JP2001054290A - 弾性表面波モータ - Google Patents

弾性表面波モータ

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JP2001054290A
JP2001054290A JP11223307A JP22330799A JP2001054290A JP 2001054290 A JP2001054290 A JP 2001054290A JP 11223307 A JP11223307 A JP 11223307A JP 22330799 A JP22330799 A JP 22330799A JP 2001054290 A JP2001054290 A JP 2001054290A
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JP
Japan
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surface acoustic
acoustic wave
drive
electrodes
moving body
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JP11223307A
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Ryuichi Yoshida
龍一 吉田
Yasuhiro Okamoto
泰弘 岡本
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチの切り替え応答性を考慮する必要がな
く、また対向側の弾性表面波励起用駆動電極による反射
波の影響を低減でき、しかも安価な弾性表面波モータを
提供する。 【解決手段】圧電基板1の上を移動される移動体110
を挟んで、2対の交差指電極2、3、4、5が圧電基板
1上に設けられ、交差指電極2、3、4、5のそれぞれ
が異なる中心周波数を持つように形成されていると共
に、各交差指電極2、3、4、5と電気的に並列接続さ
れて、各交差指電極2、3、4、5に同じ交流電圧を印
加する電源6が1つ設けられ、電源6が上記交差指電極
2、3、4、5の中心周波数に応じた駆動周波数を有す
る交流電圧の一つを選択的に出力し、その出力した交流
電圧に対応する交差指電極2、3、4、5が弾性表面波
を励起して移動体110を、出力交流電圧の駆動周波数
に対応する移動方向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機械変換素子
を使用した弾性表面波モータに関し、特に小型で精密な
駆動が可能な弾性表面波モータに関する。
【0002】
【従来の技術】上述した駆動装置の一つとして、超音波
モータが知られている。この超音波モータは、例えばX
Y駆動テーブルや、カメラの投影レンズを直接駆動する
ことができる。
【0003】かかる超音波モータでは精密な駆動を実現
することが困難なため、それに代わるものとして、弾性
表面波モータが提案されている(特開平7−23168
5、特開平9−233865)。また、弾性表面波モー
タにより駆動される対象としては、固体のみならず液体
も可能である(特開平10−327590)。
【0004】図7は、弾性表面波モータを示す平面図で
ある。この弾性表面波モータは、圧電基板100上の中
央部に交差指電極101が設けられ、圧電基板100上
の両端部に右上がりのハッチングで示す振動吸収材10
2が設けられた構成である。
【0005】この弾性表面波モータによる移動体の移動
原理を図8に示す。図8(a)は移動体が固体の場合で
あり、図8(b)は移動体が液体の場合である。
【0006】交差指電極101に図示しない電源より所
望の交流電圧を印加すると、図8(a)に示すように圧
電基板100上に弾性表面波103、104が生成す
る。移動体110はこの弾性表面波103の伝搬部に置
かれる。図中に示すように弾性表面波103、104は
後方楕円運動をしている。この図示例では、移動体11
0が固体であるので、移動体110は弾性表面波103
の波頭103aに乗って弾性表面波103の進行方向と
は逆に進む。つまり移動体110は交差指電極101に
近付く方向に移動することとなる。
【0007】また、図8(b)に示すように移動体11
0が液体である場合には、移動体110は弾性表面波1
03の進行方向に進む。つまり移動体110は交差指電
極101から遠ざかる方向に進む。また、移動体110
の種類に関わらず、生成した弾性表面波103、104
は圧電基板100の端部にある振動吸収材102により
吸収され、反射を起こさないようになっている。
【0008】しかし、図7および図8に示す弾性表面波
モータでは、一方向の片側にしか移動体110を動かす
ことができない。そこで、移動体を1方向の両側に動か
す場合には、2つの交差指電極を対向配設した弾性表面
波モータが提案され(特開平9−233865)、ま
た、移動体を2方向の両側に動かす場合には、4つの交
差指電極のうちの2つの交差指電極を対向させると共
に、これらの対向方向とは垂直にして残り2つの交差指
電極を対向配設した弾性表面波モータが提案されている
(特開平10−327590)。
【0009】図9に、移動体を2方向の両側に動かす構
成の弾性表面波モータを示す。
【0010】この弾性表面波モータは、圧電基板120
上に、同様な構成の交差指電極121、122、12
3、124が上述したように配置され、各交差指電極に
は電源125、126、127、128が接続されてい
る。各電源125、126、127、128は、それぞ
れアンプ125a、126a、127a、128aと、
波形発生器125b、126b、127b、128bと
で構成されている。
【0011】この弾性表面波モータにあっては、交差指
電極121により弾性表面波を励起すれば、図中の矢符
1の方向に移動体110は動き、交差指電極122によ
り弾性表面波を励起すれば、図中の矢符2の方向に移動
体110は動き、交差指電極123により弾性表面波を
励起すれば、図中の矢符3の方向に移動体110は動
き、交差指電極124により弾性表面波を励起すれば、
図中の矢符4の方向に移動体110は動く。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示す弾性表面波モータの場合は、4つある交差指電極に
それぞれ電源を設ける必要があるため、非常にコストが
高くなるという問題がある。
【0013】そこで、図10に示すように、4つある交
差指電極121、122、123、124に対し、切り
替えスイッチ130を間に介して1つの電源131を設
ける構成が考えられる。しかし、この構成とした場合に
は、スイッチ130の切り替え応答性などの問題が生じ
ると共に、対向する交差指電極により反射が大きくなる
という問題も生じる。
【0014】本発明は、このような従来技術の課題に鑑
みてなされたものであり、スイッチの切り替え応答性を
考慮する必要がなく、また対向側の弾性表面波励起用駆
動電極による反射波の影響を低減でき、しかも安価な弾
性表面波モータを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の弾性表面波モー
タは、圧電基板の上を移動される移動体を挟んで、少な
くとも1対の弾性表面波励起用駆動電極が圧電基板上に
設けられ、この状態の圧電基板を1又は2以上有する弾
性表面波モータにおいて、上記駆動電極のそれぞれが異
なる中心周波数を持つように形成されていると共に、各
駆動電極と電気的に並列接続されて、各駆動電極に同じ
交流電圧を印加する駆動電源が1つ設けられ、上記駆動
電源が上記駆動電極の中心周波数に応じた駆動周波数を
有する交流電圧の一つを選択的に出力し、その出力した
交流電圧に対応する駆動電極が弾性表面波を励起して上
記移動体を、出力交流電圧の駆動周波数に対応する移動
方向に移動させるよう構成されている。
【0016】この構成にあっては、駆動電源が上記駆動
電極の中心周波数に応じた駆動周波数を有する交流電圧
の一つを選択的に出力すると、その出力した交流電圧に
対応する中心周波数を持つ駆動電極が弾性表面波を励起
する。このため、各駆動電極と駆動電源との間にスイッ
チを設けなくとも、所望の駆動電極にて弾性表面波を励
起できるので、スイッチの応答性を考慮する必要がな
い。また、弾性表面波を励起する駆動電極とこれに対向
する駆動電極とが、異なる中心周波数で形成されている
ので、対向する駆動電極での反射波の影響を低減でき
る。また、複数の駆動電極に対して1つの駆動電源を配
した構成でよいので、コスト的に安価な弾性表面波モー
タを提供することが可能になる。
【0017】また、本発明の弾性表面波モータにおい
て、前記駆動電極が1つの圧電基板上に配設された1つ
の移動体をn(nは2以上の整数)方向以上で挟むよう
に2n以上配設され、前記駆動電源が2n以上の駆動周
波数の交流電圧から一つを選択的に出力する構成とする
ことができる。この構成において、移動体を2(n=
2)方向で挟むように駆動電極を配設した場合には、移
動体を十字方向の任意な方向に移動させ得、更に、移動
体を多数の方向で挟むように駆動電極を配した場合に
は、例えば放射状の任意に方向に移動体を移動できるこ
とになる。
【0018】また、本発明の弾性表面波モータにおい
て、移動体を挟んで1対の駆動電極が設けられた圧電基
板がm(mは2以上の整数)以上設けられ、前記駆動電
源が2m以上の駆動周波数の交流電圧から一つを選択的
に出力する構成とすることができる。この構成において
は、m個の圧電基板にそれぞれ設けた移動体を1方向の
往復方向に運動させることができる。よって、m個の移
動体に、例えば一例として後述するような把持具の端部
を取り付けると、把持具の把持動作を行わせることが可
能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を具体
的に説明する。 (第1実施形態)図1は、本実施形態に係る弾性表面波
モータを示す外観斜視図である。但し、配線は等価回路
として表している。
【0020】この弾性表面波モータは、圧電基板1上
に、中心周波数を相互に変えた4つの弾性表面波励起用
駆動電極としての交差指電極2、3、4、5が設けら
れ、これら交差指電極2、3、4、5にて囲まれた中央
領域には移動体110が配置される。また、各交差指電
極2、3、4、5には、アンプ6aと波形発生器6bと
からなる電源6が配線を介して接続されている。配線の
構成については後述する。
【0021】圧電基板1はニオブ酸リチウムからなるも
のを使用している。移動体110の裏面には、弾性表面
波の振幅が数十nmと非常に小さく、それ故に弾性表面
波の力を移動体駆動に取り出すことができるように、図
2に示すように突起110aが設けられている。また、
移動体110を磁性体とし、裏面から磁力により引き付
け、圧電基板1に対して予圧が掛かるようにしている。
その大きさは、例えば予圧による摩擦力が0.5Nとな
るように設定している。
【0022】電源6の波形発生器6bは、4種類の周波
数の交流電圧を発生するようになっている。ここで、4
つの周波数を、fr1、fr2、fr3、fr4とす
る。
【0023】交差指電極2、3、4、5は、それぞれ波
長が400μm、450μm、500μm、550μm
で製作されており、電源6から与えられる波形に基づ
き、交差指電極2、3、4、5の各々により発生する弾
性表面波(レイリー波)の中心周波数はそれぞれfr1
=9.7MHz、fr2=8.6MHz、fr3=7.
8MHz、fr4=7.1MHzである。
【0024】図3に駆動周波数を変化させたときの移動
体のX方向、Y方向の速度を示す。X方向およびY方向
は、図1に示す方向である。
【0025】この図3より理解されるように、それぞれ
の交差指電極の中心周波数でのみ、移動体は動き、その
移動方向はそれぞれの交差指電極に近付く方向である。
このため、電源6にて発生させる駆動周波数を選択使用
することにより、移動体の移動方向を制御できることと
なる。駆動周波数の選択使用は、例えばLC発振回路の
Cの値を切り替え使用する手法を用いることができる。
なお、圧電基板の異方性、周波数の違いにより速度差が
見られたが、この速度差は電圧の調整により解消するこ
とができる。
【0026】したがって、本実施形態の弾性表面波モー
タにおいては、下記表1にまとめるように、所望の周波
数を電源6にて発生させることにより、移動体を発生周
波数に応じた方向に動かすことができ、しかも駆動に用
いる交差指電極の中心周波数が対向する交差指電極の中
心周波数と異なるので、対向する交差指電極での反射に
よる悪影響を低減することができる。
【0027】
【表1】
【0028】図4に、交差指電極の製作と同時に交差指
電極間を結ぶ配線を製作した弾性表面波モータを示す。
【0029】この弾性表面波モータは、圧電基板1の上
に4つの交差指電極2、3、4、5が図1と同様に形成
されている。交差指電極2、3、4、5を構成する各2
つの簾状電極2a、2b、3a、3b、4a、4b、5
a、5bのうちの片方の簾状電極2a、3a、4a、5
aには、配線12a、13a、14a、15aが接続さ
れ、これらの配線12a〜15aは点Aで連結されてい
る。また、もう片方の簾状電極2b、3b、4b、5b
には、配線12b、13b、14b、15bが接続さ
れ、これらの配線12b〜15bは点Bで連結されてお
り、上記点Aと点Bとには、アンプ6aと波形発生器6
bとからなる電源6が接続されている。つまり、各交差
指電極2、3、4、5に対して電源6は、電気的に並列
接続されている。
【0030】このような構成にすることで、弾性表面波
モータでは配線を交差指電極と同時に製作することがで
きる。 (第2実施形態)第2実施形態は、弾性表面波モータを
把持具の駆動に用いた場合である。図5に、第2実施形
態の弾性表面波モータの構成を示す。
【0031】この弾性表面波モータは、板材20の同一
面上に、2つの圧電基板21、22が取付けられ、圧電
基板21には両端寄りの箇所に弾性表面波励起用駆動電
極としての交差指電極23、24が形成され、交差指電
極23と圧電基板端との間には振動吸収材27が形成さ
れ、交差指電極24と圧電基板端との間には振動吸収材
28が形成されている。また、圧電基板22には両端寄
りの箇所に交差指電極25、26が形成され、交差指電
極25と圧電基板端との間には振動吸収材29が形成さ
れ、交差指電極26と圧電基板端との間には振動吸収材
30が形成されている。なお、振動吸収材27〜30は
右下がりのハッチングにて示している。
【0032】上記4つの交差指電極23、24、25、
26は、第1実施形態と同様に、それぞれ波長が400
μm、450μm、500μm、550μmで製作され
ており、電源6から与えられる波形に基づき、交差指電
極2、3、4、5の各々により発生する弾性表面波(レ
イリー波)の中心周波数はそれぞれfr1=9.7MH
z、fr2=8.6MHz、fr3=7.8MHz、f
r4=7.1MHzである。
【0033】また、これら4つの交差指電極23、2
4、25、26は、第1実施形態と同様の配線を介し
て、アンプ6aと波形発生器6bとからなる1つの電源
と電気的に接続されている。この電源は、第1実施形態
と同様に4つの周波数、すなわちfr1、fr2、fr
3、fr4の交流電圧の一つを選択的に発生する。
【0034】圧電基板21における2つの交差指電極2
3と24との間には、移動体110が設けられ、また、
圧電基板22における2つの交差指電極25と26との
間にも、同様の移動体110が設けられている。これら
2つの移動体110には、途中の支点43の回りを回転
可能な2つの棒材41、42の一端41b、42bが連
結されている。これら2つの棒材41、42は、把持具
40を構成している。
【0035】2つの移動体110のうちの少なくとも一
方を、電源からの所望周波数の交流電圧を交差指電極に
印加すると、該当する一つの交差指電極から弾性表面波
が発生し、1つの移動体110を所定方向に移動させ
る。この移動体110の移動に伴って、棒材41、42
のうちの該当するものが支点43回りに回転し、棒材4
1、42の他端の把持部41a、42aの間で物体44
を把持したり、離したりできる。
【0036】このように構成された弾性表面波モータに
おいて、図6に示すように、電源がfr1、fr3の駆
動周波数を高速に切り替えるように発生させると、2つ
の把持部41a、42aが見掛け上同時に動き、物体4
4を把持する。
【0037】なお、上述した第1、第2実施形態では弾
性表面波励起用駆動電極に交差指電極を用いているが、
本発明はこれに限らず、交差指電極以外の弾性表面波励
起用駆動電極を使用することができる。
【0038】また、上述した第1実施形態では1つの圧
電基板上に4つの交差指電極を配設して、移動体を2方
向の両側に移動させるように構成しているが、本発明は
これに限らず、1つの圧電基板上で1つの移動体をn
(nは2以上の整数)方向以上で挟むように2n以上の
駆動電極を配設し、駆動電源が2n以上の駆動周波数の
交流電圧から一つを選択的に出力する構成としてもよい
ことは勿論である。
【0039】また、上述した第2実施形態では2つの圧
電基板上に各々2つの交差指電極を配設して、各圧電基
板上で移動体を1方向の両側に移動させるように構成し
ているが、本発明はこれに限らず、移動体を挟んで1対
の駆動電極が設けられた圧電基板をm(mは2以上の整
数)以上設け、駆動電源が2m以上の駆動周波数の交流
電圧から一つを選択的に出力する構成としてもよいこと
は勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による場合
には、駆動電源が駆動電極の中心周波数に応じた駆動周
波数を有する交流電圧の一つを選択的に出力すると、そ
の出力した交流電圧に対応する中心周波数を持つ駆動電
極が弾性表面波を励起する。このため、各駆動電極と駆
動電源との間にスイッチを設けなくとも、所望の駆動電
極にて弾性表面波を励起できるので、スイッチの切り替
え応答性を考慮する必要がない。また、弾性表面波を励
起する駆動電極とこれに対向する駆動電極とが、異なる
中心周波数で形成されているので、対向する駆動電極で
の反射波の影響を低減できる。また、複数の駆動電極に
対して1つの駆動電源を配した構成でよいので、コスト
的に安価な弾性表面波モータを提供することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る弾性表面波モータを示す外
観斜視図である。
【図2】(a)は第1実施形態に係る弾性表面波モータ
に用いた移動体を示す正面図、(b)はその底面図であ
る。
【図3】(a)は図1の弾性表面波モータにおいて駆動
周波数を変化させたときの移動体のY方向の速度を、
(b)は同様の移動体のX方向の速度を示す図である。
【図4】第1実施形態に係る弾性表面波モータにおい
て、交差指電極の製作と同時に交差指電極間を結ぶ配線
を製作したものを示す外観斜視図である。
【図5】第2実施形態の弾性表面波モータを把持具の駆
動に用いた構成を示す正面図である。
【図6】第2実施形態の弾性表面波モータにおける電源
が駆動周波数(fr1、fr3)を高速に切り替える例
を示す図である。
【図7】従来の弾性表面波モータを示す平面図である。
【図8】(a)は従来の弾性表面波モータにて固体の移
動体を駆動させる場合を示す正面図、(b)は同様に液
体の移動体を駆動させる場合を示す正面図である。
【図9】従来の弾性表面波モータであって、移動体を2
方向の両側に動かす構成のものを示す外観斜視図であ
る。
【図10】従来の弾性表面波モータであって、4つある
交差指電極に対し、切り替えスイッチを間に介して1つ
の電源を設けた構成のものを示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 圧電基板 2、3、4、5 交差指電極(弾性表面波励起用駆動電
極) 6 電源 20 板材 21、22 圧電基板 23、24、25、26 交差指電極(弾性表面波励起
用駆動電極) 40 把持具 110 移動体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H680 AA00 AA06 AA08 AA19 BB13 CC08 DD01 DD23 DD53 DD76 DD82 FF25 FF32 FF36

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板の上を移動される移動体を挟ん
    で、少なくとも1対の弾性表面波励起用駆動電極が圧電
    基板上に設けられ、この状態の圧電基板を1又は2以上
    有する弾性表面波モータにおいて、 上記駆動電極のそれぞれが異なる中心周波数を持つよう
    に形成されていると共に、各駆動電極と電気的に並列接
    続されて、各駆動電極に同じ交流電圧を印加する駆動電
    源が1つ設けられ、 上記駆動電源が上記駆動電極の中心周波数に応じた駆動
    周波数を有する交流電圧の一つを選択的に出力し、その
    出力した交流電圧に対応する駆動電極が弾性表面波を励
    起して上記移動体を、出力交流電圧の駆動周波数に対応
    する移動方向に移動させるよう構成されていることを特
    徴とする弾性表面波モータ。
  2. 【請求項2】 前記駆動電極が1つの圧電基板上に配設
    された1つの移動体をn(nは2以上の整数)方向以上
    で挟むように2n以上配設され、前記駆動電源が2n以
    上の駆動周波数の交流電圧から一つを選択的に出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の弾性表面波モータ。
  3. 【請求項3】 移動体を挟んで1対の駆動電極が設けら
    れた圧電基板がm(mは2以上の整数)以上設けられ、
    前記駆動電源が2m以上の駆動周波数の交流電圧から一
    つを選択的に出力することを特徴とする請求項1に記載
    の弾性表面波モータ。
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