ23はストローブ端子DQS0_t,DQS2_tに割り当てられ、第4のグループDQ24〜DQ31はストローブ端子DQS1_t,DQS3_tに割り当てられている。対を成す2つのストローブ端子には、相補のストローブ信号が供給される。
このような構成を有する半導体装置300に対しては、図2(b)に示したプローブ6aに相当する4つのプローブ401〜404が用いられる。図9に示すように、プローブ401は第1のグループに属する8つのデータ入出力端子及び2つのストローブ端子に共通接続され、プローブ402は第2のグループに属する8つのデータ入出力端子及び2つのストローブ端子に共通接続され、プローブ403は第3のグループに属する8つのデータ入出力端子及び2つのストローブ端子に共通接続され、プローブ404は第4のグループに属する8つのデータ入出力端子及び2つのストローブ端子に共通接続される。各プローブ401〜404は、テスタ400内のそれぞれ異なる入出力回路411〜414に接続されている。
テストモードにおけるライト動作(図8のステップS3)を行う場合、プローブ401〜404からそれぞれライトデータを供給するとともに、図示しない別のプローブを用いてコマンドアドレス端子CA9からストローブ信号を供給する。コマンドアドレス端子CA9を介して半導体装置300に供給された信号から生成されたストローブ信号は、半導体装置300の内部で相補の信号とされ、通常動作モードにおいて供給される本来のストローブ信号を代替する。
そして、テストモードにおけるリード動作(図8のステップS4,S5)を行う場合、ローインピーダンスとすべきデータ入出力端子をグループごとにそれぞれ1つ選択し、この状態でリードコマンドを発行する。これにより各プローブ401〜404にはそれぞれ選択されたデータ入出力端子からリードデータが出力され、テスタ400に供給される。かかる動作を、ローインピーダンスとするデータ入出力端子を切り替えることよって繰り返し行えば、全てのライトデータを実データのままテスタ400に取り込むことができる。
このように、半導体装置のデータ入出力端子に共通接続するプローブは1個である必要はなく、図9に示す例のようにグループごとにプローブを設けても構わない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、図3に示すモードレジスタ111は、テストモードがリードモードであるテスト信号TDQSRと、テストモードがライトモードであるテスト信号TDQSWを出力してもよい。図4が示すデコーダ回路114には、テスト信号TDQSRが供給される。図6が示すANDゲート回路115及び選択回路200には、テスト信号TDQSWが供給される。
半導体装置100のモード選択は、アクセス制御回路110に含まれるモードレジスタ111に対する設定によって行うことができる。モードレジスタ111への設定は、コマンドアドレス端子CA0〜CAmを介して第1のコードを外部から入力することによりテスト信号TDQSRが設定され、第2のコードを外部から入力することによりテスト信号TDQSWが設定される。
本願の技術思想は、例えば、メモリとしての半導体装置及びその試験機能に限られず、多数のデータ端子を有する半導体装置及びその試験機能に適用できる。更に、図面で開示した各回路ブロック内の回路形式、その他の制御信号を生成する回路は、実施例が開示する回路形式限られない。
本発明の半導体装置の技術思想は、様々な半導体装置に適用することができる。例えば、CPU(Central Processing Unit)、MCU(Micro Control Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ASSP(Application Specific Standard Circuit)、メモリ(Memory)等の半導体装置全般に、本発明を適用することができる。このような本発明が適用された半導体装置の製品形態としては、例えば、SOC(システムオンチップ)、MCP(マルチチップパッケージ)やPOP(パッケージオンパッケージ)などが挙げられる。これらの任意の製品形態、パッケージ形態を有する半導体装置に対して本発明を適用することができる。
また、トランジスタとして電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor; FET)を用いる場合、MOS(Metal Oxide Semiconductor)以外にもMIS(Metal-Insulator Semiconductor)、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なFETに適用できる。更に、装置内に一部のバイポーラ型トランジスタを有しても良い。
また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
2 半導体装置
4 コントローラ
6 テスタ
6a,6b プローブ
6c 判定回路
10〜1n データ出力回路
20〜2n データ入力回路
30 制御回路
31 出力制御回路
32 選択回路
100 半導体装置
110 アクセス制御回路
111 モードレジスタ
112 レシーバ回路
113 ラッチ回路
114 デコーダ回路
115 ANDゲート回路
116 バッファ回路
120 メモリセルアレイ
130 データアンプ
131 バッファ回路
140 入出力回路
150〜157 インピーダンス制御回路
160〜167 出力バッファ
170,180 レシーバ回路
171,181 バッファ回路
190 データラッチ回路
200 選択回路
300 半導体装置
400 テスタ
401〜404 プローブ
411〜414 入出力回路
CA0〜CAm コマンドアドレス端子
DQ0〜DQ31 データ入出力端子
DQS ストローブ端子
TDQ0B〜TDQ7B インピーダンス制御信号
TDQS テスト信号

Claims (15)

  1. それぞれが、外部へのリードデータの出力及び外部からのライトデータの入力を行う複数のデータ入出力端子と、
    前記複数のデータ入出力端子にそれぞれ対応する複数の前記リードデータを出力する複数のデータ出力回路と、
    前記複数のデータ入出力端子に外部からそれぞれ供給される複数の前記ライトデータをストローブ信号に同期して取り込む複数のデータ入力回路と、
    外部から前記ストローブ信号が供給されるストローブ端子と、
    前記複数のデータ入出力端子及び前記ストローブ端子とは異なり、信号が外部から供給される信号入力端子と、
    制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、
    第1の動作モードにおいては、前記複数のデータ出力回路を同時に活性化させることによって前記複数のデータ入出力端子から前記複数のリードデータを並列に出力させ、或いは、前記複数のデータ入力回路を同時に活性化させることによって前記ストローブ信号に同期して前記複数のライトデータを前記複数のデータ入力回路に並列に取り込ませ、
    第2の動作モードにおいては、前記信号入力端子に供給される信号に基づいて前記複数のデータ入出力端子のいずれか一つから対応する前記複数のリードデータの一つを出力させ、或いは、前記ストローブ信号に代えて前記信号入力端子に供給される信号に同期して前記複数のライトデータをそれぞれ対応する前記複数のデータ入力回路に並列に取り込ませる、ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記制御回路は、前記ストローブ端子に接続されたDQS回路の出力及び前記信号入力端子に接続された信号入力回路の出力のいずれか一方を選択し、前記複数のデータ入力回路へ供給する選択回路を含み、
    前記選択回路は、前記第1の動作モードにおいては前記DQS回路の出力を選択し、前記第2の動作モードにおいては前記信号入力回路の出力を選択する、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記制御回路は、前記信号入力端子に接続された前記信号入力回路を介して入力されるバイナリ信号をデコードするデコーダを含み、
    前記制御回路は、前記第2の動作モードにおいて、前記デコーダの出力に応じて前記複数のデータ出力回路のいずれか一つを選択する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記制御回路は、前記第2の動作モードにおいて、前記信号入力端子に供給される信号に基づいて前記複数のデータ出力回路のいずれか一つの出力をローインピーダンス状態とし、前記複数のデータ出力回路の残りの全ての出力をハイインピーダンス状態とする、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記制御回路は、前記第1の動作モードにおいては、前記複数のデータ出力回路の出力を全てローインピーダンス状態とする、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記第1の動作モードにおいては、前記信号入力端子にはアドレス信号又はコマンド信号が供給される、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記第2の動作モードにおいては、試験プローブによって前記複数のデータ入出力端子及び前記ストローブ端子が電気的に共通に接続される、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. テスタが、電気的に共通に接続された複数の第1の試験プローブをそれぞれ複数のデータ入出力端子及び前記複数のデータ入出力端子にそれぞれ入出力する複数のデータのタイミングを規定するストローブ信号を入出力するストローブ端子に接続し、更に、少なくとも一つの第2の試験プローブを少なくとも一つの信号入力端子に接続し、
    前記テスタが、前記少なくとも一つの第2の試験プローブを介して前記少なくとも一つの信号入力端子に少なくとも一つの信号を供給し、
    半導体装置が、
    リードモード時、前記少なくとも一つの信号によって、前記複数のデータ入出力端子のいずれか一つからリードデータを出力し、或いは、
    ライトモード時、前記少なくとも一つの信号に同期して、前記複数のデータ入出力端子に共通に供給されたライトデータを取り込み、
    前記テスタが、
    前記リードモード時に前記リードデータを前記複数の第1の試験プローブから受信し、或いは、前記ライトモード時に前記ライトデータを前記複数のデータ入出力端子に共通に供給する、ことを特徴とする半導体装置の試験方法。
  9. 前記半導体装置が、
    前記リードモード時、前記少なくとも一つの信号によって、前記複数のデータ入出力端子にそれぞれ接続された複数のデータ出力回路のいずれか一つを選択し、残りを非選択にし、
    選択された前記複数のデータ出力回路のいずれか一つから出力されるデータを前記リードデータとして、選択された前記複数のデータ出力回路のいずれか一つにそれぞれ対応する前記複数のデータ入出力端子のいずれか一つ及び前記複数の第1の試験プローブのいずれか一つを介して、前記テスタへ出力する、ことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の試験方法。
  10. 前記半導体装置が、
    前記ライトモード時、前記少なくとも一つの信号によって、前記複数のデータ入出力端子にそれぞれ接続された複数のデータ入力回路に前記ライトデータを取り込む、ことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の試験方法。
  11. 前記テスタが、
    その他の試験プローブを介して前記半導体装置をテストモードへ移行させ、
    リードコマンドを発行して前記半導体装置を前記リードモードとし、或いはライトコマンドを発行して前記半導体装置を前記ライトモードとする、ことを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の半導体装置の試験方法。
  12. テスタが、電気的に共通に接続された複数の第1の試験プローブをそれぞれ複数のデータ入出力端子に接続し、且つ、少なくとも一つの第2の試験プローブを少なくとも一つの信号入力端子に接続し、
    前記テスタが、前記少なくとも一つの第2の試験プローブを介して前記少なくとも一つの信号入力端子に少なくとも一つの選択信号を供給し、
    半導体装置が、前記少なくとも一つの選択信号によって、前記複数のデータ入出力端子にそれぞれ接続された複数のデータ出力回路のいずれか一つを選択し、残りを非選択にし、
    前記テスタが、選択された前記複数のデータ出力回路のいずれか一つから出力されるリードデータを、対応する前記複数のデータ入出力端子のいずれか一つを介して前記複数の第1の試験プローブから受信する、ことを特徴とする半導体装置の試験方法。
  13. 前記複数の第1の試験プローブは、前記複数のデータ入出力端子にそれぞれ入出力する複数のデータを規定するストローブ信号を入出力するストローブ端子にも接続することを含み、
    更に、
    前記テスタが、前記複数の第1の試験プローブを介してそれぞれ前記複数のデータ入出力端子に共通なライトデータを供給するとともに、前記少なくとも一つの第2の試験プローブを介して前記少なくとも一つの信号入力端子にテストストローブ信号を供給する工程と、
    前記半導体装置が、前記テストストローブ信号に同期して、前記複数のデータ入出力端子にそれぞれ接続された複数のデータ入力回路に前記ライトデータを取り込む、ことを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の試験方法。
  14. 前記試験方法を複数の前記半導体装置が形成されたウェハにて実施する、ことを特徴とする請求項12又は13に記載の半導体装置の試験方法。
  15. 前記試験方法を前記複数の半導体装置に対して並列に実施する、ことを特徴とする請求項14に記載の半導体装置の試験方法。
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