JP5013394B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばモバイル向のDDR−SDRAM(Double Data Rate-Synchronous Dynamic Random Access Memory )が接続されるメモリインタフェースコントローラを有するマイクロコントローラ等の半導体集積回路装置に関し、特にリードデータを内部クロックに同期化する同期化回路に適用して有効な技術に関するものである。
本願発明者等においては、特開2005−78547公報において、DDR−SDRAMが接続されるメモリインタフェースコントローラを有するデータプロセッサ等の半導体集積回路において、リードデータをメモリインタフェースコントローラ側の内部クロックに同期化する技術を提案している。この同期化技術では、特許文献1の図1のようにDDR−SDRAMに対するリードサイクルで入力されるデータストローブ信号を用いて内部クロックに対する上記データストローブ信号の到達遅延を判定しておき、メモリから到達したデータストローブ信号の位相をシフトした信号に基づいてリードデータをサンプリングし、サンプリングしたリードデータを上記到達遅延の判定結果に基づいて上記内部クロックに同期化するというものである。また、特許文献1の図11のようにパルスコントロール回路により入出力バッファでの信号遅延を計測して、それを用いて信号DQ,DQSを同期化する。
特開2005−78547公報
前記DDR−SDRAMではDLL(又はPLL)のようなクロック同期化回路を内蔵し、外部クロックと内部クロックとの同期化を行うものである。しかしながら、携帯電話機を代表とするようなモバイル(Mobile) 向の小型電子機器のために、上記DLL又はPLLのようなクロック同期化回路を削除して低消費電力化を図った、いわゆるモバイル仕様のDDR−SDRAMが提案されている。本願発明者においては、上記特許文献1のメモリインタフェースを図16に示すようなマイクロコントーラ(以下、単にMCUという)に搭載し、上記モバイル向のDDR−SDRAM(以下、単にMB−DDR SDRAMという)を接続することを検討した。この検討において、以下のような問題の生じることが判明した。
図16において、MCUの出力側では内部クロックに対してクロック/CK,CKに遅延時間td1が発生し、MB−DDR SDRAMでは上記クロック同期化回路が搭載されていないのでクロック/CK,CKの入力からDQ,DQSの信号出力までに遅延時間td2が発生し、MCUの入力側では上記信号DQ,DQSに対してDQin,DQSinに遅延時間td3が発生する。図17(A)に示すように、MCUではプロセスバラツキ、電源電圧変動及び温度変化等を考慮したワーストケースとベストケースの遅延時間td1+td3には変動幅が存在する。図17(B)に示すように、MB−DDR SDRAMでもプロセスバラツキ、電源電圧変動及び温度変化等を考慮したワーストケースとベストケースの遅延時間td2には変動幅が存在する。そして、MCUの内部クロックからみると、図17(C)に示すように上記(A)と(B)を加えたベストケースとワーストースの遅延時間td1+td2+td3に大きな変動幅が発生してしまう。
図18(A)に示すように、上記遅延時間td1〜td3が小さな場合は、内部クロックckbに同期したタイミング判定ポイントt1〜t5によって、DQSinがロウレベルからハイレベルに変化するポイントが判定ポイントt1とt2の間にあること、ハイレベルからロウレベルへの変化するポイントが判定ポイントt3とT4の間にあることが判定できる。しかしながら、図18(B)に示すように、上記遅延時間td1〜td3が大きくなると、タイミング判定ポイントt1〜t5の判定領域内にDQSinの信号不定期間が含まれてしまう。
この理由は、次の通りである。MCUからMB−DDR SDRAMに対するライトモードでは、MCUがDQSを発生させてライトデータとともにMB−DDR SDRAMに供給する。MCUからMB−DDR SDRAMに対するリードモードでは、MB−DDR SDRAMがDQSを発生させてリードデータとともにMCUに供給する。このようにDQS信号はMCUとMB−DDR SDRAMとの間で双方向に伝えられるものであるので、メモリアクセス開始前ではフローティング(ハイインピーダンスHiZ)状態になっている。
上記リードモードでは、MCUからMB−DDR SDRAMに上記リードモードが伝えられた結果、MB−DDR SDRAMによりDQSがロウレベルにされるので、上記遅延時間td1〜td3の増大に対応して長い時間にわたってDQSがフローティング状態にされる。このため、MCUにおいて最初の判定ポイントt1が上記フローティング状態による信号不定領域となってしまう。例えば、入力回路が不定レベルをハイレベルとしてDQSinを取り込むと、判定回路では既に上記判定ポイントt1でDQSinがハイレベルに変化した後であるという誤った判定を行ってしまう。そこで、判定ポイントt1を遅らせるようにすると、図18(A)に示すように上記遅延時間td1〜td3が小さな場合のDQSinの立ち上りポイントを判定できなくなる。結局、特許文献1の技術では、上記遅延時間td1〜td3の変動幅に対して内部クロックの最小周期が決められてしまうことになるので、クロックの高速化に限界がある。
本発明の目的は、高速化を実現したインタフェース回路を備えた半導体集積回路装置を提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。第1出力回路より外部クロックを外部装置に対して供給し、上記外部クロックに対応して上記外部装置で形成されたデータストローブ信号を第1入力回路で入力し、その信号変化タイミングに同期して形成されたデータを第2入力回路で入力する。上記第1入力回路を通して入力されたデータストローブ信号を受けて所定の判定領域内での内部クロックに対する到達遅延時間を第2遅延時間判定回路で判定し、その判定結果に基づいて上記データストローブ信号を用いてサンプリンされた上記第2入力回路を通して入力されたデータを上記内部クロックに同期化する。上記第1出力回路及び上記第1、第2入力回路のいずれかとの信号遅延時間がそれぞれ同等に設定されたダミー入力・出力回路と、上記ダミー入力・出力回路にテストクロックを供給するパルスコントロール回路と、上記ダミー入力・出力回路を通したテストクロックを受けて信号遅延時間を判定する第1遅延時間判定回路とを設け、上記第2遅延時間判定回路の上記判定領域を上記第1遅延時間判定回路の判定結果に基づいて時間的に変化させる。
本願において開示される発明のうち他の代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。半導体集積回路装置は、インタフェース回路、データ処理回路及びクロック発生回路を備える。上記クロック発生回路は、内部クロックと外部クロックとを発生する。上記インタフェース回路として、以下の回路が設けられる。第1出力回路は、上記外部クロックを第1外部端子を通して外部装置に対して供給する。第2出力回路は、上記データ処理回路で形成された制御信号を第2外部端子を通して上記外部装置に対して供給する。第3出力回路は、上記外部クロックに対応された第1データストローブ信号を第3外部端子を通して上記外部装置に供給する。第4出力回路は、上記第1データストローブ信号の信号変化タイミングに同期したデータを第4外部端子を通して上記外部装置に供給する。第1入力回路は、上記外部装置において上記外部クロックに対応された第2データストローブ信号が上記第3外部端子を介して入力される。第2入力回路は、上記外部装置において上記第2データストローブ信号の信号変化タイミングに同期したデータが上記第4外部端子を介して入力される。遅延時間判定回路は、上記第1入力回路を通して入力された第2データストローブ信号を受けて上記内部クロックに対する到達遅延時間を判定する。サンプリング回路は、上記第1入力回路を通して入力された第2データストローブ信号の位相を望ましくは90°シフトしたタイミング信号により上記第2入力回路を通して入力されたデータをサンプリングする。同期化回路は、上記サンプリングされたデータを上記遅延時間判定回路の判定結果に基づいて上記内部クロックに同期化する。そして、上記第3出力回路と上記第4出力回路は、出力制御信号が一方のレベルのときに出力動作を行い、上記出力制御信号が他方のレベルのときに出力ハイインピーダンス状態にされるトライステート出力回路である。上記第3出力回路には、上記出力制御信号により出力ハイインピーダンス状態のときに、所定信号により上記第3出力外部端子をハイレベル又はロウレベルの固定レベルに設定する回路が設けられ、この期間に上記遅延時間判定回路による判定動作が行われる。
上記第2入力回路を通して入力されたデータをサンプリングする際に、第2データストローブ信号を「90°」シフトしたタイミング信号を用いる理由は、サンプリング回路におけるデータ信号に対するセットアップ/ホールド時間を確保であり、データ信号の周期によらず最も時間的な余裕を確保可能となるのが、第2データストローブ信号を90°シフトした信号をサンプリング周期を決める信号として用いることである。このため、データ信号の周期がより長い場合などでは上記セットアップ/ホールド時間をより多く確保可能となる為、シフト量を90°に限定せずに適宜変更が可能である。
入力・出力回路での遅延時間に対応した判定領域の時間的変化により、等価的に信号遅延の変動幅を小さく抑えて高速化が可能となる。出力ハイインピーダンス状態での不定レベルが遅延判定時に固定レベルとなり、入力・出力回路での遅延時間の変動に影響されないで入力データの同期化を行うことができる。
図1には、この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例のブロック図が示されている。同図では、それによりアクセスされる外部装置としてのメモリ6も合わせて示されている。同図の半導体集積回路装置1は、特に制限されないが、MCU(マイクロコントローラ)を構成し、例えば単結晶シリコンのような1個の半導体基板に相補型MOS集積回路製造技術などによって形成される。
MCU1は、代表的に示されたデータ処理回路としてのCPU(中央処理装置)2、メモリインタフェース回路3、外部メモリコントローラ4及びクロック発生回路5を有する。上記CPU2は命令制御部と演算部を有し、命令制御部は命令フェッチを制御し、フェッチした命令をデコードする。演算部は命令のデコード結果や命令で指定されるオペランドを用いたデータ演算やアドレス演算を行って命令を実行する。メモリインタフェース回路3は別チップで構成された上記メモリ6と直結可能とされる。上記メモリ6は、例えば、前記MB−DDR SDRAMとされる。
メモリインタフェース回路3は、外部メモリコントローラ4に接続される。この外部メモリコントローラ4は、上記MB−DDR SDRAM6をアクセスするためのインタフェース制御を行う。上記MB−DDR SDRAM6は、特に制限されないが、前記説明したような公知のDDR SDRAMからDLLやPLLのようなクロック同期化回路を除いたものである。その詳細は説明しないが、上記MB−DDR SDRAM6は、ロウアドレスストローブ信号(/RAS)、カラムアドレスストローブ信号(/CAS)、ライトイネーブル信号(/WE)など各種制御信号(コマンド)はメモリクロックとしてのクロックCKの立ち上りエッジでラッチされる。入出力データDQは双方向ストローブ信号としてのデータストローブ信号DQSと一緒に転送される。データストローブ信号DQSはリード/ライト動作時にデータ入出力動作の基準クロックとされる。
リード動作時にMB−DDR SDRAM6は、データストローブ信号DQSのエッジ(変化点)とリードデータのエッジを一致させて出力する。ライト動作時にMCU1の外部メモリコントローラ4は、データストローブ信号DQSのエッジをライトデータの中央に位置させてMB−DDR SDRAM6に向けて出力する。図1ではMB−DDR SDRAM6にはクロックCK,/CKの入力端子10,11、データDQの入出力端子12、データストローブ信号DQSの入出力端子13が代表的に示されている。前記クロック発生回路5はCPU2及び外部メモリコントローラ4の動作基準クロックCLKと共に、上記MB−DDR SDRAMの同期制御に用いるクロックであるクロックcka、ckbのような内部クロック生成する。例えばクロックbはクロックaの2倍の周波数を持つ。
前記メモリインタフェース回路3は、外部装置であるMB−DDR SDRAM6を直結するための入力・出力回路と共に、MB−DDR SDRAM6から出力されるデータストローブ信号DQS及びリードデータDQを、内部クロックckbに同期化するための同期化回路を有する。
前記入力・出力回路として、代表的にクロックCK、/CKの出力回路15,16、データDQの入力・出力回路17、データストローブ信号DQSの入力・出力回路18が例示されている。上記MB−DDR SDRAM6への読み出し動作指示(READコマンド)に応じて、出力回路15,16は、クロック出力端子19、20から外部にクロックCK,/CKを出力する。入力・出力回路17は、外部端子21を介してMB−DDR
SDRAM6のデータ端子12に接続される。入力・出力回路18は、外部端子22を介してMB−DDR SDRAM6のデータストローブ端子13に接続される。前記データストローブ信号DQS及びリードデータDQを内部クロックに同期化するための回路として、遅延時間判定回路43、ホールド回路44、位相シフト回路27、サンプリング回路28及び同期化回路45が設けられる。
前記遅延時間判定回路43は、MB−DDR SDRAM6から出力される信号DQS及びDQを、内部クロックに同期化するため、データストローブ信号DQS自体の到達時間を計測する。DQS端子22の入力・出力回路18から、遅延時間判定回路43および位相シフト回路27までの遅延時間(DQSin系)と、DQ端子21の入力・出力回路17からサンプリング回路28までの遅延時間(DQinの系)は、ほぼ同一になる(クロックスキュー(Skew)≒0)ようにされている。遅延時間判定回路43では、内部クロックを基準にして、信号DQSinの到達時刻(遅延時間td1+td2+td3)を計測する。例えば、MB−DDR SDRAM6の動作サイクルを規定するクロックckaよりも速い例えばその2倍周期のクロックckbのライズエッジとフォールエッジの双方を用いて、どのタイミングでDQSがロウレベルからハイレベル(論理0から論理1)1に変化したかを判定することによって、DQSinの到達時刻(遅延時間)を計測する。DQSの変化エッジが連続した場合に、誤ったエッジを認識してしまわないよう、遅延時間の判定のための計測はリードバスサイクルが連続していないときに行うことが望ましい。
遅延時間判定回路43で計測されたDQSの遅延時間は、バスサイクルの切れ目、例えばメモリリフレッシュサイクル期間、メモリライトサイクルの期間に、同期化制御情報CNTsycとしてホールド回路26にセットされる。ホールド回路26にセットされた同期化制御情報CNTsycは、それ以降のメモリリードサイクルで使用される。遅延時間判定回路43による遅延時間計測動作の動作指示は、例えば外部メモリコントローラ4からキャリブレーション開始指示信号30にて与えられる。
位相シフト回路27は、可変遅延回路を用いた可変位相シフト回路とされる。位相シフト回路27は、クロックckbのサイクルを基準に90°位相シフトを行うから、可変遅延回路に対する遅延設定(遅延時間調整)が必要になる。遅延時間調整は、メモリリードサイクルが発生していないとき、例えば、メモリリフレッシュサイクルやメモリライトサイクル時等に行う。例えばその動作指示は外部メモリコントローラ4からキャリブレーション開始指示信号30にて与えられる。90°位相シフトされたデータストローブ信号DQSinはDQS−90と表される。サンプリング回路28は、位相シフト回路27にて90°遅延されたDQSのライズエッジとフォールエッジの両エッジを使って、リードデータDQをサンプリングする。
同期化回路45は、クロックckbの正相及び逆相クロックでラッチ動作を行うフリップフロップの直列段数を相違させた複数経路を有し、その中から一つの経路を同期化制御情報CNTsycで選択するようになっている。これにより、同期化回路45は、遅延時間判定回路43で計測されて、バスサイクルの切れ目で逐次アップデートされ、ホールド回路26に保持された同期化制御情報CNTsycにより、サンプリング回路28でサンプリングされたデータDQ(DQsmp )を、内部クロックckbに同期化する。データDQSsyc は、データDQsap を、遅延時間判定回路27及び41で算出した同期化制御情報CNTsycを保持するホールド回路26の出力に従って、同期化回路45で内部クロック(クロックckb)に同期化されたデータである。
この実施例では、前記のようなMCU1の出力時での遅延時間td1及び前記クロック同期化回路を有さないMB−DDR SDRAM6での遅延時間td2が、上記遅延時間判定回路43で計測したDQSの遅延時間(td1+td2+td3)に含まれることになってしまう。この結果、計測された遅延時間の変動幅が前記図17(C)に示したように大きくなり、結果としてクロック周期を制限してしまう。
この実施例では、上記遅延時間の変動幅を等価的に小さくさせるために、ダミー入力・出力回路23、パルスコントロール回路40、遅延時間判定回路41及びホールド回路42が設けられる。上記ダミー入力・出力回路23は、前記入力・出力回路17や18及び入力回路に関しては前記入力回路15と同等の回路、いわゆるレプリカ回路とされる。上記入力・出力回路23の出力回路の出力端子と入力回路の入力端子とは外部端子24に接続されている。かかる外部端子24には、特に制限されないが、上記MB−DDR SDRAM6の入力容量、若しくは更にMCU1とMB−DDR SDRAM6との間の配線容量に相当する容量を付加した容量と等価なダミー容量DCが接続される。
なお、上記入力・出力回路23や出力回路15,16等の入力回路・出力回路は、図示しないパッド(PAD)を介して夫々の外部端子24,19,20等に接続される。このPADは半導体基板上に形成される所定の大きさを持つ金属領域であり、その大きさに応じた容量を持ち、半導体集積回路装置の外部端子として一部が露出されるリードフレームと金配線によるボンディング等で接続される。
上記パルスコントロール回路40は、上記入力・出力回路23の出力回路の入力にテストパルスRPoutを供給する。上記入力・出力回路23の入力回路を通して伝えられたテストパルスRPinは、上記遅延時間判定回路41に入力される。この遅延時間判定回路41では、上記入力・出力回路23が前記のようにレプリカ回路とされていること、及びダミー容量CDが接続されていることから、MCU1の出力回路と入力回路の遅延時間td1+td3を計測する。この計測結果(td1+td3)をホールド回路32に取り込み、上記遅延時間判定回路43に送り、遅延時間判定回路43では、実質的に遅延時間td2の計測動作を行ようにする。
図2には、この発明に係るメモリインタフェース回路3の動作の一例を説明するための波形図が示されている。図2においてtd1は、タイミングを合わせたクロックCKBout とCKout のクロックポイントの末端から、出力回路15、16を経由して、MB−DDR SDRAM6のCK端子10,11までの遅延時間を示す。この端子10,11におけるクロックCK、/CKのクロスポイントが、データストローブ信号DQS及びデータDQの基準タイミングとなる。MB−DDR SDRAM6ではデータストローブ信号DQSの出力段にDLL回路を内蔵せず、端子10,11におけるクロックCK,/CKに対して遅延時間td2を持って出力するように構成されている。遅延時間td3は、DQS端子22から入力回路18を経由して、遅延時間判定回路43や位相シフト回路27至るまでの遅延時間を表す。これらの遅延時間td1及びtd3は、前記ダミー入力・出力回路での遅延時間td1及びtd3と同等となるようにされている。
図2(A)では、上記遅延時間td1及びtd3とtd2が最も小さなMCU1とMB−DDR SDRAM6のベスト/ベスト組み合わせの例が示されている。かかる組み合わせを基準にして、可変タイミング判定ポイントt1〜t5が設定されている。同図(A)では、判定ポイントt1とt2の間でDQSinがロウレベルからハイレベルに変化したことを検出する。これに対して、図2(B)では、MCU1での遅延時間td1及びtd3がベストで、MB−DDR SDRAM6での遅延時間td2がワーストのベスト/ワーストの組み合わせの例が示されている。この例では、MCU1での遅延時間td1及びtd3がベストの状態であり、前記遅延時間判定回路43での上記可変タイミング判定ポイントt1〜t5はそのままに維持される。したがって、前記遅延時間判定回路43では上記MB−DDR SDRAM6での遅延時間td2に対応して、判定ポイントt3とt4の間でDQSinがロウレベルからハイレベルに変化したことを検出する。
図3には、この発明に係るメモリインタフェース回路3の動作の他の一例を説明するための波形図が示されている。図3(A)では、前記図2(A)と同様に上記遅延時間td1及びtd3とtd2が最も小さなMCU1とMB−DDR SDRAM6のベスト/ベスト組み合わせの例が示されている。これに対して、図3(B)では、MCU1での遅延時間td1及びtd3がワーストで、MB−DDR SDRAM6での遅延時間td2がベストのワースト/ベストの組み合わせの例が示されている。この例では、MCU1での遅延時間td1及びtd3の遅延時間を前記遅延時間判定回路41が判定し、その判定結果に対応して前記遅延時間判定回路43での上記可変タイミング判定ポイントt1〜t5を内部クロックckbの1.5周期(3ポイント)遅らせるように変化(シフト)させる。この結果、ものと判定ポイントt1のままならDQSinの不定レベルを取り込んでしまうという誤動作が回避されて、上記図3(A)と同様に判定ポイントt1とt2の間でDQSinがロウレベルからハイレベルに変化したことを検出する。つまり、図3(B)の例では、上記のようなDQSinの判定誤動作を防止しつつ、前記遅延時間判定回路41での判定時間(1.5周期分)に、上記前記遅延時間判定回路43での判定結果が反映されて同期化動作が行われる。
図4には、この発明に係るメモリインタフェース回路3の動作の更に他の一例を説明するための波形図が示されている。図4(A)では、前記図2(A)と同様に上記遅延時間td1及びtd3とtd2が最も小さなMCU1とMB−DDR SDRAM6のベスト/ベスト組み合わせの例が示されている。これに対して、図4(B)では、MCU1での遅延時間td1及びtd3と、MB−DDR SDRAM6での遅延時間td2がともに図4(A)のベストよりも悪い組み合わせの例が示されている。この例では、MCU1での遅延時間td1及びtd3の遅延時間を前記遅延時間判定回路41が判定し、その判定結果に対応して前記遅延時間判定回路43での上記可変タイミング判定ポイントt1〜t5を内部クロックckbの1.0周期分(2ポイント)遅らせるように変化(シフト)させる。この結果、ものと判定ポイントt1のままならDQSinの不定レベルを取り込んでしまうという誤動作が回避されて、上記遅延時間td2の増大に対応して判定ポイントt3とt4の間でDQSinがロウレベルからハイレベルに変化したことを検出する。つまり、図4(B)の例では、上記のようなDQSinの判定誤動作を防止しつつ、前記遅延時間判定回路41での判定結果(1.0周期分)に、上記前記遅延時間判定回路43での判定結果が反映されて同期化動作が行われる。
図5には、この発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例のブロック図が示されている。この実施例では、ダミー入力・出力回路23に、外部端子24が設けられない。この結果、テストパルスRPinの遅延時間td1’+td3’には、前記外部端子及び外部装置の入力容量に対応したダミー容量CDでの信号遅延分が含まれない。そこで、補正回路46が設けられる。補正回路46は、上記信号遅延分を補正する動作を行う。例えば、図6に示すように、遅延時間判定回路41の計測時間に補正テーブルを用い、あるいは演算を行って補正値を加えて疑似的に前記遅延時間(td1+td3)を形成し、それをホールド回路46に保持させる。他の構成は、前記図1の実施例と同様である。この構成では、外部端子やダミー容量を省略することができる。
図7には、遅延時間判定動作及びその判定結果による同期化制御情報の更新動作度とメモリアクセス動作の代表的な説明図が示される。MB−DDR SDRAM6は、通常のダイナミック型RAMと同様に一定周期毎のメモリリフレッシュが必要となり、それ以外の期間は通常のメモリアクセスが行われる。このメモリアクセスの期間におけるリードアクセス期間に、遅延時間判定回路43でストローブ信号DQSの遅延時間判定(DQS到着タイミング判定)を行い、判定結果によるホールド回路44の保持値更新(制御情報更新)や遅延時間判定回路41を用いた内部遅延計測はメモリアクセスの発生しないメモリリフレッシュの期間、或いはリードサイクルの発生しないライトアクセス期間に行えばよい。
ただし、メモリリフレッシュインターバルに一回もメモリリードアクセスが発生しないことが考えられる。その場合にはホールド回路44が保持する同期化制御情報CNTsycを更新することができない。ホールド回路44が保持する古すぎる同期化制御情報CNTsycを使うことを回避するには、メモリリフレッシュインターバルに一回もメモリリードアクセスが発生しないとき、メモリリフレッシュサイクルを始める直前に、自動的にダミーリードアクセスサイクルを発生させる。これにより、同期化制御情報CNTsycが古くなり過ぎることを回避できる。また、MCUのパワーオン時には内部遅延計測及びダミーリードを実施し、内部状態をクリアするためにメモリリフレッシュが実施される。この間に、上記内部遅延やDQS判定タイミング判定及び制御情報更新が実施される。
図8には、前記図7に示した前記遅延時間判定回路41及び43を用いたタイミング調整動作制御のフロー図が示されている。パワーオンリセットに続けて前記テストパルスを用いて前記遅延時間判定回路41による1)内部遅延計測、2)メモリリード時のDQSタイミング判定のウィンドウ設定が行われる。3)ダミーリードサイクルが発生され遅延時間判定回路43による判定動作が行なわれる。その直後に4)メモリリフレッシュが行なわれる。次に、5)メモリリードアクセスフラグをクリアし、6)上記内部遅延計測、7)メモリリード時のDQSタイミング判定のウィンドウ設定が行われる。
8)メモリアクセス期間スタートを経て、9)メモリリフレッシュ要求の判定が行われる。もしもリフレッシュ要求がなければ、10)メモリリードアクセス要求の判定が行われる。もしもメモリリード要求がなければ、ステップ9)に戻る。メモリリード要求があると、11)メモリリードが行われる。このとき、メモリ応答速度計測が実施される。12)上記メモリリードフラグセットして、上記ステップ9)に戻る。
メモリリフレッシュ要求があると、17)メモリアクセス期間エンドとし、18)上記メモリードフラグ判定して、直前のメモリアクセス期間に1回でもメモリリードがあったかを判定する。もしも、メモリリードがないと19)ダミーリード発生し、メモリ応答速度計測を行う。上記メモリリードがある場合と上記ダミーリードが終了すると、13メモリリフレッシュ(同期化機構タイミング設定)が行われる。この同期化機構タイミング設定は、14)メモリリードフラグがクリアされる。15)内部遅延計測が行われる。16)メモリリード時のDQSタイミング判定ウィンドウ設定されることをいう。このメモリリフレッシュ後に上記ステップ8)メモリアクセス期間スタートに移行する。
この構成では、MB−DDR SDRAM6に対して供給するクロックCKと内部クロックとの位相合わせは行わず、MB−DDR SDRAM6から出力されるデータストローブ信号DQSを用いて遅延時間及び自身の入出力動作での遅延時間を測定し、そこから得られる情報により、MB−DDR SDRAM6から取り込んだデータのタイミング補正を行う。
データストローブ信号DQSの遅延時間の計測は、随時ないしバスサイクルの切れ目で行い、その情報を実際のタイミング調整機構に反映するのは、メモリリフレッシュサイクル等の期間で行うから、データリードの際に出力されたデータストローブ信号の遅延時間の情報そのものをデータのタイミング調整に使用する場合に比べて、遅延時間計測と計測結果の反映タイミングがクリティカルになることを抑制することができる。また、メモリリフレッシュサイクル間で、1回もタイミング計測の元情報になるデータリードサイクルが発生しない場合、メモリリフレッシュサイクル起動時にチェックを行い、ダミーリードサイクルを挿入する。
このように、内部で同期化すべきデータストローブ信号のタイミングDQSそのものを自身の入出力動作での遅延時間を考慮した可変タイミング判定ウィンドウ(可変タイミング判定ポイント)により計測するため、DQSの不定レベルよる誤判定を回避した信頼性の高い情報を使って、内部クロックに同期化することができる。また、可変タイミング判定ウィンドウでDQS信号の判定を行ため、反射等の問題を気にすることなく、MB−DDR SDRAM6の動作タイミングを知ることができる。実際にタイミング調整したい信号DQSそのものを使って、MB−DDR SDRAM6が出力するデータストローブ信号DQSを計測を行ため、余計な誤差が入らず、しかもクリティカルパス等の問題もないため、動作マージンを最大限に取ることができ、動作を安定化させることが容易となる。さらに、タイミング計測が自身の入出力動作での遅延時間を用いることでより正確になるため、汎用DDR SDRAMのようにクロック同期化回路を持たない外部装置に対しても余計な設計マージンを持つ必要がなくなり、より高速のDDRインタフェースの実現が可能となる。
図9には、遅延時間判定動作及びその判定結果による同期化制御情報の更新動作度とメモリアクセス動作の他の代表的な説明図が示される。この実施例は、図7の実施例の変形例であり、メモリリフレッシュ毎に内部遅延測定(遅延時間計測によるDQSタイミング設定ウィンドウタイミング決定)を行のではなく間引きが行われる。つまり、複数のメモリリフレッシュに1回の割合で上記内部遅延測定(遅延時間計測によるDQSタイミング設定ウィンドウタイミング決定)を行ようにするものである。それ故、メモリアクセスのときにリードが1回も無い場合のダミーリードは、その直後のメモリリフレッシュにおいて、上記内部遅延測定が行われることを条件に実施される。
図10には、この発明に用いられる遅延時間判定回路41及び43を用いたタイミング調整動作制御のフロー図が示されている。ステップ1)〜19)は前記図8と同様であり、それに6)内部遅延計測後に7’)内部遅延計測回数カウンタクリアが追加され、同様に15)内部遅延計測後に16’)内部遅延計測回数カウンタクリアが追加される。そして、18)及び19)の後に20)内部遅延計測回数が規定値を超えたかの判定が行われ、もしも規定値を超えたときには13)メモリリフレッシュに移行する。上記規定値を超えないと、21)メモリリフレッシュ(同期化機構タイミング設定)が実施され、この同期化機構タイミング設定として、22)メモリリードフラグクリア、内部遅延計測回数カウンタ+1、24)メモリリード時のDQSタイミング判定ウィンドウ設定が行われて、ステップ8)メモリアクセス期間スタートに移行する。
図11には、この発明に用いられるサンプリング回路28の具体例が示されている。データDQは例えば64ビットとされる。入力はDQin[63:0]とされ、各ビットに対し、90°位相シフトされた信号DQS−90のライズエッジDQS−r90とフォールエッジDQS−f90で別々のフリップフロップ回路FFr、FFfにラッチしてサンプリングするようになっている。DQS-f90は90°位相シフトされた信号DQS−90のフォールエッジ同期パルス、DQS-r90は90°位相シフトされた信号DQS−90のライズエッジ同期パルスである。サンプリング回路28の出力は、ライズエッジで同期化されたデータDQsmp-r[63:0] と、フォールエッジで同期化されたデータDQsmp-f[63:0]として出力される。
図12には、この発明に用いられる同期化回路45の具体例が示されている。同期化回路45はサンプリング回路28から出力されるデータDQsm-r[63:0]、DQsmp-f[63:0]を同期化制御情報CNTsycに従って可変遅延FIFOにて内部クロックckbに同期化している。FFt1はckbの正相クロックのライズエッジでラッチ動作を行うフリップフロップ、FFt2はckbの正相クロックのライズエッジでラッチ動作を行うフリップフロップ、FFb3はckbの逆相クロックのライズエッジでラッチ動作を行うフリップフロップである。SEL1,SEL2,SEL3はセレクタである。セレクタSEL2,SEL3はホールド回路44からの同期化制御情報CNTsycでパスPAS1、PAS2、PAS3を選択可能にされる。セレクタSEL1はライズ/フォールの切り換え制御に同期して交互に入力を選択する。
例えば、ckaのハイレベルとロウレベルによって入力の選択を切り換える。遅延時間判定回路41及び遅延時間判定回路43で判定された遅延時間に照らし、内部クロックに対してデータDQの到達が最も早かった場合は、パスPAS1を選択することで、セレクタSEL2,SEL3からの出力をckbの1サイクル分遅延させて内部ckbに同期化する。もう少し遅かった場合は、パスPAS2を選択し、更にckbの1/2サイクル分遅延させる。もっと遅かった場合、パスPAS3を選択し、余計な遅延を介さない。セレクタSEL2,SEL3の出力はFFt1でckbに同期されてラッチされ、これによってDQsyc はckbに同期化されたデータとして後段に供給される。
図13には、MB−DDR SDRAMに対するライトアクセス時およびリードアクセス時におけるデータDQとデータストローブ信号DQSの関係が示される。ライトアクセス時は、データDQに対して、データストローブ信号DQSの位相を90°遅らせて出力する。これを受けるMB−DDR SDRAM6はデータDQをデータストローブ信号DQSのエッジに同期してサンプリングする。リードアクセス時は、MB−DDR SDRAM6がデータDQとデータストローブ信号DQSを同時に出力する。インタフェース回路3は、前述のようにそれらを受けて、90°位相を遅らせたデータストローブ信号DQS−90で、データDQのサンプリングを行う。
図14には、遅延時間判定回路43の一例が示されている。遅延時間判定回路43はフリップフロップの直列回路32とその出力から遅延時間を判定して2ビットの同期化制御情報CNTsycを出力する論理回路33によって構成される。フリップフロップの直列回路32はフリップフロップFFa,FFb,FFc,FFdの4段直列回路と、フリップフロップFFe,FFf,FFg,FFhの4段直列回路を有する。フリップフロップFFa,FFbはckbの逆相クロック(ckb逆相)のライズエッジでラッチ動作を行い、フリップフロップFFc〜FFhはckbの正相クロック(ckb)のライズエッジでラッチ動作を行う。
論理回路33はFFc、FFd、FFf、FFg、FFhの出力を入力して、取り込んだデータDQSinが、ckbに対してどのタイミングで1に変化したかを判定し、その結果を2ビットの同期化制御情報CNTsycとしてホールド回路26に出力する。遅延時間判定回路41も同様に取り込んだデータrpinが、ckbに対してどのタイミングで1に変化したかを判定する。これらのフリップフロップ回路の段数は、クロックckbの周期と遅延時間td1+td3及びtd2の関係で選ばれる。
図15には、この発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例のブロック図が示されている。この実施例では、ダミー入力・出力回路23は半導体基板上のパッド(PAD)24’に接続される。パッド24’にはパッド自体の寄生容量Cpがあるため、同図には模擬的にパッド24’に容量Cpが接続されている。この容量Cpは半導体基板上に形成される容量を含むものであっても良い。パッド24’の寄生容量及び半導体基板上に形成される容量は、外部に接続される容量DCと比較して少ない容量しか形成できないことも考えられる。その場合、遅延時間td1’+td3’に対して前記図5の実施例で説明したような補正値による補正により前記遅延時間(td1+td3)を形成すればよい。
図19には、この発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例のブロック図が示されている。この実施例では、前記図1、図5及び図15のようなダミー入力・出力回路23が省略される。これに対応して、パルスコントロール40、遅延時間判定回路41及び補正回路46やホールド回路42も省略される。これに代えて、データストローブ信号DQSの入力・出力回路18に、プルアップ回路が付加される。つまり、外部端子22と電源電圧との間に、抵抗R1とPチャネルMOSFETQ1が直列形態に設けられる。上記MOSFETQ1のゲートには、外部メモリコントローラ4で形成されたプルアップ制御信号DQSpuが供給される。また、同図においては、前記図1、図5及び図15では省略されているアドレスADD、コマンドCOM等を出力する出力回路50及びその外部端子51も示されている。
図20には、前記図19のメモリインタフェース回路3の動作の一例を説明するための波形図が示されている。電源投入直後には、トレーニング期間が設けられる。外部メモリコントローラ4は、このトレーニング期間に入るとプルアップ制御信号DQSpuをロウレベルにする。これにより、上記MOSFETQ1がオン状態となり、外部端子22をハイレベルにプルアップする。つまり、信号DSQは、ハイインピーダンスHiZでの不定レベルから上記プルアップによるハイレベルに固定される。このトレーニング期間にダミーリードが実施される。トレーニング期間が終了し、通常期間に入ると上記プルアップ制御信号DQSpuがハイレベルに戻される。これにより、通常期間では、上記外部端子22は、MCUが出力動作を行わないとき、あるいはMB−DDR SDRAMが出力動作を行わないときに信号DSQがハイインピーダンスHiZでの不定レベルとなる。この通常期間において、MCUからMB−DDR SDRAMに書き込みが行われるときには、入力・出力回路18の出力回路が動作状態となり、書き込み動作のためのデータストローブ信号DQSが出力される。逆に、MB−DDR SDRAMからMCUへの読み出し動作が行われるときには、MB−DDR SDRAMからのデータストローブ信号DQSが上記入力・出力回路18の入力回路に入力される。
上記トレーニング期間は、電源投入直後に設けられるもの他、前記図7、図9のようなメモリリフレッシュに先立って挿入されたダミーリードで行うようにするもの、あるいはMCUがスリープモードやスタイバイモードのような低消費電力モードが終了して、信号処理動作を開始してメモリアクセスを行う前に設けるようにされる。あるいは、上記MCUあるいはMB−DDR SDRAMでの動作条件(電源電圧又は温度)が大きく変化した場合、あるいはメモリエラーが多発したときに上記トレーニング期間を設けるようにしてもよい。このようにトレーニング期間は、上記メモリアクセス動作を考慮して必要に応じて設定されればよい。
図21には、前記図19のメモリインタフェース回路3のトレーニング動作の一例を説明するための波形図が示されている。図19においてtd1は、前記同様にタイミングを合わせたクロックCKBout とCKout のクロックポイントの末端から、出力回路15、16を経由して、MB−DDR SDRAM6のCK端子10,11までの遅延時間を示す。この端子10,11におけるクロックCK、/CKのクロスポイントが、データストローブ信号DQS及びデータDQの基準タイミングとなる。MB−DDR SDRAM6ではデータストローブ信号DQSの出力段にDLL回路を内蔵せず、端子10,11におけるクロックCK,/CKに対して遅延時間td2を持って出力するように構成されている。遅延時間td3は、DQS端子22から入力回路18を経由して、遅延時間判定回路43や位相シフト回路27至るまでの遅延時間を表す。
図21(A)では、上記遅延時間td1及びtd3とtd2が最も小さなMCUとMB−DDR SDRAMのベスト/ベスト組み合わせの例が示されている。図21(B)では、MCUでの遅延時間td1及びtd3がワーストで、MB−DDR SDRAMでの遅延時間td2がベストのワースト/ベストの組み合わせの例が示されている。この実施例では、前記のようにトレーニング期間のときに信号DQSがプルアップされてハイレベルにされているので、前記のような信号DQSの不定レベルの期間がない。そのために、不定レベルを避けるように判定ポイントを可変とする必要がない。したがって、判定ポイントの数は前記のように制限されていない。
同図(A)の例では、判定ポイントt2とt3の間でDQSinがロウレベルからハイレベルに変化したことを検出する。これに対して、図21(B)では、MCUでの遅延時間td1及びtd3がワーストの分だけ遅れて、判定ポイントt6とt7の間でDQSinがロウレベルからハイレベルに変化したことを検出することができる。さらに、上記遅延時間td1及びtd3とtd2が最も大きなMCUとMB−DDR SDRAMのワートス/ワースト組み合わせなら、上記判定ポイントが上記遅延時間td2のワースト分だけ遅れるだけ例えばt7とt8あるいはt8とt9のように遅れるだけである。そして、上記td1及びtd3がワーストの分だけ遅れても、前記プルアップ動作によって判定ポイントt1、t2でもハイレベル(H)と認識されて、前記図18での判定ポイントt1のように不定レベルを判定してしまうことが回避できる。
この実施例では、MCUの端子22とMB−DDR SDRAMの端子13のハイインピーダンス期間の存在する双方向のデータ用ストローブ信号に、単純な選択的にオン/オフできるプルアップ回路を付加し、初期化時等のトレーニング期間のみプルアップ機能をオンにし、上記判定ポイントが固定された簡便なクロック同期のハイレベル/ロウレベルの判定回路等を用いて、ロウレベルからハイレベルへの変化点を見つけてデータ用ストローブ信号の到達タイミングを判定することが可能となる。
前記のようなモバイルDDR SDRAM等のタイミング変動の大きいメモリの他にも、クロック周波数が高くコントローラ自身の入出力素子の遅延値の変動量が相対的に大きくなるDDR1−SDRAMやDDR2−SDRAMメモリ等を接続する際にも、ハイレベル/ロウレベルを正しく判定できないハイインピーダンス期間の存在するデータ用ストローブ信号に、選択的にオン/オフできるプルアップ機能を付加し、初期化時等のトレーニング期間のみプルアップ機能をオンにすることにより、データ用ストローブ信号のハイインピーダンス期間による誤認識を完全に回避できるようになる。
このように、図19の実施例ではメモリにおけるDLL等を内蔵しない場合での遅延時間td2の大きな変動に対応するものの他に、上記DLLを内蔵して遅延時間td2が比較的小さく、しかも比較的安定したものであっても、MCU側での上記のような遅延時間td1+td3の変動幅が、クロックckb等の高周波数化により相対的に大きくなる場合でも、上記のような単純なプルアップ回路の付加及びトレーニング期間の設定により、かかる問題を解決することができる。
上記のようにDLLを内蔵しないモバイルDDR SDRAMは、DLL回路での比較的大きな電流消費分を低減できる。これにより、携帯電話装置等のように電池駆動されるメモリには好適なものとなる。複数のメモリチップを1つのパッケージに搭載して、大記憶容量のメモリを構成する場合、消費電流による発熱が大きな問題となる。上記のようなDLLを持たないモバイルDDR SDRAMの消費電流が小さいという特徴に着目して、1つのパッケージに複数メモリチップを積層構造に組み立てて画像メモリ等を構成することが有益となる。この場合には、上記のような遅延時間の変動によって高速アクセスに問題が生じるが、メモリコントローラのインタフェース回路として、この発明に係るインタフェース回路を用いることによりかかる問題を解決することができる。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、テストパルスを発生させるパルスコントール40、遅延時間判定回路41、43、同期化回路45及びサンプリング回路28や90°位相シフト回路27の具体的構成は、種々の実施形態を採ることができるものである。例えば、同期化回路45は、図2〜図4のPRoutのタイミングを基準にし、上記遅延時間判定回路41と43の判定結果から上記DQSinがロウレベルからハイレベルに変化した直後のckbの立ち上りポイントを探し出し、DQsmp を取り出せるようにするものであれば何であってもよい。また、90°位相シフト回路27の具体的構成についは、前記特許文献1に記載のものをそのまま利用するものであってもよい。
上記図19のプルアップ回路に代えて、プルダウン回路でもよい。このとき、抵抗R1は、ポリシリコン抵抗、拡散抵抗あるいはMOSFETで構成されてもよい。上記MOSFETQ1を小さなサイズにする等としてそのオン抵抗値を抵抗R1として利用し、抵抗とスイッチの両機能を持たせるものであってもよい。
マイクロコントローラMCUには、図1や図5等に示したCPUや外部メモリコントローラの他にROM、RAMのようなメモリ、キャッシュメモリ、乗除演算回路等の演算ユニット等必要に応じて設けられるものである。外部装置は前記MB−DDR SDRAMの他に、MCUから送れたクロックと、それに対応して形成されたDQSの両エッジに同期してデータDQをMCUに送り返すものであれば何であってもよい。
この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例を示すブロック図である。 この発明に係るメモリインタフェース回路3の動作の一例を説明するための波形図である。 この発明に係るメモリインタフェース回路3の動作の他の一例を説明するための波形図である。 この発明に係るメモリインタフェース回路3の動作の更に他の一例を説明すための波形図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例を示すブロック図である。 図5の補正回路による一実施例の補正説明図である。 この発明に係る遅延時間判定動作及びその判定結果による同期化制御情報の更新動作度とメモリアクセス動作の代表的な説明図である。 図7に示した前記遅延時間判定回路41及び43を用いたタイミング調整動作制御のフロー図である。 この発明に係る遅延時間判定動作及びその判定結果による同期化制御情報の更新動作度とメモリアクセス動作の他の代表的な説明図である。 図9に示した前記遅延時間判定回路41及び43を用いたタイミング調整動作制御のフロー図である。 この発明に用いられるサンプリング回路28の具体例を示すブロック図である。 この発明に用いられる同期化回路45の具体例を示すブロック図である。 この発明に用いられるMB−DDR SDRAMに対するライトアクセス時およびリードアクセス時におけるデータDQとデータストローブ信号DQSの説明図である。 この発明に用いられる遅延時間判定回路43の一例のブロック図が示されている。 この発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例を示すブロック図である。 この発明に先立って検討されたMCUとメモリの接続図である。 図16のMCUとメモリとの間遅延時間の説明図である。 図16のメモリリードを説明するための波形図である。 図19には、この発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例のブロック図が示され 図19のメモリインタフェース回路の動作を説明するための波形図である。 図19のメモリインタフェース回路3のトレーニング動作の一例を説明するための波形図である。
符号の説明
1…MCU、2…CPU、3…メモリインタフェース回路、4…外部メモリコントローラ、5…クロック発生回路、6…MB−DDR SDRAM、16…出力回路、17,18,23…入力・出力回路、27…90°位相シフト回路、28…サンプリン回路、40…パルスコントローラ、41,43…遅延時間判定回路、42,44…ホールド回路、45…同期化回路、50…出力回路、Q1…MOSFET、R1…抵抗。

Claims (21)

  1. インタフェース回路、データ処理回路及びクロック発生回路を備え、
    上記クロック発生回路は、内部クロックと外部クロックとを発生し、
    前記インタフェース回路は、
    上記外部クロックを外部装置に対して供給する第1出力回路と、
    上記外部装置において上記外部クロックに対応して形成されたデータストローブ信号を入力する第1入力回路と、
    上記外部装置において上記データストローブ信号の信号変化タイミングに同期して形成されたデータを入力する第2入力回路と、
    上記第1出力回路及び上記第1、第2入力回路のいずれかとの信号遅延時間がそれぞれ同等に設定されたダミー入出力回路と、
    上記ダミー入出力回路にテストクロックを供給するパルスコントロール回路と、
    上記ダミー入出力回路を通したテストクロックを受けて信号遅延時間を判定する第1遅延時間判定回路と、
    上記第1入力回路を通して入力されたデータストローブ信号を受けて所定の判定領域内での上記内部クロックに対する到達遅延時間を判定する第2遅延時間判定回路と、
    上記第1入力回路を通して入力されたデータストローブ信号の位相を90°シフトしたタイミング信号により上記第2入力回路を通して入力されたデータをサンプリングするサンプリング回路と、
    上記サンプリングされたデータを上記第2遅延時間判定回路の判定結果に基づいて上記内部クロックに同期化する同期化回路とを含み、
    上記第2遅延時間判定回路の上記判定領域を上記第1遅延時間判定回路の判定結果に基づいて時間的に変化させることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1において、
    上記インタフェース回路は、
    上記第1入力回路の入力端子に出力端子が接続された第2出力回路及び上記第2入力回路の入力端子に出力端子が接続された第3出力回路とを更に備え、
    上記第2出力回路は、上記外部装置に対してデータストローブ信号を供給し、
    上記第3出力回路は、上記第2出力回路を通した出力されるデータストローブの信号変化タイミングに同期してデータを上記外部装置に対して供給することを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項2において、
    上記ダミー入力・出力回路を構成する出力回路の出力端子及び入力回路の入力端子は、外部端子に接続されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項2において、
    上記第1遅延時間判定回路の出力信号を受ける補正回路を更に備え、
    上記第1遅延時間判定回路の判定出力は、上記補正回路により上記第1出力回路及び上記第1、第2入力回路のいずれかとの信号遅延時間に合わせられることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項3において、
    上記外部装置は、クロック同期化回路を持たないモバイル向DDR SDRAMであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 請求項5において、
    上記インタフェース回路に対応して設けられ、上記モバイル向DDR SDRAMのアクセス制御を行なうメモリコントローラを更に備えてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 請求項6において、
    上記メモリコントローラは、上記モバイル向DDR SDRAMの所定のリフレッシュインターバルでリードサイクルがないときに上記第2遅延時間判定回路の判定動作を行なうためのダミーリードサイクルを発生させることを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 請求項7において、
    上記メモリコントローラは、パワーオンリセットに応答して上記第2遅延時間判定回路の判定動作を行なうためのダミーリードサイクルを発生させることを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 請求項8において、
    上記第1遅延時間判定回路の判定動作は、上記モバイル向DDR SDRAMのリフレッシュサイクルで行われることを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 請求項9において、
    上記第1遅延時間判定回路の判定動作は、複数リフレッシュサイクル毎に行われることを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. インタフェース回路、データ処理回路及びクロック発生回路を備え、
    上記クロック発生回路は、内部クロックと外部クロックとを発生し、
    前記インタフェース回路は、
    上記外部クロックを外部装置に対して供給する第1出力回路と、
    上記外部装置において上記外部クロックに対応して形成されたデータストローブ信号を入力する第1入力回路と、
    上記外部装置において上記データストローブ信号の信号変化タイミングに同期して形成されたデータを入力する第2入力回路と、
    第1容量部に接続される第3入出力回路と、
    上記第3入出力回路にパルス信号を出力可能なパルスコントロール回路と、
    上記第3入出力回路を通したパルス信号を受けて信号遅延時間を判定する第1遅延時間判定回路と、
    上記第1入力回路を通して入力されたデータストローブ信号を受けて所定の判定領域内での上記内部クロックに対する到達遅延時間を判定する第2遅延時間判定回路と、
    上記第1入力回路を通して入力されたデータストローブ信号の位相を90°シフトしたタイミング信号により上記第2入力回路を通して入力されたデータをサンプリングするサンプリング回路と、
    上記サンプリングされたデータを上記第2遅延時間判定回路の判定結果に基づいて上記内部クロックに同期化する同期化回路とを含み、
    上記第2遅延時間判定回路の上記判定領域を上記第1遅延時間判定回路の判定結果に基づいて時間的に変化させることを特徴とする半導体集積回路装置。
  12. 請求項11において、
    上記インタフェース回路は、
    上記第1入力回路の入力端子に出力端子が接続された第2出力回路及び上記第2入力回路の入力端子に出力端子が接続された第3出力回路とを更に備え、
    上記第2出力回路は、上記外部装置に対してデータストローブ信号を供給し、
    上記第3出力回路は、上記第2出力回路を通して出力されるデータストローブの信号変化タイミングに同期してデータを上記外部装置に対して供給することを特徴とする半導体集積回路装置。
  13. 請求項12において、
    上記第3入出力回路は、出力回路と入力回路とを有し、
    上記出力回路の出力端子は、上記第1容量部と上記入力回路の入力端子とに並列に接続されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  14. 請求項13において、
    上記第1容量部は上記出力回路の出力端子が接続され、半導体基板上に形成されたPAD端子であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  15. 請求項12において、
    上記第1遅延時間判定回路の出力信号を受ける補正回路を更に備え、
    上記第1遅延時間判定回路の判定出力は、上記補正回路により上記第1出力回路及び上記第1、第2入力回路のいずれかとの信号遅延時間に合わせられることを特徴とする半導体集積回路装置。
  16. 請求項13において、
    上記外部装置は、クロック同期化回路を持たないモバイル向DDR SDRAMであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  17. 請求項16において、
    上記インタフェース回路に対応して設けられ、上記モバイル向DDR SDRAMのアクセス制御を行なうメモリコントローラを更に備えてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  18. 請求項17において、
    上記メモリコントローラは、上記モバイル向DDR SDRAMの所定のリフレッシュインターバルでリードサイクルがないときに上記第2遅延時間判定回路の判定動作を行なうためのダミーリードサイクルを発生させることを特徴とする半導体集積回路装置。
  19. 請求項18において、
    上記メモリコントローラは、パワーオンリセットに応答して上記第2遅延時間判定回路の判定動作を行なうためのダミーリードサイクルを発生させることを特徴とする半導体集積回路装置。
  20. 請求項19において、
    上記第1遅延時間判定回路の判定動作は、上記モバイル向DDR SDRAMのリフレッシュサイクルで行われることを特徴とする半導体集積回路装置。
  21. 請求項20において、
    上記第1遅延時間判定回路の判定動作は、複数リフレッシュサイクル毎に行われることを特徴とする半導体集積回路装置。
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