JP2007296003A - 照明装置およびそれを備える遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの発光源と、リール帯よりも幅の小さい反射部材とで、リール帯の後方から斑なく照明できる照明装置を備えた遊技台を提供する。
【解決手段】リール帯211の後方に配置されて、円柱状の光照射面から均一に光を拡散照射する冷陰極管221を発光源とする照明装置220は、横断面がパラボラ形状の反射面222における焦点位置からずらして冷陰極管221を配置することで、リール帯211の裏面側左右両端まで通常反射面222bから二次光が拡散放射されるようにし、且つ、余剰反射領域に凹凸状のシボ加工を施して拡散反射面222aとすることで、余剰反射領域からリール帯211の裏面に照射される二次光を抑制し、リール帯211の中央部から左右両側に向ってなだらかに照度が低下して行く照明特性を実現し、発光斑のない良好な照明を可能とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、照明装置と、この照明装置を備えたスロットマシンやパチンコ機等の遊技台に関する。
従来より、種々の照明装置があり、スロットマシンなどの遊技台では、視覚的演出効果を高めるために、照明装置による発光表示を利用している。照明装置には、光源として冷陰極管を用いたものもある。冷陰極管は、発光面が円柱状であるために、光が周方向へ拡散放射されることから、光を被照射面へ効率良く導くために、断面放物線状の反射面を備える反射体を用い、その焦点位置に冷陰極管を保持するようにした遊技機の照明装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−129938号公報
この特許文献1に記載の照明装置によれば、設計上の自由度が高い冷陰極管を用いて、遊技機の前面パネルを裏面からむらなく均一に照射することができる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明においては、反射面の断面形状である放物線の焦点に冷陰極管を配置する構成を採用したことから、反射体の反射面形成部位から前面パネル裏面側へは光が均一に照射されるものの、反射面形成部位を越える領域には反射光が照射されないために、1本の冷陰極管と反射体でカバーできない広域の前面パネルに対しては、複数対の冷陰極管と反射体を連設した照明装置とする必要があり、必ずしも効率の良い照明を実現できるとは言えない。
以上のような問題点に鑑み、本発明は、一つの発光源と反射部材とで広域を斑なく照明できる照明装置と、この照明装置を備えた遊技台の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、被照射部材を照明するための照明装置であって、発光可能な発光源と、前記発光源から被照射部材へ直接照射されない光を受け、被照射部材に向けて反射させる反射面を有する反射部材と、を備え、前記反射部材の反射面は、発光源および被照射部材との相対的な配置関係から、反射面で反射された反射光が偏って被照射部材へ照射されるために発光斑を引き起こす余剰反射領域が生ずる曲面形状を呈し、前記反射部材の反射面における余剰反射領域から被照射部材への反射を抑制する照度調整手段を有することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、被照射部材を照明するための照明装置を備える遊技台であって、前記照明装置は、円柱状の光照射面から均一に光を拡散照射する発光源と、前記発光源から被照射部材へ直接照射されない光を受け、被照射部材に向けて反射させる反射面を有する反射部材と、を備え、前記反射部材の反射面は、発光源および被照射部材との相対的な配置関係から、反射面で反射された反射光が偏って被照射部材へ照射されるために発光斑を引き起こす余剰反射領域が生ずる曲面形状を呈し、前記反射部材の反射面における余剰反射領域から被照射部材への反射を抑制する照度調整手段を照明装置に設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の遊技台において、
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の遊技台において、前記照明装置の照度調整手段は、反射部材の反射面における余剰反射領域に設けたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載の遊技台において、前記照度調整手段は、照射された光を拡散反射させる反射面であることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項3に記載の遊技台において、前記照度調整手段は、反射面において余剰反射領域を除く通常反射領域の光反射率よりも低い低反射面であることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項3に記載の遊技台において、前記照度調整手段は、反射面において余剰反射領域を除く通常反射領域の光拡散率よりも高い光拡散率を有する高拡散面であることを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項2に記載の遊技台において、前記照明装置の照度調整手段は、発光源の少なくとも光照射面の外側に配置される透明部材に設けたことを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、請求項7に記載の遊技台において、前記照度調整手段は、発光源から反射部材の反射面における余剰反射領域へ至る余剰光が透過する透明部材の余剰光透過領域を、その他の通常透過領域の光拡散率よりも高い光拡散率を有する高拡散面としたことを特徴とする。
また、請求項9に係る発明は、請求項7に記載の遊技台において、前記照度調整手段は、発光源から反射部材の反射面における余剰反射領域へ至る余剰光が透過する透明部材の余剰光透過領域を、その他の通常透過領域の光透過率よりも低い光透過率を有する低透過面としたことを特徴とする。
また、請求項10に係る発明は、請求項2〜請求項9の何れか1項に記載の遊技台において、複数種類の絵柄が施され、回転駆動される複数のリールと、複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、前記リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、少なくとも前記抽選手段の抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御を行うリール停止制御手段と、停止時の前記リールにより表示された前記絵柄の組合せが、予め定めた絵柄の組合せであるか否かに基づいて入賞を判定する入賞判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項11に係る発明は、請求項10に記載の遊技台において、前記被照射部材は、表示窓を介して周面の一部が前面に臨むリールであり、表示窓に臨むリールの後方に照明装置を配置したことを特徴とする。
また、請求項12に係る発明は、請求項2〜請求項9の何れか1項に記載の遊技台において、所定の入賞口を有する遊技盤を備え、前記所定の入賞口に遊技球が入球することにより、所定の特典を与えることを特徴とする。
本発明に係る照明装置によれば、発光斑の起きない効果的な照明を実現できる。
また、本発明に係る遊技台によれば、発光斑の起きない効果的な照明で、遊技の興趣を高めることができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。まず、本発明に係る照明装置を備える遊技台の具体的構造について説明しておく。
〈全体の構成〉
図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の外観を示す斜視図である。図1に示すように、スロットマシン100の中央内部には、外周面に複数種類の絵柄(「7」、「Bar」、「ベル」、「リプレイ」等の文字や記号:図示省略)を配列した円筒状のリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、本体101bの内部で回転できるように構成されている。
前面扉101aには、リール表示窓113が設けられており、リール110〜112を正面から眺めると、これに施された絵柄がリール表示窓113から縦方向に3つ見えるようになっている。つまり、全リール110〜112が停止した場合、遊技者は、3×3の合計9個の絵柄を見ることができる。これらのリール110〜112が回転し、停止することにより、様々な絵柄の組み合せがリール表示窓113に表示されることになる。なお、本実施形態では、3個のリールを備えるものとしたが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各リール110〜112の裏側には、リール表示窓113上に表示される個々の絵柄を照らすためのバックライト(図示せず)が配置されている。本実施形態に係るスロットマシン100においては、バックライトとして冷陰極管を用いた照明装置(後に詳述)を用いる。
入賞ライン表示ランプ120は、遊技毎に有効となる入賞ライン114を示すランプである。有効となる入賞ライン114は、スロットマシン100に投入された遊技媒体(本実施形態ではメダルを想定する。)の枚数によって変化する。例えば、図1に示すように5本の入賞ライン114を有する場合、メダルを1枚投入したときは中段の水平入賞ライン、2枚投入したときは、上段の水平入賞ラインおよび下段の水平入賞ラインを加えた3つの入賞ライン、3枚投入したときは更に2本の斜めの入賞ラインを加えた5ラインが有効となり、有効な入賞ライン114上に揃った絵柄の組み合せにより入賞が判断されることとなる。勿論、入賞ラインの数は5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110〜112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、入賞役である再遊技に入賞したとき(例えば、リプレイ−リプレイ−リプレイの再遊技絵柄の組み合せが入賞ライン114上に揃ったとき)、遊技者へ次の遊技が再遊技であることを知らせるランプである。再遊技の場合、次遊技において遊技媒体であるメダルの投入が免除される。
告知ランプ123は、特別な入賞役(例えば、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB))に内部当選した状態にあることを遊技者に報知するランプである。メダル投入ランプ124は、遊技開始にあたって遊技者にメダルの投入が必要であることを報知するランプである。
メダル投入枚数表示ランプ125は、遊技者が投入したメダル枚数を表示するランプである。本実施形態では、1回の遊技に最大3枚までメダル投入できるので、縦に配置した3つのランプを用いてメダル投入枚数を表示している。無論、ランプで表示する他に7セグメント表示器等で直接メダル投入枚数を表示しても良い。
払出枚数表示器126は、メダルの払い出しのある何らかの入賞役に入賞したとき、遊技者へ払い出されるメダルの枚数を表示する表示器である。遊技回数表示器127は、ビッグボーナスゲーム中の一般ゲームの回数等を表示する表示器である。貯留枚数表示器128は、電子的に貯留(クレジット)しているメダルの枚数を表示する表示器である。演出用ランプ129は、遊技の興趣を高めるための演出に使用されるランプである。
メダル投入ボタン131、132は、貯留されたメダルをスロットマシン100へ電子的に投入するための投入ボタンであり、いわゆるベットボタンと呼ばれているものである。本実施形態では、3枚メダル投入ボタン131(最大枚数のメダルを投入できる、いわゆるマックスベットボタン)と、1回押下するごとに1枚のメダルを投入する1枚メダル投入ボタン132とを有し、これらのボタンのいずれかを押下することにより遊技に必要な1〜3枚のメダルがスロットマシン100へ電子的に投入される。2枚のメダルを投入する場合は、1枚メダル投入ボタン131を2回押下することとなる。投入されたメダル枚数分は、現在の貯留枚数から減算されて残枚数が貯留枚数表示器128に表示される。
メダル投入口ブロック133は、遊技を開始するに当たって遊技者が直接メダルを投入するための開口を有する。メダルを直接投入した際に、メダル投入口直下にあるメダルセレクターユニット(図示せず)内にメダルが詰まってしまった場合は、メダルキャンセルスイッチ133aを操作することによってメダルの詰まりを解消させる。スタートレバー135は、遊技の開始操作として、リール110〜112の回転を開始させるレバー型のスイッチである。
停止ボタンユニット136には、3つの停止ボタン(左停止ボタン136a,中停止ボタン136b,右停止ボタン136c)が設けられている。各停止ボタンは、押下することによって対応するリール110〜112を停止させるボタン型のスイッチである。具体的には、左停止ボタン136aを操作することによって左リール110が、中停止ボタン136bを操作することによって中リール111が、右停止ボタン136cを操作することによって右リール112がそれぞれ停止する。
各停止ボタンの内部にはランプ(図示せず)が設けられており、スタートレバー135が操作された後、リール110〜112の停止操作が可能な状態になると全ランプが点灯し、遊技者に停止操作が可能になったことを報知する。各停止ボタンのランプは各停止ボタンが押下される毎に消灯する。無論、停止操作可能な状態とその他の状態とでランプの発光色を変化させるように構成することもできる。
精算ボタン138は、遊技者が獲得したメダルを精算して排出する精算処理を行う場合に押下されるボタンである。なお、精算ボタン138は、遊技者がメダル投入口ブロック133から投入したメダルのうち所定枚数(例えば3枚)以上のメダルまたは入賞により獲得したメダルを最大50枚まで貯留するか否かを切り換える場合にも使用され、例えば、一回精算ボタン138が押下されて精算処理が行われると、非貯留モードが設定され、もう一度精算ボタン138が押下されると、貯留モードが設定される。ここに、メダルの貯留とは、メダルを直接払い出さずに、電子的にその枚数を後述する制御部に一時記憶しておくことを意味する。
キー孔139は、扉開閉用のキーを差し込む孔で、キーを差し込んで時計方向に回すとロックが解除され、スロットマシン100の前面扉101aを開けることができる。メダル排出口165は、メダルを排出するための開口であり、入賞時に払い出されるメダルはここから排出される。排出されたメダルは、受け皿160に溜まるようになっている。
上部ランプ190、サイドランプ151,152、中央ランプ153,154、腰部ランプ155,156、下部ランプ157,158は、遊技を盛り上げるための演出用のランプであり、遊技状態に応じて点灯/消灯/点滅する。また、図示を省略したタイトルパネルランプ146によりタイトルパネル140を照明する。本実施形態では、受皿160を透光性材料で構成し、受皿取り付け面からランプ光を入射させることで上記演出用のランプと同様の効果を発揮させるように構成している。また、受皿160には、着脱可能に構成した灰皿ユニット170が設けられている。
また、スロットマシンの上部(リール表示窓113の上方)中央部には、遊技に関する各種の情報(ゲームを盛り上げるためキャラクタ等を登場させるゲーム画面、スロットマシンの内部で異常が発生した場合にエラーの内容を表示するエラー画面など)を表示することができるLCD180が設けられており、このLCD180を用いて、各種スイッチ類(例えば、3枚メダル投入ボタン131や1枚メダル投入ボタン132,スタートレバー135,停止ボタン136a〜136c,精算ボタン138等)に生じた動作不良に関する情報も報知する。
〈リール回転装置の構成〉
図2は、スロットマシン100の左リール110,中リール111,右リール112を構成するリール回転装置200の外観斜視図で、リール回転装置200は、概略、3つのリール駆動ユニット210と、これらを収納するケース部材201とで構成される。なお、左リール110,中リール111,右リール112の各リール駆動ユニット210は、リール帯211に印刷される絵柄の配列が異なるだけで、同一の部品で構成されており、各リール駆動ユニット210は、それぞれ個別にケース部材201内に着脱可能に収納固定されている。
〈リールユニットの構成〉
図3(a)は、リール駆動ユニット210の斜視図であり、図3(b)は、リール帯211を取り外した状態の斜視図であり、図4(a)は、リール帯211を取り外したリールユニット210の左側面図、図4(b)は、リール帯211を取り外したリールユニット210の正面図、図4(c)は、リール帯211を取り外したリールユニット210の右側面図である。これらの図面に示すように、リール駆動ユニット210は、絵柄を移動表示させるための構成として、取付ベース212の内側面(スロットマシン100の前面に向って、リール帯211の右側方に取付ベース212を配置する場合は、その左側面)に配設したステッピングモータ213の回動軸にリール枠214を取り付け、リール枠214の回転に伴ってリール帯211が回転するものとなっている。
リール枠214に一端縁が接着されたリール帯211の反対側には、リール帯211の補強を目的として補強リム215が接着される。また、リール枠214の適所(例えば、ステッピングモータ213の回転軸に取り付けられるボス部とリール帯211が貼り付けられる円環状のリム部とを連結する連結部の内面)には検知片216を設けてあり、リール枠214が1回転する毎に、非接触式のセンサ217によって検出され、センサ217の検出信号からリール回転基準位置を知ることができる。なお、センサ217はセンサホルダ218を介して取付ベース212の内側面に固定してある。
さらに、リールユニット210の取付ベース212の内側面には、照明装置220を設けてあり、リール表示窓113にリール帯211が臨む部位の後方から光を照射する。なお、リール表示窓113は、遊技者からの視認性がよいように、上縁部が下縁部よりも後方へ傾斜するように形成してあるので、照明装置220も、この傾斜に対応するように、水平方向よりも若干上向きとなるように取り付ける(例えば、図4(a),図4(c)を参照)。
〈照明装置の第1実施形態〉
図5は、第1実施形態に係る照明装置220の前面側斜視図であり、図6は、照明装置220の分解斜視図である。この照明装置220は、被照射部材であるリール110,111,112(正確には、リール帯211の内周面であってリール表示窓113に臨む部位)を後方から照明するもので、円柱状の光照射面から均一に光を拡散照射する発光源として冷陰極管221を用い、発光源から被照射部材であるリール帯211裏面へ直接照射されない光を受け、リール帯211に向けて反射させる反射面222を有する反射部材としてのリフレクタ223を備える。
リフレクタ223は、反射面222となる凹面の最奥部に光源導入孔223aを備え、照明基板224の前面側に保持された冷陰極管221が光源導入孔223aから導入され、照明基板224の裏面側から基板ケース225をリフレクタ223に固定(例えば、ビス226によるネジ止め)することで、照明装置220が構成される。
また、反射面222は、冷陰極管221からリール帯211の後方へ直接照射されない光を受けて反射させるものであり、その曲面形状は、冷陰極管221の軸方向に直交する横断面がほぼ同一の曲線形状(例えば、放物線形状)を呈する。よって、反射面222の上部および下部は、リール帯211に比較的近接した位置となるが、反射面222の中央部では、リール帯211との離隔距離が長くなってしまうため、リール帯211裏面との空隙がほぼ一定となるように、リフレクタ223の前面には、反射面222の前縁に連なるように左右一対の導光部223bを設けてある。なお、導光部223bの内面(冷陰極管221からの一次光あるいは反射面222に反射した二次光が当たる面)である導光反射面223cは、反射面222のような曲面ではなく、平坦面としてある。
さらに、リフレクタ223の右側には固定部223dを形成してあり、この固定部223dをリールユニット210の取付ベース212に取り付けることで、冷陰極管221がおおむねリール帯211の真ん中(左右幅の中央)に来るように位置決め固定され、リール帯211の左右方向で極端な偏りが生じない照明が期せる。
ここで、本実施形態に係る照明装置220は、図7に示すように、反射面222の両側部へ帯状にシボ加工を施すことで、冷陰極管221から照射された光を拡散反射させる凹凸構造の拡散反射面222aを形成した(図7(b)を参照)。また、反射面222において拡散反射面222aを除く通常反射面222bは、シボ加工を施さず、冷陰極管221から照射された光の入射角に応じた反射角で反射させる滑らかな曲面である。
このように、拡散反射面222aを反射面222に設けることで、リール帯211の裏面へ発光斑の起きない良好な照明を行うことが可能となる。以下、拡散反射面222aが発光斑を抑制する原理について、図8に基づき説明する。なお、図8(a)〜(c)は、本実施形態に係る照明装置220の構造を示すものではないが、説明の便宜上、図7(b)に対応する構成には同一符号を付し、リール帯211裏面への光照射の状態を各図上段の照度特性曲線にて表したものである。
まず、図8(a)に示すように、断面がパラボラ状の反射面222における焦点位置に冷陰極管221を配置すると、冷陰極管221から拡散放射された一次光がリール帯211の裏面へ照射されると共に、反射面222で反射された二次光がリール帯211の裏面へ垂直に入射される。このため、反射面222の開口端までは比較的高い照度が維持されるものの、反射面222からの二次光が入射されなくなる部位で急に照度が低下してしまい、左右両側部に輝度の低い縦縞状の発光斑が生じる。しかしながら、リール帯211の幅一杯に反射面222を形成すると、照明装置220がリール枠214や補強リム215に衝接して回転を阻害することとなるため、反射面222の横幅は、リール帯211よりも狭い範囲に制限されてしまう。なお、厳密には、最も近距離で冷陰極管221からの一次光が当たるリール帯211の中央部で最も照度が高くなるので、この中央部から左右両側端までの照度を完全に均一にすることは困難であるが、中央部から左右両側端にかけてなだらかに照度が低下してゆけば発光斑と認識されず、良好な照明状態となる。
そこで、図8(b)に示すように、断面がパラボラ状の反射面222における焦点位置よりもリール帯211から遠ざける位置(反射面222の最奥部に近づけた位置)に冷陰極管221を配置すると、反射面222で反射された二次光はリール帯211の裏面へ垂直に入射せず、左右両側へ拡散するようになり、反射面222の開口端よりも左右両側へ広がるように二次光が照射されるので、リール帯211の左右両側端部で急に輝度が落ちる縦縞状の発光斑が生じることは防止できる。
しかしながら、冷陰極管221を焦点位置からずらし、反射面222およびリール帯211裏面との相対的な配置関係が変わることに起因して、リール帯211の左右両側に輝度が高くなる縦縞状の発光斑が生じてしまう。すなわち、反射面222が放物線状の曲面で構成していることから、冷陰極管221に近い部位の反射面222では二次光が左右両側へ広がるように拡散して行くものの、冷陰極管221から離隔したある部位から二次光の向きが収束する方へ変化するために、リール帯211の左右両側に輝度が高くなる発光斑が生じてしまうのである。
すなわち、反射部材たるリフレクタ223の反射面222は、断面がパラボラ状であるが、冷陰極管221およびリール帯211との相対的な配置関係から、反射面222で反射された反射光が偏ってリール帯211裏面へ照射されるために発光斑を引き起こす余剰反射領域が生ずる曲面形状を呈することとなり、この余剰反射領域からリール帯211裏面への反射を抑制すると、発光斑を抑制することができるのである。
なお、反射面222の開口面からリール帯211までの離隔距離が長くなる中央付近においては、リール帯211の左右両側端よりも外側へ光が拡散してしまうので、本実施形態においては、図8(c)に示すように、反射面222の左右両端に連なる左右一対の導光部223bを設けて、リール帯211の左右幅に適合した光照射を行えるようにしてあるが、余剰反射領域からの余剰反射光が及ぼす影響は変わらず、リール帯211の左右両側に発光斑が生じてしまう。
このような理由から、本実施形態に係る照明装置220では、図9(a)に示すように、反射面222における余剰反射領域からリール帯211への反射を抑制する照度調整手段として、拡散反射面222aを設けると、リール帯211の中央部から左右両側に向ってなだらかに照度が低下して行く照明を実現できるので、発光斑のない良好な照明を実現できる。
すなわち、本実施形態に係る照明装置220は、発光源たる冷陰極管221および被照射部材たるリール帯211との相対的な配置関係(反射面222で反射された二次光がリール帯211の裏面に垂直に照射される焦点位置よりも反射面の最奥部側にずらして冷陰極管221を配置した構造)から、反射面222で反射された反射光が偏ってリール帯211裏面へ照射されるために発光斑を引き起こす余剰反射領域が生ずる曲面形状を呈するが、リフレクタ223の反射面222における余剰反射領域からリール帯221への反射を抑制する照度調整手段を設けたので、リフレクタ223の反射面222から、反射面222の横幅よりも広いリール帯221に向けて反射光を拡散放射させるために余剰反射領域が生じても、照度調整手段によって余剰反射領域から被照射部材への反射光を抑制し、発光斑の起きない効果的な照明を実現できる。
さらに、本実施形態に係る照明装置220における照度調整手段は、リフレクタ223の反射面222における余剰反射領域に設けたので、リール帯211裏面に向う余剰反射光の抑制を直接的に制御でき、精度の良い照度調整を実現できる。加えて、本実施形態に係る照明装置220における照度調整手段は、照射された光を拡散反射させる反射面222aで構成したので、照度調整手段の構造を簡易に実現できる。なお、拡散反射面222aは、シボ加工等で凹凸構造を生ぜしめるものに限らず、例えば、微粒の粉体を表面に配置して拡散させるようにしても構わず、種々の光拡散手法を適用して実現することができる。
また、反射面222の開口面からリール帯211までの離隔距離が短くなる上部および下部で導光部223bが無いもしくは延出量が小さい部位においても、図9(b)に示すように、拡散反射面222aを設けることで、余剰反射光による高輝度の照明部位が左右両側に生ずることを防止でき、発光斑のない良好な照明を実現できる。
なお、導光部223bの導光反射面223cは平坦な反射面となることから、図10に示すように、反射光は必ず拡散するようにリール帯211裏面へ照射されるので、前述した余剰反射光のように、極端は発光斑を引き起こす要因となることはないので、通常反射面222bと同様に、入射角に応じた反射角へ光を反射させるものとした。ただし、導光部223bの傾斜角度や突出長さ等に起因して、導光反射面223cからの反射光がリール帯211裏面に高輝度の照明部位を生じさせる場合には、導光部223bの導光反射面223cも余剰反射領域と看做し、ここにもシボ加工を施して照度調整手段を設ければ良い。
また、余剰反射領域が生ずる反射面は、横断面が放物線状の場合に限定されるものではなく、例えば、2つの焦点を有する楕円曲線の片側を用いても良いし、一つの焦点が定められない曲線でも構わない。何れにしても、発光源と被照射部材と反射面との相対的な配置関係から、照明装置220による照明部位のどこかに発光斑が生じる場合、その要因となる余剰反射領域から被照射部材への反射光を抑制できる照度調整手段を設けることで、どのような発光斑にも対処でき、良好な照明を実現できる。
また、本実施形態の照明装置220は、リール帯211に描かれた3つの絵柄が縦に並んで見えるリール表示窓113の縦幅一杯を照明する構造としたが、例えば、リール帯の1つの絵柄を照明する縦幅の照明装置を縦方向に3つ連設しても良い。斯くすれば、リール100,111,112の絵柄毎に照明することができ、より変化に富んだ演出制御が可能となる。
また、本実施形態の照明装置220では、余剰反射光を抑制することで、リール帯211の左右両側に生ずる発光斑を無くし、リール帯211の中央から左右両側にかけてなだらかに照度が低下する照度分布特性を実現したが、例えば、冷陰極管211からリール帯211の裏面に照射される一次光の照度を抑制する手段を付加すれば、リール帯211の中央から左右両側にかけて略均一な照度となる照度分布特性を実現することもできる。
また、円柱状の光照射面から均一に光を拡散照射する発光源としては、冷陰極管に限定されるものではなく、規格化された蛍光灯でも良いし、点光源であるLEDを一列状に並べて円柱状の光照射面が得られるように構成したものを用いても良い。さらに、この照明装置は、リール用バックライトとして用いるものに限らず、円柱状の光照射面を有する発光源と反射部材を用いて照明する際に発光斑を抑制して良好な照明を得ることが望ましいもの、例えば、電化製品や車のライト等に適用しても構わない。なお、被照射部材は透光性のものに限定されず、例えば、高光反射性の被照射部材を用い、被照射部材に照射された略均一な照明を別途設けたスクリーンへ向けて反射させるような構造でも良い。
〈制御ブロック〉
次に、スロットマシン100における制御手段として機能する各制御部を詳細に説明する。図11は主制御部300の詳細を示すもので、図12は副制御部400の詳細を示すものである。
〈主制御部の構成〉
まず、図11を用いて、スロットマシン100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。
クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
また、CPU310には、後述するセンサやスイッチの状態を常時監視するための監視周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。
タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなる。
また、CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等を記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する副制御部400においても同様である。
また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インタフェース360が接続され、割込み時間ごとに入力インタフェース360を介して、メダル受付センサ320、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、MAXベットボタンセンサ323、ONEベットボタンセンサ324、精算ボタンセンサ325、リセットスイッチ326、メダル払出センサ327の状態を検出し、各センサを監視している。
メダル受付センサ320は、メダル投入ブロック133のメダル投入口に連なるメダル通路に2個設置されており、メダルの通過有無を検出する。スタートレバーセンサ321は、遊技者によるスタートレバー130の操作を検出する。ストップボタンセンサ322は、各々のストップボタン136a〜136cに設置されており、遊技者によるストップボタンの操作を検出する。
MAXベットボタンセンサ323はMAXベットボタン131が操作されたことを検出し、ONEベットボタンセンサ322はONEベットボタン132が操作されたことを検出し、夫々の検出出力は、RAM313に電子的に貯留されているメダルを遊技用のメダルとして投入した枚数の特定に供される。たとえば、CPU310は、ONEベットボタン132に対応するONEベットボタンセンサ324がHレベルになった場合に、電子的に貯留メダルを1枚投入し、MAXベットボタン131に対応するMAXベットボタンセンサ323がHレベルになった場合に、電子的に貯留メダルを3枚投入する。なお、MAXベットボタン131が押された際に、貯留されているメダル枚数が2枚の場合は2枚投入され、1枚の場合は1枚投入される。
精算ボタンスイッチ325は、精算ボタン138が操作されたことを検出し、これを受けたCPU310は、ホッパモータを駆動させてメダル払出装置(ホッパ)から貯留メダルを払い出す。リセットスイッチ326は、エラー等の復旧後に操作されると、RAM313の特定エリアをクリアして通常稼働状態に復帰させるものである。メダル払出センサ327は、メダル払出装置によって払い出されたメダルを検出し、適正数の払出制御を行うためのものである。なお、以上の各センサは、非接触式のセンサであっても接点式のセンサであってもよい。
CPU310には、さらに、入力インタフェース361、出力インタフェース370,371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインタフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。
入力インタフェース361には、インデックスセンサ328が接続されている。インデックスセンサ328は、具体的には、各リール110〜112の取付台の所定位置に設置されており、リールに設けた遮光片がこのインデックスセンサ328を通過するたびにHレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。
出力インタフェース370には、リールを駆動させるためのリールモータ駆動部330と、メダル払出装置(バケットにたまっているメダルをメダル払出口165から払い出すための装置。図示せず。)のホッパモータを駆動するためのホッパモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、演出用ランプ129等)と、払出枚数表示器126と、遊技回数表示器127と、貯留枚数表示器128が接続されている。
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。乱数発生回路317は、水晶発振器311及び水晶発振器316から発振されるクロックに基づいて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。なお、乱数発生回路317は、例えば2つの乱数カウンタ(水晶発振器311のクロック周波数を用いて0〜65535までの値をインクリメントするカウンタ、および水晶発振器316のクロック周波数を用いて0〜16777215までの値をインクリメントするカウンタ)を備える。
また、CPU310のデータバスには、副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェース371が接続されている。
〈副制御部の構成〉
次に、図12を用いて、スロットマシン100の副制御部400について説明する。副制御部400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410や、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。
クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。
また、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、CPU410には、副制御部400の全体を制御するための命令及びデータ、バックライトの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。
また、CPU410には、外部の信号を送受信するための入出力インタフェース460が接続されており、入出力インタフェース460には、各リール110〜112の絵柄を背面より照明するための照明装置220(冷陰極管211)、RAM413のデータをクリアにするためのリセットスイッチ421等が接続されている。
CPU410には、データバスを介して主制御部300から主制御コマンドを受信するための入力インタフェース461が接続されており、入力インタフェース461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。
また、CPU410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、CPU410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたROM481が接続されており、音源IC480は、ROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。
CPU410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、各種演出用のランプへ信号を出力するための出力インタフェース470、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インタフェース461、液晶画面制御部500からの信号を入力するための入力インタフェース471、時計IC424、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インタフェース472が接続されている。
時計IC424が接続されていることで、CPU410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、スロットマシン100の内部に設けられており、たとえば副制御部400に設定された所定情報を店の係員等が確認できるようになっている。
更に、出力インタフェース470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インタフェース470から送信された信号を各表示部等に分配する。即ち、デマルチプレクサ419は、CPU410から受信したデータに応じて上部ランプ190、サイドランプ151,152、腰部ランプ155,156、下部ランプ157,158、リールパネルランプ145、タイトルパネルランプ146、払出口ストロボ147、受け皿ランプ148を制御する。
タイトルパネルランプ146は、タイトルパネル140を照明するランプである。払出口ストロボ147は、メダル排出口165の内側に設置されたストロボタイプのランプである。受け皿ランプ148は、透光性材料で構成したメダル受け皿160を受皿取り付け面から照明するランプである。
なお、CPU410は、液晶画面制御部500への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。逆に、CPU410は、入力インタフェース471を介して液晶画面制御部500からの信号を受信する。すなわち、CPU410は、デマルチプレクサ419と入力インタフェース471を介して液晶画面制御部500と双方向通信を行う。この液晶画面制御部500は、LCD180への表示制御を行う装置である。
〈遊技実行処理〉
次に、上述した主制御部300および副制御部400を備えるスロットマシン100の遊技実行処理を、図13に基づき説明する。
先ず、メダル投入口ブロック133からのメダル投入や3枚メダル投入ボタン131もしくは1枚メダル投入ボタン132の操作によるメダルを受け付け、メダルを受け付けた場合には、副制御部400へメダル投入コマンドを送信するメダル受付処理を行う(ステップS101)。適正にメダルを受け付けた場合にはスタートレバー135の操作を受け付け可能とし、遊技者がスタートレバー135を適正に操作することによりスタートレバーセンサ321からの各検出信号を受けた場合に、その操作が不正操作か否かの判定も併せて行うスタートレバー受付処理を行う(ステップS102)。
次いで、上記ステップS102でスタートレバー135の操作を受け付けて乱数発生器311から乱数を取得したら、この取得された乱数に基づいて各入賞役の内部抽選をする内部抽選処理を行い(ステップS103)、この抽選結果に応じたリール停止が行えるようにリール停止準備処理を行い(ステップS104)、続いて、このゲームで行う演出を決定する演出抽選処理を行う(ステップS1058)。
次いで、左リール110,中リール111,右リール112の回転を開始させるリール回転開始処理を行う(ステップS106)。このリール回転処理において、全リール110〜112が定速回転となり、停止ボタン136a〜136cの受付が可能になると、停止操作許可コマンドを副制御部400へ送信する。続いて、停止ボタン136a〜136cの何れかが操作されて、停止ボタンセンサ341〜343からの検出信号を受け付ける停止ボタン受付処理を行う(ステップS107)。停止ボタン受付処理においては、操作された停止ボタン136a〜136cに対応する停止ボタン受付コマンド(第1〜第3停止コマンド)を副制御部400へ送信する。
そして、上記ステップS108で操作を受け付けた停止ボタンに対応する停止位置情報を示す停止位置情報コマンドを副制御部400へ送信してリールを停止させるリール停止処理を行い(ステップS108)、全リール110〜112に対する停止処理が完了しているか否かを判定し(ステップS109)、未だ回転中のリールが残っていれば、上記ステップS107およびステップS108の処理を行う。
上記のようにして、当該遊技における全リール110〜112が停止すると、リール表示窓113上の有効化された入賞ライン114上に、上記S103において内部当選した入賞役に対応して予め定めた図柄の組み合せが揃って停止しているかを判定し、入賞していると判定した場合は副制御部400へ入賞判定コマンドを送信する入賞判定処理を行い(ステップS110)、該入賞判定処理で入賞していると判定されていれば入賞役に対応して予め定めた所定数のメダルをメダル払出口165より受皿160に払い出し、副制御部400へ払出枚数コマンドを送信するメダル払出処理を行い(ステップS111)、その入賞に応じた表示動作や音声出力による入賞演出を行わせる入賞演出コマンドを副制御部400へ送信する入賞演出処理を行い(ステップS112)、入賞判定結果に応じて遊技状態コマンドを副制御部400へ送信する遊技状態更新処理を行う(ステップS113)。
上述した一連の処理工程を実行することで、1回の遊技が終了し、以後、同様の手順が繰り返されることとなる。
すなわち、上述した遊技実行処理を行う主制御部300および副制御部400を備えるスロットマシン100は、「複数種類の絵柄が施され、回転駆動される複数のリール」と、「複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段」と、「リールの回転を開始させるためのスタートスイッチ」と、「少なくとも前記抽選手段の抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御を行うリール停止制御手段」と、「停止時の前記リールにより表示された前記絵柄の組合せが、予め定めた絵柄の組合せであるか否かに基づいて入賞を判定する入賞判定手段」と、を備えた遊技台として機能する。
そして、本発明に係るスロットマシン100においては、照明装置220の反射面222で余剰反射領域となる部位を拡散反射面222aとし、他の領域を通常の反射面である通常反射面222bとすることにより照度調整手段を構成したので、リール110,111,112に発光斑が起きることを防ぎ、良好な照明を実現した。しかしながら、照度調整手段の構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、余剰反射光と通常反射光との相対的な調整によって発光斑を抑制できれば、如何様に構成しても構わない。以下に、他の手法によって構成した照度調整手段につき説明する。
〈照明装置の第2実施形態〉
図14に示すのは、第2実施形態に係る照明装置230であり、冷陰極管231からの光を受ける反射面232は、余剰反射領域に対応する低反射面232aと、表面にメッキ加工を施してミラー状とした光反射率の高い高反射面232bとで構成する。すなわち、反射面232において余剰反射領域を除く通常反射領域の光反射率を高めることで、通常反射領域よりも光反射率が相対的に低い低反射面232aを余剰反射領域に設け、照度調整手段とするのである。斯くすれば、照度調整手段により余剰反射光を直接削減でき、高精度な発光斑抑制が可能となる。なお、本実施形態におけるリフレクタ233においては、導光部233bの導光反射面233cも高反射面232bと同様のメッキ加工を施し、低反射面232aよりも光反射率を高めてある。
〈照明装置の第3実施形態〉
図15に示すのは、第3実施形態に係る照明装置240で、冷陰極管241からの光を受ける反射面242は、余剰反射領域に対応する高拡散面242aと、光拡散率の低い低拡散面242bとで構成する。すなわち、反射面232において余剰反射領域に対応する高拡散面242aでは、凹凸の顕著なシボ加工を施して光拡散率を高め、余剰反射領域を除く通常反射領域に対応する低拡散面242bでは、凹凸の疎らなシボ加工を施して光拡散率を低くすることで、通常反射領域よりも光拡散率が相対的に高い高拡散面242aを余剰反射領域に設け、照度調整手段とするのである。斯くすれば、通常反射領域と余剰反射領域の相対的な光拡散率の設定で、発光斑の抑制が可能となる。なお、本実施形態におけるリフレクタ243においては、導光部243bの導光反射面243cも低拡散面242bと同様の疎らなシボ加工を施し、高拡散面242aよりも光拡散率を低くしてある。
〈照明装置の第4実施形態〉
図16に示すのは、第4実施形態に係る照明装置250で、冷陰極管251からの光を受ける反射面252における余剰反射領域には、反射率の低い表面を有する低反射シート254を貼付して低反射面とし、低反射シート254が貼付されていない通常反射領域はリフレクタ253の材質や成型色(白やシルバー)に応じた高反射面とする。すなわち、反射面252において、通常反射領域よりも余剰反射領域の光反射率を相対的に低くする低反射シート254を照度調整手段とするで、通常反射領域と余剰反射領域の相対的な光反射率の設定により、発光斑の抑制を可能とするのである。なお、本実施形態におけるリフレクタ253においては、導光部253bの導光反射面253cも反射面252と同様に、余剰反射領域に貼付する呈反射シート254の表面よりも光反射率の高い面とする。また、低反射シート254に代えて、表面に凹凸状のシボ加工を施した光拡散率の高い高拡散シート254′を用いることで、余剰反射領域の光拡散率を通常反射領域の光拡散率よりも相対的に低くするようにしても良い。斯くすれば、通常反射領域と余剰反射領域の相対的な光拡散率の設定で、発光斑の抑制が可能となる。
〈照明装置の第5実施形態〉
図17に示すのは、第5実施形態に係る照明装置260で、冷陰極管261からの光を受ける反射面262における余剰領域は、リフレクタ263に対して着脱可能とした光反射率の低い素材よりなる低反射部材264の外表面により構成して低反射面262aとし、余剰反射領域を除く通常反射領域は光反射率の高い素材よりなるリフレクタ263の反射面により構成して高反射面262bとする。すなわち、反射面262において、通常反射領域よりも余剰反射領域の光反射率を相対的に低くする低反射部材264を照度調整手段とすることで、通常反射領域と余剰反射領域の相対的な光反射率の設定により、発光斑の抑制を可能とするのである。斯くすれば、低反射面262aと高反射面262bを夫々の反射特性に適合した素材で成型できるので、反射面262に対するメッキ処理といった工程が必要ないという利点がある。なお、本実施形態におけるリフレクタ263においては、導光部263bの導光反射面263cも高反射面262bと同様に、余剰反射領域よりも高反射面とする。また、低反射部材264に代えて、凹凸状のシボ加工を施した光拡散率の高い高拡散部材264′を用いることで、余剰反射領域の光拡散率を通常反射領域の光拡散率よりも相対的に高めるようにしても良い。斯くすれば、通常反射領域と余剰反射領域の相対的な光拡散率の設定で、発光斑の抑制が可能となる。
〈照明装置の第6実施形態〉
図18〜図22に示すのは、第6実施形態に係る照明装置270である。照明装置270において、冷陰極管271からの光を受ける反射面272には、余剰反射領域272aと通常反射領域272bが生じているが、反射面272は、全域に亘って同じ反射率・拡散率の曲面で構成する。そして、冷陰極管271が取り付けられる照明基板274には、冷陰極管271の光照射面の外側に透明なカバー部材275を配置することで、冷陰極管271の照射面から照射された光は、カバー部材275を透過してリール帯211の裏面、或いはリフレクタ273の反射面272へ照射されるものとし、本実施形態の照明装置270においては、発光源の少なくとも光照射面の外側に配置される透明部材としてのカバー部材275に照度調整手段を設けた。
すなわち、冷陰極管271から反射面272における余剰反射領域272aへ至る余剰光が透過するカバー部材275の外面における余剰光透過領域にシボ加工を施して、その他の通常透過領域の光拡散率よりも高い光拡散率を有する高拡散面275a,275a′を形成すれば(図21(a),(b)を参照)、余剰反射領域272aへ至る光量を抑制することができ、発光斑を起こす余剰反射光が生じないので、良好な照明効果を実現できる。また、本実施形態の照明装置270において、冷陰極管271からリール帯211裏面へ直接照射される一次光を減ずるように、カバー部材275の前側外周面あるいは前側内周面に照射低減手段(光透過率を低下させたり、一部の光を拡散させる手段)を設けることで、リール帯211裏面の中央部の照度を意図的に下げておけば、リール帯211の左右端部から中央にかけて理想的な均一照度を実現することも可能である。
なお、カバー部材275の表面に形成する高拡散面に代えて、透過率の低い低透過面を形成したり、透過率を低減させるシートを外面適所に貼付したりして、余剰光透過領域を除く通常透過領域の光透過率よりも低い低透過面となるように、余剰光透過領域を構成すれば、照度調整手段として機能させることができる。また、照度調整手段として用いる高拡散面や低透過面は、カバー部材275の外面(光の出射面)に設けず、内面(光の入射面)に設けるようにしても良い。また、本実施形態のカバー部材275は、概ね断面U字形状とすることで、冷陰極管271の前面側半円の照射面から照射された光はカバー部材275の内接面へ直交するように入射することで、カバー部材275の材質に応じて生ずる屈折率の影響を受けずに、ほぼ直進できるようにしたが、冷陰極管271の後面側半円の照射面から照射された光も直進させるように、カバー部材を円筒状に構成し、冷陰極管271と同心円状に配置しても良い。
〈他の遊技台への適用例〉
本発明に係る照明装置を備える遊技台は、スロットマシン100に限定されるものではなく、パチンコ機、パロット機等、照明装置220〜270によって後方から照射する被照射部材を備えていれば、どの遊技台にも適用可能である。図22に示す遊技台としてのパチンコ機600は、前述した照明装置220〜270を有するリールユニット210を3つ備えたリール回転装置200と同様な構成を備え、左リール610,中リール611,右リール612が臨むリール表示窓613が設けられている。
また、パチンコ機600は、遊技者が遊技球であるパチンコ玉の打ち出しを行なうため、ハンドル621と、ハンドル621に対する操作により打ち出されるパチンコ玉が導入される受皿622と、パチンコ玉が打ち出される円形の遊技領域623と、を備える。遊技領域623には不図示の釘が配設され、遊技領域623の上部から落下するパチンコ玉は釘に衝突して方向を変えながら遊技領域623の下部へ落下する。遊技領域623には入賞口624が配設されており、入賞口624へパチンコ玉が入球すると予め定めた特典が遊技者に付与される。
この特典は、例えば、大当たりの抽選の実行で、大当たりの抽選で当選すると、遊技者には多数のパチンコ玉が払出されるチャンスが与えられる。この抽選結果の表示をリール610,611,612の回転・停止制御で行い、停止した絵柄の組合せから、大当たりもしくは外れであることを遊技者は判断できる。なお、抽選結果の表示は別の表示手段により行い、この表示手段による表示動作を、より視覚的効果の高い演出で遊技者に見せるように、リール610,611,612の表示動作を見せるようにしても構わない。何れにしても、照度調整手段を設けた照明装置220〜270により、発光斑が起きない良好な照明を行うことで、リール610,611,612の絵柄を効果的に遊技者に見せることができる。
図23は、上述したパチンコ機600の制御部700の機能ブロック図である。制御部700は、CPU等の処理手段711、乱数を発生する乱数発生手段712、記憶内容を書き換え可能なRAM等の第1記憶手段713a、及び、記憶内容が固定的に保持されるROM等の第2記憶手段713bを有する。この制御部700は、リール610,611,612を照射する照明装置720への点灯・消灯制御を行い、入賞口624に設けられてパチンコ玉の入球を検出するセンサ730からの検出信号を受ける。また、制御部700は、その他のデバイス740(ランプ、パチンコ玉の払い出し装置等)に対する制御も行う。
処理手段711は、大当たりの抽選の実行条件が成立したか否かを判定する実行条件判定手段として機能する。大当たりの抽選の実行条件は、例えば、センサ730により入賞口624へパチンコ玉が入球したことが検出された時に成立する。そして、処理手段711は、大当たりの抽選の実行条件が成立すると乱数発生手段から乱数値を取得し、第1記憶手段713aに記憶する。
乱数値は大当たりの抽選の実行条件の成立毎に予め定めた記憶上限回数を上限として順次記憶される。例えば、4回分の抽選結果が記憶される。4回分の乱数値が記憶されている場合、新たな乱数値は破棄される。そして、処理手段711は、第1記憶手段713aに乱数値が記憶されていることを条件として、当該乱数値に基づき大当たりの抽選処理を行う抽選手段として機能する。なお、第1記憶手段713aに複数回分の乱数値が記憶されている場合には、最も古いものから順番に選択する。
抽選結果が大当たりの場合は、大当たりに対応した識別情報(リール610,611,612の絵柄の組合せで、例えば、「777」等)が表示されると、ボーナスゲームが開始されて遊技者には多数のパチンコ玉が払出されるチャンスが与えられる。
遊技台の一例であるスロットマシンの外観を示す斜視図である。 リール回転装置の外観斜視図である。 (a)はリールユニットの外観斜視図である。(b)はリール帯を外したリールユニットの外観斜視図である。 リール帯を外したリールユニットの三面図である。 第1実施形態に係る照明装置の前面側斜視図である。 照明装置の分解斜視図である。 (a)は第1実施形態に係る照明装置の正面図である。(b)は図7(a)における7B−7B断面図である。 余剰反射光が生ずる余剰反射領域の原理説明図である。 照明装置に設けた照度調整手段の機能説明図である。 リフレクタに設けた導光部の導光反射面における反射光の拡散状態説明図である。 スロットマシンにおける主制御部の機能ブロック図である。 スロットマシンにおける副制御部の機能ブロック図である。 遊技実行処理を示すフローチャートである。 (a)は第2実施形態に係る照明装置の正面図である。(b)は図14(a)における14B−14B断面図である。 (a)は第3実施形態に係る照明装置の正面図である。(b)は図15(a)における15B−15B断面図である。 (a)は第4実施形態に係る照明装置の正面図である。(b)は図16(a)における16B−16B断面図である。 (a)は第5実施形態に係る照明装置の正面図である。(b)は図17(a)における17B−17B断面図である。 第6実施形態に係る照明装置の正面図である。 第6実施形態に係る照明装置における照明基板の斜視図である。 図18における20−20断面図である。 カバー部材に設ける照度調整手段の説明図である。 遊技台の一例であるパチンコ機の外観を示す斜視図である。 パチンコ機における制御部の機能ブロック図である。
符号の説明
100 スロットマシン
200 リール回転装置
210 リールユニット
211 リール帯
220 照明装置
221 冷陰極管
222 反射面
222a 拡散反射面
222b 通常反射面
223 リフレクタ

Claims (12)

  1. 被照射部材を照明するための照明装置であって、
    発光可能な発光源と、
    前記発光源から被照射部材へ直接照射されない光を受け、被照射部材に向けて反射させる反射面を有する反射部材と、
    を備え、
    前記反射部材の反射面は、発光源および被照射部材との相対的な配置関係から、反射面で反射された反射光が偏って被照射部材へ照射されるために発光斑を引き起こす余剰反射領域が生ずる曲面形状を呈し、
    前記反射部材の反射面における余剰反射領域から被照射部材への反射を抑制する照度調整手段を有することを特徴とする照明装置。
  2. 被照射部材を照明するための照明装置を備える遊技台であって、
    前記照明装置は、
    発光可能な発光源と、
    前記発光源から被照射部材へ直接照射されない光を受け、被照射部材に向けて反射させる反射面を有する反射部材と、
    を備え、
    前記反射部材の反射面は、発光源および被照射部材との相対的な配置関係から、反射面で反射された反射光が偏って被照射部材へ照射されるために発光斑を引き起こす余剰反射領域が生ずる曲面形状を呈し、
    前記反射部材の反射面における余剰反射領域から被照射部材への反射を抑制する照度調整手段を照明装置に設けたことを特徴とする遊技台。
  3. 前記照明装置の照度調整手段は、反射部材の反射面における余剰反射領域に設けたことを特徴とする請求項2に記載の遊技台。
  4. 前記照度調整手段は、照射された光を拡散反射させる反射面であることを特徴とする請求項3に記載の遊技台。
  5. 前記照度調整手段は、反射面において余剰反射領域を除く通常反射領域の光反射率よりも低い低反射面であることを特徴とする請求項3に記載の遊技台。
  6. 前記照度調整手段は、反射面において余剰反射領域を除く通常反射領域の光拡散率よりも高い光拡散率を有する高拡散面であることを特徴とする請求項3に記載の遊技台。
  7. 前記照明装置の照度調整手段は、発光源の少なくとも光照射面の外側に配置される透明部材に設けたことを特徴とする請求項2に記載の遊技台。
  8. 前記照度調整手段は、発光源から反射部材の反射面における余剰反射領域へ至る余剰光が透過する透明部材の余剰光透過領域を、その他の通常透過領域の光拡散率よりも高い光拡散率を有する高拡散面としたことを特徴とする請求項7に記載の遊技台。
  9. 前記照度調整手段は、発光源から反射部材の反射面における余剰反射領域へ至る余剰光が透過する透明部材の余剰光透過領域を、その他の通常透過領域の光透過率よりも低い光透過率を有する低透過面としたことを特徴とする請求項7に記載の遊技台。
  10. 複数種類の絵柄が施され、回転駆動される複数のリールと、
    複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、
    前記リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    少なくとも前記抽選手段の抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御を行うリール停止制御手段と、
    停止時の前記リールにより表示された前記絵柄の組合せが、予め定めた絵柄の組合せであるか否かに基づいて入賞を判定する入賞判定手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2〜請求項9の何れか1項に記載の遊技台。
  11. 前記被照射部材は、表示窓を介して周面の一部が前面に臨むリールであり、表示窓に臨むリールの後方に照明装置を配置したことを特徴とする請求項10に記載の遊技台。
  12. 所定の入賞口を有する遊技盤を備え、
    前記所定の入賞口に遊技球が入球することにより、所定の特典を与えることを特徴とする請求項2〜請求項9の何れか1項に記載の遊技台。
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