JP2009177974A - 慣性駆動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】長時間使用し続け、移動部材と駆動部材との間に磨耗が生じた場合でも、安定した摩擦力が発生する構成にすることにより、長時間使用しても駆動速度や位置制御の低下が生じない慣性駆動アクチュエータを提供すること。
【解決手段】固定部材1と、固定部材1上に配置された振動基板3と、固定部材1に対して振動基板3を往復移動させる変位発生手段2と、振動基板3上に配置され、振動基板3の往復移動に対して慣性により振動基板3に対して移動する磁性体からなる移動体4と、移動体4に設けられたコイル5と、移動体4を往復運動させるための電圧を印加するとともに、コイル5に電流を印加して電磁気力を作用させることにより、振動基板3と移動体4との間に生じる摩擦力を制御する駆動手段20とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動部材と移動部材との摩擦力によって移動部材を所定の方向に移動させる慣性駆動アクチュエータに関するものである。
従来の慣性駆動アクチュエータについて構成を説明する。
電気機械変換素子、例えば圧電素子に緩やかな立ち上り部とこれに続く急速な立ち下り部からなる波形の駆動パルスを印加する。このとき、圧電素子は、駆動パルスの緩やかな立ち上り部では緩やかに厚み方向に伸び変位を生じ、急速な立ち下り部では急速な縮み変位を生じる。そこで、この特性を利用し、圧電素子に上記したような波形の駆動パルスを印加して異なる速度で充放電を繰り返し、圧電素子に速度の異なる厚み方向の振動を発生させる。圧電素子に固着された駆動部材は、異なる速度で往復移動し、駆動部材に摩擦結合した移動部材を所定の方向に移動させる。慣性駆動アクチュエータでは、移動部材は、駆動部材と移動部材との間の摩擦力を用いて所定の方向に運ばれる。
図13に、従来の慣性駆動アクチュエータの駆動部材13と移動部材14に関わる構成を示す。従来の慣性駆動アクチュエータは、駆動部材(駆動軸)13に移動部材14が押圧されることによって摩擦力を得ている。摩擦力を得る方法として板ばねを用いる方法がよく用いられているが、ここでは挟み込み部材15を挿入し、その上から弾性部材16によりはさみ込み部材15を押さえ込むことによって駆動部材13に摩擦力を与えている。挟み込み部材15は、駆動部材13の移動方向に対して移動部材14に緩みなく嵌合されている。これにより弾性部材16により発生する押圧力は移動部材14に対して変位しない挟み込み部材15を介して駆動部材13に伝えられる。そして、駆動部材13が軸方向に正方向、負方向に異なる速度で変化しても弾性部材16が弾性変形することがない。これにより、移動部材14を高速で安定して駆動することができる。
特許第3141714号公報
しかしながら、挟み込み部材15を弾性部材16で押圧する従来の構成では、それぞれの部品が大きくなってしまうため、小型化には向かない。また、挟みこみ部材15は駆動部材13と常に接触して摩擦を発生させ、駆動部材13上を相対的に移動している。そのため、長時間移動させ続けると挟みこみ部材15と駆動部材13の間の磨耗によって駆動部材13あるいは挟み込み部材15が磨り減ってしまう。そうなると弾性部材16が与える押圧力を移動部材14に正確に伝達できなくなる。その結果、移動部材14を十分に駆動させることができないなどといった不都合が生じる。さらに磨耗が大きくなった場合には、動作しなくなるという問題が生じるおそれもある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、移動部材と駆動部材との間に安定した摩擦力が発生する構成にすることにより、長時間使用しても駆動速度や位置制御の低下が生じない慣性駆動アクチュエータを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、固定部材と、一端が固定部材に固定され他端が往復運動する変位発生手段と、変位発生手段に接続され、変位発生手段の往復運動に伴い固定基板に対して往復運動する振動基板と、振動基板上に配置され、振動基板の往復移動に対して慣性により振動基板に対して移動する磁性体からなる移動体と、移動体に設けられたコイルと、変位発生手段を往復運動させるための電圧を印加するとともに、コイルに電流を印加して電磁気力を作用させることにより、振動基板と移動体との間に生じる摩擦力を制御する駆動手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、変位発生手段の往復運動の往路の速度と復路の速度とは、ともに等しいことが望ましい。
本発明の好ましい態様によれば、移動体には、吸着部が少なくとも1つ形成され、吸着部と振動基板との間に電磁気力に起因する磁気吸着力による摩擦力が生じることが望ましい。
本発明の好ましい態様によれば、吸着部の振動基板と対向する面の面積はコイルの径方向の断面積よりも大きく、吸着部の幅は振動基板の幅と少なくとも同じあるいは前記振動基板の幅よりも小さいことが望ましい。
本発明の好ましい態様によれば、コイルが形成された移動体を複数備え、駆動手段は複数の移動体のコイルに独立に電流を印加することによって、振動基板と複数の移動体との間の磁気吸着力を独立に変化させることが望ましい。
本発明の好ましい態様によれば、移動体には、更に連結部材を介して光学素子が取り付けられていることが望ましい。
本発明の好ましい態様によれば、吸着部は、移動体が移動する方向に2つ並んで形成され、コイルは2つの吸着部の間にあるとともに、コイルの軸が移動体の移動方向と一致していることが望ましい。
本発明の好ましい態様によれば、吸着部にはコイルを形成するための突起が、振動基板と対向する面に垂直な方向に形成されていることが望ましい。
本発明の好ましい態様によれば、突起が連結部材を兼ねていることが望ましい。
本発明の好ましい態様によれば、振動基板及び固定部材の少なくとも一方が磁性体からなることが望ましい。
本発明の好ましい態様によれば、固定部材の移動体と対向しない面に永久磁石が配置されていることが望ましい。
本発明の好ましい態様によれば、固定部材は、絶縁体からなり、移動体の移動方向と垂直方向の移動とを規制するためのガイドが形成されていることが望ましい。
本発明の好ましい態様によれば、振動基板には、移動体の移動方向と垂直方向の移動とを規制するためのガイドが形成されていることが望ましい。
本発明にかかる慣性駆動アクチュエータは、移動に必要な摩擦力を磁気吸着力によって得ているので、長時間使用した場合でも、振動基板や吸着部が磨耗することによる摩擦力の低下が起きない。したがって、磨耗による駆動速度や位置制御の低下が起きないので、長時間移動させ続けても、移動部材を十分に安定して駆動させることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる慣性駆動アクチュエータの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる慣性駆動アクチュエータの第1の実施例の構成を示す図である。以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1において、圧電素子2の一端が固定部材1に固定され、他端は振動基板3の一端に固定されている。振動基板3上には圧電素子2の振動方向に移動可能な移動体4が配置されている。移動体4は、吸着部4aとコイル5と突起7とで形成される。突起7は、吸着部4aの振動基板3と対向する面と反対側に設けられる。また、突起7にはコイル5が形成されている。
駆動回路20は、圧電素子2とコイル5とにそれぞれ接続される。なお、変位発生手段は、圧電素子2に相当する。
ここで、固定基板1または振動基板3は、磁性体(例えば鉄、磁性を持つステンレス)からなっており、吸着部4aもまた磁性体である。吸着部4aの底面は振動基板3に接触しており、コイル5に電流を印加すると磁界が発生する。発生した磁界は磁性体である移動体4を通り吸着部4aにも磁界を生じる。吸着部4aに発生した磁界によって、磁性体である振動基板3または固定部材1に対し磁気吸着力が発生し、移動体4と振動基板3とが密着し、その間に摩擦力が発生するようになっている。
図2、3に本アクチュエータの駆動波形を示す。図2(a)、(b)は移動体4を右に移動させる波形であり、図3(a)、(b)は移動体4を左に移動させる波形である。図2と図3を用いて駆動原理を説明する。
圧電素子2への印加波形が急峻に立ち上がっている部分では、圧電素子2が伸び変位を生じ、急激に左へ変位する。これに伴い振動基板3も急激に左へ移動する。
図3(a)、(b)に示すように、この圧電素子2への印加波形が立ち上がっている間、コイル5へ電流を印加する。電流に応じて、移動体4の吸着部4aと振動基板3との間に磁気吸着力が発生し摩擦が生じている。従って、振動基板3の移動と共に移動体4も左へと移動する。
逆に圧電素子2への印加波形が立ち下がっているところでは、圧電素子2が縮み変位を生じ、振動基板3が右へ変位する。この間、コイル5への電流を停止する。このとき、移動体4と振動基板3との間に電磁気力は無く、吸着力すなわち摩擦力が働かない。そのため、振動基板3が右に移動するときには、移動体4は振動基板3に対しすべりが生じると同時に慣性の力によりその位置にとどまろうとする。これを繰り返すことにより移動体4は、振動基板3に対して左へ移動することになる。
移動体4を右に移動させる場合には図2(a)、(b)に示すように、電圧の立ち下り時、すなわち圧電素子2を急激に縮める際に、コイル5に電流を流し磁界を発生させればよい。以上が本アクチュエータの基本的な駆動原理である。
このように圧電振動に同期させて磁気吸着力によって摩擦を与えているため、摩擦が増加したときのみ移動体は移動するので、駆動効率が上がる。さらに、摩擦力は、コイル5に印加する電流によって発生する磁気吸着力で制御しているため、磨耗等によって変化することがなくなる。したがって、長期にわたって使用しても安定した動作が可能になる。
また、従来であれば、摩擦力の発生に弾性部材による力を用いていたため、変位の制御に複雑な波形が必要であった。実施例では、磁気吸着力で制御するので図2、3に示すように、圧電素子2の変位速度を往復とも同じ速さで慣性駆動させることが可能である。したがって、圧電素子2を動作させる際に複雑な波形を作成することもない。
図4に本発明の第2の実施形態を示す。本実施形態は移動体41に第1の吸着部41a、第2の吸着部41bの2つの吸着部が形成されている。吸着部41a、41bの間には、移動体41の移動方向に軸をもつコイル51が形成されている。コイル51に電流を印加するとコイル51に発生した磁界が2つの吸着部41a、41bに発生する。2つの吸着部41a、41bにおいて磁気吸着力を得るので、より大きな磁気吸着力が得られる。
本実施例ではコイル51の軸を移動体41の移動方向と同じ方向とし、振動基板3との吸着部分として吸着部41a、41bの2つを設けることによって、小型化しても摩擦力を得るために十分な吸着力が得られるようになっている。また、コイル51の断面積を吸着部41a、41bの面積より小さくし、かつ吸着部41a、41bの幅(移動方向と垂直方向の長さ)は振動基板の幅と同じにすることによって、アクチュエータを小さくしている。
図5は、本発明の第3の実施例を示す。固定部材1に移動体41の移動方向と垂直の方向の移動を規制するためのガイド11を設けている。ガイド11を設けることによって移動体41の移動方向を圧電素子2の振動すなわち振動基板3の振動方向と一致させることができる。更に、ガイド11及び固定部材1の材質は絶縁体とし、振動基板3を磁性体とすることによって、ガイド11が発生する磁界の影響を受けず、吸着部41a、41bと振動基板3のみに磁界による磁気吸着力が発生する。
更に、図6、7のように永久磁石6を固定部材1の振動基板3と対向する位置に設けても良い。このように配置することによって、コイル5、51に通電していないときにも永久磁石6の磁界によって移動体4、41をその位置に保持することができる。
図8は第3の実施例の変形例を示したものである。固定部材1にガイド11を設けるのではなく、振動基板3にガイド11を設けている。振動基板3を磁性体にすることによって、吸着部41に発生する磁界が振動基板3と対向する面だけでなく、ガイド11にも磁界が生じ、磁気吸着が起こる。そのため、磁気吸着面積を増やすことができ、アクチュエータのサイズを小さくしても安定した駆動が可能となる。
図9に本発明の第4の実施例の構成を示す。また、図10、11にその駆動波形を示す。本実施例では2つの移動体42、43を振動基板3上に離して配置している。図10に示す駆動波形のように、圧電素子2への電圧印加のタイミングに合わせて、コイル52とコイル53のそれぞれに別のタイミングで電流を印加する。このようにして、一方の移動体を右へ、もう一方の移動体を左に移動させることができる。図11はコイル52、53へ印加する電流のタイミングを同じにしているので、2つの移動体42、43が同じ方向へ移動する。このように、1つの圧電素子2および振動基板3で移動体42、43のコイル52、53に印加する電流のタイミングを変えるだけで、アクチュエータのサイズ、主に移動方向と垂直方向へのサイズを大きくすることなく2つの移動体42、43を別々の方向あるいは同じ方向に移動させることができる。
図12(a)、(b)は、それぞれ本発明の第5の実施例の構成とそのA−A断面図を示している。本実施例は移動体4にレンズL2を連結しレンズL2を移動させる。レンズL2のほか固定されているレンズL1およびレンズL3などから光学系を形成し、更に、レンズL3側に撮像素子(不図示)を配置することによって光学装置を構築できる。本実施例ではひとつの移動体4とレンズの組合せであるが、移動体4とレンズの組合せを増やすことによって多群レンズ駆動によるズーム、オートフォーカスなどが実現できる。また、図12に示すようにコイル5を形成している突起部がレンズとの連結部を共有することによって、レンズ駆動系そのものを小さくすることも可能である。
以上のように、本発明にかかる慣性駆動アクチュエータは、駆動部材と移動部材との摩擦力によって移動部材を所定の方向に移動させる慣性駆動アクチュエータに有用であり、特に、長時間使用し続けても、安定した駆動速度や位置制御の必要な慣性駆動アクチュエータに適している。
第1の実施例の構成を示す図である。 第1の実施例の駆動波形を説明する図である。 第1の実施例の駆動波形を説明する他の図である。 第2の実施例の構成を示す図である。 第3の実施例の構成を示す図である。 第3の実施例の変形例の構成を示す図である。 実施例の変形例の構成を示す図である。 第3の実施例の変形例の構成を示す図である。 第4の実施例の構成を示す図である。 第4の実施例の駆動波形を説明する図である。 第4の実施例の駆動波形を説明する図である。 第5の実施例の構成を示す図である。 従来の構成を示す図である。
符号の説明
1 固定部材
2 圧電素子
3 振動基板
13 駆動基板
4、41、42、43 移動体
4a、41a、41b、42a、42b、43a、43b 吸着部
5、51、52、53 コイル
6 永久磁石
7 突起
11 ガイド
14 移動部材
15 挟み込み部
16 弾性部材
20 駆動回路


Claims (13)

  1. 固定部材と、
    一端が前記固定部材に固定され他端が往復運動する変位発生手段と、
    前記変位発生手段に接続され、前記変位発生手段の往復運動に伴い前記固定基板に対して往復運動する振動基板と、
    前記振動基板上に配置され、前記振動基板の往復移動に対して慣性により前記振動基板に対して移動する磁性体からなる移動体と、
    前記移動体に設けられたコイルと、
    前記変位発生手段を往復運動させるための電圧を印加するとともに、前記コイルに電流を印加して電磁気力を作用させることにより、前記振動基板と前記移動体との間に生じる摩擦力を制御するための電流を印加する駆動手段と、を備えていることを特徴とする慣性駆動アクチュエータ。
  2. 前記変位発生手段の前記往復運動の往路の速度と復路の速度とは、ともに等しいことを特徴とする請求項1に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  3. 前記移動体には、吸着部が少なくとも1つ形成され、前記吸着部と前記振動基板との間に前記電磁気力に起因する磁気吸着力による摩擦力が生じることを特徴とする請求項2に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  4. 前記吸着部の前記振動基板と対向する面の面積は前記コイルの径方向の断面積よりも大きく、前記吸着部の幅は前記振動基板の幅と少なくとも同じあるいは前記振動基板の幅よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  5. 前記コイルが形成された前記移動体を複数備え、前記駆動手段は前記複数の移動体のコイルに独立に電流を印加することによって、前記振動基板と前記複数の移動体との間の前記磁気吸着力を独立に変化させることを特徴とする請求項4に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  6. 前記移動体には、更に連結部材を介して光学素子が取り付けられていることを特徴とする請求項4または5に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  7. 前記吸着部は、前記移動体が移動する方向に2つ並んで形成され、前記コイルは前記2つの吸着部の間にあるとともに、前記コイルの軸が前記移動体の移動方向と一致していることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  8. 前記吸着部には前記コイルを形成するための突起が、前記振動基板と対向する面に垂直な方向に形成されていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  9. 前記突起が前記連結部材を兼ねていることを特徴とする請求項8に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  10. 前記振動基板及び前記固定部材の少なくとも一方が磁性体からなることを特徴とする請求項4から6に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  11. 前記固定部材の前記移動体と対向しない面に永久磁石が配置されていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  12. 前記固定部材は、絶縁体からなり、前記移動体の移動方向と垂直方向の移動とを規制するためのガイドが形成されていることを特徴とする請求項11に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  13. 前記振動基板には、前記移動体の移動方向と垂直方向の移動とを規制するためのガイドが形成されていることを特徴とする請求項10に記載の慣性駆動アクチュエータ。


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