JP2007313013A - 作業補助シート - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、上向きの作業における作業性を高めることができる作業補助シートを提供することを課題とする。
【解決手段】作業補助シート20Bは、基礎又は構造物に支持部材40Bを介して取付けられ、作業者が座り姿勢で作業を行うことに供するシートであって、支持部材40Bに設けられる枠体161、161と、これらの枠体161、161に支軸162、162を介して揺動可能に取付けられる揺動部材163Bと、着座部116Bとこの着座部116Bから延ばした背もたれ部117Bを有し、揺動部材163Bに取付けられる椅子部23Bとからなる。支軸162、162は、着座部116Bより上方で背もたれ部117Bの上端117tより下方に配置されている。
【選択図】図14

Description

本発明は、作業者が座り姿勢で作業を行うときに用いる作業補助シートであって、上向き作業に適した作業補助シートに関する。
作業補助シートは、一般的に、単に腰掛けを目的としたものが多い。これらの作業補助シートのうち、座り姿勢で部品の組付け作業を行うことができる作業補助シートが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3241492号公報(図1)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図17は特殊な用途に用いる従来例の説明図であり、作業補助シート200は、天井等に取り付けたフレーム201に組立ラインと平行に固定される一対の走行レール202、202と、これら走行レール202、202に車輪を介して支持されるハンガーレール203と、このハンガーレール203に車輪を介して支持されるスライダー204と、このスライダー204から下方に配置されるシリンダー206と、このシリンダー206に昇降フレーム208を介して吊り下げられたハンガーアーム209と、このハンガーアーム209に取り付けられる椅子部211と、を備える。
椅子部211は、ハンガーレール203とスライダー204とにより、車両212の搬送方向に平行な方向及び直角な方向に移動させることができる。また、椅子部211は、シリンダー206により、高さ方向に昇降させることができる。そこで、作業者は椅子部211に座ったままで、車両212のドア開口部213から車両212の内側に進入して車室内作業を行うことができる。
しかし、作業者が座る椅子部211は、ハンガーアーム209に固定されている。そのため、車室内で作業者が上向きの作業をするときには、作業者は上体をそらせる必要があり、作業姿勢の点で改善の余地があった。
本発明は、上向きの作業における作業性を高めることができる作業補助シートを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、作業者が座り姿勢で作業を行うことに供する作業補助シートであって、この作業補助シートは、支持部材に設けられる枠体と、この枠体に支軸を介して揺動可能に取付けられる揺動部材と、着座部とこの着座部から延ばした背もたれ部を有し、揺動部材に取付けられる椅子部と、からなることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、支持部材は、基礎又は構造物に取り付けられる基部と、この基部に回動可能に設けられる回動支持部と、この回動支持部に上方に突設され高さ方向に昇降可能に設けられる昇降部と、この昇降部の上端部に取り付けられる第1アーム部と、この第1アーム部の先端部に取り付けられる関節部と、この関節部に取り付けられ枠体を支える第2アーム部と、を備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、支軸は、着座部より上方で背もたれ部の上端より下方に配置されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、支軸は、着座部の下方に配置されるとともに、椅子部の位置をもとの位置に復帰させる弾性部材が、椅子部と枠体との間に配置されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、作業補助シートは、車両組立ラインに配置され、支持部材は、車両の側部に配置されるとともに、第1アームと第2アームは、片持アームであることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、支持部材に椅子部が支軸を介して揺動可能に設けられているので、例えば、作業者が上向き作業をする場合に、背もたれ部にもたれ、椅子部を後方に傾動させながら作業を行うことができる。椅子部を後方に傾動可能に構成したので、上向きの姿勢を容易にとることができ、座って上向きの作業するときの作業性を大幅に高めることができる。
請求項2に係る発明では、支持部材は基部と回動支持部と昇降部と関節部とを備えるので、作業者が座って作業する椅子部を回動、昇降及び水平方向に移動させることができる。従って、作業する位置や高さが異なる様々な位置に椅子部を容易に移動させ座って作業を行うことが可能となる。
請求項3に係る発明では、支軸は、着座部より上方で背もたれ部の上端より下方に配置されているので、作業者の重心の近傍に支軸を配置することができる。従って、作業者の重心から離れた位置に支軸を配置する場合に較べて、小さな力で椅子部を揺動させることができる。
請求項4に係る発明では、支軸は、着座部の下方に配置されるので、例えば、作業者の体の一部が支軸に当たる虞はない。従って、支軸に作業者の体が当り、作業性が損われることはない。
請求項5に係る発明では、回動支持部と昇降部と関節部とが備えられている作業補助シートは、車両の側部に配置され、第1及び第2アームは片持アームであるため、作業補助シートを車両の側方から車室内に進入させることができる。
従って、本発明の作業補助シートを空間的に制約の大きな車室内の組立作業に利用すれば、上向き作業のときの作業姿勢が改善されるなどにより、作業性を大幅に高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。ここで、第1実施例に係る作業補助シートは、便宜上後述する図14で説明し、第2実施例に係る作業補助シートは、図1〜13で先に説明する。なお、図面は符号の向きにみるものとする。
図1は第2実施例に係る作業補助シートの平面図であり、図2は第2実施例に係る作業補助シートの正面図である。以下、図1と図2とを参照して説明を行う。
自動車の組立ラインは、車両搬送用オーバヘッドコンベヤ11と、このオーバヘッドコンベヤ11に設けられ車両を搬送する搬送ハンガー12とを備える。そして、搬送ハンガー12にワークWとしての車両13を搭載し、この車両13を移動させながら車両13に部品等の組付を行う。
組立ラインの側方には、支持部材10である基盤Bの上に車両13の移動方向に沿ってレール14、14が配置されており、これらレール14、14上に車輪15、15を介して自動車の室内作業補助シート20が設けられている。
自動車の室内作業補助シート20は、基盤Bの上に車両13の外側から内側に延設されるアーム部21と、このアーム部21の先端21aに作業者22が座って車室内24での諸作業を可能にする椅子部23とを有する。
自動車の室内作業補助シート20は、車両13の側方に配置しこの車両13の長手方向に移動可能に設けられる基部27と、この基部27に回動可能に設けられる回動支持部28と、この回動支持部28に上方に突設され車両13の高さ方向に昇降可能に設けられる昇降部29と、アーム部21が第1アーム部31と第2アーム部32とから構成されているとき、昇降部29に取り付けられる第1アーム部31と、この第1アーム部31の先端部31aに取り付けられる関節部34と、この関節部34に取り付けられる第2アーム部32と、を主要構成とする。
基部27、回動支持部28、昇降部29、及び関節部34の詳細な構造は後述する。
自動車の室内作業補助シート20から搬送ハンガー12に連接腕35が延設され、この連接腕35の先端部に自動車の室内作業補助シート20と搬送ハンガー12間を係合する係合部36が設けられている。
すなわち、自動車の室内作業補助シート20に、搬送手段17としての車両の搬送ハンガー12と係合する係合部36が備えられており、自動車の室内作業補助シート20を車両の搬送ハンガー12の移動に同期して移動させるようにした。
また、回動支持部28を設け、椅子部23を図矢印e方向に移動できるようにし、関節部34を設け、椅子部23を図矢印f方向に移動できるようにした。
図3は第2実施例に係る作業補助シートに備えられている回動支持部及びその周辺部の平面図であり、図4は第2実施例に係る作業補助シートに備えられている回動支持部及びその周辺部の側面図(一部断面図)である。以下、図3と図4とを参照して説明を行う。
自動車の室内作業補助シート20の根元部19は、基部27と、この基部27に回動可能に設けられる回動支持部28と、この回動支持部28に昇降可能に設けられる昇降部29と、を備える。以下、基部27、回動支持部28、昇降部29につき順に説明する。
先ず、基部27は、底板39上に設けられている板状のベース部材41と、このベース部材41の上面に突設される縦部材42と、この縦部材42の後面42bに設けられ縦部材42を補強する左右の補強部材43、43と、縦部材42の前面42aの上部に水平方向に設けられる横部材44と、からなる。
次に、回動支持部28は、ベース部材41から上方に突設される円柱形状をもつポスト部材47と、このポスト部材47に軸受48、48を介して回動可能に設けられる回動支持部材49と、からなる。ポスト部材47の上端部47tは横部材44によって保持されている。
最後に、昇降部29は、回動支持部材49とこの回動支持部材49の側部から縦横に各々延設される竪板51及び横板52と、横板52の上面に設けられ横板52に対しアーム部21を昇降させる昇降手段としてのシリンダユニット53と、竪板51に設けられている左右の昇降レール54、54と、これら左右の昇降レール54、54上に移動可能に設けられている左右のスライダー55、55と、これら左右のスライダー55、55に取り付けられアーム部21の昇降をガイドする移動部材56と、からなる。
そして、シリンダユニット53の上端部53tに設けられるロッド部61にアーム部21の下面が取り付けられ、移動部材56にアーム部21の後端21bが取り付けられる。
回動支持部28によって、アーム部21の後端21bに備えられる昇降部29は、基部27の基準線kに対して±θ°で回動可能となる。また、昇降部29によって、アーム部21は、基準線mに対してHだけ昇降可能となる。
すなわち、自動車の室内作業補助シート20は、車両(図1の符号13)の側方に配置する回動支持部28と、この回動支持部28に下方から突設されるシリンダユニット53を含む昇降部29とを備えたので、回動支持部28でアーム部21を回動させ、昇降部29でアーム部21とこのアーム部21の先端(図1の符号21a)に設けられる椅子部(図1の符号23)を昇降させることができる。
図5は第2実施例に係る作業補助シートに備えられている関節部の平面図であり、図6は図5の6−6線断面図である。以下、図5と図6とを参照して説明を行う。
関節部34は、アーム部21を構成する第1アーム部31に対して第2アーム部32を回動可能に連結する回動支持機構63と、第1アーム部31に対して第2アーム部32の回動を規制するアームブレーキ機構64と、を主要構成とする。
回動支持機構63は、第1アーム部31の先端部31aに取り付けられる筒状の第1ホルダ部材66と、第2アーム部32の根元である後端部32bに取り付けられる筒状の第2ホルダ部材67と、これら第1ホルダ部材66と第2ホルダ部材67に貫通して設けられている段付軸68と、を備える。
段付軸68の下半部68qは、第1ホルダ部材66に嵌合され、段付軸68の上半部68pは、その上端部68ptに軸受部材69を備え、下端部68puに軸受部材71を備え、これら軸受部材69、71を介して第2ホルダ部材67に取り付けられている。
軸受部材69と軸受部材71間にスリーブ72が配置され、軸受部材71の下方からこれら軸受部材69、71を第2ホルダ部材67に保持するプレート73が小ボルト74、74によって取り付けられている。
段付軸68の下半部68qに、下方から第1ホルダ部材66及び下ワッシャ76a、76bが順に取り付けられ下ナット77によって固定されている。同様に、上半部68pに、上方から第2ホルダ部材67及び上ワッシャ78a、78bが順に取り付けられ上ナット79によって固定されている。
第1ホルダ部材66と段付軸68とは一体化されており、段付軸68と第2ホルダ部材67間には軸受部材69、71を介在させる構造としたので、段付軸68に対して第2ホルダ部材67及びこの第2ホルダ部材67に連結されている第2アーム部32を回動させることができる。
アームブレーキ機構64は、第1アーム部31の上面に取り付けられているブレーキユニット81と、第2アーム部32の下面に小ボルト74、74を介して取り付けられている円形形状のブレーキプレート73と、からなる。円形形状のブレーキプレート73の円周部82は上下に幅wをもたせるとともに、ブレーキ効果を高めるため、円周部82の表面82sには、例えば、ローレットなどの溝加工が施されている。
ブレーキユニット81のロッド83の先端部に設けられているパッド部84は、作業者(図1の符号22)の手元操作によってブレーキユニット81を作動させたとき、ロッドストロークsで円周部82の表面82sに当接し、第1アーム部31に対して第2アーム部32が回動しないように保持するものである。
図7は第2実施例に係る作業補助シートに備えられている椅子旋回機構及び椅子揺動機構の分解斜視図である。
第2アーム部32の先端部32aに開けた貫通穴91に旋回軸92が回動可能に上方から取り付けられ、この旋回軸92の上部に上方から連結部材93が差し込まれ、この連結部材93に椅子部23側から水平に突設される揺動軸94が回動可能に差し込まれ、この揺動軸94の先端部にワッシャ95及びナット96が取り付けられている。97は揺動軸94が取り付けられる揺動穴、98は旋回軸92が取り付けられる旋回穴である。
そして、揺動軸94にL字状形状を有するブラケット111が取り付けられ、このブラケット111に締結部材112・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を介して椅子部23が取り付けられている。詳細には、ブラケット111は底部113と側部114からなり、底部113に椅子部23が取り付けられ、側部114に揺動軸94を備える軸座部材99が設けられている。
なお、椅子部23は、着座部116とこの着座部116から延ばした背もたれ部117とを有し、揺動部材としてのブラケット111に取付けられている。
椅子部23の着座部116は、締結部材112・・・を介して取り付けられており、取り替え自在に設けられているので、作業者の体格に合わせて椅子部23を交換できる。作業者の体格に合わせて椅子部23を交換することで、着座姿勢などが改善され、車室内の作業性をより一層高めることができる。
椅子旋回機構121は、第2アーム部32に対し椅子部23を含むブラケット111の回動を止める旋回ブレーキ機構122を備える。旋回ブレーキ機構122は、第2アーム部32の先端部32aの近傍に、旋回ブレーキユニット81が取り付けられ、旋回ブレーキユニット81を作動させたとき、旋回軸92の外周92gに、旋回ブレーキユニット81のロッドに備えられている第2パッド部123を当接させて、第2アーム部32に対して椅子部23の旋回を止める。
なお、旋回軸92の外周面92gにブレーキ効果を高めるため、ローレットなどの溝加工が施されている。
図8は椅子旋回機構及び椅子揺動機構の要部断面図であり、ブラケット111の側部114に、ストッパ部材125が備えられている。このストッパ部材125は、その前部及び後部に前後の突設片126、127を有し、これら前後の突設片126、127が椅子部(図7の符号23)とともに揺動すると、第2アーム部32から鉛直方向に突設されている旋回軸92に一方のストッパ片が当接することで椅子部23の所定角度以上の揺動を規制するようにした。129・・・は、ブラケット111の側部114に揺動軸94及びストッパ部材125を各々取り付けるボルトである。
第2アーム部32の先端部32aに設けられる貫通穴91にベアリングユニット130を介して旋回軸92が取り付けられ、旋回軸92の下端部にワッシャ131a、131b及びナット132が取り付けられている。
また、旋回軸92の上方から旋回軸92に、旋回軸92とブラケット111間を連結する連結部材93を嵌合し、この連結部材93の上方にワッシャ133a、133b及びナット134が取り付けられている。なお、ベアリングユニット130は、旋回軸92と第2アーム部32間に介在させる部材であり、旋回軸92と、上下のベアリング本体135、135とこれらベアリング本体135、135間に配置される内スリーブ136及び外スリーブ137を備える。138は蓋部材、139、139は小ボルトである。
椅子揺動機構124は、旋回軸92と、椅子部23側から水平に突出される揺動軸94と、この揺動軸94と旋回軸92間に介在させる連結部材93と、椅子部23側のブラケット111から旋回軸92の前方及び後方に水平に突出された前後の突設片126、127を含むストッパ部材125と、を備える。
図7に戻って、自動車の室内作業補助シート20は、第2アーム部32の先端部32aに椅子部23を鉛直軸周りに旋回可能に支持する椅子旋回機構121と、第2アーム部32の先端部32aに椅子部23を水平軸周りに揺動可能に支持する椅子揺動機構124とを備えるものである。
図9は椅子揺動機構の作用説明図である。
(a)において、椅子部23を揺動させないことを示し、揺動軸94周りに椅子部23と一体のブラケット111は回動しない。
(b)において、椅子部23を後傾させることを示し、揺動軸94周りに椅子部23と一体のブラケット111は図時計回りに回動する。このとき、ブラケット111の水平方向外向きに後突設片127が設けられているので、旋回軸92の外周92gに後突設片127が当接することで、椅子部23の所定角度以上の後傾を規制することができる。
(c)において、椅子部23を前傾させることを示し、揺動軸94に対し椅子部23と一体のブラケット111は図反時計回りに回動する。このとき、ブラケット111の水平方向外向きに前突設片126が設けられているので、旋回軸92の外周92gに前突設片126が当接することで、椅子部23の所定角度以上の前傾を規制することができる。
本実施例において、椅子部23の傾動角度は各々15°に設定したが、この角度に限定されず、車室内への進入及び車室内からの退出、及び組立条件などを勘案して任意の角度に設定することは差し支えない。
以上に述べた自動車の室内作業補助シートの作用を次に述べる。
図10は第2実施例に係る作業補助シートの作用説明図(作業開始から車室内取付作業完了まで)である。
(a)において、作業者22は、連接腕35の先端部に設けた係合部36を搬送ハンガー(図1の符号12)に係合させ、搬送ハンガー12の動きに室内作業補助シート20の動きを同期させ、必要な工具や部品などをもち椅子部23に座り、室内作業補助シート20に備えられる図示せぬ昇降スイッチを操作し、基部27に対し椅子部23を上昇させる。なお、椅子部23の昇降以外の、椅子部23の移動は作業者22自らが行う。
(b)において、作業者22は、車両13の開口部から車室内24に進入する。このとき、作業者22は、関節部34でアーム部21を折り曲げることができるので、ドア開口部から車室内24に椅子部23とともに容易に進入することができる。
また、椅子揺動機構(図9の符号124)を設けたので、車室内24への進入時に、作業者22が椅子部23を後傾させることで、作業者22の体が車両13の一部に干渉し難くなり、進入を一層容易に行うことができる。
(c)において、作業者22は、車室内24を移動しながら必要な位置で、組付作業などを行う。このとき、手元に、旋回ブレーキ機構122をオンオフする図示せぬ旋回ブレーキスイッチ及びアームブレーキ機構64をオンオフする図示せぬアームブレーキスイッチを設け、これらのスイッチを適宜操作することで、車室内24の所定位置に椅子部23を保持することができる。
関節部34にアームブレーキ機構64を、第2アーム部32の先端部32aと椅子部23間に旋回ブレーキ機構122を備えたので、作業者22は必要時に適宜椅子部23を保持できる。従って、例えば、車室内24においてボルトを締め付けるなどの際に、椅子部23が回動しないので、車室内24において好ましい作業性を確保することができる。
加えて、第2アーム部32の先端部32aと椅子部23間に椅子揺動機構(図7の符号124)を設けたので、車室内24における、例えば、上向きなどの作業時に、作業者22は行い易い姿勢で作業を行うことができる。従って、作業負担を大幅に軽減することができる。
自動車の室内作業補助シート20は、車両13の側方に配置する回動支持部28と、この回動支持部28に突設される昇降部29と、この昇降部29に取り付けられる第1及び第2アーム部31、32からなるアーム部21と、第1及び第2アーム部31、32間に介在される関節部34とを備えたので、昇降部29でアーム部21とこのアーム部21の先端に設けられる椅子部23を昇降させることができ、関節部34でアーム部21を折り曲げることができる。
作業者22は椅子部23に座り、昇降部29でアーム部21を昇降させ、関節部34でアーム部21を折り曲げることにより、椅子部23を容易に作業部位に接近させることができる。加えて、ドア開口部から車室内24に椅子部23を容易に進入させることができ、車室内24から車室外に椅子部23を容易に退出させることができる。
図7に戻って、さらに、椅子旋回機構121は、椅子部23の側方に椅子部23を旋回可能にする旋回軸92を備えたので、アーム部21の延長線上に旋回軸92を配置できる。アーム部21の延長線上に旋回軸92を配置することで、アーム部21と椅子部23間をコンパクトに構成することができる。アーム部21と椅子部23間をコンパクトに構成できるため、椅子部23の車室内(図10の符号24)における移動が容易となる。
旋回軸92をコンパクトに構成するので、室内作業補助シート20の車室内における可動範囲を広くとることができる。
図11は第2実施例に係る作業補助シートの作用説明図(車室内から車室外への退出時)であり、車室内で作業を完了した作業者22は、車室内24で車両の開口部に背を向けて、車室内24から車室外に後ろ向きに退出する。そして、係合部36をアンロックし、図10(a)の位置に戻り、昇降部29を下降する。なお、作業者22が椅子部23から降りない場合など、作業の条件によっては昇降部29を下降させないなど、操作を省略するなどの手順は、適宜変更が可能なものとする。
退出時において、椅子揺動機構124を設けたので、作業者22が椅子部23を後傾させることで、作業者22の体が車両13の一部に干渉し難くなり、車両13からの退出を一層容易に行うことができる。関節部34でアーム部21を折り曲げ、足などで車両13の床などを押すことにより、車室内24から車室外に椅子部23を容易に退出させることができる。
図2に戻って、第2アーム部32の先端部32aと椅子部23間に、椅子部23を旋回可能に支持する椅子旋回機構121と椅子部23を水平軸周りに揺動可能に支持する椅子揺動機構124とを備えた。椅子旋回機構121及び椅子揺動機構124は、アーム部21の先端21aより先に配置される椅子部23の質量を支持すれば良いため、これらの機構121、124がアーム部21の根元である後端21bに配置される場合に較べて、これら2つの機構121、124に要求される剛性は小さくても良い。従って、椅子旋回機構121及び椅子揺動機構124を軽量且つコンパクトな構造とすることができる。
回動支持部28は、車両13の搬送ハンガー12と係合する係合部36を備え、車両13の搬送手段17である搬送ハンガー12の移動に同期して移動するようにした。
また、回動支持部28は、所定方向に搬送されるワークWの移動に同期して移動するように搬送手段17に係脱自在とした。
作業開始前に係合部を搬送ハンガー12と係合させ、作業完了後に係合部を搬送ハンガー12との係合を解除することで、1台の自動車の室内作業補助シート20を使い回しすることが可能となる。従って、装置費用を低減することができる。
回動支持部28は、支持部材10としての基盤Bに対し車輪15、15により移動可能に設けられているので、回動支持部28の移動に必要な力を減らすことができる。回動支持部28の移動に必要な力が減るので、回動支持部28の移動を円滑に行わせることができる。
図12は第2実施例に係る作業補助シートを傾動させ作業を行うことを説明する作用図である。
(a)において、作業補助シート20に備えられる椅子部23に座ったまま、作業者22が車室内に進入したものであり、椅子部23は前後に揺動させていない。
(b)において、作業者22は、車室内において、足などを使って作業補助シート20を作業位置に移動させ、必要に応じてアームブレーキ機構(図6の符号64)や旋回ブレーキ機構(図7の符号122)をはたらかせて椅子部23を固定し、作業者22は椅子部23を後傾させ、車室内の天井部に部品の組付けをするものである。
第2アーム部32の先端部32aと椅子部23間に椅子揺動機構124を設けたので、車室内における作業時において、特に、上向き作業をするときに、作業者22は背もたれ部117にもたれ、椅子部23を後方に傾動させ、作業を行い易い姿勢で組付け作業を行うことができる。従って、作業者22の作業負担を大幅に軽減することができる。
椅子部23を後方に傾動可能に構成したので、体全体で上向きの姿勢を容易にとることができ、顔や体の一部だけを上向きにして作業する場合と比較して、天井部への組付け作業は容易となる。従って、作業に係る疲労を低減することができるとともに、座って作業するときの作業性を大幅に高めることができる。
図13は第2実施例に係る作業補助シートの揺動機構を説明する作用図である。
(a)は、椅子部23が傾動していない中立位置にあることを示す。
(b)は、椅子部23が後傾した後傾位置にあることを示す。
ここで、(a)、(b)間において、椅子部23の下面と作業者22の頭部間の高さTを比較すると、作業者22が椅子部23を後傾させることにより、高さTを低くすることができる。すなわち、Tb<Taの関係となる。
椅子揺動機構124を設けたので、車室内への進入時に、作業者22が椅子部23を後傾させることで、高さTを低くすることができる。高さTが低くなるので、作業者22の体が車両(図10の符号13)の一部に干渉し難くなり、車室内への進入を一層容易に行うことができる。
また、退出時において、椅子揺動機構124を設けたので、作業者22が椅子部23を後傾させることで、作業者22の体が車両(図11の符号13)の一部に干渉し難くなり、車両13からの退出を一層容易に行うことができる。
図1に戻って、作業補助シート20は、車両組立ラインに配置されている。また、作業補助シート20に備えられ椅子部23を支持する部材を支持部材40とするとき、この支持部材40は、基部22と、この基部22に回動可能に設けられる回動支持部28と、この回動支持部28に上方に突設され車両13の高さ方向に昇降可能に設けられる昇降部29と、この昇降部29の上端部29tに取り付けられる第1アーム部31と、この第1アーム部31の先端部31aに取り付けられる関節部34と、この関節部34に取り付けられ椅子部23を支持する枠体としてのブラケット111と、このブラケット111を支える第2アーム部と、を備える部材である。
支持部材40は基部22と回動支持部28と昇降部29と関節部34とを備えるので、作業者が座って作業する椅子部23を回動、昇降及び水平方向に移動させることができる。従って、作業する位置や高さが異なる様々な位置に椅子部23を容易に移動させ座って作業を行うことが可能となる。
支持部材40は、車両13の側部に配置されるとともに、第1アーム部31と第2アーム32は、片持アームである。
第1及び第2アーム31、32は片持アームであるため、作業補助シート20を車両の側方から車室内に進入させることができる。
本発明の作業補助シート20を空間的に制約の大きな車室内の組立作業に利用すれば、作業姿勢が改善されるなどにより、特に、上向きの作業時における作業性を飛躍的に高めることができる。
支持部材40は基部27と回動支持部28と昇降部29と関節部34とを備えるので、作業者が座って作業する椅子部23を回動、昇降及び水平方向に移動させることができる。
なお、本発明に係る作業補助シート20は、車両の内部である車室内に限定されることなく、例えば、建設現場などにおいて、利用することもできる。
図14は第1実施例に係る作業補助シートの分解斜視図であり、作業補助シート20Bは、椅子部23Bの脚を構成する支持部材40Bと、これら支持部材40Bに取り付けられる枠体161、161と、これら枠体161、161に取り付けられ椅子部23Bの揺動軸94Bとなる支軸162、162と、これら支軸162、162に揺動自在に取り付けられる揺動部材163Bとしてのブラケット111Bと、このブラケット111Bに複数の締結部材112B・・・を介して取り付けられる椅子部23Bと、からなる。
ここで、椅子部23Bは、作業者が着座する着座部116Bと、この着座部116Bの後部に立ち上げた背もたれ部117Bとを備える。
支持部材40Bは、基礎である床面に配置される左右の床部材165、165と、これら床部材165、165から左右に立ち上げたフレーム166、166と、これらフレーム166、166間に掛け渡すクロス部材167、167と、からなる。そして、フレーム166、166の上部に支軸162、162を固定する枠体161、161が取り付けられる。具体的には、枠体161、161に孔部168、168が備えられ、この孔部168、168に支軸162、162が取り付けられている。
すなわち、作業補助シート20Bは、基礎169に支持部材40Bを介して取付けられ、作業者が座り姿勢で作業を行うことに供するシートであって、支持部材40Bに設けられる枠体161、161と、これらの枠体161、161に支軸162、162を介して揺動可能に取付けられる揺動部材163Bと、着座部116Bとこの着座部116Bから延ばした背もたれ部117Bを有し、揺動部材163Bに取付けられる椅子部23Bと、からなる。
なお、本実施例において、作業補助シート20Bは、基礎169に支持部材40Bを介して取付けられているが、例えば、前述したアームなどの構造物170に支持部材40Bを介して取付けても良い。
支軸162、162によって、支持部材40Bに椅子部23Bが揺動可能に設けられているので、例えば、作業者が上向き作業をする場合に、背もたれ部117Bにもたれ、椅子部23Bを後方に傾動させながら作業を行うことができる。椅子部23Bを後方に傾動可能に構成したので、上向きの姿勢を容易にとることができ、座って作業するときの作業性を大幅に高めることができる。
加えて、支軸162、162は、着座部116Bより上方で背もたれ部117Bの上端117tより下方に配置されているので、作業者の重心に比較的近い位置に支軸162、162を配置することができる。従って、作業者の重心から離れた位置に支軸162、162を配置する場合に較べて、小さな力で椅子部23Bを揺動させることができる。
図15は第3実施例に係る作業補助シートの分解斜視図である。
第2アーム部32の先端部32aに開けた貫通穴91に旋回軸92Cが回動可能に下方から取り付けられ、この旋回軸92Cの下端部に第1ブラケット141が取り付けられ、この第1ブラケット141から上方に突設され椅子部23Cを支持する椅子支持軸144が取り付けられ、この椅子支持軸144に前記第1ブラケット141に固定する第2ブラケット142が上方から差込まれ、この第2ブラケット142の上面に第3ブラケット143を前後揺動可能にする左右のヒンジ部145、145が設けられ、これらヒンジ部145、145に揺動軸となるヒンジピン146、146を介して第3ブラケット143が設けられ、第2ブラケット142と第3ブラケット143間に弾性部材147、147が介在され、第3ブラケット143に締結部材149・・・を介して椅子部23Cが取り付けられている。151は緩衝部材、152・・・はピンストッパ、153は第1ブラケット141に第2ブラケット142を取り付けるナットである。
ヒンジピン146、146は、椅子部23Cの揺動軸としての役割を担い、椅子部23Cの前部に力を受けたときには、第2ブラケット142と第3ブラケット143間の前部及び後部に介在させる2つの弾性部材147、147に抗して、椅子部23Cはヒンジピン146を中心に前方に揺動し、椅子部23Cの後部に力を受けたときには、椅子部23Cはヒンジピン146を中心に後方に揺動する。
また、前部又は後部に力を受けなくなると、弾性部材147、147により椅子部23Cは、中立位置であるもとの位置に戻る。すなわち、椅子部23Cに揺動はなくなる。
第3実施例において、第2アーム部32に対し椅子部23Cを含む第1ブラケット141の回動を止める旋回ブレーキ機構(図7の符号122)は省略されているが、この機構を装着しても良い。
なお、椅子部23Cは、締結部材149・・・によって取り替え自在に設けられているので、作業者の体格に合わせて椅子部23Cを交換できる。作業者の体格に合わせて椅子部23Cを交換することで、車室内の作業性をより一層高めることができる。
椅子旋回機構121は、椅子部23Cの後方に椅子部23Cを旋回する旋回軸92Cを備えたので、旋回軸92Cに作業者の体の一部が当たる虞はない。従って、車室内での作業性を高めることができる。
図16は第4実施例に係る作業補助シートの側面図であり、作業補助シート20Dは、基礎である床面に配置される床部材165Dと、この床部材165Dから立ち上げ椅子部23Dの脚を構成する支持部材40Dと、この支持部材40Dの一部であり、その後端部から斜め上方に延設され背もたれ部117の後方に配置される背面支持部171と、前記支持部材40Dの上面に配置され椅子部を支持する枠体161Dと、この枠体161Dに揺動軸94としての支軸162Dを介して揺動可能に配置される揺動部材163Dと、この揺動部材163Dに図示せぬ締結部材を介して椅子部23Dが取り付けられ、揺動部材163Dと支持部材40D間であって枠体161Dの前方及び後方に配置される第1弾性部材172、172と、椅子部23Dの背もたれ部117Dと背面支持部171間に配置される第2弾性部材173と、からなる。
すなわち、支軸162Dは、椅子部23Dに備えられている着座部116Dの下方に配置されるとともに、椅子部23Dの位置をもとの位置に復帰させる弾性部材147Dとしての第1弾性部材172、172及び第2弾性部材173が、椅子部23Dと枠体161Dとの間に配置されている。
支軸162Dは、着座部116Dの下方に配置されるので、例えば、作業者の体の一部が支軸162Dに当たる虞はない。従って、支軸162Dに作業者の体が当り、作業性が損われることはない。
尚、請求項1では、支持部材には、回動支持部、昇降部、アーム部、関節部を設けても良いし、設けなくても良い。あるいは、これらのうちの一部のみを設けても良い。
また、請求項3では、背もたれ部の上端より上方に支軸を配置しても良い。
本発明の作業補助シートは、座り姿勢で上向き作業を行う諸作業に好適である。
第2実施例に係る作業補助シートの平面図である。 第2実施例に係る作業補助シートの正面図である。 第2実施例に係る作業補助シートに備えられている回動支持部及びその周辺部の平面図である。 第2実施例に係る作業補助シートに備えられている回動支持部及びその周辺部の側面図(一部断面図)である。 第2実施例に係る作業補助シートに備えられている関節部の平面図である。 図5の6−6線断面図である。 第2実施例に係る作業補助シートに備えられている椅子旋回機構及び椅子揺動機構の分解斜視図である。 椅子旋回機構及び椅子揺動機構の要部断面図である。 椅子揺動機構の作用説明図である。 第2実施例に係る作業補助シートの作用説明図(作業開始から車室内取付作業完了まで)である。 第2実施例に係る作業補助シートの作用説明図(車室内から車室外への退出時)である。 第2実施例に係る作業補助シートを傾動させ作業を行うことを説明する作用図である。 第2実施例に係る作業補助シートの揺動機構を説明する作用図である。 第1実施例に係る作業補助シートの分解斜視図である。 第3実施例に係る作業補助シートの分解斜視図である。 第4実施例に係る作業補助シートの側面図である。 特殊な用途に用いる従来例の説明図である。
符号の説明
13…車両、20、20B、20C、20D…作業補助シート、21…アーム部、21a…アーム部の先端、22…作業者、23、23B、23C、23D…椅子部、24…車室内、27…基部、28…回動支持部、29…昇降部、31…第1アーム部、32…第2アーム部、32a…第2アーム部の先端部、34…関節部、40、40B、40D…支持部材、116、116B、116D…着座部、117、117B、117D…背もたれ部、147、147D…弾性部材、161、161D…枠体、162、162D…支軸、163、163B、163D…揺動部材、169…基礎、170…構造物。

Claims (5)

  1. 作業者が座り姿勢で作業を行うことに供する作業補助シートであって、
    この作業補助シートは、前記支持部材に設けられる枠体と、この枠体に支軸を介して揺動可能に取付けられる揺動部材と、着座部とこの着座部から延ばした背もたれ部を有し、前記揺動部材に取付けられる椅子部と、からなることを特徴とする作業補助シート。
  2. 前記支持部材は、基礎又は構造物に取り付けられる基部と、この基部に回動可能に設けられる回動支持部と、この回動支持部に上方に突設され高さ方向に昇降可能に設けられる昇降部と、この昇降部の上端部に取り付けられる第1アーム部と、この第1アーム部の先端部に取り付けられる関節部と、この関節部に取り付けられ前記枠体を支える第2アーム部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の作業補助シート。
  3. 前記支軸は、前記着座部より上方で前記背もたれ部の上端より下方に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の作業補助シート。
  4. 前記支軸は、前記着座部の下方に配置されるとともに、前記椅子部の位置をもとの位置に復帰させる弾性部材が、前記椅子部と前記枠体との間に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の作業補助シート。
  5. 請求項1又は請求項2記載の作業補助シートは、車両組立ラインに配置され、前記支持部材は、車両の側部に配置されるとともに、前記第1アームと前記第2アームは、片持アームであることを特徴とする作業補助シート。
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