JP2007308087A - 操作ペダルの支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回動レバー5における車体側部材33の被当接面33aと対向する部分が、車両前突時に該被当接面33aに当接する当接部26bを構成している。この当接部26bに、車両前突時において車体側部材33が回動レバー5の第2支軸17に対して相対移動するときに回動レバー5の回動に伴って該回動レバー5の当接位置を下側に移動させることで回動レバー5の回動を促進させる回動促進部26cを設けている。
【選択図】図2
Description
図1は、本発明の実施形態に係るブレーキペダルの支持構造の側面図であり、図2は、ペダルブラケット、回動レバー及び車体側部材の通常時及び車両前突時の位置関係を示す概略側面図であり、図3は、ブレーキペダルの支持構造の分解斜視図であり、図4は、通常時におけるブレーキペダルの支持構造の側面図であり、図5は、車両前突時の初期段階におけるブレーキペダルの支持構造の側面図であり、図6は、ブレーキペダルの第1支軸が脱落した状態におけるブレーキペダルの支持構造の側面図である。
以下、車両前突時におけるブレーキペダルの支持構造の動作について説明する。
以上により、本実施形態によれば、回動レバー5の当接部26bに、車両前突時において車体側部材33が回動レバー5の第2支軸17に対して相対移動するときに回動レバー5の回動に伴って該回動レバー5の当接位置を下側に移動させることで回動レバー5の回動を促進させる回動促進部26cを設けているので、車両前突時において、車体側部材33の後退によって回動レバー5の車体側部材33に対する相対移動量が小さくなるときや、車体側部材33が回動レバー5の第2支軸17に対して下側に相対移動するときに、回動レバー5を十分に回動させることができる。そのため、車両前突時においてブレーキペダル2の第1支軸13を確実に脱落させることができる。
図7は、回動レバー及び車体側部材の位置関係を示す概略平面図である。本実施形態は、車体側部材33の構成が実施形態1と異なるものである。すなわち、図7に示すように、車体側部材33の被当接面33aは、通常時における回動レバー5の各側板26の当接部26bに対向する部分よりも車幅方向外側の部分(図7では両端部)が車幅方向外側に行くに従って車両前方に直線状に傾斜しており、これらの部分がそれぞれ傾斜部33b,33bを構成している。その他の点に関しては、実施形態1とほぼ同様の構成である。
ところで、車両前突時において、ダッシュパネル1(ペダルブラケット3)の後退移動に伴い回動レバー5が傾いて後退すると、回動レバー5の一方の側板26だけが車体側部材33に当接し、それによって回動レバー5が変形し、それゆえ回動レバー5が十分に回動できず、ブレーキペダル2の支軸13が脱落しないおそれがある。
図9は、通常時におけるブレーキペダルの支持構造の側面図である。本実施形態は、車体側部材33の被当接面33aに回動促進部33dを車両前方に膨らむように設けたものである。すなわち、図9に示すように、被当接面33aの下側が、車両前突時において車体側部材33が第2支軸17に対して相対移動するときに回動レバー5の回動に伴って回動レバー5の当接部26bの当接位置を下側に移動させることで回動レバー5の回動を促進させる回動促進部33dを構成している。この回動促進部33dは、回動レバー5の当接位置が下側に移動するに従って該当接位置と第2支軸17との距離が短くなるように構成されている。具体的には、回動促進部33dは、車両側面視で車両前方に湾曲する曲線状に形成されている。
以下、車両前突時におけるブレーキペダルの支持構造の動作について説明する。なお、この動作の図示は省略する。
以上により、本実施形態によれば、車体側部材33の被当接面33aに、車両前突時において該車体側部材33が第2支軸17に対して相対移動するときに回動レバー5の回動に伴って該回動レバー5の当接位置を下側に移動させることで回動レバー5の回動を促進させる回動促進部33dを設けているので、車両前突時において、車体側部材33の後退によって回動レバー5の車体側部材33に対する相対移動量が小さくなるときや、車体側部材33が回動レバー5の第2支軸17に対して下側に相対移動するときに、回動レバー5を十分に回動させることができる。そのため、車両前突時にブレーキペダル2の第1支軸13を確実に脱落させることができる。
上記各実施形態では、ブレーキペダルの支持構造を右ハンドルの車両に搭載しているが、左ハンドルの車両に搭載しても良い。
2 ブレーキペダル(操作ペダル)
3 ペダルブラケット
5 回動レバー
13 第1支軸
17 第2支軸
26 側板
26a 円弧部
26b 当接部
26c 回動促進部
27 天板(連結板)
33 車体側部材
33a 被当接面
33b 傾斜部
33d 回動促進部
Claims (5)
- ダッシュパネルの車両後方に設けられる操作ペダルの支持構造であって、
上記ダッシュパネルに取り付けられて該ダッシュパネルから車両後方に延び、上記操作ペダルを車幅方向に延びる第1支軸を介して揺動自在に支持するペダルブラケットと、
上記ペダルブラケットの車両後方に設けられた車体側部材と、
上記ペダルブラケットに車幅方向に延びる第2支軸を介して回動自在に支持され、車両衝突時に上記車体側部材に当接して上記第2支軸周りに回動することで上記第1支軸を下側に押して上記ペダルブラケットから脱落させる回動レバーとを備え、
上記回動レバーの当接部は、車両衝突時において上記車体側部材が上記第2支軸に対して相対移動するときに上記回動レバーの回動に伴って該回動レバーの当接位置を下側に移動させることで上記回動レバーの回動を促進させる回動促進部を有することを特徴とする操作ペダルの支持構造。 - 請求項1記載の操作ペダルの支持構造において、
上記回動レバーは、横断面略コ字状に形成されていて、それぞれ上記当接部を含む左右一対の側板と該両側板の一端縁部を互いに連結する連結板とを有し、
上記車体側部材の被当接面は、車幅方向に延びていて、通常時における上記各側板の上記当接部に対向する部分よりも車幅方向外側の部分が車幅方向外側に行くに従って車両前方に傾斜していることを特徴とする操作ペダルの支持構造。 - ダッシュパネルの車両後方に設けられる操作ペダルの支持構造であって、
上記ダッシュパネルに取り付けられて該ダッシュパネルから車両後方に延び、上記操作ペダルを車幅方向に延びる第1支軸を介して揺動自在に支持するペダルブラケットと、
上記ペダルブラケットの車両後方に設けられた車体側部材と、
上記ペダルブラケットに車幅方向に延びる第2支軸を介して回動自在に支持され、車両衝突時に上記車体側部材に当接して上記第2支軸周りに回動することで上記第1支軸を下側に押して上記ペダルブラケットから脱落させる回動レバーとを備え、
上記車体側部材の被当接面は、車両衝突時において該車体側部材が上記第2支軸に対して相対移動するときに上記回動レバーの回動に伴って該回動レバーの当接位置を下側に移動させることで上記回動レバーの回動を促進させる回動促進部を有することを特徴とする操作ペダルの支持構造。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の操作ペダルの支持構造において、
上記回動促進部は、上記回動レバーの当接位置が下側に移動するに従って該当接位置と上記第2支軸との距離が徐々に短くなるように構成されていることを特徴とする操作ペダルの支持構造。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の操作ペダルの支持構造において、
上記回動促進部は、車両側面視で曲線状に形成されていることを特徴とする操作ペダルの支持構造。
Priority Applications (1)
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JP2006141331A JP2007308087A (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | 操作ペダルの支持構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017033444A (ja) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | マツダ株式会社 | 自動車のペダル後退防止構造 |
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-
2006
- 2006-05-22 JP JP2006141331A patent/JP2007308087A/ja active Pending
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