JP2007288828A - 慣性駆動アクチュエータ - Google Patents

慣性駆動アクチュエータ Download PDF

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Abstract

【課題】移動体を繰返し移動させても安定した駆動が得られるようにすること。
【解決手段】慣性駆動アクチュエータを、固定部材1と、該固定部材1に設置され、第1の方向とその逆の第2の方向とに微小変位を発生する圧電素子2と、該圧電素子2の上記微小変位によって往復運動するとともに、その平面上に第1の電極31を有する振動基板3と、該振動基板3の上記平面上に配置され、上記第1の電極31と絶縁膜32を介して対向する平面に第2の電極41を有する移動体4と、上記第1の電極31と上記第2の電極41との間に電圧を印加して静電吸着力を作用させることによって、上記振動基板3と上記移動体4との間の摩擦力を制御する電位差発生手段と、磁気吸着力により上記移動体4と上記振動基板3を摩擦結合させる永久磁石5及び被吸着部材6と、を備えるものとして構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動体を歩進駆動する慣性駆動アクチュエータに関する。
駆動軸に結合された電気機械変換素子に鋸歯状波駆動パルスを供給して駆動軸を軸方向に変位させ、この駆動軸に摩擦結合させた移動部材を軸方向に移動させるアクチュエータが知られている(以下、このようなアクチュエータを慣性駆動アクチュエータと呼ぶ)。
このような慣性駆動アクチュエータが特許文献1に開示されている。
図10(A)は、その構成を示す図である。即ち、振動部材103は支持部材101の立ち上がり部に開けられた穴に挿入され、振動部材103の軸方向に移動可能に配置されている。振動部材103の一端は圧電素子102の一端と固定され、圧電素子102の他端は支持部材101に固定されているため、圧電素子102の振動に伴い振動部材103が軸方向に振動する。移動体104にも2つの穴が設けられており、振動部材103がその穴に挿入されている。更に、移動体104には下方からは板ばね105が取り付けられており、この板ばね105に設けられている突起部が上記振動部材103に押付けられている。このように、板ばね105による押圧によって、移動体104と振動部材103は互いに摩擦結合されている。
図10(B)及び(C)は、このような構成の慣性駆動アクチュエータの駆動電圧波形を示す波形図である。ここで、図10(B)は、移動体104を図示右方向に移動させるための駆動電圧を示しており、図10(C)は、その逆の左方向に移動させるための駆動電圧を示している。以下、これらの波形図を用いて、上記構成の慣性駆動アクチュエータの動作原理を説明する。
図10(B)に示すように、駆動電圧波形は、急峻に立ち上がる部分と緩やかに立ち下がる部分を有している。急峻な立ち上がり部分では、圧電素子102が急激に伸び、その圧電素子102に固定された振動部材103が急速に移動する。しかし、移動体104は、その慣性により上記振動部材103との間の摩擦結合力に打ち勝ってその位置に留まり移動しない。次に、圧電素子102が緩やかに縮むときには、圧電素子102に固定された振動部材103もゆっくりと移動する。この場合、板ばね105で押圧されている移動体104と振動部材103との間の摩擦力により、移動体104は振動部材103の移動とともに図示右方向へと移動する。
逆に、移動体104を左方向に動かす場合には、図10(C)に示すように、駆動電圧波形を緩やかに立ち上げることで圧電素子102をゆっくり伸ばすことによって、振動部材103と移動体104の摩擦力により移動体104を移動させ、次に、駆動電圧波形を急峻に立ち下げて圧電素子102を急激に縮めることにより、移動した先に移動体104を留める。このように駆動することによって、移動体104の左方向への移動ができる。
上記のように慣性駆動アクチュエータは、板ばね105による移動体104と振動部材103との摩擦結合と、図10(B)及び(C)の駆動電圧波形に示すような電圧の印加とによって、移動体104を移動させることができるアクチュエータである。
また、板ばね105が常に振動部材103を押し付けることにより、移動体104が停止している際にもその位置を保持するよう摩擦支持している。
特許第2633066号公報
上記特許文献1に開示のアクチュエータは、板ばね105により振動部材103と移動体104の間に摩擦力を与えている。しかしながら、板ばね105は常に振動部材103と接触しているため、移動体104を繰返し移動させると磨耗等で磨り減ってしまう。すると、振動部材103と移動体104との間の摩擦力が得られなくなってしまうため、安定した駆動ができなくなってしまう恐れがある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、移動体を繰返し移動させても安定した駆動が得られる慣性駆動アクチュエータを提供することを目的とする。
本発明慣性駆動アクチュエータの一態様は、
固定部材と、
上記固定部材に設置され、第1の方向とその逆の第2の方向とに微小変位を発生する変位手段と、
上記変位手段の上記微小変位によって往復運動するとともに、その平面上に第1の電極を有する振動基板と、
上記振動基板の上記平面上に配置され、上記第1の電極と絶縁体層を介して対向する平面に第2の電極を有する移動体と、
上記第1の電極と上記第2の電極との間に電圧を印加して静電吸着力を作用させることによって、上記振動基板と上記移動体との間の摩擦力を制御する摩擦力制御手段と、
磁気吸着力により上記移動体と上記振動基板を摩擦結合させる摩擦力付与手段と、
を具備することを特徴とする。
本発明によれば、磁気吸着力による摩擦付与手段を設けることにより、摩擦力が常に一定に与えられ、移動体を繰返し移動させても安定した駆動が得られる慣性駆動アクチュエータを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
まず、図1(A)乃至(C)を参照して、本発明の第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの構成を説明する。なおここで、図1(A)は本実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの斜視図、図1(B)は平面図であり、図1(C)は側面図である。
即ち、本実施形態に係る慣性駆動アクチュエータにおいては、圧電素子2の一端が固定部材1に固定され、他端は振動基板3の一端に固定されている。振動基板3上には、圧電素子2の振動方向に移動可能な移動体4が配置されている。振動基板3,移動体4のそれぞれ対向する平面には第1の電極31,第2の電極41が形成されており、これら第1の電極31と第2の電極41とは、第1の電極31上に形成された絶縁膜32を介して互いに対向して接触している。図示しない電位差発生手段によって、これら第1の電極31と第2の電極41の間に電位差を与えると、電極間に静電吸着力が作用するようになっている。
また、振動基板3の移動体4が配置されている反対側には、磁界発生手段である永久磁石5が振動基板3の振動方向に延在して配置されている。移動体4には磁性を有する被吸着部材6が設置されているため、永久磁石5と移動体4の間には磁気吸着力が働くようになっている。永久磁石5と被吸着部材6を設けることにより、移動体4を停止させ、第1の電極31と第2の電極41間に静電吸着力が働いていなくても摩擦力があるために、停止の際も移動体4をその位置に保持しておくことが可能になる。また、永久磁石5と被吸着部材6は非接触であるため磨耗等の影響はなく、摩擦力を供給できるため安定した駆動が可能になる。
なお、振動基板3の他端は、バイアスバネ7で上記圧電素子2側に向けて付勢されている。
また、移動体4が圧電素子2の振動方向以外の方向に移動しないように、ガイド等を設けても構わない。
次に、図2及び図3を参照して、このような構成の慣性駆動アクチュエータの動作を説明する。なおここで、図2は、移動体4を図1(B)及び(C)における紙面左方向に移動させる場合の駆動波形を示す波形図である。また、図3は、移動体4を同じく紙面右方向に移動させる場合の駆動波形を示す波形図である。
ここで、図2を用いて駆動原理を説明する。図2に示された時点Aから時点Bまでの間で、図示しない駆動回路から圧電素子2への印加波形は急峻に立ち上がっており、圧電素子2が急激に左方向へ変位するのに伴い、振動基板3も急激に左方向へ移動する。このとき同時に図示しない電位差発生手段によって、振動基板3に設けられた第1の電極31への印加電圧と移動体4に設けられた第2の電極41への印加電圧には電位差が生じているため、静電吸着力が振動基板3と移動体4の間に作用し摩擦力が増大する。従って、振動基板3の変位とともに移動体4も左方向へ移動する。
次に、図2中の時点Cから時点Dの間では、逆に圧電素子2への印加波形は急激な立ち下がりであり、圧電素子2が急激に縮むとともに振動基板3は急激に右方向へと移動する。このとき、振動基板3の第1の電極31への印加電圧と移動体4の第2の電極41への印加電圧は同電圧であるため、電極間に静電吸着力が発生しない。従って、移動体4の慣性により、上記永久磁石5と被吸着部材6が設置された上記移動体4との間に働く磁気吸着力による振動基板3と移動体4との間の摩擦力に打ち勝って、移動体4はその位置に留まる。
これを繰り返すことにより、移動体4が振動基板3に対して左方向へ移動することになる。
また、移動体4を右方向に移動させる場合には、図3に示すように、圧電素子2を急激に縮める際に第1,第2の電極31,41間への電位差を与えれば良い。
以上が、本実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの基本的な駆動原理である。圧電振動に同期させて摩擦を与えているため、摩擦が増加したときのみ移動体4は移動するため駆動効率が上がるとともに、圧電素子2の変位速度を往復で変化させることなく慣性駆動させることが可能であり駆動波形を簡略化できる。
そして、移動体4を移動させている状態から停止させる際には、圧電素子2の駆動及び第1,第2の電極31,41間への電位差の供給を停止させれば、永久磁石5と被吸着部材6との磁気吸着力よる振動基板3と移動体4との間の摩擦力により、移動体4を停止させ、その位置に保持しておくことができる。
なお、本実施形態では、永久磁石5を振動基板3の下側に配置しているが、振動基板3そのものが永久磁石で成り立っていてもかまわない。振動基板3が永久磁石であれば慣性駆動アクチュエータを構成する部品を減らすことができ、構成も簡単になる。
また、移動体4に磁性を有する材料を用いれば、被吸着部材6を別途配置しなくても本実施形態と同等の効果が得られるだけでなく構成が更に簡単になる。その場合、移動体4に用いる磁性体としては、鉄,ニッケル合金,ステンレスなどが典型的に使われる。
慣性駆動アクチュエータのサイズは、典型的には長さ20mm×幅3mm×高さ3mm程度である。
図4は、本第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの変形例の構成を示す側面図である。本変形例においては、永久磁石5の位置を、固定部材1の更に下に配置している。
このように、永久磁石5を固定部材1の下に配置することにより、振動基板3と永久磁石5が接触しないため、振動基板3による振動による永久磁石5の磨耗がなくなる。更に、この場合、固定部材1を磁性体にすることにより、永久磁石5を固定部材1に磁気吸着力で固定することができ、接着等の必要がなくなるため組立が容易になる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図5を参照して説明する。なおここで、図5は、本実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの構成を示す側面図である。
上記第1実施例では、固定部材1側に永久磁石5を配置していたが、本第2実施形態は、移動体4側に永久磁石5を配置している。
このように、移動体4側に永久磁石5を配置することによって、移動体4の位置による磁気吸着力を更に安定して発生させることが可能になる。
図6は、本第2実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの変形例の構成を示す側面図である。本変形例においては、固定部材1を磁性体で構成したものである。
このように固定部材1を磁性体にすることにより、被吸着部材6が必要なくなるため構成が更に簡単になる。この場合、固定部材1に用いられる磁性体としては、鉄,ニッケル合金,ステンレス等であるが、この限りではなく、磁性を有する材料であれば構わない。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図7を参照して説明する。なおここで、図7は、本実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの構成を示す側面図である。
本実施形態に係る慣性駆動アクチュエータは、移動体4Aと、それとは別の移動体4Bとを、振動基板3上に配置しているものである。ここで、移動体4A及び4Bは、それぞれ、上記第1実施形態における移動体4と同様の構成を有している。即ち、移動体4Aは、振動基板3の第1の電極31に対して絶縁膜32を介して対向して第2の電極41Bが形成され、また、磁性を有する被吸着部材6Aが設置されている。同様に、移動体4Bは、振動基板3の第1の電極31に対して絶縁膜32を介して対向して、第2の電極41Bが形成され、また、磁性を有する被吸着部材6Bが設置されている。その他の構成については、上記第1実施形態の変形例と同様である。
次に、図8及び図9を参照して、本実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの動作を説明する。なおここで、図8は、移動体4Aを図7における紙面左方向、移動体4Bを同じく紙面右方向に、独立に移動させる場合の駆動波形を示す波形図である。また、図9は、逆に、移動体4Aを紙面右方向、移動体4Bを紙面左方向に、独立に移動させる場合の駆動波形を示す波形図である。
ここで、図8を用いて駆動原理を説明する。図8に示された時点Aから時点Bまでの間で、図示しない駆動回路から圧電素子2への印加波形は急峻に立ち上がっており、圧電素子2が急激に左方向へ変位するのに伴い、振動基板3も急激に左方向へ移動する。このとき同時に図示しない電位差発生手段によって、振動基板3に設けられた第1の電極31への印加電圧と移動体4Aに設けられた第2の電極41Aへの印加電圧には電位差が生じているため、静電吸着力が振動基板3と移動体4Aの間に作用し摩擦力が増大する。従って、振動基板3の変位とともに移動体4Aも左方向へ移動する。一方、移動体4Bに関しては、振動基板3の第1の電極31への印加電圧と移動体4Bの第2の電極41Bへの印加電圧は同電圧であるため、電極間に静電吸着力が発生しない。従って、移動体4Bはその慣性力が、振動基板3と移動体4Bとの間の摩擦力に打ち勝つことから、移動体4Bはその位置に留まる。
次に、図2中の時点Cから時点Dの間では、逆に圧電素子2への印加波形は急激な立ち下がりであり、圧電素子2が急激に縮むとともに振動基板3は急激に右方向へと移動する。このとき、振動基板3の第1の電極31への印加電圧と移動体4Aの第2の電極41Aへの印加電圧は同電圧であるため、電極間に静電吸着力が発生しない。従って、移動体4Aはその慣性力が、振動基板3と移動体4Aとの間の摩擦力に打ち勝つことから、移動体4Aはその位置に留まる。これに対して、移動体4Bに関しては、振動基板3に設けられた第1の電極31への印加電圧と移動体4Bに設けられた第2の電極41Bへの印加電圧には電位差が生じているため、静電吸着力が振動基板3と移動体4Bの間に作用し摩擦力が増大する。従って、振動基板3の変位とともに移動体4Bも右方向へ移動する。
これを繰り返すことにより、移動体4Aが振動基板3に対して左方向へ移動し、移動体4Bが振動基板3に対して右方向へ移動することになる。
このように、移動体4Aに印加する波形に対し反転した波形を移動体4Bに印加することで、移動体4Aを左方向、移動体4Bを右方向に、独立に移動させることができる。
また、移動体4Aを右方向に移動させると同時に移動体4Bを左方向に移動させる場合には、図9に示すように、圧電素子2を急激に縮める際に第1の電極31と第2の電極41Aとの間への電位差を与え、圧電素子2を急激に伸ばす際に第1の電極31と第2の電極41Bとの間への電位差を与えれば良い。
もちろん、移動体4A,移動体4Bに同位相の波形を印加すれば2つの移動体4A,4Bが同じ方向に移動することになるし、移動させたい移動体のみに波形を印加して1つの移動体だけを移動させることも当然可能である。
このように、2つのみならず複数の移動体を、慣性駆動アクチュエータの大きさを変えることなく独立に移動させることが可能になる。
なお、本実施形態においても、上記第1実施形態で説明したような各種変形を行うことが可能なことは勿論である。
また、上記第2実施形態のように、永久磁石5を移動体側に設けるようにしても構わない。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、変位手段として圧電素子2を使用したが、それに限定されるものではなく、静電式,電磁式,磁歪式等のアクチュエータを用いても構わない。
(付記)
前記の具体的実施形態から、以下のような構成の発明を抽出することができる。
(1) 固定部材と、
上記固定部材に設置され、第1の方向とその逆の第2の方向とに微小変位を発生する変位手段と、
上記変位手段の上記微小変位によって往復運動するとともに、その平面上に第1の電極を有する振動基板と、
上記振動基板の上記平面上に配置され、上記第1の電極と絶縁体層を介して対向する平面に第2の電極を有する移動体と、
上記第1の電極と上記第2の電極との間に電圧を印加して静電吸着力を作用させることによって、上記振動基板と上記移動体との間の摩擦力を制御する摩擦力制御手段と、
磁気吸着力により上記移動体と上記振動基板を摩擦結合させる摩擦力付与手段と、
を具備することを特徴とする慣性駆動アクチュエータ。
(対応する実施形態)
この(1)に記載の慣性駆動アクチュエータに関する実施形態は、第1乃至第3実施形態が対応する。それらの実施形態において、固定部材1が上記固定部材に、圧電素子2が上記変位手段に、振動基板3が上記振動基板に、第1の電極31が上記第1の電極に、絶縁膜32が上記絶縁層に、移動体4,移動体4A,移動体4Bが上記移動体に、第2の電極41,第2の電極41A,第2の電極41Bが上記第2の電極に、図示しない電位差発生手段が上記摩擦力制御手段に、永久磁石5,被吸着部材6,被吸着部材6A,被吸着部材6B,磁性体等が上記摩擦力付与手段に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(1)に記載の慣性駆動アクチュエータによれば、磁気吸着力による摩擦付与手段を設けることにより、摩擦力が常に一定に与えられ、安定した駆動が可能になる。
(2) 上記摩擦力制御手段は、上記移動体と上記振動基板との間の摩擦力を上記変位手段の往路と復路との間で差異が生じるように静電吸着力を制御することを特徴とする(1)に記載の慣性駆動アクチュエータ。
(対応する実施形態)
この(2)に記載の慣性駆動アクチュエータに関する実施形態は、第1乃至第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(2)に記載の慣性駆動アクチュエータによれば、静電吸着力を圧電振動に同期させることにより、慣性駆動の効率が良くなる。
(3) 上記変位手段の上記第1の方向の微小変位速度とその逆の上記第2の方向の微小変位速度は等しいことを特徴とする(2)に記載の慣性駆動アクチュエータ。
(対応する実施形態)
この(3)に記載の慣性駆動アクチュエータに関する実施形態は、第1乃至第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(3)に記載の慣性駆動アクチュエータによれば、圧電振動を往復で等速にすることによって、駆動波形が単純になる。
(4) 上記第2の電極が配置された移動体が複数存在し、上記振動基板と上記移動体との間の静電気力を移動体ごとに独立に変化させることを特徴とする(1)に記載の慣性駆動アクチュエータ。
(対応する実施形態)
この(4)に記載の慣性駆動アクチュエータに関する実施形態は、第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(4)に記載の慣性駆動アクチュエータによれば、複数の移動体ごとに独立した駆動波形を印加することにより、複数の移動体を独立に移動させることが可能になる。
(5) 上記摩擦力付与手段は、
上記移動体に配置され磁性を有する被吸着部材と、
上記振動基板を介して上記移動体と対向して配置された磁界発生手段と、
によって構成されることを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の慣性駆動アクチュエータ。
(対応する実施形態)
この(5)に記載の慣性駆動アクチュエータに関する実施形態は、第1及び第3実施形態が対応する。それらの実施形態において、被吸着部材6,被吸着部材6A,被吸着部材6Bが上記被吸着部材に、永久磁石5が上記磁界発生手段に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(5)に記載の慣性駆動アクチュエータによれば、摩擦付与手段は移動体に磁性体を有する被吸着部材と磁界発生手段で構成することにより、移動体に非接触で摩擦力を与えることが可能になる。
(6) 上記磁界発生手段は更に上記固定部材を介して配置されていることを特徴とする(5)に記載の慣性駆動アクチュエータ。
(対応する実施形態)
この(6)に記載の慣性駆動アクチュエータに関する実施形態は、第1及び第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(6)に記載の慣性駆動アクチュエータによれば、磁界発生手段を固定部材の下に配置することにより、磁界発生手段の磨耗もなくなり、更に安定した動作が可能になる。
(7) 上記固定部材が磁性を有する材料からなることを特徴とする(5)に記載の慣性駆動アクチュエータ。
(対応する実施形態)
この(7)に記載の慣性駆動アクチュエータに関する実施形態は、第1及び第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(7)に記載の慣性駆動アクチュエータによれば、固定部材を磁性体にすることにより、磁石を固定する際にその磁力で固定できるため組立が容易になる。
(8) 上記振動基板が上記磁界発生手段を有することを特徴とする(5)に記載の慣性駆動アクチュエータ。
(対応する実施形態)
この(8)に記載の慣性駆動アクチュエータに関する実施形態は、第1及び第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(8)に記載の慣性駆動アクチュエータによれば、振動基板を磁界発生手段にすることにより、構成が簡単になる。
(9) 上記移動体は、磁性を有する材料からなり、
上記摩擦力付与手段は、上記振動基板を介して上記移動体と対向して配置された磁界発生手段を含む、
ことを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の慣性駆動アクチュエータ。
(対応する実施形態)
この(9)に記載の慣性駆動アクチュエータに関する実施形態は、第1及び第3実施形態が対応する。それらの実施形態において、永久磁石5が上記磁界発生手段に対応する。
(作用効果)
この(9)に記載の慣性駆動アクチュエータによれば、移動体を磁性体で構成することにより、構成が簡単になる。
(10) 上記摩擦力付与手段は、
上記移動体に配置された磁界発生手段と、
上記振動基板を介して上記移動体と対向して上記固定部材に配置されるとともに磁性を有する被吸着部材と、
によって構成されることを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の慣性駆動アクチュエータ。
(対応する実施形態)
この(10)に記載の慣性駆動アクチュエータに関する実施形態は、第2及び第3実施形態が対応する。それらの実施形態において、永久磁石5が上記磁界発生手段に、被吸着部材6が上記被吸着部材に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(10)に記載の慣性駆動アクチュエータによれば、移動体に磁界発生手段を配置することにより、移動体がどの位置にいても移動体には同じ磁気吸着力が作用する。
(11) 上記固定部材は、磁性を有する材料からなり、
上記摩擦力付与手段は、上記移動体に配置された磁界発生手段を含む、
ことを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の慣性駆動アクチュエータ。
(対応する実施形態)
この(11)に記載の慣性駆動アクチュエータに関する実施形態は、第2及び第3実施形態が対応する。それらの実施形態において、永久磁石5が上記磁界発生手段に対応する。
(作用効果)
この(11)に記載の慣性駆動アクチュエータによれば、固定部材を磁性体にすることにより、被吸着部材を配置する必要がなく構成が簡単になる。
図1(A)乃至(C)は、本発明の第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの構成を示す斜視図、断面図及び側面図である。 図2は、移動体を図1(C)における左方向へ移動させる際の、第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの各部への印加波形を示す波形図である。 図3は、移動体を図1(C)における右方向へ移動させる際の、第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの各部への印加波形を示す波形図である。 図4は、第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの変形例の構成を示す断面図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの構成を示す断面図である。 図6は、第2実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの変形例の構成を示す断面図である。 図7は、本発明の第3実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの構成を示す断面図である。 図8は、移動体(A)を図7における左方向、移動体(B)を図7における右方向に、独立に移動させる際の、第3実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの各部への印加波形を示す波形図である。 図9は、移動体(A)を図7における右方向、移動体(B)を図7における左方向に、独立に移動させる際の、第3実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの各部への印加波形を示す波形図である。 図10(A)は、従来の慣性駆動アクチュエータの構成を示す図であり、図10(B)及び(C)はそれぞれ従来の慣性駆動アクチュエータの電圧駆動波形を示す波形図である。
符号の説明
1…固定部材、 2…圧電素子、 3…振動基板、 4,4A,4B…移動体、 5…永久磁石、 6,6A,6B…被吸着部材、 7…バイアスバネ、 31…第1の電極、 32…絶縁膜、 41,41A,41B…第2の電極。

Claims (11)

  1. 固定部材と、
    上記固定部材に設置され、第1の方向とその逆の第2の方向とに微小変位を発生する変位手段と、
    上記変位手段の上記微小変位によって往復運動するとともに、その平面上に第1の電極を有する振動基板と、
    上記振動基板の上記平面上に配置され、上記第1の電極と絶縁体層を介して対向する平面に第2の電極を有する移動体と、
    上記第1の電極と上記第2の電極との間に電圧を印加して静電吸着力を作用させることによって、上記振動基板と上記移動体との間の摩擦力を制御する摩擦力制御手段と、
    磁気吸着力により上記移動体と上記振動基板を摩擦結合させる摩擦力付与手段と、
    を具備することを特徴とする慣性駆動アクチュエータ。
  2. 上記摩擦力制御手段は、上記移動体と上記振動基板との間の摩擦力を上記変位手段の往路と復路との間で差異が生じるように静電吸着力を制御することを特徴とする請求項1に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  3. 上記変位手段の上記第1の方向の微小変位速度とその逆の上記第2の方向の微小変位速度は等しいことを特徴とする請求項2に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  4. 上記第2の電極が配置された移動体が複数存在し、上記振動基板と上記移動体との間の静電気力を移動体ごとに独立に変化させることを特徴とした請求項1に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  5. 上記摩擦力付与手段は、
    上記移動体に配置され磁性を有する被吸着部材と、
    上記振動基板を介して上記移動体と対向して配置された磁界発生手段と、
    によって構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の慣性駆動アクチュエータ。
  6. 上記磁界発生手段は更に上記固定部材を介して配置されていることを特徴とする請求項5に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  7. 上記固定部材が磁性を有する材料からなることを特徴とする請求項5に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  8. 上記振動基板が上記磁界発生手段を有することを特徴とする請求項5に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  9. 上記移動体は、磁性を有する材料からなり、
    上記摩擦力付与手段は、上記振動基板を介して上記移動体と対向して配置された磁界発生手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の慣性駆動アクチュエータ。
  10. 上記摩擦力付与手段は、
    上記移動体に配置された磁界発生手段と、
    上記振動基板を介して上記移動体と対向して上記固定部材に配置されるとともに磁性を有する被吸着部材と、
    によって構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の慣性駆動アクチュエータ。
  11. 上記固定部材は、磁性を有する材料からなり、
    上記摩擦力付与手段は、上記移動体に配置された磁界発生手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の慣性駆動アクチュエータ。
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