JP5155731B2 - 慣性駆動アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、慣性駆動アクチュエータに関するものである。
電気機械変換素子、例えば圧電素子に緩やかな立ち上り部とこれに続く急速な立ち下り部からなる波形の駆動パルスを印加すると、駆動パルスの緩やかな立ち上り部では圧電素子が緩やかに厚み方向に伸び変位を生じ、急速な立ち下り部では急速な縮み変位を生じる。そこで、この特性を利用し、圧電素子に上記したような波形の駆動パルスを印加して異なる速度で充放電を繰り返し、圧電素子に速度の異なる厚み方向に振動を発生させ、圧電素子に固着された駆動軸を異なる速度で往復移動させ、駆動軸に摩擦結合した移動体を所定の方向に移動させるアクチュエータが知られている。
このようなアクチュエータの従来例として、図13に示すアクチュエータ200がある。図13(a)は、従来のアクチュエータ200の構成を示す斜視図、(b)は、(a)のXIIIB−XIIIB線における断面図である。このアクチュエータ200は、駆動軸203に移動体204が押圧されることによって摩擦力を得ている。摩擦力を得る方法として板ばねを用いる方法がよく用いられているが、ここでは挟み込み部材205を挿入し、その上から弾性部材206により挟み込み部材205を押さえ込むことによって駆動軸203に摩擦力を与えている。挟み込み部材205は、駆動軸203の移動方向に対して移動体204に緩みなく嵌合されている。以上の構成では、弾性部材206により発生する押圧力は、移動体204に対して変位しない挟み込み部材205を介して駆動軸203に伝えられるので、駆動軸203が軸方向に正方向、負方向に異なる速度で変化しても弾性部材206が弾性変形することなく、移動体204を高速で安定して駆動することができる。
また、従来のアクチュエータとして、図14に示すアクチュエータを挙げることができる。図14は、従来のアクチュエータ300の構成を示す概観図である。図14に示すアクチュエータ300は、位置検出が可能であって、圧電素子301、駆動軸302、駆動軸302に摩擦結合した移動体303、アクチュエータのフレーム304、及び、検出部材305を備える。圧電素子301の一端はフレーム304に接着等の手段で固定され、圧電素子301の他端には駆動軸302が接着等の手段で固定されている。移動体303は、駆動軸302上を摺動して移動することができる。
検出部材305は、移動体303の位置を静電容量に基づいて検出するための固定電極を構成するもので、移動体303の移動方向に沿って平行に、非接触の状態で配置され、フレーム304に固定されている。また、駆動軸302、移動体303、及び検出部材305は導電性の材料で構成されている。
検出部材305において、移動体303に対向する面に、移動体303の移動方向に沿って一定の間隔で凹凸部が形成されて電極305aを構成している。電極305aと移動体303とは間隔Dを隔てて対向して静電容量Cのコンデンサを形成している。移動体303と、電極305aのうちの凸部と、の間の静電容量は、移動体303と、電極305aのうちの凹部と、の間の静電容量より大きくなっているため、移動体303が移動することにより、移動体303と電極305aとの間の静電容量が周期的に変化する。アクチュエータ300は、このような静電容量の変化の周期を捕らえて移動体303の位置を検出するものである。
特開2003−185406号公報
しかしながら、圧電素子301、駆動軸302、及び移動体303からなるアクチュエータ部310と、検出部材305を備えた位置センサ部320と、が別個に設置されると、アクチュエータ部310および位置センサ部320がそれぞれ移動軸と検出軸を持っているため、取り付け方によっては、その2つの軸がずれてしまう。上記従来例の300のように静電容量を検出する位置センサは、移動体303と電極305aとの間のギャップによって静電容量値が変化するため、移動軸と検出軸がギャップ方向にずれた場合、移動体303と電極305aとの間のギャップが移動体303の位置によって変わってしまう。したがって、移動体303の位置によって静電容量が変わることによって、検出精度がわるくなり、正確な位置検出が難しくなる。また、移動体303の全移動範囲においてギャップを同一に保つために移動体303と電極305aとを互いに平行に配置するのは非常に困難であり、位置精度を向上させるには組立精度をあげなければならない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、移動体の全移動範囲に渡って、正確な位置検出を行うことのできる慣性駆動アクチュエータを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る慣性駆動アクチュエータは、固定部材と、固定部材に接続され、第1の方向とその逆の第2の方向とに変位を発生する変位発生手段と、変位発生手段が発生した変位によって往復運動する振動基板と、振動基板上に配置され、慣性に基づく移動が可能な移動体と、移動体に接続され、電流を印加することによって、移動体に電磁気力を作用させることによって、移動体と振動基板との間の摩擦力を制御する駆動手段と、振動基板の平面上に、移動体と絶縁体層を介して対向するように配置され、かつ、移動体の移動に伴い移動体との対向面積が連続的に増加もしくは連続的に減少するように形成された、位置検出機能を備える検出電極と、移動体と検出電極との間に生じる静電容量を検出することによって、移動体の位置を検出する位置検出手段と、を具備し、検出電極は移動体の移動方向に対して2つに分割されており、移動体は分割された2つの電極にまたがるように配置され、移動体は駆動手段によって印加された電流によって電磁気力を発生するコイルを備え、2つに分割された電極の一方の電極の配線はコイルの信号線と同一の配線で駆動手段に接続され、他方の電極はコイルのGND線と同一の配線でGNDに接地され、位置検出手段が移動体と検出電極との間に生じる静電容量を検出するタイミングは、駆動手段により、移動体を移動させた後であることを特徴としている。
本発明に係る慣性駆動アクチュエータにおいて、コイルを備えた移動体が移動方向と垂直方向に複数存在し、駆動手段は複数のコイルに独立に電流を印加することによって、振動部材と移動体との間の磁気吸着力を独立に変化させることができる。
本発明に係る慣性駆動アクチュエータにおいて、検出電極は移動体の移動方向に対して3つに分割されており、コイルを備えた移動体が移動方向に複数存在し、駆動手段は複数のコイルに独立に電流を印加することによって、振動部材と移動体との間の磁気吸着力を独立に変化させることが好ましい。
本発明に係る慣性駆動アクチュエータにおいて、移動方向に分割された3つの電極のうち隣り合わない2つの電極の配線は共通であるとよい。
本発明に係る慣性駆動アクチュエータは、移動体の全移動範囲に渡って、正確な位置検出を行うことのできる慣性駆動アクチュエータを提供することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明に係る慣性駆動アクチュエータの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータについて図面を参照しながら説明する。
まず、図1、図2を参照しつつ、第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ10の駆動原理について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ10の構成を示す斜視図である。慣性駆動アクチュエータ10においては、固定基板11上に振動基板13が載置されるとともに、圧電素子12の一端が固定部材11に固定され、他端は振動基板13の一端に固定されている。振動基板13上には圧電素子12の振動方向に移動可能な移動体24が配置されている。移動体24の下面には吸着部24aが形成されており、移動体24の上面、すなわち振動基板13と対向する面と反対側の面には突起24bが設けられている。この突起24bには外周面に沿ってコイル25が配置されている。固定基板11及び/又は振動基板13は、磁性体(例えば鉄、磁性を持つステンレス)からなっており、吸着部24aもまた磁性体である。吸着部24aの底面は振動基板13に接触しており、コイル25に電流を印加すると磁界が発生する。発生した磁界は、磁性体である移動体24を通り、これにより吸着部24aにも磁界が生じる。このように吸着部24aに発生した磁界によって、磁性体である振動基板13及び/又は固定部材11に対し磁気吸着力が発生するため、移動体24は振動基板13又は固定基板11に吸着される。また、固定基板11の底面には永久磁石19が配置されており、固定基板11及び/又は振動基板13を吸引する。なお、図示はしないが、振動基板13の圧電素子12が固定されている端面とは反対の端面と、固定基板11と、の間にばねが配置されている。
図2は、慣性駆動アクチュエータ10の駆動波形を示すグラフであって、上のグラフは圧電素子12への印加波形を示し、下のグラフは25への印加波形を示す。また、図2(a)は移動体24を右(圧電素子12に近づく方向)に移動させる波形であり、(b)は移動体24を左(圧電素子12から遠ざかる方向)に移動させる波形である。図1と図2(b)を例にとって駆動原理を説明する。図2(b)の上のグラフに示すように、圧電素子12への印加波形が急峻に立ち上がっている部分では、圧電素子12が急激に左へ微小変位(伸張)するのに伴い振動基板13も急激に左へ移動する。このとき、図2(b)の下のグラフに示すように、コイル25へは電流が印加されているため、移動体24の吸着部24aと振動基板13との間に磁気吸着力が発生し摩擦が生じている。従って、振動基板13の移動と共に移動体24も左へと移動する。
これに対して、圧電素子12への印加波形が立ち下がっているところでは、コイル25へ電流を流していない。このため、移動体24と振動基板13との間に吸着力すなわち摩擦力が働かない。したがって、圧電素子12への印加波形の立ち下がりによって、圧電素子12が右へ微小変位して振動基板13が右に移動するときには、移動体24と振動基板13との摩擦力はないため、すべりが生じると同時に移動体24の慣性により移動体24はその位置にとどまろうとする。
以上のような圧電素子12及び25に対する信号印加を繰り返すことにより、移動体24は振動基板13に対して左へ移動することになる。
一方、移動体24を右に移動させる場合には、図2(a)に示すように、圧電素子12への印加波形を立ち下げて圧電素子12を急激に縮める際に、コイル25に電流を流し磁界を発生させればよい。以上が第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ10の基本的な駆動原理である。
このように圧電素子12の圧電振動に同期させて磁気吸着力によって、移動体24と固定基板11又は振動基板13との間に摩擦を与えているため、摩擦が増加したときのみ移動体24が移動する。これにより、駆動効率が上がるとともに、摩擦力はコイル25に印加する電流によって発生する磁気吸着力で制御しているため、磨耗等によって摩擦力が変化するようなことがなく、安定した動作が可能になる。また、圧電素子12の変位速度を往復で変化させることなく慣性駆動させることが可能である。したがって、圧電素子12を動作させる際に複雑な波形を作成することもない。
つづいて、図3から図5を参照して、慣性駆動アクチュエータ10と同様に駆動でき、かつ、位置検出機能を備えた慣性駆動アクチュエータ30について説明する。図3(a)は、第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ30の構成を示す概観図であって、位置検出手段51及び駆動手段52以外の構成要素については平面図で示す。図3(b)は、慣性駆動アクチュエータ30の構成を示す側面図である。なお、図3(b)では、位置検出手段51及び駆動手段52の図示を省略している。
図3は、図1で示した慣性駆動アクチュエータ10の位置を検出するための構成を示したものである。固定部材31上には、長板状の振動基板33が長手方向に移動可能に載置されている。振動基板33の長手方向の一端には圧電素子32(変位発生手段)の一端が固定され、圧電素子32の他端は固定基板31に固定されている。また、振動基板33の長手方向の他端にはばね34の一端が固定され、ばね34の他端は固定基板31に固定されている。圧電素子32は、電圧を印加又は解除することにより、伸張する方向(第1の方向)と収縮する方向(第2の方向)とに微小変位を発生する。振動基板33上には、圧電素子32の振動方向に移動可能な移動体44が配置されている。移動体44の下面には、吸着部24aと同様の吸着部(不図示)が形成されており、移動体44の上面には突起44bが設けられている。この突起44bには外周面に沿ってコイル45が配置されている。
振動基板33には移動体44の位置を検出するための電極35、36(検出電極)が形成されている。電極35、36は、駆動手段52およびGNDへ、それぞれ配線されている。また、移動体44の突起44bのうち、コイル45が配置されていない部分にも配線がされており、この配線は位置検出手段51へ接続されている。電極35、36は振動基板33上の移動方向(振動基板33の長手方向)において2つに分割されている。移動体44は、分割された2つの電極35、36の両方に跨るように配置されている。移動体44は、この2つの電極35、36を常に跨るように、振動基板33の長手方向に移動する。これにより、移動体44とそれぞれの電極35、36との対向する部分でコンデンサが形成される。したがって、移動体44と、電極35、36と、の対向する面積に比例した静電容量を検出することで、移動体44の位置を検出することが出来る。第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ30では、電極を2つに分割して、電極35と移動体44との間の静電容量と、電極36と移動体44との間の静電容量と、の差分を取ることによって容量の変化量だけを抽出して分解能を得ている。このような構成にすれば、振動基板33に形成された電極35、36は位置検出機能を備えているため、移動体44が移動する際のアクチュエータとしての移動軸と、移動体44の位置を検出するための検出軸と、が互いに一致する。従って、移動軸と検出軸は容易に一致させることが出来るので、従来のような正確な組立を必要としない。
さらに、振動基板33上の電極35、36、及び絶縁膜38は、半導体プロセスで振動基板33と同一平面状に形成することができる。これにより、検出するギャップ(移動体44と電極35、36との間隔)も、移動体44の全移動範囲に渡って、数um、あるいはサブum以下と非常に狭く、かつ、一定に保つことができる。このため、大きな静電容量を移動範囲全域で得られることから、検出分解能も向上させることが可能である。
図4は、図3の静電容量検出部分を回路に置き換えた図である。図4に示すように、移動体44と対向する電極35と電極36でそれぞれ可変コンデンサが形成されている。電極35は駆動手段52からの配線により静電容量を検出するための電圧波形が印加される。移動体44には、コイル45以外の部位に配線がされており、その配線は位置検出手段51に接続されている。駆動手段52からは主に正弦波が印加され、印加された正弦波の振幅が移動体44と対向するそれぞれの電極35、36との間の静電容量により変化する。これは2つのコンデンサを抵抗に見立てれば、一種の抵抗分割回路であり、移動体44からの配線からは分圧された振幅が正弦波として出力される。
図5は第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ30における駆動検出波形を示したグラフである。図5は移動体44が右に移動するときの波形を示している。図5(a)は圧電素子32への印加波形を、(b)はコイル45への印加波形を、(c)は電極35への印加波形を、(d)は移動体44からの出力波形を、(e)は位置検出手段51からの出力波形を、それぞれ示す。図5(a)、(b)については、図2(a)における圧電素子12への印加波形とコイル25への印加波形と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、移動体44が左に移動する場合については、図2(b)に示す波形と同様の波形を印加する。
駆動手段52から電極35に対して、圧電素子32、コイル45への波形とは別に、図5(c)に示す正弦波を印加すると、図4に示す回路効果によって分圧された正弦波が出力される。図5に示すような移動体44が右へ移動する例では、移動体44が右へ(図3における右方向へ)移動すると移動体44と電極35との対向面積は徐々に小さくなる一方、移動体44と電極36との対向面積は徐々に大きくなる。このため、図5(d)、(e)に示すように、結果として移動体44からの出力は右に行くにつれてその振幅が小さくなる。位置検出手段51は、この振幅成分のみを抽出し、これを移動体44の位置として検出する。また、電圧印加経路を上述のように構成したため、移動体24を固定部材31又は振動基板33に吸着させるための電圧と、移動体24の位置検出のための電圧と、を同時に印加することができる。このため、効率的に位置検出を行うことができるとともに、従来のアクチュエータに比べて、配線を少なくすることができる。
位置検出の分解能を向上させるための変形例について、図6を参照して説明する。図6は、変形例に係る慣性駆動アクチュエータの位置検出手段151の構成を示す回路図である。図6に示す位置検出手段151は、移動体44が中央にきたとき、すなわち、移動体44と電極35、電極36との対向面積が同じになるときの容量に等しい容量をもつ2つのコンデンサ151a、151bを、駆動手段52と、電極35に相当する可変コンデンサと、の間に接続し、電極35及び電極36に相当する2つのコンデンサ間からの出力(移動体44からの出力)とともに、振幅抽出部151cに入力している。振幅抽出部151cにおいて振幅を抽出する際、移動体44からの出力と、2つのコンデンサ151a、151bからの出力と、の差分から振幅を抽出する。これによって、図5(d)、(e)で示す抽出した結果のオフセット分がなくなり、更に分解能を向上させることが出来る。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ60について、図7、図8を参照しつつ説明する。図7(a)は第2実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ60の構成を示す概観図であって、位置検出手段51及び駆動手段62以外の構成要素については平面図で示す。図7(b)は、慣性駆動アクチュエータ60の構成を示す側面図である。なお、図7(b)では、位置検出手段51及び駆動手段62の図示を省略している。図8は、第2実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ60における駆動検出波形を示したグラフであって、移動体44が右に移動するときの波形を示している。図8(a)は圧電素子32への印加波形を、(b)はコイル45への印加波形を、(c)は電極35への印加波形を、(d)は移動体44からの出力波形を、(e)は位置検出手段51からの出力波形を、それぞれ示す。なお、第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ30と同様の部材については同じ参照符号を使用する。
第2実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ60では、電極35への配線と、移動体44のコイル45への配線と、を同一として駆動手段62につなげている。また、電極36への配線、コイル45のGND側の配線、及び、圧電素子32のGND側の配線を同一にしてGNDへ接地している。また、慣性駆動アクチュエータ60では、駆動のための出力信号を印加して移動体44を移動させた後に位置検出の動作を行っている。このようにすることによって、少なくとも電極35とコイル45の配線を同一にすることが可能になるため、配線数を減らし、更なる小型化が可能になる。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
つづいて、本発明の第3実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ70について、図9、図10を参照して説明する。図9は、第3実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ70の構成を示す概観図であって、位置検出手段91及び駆動手段92以外の構成要素については平面図で示す。図10は、第3実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ70における駆動検出波形を示したグラフであって、移動体84を右へ、移動体86を左へ、それぞれ移動させるときの波形を示している。図10(a)は圧電素子32への印加波形を、(b)はコイル85への印加波形を、(c)はコイル87への印加波形を、(d)は電極76への印加波形を、(e)は移動体84からの出力波形を、(f)は移動体86からの出力波形を、(g)は位置検出手段91からの出力波形を、それぞれ示す。なお、第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ30と同様の部材については同じ参照符号を使用する。
第3実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ70は、移動方向(固定基板31の長手方向)において2つの移動体84、86が順に配置され、移動体84、86の移動方向に分割された3つの電極75、76、77(検出電極)が順に配置され、それぞれの移動体の位置を検出するものである。また、第1実施形態の移動体24と同様に、移動体84、86の下面には吸着部(不図示)が形成されており、移動体84、86の上面には突起84b、86bがそれぞれ設けられている。さらに、これら突起84b、86bには、外周面に沿ってコイル85、87がそれぞれ配置されている。
3つに分割されている電極75、76、77のうちの中央の電極76は、移動体84に形成されたコイル85と同じ配線につながれて、駆動手段92に接続されている。なお、電極76の配線はコイル87につながれていてもかまわない。また、電極76の両側にある電極75および電極77はそれぞれGNDに接地されている。このように、電極75及び電極77がGNDに接地されているため、基板上で配線されていれば、更に、配線数を少なくすることも出来る。また、突起84bのコイル85が配置されていない部分、及び、突起86bのコイル85が配置されていない部分は、位置検出手段91に接続されている。このような構成において、静電容量は、(1)移動体84と、電極75および電極76との間、並びに、(2)移動体86と、電極76および電極77との間に、それぞれ発生し、これらの静電容量を検出することによって移動体84、86の位置を検出できる。
図10は、移動体84、86の位置を検出するための駆動検出波形であって、移動体84を右、移動体86を左に動かす場合の例で示している。ここで、図10(a)、(b)については、図2(a)における圧電素子12への印加波形とコイル25への印加波形と同様であり、図10(c)についても図2(b)におけるコイル25への印加波形と同様であるため、詳細な説明は省略する。
移動体84が右に動くと、電極76と移動体84との間の静電容量が大きくなるため、図10(e)に示すように、出力信号は小さくなっていく。一方、移動体86が左に移動すると、電極76と移動体86との間の静電容量が大きくなるため、図10(f)に示すように、出力信号は大きくなる。これらの出力信号は91に入力され、抽出された振幅成分が移動体の位置として検出される(図10(g))。
以上のとおり、第3実施形態では、1つの圧電素子32で2つの移動体84、86を同時に動かせるだけでなく、それぞれの移動体の位置を検出することが可能になるため、アクチュエータを小型化することが出来る。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
(第4実施形態)
次に、図11、図12を参照しつつ、本発明の第4実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ100について説明する。図11は、第4実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ100の構成を示す概観図であって、位置検出手段121及び駆動手段122以外の構成要素については平面図で示す。図12は、慣性駆動アクチュエータ100の駆動波形を示すグラフであって、上段のグラフは圧電素子32への印加波形を示し、中段のグラフはコイル115への印加波形を示し、下段のグラフはコイル117への印加波形を示す。また、図12(a)は、移動体114を右へ、移動体116を左へ、それぞれ移動させるときの波形を示しており、(b)は、移動体114を左へ、移動体116を右へ、それぞれ移動させるときの波形を示している。なお、第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ30と同様の部材については同じ参照符号を使用する。
第4実施形態に係る慣性駆動アクチュエータ100では、2つの移動体114、116が移動方向と垂直な方向(固定基板31の幅方向)に並んで配置されている。一方、2つの電極105、106(検出電極)は、移動体114、116の移動方向に並置されている。また、第1実施形態の移動体24と同様に、移動体114、116の下面には吸着部(不図示)が形成されており、移動体114、116の上面には突起114b、116bがそれぞれ設けられており、これらの突起84b、86bには、外周面に沿ってコイル115、117がそれぞれ配置されている。また、電極105、コイル115、117、及び圧電素子32には駆動手段122が接続されている。コイル115、117、電極106、及び圧電素子32はGNDに接地されている。また、突起114bのコイル115が配置されていない部分、及び、突起116bのコイル115が配置されていない部分は、位置検出手段121に接続されている。
このような構成にすれば、振動基板33を移動体の移動方向に長くすることはなくなり、更に電極105と電極106は2つの移動体114、116と間で静電容量をそれぞれ検出することが可能となるため、更にアクチュエータの小型化が可能となる。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
以上のように、本発明に係る慣性駆動アクチュエータは、移動体を微小に変位させることができ、かつ、移動体の位置を高い精度で検出することが求められる小型機器に有用である。
第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの構成を示す斜視図である。 (a)は移動体を右に移動させる駆動波形を示すグラフ、(b)は移動体を左に移動させる駆動波形を示すグラフである。 (a)は、第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの構成を示す概観図であり、(b)は、慣性駆動アクチュエータの構成を示す側面図である。 図3の静電容量検出部分を回路に置き換えた図である。 第1実施形態に係る慣性駆動アクチュエータにおける駆動検出波形を示したグラフである。 変形例に係る慣性駆動アクチュエータの位置検出手段の構成を示す回路図である。 (a)は第2実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの構成を示す概観図であり(b)は慣性駆動アクチュエータの構成を示す側面図である。 第2実施形態に係る慣性駆動アクチュエータにおける駆動検出波形を示したグラフであって、移動体が右に移動するときの波形を示している。 第3実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの構成を示す概観図である。 第3実施形態に係る慣性駆動アクチュエータにおける駆動検出波形を示したグラフである。 第4実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの構成を示す概観図である。 第4実施形態に係る慣性駆動アクチュエータの駆動波形を示すグラフである。 (a)は従来のアクチュエータの構成を示す斜視図、(b)は(a)のXIIIB−XIIIB線における断面図である。 従来のアクチュエータの構成を示す概観図である。
符号の説明
10 慣性駆動アクチュエータ
11 固定部材
12 圧電素子(変位発生手段)
13 振動基板
24 移動体
24a 吸着部
24b 突起
25 コイル
30 慣性駆動アクチュエータ
31 固定基板
32 圧電素子(変位発生手段)
33 振動基板
34b 突起
34 ばね
35、36 電極(検出電極)
38 絶縁膜
44 移動体
44b 突起
45 コイル
51 位置検出手段
52 駆動手段
60 慣性駆動アクチュエータ
62 駆動手段
70 慣性駆動アクチュエータ
75、76、77 電極(検出電極)
84、86 移動体
84b、86b 突起
85、87 コイル
91 位置検出手段
92 駆動手段
100 慣性駆動アクチュエータ
105、106 電極(検出電極)
114、116 移動体
114b、116b 突起
115、117 コイル
121 位置検出手段
122 駆動手段
151 位置検出手段

Claims (4)

  1. 固定部材と、
    前記固定部材に接続され、第1の方向とその逆の第2の方向とに変位を発生する変位発生手段と、
    前記変位発生手段が発生した前記変位によって往復運動する振動基板と、
    前記振動基板上に配置され、慣性に基づく移動が可能な移動体と、
    前記移動体に接続され、電流を印加することによって、前記移動体に電磁気力を作用させることによって、前記移動体と前記振動基板との間の摩擦力を制御する駆動手段と、
    前記振動基板の平面上に、前記移動体と絶縁体層を介して対向するように配置され、かつ、前記移動体の移動に伴い前記移動体との対向面積が連続的に増加もしくは連続的に減少するように形成された、位置検出機能を備える検出電極と、
    前記移動体と前記検出電極との間に生じる静電容量を検出することによって、前記移動体の位置を検出する位置検出手段と、
    を具備し、
    前記検出電極は前記移動体の移動方向に対して2つに分割されており、前記移動体は前記分割された2つの電極にまたがるように配置され、
    前記移動体は前記駆動手段によって印加された電流によって電磁気力を発生するコイルを備え、前記2つに分割された電極の一方の電極の配線は前記コイルの信号線と同一の配線で前記駆動手段に接続され、他方の電極は前記コイルのGND線と同一の配線でGNDに接地され、前記位置検出手段が前記移動体と前記検出電極との間に生じる静電容量を検出するタイミングは、前記駆動手段により、前記移動体を移動させた後であることを特徴とする慣性駆動アクチュエータ。
  2. 前記コイルを備えた移動体が移動方向と垂直方向に複数存在し、前記駆動手段は前記複数のコイルに独立に電流を印加することによって、前記振動部材と前記移動体との間の磁気吸着力を独立に変化させることを特徴とする請求項1に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  3. 前記検出電極は前記移動体の移動方向に対して3つに分割されており、前記コイルを備えた移動体が移動方向に複数存在し、前記駆動手段は前記複数のコイルに独立に電流を印加することによって、前記振動部材と前記移動体との間の磁気吸着力を独立に変化させることを特徴とする請求項1に記載の慣性駆動アクチュエータ。
  4. 前記移動方向に分割された3つの電極のうち隣り合わない2つの電極の配線は共通であることを特徴とする請求項3に記載の慣性駆動アクチュエータ。
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